JPH09139989A - 網クロック同期回路 - Google Patents
網クロック同期回路Info
- Publication number
- JPH09139989A JPH09139989A JP7298001A JP29800195A JPH09139989A JP H09139989 A JPH09139989 A JP H09139989A JP 7298001 A JP7298001 A JP 7298001A JP 29800195 A JP29800195 A JP 29800195A JP H09139989 A JPH09139989 A JP H09139989A
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- JP
- Japan
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- clock
- digital
- network
- private exchange
- private
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- Pending
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 デジタル通信回線などのデジタル回線とイン
タフェースするデジタルトランクを収容していない私設
交換設備においては、網のクロックに従属同期させるこ
とができなかった。 【解決手段】 総合デジタル通信回線等のデジタル回線
とのインタフェース部を回線収容しないデジタル私設交
換機において、私設交換機本体１７に疑似ＰＳ１５を接
続し、この疑似ＰＳ１５によって公衆網用ＣＳ１４から
放射される無線信号から網のクロック成分を抽出すると
ともに、この網クロックに従属同期したクロックをクロ
ック同期部１６で生成し、このクロックを私設交換機本
体１７内の各回路に分配する。
タフェースするデジタルトランクを収容していない私設
交換設備においては、網のクロックに従属同期させるこ
とができなかった。 【解決手段】 総合デジタル通信回線等のデジタル回線
とのインタフェース部を回線収容しないデジタル私設交
換機において、私設交換機本体１７に疑似ＰＳ１５を接
続し、この疑似ＰＳ１５によって公衆網用ＣＳ１４から
放射される無線信号から網のクロック成分を抽出すると
ともに、この網クロックに従属同期したクロックをクロ
ック同期部１６で生成し、このクロックを私設交換機本
体１７内の各回路に分配する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル私設交換
機の網クロック同期回路に関し、特にデジタルコードレ
ス電話機を内線収容するデジタル私設交換機の網クロッ
ク同期回路に関するものである。
機の網クロック同期回路に関し、特にデジタルコードレ
ス電話機を内線収容するデジタル私設交換機の網クロッ
ク同期回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、デジタル私設交換機を網のクロッ
クと同期させる場合は、総合デジタル通信回線（基本イ
ンタフェース、一次群速度インタフェース）やデジタル
専用線などのデジタル回線とインタフェースするインタ
フェース部（以下、デジタルトランクと称する）を収容
し、デジタル回線を経由した網からの信号中からクロッ
ク成分を抽出し、そのクロックに私設交換機を従属同期
させていた。また一方、上記デジタルトランクを収容し
ない場合は、私設交換機の動作クロックは網と同期する
必要もなかった。
クと同期させる場合は、総合デジタル通信回線（基本イ
ンタフェース、一次群速度インタフェース）やデジタル
専用線などのデジタル回線とインタフェースするインタ
フェース部（以下、デジタルトランクと称する）を収容
し、デジタル回線を経由した網からの信号中からクロッ
ク成分を抽出し、そのクロックに私設交換機を従属同期
させていた。また一方、上記デジタルトランクを収容し
ない場合は、私設交換機の動作クロックは網と同期する
必要もなかった。
【０００３】従来の私設交換機における網クロック同期
回路の一例を図３に示す。図３において、私設交換機内
には総合デジタル通信回線などのデジタル回線とインタ
フェースするデジタルトランク３１が収容されており、
このデジタルトランク３１はデジタル回線を経由した網
からの信号中からクロック成分を抽出する網クロック抽
出部３２を内蔵している。この網クロック抽出部３２で
抽出された網クロック成分はクロック同期部３３に供給
される。クロック同期部３３は、網クロック成分に対し
て従属同期したクロックを生成し、このクロックを私設
交換機本体３４内の各回路に分配する機能を持ってい
る。
回路の一例を図３に示す。図３において、私設交換機内
には総合デジタル通信回線などのデジタル回線とインタ
フェースするデジタルトランク３１が収容されており、
このデジタルトランク３１はデジタル回線を経由した網
からの信号中からクロック成分を抽出する網クロック抽
出部３２を内蔵している。この網クロック抽出部３２で
