JP3254407B2 - 鉄塔建て替え工事方法 - Google Patents
鉄塔建て替え工事方法Info
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- JP3254407B2 JP3254407B2 JP17150797A JP17150797A JP3254407B2 JP 3254407 B2 JP3254407 B2 JP 3254407B2 JP 17150797 A JP17150797 A JP 17150797A JP 17150797 A JP17150797 A JP 17150797A JP 3254407 B2 JP3254407 B2 JP 3254407B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、架空送電線の鉄塔
を建て替える工事方法に関する。
を建て替える工事方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】架空送電線の工事に伴う停電は電気の利
用分野において多大な影響をもたらすため、その停電の
時間は最小限にとどめる必要がある。
用分野において多大な影響をもたらすため、その停電の
時間は最小限にとどめる必要がある。
【０００３】鉄塔の建て替え工事においても、上記と同
様の必要性を生じるため、鉄塔建て替え工事中は、感電
事故防止のために建て替え対象の鉄塔、及びその工事用
地から一定以上に離れた地点に仮の送電ルートを設けて
電気的接続を確保する必要がある。
様の必要性を生じるため、鉄塔建て替え工事中は、感電
事故防止のために建て替え対象の鉄塔、及びその工事用
地から一定以上に離れた地点に仮の送電ルートを設けて
電気的接続を確保する必要がある。
【０００４】図１０は、従来の鉄塔建て替え工事方法の
例を示しており、電気的に影響を受けない作業敷地１を
確保するため、建て替え鉄塔２の代わりとなる仮の鉄塔
３を新規に建設し、それまで建て替え鉄塔を経由してい
た送電ルートを新規の仮鉄塔に移し替え、所要の鉄塔建
て替え工事を済ませた後、再び送電ルートを戻すという
仮の工事を行う方法からなる。
例を示しており、電気的に影響を受けない作業敷地１を
確保するため、建て替え鉄塔２の代わりとなる仮の鉄塔
３を新規に建設し、それまで建て替え鉄塔を経由してい
た送電ルートを新規の仮鉄塔に移し替え、所要の鉄塔建
て替え工事を済ませた後、再び送電ルートを戻すという
仮の工事を行う方法からなる。
【０００５】一方、上記のような仮の送電ルートを必要
としない方法として、包み込み工事方法がある。この工
事方法は、既設の鉄塔の外側に包み込むように新部材を
組み立てた後、既設の鉄塔を解体撤去するという方法で
ある。
としない方法として、包み込み工事方法がある。この工
事方法は、既設の鉄塔の外側に包み込むように新部材を
組み立てた後、既設の鉄塔を解体撤去するという方法で
ある。
【０００６】上記の包み込み工事方法では、上部の組み
立てを行うにあたっては、送電線路を停止したり、電線
を仮のアーム等により距離を確保できる位置まで突き出
す等の手段が取られる。
立てを行うにあたっては、送電線路を停止したり、電線
を仮のアーム等により距離を確保できる位置まで突き出
す等の手段が取られる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術のう
ち、図１０に示す鉄塔建て替え工事方法では、仮のルー
トにもかかわらず、工事の規模が大きくなるため、仮の
鉄塔の建設や電線の張り替え等によるコストが高くつ
き、工事期間も長くなる。さらに、仮の鉄塔建設の用地
が必要となる等の問題もある。
ち、図１０に示す鉄塔建て替え工事方法では、仮のルー
トにもかかわらず、工事の規模が大きくなるため、仮の
鉄塔の建設や電線の張り替え等によるコストが高くつ
き、工事期間も長くなる。さらに、仮の鉄塔建設の用地
が必要となる等の問題もある。
【０００８】一方、包み込み工事方法では、仮の鉄塔を
設けないで済むものの、鉄塔建て替えにあたっては、充
電部に近い場所での作業となり、線路が活線状態であれ
ば安全性に不安があり、また、線路が停止状態であれば
停止期間が長くなる等の問題がある。
設けないで済むものの、鉄塔建て替えにあたっては、充
電部に近い場所での作業となり、線路が活線状態であれ
ば安全性に不安があり、また、線路が停止状態であれば
停止期間が長くなる等の問題がある。
