JP3250541B2 - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP3250541B2
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信方式が互
いに異なる複数の無線通信網が混在して統合通信網が構
築されていると共に、無線通信装置が前記統合通信網を
通じて前記複数の無線通信網の双方と無線通信可能に構
成されてなる無線通信システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】現在、移動通信システ
ムを構築する通信網としては、多元接続方式の点から分
別すると、周波数分割多元接続(FDMA:Frequency
Division Multiple Access)方式を採用したFDMA通
信網、時分割多元接続(TDMA:Time Division Mult
iple Access )方式を採用したTDMA通信網および符
号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple A
ccess )方式を採用したCDMA通信網がある。このう
ち、CDMA通信網は、上記したFDMA通信網やTD
MA通信網と比較すると、周波数利用効率が極めて高い
ことから、将来、有望な通信網として期待されている。
【0003】ところで、このCDMA通信網のサービス
エリアは、上記したFDMA通信網やTDMA通信網の
サービスエリアと比較すると比較的小さいという事情が
あり、そのため、近年では、サービスエリアを拡大する
ことを目的として、CDMA方式の通信規格に準拠する
CDMA通信機能と他の通信方式の通信規格に準拠する
他の通信機能とを備えてなる携帯電話装置が考えられて
いる。
【0004】このような携帯電話装置によれば、CDM
A通信網のサービスエリア内(CDMA圏内)に位置し
ているときには、CDMA通信機能が動作することによ
り、CDMA方式で通信を実行することができ、一方、
CDMA通信網のサービスエリア外(CDMA圏外)に
位置しているときには、他の通信機能が動作することに
より、他の通信方式で通信を実行することができるの
で、サービスエリアを拡大することができる。
【0005】さて、上記したCDMA通信網は、無線基
地局にGPS(Global PositioningSystem )受信機を
設置しており、このGPS受信機がGPS衛星から送信
されるGPSタイムを受信することにより、CDMA通
信網におけるシステム時間の同期をGPSタイムに基づ
いて補正している。そのため、CDMA通信網は、GP
Sタイムの精度が比較的高いことから、これに準じて、
システム時間の同期の精度が比較的高くなっている。
【0006】これに対して、CDMA方式以外の他の通
信方式を採用した通信網のうちの幾つかは、当該通信網
におけるシステム時間の同期をPSTN(Public Switc
hedTelephone Network )やISDN(Integrated Serv
ices Digital Network )からなる公衆通信網の基準時
間に基づいて補正するという網同期方式を採用してい
る。ところが、この網同期方式は、上記したようなGP
Sタイムに基づいて補正する方式と比較すると、精度に
劣るという事情がある。そのため、CDMA方式以外の
他の通信方式を採用した通信網において、システム時間
の同期の精度を高めようとすると、CDMA通信網と同
様にして、無線基地局に新たにGPS受信機を設置する
必要があるが、これでは、基盤設備の改良に多大な費用
が必要となり、実現し難いというのが実情である。
【0007】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、無線通信方式が互いに異なる
複数の無線通信網が混在して統合通信網が構築されてい
ると共に、無線通信装置が前記統合通信網を通じて前記
複数の無線通信網の双方と無線通信可能に構成されてな
るものにおいて、無線通信網におけるシステム時間の同
期の精度を比較的簡単に高めることができる無線通信シ
ステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の無線通信
システムによれば、無線通信装置は、受信手段が複数の
無線通信網のうちの一の無線通信網から無線送信された
GPS同期信号を受信すると、送信手段が複数の無線
