JP3232199B2 - 円筒形商品の台紙つき包装体及びその製造方法 - Google Patents

円筒形商品の台紙つき包装体及びその製造方法

Info

Publication number
JP3232199B2
JP3232199B2 JP26454594A JP26454594A JP3232199B2 JP 3232199 B2 JP3232199 B2 JP 3232199B2 JP 26454594 A JP26454594 A JP 26454594A JP 26454594 A JP26454594 A JP 26454594A JP 3232199 B2 JP3232199 B2 JP 3232199B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical
product
shrink film
cylindrical product
mount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26454594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08104310A (ja
Inventor
一紀 山形
晃啓 深田
Original Assignee
株式会社ヤマガタグラビヤ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ヤマガタグラビヤ filed Critical 株式会社ヤマガタグラビヤ
Priority to JP26454594A priority Critical patent/JP3232199B2/ja
Publication of JPH08104310A publication Critical patent/JPH08104310A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3232199B2 publication Critical patent/JP3232199B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒形商品の台紙つき
包装体の及びその製造方法に関する。さらに詳しくは、
本発明は、複数個の円筒形商品をシュリンクフイルムに
より並列包装し、台紙上に接着せしめる商品展示に適し
た台紙つき包装体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】包装とは、商品の輸送、保管などにあた
って価値及び状態を保護するために適切な材料、容器な
どを商品に施す技術及び施した状態をいう。包装は、商
品を保護するという技術上の要求を満たすばかりでな
く、材料及び容器に包装されたものが店頭に飾られ、消
費者の購買意欲をそそる洗練されたデザインという視覚
的な目的をも併せもっている。包装デザインは単に商品
を表面的に美しく装飾するというだけでなく、さらに動
的な機能的形態であることが重要である。従来より、複
数個の円筒形商品を、木箱、紙箱、金属製の箱、プラス
チックの箱などに並列状に配列して充填し、包装するこ
とが行われていたが、プラスチック包装材料の進歩に伴
い、ブリスター包装やシュリンク包装などが行われるよ
うになった。図1は、ブリスター包装の一例の斜視図で
ある。ブリスター包装は、透明なプラスチックシェル1
と台紙2からなり、台紙には商品名、特性、使用法など
を印刷し、円筒形商品3をその形に作られたプラスチッ
クシェルと台紙との間に入れ、プラスチックシェルの縁
の部分を台紙にのり付け、ヒートシール又は金具止めす
るものである。ブリスター包装は、必要な印刷を施すに
十分な大きさの台紙を用いることができ、台紙に円筒形
商品を裏側から取り出すための切り込みを入れることが
でき、プラスチックシェルも強度の大きいものを選ぶこ
とができるが、一方、プラスチックシェルの縁止めのた
めに台紙を小さくすることができず、真空成形などによ
りプラスチックシートからプラスチックシェルを成型す
るための金型及び工程が必要であ。図2は、従来のシュ
リンク包装の一例の斜視図である。従来のシュリンク包
装は、円筒形商品より長い筒状のシュリンクフイルムに
円筒形商品及び台紙を挿入して、あるいは円筒形商品の
長さより幅の広い帯状のシュリンクフイルムを円筒形商
品及び台紙に巻き付けて接着することにより、円筒形商
品及び台紙をシュリンクフイルムで包んだのち、加熱に
よりシュリンクフイルム4を収縮させて円筒形商品3を
台紙2に固定する。従来のシュリンク包装は、台紙の幅
は包装すべき円筒形商品の幅よりわずかに狭いものとし
なければならないので、台紙の形状が制限され、また、
