JP3241768U - 包装体及びパッケージ - Google Patents

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亜紀 酒井
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Abstract

Figure 0003241768000001
【課題】窓部を設けた袋状の包装体において、被包装物の包装体内での移動を抑制し、被包装物の所定箇所が窓部からずれてしまうことを防止する。
【解決手段】被包装物を包装する袋状の包装体であって、矩形状の表面を形成する表面形成部11と、表面と対向配置された矩形状の裏面を形成する裏面形成部21と、表面及び裏面の矩形の少なくともいずれか一方の一辺に設けられ、当該一辺に沿ってかつ当該一辺と直交する方向であり当該一辺の内側に幅を有して表面形成部の一部と裏面形成部の一部とを接合する、第1及び第2接合部形成部24、25と、表面形成部及び裏面形成部の少なくともいずれかに設けられ、被包装物を外部から視認可能な窓部12と、を備え、表面形成部と裏面形成部によって被包装物を挟持する力により被包装物を保持する。
【選択図】図2

Description

本考案は、包装体及びパッケージに関する。
従来から、外部から視認可能な窓部を有する、袋状に形成された包装体が知られている(例えば、特許文献1など)。特許文献1には、封筒などの包装体において、内容物を確認するための窓部を、包装体のベースとなる紙基材に透明化樹脂を付与することによって形成することが開示されている。
特開2021-91481号公報
ところで、特許文献1に記載のような窓部を有する包装体において、内容物(以下、被包装物ともいう)の寸法が包装体に対して小さい場合には、包装体内部で被包装物が移動してしまうという問題があった。即ち、外部から確認すべき所定箇所(例えば、郵便物であれば宛先などの記載、商品であれば訴求したい特徴部、など)が窓部の設けられた位置からずれてしまい、包装時に意図した箇所が外部から確認できないといった問題が生じる。
本考案は、このような問題に鑑み、窓部を設けた袋状の包装体において、被包装物のサイズが包装体の内寸に比べてある程度小さい場合であっても、被包装物の包装体内での移動を抑制し、被包装物の所定箇所が窓部からずれてしまうことを防止する技術を提供することを目的とする。
本開示の一側面に係る包装体は、被包装物を包装する袋状の包装体であって、
矩形状の第1面を形成する第1面形成部と、
前記第1面と対向配置された矩形状の第2面を形成する第2面形成部と、
前記第1面及び前記第2面の前記矩形の少なくともいずれか一方の一辺に設けられ、当該一辺に沿って、かつ、当該一辺と直交する方向であり、当該一辺の内側に幅を有して、前記第1面形成部の一部と前記第2面形成部の一部とを接合する、接合部と、
前記第1面形成部及び前記第2面形成部の少なくともいずれかに設けられ、前記被包装物を外部から視認可能な窓部と、
を備え、
前記第1面形成部及び前記第2面形成部の縦横の内寸は、前記被包装物の縦横の寸法に対して、それぞれ110%以上の長さを有し、
前記被包装物を包装した状態において前記第1面形成部と前記第2面形成部によって前記被包装物を挟持する力により前記被包装を保持する、包装体である。
本考案によれば、被包装物の包装体内での移動を抑制し、被包装物の所定箇所が窓部からずれてしまうことを防止する技術を提供することができる。
図1Aは、実施形態に係る包装体の第1面の構成を示す概略図である。図1Bは、実施形態に係る包装体の第2面の構成例を示す概略図である。 図2は、実施形態に係るシート状基材の表面の構成を示す概略図である。 図3は、実施形態に係るシート状基材の裏面の構成を示す概略図である。 図4は、実施形態に係る包装体の接合部について説明する説明図である。 図5Aは、実施形態に係る包装体の被包装物の一例を説明する第1の図である。図5Bは、実施形態に係る包装体の被包装物の一例を説明する第2の図である。 図6Aは、実施形態に係る包装体の窓部から視認できる被包装物の所定箇所の一例を示す第1の図である。図6Bは、実施形態に係る包装体の窓部から視認できる被包装物の所定箇所の一例を示す第2の図である。