信網のうちの他の無線通信網に同期信号を当該GPS同
期信号に同期して無線送信する。そして、他の無線通信
網は、無線通信装置から無線送信された同期信号を受信
すると、その受信した同期信号に基づいて当該他の無線
通信網におけるシステム時間の同期を補正する。
【0009】すなわち、このものでは、無線通信装置
は、一の無線通信網から無線送信されたGPS同期信号
を受信すると、他の無線通信網に当該GPS同期信号に
同期する同期信号を無線送信し、他の無線通信網は、そ
の同期信号に基づいて当該他の無線通信網におけるシス
テム時間の同期を補正するようになるので、GPS同期
信号の精度が高いことから、GPS同期信号に同期する
ことに応じて精度が高められた同期信号に基づいてシス
テム時間の同期を補正することが可能となる。したがっ
て、他の無線通信網において、無線基地局に新たにGP
S受信機を設置する必要がなく、基盤設備の改良に多大
な費用が必要ないことから、他の無線通信網におけるシ
ステム時間の同期の精度を比較的簡単に高めることがで
きる。
【0010】請求項2記載の無線通信システムによれ
ば、無線通信装置は、送信手段が前記同期信号を位置登
録信号により無線送信する。すなわち、このものでは、
無線通信装置は、同期信号を位置登録信号により無線
信するようになるので、位置登録を実行する際に、他の
無線通信網におけるシステム時間の同期の精度を高める
ことが可能となる。
【0011】請求項3記載の無線通信システムによれ
ば、無線通信装置は、受信手段が符号分割多元接続(C
DMA)方式を採用したCDMA通信網から無線送信さ
れたGPS同期信号を受信すると、送信手段が簡易型携
帯電話システム(PHS)自営方式を採用したPHS自
営通信網に同期信号を当該GPS同期信号に同期して
送信する。そして、PHS自営通信網は、無線通信装
置から無線送信された同期信号を受信すると、その受信
した同期信号に基づいて当該PHS自営通信網における
システム時間の同期を補正する。
【0012】すなわち、このものでは、無線通信装置
は、CDMA通信網から無線送信されたGPS同期信号
を受信すると、PHS自営通信網に当該GPS同期信号
に同期する同期信号を無線送信し、PHS自営通信網
は、その同期信号に基づいて当該PHS自営通信網にお
けるシステム時間の同期を補正するようになるので、シ
ステム時間の同期の精度が高いPHS自営通信網を比較
的簡単に構築することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を符号分割多元接続
(CDMA:Code Division Multiple Access )方式の
通信規格に準拠したCDMA通信網と簡易型携帯電話シ
ステム(PHS:Personal Handyphone System)自営方
式の通信規格に準拠したPHS自営通信網とが混在して
構築されてなる無線通信システムに適用した一実施例に
ついて図面を参照して説明する。
【0014】まず、図2は、この無線通信システムで利
用可能な携帯電話装置の電気的な構成を機能ブロック図
として示している。携帯電話装置1(本発明でいう無線
通信装置)は、マイクロコンピュータを主体としてなる
制御部2(本発明でいう制御手段)を備えている。制御
部2には、CDMA通信部3(本発明でいう受信手
段)、PHS自営通信部4(本発明でいう送信手段)、
共通音声処理部5、キー操作部6ならびに表示部7が接
続されており、上記制御部2は、それら各部3〜7との
間で制御信号を転送することにより、それら各部3〜7
を制御するように構成されている。
【0015】CDMA通信部3は、CDMA通信規格に
準拠した通信方式にしたがってCDMA通信を制御する
ように構成されている。すなわち、CDMA通信部3
は、送信系として拡散回路および送信回路などを備えて
おり、共通音声処理部5から送信信号が与えられると、
その与えられた送信信号に対して拡散処理および送信処
理などを実行し、送信信号をCDMA用アンテナ8に出
力するようになっており、CDMA用アンテナ8は、C
DMA通信部3から送信信号が与えられると、その与え
られた送信信号を電波として放射するようになってい
る。
【0016】また、CDMA通信部3は、受信系として
受信回路および逆拡散回路などを備えており、CDMA
通信帯域の電波がCDMA用アンテナ8により捕捉さ
れ、それに応じて、受信信号が与えられると、その与え