抽出された網クロック成分はクロック同期部３３に供給
される。クロック同期部３３は、網クロック成分に対し
て従属同期したクロックを生成し、このクロックを私設
交換機本体３４内の各回路に分配する機能を持ってい
る。
【０００４】なお、上記従来例では、ＲＣＲ ＳＴＤ−
２８に準拠する自営用デジタルコードレス電話を収容す
る例で示している。ここで、ＣＳ３５は自営用デジタル
コードレス電話の基地局であり、ＰＳ３６は自営用デジ
タルコードレス電話の子機である。ＣＳ３５の無線放射
に必要なクロックは私設交換機本体３４からの信号線に
含まれるクロック信号に従属同期させたクロックであ
り、そのクロックにしたがって無線放射タイミングを決
定している。一方、ＰＳ３６はＣＳ３５から放射される
無線信号を周期的に受信し、その周期に基づいてＰＳ３
６内のクロックを従属同期させる機能を持っている。
２８に準拠する自営用デジタルコードレス電話を収容す
る例で示している。ここで、ＣＳ３５は自営用デジタル
コードレス電話の基地局であり、ＰＳ３６は自営用デジ
タルコードレス電話の子機である。ＣＳ３５の無線放射
に必要なクロックは私設交換機本体３４からの信号線に
含まれるクロック信号に従属同期させたクロックであ
り、そのクロックにしたがって無線放射タイミングを決
定している。一方、ＰＳ３６はＣＳ３５から放射される
無線信号を周期的に受信し、その周期に基づいてＰＳ３
６内のクロックを従属同期させる機能を持っている。
【０００５】したがって、私設交換機に総合デジタル通
信回線などのデジタル回線とインタフェースするデジタ
ルトランク３１を収容した場合は、私設交換機本体３
４、ＣＳ３５、ＰＳ３６が網クロックと従属同期するこ
ととなる。一方、デジタルトランク３１を収容しない私
設交換機においては、私設交換機の自走クロックがシス
テム全体のクロックとなる。
信回線などのデジタル回線とインタフェースするデジタ
ルトランク３１を収容した場合は、私設交換機本体３
４、ＣＳ３５、ＰＳ３６が網クロックと従属同期するこ
ととなる。一方、デジタルトランク３１を収容しない私
設交換機においては、私設交換機の自走クロックがシス
テム全体のクロックとなる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来の網クロック同期回路においては、網のクロッ
クに私設交換機本体３４を従属同期させるためには、私
設交換機にデジタルトランク３１を収容していることが
前提となっていた。デジタルコードレス電話機を内線に
収容しない設備では特に網と同期する必要はないが、デ
ジタルコードレス電話機を内線に収容し、且つ、私設交
換機に接続される自営用ＣＳ（基地局）３５の設置場所
の周辺に公衆用デジタルコードレス（ＰＨＳ）の基地局
が設置された場合、網のクロックと私設交換機設備のク
ロックが同期していないと、公衆用／自営用の無線帯域
が共通であるため電波干渉の発生する可能性が高く、デ
ジタルコードレスを使用した通話の品質が劣化すること
となる。
成の従来の網クロック同期回路においては、網のクロッ
クに私設交換機本体３４を従属同期させるためには、私
設交換機にデジタルトランク３１を収容していることが
前提となっていた。デジタルコードレス電話機を内線に
収容しない設備では特に網と同期する必要はないが、デ
ジタルコードレス電話機を内線に収容し、且つ、私設交
換機に接続される自営用ＣＳ（基地局）３５の設置場所
の周辺に公衆用デジタルコードレス（ＰＨＳ）の基地局
が設置された場合、網のクロックと私設交換機設備のク
ロックが同期していないと、公衆用／自営用の無線帯域
が共通であるため電波干渉の発生する可能性が高く、デ
ジタルコードレスを使用した通話の品質が劣化すること
となる。
【０００７】すなわち、通話の開始の時点で無線上の電
波強度を測定し、無線上の空きタイムスロットを決定す
るが、網クロックと私設交換機設備のクロックが同期し
ていないと、先に決定したタイムスロットに公衆／自営
の両設備間において位相ずれが生じるため、お互いのタ
イムスロット上に放射される電波の干渉が生じることと
なり、空きタイムスロットが空きではなくなってしま
う。
波強度を測定し、無線上の空きタイムスロットを決定す
るが、網クロックと私設交換機設備のクロックが同期し
ていないと、先に決定したタイムスロットに公衆／自営
の両設備間において位相ずれが生じるため、お互いのタ
イムスロット上に放射される電波の干渉が生じることと
なり、空きタイムスロットが空きではなくなってしま
う。
【０００８】ところが、デジタルコードレス電話機を内
線収容する私設交換機においては、総合デジタル通信回
線などのデジタル回線とインタフェースするデジタルト
ランク３１を常に回線収容しているとは限らない。した
がって、従来の私設交換設備では、デジタルトランク３
１を回線収容していない場合には、私設交換機のクロッ
クを網のクロックと従属同期させることができなかっ
た。
線収容する私設交換機においては、総合デジタル通信回
線などのデジタル回線とインタフェースするデジタルト
ランク３１を常に回線収容しているとは限らない。した
がって、従来の私設交換設備では、デジタルトランク３