収縮したシュリンクフイルムが台紙の角により損傷を受
け、包装が破損する事故が起こりやすい。このため、2
個以上の円筒形商品を簡単な工程で包装することがで
き、確実に円筒形商品が台紙に固定され、かつ、台紙の
形状を任意に選定することができる円筒形商品の台紙つ
き包装体及びその製造方法が求められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、2個以上の
円筒形商品を簡単な工程でシュリンク包装することがで
き、かつ、台紙の形状を任意に選定することができる、
円筒形商品の台紙つき包装体及びその製造方法を提供す
ることを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、円筒形商品を並列
してシュリンクフイルムによりシュリンク包装したのち
に、あらかじめシュリンクフイルムの片側にヒートシー
ルしたプラスチックテープ上ののりで、シュリンク包装
した円筒形商品を台紙に接着することにより、簡単な工
程で、任意の形状の台紙に、円筒形商品を確実に固定し
うることを見いだし、この知見に基づいて本発明を完成
するに至った。すなわち、本発明は、 (1)2個以上の円筒形商品を円筒軸が平行になるよう
並列してシュリンクフイルムにより包装してなる台紙つ
き包装体であって、2枚のシュリンクフイルムが円筒形
商品の円筒軸に平行な両側端で融着切断され、熱収縮に
より円筒形商品を保持し、台紙側のシュリンクフイルム
にヒートシールにより固定されたプラスチックテープが
接着剤により台紙に固定されてなることを特徴とする円
筒形商品の台紙つき包装体、及び、 (2)2個以上の円筒形商品を円筒軸が平行になるよう
並列してシュリンクフイルムにより包装してなる台紙つ
き包装体の製造方法において、(A)1枚はプラスチッ
クテープをヒートシールしたものである2枚の長尺のシ
ュリンクフイルムの融着先端に円筒形商品を供給し、2
枚のシュリンクフイルムの融着先端を該円筒形商品とと
もに、該円筒形商品を嵌合する凹部を上下両面に有する
回転式保持台の上部の凹部に該円筒形商品が嵌合するよ
う移動アームにより移動する移動工程、(B)上方から
該円筒形商品を押さえ棒で押さえ、熱刃で円筒形商品の
円筒軸と平行な位置で融着すると同時に2枚のシュリン
クフイルムとプラスチックテープを切断し、円筒形商品
を筒状のシュリンクフイルムで包まれた状態に分離する
とともに、(A)工程の融着先端を形成する融断工程、
(C)回転式保持台の反転により、2枚のシュリンクフ
イルムが形成する筒の中に保持された該円筒形商品を、
間欠駆動コンベア上におかれた台紙上の所定の位置に正
確に落下させる反転落下工程、(D)プラスチックテー
プの上にのり引きする工程を融断工程の前又は後で施工
するのり引き工程、(E)間欠駆動コンベアが熱風トン
ネルを通過することにより、シュリンクフイルムを収縮
して該円筒形商品の両端部及び側面部において密着状態
に包装するシュリンク工程、並びに、(F)包装された
該円筒形商品を台紙に圧着し、のり引きされたプラスチ
ックテープののりにより台紙に接着する接着工程、を有
することを特徴とする円筒形商品の台紙つき包装体の製
造方法、を提供するものである。
【0005】以下に、実施例により本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限
定されるものではない。図3は、本発明の一態様の工程
を示す説明図である。本発明において、台紙側の下面と
なるシュリンクフイルムの繰出機5及びプラスチックテ
ープの繰出機6から繰り出された下面となるシュリンク
フイルム7及びプラスチックテープ8は積層され熱コロ
9によりヒートシールされる。本発明に用いられるシュ
リンクフイルムの材質には特に制限はなく、例えば、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化
ビニル、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体などの延
伸フイルムを使用することができる。シュリンクフイル
ムの幅は、シュリンクフイルムが収縮したときに包装す
べき円筒形商品の両端部が十分保持される状態になるよ
う円筒形商品の長さより広い物が選ばれる。シュリンク
フイルムの厚みは、包装すべき円筒形商品の大きさ及び
重量にしたがって十分な強度を有すればよく、通常10
〜100μmのシュリンクフイルムが選ばれる。本発明
に用いられるプラスチックテープは、下面となるシュリ
ンクフイルムとして使用するフイルムとヒートシールし
うるものであれば特に制限なく使用することができ、例
えば、合成紙、あるいは、合成紙にシュリンクフイルム