られた受信信号に対して受信処理および逆拡散処理など
を実行し、受信信号を共通音声処理部5に出力するよう
になっている。
【0017】PHS自営通信部4は、PHS自営通信規
格に準拠した通信方式にしたがってPHS自営通信を制
御するように構成されている。すなわち、PHS自営通
信部4は、送信系として変調回路、直交変調回路、電力
増幅回路および送信回路などを備えており、共通音声処
理部5から送信信号が与えられると、その与えられた送
信信号に対して変調処理、直交変調処理、電力増幅処理
および送信処理などを実行し、送信信号をPHS自営用
アンテナ9に出力するようになっており、PHS自営用
アンテナ9は、PHS自営通信部4から送信信号が与え
られると、その与えられた送信信号を電波として放射す
るようになっている。
【0018】また、PHS自営通信部4は、受信系とし
て受信回路および復調回路などを備えており、PHS自
営通信帯域(例えば1.9GHz帯域)の電波がPHS
自営用アンテナ9により捕捉され、それに応じて、受信
信号が与えられると、その与えられた受信信号に対して
受信処理および復調処理などを実行し、受信信号を共通
音声処理部5に出力するようになっている。
【0019】共通音声処理部5は、DSPおよびオーデ
ィオインタフェース回路などを備えて構成されており、
マイク10から送話信号が与えられると、その与えられ
た送話信号に対してA/D変換処理および音声符号化処
理などを実行して送信信号を生成し、送信信号をCDM
A通信部3あるいはPHS自営通信部4に出力するよう
になっている。また、共通音声処理部5は、CDMA通
信部3あるいはPHS自営通信部4から受信信号が与え
られると、その与えられた受信信号に対して音声復号化
処理およびD/A変換処理などを実行して受話信号を生
成し、受話信号をレシーバ11に出力するようになって
いる。
【0020】このような構成により、携帯電話装置1
は、制御部2がCDMA通信部3を制御することによ
り、マイク10に送話信号が与えられると、その送話信
号に応じたCDMA通信帯域の電波をCDMA用アンテ
ナ8から放射すると共に、CDMA通信帯域の電波がC
DMA用アンテナ8により捕捉されると、その電波に応
じた受話信号をレシーバ11から出力するようになって
いる。また、携帯電話装置1は、制御部2がPHS自営
通信部4を制御することにより、マイク10に送話信号
が与えられると、その送話信号に応じたPHS自営通信
帯域の電波をPHS用アンテナ9から放射すると共に、
PHS自営通信帯域の電波がPHS用アンテナ9により
捕捉されると、その電波に応じた受話信号をレシーバ1
1から出力するようになっている。
【0021】キー操作部6は、キーパッド(図示せず)
に配設された電源キー、通話開始キー、通話終了キー、
「0」〜「9」の数字キー、F(ファンクション)キー
などのうちのいずれかが操作されると、そのキー操作に
応じたキー操作信号を制御部2に出力するようになって
おり、制御部2は、キー操作部6からキー操作信号が与
えられると、その与えられたキー操作信号に応じた処理
を実行するようになっている。また、表示部7は、制御
部2から制御信号が与えられると、その与えられた制御
信号に応じた表示情報をディスプレイ(図示せず)に出
力するようになっている。そして、制御部2は、所定の
記憶領域に実行プログラムを記憶しており、実行プログ
ラムに記述されたアルゴリズムにしたがって詳しくは後
述する処理を実行するようになっている。
【0022】図1は、無線通信システムの構成を概略的
に示している。CDMA通信網12(本発明でいう一の
無線通信網)において、CDMA無線基地局13には、
GPS(Global Positioning System )受信機14が設
置されている。GPS受信機14は、GPS衛星15か
ら送信されたGPSタイムを受信可能に構成されてお
り、CDMA無線基地局13は、GPS受信機14がG
PSタイムを受信すると、そのGPSタイムに同期する
GPS同期信号を生成し、その生成したGPS同期信号
を所定のサービスエリア内(CDMA圏内、図1中Pに
て示す範囲)に送信するようになっている。これによ
り、携帯電話装置1は、CDMA圏内に位置していると
きには、CDMA無線基地局13から送信されたGPS
同期信号を受信することが可能になっている。
【0023】一方、PHS自営通信網16(本発明でい
う他の無線通信網)において、PHS自営無線基地局1
7は、携帯電話装置1に位置登録要求信号を所定のサー