<実施形態>
以下に、本考案の具体的な実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態の構成は例示であり、本考案はこれらの実施の形態の構成に限定されるものではない。本実施形態に係る包装体は、矩形状の四辺が閉じた袋状(いわゆる封筒状)の包装体であり、表面と裏面とを有している。
図1Aは本実施形態に係る包装体1の表面10の構成を示す概略図、図1Bは包装体1の裏面20の構成を示す概略図である。図1A、図1Bに示すように、包装体1は略長方形の外観を有している。以下では、包装体1の長手方向を縦方向、短手方向を横方向として説明を行う。また、包装体1の表面10には、外部から被包装物が視認可能に形成される窓部12が設けられる。
本実施形態に係る包装体1は、一枚のシート体100から形成される。図2は、シート体100の表側の概略構成を示す図であり、図3は、シート体100の裏側の概略構成を示す図である。なお、シート体100の表側は包装体1が形成された際に外部に晒される面であり、同裏側は包装体1が形成された際に内側となる面である。なお、本実施形態に係るシート体100は紙を素材とするが、シート体の素材は必ずしも紙に限定されるわけではない。
シート体100は、包装体1の表面10を形成する表面形成部11と、包装体1の裏面20を形成する裏面形成部21とが一体となった構成である。図2、図3に示すように表面形成部11は矩形状であり、その四辺はそれぞれ、第1折り返し部31、第2折り返し部32、第3折り返し部33、第4折り返し部34、となっている。
表面形成部11には、窓部12が設けられている。窓部12は、例えば、紙を素材とするシート体100の一定の領域に、透明化樹脂を付与することによって形成することができる。なお、透明化樹脂を紙基材に付与して透明な窓部を形成する方法には、特開2021-91481号公報(上記の特許文献1)などに開示された技術を適用することができる。また、窓部12の形成方法は、必ずしも上記のように紙基材に透明化樹脂を付与する方法に限らず、窓部の形状の開口を透明な樹脂シートで覆って形成しても構わない。
裏面形成部21は、表面形成部11の四辺の外側にそれぞれ独立した領域として設けられる裏面主要部22と、裏面基部23と、第1接合部形成部24と、第2接合部形成部25と、を有する。裏面主要部22は包装体1の裏面20の主要な部位を占め、表面形成部11の第2折り返し部32の外側に設けられる。また、裏面基部23は表面形成部11の第1折り返し部31の外側に、第1接合部形成部24は第3折り返し部33の外側に、第2接合部形成部25は第4折り返し部34の外側に、それぞれ設けられる。
そして、裏面主要部22と、裏面基部23と、第1接合部形成部24と、第2接合部形成部25の各部がそれぞれ隣接する折り返し部で表面形成部11に対して折り返されて接合されることで、封筒状の包装体1が形成される。なお、折り返し方向は、図2を参照すると各折り返し部で山折りに、図3を参照すると各折り返し部で谷折りに、折り返すことになる。
ここで、図1Bに示すように、裏面基部23は包装体1の裏面20の一方の長辺の近傍の領域を形成する。また、第1接合部形成部24と第2接合部形成部25はそれぞれ、包装体1の裏面20の短辺近傍の領域を形成する。
なお、図2中において、斜線のハッチングが施されている領域は、裏面主要部22、裏面基部23、第1接合部形成部24、第2接合部形成部25の各部が折り返されて包装体1が形成されると、他の部位に覆われる領域を示している。本実施形態に係る包装体1を形成する際には、先ず裏面基部23を第1折り返し部31で折り返し、その次に第2折り返し部32で裏面主要部22を折り返すことによって、裏面基部23のハッチング領域が裏面主要部22に覆われる。ここで、裏面基部23のハッチング領域には接着剤が塗布され、裏面基部23の表側と裏面主要部22の裏側(図3に示される側)とが接着剤により接合されることで、シート体100が筒状の形状となる。
