JP3246311B2 - 多点記録計 - Google Patents

多点記録計

Info

Publication number
JP3246311B2
JP3246311B2 JP01317196A JP1317196A JP3246311B2 JP 3246311 B2 JP3246311 B2 JP 3246311B2 JP 01317196 A JP01317196 A JP 01317196A JP 1317196 A JP1317196 A JP 1317196A JP 3246311 B2 JP3246311 B2 JP 3246311B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
color
recording
channels
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP01317196A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09210734A (ja
Inventor
雅彦 高橋
康介 雨宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP01317196A priority Critical patent/JP3246311B2/ja
Publication of JPH09210734A publication Critical patent/JPH09210734A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3246311B2 publication Critical patent/JP3246311B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recording Measured Values (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多点記録計の改良に関
し、更に詳しくは2以上の入力信号が同時に急変し、記
録が途切れた空白部分を補間する際の打点ピン駆動電力
の節約を図った多点記録計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のチャンネルからアナログ信号を入
力し、そのアナログ信号をデジタル信号に変換した後、
所定の演算処理を行ってラスタースキャン方式で、アナ
ログ信号の種類と大きさに応じた値を異なる色で記録紙
に記録する多点記録計がある。
【0003】始めにこの様な多点記録計の概略構成と動
作を図4を用いて説明する。図4において、11〜1n
アナログ入力信号が印加される入力端子、2は入力切換
機構であり、入力信号11〜1nに印加されている信号を
所定の時間(例えば0.2秒)毎に順次選択し、プログ
ラムゲイン増幅器3に送出する。4は増幅器3で所定の
大きさに増幅されたアナログ信号をデジタル信号に変換
するA/D変換器である。
【0004】5はA/D変換器4の出力信号を一時記憶
する第1メモリであり、このメモリに格納されたデータ
は入力の種類に応じてリニアライズ演算され、表示用や
記録用として例えば0.1mmステップで250mm幅に対応さ
せるために0〜2500までの数値に変換されて記憶され
る。
【0005】7は記録紙6を間欠的に走行させる例えば
パルスモータを用いた紙送り機構、8は紙送り機構7の
駆動回路である。9は記録紙6上に選択された入力信号
毎に対応した所定の色で多点のドット記録を行う記録ヘ
ッドであり、インクジェットヘッドやワイヤドットヘッ
ドが用いられる。10は記録ヘッド9の駆動回路、11
は記録ヘッド9を記録紙の走行する方向と直交する方向
にラスタースキャンさせる例えばパルスモータを用いた
ヘッド走査器である。
【0006】なお、ワイヤドットヘッドは例えば図5の
様に構成されており、走行方向に沿って帯状に染め分け
られたインクリボン91と、このリボンの色帯数に対応
する様に配列された選択的駆動により所定の色を記録紙
6に転写する複数の打点ピンを有しており、記録紙6の
走行休止時に例えば0.1mm/ステップで移動する。12
はヘッド走査器11を駆動するための信号を送出すると
共にヘッド9の位置に対応したデジタル信号を送出する
走査回路、13は走査回路12から送出されるデジタル
信号を逐次記憶する第2のメモリである。
【0007】14は例えばマイクロプロセッサを用いた
演算制御回路であり、この制御回路14は第1メモリに
記憶されている入力信号に対応した全データと第2メモ
リに逐次記憶されている記録ヘッド9の位置に対応した
データを読み出し、第1メモリに記憶されたデータの中
から第2メモリに13に記憶されたデータとの差が最小
となるデータを検出し、その差分に応じて記録ヘッドを
所定量移動させ、差が0になった時点で所定の色のドッ
ト記録を行わせるための制御信号を送出する。なお、制
御信号は各色の記録位置が補正されて送出される。
【0008】15は文字、記号等をドットパターンとし
て記憶すると共に装置の動作手順を記憶しているメモ
リ、16は測定に関連した情報を表示する表示器、17
は表示器16の駆動回路である。18は装置の動作モー
ド、入力信号の種類、記録範囲、警報の設定値、紙送り
速度等を設定するための設定用のキーボード、19はキ
ーボード用インタフェースである。
【0009】20はフォトカプラからなる入出力ポート
であり、アナログ部である入出力機構2,増幅器3,A
/D変換器4と他のデジタル部を完全に絶縁している。
21はメモリ5,13をバックアップするバッテリ、2
2はバッテリ21の電圧低下を検出する警報回路、Pは
パネルである。なお、図では省略するが、記録ヘッド9
の少なくともいずれか一端には記録ヘッド9がその位置
に到達することによって端部信号を発生し、記録ヘッド
の位置データをリセットするための端部検出手段が設け
られている。
【0010】上記の構成によれば、複数の入力信号に対
応した多点記録装置を実現することができる。この様な
多点記録装置おいては、あるチャンネルにおいて、前回
のスキャンで取入れたデータと今回のスキャンで取入れ
たデータが急変した場合、信号の急変前と後の部分が途
切れてしまう。その場合途切れた空白部分を補間する機
能を有している。
【0011】図6(a)はあるチャンネルの入力と、そ
の入力が急変した場合の一例を示すもので、6は図の上
方から下方のY方向に巻き取られている記録紙であり、
はじめ線分Aに示す様に殆ど変動のない入力が打点され
ている。そしてaで示す時点で線分Bで示すbの位置に
出力が急変し、その後徐々に変化してc点で安定したも
のとする。この様な場合、急変部分は空白となる。従っ
てこの空白を埋めるために多点記録計を構成する演算装
置はa点の値とc点の入力値の差が所定の値を越えたこ
とを判断し、その空白部分を予め定められた打点間隔
(図6(b)で示すdの間)で補間する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えばワイ
ヤドット方式で複数のチャンネルからの入力測定を多点
で打点する場合、ワイヤの駆動は一般にソレノイドを用
いて行われ、一つのワイヤが一つのソレノイドにより駆
動される。従って通常の動作状態では入力に対応した一
つのワイヤ(ソレノイド)が順次駆動されている。そし
て、入力の急変が1チャンネルであれば補間はそのチャ
ンネルに対応した一つの色、即ち一つのワイヤが連続し
て駆動されるがヘッドの消費電力はソレノイド一つ分と
なる。
【0013】入力の急変が2チャンネル以上で同時に発
生した場合、前記空白部分は2以上の色で連続して打点
されるので、消費電力が増大するとともに、ソレノイド
を駆動するコイルの温度が上昇しワイヤ駆動力が低下す
る。そして、上昇した温度が通常状態に戻るまでは時間
がかかるので、その間は打点の印字品質が低下するとい