ビスエリア内(PHS自営圏内、図1中Qにて示す範
囲)に送信するようになっており、携帯電話装置1は、
PHS自営圏内に位置しているときには、PHS自営無
線基地局17から送信された位置登録要求信号を受信す
ると、PHS自営無線基地局17に位置登録信号を送信
するようになっている。
【0024】以上の構成により、本発明でいう統合通信
網18は、これらCDMA通信網12およびPHS自営
通信網16により構成されている。尚、実際には、CD
MA無線基地局13やPHS自営無線基地局17は、複
数存在するが、ここでは、省略している。
【0025】次に、上記した構成の作用について、特に
は、携帯電話装置1が上記したCDMA圏内とPHS自
営圏内とが重なる範囲に位置しているときに(図1に示
す状態)、携帯電話装置1の制御部2が実行する処理に
ついて、図3に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0026】制御部2は、CDMA通信部3がCDMA
無線基地局13から送信されたGPS同期信号を受信し
たことを検出すると、同期補正処理に移行する。さて、
同期補正処理に移行した制御部2は、CDMA通信部3
がGPS信号を受信した受信タイミングと、PHS自営
通信部4が位置登録信号を送信する送信タイミングとの
タイミング差(ずれ)を計測する(ステップS1)。
【0027】次いで、制御部2は、計測したタイミング
差が閾値を越えているか否かを判定する(ステップS
2)。ここで、タイミング差が閾値を越えていると、制
御部2は、ステップS2において「YES」と判定し、
補正許可が設定されているか否かを判定する(ステップ
S3)。この補正許可とは、ユーザがあらかじめ所定の
キー操作を実行することにより設定可能なものであり、
ここで、補正許可が設定されていると、制御部2は、ス
テップS3において「YES」と判定する。
【0028】次いで、制御部2は、PHS自営通信部4
が位置登録信号を送信する送信タイミングを当該送信タ
イミングとCDMA通信部3がGPS信号を受信した受
信タイミングとが同期するように補正する(ステップS
4)。
【0029】そして、制御部2は、PHS自営通信部4
がPHS自営無線基地局17から送信された位置登録要
求信号を受信したことを検出すると、ステップS5にお
いて「YES」と判定し、その補正した受信タイミング
にしたがって位置登録信号を送信させる(ステップS
6)。
【0030】さて、PHS自営無線基地局17は、この
ようにして携帯電話装置1から送信された位置登録信号
を受信すると、その位置登録信号を受信した受信タイミ
ングに同期して次の位置登録要求信号を送信する。これ
により、CDMA通信網12において、CDMA無線基
地局13がGPS同期信号を送信する送信タイミング
と、PHS自営通信網16において、PHS自営無線基
地局17が位置登録要求信号を送信する送信タイミング
とが同期することになる。
【0031】そして、このとき、CDMA無線基地局1
3がGPS同期信号をGPSタイムに同期して送信して
おり、つまり、CDMA無線基地局13がGPS同期信
号を送信する送信タイミングの精度が高いことから、P
HS自営無線基地局17が位置登録要求信号を送信する
送信タイミングの精度も高くなり、その結果、PHS自
営通信網16におけるシステム時間の同期の精度が高く
なる。
【0032】尚、以上は、携帯電話装置1が位置登録信
号をGPS同期信号に同期して送信し、PHS自営無線
基地局17が位置登録信号を受信することにより、PH
S自営通信網16におけるシステム時間の同期の精度を
高める構成について説明したものであるが、携帯電話装
置1が位置登録信号とは別の信号(例えばリンクを確立
する際に送信する信号)をGPS同期信号に同期して送
信するように構成し、PHS自営無線基地局17が当該
別の信号を受信することにより、PHS自営通信網16
におけるシステム時間の同期の精度を高める構成にする
ことも可能である。
【0033】このように本実施例によれば、携帯電話装
置1は、CDMA通信部3がCDMA通信網12から送
信されたGPS同期信号を受信すると、そのGPS同期
信号の受信タイミングに同期するように位置登録信号の
送信タイミングを補正し、PHS自営通信部4がPHS
自営無線基地局17から送信された位置登録要求信号を
受信すると、その補正した送信タイミングにしたがって
PHS自営無線基地局17に位置登録信号を送信し、そ