【０００９】そこで、本発明の解決すべき課題（目的）
は、鉄塔の建て替えに伴って必要となる電気的接続確保
のためのルートを簡素化し、工事コストの低減、工事期
間の短縮とともに短時間で建て替えが済み、施工現場と
活線部分との距離も確保できる、鉄塔建て替え工事方法
を提供することにある。
は、鉄塔の建て替えに伴って必要となる電気的接続確保
のためのルートを簡素化し、工事コストの低減、工事期
間の短縮とともに短時間で建て替えが済み、施工現場と
活線部分との距離も確保できる、鉄塔建て替え工事方法
を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明により提供する第
一手段としての鉄塔建て替え工事方法は、架空送電線の
鉄塔建て替えの対象となる鉄塔をはさむ２つの径間を電
気的に接続するジャンパ線を長尺化し、この長尺化した
ジャンパ線を鉄塔建て替え作業用地を迂回させ、且つ前
記架空送電線と前記鉄塔の電線支持点とを任意の長さの
絶縁支持線により接続して、所要の鉄塔の建て替え工事
を行う方法である。
一手段としての鉄塔建て替え工事方法は、架空送電線の
鉄塔建て替えの対象となる鉄塔をはさむ２つの径間を電
気的に接続するジャンパ線を長尺化し、この長尺化した
ジャンパ線を鉄塔建て替え作業用地を迂回させ、且つ前
記架空送電線と前記鉄塔の電線支持点とを任意の長さの
絶縁支持線により接続して、所要の鉄塔の建て替え工事
を行う方法である。
【００１１】前記の方法において、望ましい幾つかの実
施態様を提供し得る。例えば、長尺化したジャンパ線
は、前記鉄塔建て替え作業用地の迂回部分で支持柱によ
り支持する方法である。
施態様を提供し得る。例えば、長尺化したジャンパ線
は、前記鉄塔建て替え作業用地の迂回部分で支持柱によ
り支持する方法である。
【００１２】
【００１３】本発明により提供する第二手段としての鉄
塔建て替え工事方法は、架空送電線の２つの鉄塔よりな
る径間中の任意の地点に新規の鉄塔を挿入する鉄塔建て
替え工事方法において、前記径間にかかる電線の任意の
２点間に絶縁支持線を挿入して、且つ前記絶縁支持線を
はさむ２つの電線を新規の長尺化したジャンパ線により
接続して、所要の鉄塔の建て替え工事を行う方法であ
る。
塔建て替え工事方法は、架空送電線の２つの鉄塔よりな
る径間中の任意の地点に新規の鉄塔を挿入する鉄塔建て
替え工事方法において、前記径間にかかる電線の任意の
２点間に絶縁支持線を挿入して、且つ前記絶縁支持線を
はさむ２つの電線を新規の長尺化したジャンパ線により
接続して、所要の鉄塔の建て替え工事を行う方法であ
る。
【００１４】前記の方法において、望ましい幾つかの実
施態様を提供し得る。例えば、新規の長尺化したジャン
パ線は、作業用地の迂回部分で支持柱により支持する方
法である。
施態様を提供し得る。例えば、新規の長尺化したジャン
パ線は、作業用地の迂回部分で支持柱により支持する方
法である。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の第一手段として
の鉄塔建て替え工事方法の全容を示しており、建て替え
対象の鉄塔の前後の径間を電気的に接続するジャンパ線
を長尺化し、その長尺化するジャンパ線４を鉄塔建て替
え用地１を迂回させて、支持柱５にて支持することによ
り、径間の電気的接続を保ちながら、鉄塔建て替え用地
１を確保し、所要の鉄塔建て替え工事に供する方法から
なる。
の鉄塔建て替え工事方法の全容を示しており、建て替え
対象の鉄塔の前後の径間を電気的に接続するジャンパ線
を長尺化し、その長尺化するジャンパ線４を鉄塔建て替
え用地１を迂回させて、支持柱５にて支持することによ
り、径間の電気的接続を保ちながら、鉄塔建て替え用地
１を確保し、所要の鉄塔建て替え工事に供する方法から
なる。
【００１６】上記のように、長尺化するジャンパ線４を
支持柱５にて支持することで、ジャンパ線４と地上との
離隔、及び各相のジャンパ線同士の離隔を確保すること
ができる。
支持柱５にて支持することで、ジャンパ線４と地上との
離隔、及び各相のジャンパ線同士の離隔を確保すること
ができる。
【００１７】上記の工事方法に包み込み工事方法を併用
すれば、送電線停止期間が架空送電線の切替え作業のみ
で短期間となり、また、仮の鉄塔を建設する必要もなく
なるとともに、感電事故に対する安全性の向上も図れ
る。
すれば、送電線停止期間が架空送電線の切替え作業のみ
で短期間となり、また、仮の鉄塔を建設する必要もなく