その後さらに、第1接合部形成部24、第2接合部形成部25がそれぞれ、第3折り返し部33、第4折り返し部34で折り返されることによって、裏面主要部22のハッチング部分が覆われる。
第1接合部形成部24、第2接合部形成部25はそれぞれ、図3に示す裏側において、接着剤が塗布される領域である第1接着領域41、第2接着領域42を有している。そして、第1接着領域41、第2接着領域42が折り返された裏面主要部22の表側と接合されることにより、袋状に封止された包装体1が完成する。
なお、裏面基部23、第1接合部形成部24、第2接合部形成部25に塗布される接着剤はそれぞれ、包装体1の形成時に塗布されるものであってもよいし、予め塗布された状態となっていてもよい。具体的には、予め塗布したうえで乾燥状態にしておいたり、例えば、両面テープを用いたりして、包装体1の形成時に接着剤の機能を発揮できるように構成しておいてもよい。
次に、本実施形態に係る包装体1の接合部について説明する。図2において、一点鎖線で区切られる領域は、第1接合部形成部24、第2接合部形成部25が折り返された際に、第1接着領域41、第2接着領域42が配置される領域を示している。図2の一点鎖線で区切られた領域が示すように、第1接合部形成部24の第1接着領域41、第2接合部形成部25の第2接着領域42はそれぞれ、折り返された際に裏面主要部22の表側と当接する部位と、当接しない部位を有している。そして、第1接着領域41、第2接着領域42の、裏面主要部22の表側と当接しない部位は、第1接合部形成部24、第2接合部形成部25が折り返された際には、それぞれ表面形成部11の裏側と当接し、接合される。
即ち、シート体100から形成される包装体1は、図4に示すように、裏面形成部21の第1接合部形成部24と表面形成部11とが接合される第1接合部43と、裏面形成部21の第2接合部形成部25と表面形成部11とが接合される第2接合部44とを有する。なお、図4は、本実施形態に係る包装体1の接合部について説明する図であり、包装体1の裏面20側を示している。図4中のドットで網掛けされた領域(第1接合部43、第2接合部44)は、第1接着領域41及び第2接着領域42のうち、表面形成部11の裏
側と当接する部位に該当する。
以上のような第1接合部43、第2接合部44が設けられることにより、各接合部において表面10と裏面20とが互いに接した状態を維持する力が生じるため、袋状の包装体1の表面10と裏面20とによって被包装物を挟み込む力が働く。これによって、被包装物のサイズが包装体1の内寸に比べてある程度小さい場合であっても、被包装物の包装体内での移動を抑制することができる。即ち、上記のような構成を備える本実施形態に係る包装体1によれば、単に表面10と裏面20とが矩形の各辺においてのみ接合しているだけの構成に比べ、包装体1内での被包装物の移動を抑制することができる。また、包装体1の両短辺に接合部が設けられることで、いずれか一方のみに接合部が設けられることに比べ、より効果的に被包装物の移動を抑制することができる。
なお、上記のような第1接合部43、第2接合部44を設けるためには、シート体100において裏面主要部22の縦方向の寸法が、表面形成部11の縦方向の寸法よりも短くなっている必要がある。しかしながら、裏面主要部22の寸法が第2折り返し部32と接する位置から短くなっていると、第1接合部形成部24及び第2接合部形成部25を折り返した際に、第2折り返し部32近傍において表面形成部11の裏側(即ち、包装体1の内側)が露出する領域が生じてしまう。
このため、図2及び図3の各図に示すように、裏面主要部22は、第2折り返し部32から離れる方向に向けて、無段階的に寸法が短くなる領域である第1傾斜部27及び第2傾斜部28を備えている。これによれば、第2折り返し部32と接している領域では裏面主要部22の縦方向の寸法は表面形成部11の縦方向の寸法と同一であるため、第1接合部形成部24及び第2接合部形成部25を折り返した場合に、表面形成部11の裏側が露出することはない。一方、第2折り返し部32近傍から離れた箇所では、裏面主要部22の縦方向の寸法は表面形成部11の縦方向の寸法よりも短いため、第1接合部43、第2接合部44を形成することが可能である。