して、PHS自営無線基地局17は、携帯電話装置1か
ら送信された位置登録信号を受信すると、その位置登録
信号に基づいてPHS自営通信網16におけるシステム
時間の同期を補正するように構成した。
【0034】このように、PHS自営通信網16は、G
PS同期信号に同期する位置登録信号に基づいて当該P
HS自営通信網16におけるシステム時間の同期を補正
するようになるので、GPS同期信号の精度が高いこと
から、GPS同期信号に同期することに応じて精度が高
められた同期信号に基づいてシステム時間の同期を補正
することが可能となる。したがって、PHS自営通信網
16において、PHS自営無線基地局17に新たにGP
S受信機を設置する必要がなく、基盤設備の改良に多大
な費用が必要ないことから、システム時間の同期の精度
を比較的簡単に高めることができる。
【0035】また、携帯電話装置1は、このように位置
登録の際に送信する位置登録信号の送信タイミングを補
正するように構成したので、位置登録を実行する際に、
PHS自営通信網16におけるシステム時間の同期の精
度を高めることができる。
【0036】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものではなく、次のように変形または拡張することが
できる。無線通信装置としては、携帯電話装置に限ら
ず、自動車電話装置などであっても良い。また、受信手
段としては、CDMA通信部に限らず、GPSタイムに
同期するGPS同期信号を受信可能なものであれば良
く、また、送信手段としては、PHS自営通信部に限ら
ず、他の通信方式を採用した通信部であっても良い。C
DMA用アンテナとPHS自営用アンテナとを別々に設
ける構成に限らず、アンテナ共用器を設けることによ
り、CDMA用アンテナとPHS自営用アンテナとを兼
用する構成であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を概略的に示す図
【図2】携帯電話装置の電気的な構成を示す機能ブロッ
ク図
【図3】制御内容を示すフローチャート
【符号の説明】
図面中、1は携帯電話装置(無線通信装置)、2は制御
部(制御手段)、3はCDMA通信部(受信手段)、4
はPHS自営通信部(送信手段)、12はCDMA通信
網(一の無線通信網)、16はPHS自営通信網(他の
無線通信網)、18は統合通信網である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信方式が互いに異なる複数の無線
    通信網が混在して統合通信網が構築されていると共に、
    無線通信装置が前記統合通信網を通じて前記複数の無線
    通信網の双方と無線通信可能に構成されてなる無線通信
    システムにおいて、 前記無線通信装置は、 前記複数の無線通信網のうちの一の無線通信網から無線
    送信されたGPS同期信号を受信可能な受信手段と、 前記複数の無線通信網のうちの前記一の無線通信網とは
    異なる他の無線通信網に同期信号を無線送信可能な送信
    手段と、 前記受信手段が前記GPS同期信号を受信したことに応
    じて、前記送信手段が前記同期信号を当該GPS同期信
    号に同期して無線送信するように当該送信手段を制御す
    る制御手段とを備え、 前記他の無線通信網は、 前記同期信号に基づいて当該他の無線通信網におけるシ
    ステム時間の同期を補正するように構成されていること
    を特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 前記送信手段は、前記同期信号を位置登
    録信号により無線送信可能に構成されていることを特徴
    とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記受信手段は、無線通信方式として符
    号分割多元接続(CDMA)方式を採用したCDMA通
    信網から無線送信されたGPS同期信号を受信可能に構
    成され、 前記送信手段は、無線通信方式として簡易型携帯電話シ
    ステム(PHS)自営方式を採用したPHS自営通信網
    に同期信号を無線送信可能に構成されていることを特徴
    とする請求項1または2記載の無線通信システム。
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