JP3237294B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3237294B2 JP09706793A JP9706793A JP3237294B2 JP 3237294 B2 JP3237294 B2 JP 3237294B2 JP 09706793 A JP09706793 A JP 09706793A JP 9706793 A JP9706793 A JP 9706793A JP 3237294 B2 JP3237294 B2 JP 3237294B2
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由美子 江川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二層配線構造を有する
半導体装置の製造方法、特に下層配線層にスルーホール
を形成した半導体基板を、同一真空チャンバ内で、連続
的に、スパッタクリーニングにより、該スルーホールの
界面処理を行なった後、上層配線層を形成するようにし
た、半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような二層配線構造を有する
半導体装置を製造する場合、図2に示すように、製造さ
れる。即ち、図2において、先づ半導体基板1は、その
表面に、下層配線層2が、デポジットされる(図2
(A)参照)。続いて、該半導体基板1は、該下層配線
層2の上に所定パターンを有するレジスト3が塗布され
る(図2(B)参照)。ここで、該半導体基板1は、エ
ッチング処理によって、上記下層配線層2が所望パター
ンに形成されることになる(図2(C)参照)。
【0003】このように下層配線層2が形成された該半
導体基板1は、その上から、層間膜4がデポジットされ
(図2(D)参照)、スルーホールパターンを有するレ
ジスト5が塗布される(図2(E)参照)。ここで、該
半導体基板1は、エッチング処理によって、上記層間膜
4に、所望のスルーホール4aが備えられることになる
(図2(F)参照)。
【0004】さらに、該半導体基板1は、スパッタクリ
ーニングによって、上記スルーホール部分の界面処理が
行なわれた後、その上から、上層配線層6が形成される
(図2(G)参照)。この際、該層間膜4のスルーホー
ル4aの領域において、該上層配線層6は、下層配線層
2に対して導通することになる。
【0005】ところで、上記スパッタクリーニングによ
る界面処理及び上層配線層6の形成は、一般に図3に示
すような処理装置を使用することにより、同一真空チャ
ンバ内にて、図4(1)及び(2)の工程図で示すよう
に連続的に行なわれる。図3において、処理装置7は、
半導体基板1を、その装填位置Aから、順次にクリーニ
ング位置B,加熱位置C,そしてデポジット位置D,冷
却位置Eを、回転移動せしめるように、構成されてい
る。
【0006】従って、一つの半導体基板1が、装填位置
Aで装填され、クリーニング位置Bで、スパッタクリー
ニングされるとき、次の基板1は装填位置Aに装填され
る。続いて最初の半導体基板1が加熱位置Cで、所定温
度に加熱される。このとき、処理装置7の装填位置Aに
は、次の次の半導体基板1が装填される(図4参照)。
【0007】その後、最初の半導体基板1は、加熱位置
Cからデポジット位置Dに移動せしめられて、半導体基
板1の表面に、上層配線層がデポジットされる。このと
き、次の次の半導体基板1は、クリーニング位置Bに移
動され、同時に、スパッタクリーニングされることにな
る。続いて、最初の半導体基板1が、冷却位置Eに移動
して冷却されると共に、次の次の半導体基板1は、加熱
位置Cにて、所定温度に加熱される。
【0008】このようにして、次々と、半導体基板1
が、処理装置7の装填位置Aで装填され、順次に、スパ
ッタクリーニング,加熱,上層配線層のデポジット,冷
却が行なわれ、再び処理装置7の装填位置Aに戻ったと
き、新たな半導体基板と交換されることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された半導体装置の製造方法においては、処理
装置7の同一真空チャンバ内にて、一つの半導体基板1
に対して、上層配線層がデポジットされているとき、次
の次の半導体基板に対しては、スパッタクリーニングが
行なわれることになるので、スパッタクリーニングによ
って、真空チャンバ内にガスが生じてしまう。
【0010】従って、同時に行なわれる当該半導体基板
の上層配線層のデポジットの際に、既にスパッタクリー
ニングによって洗浄された当該半導体基板のスルーホー
ル界面が、上記ガスによって汚染されてしまう。
【0011】かくして、特に、近年のスルーホールの縮
小化に伴って、下層配線層と上層配線層とが、該スルー
ホールを介して導通され得なくなってしまうことがある
という問題があった。
【0012】本発明は、以上の点に鑑み、二層配線構造
の半導体装置にて、スパッタクリーニング及び上層配線
層の連続処理を行なう際に、スルーホール部分の導通が
確実に確保され得るようにした、半導体装置の製造方法
を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、同一真空チャンバ内に、クリーニング位置と加熱
位置とデポジット位置を含む複数の処理位置を有する処
理装置を使用し、複数の半導体基板が連続的に、前記複
数の処理位置を順次移動して成膜処理を行う半導体装置
の製造方法であって、下層配線層にスルーホールを形成
した半導体基板を、クリーニング位置でスパッタクリー
ニングにより、前記スルーホールの界面処理を行った
後、デポジット位置で上層配線層をデポジットするよう