ただし、第1傾斜部27及び第2傾斜部28の傾斜が緩やかであるほど、第1接合部43、第2接合部44に相当する領域が狭くなってしまう。そして、第1接合部43、第2接合部44の領域が狭ければ、上述したような被包装物を挟み込む力が十分に発揮されない虞がある。このため、第1傾斜部27及び第2傾斜部28は、ある程度急な傾きを有することが望ましい。例えば、裏面主要部22の縦方向の寸法が、裏面主要部22の横方向の寸法の8%以上12%以下の長さ分第2折り返し部32から離間した位置において、第2折り返し部32部分の寸法の4%以上6%以下の長さ分短くなるように、第1傾斜部27及び第2傾斜部28の傾きを設定するとよい。
次に、包装体1によって包装される被包装物について説明する。図5A、図5Bは、被包装物の一例としての不織布マスク5について示す図である。図5Aは不織布マスク5の表面を示しており、図5Bは不織布マスク5の裏面(即ち着用時に人体に当接する側)を示している。図5A及び図5Bに示すように、不織布マスク5は、本体部51と、左右の耳紐部52と、耳紐部52を本体部51に接合する耳紐接合部54を有している。また、図5Aに示すように、不織布マスク5はその表面に模様53が付されている。模様53はどのようなものであってもよく、エンボス加工、スタンプ、レーザー印刷など、所望の方法によって付される文字、図形、記号、これらの結合などとすることができる。例えば、キャラクターの絵柄であってもよいし、文字列であってもよい。また、包装体1に包装された不織布マスク5をノベルティグッズとして用いるような場合には、模様53を商品名や製造会社名、それらのロゴなどとすることもできる。
図6A及び図6Bは、不織布マスク5を包装体1で包装した状態の例を示す図である。
図6Aに示す例では、包装体1の窓部12から模様53が視認できるように、不織布マスク5が包装されている。また、図6Bの例では、窓部12から不織布マスク5の耳紐接合部54が視認できるように、不織布マスク5が包装されている。なお、本体部51と耳紐部52とを有するマスクは、耳紐接合部54に負荷がかかるなどして、耳紐部52が本体部51から外れやすい構造となっている。このため、製造・流通の過程で耳紐部52が外れ、不良品となってしまうことがある。この点、マスクを被包装物とする際に、耳紐接合部54が、窓部から確認できるようになっていると、耳紐部の接合に問題が無いかを、開封せずに確認することができる。
図6A及び図6Bに示すように、包装体1は被包装物である不織布マスク5のサイズに対して、十分な余裕のある内寸を備えている。具体的には、例えば、不織布マスク5(の本体部51)の縦横の長さに対して、それぞれ110%以上の長さの内寸を有する構成とすることができる。
通常、このように被包装物に対して包装体の内寸が十分に大きい場合には、包装体内で被包装物の位置が変動することが考えられる。この点、本実施形態に係る包装体1は、上述のように第1接合部43、第2接合部44を有していることにより、袋状の包装体1の表面10と裏面20とによって被包装物を挟み込む力が働き、これによって被包装物の包装体内での移動を抑制することができる。このため、本実施形態に係る不織布マスク5の模様53、耳紐接合部54のように、窓部12から視認したい(させたい)所定箇所がある場合に、当該箇所が窓部12からずれてしまうことを防止することができる。
なお、図6Bに示す包装体1の例では、不織布マスク5の耳紐部52が不織布マスク5の表面側に折り返された状態で、窓部12に耳紐接合部54が配置されるように包装されている。このような態様で不織布マスク5を包装することによって、耳紐部52が反対側に折り返されていない場合に比べて耳紐接合部54に負荷がかかった状態となり、耳紐部52の接合不良がある場合には耳紐部52が耳紐接合部54から離間しやすくなる。また、折り返された耳紐部52が自然状態(折り返されていない状態)に戻ろうとする力により、不織布マスク5の本体部51を包装体1内側に押し付ける方向に力が生じるため、上記接合部の作用と相まって、より効果的に不織布マスク5の包装体1内の移動を抑制することができる。
