JP3238948U - 包装用箱袋のブランクシート - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の紙箱と角底袋のそれぞれの利点を併せ持ち、且つ、店頭での陳列時に高い訴求効果が得られるとともに、地球環境の保護にも対応した新しい概念の包装用箱袋のブランクシートを提供する。【解決手段】包装用箱袋のブランクシート1は、袋本体の内方に向かって突出する折目3a、5aを有するガゼット部が両側部に設けられ、袋本体の上端側が被包装物の充填口とされる一方、下端側が封止された底部とされた包装用箱袋のブランクシートであって、原紙から打ち抜き加工により成形され、サックマシンによる組立が可能である。【選択図】図1

Description

本考案は、包装用箱袋のブランクシートに関する。
従来、紙製の包装用容器として、原紙から打ち抜いたブランクシートをサックマシンにより糊貼りして組み立てられる紙箱(例えば、特許文献1参照)や、ロール状の原紙から製袋機により作製される角底袋(例えば、特許文献2参照)が広く利用されている。
紙箱は、通常、200~400g/mの厚手の紙から作製されることから、強度が高く質感に優れているため、物品の輸送や保管はもちろんのこと贈答用など物品に付加価値を持たせるのに適した包装用容器の一つである。一方、角底袋は、通常、60~80g/mの、紙箱に比較して薄手の紙から作製されることから、例えば、コンビニエンスストアや量販店、小売店などの店頭で購入者に渡される物品の一時的な保管に適し、使用後の廃棄も容易な包装用容器の一つである。
実用新案登録第3107199号公報 実開昭53-60419号公報
ところで、プラスチックごみの削減とリサイクルの促進を目的とする「プラスチック資源循環促進法」が令和3年6月4日に成立し、令和4年4月から施行されることとなった。これを受けて、包装用容器の開発にも地球環境に配慮した設計が求められている。また、平成27年9月の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の実現のためにも、地球環境を壊さず、資源も使い過ぎない環境に優しい包装用容器が要請される時代になっている。
このような要請を受けて、包装用容器に使用される紙材の量そのものを減少させることが検討されているが、紙箱の分野では、強度と質感を最低限維持するうえから原紙の厚みを薄くすることには限界があり、また一方、角底袋の分野では、原紙の厚みを既に限界まで薄くすることが行われており、これ以上推し進めることはできない。
このような状況において、本願の考案者は鋭意検討を重ねた結果、紙箱が有する収容物の保形及び保護機能と、角底袋が有する単に収容物を収容して運ぶといったシンプルな機能の両方を併せ持った紙製の包装用容器であれば、これまでの紙箱の原紙よりも薄い原紙を用いることよる省資源化と、角底袋の原紙よりやや厚い原紙を用いることによる収容物の保護機能の確保の両方を図ることができる知見を得た。また同時に、そうして得られた包装用容器は従来の角底袋の原紙より厚いブランクシートを用いることから、従来の製袋機に代えてサックマシンを使用する必要があるところ、角底部の折曲工程を円滑に行うにはブランクシートの形態に新たな工夫を施す必要があるとの知見も得た。
以上の知見に基づいて、これまでに紙製の包装用容器の分野にはない、まったく新しい概念の包装用箱袋に係るブランクシートの考案の完成に至った。
すなわち、本考案の目的とするところは、従来の紙箱と角底袋のそれぞれの上記利点を併せ持ち、店頭での陳列時には高い訴求効果が得られるとともに、地球環境の保護にも対応した新しい概念の包装用箱袋のブランクシートを提供することにある。
上記目的を達するために、本考案は次のとおりの構成としている。
本考案に係る包装用箱袋のブランクシートは、袋本体の内方に向かって突出する折目を有するガゼット部が両側部に設けられ、前記袋本体の上端側が被包装物の充填口とされる一方、下端側が封止された底部とされた包装用箱袋のブランクシートであって、後面板、第1ガゼット板、前面板、第2ガゼット板及び貼付片が折目を介してこの順に連設され、第1底板が前記後面板の下端に折目を介して連設され、組立時に前記第1底板の内面と外面側で貼着される第2底板が前記前面板の下端に折目を介して連設され、組立時に前記第2底板の内側に折り込まれる第1フラップが前記第1ガゼット板の下端に、また組立時に前記第2底板の内側に折り込まれる第2フラップが前記第2ガゼット板の下端に、それぞれ折目を介して