JP3233872U6 - サンドイッチ包装用袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】1個のサンドイッチを容易に取り出すのに十分な大きさの開口を形成でき、しかも開封時にサンドイッチが飛び出しにくい包装袋を提供する。
【解決手段】略等脚台形状の食品収容部を有する2枚のプラスチックシートである第1シート2および第2シート3と、等脚台形状の短辺側に形成された耳部10と、第2シートの収納されるサンドイッチの垂直面に当たる領域において第1シートに対向した面に等脚台形状の短辺7に垂直に設けられたカットテープ4と、等脚台形状の短辺側のカットテープ端部側において第2シートおよびカットテープに設けられた切り込み部5を有し、カットテープの幅は等脚台形状の短辺の長さの30%以上70%以下であり、切り込み部の両端部はカットテープの外部にある。
【選択図】図1

Description

この考案は、直角三角形状のサンドイッチを包装するためのプラスチックフィルム製の食品包装体に関する。
直角三角形の形状をしたサンドイッチは、プラスチックフィルムでできた包装袋に収納され、店頭に陳列されている。特許文献1、特許文献2、特許文献3には、このような直角三角形のサンドイッチを収納する包装袋が記載されている。
特許文献1のサンドイッチ用包装体は、第1プラスチックシートと第2プラスチックシートを有し、第1プラスチックシートと第2プラスチックシートは同形の等脚台形部を有し、等脚台形部の斜辺部および上辺部には第1プラスチックシートと第2プラスチックシートの接続部が所定の幅で形成され、等脚台形部の下辺部は第1プラスチックシートと第2プラスチックシートが接続されていない開口部となっている。そして、中央部にはカットテープが設けられ、開封を容易にしている。
特許文献2には、上辺シール部の幅と同程度の幅広な開封用フィルム片が設けられたサンドイッチ用包装袋が記載されている。
さらに、特許文献3には、袋体にカットテープをシール手段により設けてなる包装用袋であって、シール手段により形成されるシール部は、所定間隔をおいて夫々直線状に形成された外側シール部と、該外側シール部の内側位置に直線状に形成された少なくとも1本の内側シール部とからなり、相隣り合う外側シール部と内側シール部との間に引裂ガイド領域が形成されている包装用袋が記載されている。特許文献3ではカットテープという語が使用されているが、開封補助帯としてのカットテープの本来の機能を果たすのは内側シール部の幅の部分のみである。
特開2013−166566号公報 実用新案登録第3084592号公報 特開2004−315064号公報
特許文献1〜特許文献3に記載のサンドイッチ用包装材にはカットテープが設けられているので、このカットテープを引くことによって開封し、その開口部より、中のサンドイッチを取り出すことができる。しかし、特許文献1の発明ではカットテープにより開封できる幅は限られていて、厚みのあるサンドイッチを簡単に取り出すことはできない。特許文献3の発明ではやや幅広いカットテープが使用されているが、同文献の請求項1に「外側シール部と内側シール部との間に引裂ガイド領域が形成されている」と記載されているように、通常の意味でのカットテープとして作用するのはより狭い内側シール部の幅の部分のみであり、開封時の開口部の幅も狭いものである。
一方、特許文献2の発明では幅広の開封用フィルム片がカットテープとして使用されているので、包装されているサンドイッチの幅全体にわたる大きな開口を得ることができる。しかし、このように大きな開口が形成されると、開封時に消費者が強く引っ張り過ぎたときに、勢いで中のサンドイッチが外へ飛び出して落下する恐れがある。
この考案は、サンドイッチを容易に取り出すのに十分な大きさの開口を形成でき、しかも開封時にサンドイッチが飛び出しにくい包装袋を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この考案のサンドイッチ包装用袋は、略等脚台形状の食品収容部を有する2枚のプラスチックシートである第1シートおよび第2シートと、等脚台形状の短辺側に形成された耳部と、第2シートの収納されるサンドイッチの垂直面に当たる領域において第1シートに対向した面に等脚台形状の短辺に垂直に設けられたカットテープと、等脚台形状の短辺側のカットテープ端部側において第2シートおよびカットテープに設けられた切り込み部を有し、カットテープの幅は等脚台形状の短辺の長さの30%以上70%以下であり、切り込み部の両端部はカットテープの外部にある。カットテープの幅は1個のサンドイッチの幅に対応した良好な開口を得ることができるように35mm以上50mm以下であることが好ましく、また、カットテープの左右側部に沿って形成された第2シートとの接続部と、接続部同士の間に設けられた非接続部を有することが好ましい。