なるとともに、感電事故に対する安全性の向上も図れ
る。
【００１８】また、長尺化したジャンパ線と架空送電線
との接続点と建て替え鉄塔とが一定距離以上離れるよ
う、建て替え鉄塔の支持点から任意の長さの絶縁支持線
を引き出して架空送電線に接続し、架空送電線の張力を
確保する。それまで鉄塔に接続していた架空送電線の端
末は、長尺化したジャンパ線に接続金具等を用いて接続
すれば良い。
との接続点と建て替え鉄塔とが一定距離以上離れるよ
う、建て替え鉄塔の支持点から任意の長さの絶縁支持線
を引き出して架空送電線に接続し、架空送電線の張力を
確保する。それまで鉄塔に接続していた架空送電線の端
末は、長尺化したジャンパ線に接続金具等を用いて接続
すれば良い。
【００１９】図２〜図７は、上述した鉄塔建て替え工事
方法を２回線鉄塔元位置建て替え工事に実施した例につ
いて作業工程別に示している。以下、作業工程毎に順を
追って説明する。
方法を２回線鉄塔元位置建て替え工事に実施した例につ
いて作業工程別に示している。以下、作業工程毎に順を
追って説明する。
【００２０】（１）図２の作業工程では、建て替え対象
の鉄塔２においてジャンパ線を切断し、架空送電線６に
カムアロング７を取り付け、このカムアロング７に、セ
ミ金車８の組み合ったワイヤロープ９の一端を連結し、
そのワイヤロープ９を連絡させ、鉄塔の架空送電線支持
点を経由して地上側のウインチ１０に巻き込んで架空送
電線６の張力を確保する。上記のようにして張力を確保
した架空送電線の端末はフリーの状態になるので、該端
末を無張力の状態にして架空送電線をクランプから外
し、架空送電線及び碍子装置１１を地上に下ろす。
の鉄塔２においてジャンパ線を切断し、架空送電線６に
カムアロング７を取り付け、このカムアロング７に、セ
ミ金車８の組み合ったワイヤロープ９の一端を連結し、
そのワイヤロープ９を連絡させ、鉄塔の架空送電線支持
点を経由して地上側のウインチ１０に巻き込んで架空送
電線６の張力を確保する。上記のようにして張力を確保
した架空送電線の端末はフリーの状態になるので、該端
末を無張力の状態にして架空送電線をクランプから外
し、架空送電線及び碍子装置１１を地上に下ろす。
【００２１】（２）図３に示す作業工程では、絶縁支持
線の長さ分を見込んだ位置で、架空送電線６をクランプ
１２に納め、碍子装置及び支持線；亜鉛メッキ鋼線１３
を接続する。
線の長さ分を見込んだ位置で、架空送電線６をクランプ
１２に納め、碍子装置及び支持線；亜鉛メッキ鋼線１３
を接続する。
【００２２】（３）図４に示す作業工程では、鉄塔建て
替え作業用地を外れた位置で、予めまたは随時に支持柱
５が立設され、この支持柱５に金車１４を取り付け、こ
の金車１４に、ドラムから引き出したジャンパ線１５を
通し、このジャンパ線１５と架空送電線６とをＰＧクラ
ンプ１６にて接続する。ジャンパ線１５にはカムアロン
グ７を打ち、支持柱５よりワイヤロープ１７にて接続し
ておく。
替え作業用地を外れた位置で、予めまたは随時に支持柱
５が立設され、この支持柱５に金車１４を取り付け、こ
の金車１４に、ドラムから引き出したジャンパ線１５を
通し、このジャンパ線１５と架空送電線６とをＰＧクラ
ンプ１６にて接続する。ジャンパ線１５にはカムアロン
グ７を打ち、支持柱５よりワイヤロープ１７にて接続し
ておく。
【００２３】（４）図５に示す作業工程では、Ｎｏ．２
鉄塔からのセミ金車８を巻き、架空送電線６を規定の弛
度まで張り上げる。
鉄塔からのセミ金車８を巻き、架空送電線６を規定の弛
度まで張り上げる。
【００２４】（５）図６に示す作業工程では、支持柱か
らのワイヤロープ１７を巻き取り、ジャンパ線が適度な
張力となったところで、ジャンパ線をクランプに納め支
持柱に固定する。
らのワイヤロープ１７を巻き取り、ジャンパ線が適度な
張力となったところで、ジャンパ線をクランプに納め支
持柱に固定する。
【００２５】（６）図７に示す作業工程では、支持柱間
のジャンパ線４が適度な張力となるよう、足場１８上で
若老のジャンパ線をＰＧクランプ１６にて接続し、以
て、ジャンパ線の長尺化を図り、ジャンパ線を鉄塔建て
替え作業用地から外れるよう迂回させるのである。
のジャンパ線４が適度な張力となるよう、足場１８上で
若老のジャンパ線をＰＧクランプ１６にて接続し、以
て、ジャンパ線の長尺化を図り、ジャンパ線を鉄塔建て
替え作業用地から外れるよう迂回させるのである。
【００２６】以上の作業は、２回線の上・中・下各相に
ついて行い、通常の包み込み工事方法により鉄塔建て替