連設され、前記後面板には、その下端縁から上端に向かって前記底部の奥行寸法の約二分の一の距離離れた位置に、前記下端縁と平行な底部折畳用第1折目が設定され、前記第1ガゼット板の下部には、前記底部折畳用第1折目の仮想延長線と該第1ガゼット板の前記折目とが交差する点と、前記第1ガゼット板の下端縁の両端とをそれぞれ結ぶ線上に、底部折畳用第2折目及び底部折畳用第3折目が設定され、前記第2ガゼット板の下部にも、前記第1ガゼット板と同様に、底部折畳用第2折目及び底部折畳用第3折目が設定され、前記第1フラップと第2フラップには、前記第1ガゼット板及び前記第2ガゼット板の各前記折目の仮想延長線上に、それぞれ仮折目が設定され、前記第2底板の両側に切欠部がそれぞれ設けられ、原紙から打ち抜き加工により成形されたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、サックマシンによる組立の自動化が図れる。
本考案によれば、従来の紙箱と角底袋のそれぞれの利点を併せ持ち、店頭での陳列時には高い訴求効果が得られるとともに、地球環境の保護にも対応した新しい概念の包装用箱袋のブランクシートを提供することができる。
本願開示の包装用箱袋のブランクシートの一実施形態を示す正面図である。 図1に示すブランクシートを組み立てた包装用箱袋を示す斜視図である。 (a),(b)及び(c)はそれぞれ包装用箱袋の様々な形態を示す斜視図である。 従来の角底袋の展開図である。
以下、本考案の実施形態について詳述する。なお、以下の実施形態は、本考案を具現化した一例であって、本考案の技術範囲を限定する性格のものではない。
<包装用箱袋のブランクシートの基本的構成>
このブランクシート1は、原紙から打ち抜き加工により成形されたものである。原紙としては、従来の紙箱が200~400g/mの厚手の紙から作製され、角底袋は、60~80g/mの薄手の紙から作製されていることに鑑み、本考案のブランクシート1では、紙箱のような収容物の保護がある程度可能であって且つ角底袋よりもしっかりとした箱に近い質感が得られるよう、それらのほぼ中間にあたる、例えば120g/m程度の原紙が好適であるが、これに限るものではなく、100g/m前後から180g/m前後の範囲の厚みであればよい。
上記のようなブランクシート1から作製される包装用箱袋100の形態は、図2に示すように、袋本体の内方に向かって突出する折目を有するガゼット部G1,G2が両側部に設けられ、袋本体の上端側が被包装物の充填口110とされる一方、下端側が封止された底部120とされたものである。
ブランクシート1は、上記したように原紙から打ち抜き加工により成形されるものであるから、図4に示すような従来の角底袋の展開図とは全く異なった形態となっている。このため、従来の角底袋では到底作製し得なかった、例えば、図3(a),(b),(c)に示すような形態のものを作製することが可能である。図3(a)は、充填口110に動物の耳のような装飾部130を設けた例を、同図(b)は、充填口110の端縁を波型に成形した例を、同図(c)は、充填口110に店頭陳列時に訴求効果を高めるポップ部140を設けた例を示している。つまり、従来の角底袋はロール状の原反から製袋機により作製されることから、充填口110の端縁に対応する原反の端縁は常に直線である必要があるため、図3(a)~(c)に示すような異形部を充填口110に形成することなどできなかった。しかし、本考案のブランクシート1ではそれが可能となった。
ブランクシート1は、図1に示すように、後面板2、第1ガゼット板3、前面板4、第2ガゼット板5及び貼付片6が折目7,8,9,10を介してこの順に連設されている。これら後面板2から貼付片6に亘ってそれらの上部には帯状の開封用ミシン刃Sが設けられている。この開封用ミシン刃Sは、この部分を手で引き裂いて開封するためのものである。なお、この開封用ミシン刃Sは必須ではない。
第1底板11が後面板2の下端に折目13を介して連設され、組立時に第1底板11の内面と外面側で貼着される第2底板12が前面板4の下端に折目14を介して連設されている。
組立時に第2底板12の内側に折り込まれる第1フラップ15が第1ガゼット板3の下端に、また組立時に第2底板12の内側に折り込まれる第2フラップ16が第2ガゼット板5の下端に、それぞれ折目17,18を介して連設されている。