１を回線収容していない場合には、私設交換機のクロッ
クを網のクロックと従属同期させることができなかっ
た。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による網クロック同期回路は、デジタル回線
とのインタフェース部を回線収容しないデジタル私設交
換機において、公衆用デジタルコードレス電話の基地局
から放射される無線信号を受信し、この無線信号から網
クロック成分を抽出する受信手段と、この受信手段から
の網クロックに同期したクロック生成して私設交換機本
体に送出するクロック同期手段とを備えた構成となって
いる。
に、本発明による網クロック同期回路は、デジタル回線
とのインタフェース部を回線収容しないデジタル私設交
換機において、公衆用デジタルコードレス電話の基地局
から放射される無線信号を受信し、この無線信号から網
クロック成分を抽出する受信手段と、この受信手段から
の網クロックに同期したクロック生成して私設交換機本
体に送出するクロック同期手段とを備えた構成となって
いる。
【００１０】上記構成の網クロック同期回路において、
私設交換機設備の設置場所の周辺に公衆用デジタルコー
ドレス電話の基地局が設置されている場合、この基地局
から放射される無線信号は受信手段によって受信され
る。この受信手段は、受信した無線信号から網クロック
成分を抽出し、クロック同期手段に送出する。クロック
同期手段は、この網クロック成分に同期したクロックを
生成し、私設交換機本体内の各回路に分配する。
私設交換機設備の設置場所の周辺に公衆用デジタルコー
ドレス電話の基地局が設置されている場合、この基地局
から放射される無線信号は受信手段によって受信され
る。この受信手段は、受信した無線信号から網クロック
成分を抽出し、クロック同期手段に送出する。クロック
同期手段は、この網クロック成分に同期したクロックを
生成し、私設交換機本体内の各回路に分配する。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図１は、本発明の
一実施形態を示す構成図である。図１において、本発明
が適用されるデジタル私設交換機は、アナログトランク
（外線トランク）１１を介して網の一般アナログ電話回
線を収容し、総合デジタル通信回線等のデジタル回線と
インタフェースするデジタルトランクは収容していな
い。すなわち、網のクロックの受信を有線回線から受信
することはできない局条件となっている。
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図１は、本発明の
一実施形態を示す構成図である。図１において、本発明
が適用されるデジタル私設交換機は、アナログトランク
（外線トランク）１１を介して網の一般アナログ電話回
線を収容し、総合デジタル通信回線等のデジタル回線と
インタフェースするデジタルトランクは収容していな
い。すなわち、網のクロックの受信を有線回線から受信
することはできない局条件となっている。
【００１２】一方、私設交換機設備の内線には、自営用
デジタルコードレス電話の基地局であるＣＳ１２及び同
じく自営用デジタルコードレス電話の子機であるＰＳ１
３が収容されている。また、私設交換機設備の設置場所
の周辺には、公衆用デジタルコードレス電話の基地局で
ある公衆網用ＣＳ１４が設置されている。これは、公衆
網用ＣＳ１４及び自営用ＣＳ１２間で電波障害が発生す
る可能性がある場合の例である。
デジタルコードレス電話の基地局であるＣＳ１２及び同
じく自営用デジタルコードレス電話の子機であるＰＳ１
３が収容されている。また、私設交換機設備の設置場所
の周辺には、公衆用デジタルコードレス電話の基地局で
ある公衆網用ＣＳ１４が設置されている。これは、公衆
網用ＣＳ１４及び自営用ＣＳ１２間で電波障害が発生す
る可能性がある場合の例である。
【００１３】受信手段である疑似ＰＳ１５は、私設交換
機のクロック同期部１６と有線で接続されており、公衆
網用ＣＳ１４から放射される無線信号を受信・モニター
し、その受信される無線信号から網のクロック成分を抽
出し、この抽出したクロックをクロック同期部１６に対
して送信する機能を持っている。クロック同期部１６
は、網クロック成分に対して従属同期したクロックを生
成し、このクロックを私設交換機本体１７内の各回路に
分配する機能を持っている。
機のクロック同期部１６と有線で接続されており、公衆
網用ＣＳ１４から放射される無線信号を受信・モニター
し、その受信される無線信号から網のクロック成分を抽
出し、この抽出したクロックをクロック同期部１６に対
して送信する機能を持っている。クロック同期部１６
は、網クロック成分に対して従属同期したクロックを生
成し、このクロックを私設交換機本体１７内の各回路に
分配する機能を持っている。
【００１４】一般に、デジタルコードレス電話（ＰＨＳ
を含む）の子機は、基地局からの無線信号からクロック
成分を抽出しそのクロックに従属同期して動作すること
自体は必須条件となっている。すなわち、本実施形態で
示す疑似ＰＳ１５は、デジタルコード電話の子機の持つ
無線信号受信及び従属同期の各機能にクロックの出力機