えを行う。
ついて行い、通常の包み込み工事方法により鉄塔建て替
えを行う。
【００２７】図８は、本発明の第一手段としての鉄塔建
て替え工事方法の他の実施例を示しており、建て替え対
象鉄塔１９が、分岐鉄塔或いは重角度鉄塔等の場合で、
ジャンパ線と鉄塔との離隔が確保できるので支持柱を省
略できる例である。
て替え工事方法の他の実施例を示しており、建て替え対
象鉄塔１９が、分岐鉄塔或いは重角度鉄塔等の場合で、
ジャンパ線と鉄塔との離隔が確保できるので支持柱を省
略できる例である。
【００２８】図９は、本発明の第二手段としての鉄塔建
て替え工事方法の実施例を示しており、径間途中に新規
の鉄塔２０を割り入れ建設する場合の例である。この実
施例では、作業箇所に電気的に影響されないようにする
ため、径間中の架空送電線の任意の２箇所を絶縁支持線
で接続して架空送電線の張力を確保するとともに、当該
架空送電線に長尺化したジャンパ線を取り付けて電気的
に接続し、必要に応じてジャンパ線を支持柱によって支
持する方法をとる。
て替え工事方法の実施例を示しており、径間途中に新規
の鉄塔２０を割り入れ建設する場合の例である。この実
施例では、作業箇所に電気的に影響されないようにする
ため、径間中の架空送電線の任意の２箇所を絶縁支持線
で接続して架空送電線の張力を確保するとともに、当該
架空送電線に長尺化したジャンパ線を取り付けて電気的
に接続し、必要に応じてジャンパ線を支持柱によって支
持する方法をとる。
【００２９】尚、上記の各実施例の中で、支持柱の種類
は、機械的強度の許す限り問わないものとするが、具体
的には、鉄柱、コンクリート柱、木柱、パンザーマスト
等が使用できる。
は、機械的強度の許す限り問わないものとするが、具体
的には、鉄柱、コンクリート柱、木柱、パンザーマスト
等が使用できる。
【００３０】絶縁支持線としては、それ単体として絶縁
機能を有するものと、ワイヤロープ等の導体支持線の端
末に碍子連を取り付けたもの等を用いる。
機能を有するものと、ワイヤロープ等の導体支持線の端
末に碍子連を取り付けたもの等を用いる。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したような本発明によれば、鉄
塔の建て替えに伴って必要となる電気的接続確保のため
のルートを簡素化し、工事コストの低減、工事期間の短
縮とともに短時間で建て替えが済み、施工現場と活線部
分との距離も確保できる、鉄塔建て替え工事方法を提供
するという所期の課題（目的）を達成することができ
る。そして、本発明の鉄塔建て替え工事方法によれば、
仮の送電ルートが簡素化でき、大きな用地が不要となる
とともに、工事費（資材費用を含む）、及び労働力が低
減できるという効果を奏する。
塔の建て替えに伴って必要となる電気的接続確保のため
のルートを簡素化し、工事コストの低減、工事期間の短
縮とともに短時間で建て替えが済み、施工現場と活線部
分との距離も確保できる、鉄塔建て替え工事方法を提供
するという所期の課題（目的）を達成することができ
る。そして、本発明の鉄塔建て替え工事方法によれば、
仮の送電ルートが簡素化でき、大きな用地が不要となる
とともに、工事費（資材費用を含む）、及び労働力が低
減できるという効果を奏する。
【図１】本発明の第一手段としての鉄塔建て替え工事方
法の全容を示す説明図。
法の全容を示す説明図。
【図２】図１に示す工事方法の第一作業工程を示す説明
図。
図。
【図３】図１に示す工事方法の第二作業工程を示す説明
図。
図。
【図４】図１に示す工事方法の第三作業工程を示す説明
図。
図。
【図５】図１に示す工事方法の第四作業工程を示す説明
図。
図。
【図６】図１に示す工事方法の第五作業工程を示す説明
図。
図。
【図７】図１に示す工事方法の第六作業工程を示す説明
図。
図。
【図８】本発明の第一手段としての鉄塔建て替え工事方
法の他の実施例を示す説明図。
法の他の実施例を示す説明図。
【図９】本発明の第二手段としての鉄塔建て替え工事方
法の実施例を示す説明図。
法の実施例を示す説明図。
【図１０】従来の鉄塔建て替え工事方法の例を示す説明
図。
図。