後面板2には、その下端縁2aから上端に向かって底部120の奥行寸法の約二分の一の距離離れた位置に、下端縁2aと平行な底部折畳用第1折目21が設定されている。この底部折畳用第1折目21は、折目7を越えて、第1ガゼット板3の折目3aの箇所まで延設21aされている。また、底部折畳用第1折目21は、貼付片6及び第2ガゼット板5にも上記と同様に設定されている。
第1ガゼット板3の下部には、底部折畳用第1折目21の延設部21aが第1ガゼット板3の折目3aに出合う点Aと、第1ガゼット板3の下端縁(折目17)の両端B,Cとをそれぞれ結ぶ線上に、底部折畳用第2折目22及び底部折畳用第3折目23が設定されている。また、第2ガゼット板5の下部にも、第1ガゼット板3と同様に、底部折畳用第2折目22及び底部折畳用第3折目23が設定されている。
第1フラップ15と第2フラップ16には、第1ガゼット板3及び第2ガゼット板5の各折目3a,5aの仮想延長線上に、それぞれ仮折目15a,16aが設定されている。
第2底板12の両側には、切欠部24,24がそれぞれ設けられている。
以上説明したブランクシートから組立られた包装用箱袋は、上端の充填口110から被包装物が充填され、その後、充填口110が適宜糊などで封止される。
本考案は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形態で実施することが可能である。そのため、上述した実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本考案の範囲は実用新案登録請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。更に、請求の範囲の均等範囲に属する変形及び変更は、全て本考案の範囲内のものである。
1 ブランクシート
2 後面板
2a 後面板の下端縁
3 第1ガゼット板
3a 第1ガゼット板の折目
4 前面板
5 第2ガゼット板
5a 第2ガゼット板の折目
6 貼付片
7 折目(後面板と第1ガゼット板の間)
8 折目(第1ガゼット板と前面板の間)
9 折目(前面板と第2ガゼット板の間)
10 折目(第2ガゼット板と貼付片の間)
11 第1底板
12 第2底板
13 折目(後面板と第1底板の間)
14 折目(前面板と第2底板の間)
15 第1フラップ
15a 第1フラップの仮折目
16 第2フラップ
16a 第2フラップの仮折目
17 折目(第1ガゼット板と第1フラップの間)
18 折目(第2ガゼット板と第2フラップの間)
19 第1フラップの折り重なり部
20 第2フラップの折り重なり部
21 底部折畳用第1折目
22 底部折畳用第2折目
23 底部折畳用第3折目
24 切欠部
100 包装用箱袋
110 充填口
120 底部
130 装飾部
140 ポップ部
G1 ガゼット部
G2 ガゼット部

Claims (1)

  1. 袋本体の内方に向かって突出する折目を有するガゼット部が両側部に設けられ、前記袋本体の上端側が被包装物の充填口とされる一方、下端側が封止された底部とされた包装用箱袋のブランクシートであって、
    後面板、第1ガゼット板、前面板、第2ガゼット板及び貼付片が折目を介してこの順に連設され、
    第1底板が前記後面板の下端に折目を介して連設され、
    組立時に前記第1底板の内面と外面側で貼着される第2底板が前記前面板の下端に折目を介して連設され、
    組立時に前記第2底板の内側に折り込まれる第1フラップが前記第1ガゼット板の下端に、また組立時に前記第2底板の内側に折り込まれる第2フラップが前記第2ガゼット板の下端に、それぞれ折目を介して連設され、
    前記後面板には、その下端縁から上端に向かって前記底部の奥行寸法の約二分の一の距離離れた位置に、前記下端縁と平行な底部折畳用第1折目が設定され、
    前記第1ガゼット板の下部には、前記底部折畳用第1折目の仮想延長線と該第1ガゼット板の前記折目とが交差する点と、前記第1ガゼット板の下端縁の両端とをそれぞれ結ぶ線上に、底部折畳用第2折目及び底部折畳用第3折目が設定され、
    前記第2ガゼット板の下部にも、前記第1ガゼット板と同様に、底部折畳用第2折目及び底部折畳用第3折目が設定され、
    前記第1フラップと第2フラップには、前記第1ガゼット板及び前記第2ガゼット板の各前記折目の仮想延長線上に、それぞれ仮折目が設定され、
    前記第2底板の両側に切欠部がそれぞれ設けられ、
    原紙から打ち抜き加工により成形されたことを特徴とする包装用箱袋のブランクシート。
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