能を追加したものである。ただし、電波の放射機能は不
要である。
を含む）の子機は、基地局からの無線信号からクロック
成分を抽出しそのクロックに従属同期して動作すること
自体は必須条件となっている。すなわち、本実施形態で
示す疑似ＰＳ１５は、デジタルコード電話の子機の持つ
無線信号受信及び従属同期の各機能にクロックの出力機
能を追加したものである。ただし、電波の放射機能は不
要である。
【００１５】図２に、疑似ＰＳ１５及びクロック同期部
１６の構成の一例を示す。先ず、疑似ＰＳ１５におい
て、公衆網用ＣＳ１４からの無線信号をアンテナ１５１
で受信し、その受信した信号をバンドパスフィルタ（Ｂ
ＰＦ）１５２及びＲＦモジュール（無線信号変換部）１
５３を介してモデムＬＳＩ機能部１５４に入力する。モ
デムＬＳＩ機能部１５４は、一般に、入力された信号か
ら各種のクロックを抽出する機能を持ち、その抽出した
クロックをＰＬＬ(Phase-Locked Loop) 回路１５５に入
力する。ＰＬＬ回路１５５では、モデムＬＳＩ機能部１
５４からのクロックに同期したクロックを生成する。こ
の同期化されたクロックは、クロック信号送信部１５６
を経由してクロック同期部１６に送信される。
１６の構成の一例を示す。先ず、疑似ＰＳ１５におい
て、公衆網用ＣＳ１４からの無線信号をアンテナ１５１
で受信し、その受信した信号をバンドパスフィルタ（Ｂ
ＰＦ）１５２及びＲＦモジュール（無線信号変換部）１
５３を介してモデムＬＳＩ機能部１５４に入力する。モ
デムＬＳＩ機能部１５４は、一般に、入力された信号か
ら各種のクロックを抽出する機能を持ち、その抽出した
クロックをＰＬＬ(Phase-Locked Loop) 回路１５５に入
力する。ＰＬＬ回路１５５では、モデムＬＳＩ機能部１
５４からのクロックに同期したクロックを生成する。こ
の同期化されたクロックは、クロック信号送信部１５６
を経由してクロック同期部１６に送信される。
【００１６】一方、クロック同期部１６では、疑似ＰＳ
１５から送信されたクロックをクロック信号受信部１６
１を介して受信し、そのクロックをＰＬＬ部１６２に入
力する。ＰＬＬ回路１６２は、ＶＣＸＯ（電圧制御発振
回路）等を用いて構成され、疑似ＰＳ１５からのクロッ
クに従属同期し、且つ、私設交換機本体１７で必要とな
る各種のクロックを生成し、これを私設交換機本体１７
に供給する。
１５から送信されたクロックをクロック信号受信部１６
１を介して受信し、そのクロックをＰＬＬ部１６２に入
力する。ＰＬＬ回路１６２は、ＶＣＸＯ（電圧制御発振
回路）等を用いて構成され、疑似ＰＳ１５からのクロッ
クに従属同期し、且つ、私設交換機本体１７で必要とな
る各種のクロックを生成し、これを私設交換機本体１７
に供給する。
【００１７】上述したように、総合デジタル通信回線等
のデジタル回線トランクを収容しない私設交換機におい
て、私設交換機本体１７に疑似ＰＳ１５を接続し、この
疑似ＰＳ１５によって公衆網用ＣＳ１４から放射される
無線信号から網のクロック成分を抽出するようにしたの
で、この網クロックに私設交換機のクロックを従属同期
させることが可能となる。これにより、公衆用デジタル
コードレス（ＰＨＳ）システムと自営用デジタルコード
レスシステムとの間でクロックの同期が可能となる。
のデジタル回線トランクを収容しない私設交換機におい
て、私設交換機本体１７に疑似ＰＳ１５を接続し、この
疑似ＰＳ１５によって公衆網用ＣＳ１４から放射される
無線信号から網のクロック成分を抽出するようにしたの
で、この網クロックに私設交換機のクロックを従属同期
させることが可能となる。これにより、公衆用デジタル
コードレス（ＰＨＳ）システムと自営用デジタルコード
レスシステムとの間でクロックの同期が可能となる。
【００１８】なお、上記実施形態では、一式の疑似ＰＳ
１５を私設交換機に接続する構成とした場合について説
明したが、必要に応じて疑似ＰＳ１５を複数用意し、こ
れらを設置場所を変えて設置するとともに、私設交換機
のクロック同期部１６に接続し、そのクロック同期部１
６において適宜従属同期すべき疑似ＰＳ１５を選択／決
定するようにしても良い。これによれば、例えば大型ト
ランクが通過するなどによって１つの疑似ＰＳに電波障
害が発生したとしても、他の疑似ＰＳで抽出した網クロ
ックを用いることで、電波障害の影響を受けることがな
くなるため、より品質の高い従属同期回路を構成するこ
とができる。
１５を私設交換機に接続する構成とした場合について説
明したが、必要に応じて疑似ＰＳ１５を複数用意し、こ
れらを設置場所を変えて設置するとともに、私設交換機
のクロック同期部１６に接続し、そのクロック同期部１
６において適宜従属同期すべき疑似ＰＳ１５を選択／決
定するようにしても良い。これによれば、例えば大型ト
ランクが通過するなどによって１つの疑似ＰＳに電波障
害が発生したとしても、他の疑似ＰＳで抽出した網クロ
ックを用いることで、電波障害の影響を受けることがな
くなるため、より品質の高い従属同期回路を構成するこ
とができる。
【００１９】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、公衆用デジタルコードレス電話の基地局から放射