以上、説明してきたような本実施形態の包装体1の構成によれば、窓部を設けた袋状の包装体において、被包装物のサイズが包装体の内寸に比べてある程度小さい場合であっても、被包装物の包装体内での移動を抑制し、被包装物の所定箇所が窓部からずれてしまうことを防止する技術を提供することができる。
また、包装体1に用いられる部材を一枚のシート体100とし、各接合部形成部を表面形成部11に対し折り返した位置から接合部を設けることができ、外部から包装体1内部へ通じる隙間を無くすことができる。これにより、包装体内部への異物等の侵入を防止することができる。
また、包装体1の素材が紙であり、被包装物が不織布を素材とする不織布マスク5であるため、不織布マスク5が包装された状態において、包装体1と不織布マスク5とに摩擦力が働き、より効果的に被包装物の移動を抑制することができる。
また、包装体1の窓部12について、透明化樹脂を紙基材に付与して形成することで、より効果的に被包装物の移動を抑制することができる。即ち、窓部12を紙基材上に設けた開口に透明な樹脂シートなどを貼り付けるなどして構成した場合には、窓部12に当たる樹脂シート部分の摩擦力が小さくなってしまう。また、樹脂シート部分と紙基材とに段
差が生じ、当該段差において被包装物との段差が生じるなどの虞がある。この点、透明化樹脂を紙基材に付与することで窓部12して形成すると、窓部12とそれ以外との部分に摩擦力の差異や段差を生じさせることが無く、被包装物の所定箇所が窓部からずれてしまうことを防止するのに好適である。
なお、上記実施形態における表面10、裏面20、表面形成部11、裏面形成部21、裏面主要部22が、本考案の第1面、第2面、第1面形成部、第2面形成部、第2面主要部に相当する。また、上記実施形態における第2折り返し部32が本考案に係る「前記第1面形成部との境界となる辺(前記境界となる辺)」に相当する。
<その他>
上記実施形態の説明は、本考案を例示的に説明するものに過ぎず、本考案は上記の具体的な形態には限定されない。本考案は、その技術的思想の範囲内で種々の変形及び組み合わせが可能である。例えば、上記実施形態では、包装体1の短辺の一方に第1接合部形成部24が、他方に第2接合部形成部25が、それぞれ設けられる構成であったが、接合部が包装体1の短辺の一方のみに設けられる構成であっても構わない。また、被包装物も不織布マスク5に限定されるわけではなく、様々な物品を包装することができる。
また、本考案は、上述のような包装体と、当該包装体の縦横の内寸に対して、それぞれ60%以上かつ90%以下の縦横の寸法を有する被包装物と、を備えるパッケージに適用することも可能である。
1・・・包装体
10・・・表面
11・・・表面形成部
12・・・窓部
20・・・裏面
21・・・裏面形成部
22・・・裏面主要部
23・・・裏面基部
24・・・第1接合部形成部
25・・・第2接合部形成部
27・・・第1傾斜部
28・・・第2傾斜部
31・・・第1折り返し部
32・・・第2折り返し部
33・・・第3折り返し部
34・・・第4折り返し部
41・・・第1接着領域
42・・・第2接着領域
43・・・第1接合部
44・・・第2接合部
5・・・不織布マスク
51・・・本体部
52・・・耳紐部
53・・・模様
54・・・耳紐接合部
100・・・シート体

Claims (11)

  1. 被包装物を包装する袋状の包装体であって、
    矩形状の第1面を形成する第1面形成部と、
    前記第1面と対向配置された矩形状の第2面を形成する第2面形成部と、
    前記第1面及び前記第2面の前記矩形の少なくともいずれか一方の一辺に設けられ、当該一辺に沿って、かつ、当該一辺と直交する方向であり、当該一辺の内側に幅を有して、前記第1面形成部の一部と前記第2面形成部の一部とを接合する、接合部と、
    前記第1面形成部及び前記第2面形成部の少なくともいずれかに設けられ、前記被包装物を外部から視認可能な窓部と、
    を備え、