にした、二層配線構造を有する半導体装置の製造方法に
おいて、複数の処理位置を順次移動する複数の前記半導
体基板が同時に前記クリーニング位置及び前記デポジッ
ト位置に移動した時、前記クリーニング位置でのスパッ
タクリーニングが、前記デポジット位置の上層配線層の
デポジット後に、開始されるようにしたことを特徴とす
る、半導体装置の製造方法により、達成される。
【0014】
【作用】上記構成によれば、半導体基板が同時にクリー
ニング位置及びデポジット位置に移動した時、デポジッ
ト位置の当該半導体基板の表面への上層配線層のデポジ
ット後に、クリーニング位置の半導体基板のスパッタク
リーニングが開始されることになるので、当該半導体基
板の表面への上層配線層のデポジットの際には、次の次
の半導体基板のスパッタクリーニングが同時には行なわ
れていない。
【0015】このため、デポジットの際には、真空チャ
ンバ内に、スパッタクリーニングによるガスが発生しな
い。
【0016】従って、当該半導体基板のスルーホール界
面が、上記ガスによって汚染されてしまうようなことは
なく、かくして、上層配線層と下層配線層とは、スルー
ホールを介して、確実に導通せしめられ得ることにな
る。
【0017】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、本発
明を詳細に説明する。図1は、本発明による半導体装置
の製造方法の一実施例を示している。図1において、半
導体装置10は、図2に示した工程に従って、図3の処
理装置7を使用して、製造される。
【0018】この場合、処理装置7においては、下層配
線層が形成された一つの半導体基板1が、図1(1)に
示すように、装填位置Aで装填され、クリーニング位置
Bで、スパッタクリーニングされ、加熱位置Cで、所定
温度に加熱される。このとき、処理装置7の装填位置A
には、図1(2)に示すように、次の次の半導体基板1
が装填される。尚、その際、次の半導体基板1は、クリ
ーニング位置Bで、スパッタクリーニングされている。
【0019】その後、最初の半導体基板1は、加熱位置
Cからデポジット位置Dに移動せしめられて、半導体基
板1の表面に、上層配線層がデポジットされる。このと
き、次の基板は、加熱位置Cに移動し加熱される。そし
て、次の次の半導体基板1は、クリーニング位置Bに移
動され、当該半導体基板1への上層配線層のデポジット
が完了した後に、スパッタクリーニングが開始され、ス
ルーホール界面が洗浄されることになる。続いて、最初
の半導体基板1が、冷却位置Eに移動して、冷却される
と共に、次の次の半導体基板1は、加熱位置Cにて、所
定温度に加熱される。
【0020】このようにして、次々と、半導体基板1
が、処理装置7の装填位置Aで装填され、順次に、スパ
ッタクリーニング,加熱,上層配線層のデポジット,冷
却が行なわれ、再び処理装置7の装填位置Aに戻ったと
き、新たな半導体基板と交換されることになる。
【0021】この場合、図1に示すように、半導体基板
1の表面への上層配線層のデポジット後に、次の次の半
導体基板のスパッタクリーニングが行なわれることか
ら、半導体基板1の表面への上層配線層のデポジットの
際には、次の半導体基板のスパッタクリーニングが同時
には行なわれていないので、真空チャンバ内に、スパッ
タクリーニングによるガスが発生しない。従って、当該
半導体基板1のスルーホール界面が、汚染されてしまう
ことがない。かくして、上層配線層と下層配線層とは、
スルーホールを介して、確実に導通せしめられ得ること
になる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、二
層配線構造の半導体装置にて、スパッタクリーニング及
び上層配線層の連続処理を行なう際に、スルーホール部
分の導通が確実に確保され得るようにした、極めて優れ
た半導体装置の製造方法が提供され得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法による半導体基板の処理工程を順
次に示す、(1),(2)はそれぞれ工程図である。
【図2】二層配線構造の半導体装置の一般的な製造方法
を順次に示す、(A)〜(G)はそれぞれ概略図であ
る。
【図3】図2のスパッタクリーニング及び上層配線層を
連続的に行なう処理装置の概略図である。
【図4】図3の処理装置における従来の半導体基板の処
理工程を順次に示す、(1),(2)はそれぞれ工程図
である。
【符号の説明】
10 半導体基板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一真空チャンバ内に、クリーニング位
    置と加熱位置とデポジット位置を含む複数の処理位置を
    有する処理装置を使用し、複数の半導体基板が連続的
    に、前記複数の処理位置を順次移動して成膜処理を行う
    半導体装置の製造方法であって、下層配線層にスルーホ
    ールを形成した半導体基板を、クリーニング位置でスパ
    ッタクリーニングにより、前記スルーホールの界面処理
    を行った後、デポジット位置で上層配線層をデポジット
    するようにした、二層配線構造を有する半導体装置の製
    造方法において、複数の処理位置を順次移動する複数の
    前記半導体基板が同時に前記クリーニング位置及び前記
    デポジット位置に移動した時、前記クリーニング位置で
    のスパッタクリーニングが、前記デポジット位置の上層
    配線層のデポジット後に、開始されるようにしたことを
    特徴とする、半導体装置の製造方法。
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