う問題がある。本発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、空白部分を直線補間する際の消費電力の
削減を図った多点記録計を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、複数のチャンネルからアナログ信号を入力
し、そのアナログ信号をデジタル信号に変換した後、所
定の演算処理を行ってラスタースキャン方式で、前記ア
ナログ信号の種類と大きさに応じた値を異なる色で記録
紙に記録する多点記録計において、前記複数のチャンネ
ルの2以上の入力信号が同時に急変した場合に、前記信
号の急変の前と後の間を直線補間するに際しては、重な
る部分の補間を予め定めた一つの色で補間する様にした
ことを特徴とするものである。以下、本発明の実施の形
態に基づき詳細に説明する。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の多点記録計の補間
処理フローを示す流れ図、図2は直線補間データ展開用
バッファの概念図(a)と打点例(b)を示す図であ
り、(a)図には測定入力に急変があった場合、その急
変の内容に応じて処理された色番号が記入されている。
図3は直線補間管理テーブルの概念図である。なお、こ
こでは10種類の色で打点する多点記録計について説明
する。
【0016】図3の管理テーブルにおいて、N1〜N10
は10種類の色に対応した(設定された)チャンネルの
数、001ch ,011CH,021chはチャンネル番号を示し、こ
こでは001ch ,011CH,021chの3つのチャンネルがN1
に対応した色で打点されることを意味している。
【0017】この管理テーブルではN1→N10方向に
色の優先度が高くなる様に設定されている。そして、N
1〜N10に対応する色のチャンネル数は測定に先立って
オペレータにより設定される。なお、多点記録計の構成
は従来例で説明したものと同様なのでここでの説明は省
略するが、従来とは空白部分を補間する演算制御回路1
4の処理内容が異なっている。
【0018】図1において、スタートからエンドまで
は、キャリッジが記録幅の右→左および/または左→右
に移動する間(1スキャン)の動作内容を示している。
処理フローに従って説明する。において、直線補間デ
ータ展開用バッファに格納された前回データのメモリ内
容をクリアする。において管理テーブルのN1のアド
レスを設定する。において、色カウンタを10と設定
する。
【0019】補間管理テーブルに指定された内容に応
じてチャンネルカウンタを設定する(ここではN1は3
なのでチャンネルカウンタの数値は3と設定される)。
ポインタをひとつ進める。において、チャンネル番
号2の測定値を読み込む。において前回読み込んだ測
定値と今回読み込んだ測定値の差を演算する。差が所定
値を越えている場合はYESとなり、に進んで補間バ
ッファをN1に対応する色番号で埋める。差が所定値以
下である場合は入力は急変していないのでに進んでカ
ウンタから1を減ずる。
【0020】(10)において、ポインタをひとつ進める。
(11)において、チャンネルカウンタが0であるかどうか
を判断する(ここではチャンネルカウンタの数値は3−
1なので2となっている)。NOであればに戻り〜
(11)までの動作を繰り返す。YESであれば、ここでは
021チャンネルまで終了したことになり、(12)に進んで
色カウンタから1を減ずる。(13)において色カウンタが
0になったかどうかを判断し(ここではN1に対応する
色について終了した段階なのでNOとなる)に戻って
図3に示す管理テーブルのN2のアドレスを設定する。
【0021】ここではN2に対応する色で打点すべきチ
ャンネル数は0なので以降の動作は行われず、(13)→
に進んで次のN3で設定されたチャンネルに戻って
〜(13)の動作が実行される(ここではN3に対応する色
のチャンネル数は002チャンネル1つである)。上記動
作が繰り返されてN10まで進んだら色カウンタの数値
が0となり、作成された補間バッファをもとに色データ
が展開されて、複数のチャンネルの入力の急変により生
じた空白部分が予め定められた色の優先順位N1〜N1
0に従って補間される。
【0022】図2に戻り(b)で示す図は本発明の補間
機能を有する多点記録計によりにより打点される入力急
変時の記録状態を示すもので、ここで1〜21…の数値
は記録幅に対応した位置を示しており、021および002チ
ャンネルに入力急変が発生した場合を示している(021
のチャンネルは8→20の位置へ、002のチャンネルは
13→17の位置へ移動している)。ここで021チャン
ルはN1に対応する色1で打点され、002チャンネルは
N3に対応する色3で打点されるが、先に述べたように
色3の方が高い優先順位に設定されている。従って、両
方が重なる部分(13→17の位置)は優先順位の高い
色3で打点されることになる。なお、本発明の実施の形
態についてはワイヤドット打点方式の例について説明し
たが、インクジェット方式についても本発明の思想を適
用して重なる部分の補間を優先する一つの色で印字する
ことができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のチャンネルの2以上の入力信号が同時に急変した場
合、信号の急変前と後の間を直線補間する際は、重なる
部分の補間を予め定めた一つの色で補間する様にしたの
で、空白部分を直線補間する際の消費電力の削減を図る
とともに、急変回復後の印字品質に影響のない多点記録
計を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の態様の1例を示すフローチャー
ト図である。
【図2】直線補間データ展開用バッファの概念図と打点
例を示す図である。
【図3】直線補間管理テーブルの概念図である。
【図4】本発明および従来例の構成例を示す図である。
【図5】ワイヤドットヘッドの1例を示す図である。
【図6】あるチャンネルで入力が急変した場合の打点例
を示す図である。
【符号の説明】
1〜1n 入力端子 2 入力切換機構 3 増幅器 4 A/D変換器 5,13,15 メモリ 6 記録紙 7 紙送り機構 9 記録ヘッド 11 ヘッド走査器 12 ヘッド走査回路 14 演算制御回路 16 表示器 18 キーボード 20 入出力ポート P パネル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のチャンネルからアナログ信号を入力
    し、そのアナログ信号をデジタル信号に変換した後、所
    定の演算処理を行ってラスタースキャン方式で、前記ア
    ナログ信号の種類と大きさに応じた値を異なる色で記録
    紙に記録する多点記録計において、前記複数のチャンネ
    ルの2以上の入力信号が同時に急変した場合に、前記信
    号の急変の前と後の間を直線補間するに際しては、重な
    る部分の補間を予め定めた一つの色で補間する様にした
    ことを特徴とする多点記録計。
JP01317196A 1996-01-29 1996-01-29 多点記録計 Expired - Lifetime JP3246311B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01317196A JP3246311B2 (ja) 1996-01-29 1996-01-29 多点記録計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01317196A JP3246311B2 (ja) 1996-01-29 1996-01-29 多点記録計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09210734A JPH09210734A (ja) 1997-08-15
JP3246311B2 true JP3246311B2 (ja) 2002-01-15