この考案のサンドイッチ包装用袋は、1個分のサンドイッチを容易に取り出すのに十分な大きさの開口を形成でき、しかも開封時に中のサンドイッチが飛び出しにくい。
サンドイッチ包装用袋の実施形態を説明する正面図である。 サンドイッチ包装用袋を示す正面図である。 同背面図である。 同平面図である。 同底面図である。 同右側面図である。 同左側面図である。 同A−A断面図である。 同B−B断面図である。 サンドイッチ包装用袋の使用状態を示す参考斜視図である。 サンドイッチ包装用袋の開封状態を示す参考斜視図である。
本考案を実施するための形態について、図面に基づいて詳細に説明する。図1はサンドイッチ包装用袋の実施形態を示す正面図である。図1ではカットテープおよびその接続部分も図示している。また、図2はサンドイッチ包装用袋の形状を示す正面図、図3は同背面図、図4は同平面図、図5は同底面図、図6は同右側面図、図7は同左側面図、図8は同A−A断面図、図9は同B−B断面図である。
サンドイッチ包装用袋1は、ほぼ外形が同じ第1シート2と第2シート3の重ね合わせにより形成される。第1シート2および第2シート3はいずれも薄く透明なプラスチックフィルムであり、サンドイッチ包装用袋1も印刷が施されていなければ全体的に透明である。
サンドイッチ包装用袋1は、上辺7が短辺であり、下辺9が長辺である等脚台形の形状をした食品収容部6を有する。この食品収容部6において、上辺7(短辺)および側部の斜辺8では第1シート2と第2シート3が接続されている。一方、下辺9(長辺)では第1シート2と第2シート3は接続されていない。したがって、食品収容部6は下辺9のみが開いた袋形状になっており、この中にサンドイッチを収容できるようになっている。この食品収容部6の形状は収容されるサンドイッチの形状に対応している。このサンドイッチ包装用袋には、直角三角形のサンドイッチが収容されるが、上辺7はサンドイッチの厚さとほぼ同じか若干広めになっており、斜辺8の垂線に対する角度θはサンドイッチの頂点の角度の半分になっている。多くの場合では、正方形のパンを対角線に沿って切断するので、得られるサンドイッチは二等辺直角三角形となり、本例においても角度θは概ね22.5°である。
食品収容部6の上部には上辺7(短辺)に続く耳部10が設けられ、下部には折り畳み部11が設けられている。この耳部10と折り畳み部11の形状には特に制限はないが、ここでは耳部10は略長方形状であり、左右両上端角部に丸みが付けられている。折り畳み部11は下辺が短辺となる略等脚台形になっている。
図7は第1シートを示す正面図、図8は第2シートを示す背面図である。第1シートと第2シートはほぼ同じ形状であり、食品収容部を形成する等脚台形状の部分と、その上の耳部を形成する略長方形状の部分と、下の折り畳み部を形成する略等脚台形状の部分を有する。そして、第2シートには、第1シートに対向した面にカットテープ4が取り付けられている。カットテープ4は、上辺7に対して垂直である。そして、第1シートの中央線付近に沿って設けられる。後述するように、等脚台形状の中で上辺7およびその両端点に垂直な線を辺とする長方形状の領域は、収納されるサンドイッチの垂直面に当たることになるが、この長方形状の領域内にカットテープ4を設ける。この長方形状の領域内であれば任意の位置を選択できるが、本例では領域の中心線にカットテープ4の中心線を合わせるように配置している。
カットテープ4の幅は従来のサンドイッチ包装用袋のものよりも広い。この幅は包装されるサンドシールの幅に対応して設定される。等脚台形状の短辺の長さが食品収容部の幅であり、包装されるサンドシール全体の幅に対応し、カットテープの幅は等脚台形状の短辺の長さの30%以上70%以下に設定されている。また、カットテープの幅は35mm以上50mm以下であることが好ましい。包装サンドイッチの幅は60〜110mm程度とかなり広い範囲のものがあるが、一つの包装体には複数個のサンドイッチが収納されており、1個のサンドイッチの幅にはあまり差がない。カットテープの幅が35mm以上50mm以下であれば、開封時には1個のサンドイッチを取り出すのに十分な開口を得ることができる。特にカットテープの幅を40mmとすることによって、多くの場合の1個のサンドイッチの幅に対応した良好な開口を得ることができる。