される無線信号を受信し、この無線信号から網クロック
成分を抽出し、この網クロックに同期したクロック生成
して私設交換機本体に送出するようにしたことにより、
デジタル回線とのインタフェース部を回線収容しないデ
ジタル私設交換機においても、私設交換機のクロックを
網クロックに従属同期させることができるため、公衆用
デジタルコードレス（ＰＨＳ）システムと自営用デジタ
ルコードレスシステムとの間でクロックの同期が可能と
なり、電波の有効利用が図れるとともに、通話品質を向
上できることになる。
れば、公衆用デジタルコードレス電話の基地局から放射
される無線信号を受信し、この無線信号から網クロック
成分を抽出し、この網クロックに同期したクロック生成
して私設交換機本体に送出するようにしたことにより、
デジタル回線とのインタフェース部を回線収容しないデ
ジタル私設交換機においても、私設交換機のクロックを
網クロックに従属同期させることができるため、公衆用
デジタルコードレス（ＰＨＳ）システムと自営用デジタ
ルコードレスシステムとの間でクロックの同期が可能と
なり、電波の有効利用が図れるとともに、通話品質を向
上できることになる。
【図１】本発明の一実施形態を示す構成図である。
【図２】疑似ＰＳ及びクロック同期部の構成の一例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図３】従来例を示す構成図である。
１２ 自営用ＣＳ（基地局） １３ 自営用ＰＳ（子機） １４ 公衆網用ＣＳ １５ 疑似ＰＳ １６ クロック同期部 １７ 私設交換機本体
Claims (1)
- 【請求項１】 デジタル回線とのインタフェース部を回
線収容しないデジタル私設交換機において、 公衆用デジタルコードレス電話の基地局から放射される
無線信号を受信し、前記無線信号から網クロック成分を
抽出する受信手段と、 前記受信手段からの網クロックに同期したクロック生成
して私設交換機本体に送出するクロック同期手段とを備
えたことを特徴とする網クロック同期回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7298001A JPH09139989A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 網クロック同期回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7298001A JPH09139989A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 網クロック同期回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09139989A true JPH09139989A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=17853850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7298001A Pending JPH09139989A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 網クロック同期回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09139989A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6628628B1 (en) | 1999-03-19 | 2003-09-30 | Denso Corporation | Wireless communication having operation time correcting function |
| KR100599871B1 (ko) * | 1997-12-15 | 2006-10-24 | 코닌클리즈케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. | 무선전화기및클럭관리방법 |
-
1995
- 1995-11-16 JP JP7298001A patent/JPH09139989A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100599871B1 (ko) * | 1997-12-15 | 2006-10-24 | 코닌클리즈케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. | 무선전화기및클럭관리방법 |
| US6628628B1 (en) | 1999-03-19 | 2003-09-30 | Denso Corporation | Wireless communication having operation time correcting function |
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