Family

ID=11825743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01317196A Expired - Lifetime JP3246311B2 (ja) 1996-01-29 1996-01-29 多点記録計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3246311B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4603143B2 (ja) * 2000-11-06 2010-12-22 日置電機株式会社 複数波形の補間表示方法
JP5930216B2 (ja) * 2013-10-02 2016-06-08 横河電機株式会社 ドット形レコーダ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09210734A (ja) 1997-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5155499A (en) Image-edge-printing controller
JPH0149632B2 (ja)
JP3246311B2 (ja) 多点記録計
JPS6230365B2 (ja)
JPH0451767B2 (ja)
JP5046003B2 (ja) ドット形レコーダ
JPS6225692Y2 (ja)
JPH0452883B2 (ja)
JP5930216B2 (ja) ドット形レコーダ
JP3357425B2 (ja) 記録装置
JPH0469323B2 (ja)
JPH0214646B2 (ja)
JPH06278302A (ja) 記録装置
EP0495606B1 (en) Printer control method
JPH07319644A (ja) 記録装置に対するデータ供給方式及び方法
JP3250205B2 (ja) 記録計
JPH0823503B2 (ja) レコーダ
JP3841216B2 (ja) 記録システム
US6628421B1 (en) Electronic device for the control of moving elements in text and/or image processing equipment
JPH09169131A (ja) マルチラインサーマルプリンタの転送制御方式
JPS60222721A (ja) 多点記録装置
JPH0781887B2 (ja) 多点測定記録装置
JPH0519643B2 (ja)
JPH0781886B2 (ja) 多点記録装置
JPH0465965B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071102

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081102

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term