    前記第1面形成部及び前記第2面形成部の縦横の内寸は、前記被包装物の縦横の寸法に対して、それぞれ110%以上の長さを有し、
    前記被包装物を包装した状態において前記第1面形成部と前記第2面形成部によって前記被包装物を挟持する力により前記被包装物を保持する、
    包装体。
  2. 前記接合部は、前記第1面及び前記第2面の前記矩形の互いに向かい合う両辺のそれぞれに設けられている、
    請求項1に記載の包装体。
  3. 前記第1面形成部及び前記第2面形成部は一枚のシート体に設けられており、
    前記シート体は、前記第1面を形成する矩形の前記第1面形成部と、前記第1面形成部の四辺の外側に形成される前記第2面形成部とを有する構成であって、
    前記第2面形成部は、前記第1面形成部における前記第1面となる矩形の縦横いずれか一方向の一辺の外側に形成され前記第2面の主要部となる第2面主要部と、少なくとも前記第1面形成部の前記第2面主要部とが形成されるのとは異なる方向の二辺の外側に設けられるとともに前記接合部となる部位を含む複数の接合部形成部とを備えており、
    前記第2面主要部は、前記第1面形成部との境界となる辺に平行な方向の寸法が、前記境界となる辺の近傍とその他の部分とで異なり、かつ、前記その他の部分が短くなるように形成されており、
    前記包装体の前記第2面は、前記第1面形成部に対して前記境界となる辺で折り返された前記第2面主要部と、前記第1面形成部の前記二辺のそれぞれで折り返され前記第2面主要部の表側及び前記第1面形成部の裏側と接合された二つの前記接合部形成部と、を含んで形成される、
    請求項2に記載の包装体。
  4. 前記第2面主要部は、前記境界となる辺に平行な方向の両端部がいずれも、前記境界となる辺に接する位置から、前記境界となる辺と直交する方向に所定距離離れた箇所に向けて、傾きを有するように形成されることによって、前記境界となる辺に平行な方向における寸法が、前記境界となる辺に接する位置から前記所定距離離れた箇所に向けて無段階的に短くなるように形成されている、
    請求項3に記載の包装体。
  5. 前記所定距離離れた箇所は、前記第2面主要部の前記境界となる辺に直交する方向の寸法の8%以上12%以下の長さ分、前記境界となる辺から離間した位置であって、
    前記第2面主要部の前記境界となる辺に平行な方向における寸法は、前記所定距離離れた箇所において、前記境界となる辺と接する箇所よりも4%以上6%以下短く形成されている、
    請求項4に記載の包装体。
  6. 前記被包装物は不織布を素材とするものであって、前記包装体の少なくとも内側の素材が紙である、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の包装体。
  7. 前記被包装物には模様が付されており、前記所定箇所は前記模様が付された位置を含む、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の包装体。
  8. 前記被包装物は本体部と耳紐部とを有するマスクであって、前記所定箇所は前記本体部と前記耳紐部とを接合する耳紐接合部を含む、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の包装体。
  9. 前記包装体内において、前記マスクは、前記耳紐部が前記本体部の前記耳紐接合部が設けられる側の面と反対側の面に折り返された状態で包装される、
    請求項8に記載の包装体。
  10. 前記包装体は紙基材で形成されており、
    前記窓部は、前記紙基材に透明化樹脂を付与することによって形成される、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の包装体。
  11. 請求項1に記載の包装体と、
    前記包装体の縦横の内寸に対して、それぞれ60%以上かつ90%以下の縦横の寸法を有する被包装物と、を備える
    パッケージ。
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