１ 鉄塔建て替え作業用地 ２ 建て替え対象鉄塔 ４ 長尺化されたジャンパ線 ５ 支持柱 ６ 架空送電線 ７ カムアロング ８ セミ金車 ９ ワイヤロープ １０ ウインチ １１ 碍子装置 １２ クランプ １３ 支持線；亜鉛メッキ鋼線 １４ 金車 １５ ジャンパ線 １６ ＰＧクランプ １７ ワイヤロープ １８ 足場 １９ 重角度鉄塔 ２０ 新規割り入れ鉄塔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 博光 茨城県日立市川尻町４丁目10番１号 日 立電線株式会社 豊浦工場内 (72)発明者 熊田 豊光 茨城県日立市川尻町４丁目10番１号 日 立電線株式会社 豊浦工場内 (56)参考文献 特開 平８−149637（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−7313（ＪＰ，Ａ) 実開 昭55−176015（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02G 1/02 H02G 7/00 H02G 7/20
Claims (4)
- 【請求項１】架空送電線の鉄塔建て替えの対象となる鉄
塔をはさむ２つの径間を電気的に接続するジャンパ線を
長尺化し、この長尺化したジャンパ線を鉄塔建て替え作
業用地を迂回させ、且つ前記架空送電線と前記鉄塔の電
線支持点とを任意の長さの絶縁支持線により接続して、
所要の鉄塔の建て替え工事を行うことを特徴とする鉄塔
建て替え工事方法。 - 【請求項２】長尺化したジャンパ線は、前記鉄塔建て替
え作業用地の迂回部分で支持柱により支持することを特
徴とする請求項１記載の鉄塔建て替え工事方法。 - 【請求項３】架空送電線の２つの鉄塔よりなる径間中の
任意の地点に新規の鉄塔を挿入する鉄塔建て替え工事方
法において、前記径間にかかる電線の任意の２点間に絶
縁支持線を挿入して、且つ前記絶縁支持線をはさむ２つ
の電線を新規の長尺化したジャンパ線により接続して、
所要の鉄塔の建て替え工事を行うことを特徴とする鉄塔
建て替え工事方法。 - 【請求項４】新規の長尺化したジャンパ線は、作業用地
の迂回部分で支持柱により支持することを特徴とする請
求項３記載の鉄塔建て替え工事方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17150797A JP3254407B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 鉄塔建て替え工事方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17150797A JP3254407B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 鉄塔建て替え工事方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1118225A JPH1118225A (ja) | 1999-01-22 |
| JP3254407B2 true JP3254407B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=15924402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17150797A Expired - Fee Related JP3254407B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 鉄塔建て替え工事方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3254407B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101777080B1 (ko) * | 2017-01-05 | 2017-09-12 | 대원전기 주식회사 | 절연활선장선기와 바이패스점퍼케이블을 이용하여 전주 경간내 전선을 분리하여 사선상태에서 구간내 작업을 하는 무정전 배전공법 |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP17150797A patent/JP3254407B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1118225A (ja) | 1999-01-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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