カットテープ4は接着剤によって第2シート3に取り付けることもできるが、ここでは熱圧着により接続している。そして、本例では、カットテープ4の左右側部に沿って第2シート3と接続される幅5mm程度の接続部12が形成され、接続部同士の間には第2シート3と接続されていない非接続部13が形成されている。この考案では比較的幅の広いカットテープ4を使用するので、カットテープ4の全面を第2シート3に熱圧着しようとすると第2シート3やカットテープ4が熱によって収縮し、形状が歪んだり、美観を損ねる恐れがある。本例のように両側部の接続部12とその間の非接続部を設けることにより、熱圧着の面積を小さくし、しかも強固に接続することができる。なお、カットテープ4が広い場合には、左右の接続部の間に第3の接続部を設けてもよい。
カットテープ4の上部は上辺7を越えて、耳部10まで延びている。そして、カットテープ4の上側、すなわち、耳部10でカットテープ4の幅より長い切り込み部5が形成されている。長い切り込み部5の中央部はカットテープ4に垂直な直線であり、その両端部にはカットテープ4の外側部上端に近づくような傾斜を有する曲線となっている。切り込み部5の両端部はカットテープの外側まで伸びている。
ついで、このサンドイッチ包装用袋の使用方法について説明する。サンドイッチ包装用袋の下部は開いているので、ここからサンドイッチxを挿入する。サンドイッチxの直角三角形の頂点側から挿入し、奥まで入れる。このとき、サンドイッチxの垂直な面が第2シート3に当たるような向きで入れる。そして、サンドイッチ包装用袋の下部の余った部分をキャラメル折りのようにして折り畳み、粘着テープやシールなどで止めれば包装が完了する。図10はサンドイッチ包装用袋の使用状態を示す参考斜視図である。
三角サンドイッチは、通常は正方形または長方形の2枚またはそれ以上のパンの間に具材を挟みこむことによって作られ、その後、対角線に沿って2つに切断される。こうして、直角三角形のサンドイッチができる。斜辺に沿った面が切断面であり、この面ではサンドイッチの具材がよく見えるようになっている。第1シート3は透明であるので、この包装体を店頭に陳列したときに、外から具材がよく観察できる。
このサンドイッチ包装用袋は、切り欠き部5を指でつまんで、下向きに引き下げて開封する。これによって、第2シート3はカットテープ4の両側部に沿って切断されていく。図11は包装サンドイッチの開封状態を示す参考斜視図である。カットテープ4の幅はサンドイッチの垂直面の幅に対して限定されたものであるので、開封により形成される開口は大きすぎない。したがって、勢いよく開封しても、開口部からサンドイッチが飛び出すおそれが小さい。しかも、1個のサンドイッチを取り出すのに十分な大きさの開口であるので、この開口部に指を入れてそのままサンドイッチを簡単に取り出すことができる。カットテープ4を引いた後に、さらに残った包装材を引き剥がすような作業は必要がない。
1.サンドイッチ包装用袋
2.第1シート
3.第2シート
4.カットテープ
5.切り込み部
6.食品収容部(等脚台形部)
7.上辺
8.斜辺
9.下辺
10.耳部
11.折り畳み部
12.接続部
13.非接続部
x.サンドイッチ

Claims (3)

  1. 略等脚台形状の食品収容部を有する2枚のプラスチックシートである第1シートおよび第2シートと、等脚台形状の短辺側に形成された耳部と、第2シートの収納されるサンドイッチの垂直面に当たる領域において第1シートに対向した面に等脚台形状の短辺に垂直に設けられたカットテープと、等脚台形状の短辺側のカットテープ端部側において第2シートおよびカットテープに設けられた切り込み部を有し、カットテープの幅は等脚台形状の短辺の長さの30%以上70%以下であり、切り込み部の両端部はカットテープの外部にあるサンドイッチ包装用袋。
  2. カットテープの幅は1個のサンドイッチの幅に対応した35mm以上50mm以下である請求項1に記載のサンドイッチ包装用袋。
  3. カットテープの左右側部に沿って形成された第2シートとの接続部と、接続部同士の間に設けられた非接続部を有する請求項1または請求項2に記載のサンドイッチ包装用袋。
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