と同質のフイルムをラミネートし、帯状にスリットをし
たプラスチックテープなどを使用することができる。プ
ラスチックテープの幅は、プラスチックテープに引いた
のりにより、円筒形商品を台紙上に保持する強度が得ら
れるように、円筒形商品の大きさ及び重量にしたがって
選定されるが、通常は円筒形商品の円筒軸方向の長さの
10分の1ないし2分の1とすることができる。プラス
チックテープの厚みには特に制限はなく、通常60〜2
00μmのものを選ぶことができる。本発明において、
下面となるシュリンクフイルムとプラスチックテープは
熱コロによりヒートシールされる。ヒートシールの方法
は、ヒートシール部が包装すべき円筒形商品の重量を保
持しうるものであれば特に制限はなく、プラスチックテ
ープの全面をヒートシールすることができ、あるいはプ
ラスチックテープを部分的にヒートシールすることがで
きる。本発明において、商品展示側の上面となるシュリ
ンクフイルムの繰出機10より上面となるシュリンクフ
イルム11が繰り出される。上面となるシュリンクフイ
ルムの材質には特に制限はないが、上面となるシュリン
クフイルムと下面となるシュリンクフイルムは融着され
るので、下面となるシュリンクフイルムと同じ材質のも
のを特に好適に使用することができる。上面となるシュ
リンクフイルムの幅及び厚みも、下面となるシュリンク
フイルムと同じにすることが好ましい。
【0006】本発明において、上面となるシュリンクフ
イルムはプラスチックテープをヒートシールした下面と
なるシュリンクフイルムと重ねられ、回転式保持台12
上に導かれる。回転式保持台上において、上面となるシ
ュリンクフイルムが回転式保持台に接し、その上にヒー
トシールされたプラスチックテープを最外層として下面
となるシュリンクフイルムが重ねられる。最初に運転を
始めるとき、上面となるシュリンクフイルムと下面とな
るシュリンクフイルムは、フイルムの長手方向と直角方
向に融着切断され、両フィルムの末端で⊃型の形状を形
成する。図4は、本発明に用いる供給コンベアの一態様
の説明図である。本発明において、包装されるべき円筒
形商品13は、供給コンベア14上に供給される。本発
明により包装される円筒形商品とは、例えば、医薬品、
飲料、食品、香辛料、口紅、糊、乾電池、筆記具など円
筒形を有するもののほか、さらに、六角筒形状、八角筒
形状、チューブ状など完全な円筒形でないものも本発明
により台紙つき包装体とすることができる。供給コンベ
ア上で、円筒形商品は2個以上の包装単位となる個数
が、供給コンベア上の凹部に嵌合されるなどの手段によ
り、隣接して配列される。必要に応じて、円筒形商品を
位置決めセンサー又は画像処理装置などにより識別し、
円筒形商品の特定の印刷面などを一定方向、例えば、上
面となるシュリンクフイルム側に向けて、商品展示の際
に特定の印刷面などが見えるようにすることができる。
本発明において、供給コンベア上で包装単位となる個数
が隣接して配列され、必要に応じて一定方向に向けられ
た円筒形商品は、移動アーム15により包装単位となる
個数の配列のまま、融着切断された上面となるシュリン
クフイルムと下面となるシュリンクフイルムの末端へ移
動される。図5は、移動アームの一態様の側面図であ
る。移動アームのガーダー16の両端には、ガーダーと
の接続部を中心として回転運動する1対の保持アーム1
7があり、供給コンベア上に配列した円筒形商品の位置
まで移動した移動アームは、保持アームが回転して円筒
形商品を挟持する。図6は、円筒形商品移動アームの作
用機構を示す斜視図である。本図において、移動アーム
15は2個の円筒形商品を保持し、上面となるシュリン
クフイルムと、プラスチックテープをヒートシールした
下面となるシュリンクフイルムの融着先端18とともに
円筒形商品を回転式保持台まで移動している。円筒形商
品は、移動アームにより回転式保持台の凹部に嵌合する
位置まで移動したとき、移動アームより解放される。移
動アームより解放された円筒形商品は、回転式保持台上
の凹部に嵌合する。必要に応じて回転式保持台の凹部に
は、電磁石又は減圧吸引口などを設け、円筒形商品を凹
部に堅固に嵌合保持せしめることができる。
【0007】本発明において、回転式保持台に円筒形商
品を移動した移動アームは、再び供給コンベアへ移動す
る。移動アームは、ガーダー16が2本の走行レール1
9の上をスライドすることによって移動する。ガーダー
及び走行レールはプラスチックテープをヒートシールし
た下面となるシュリンクフイルムより上部に位置してい
るので、供給コンベアより円筒形商品を上面となるシュ
リンクフイルムと下面となるシュリンクフイルムの間へ
移動することができる。本発明において、回転式保持台
の凹部に嵌合した円筒形商品は、押さえ棒20で位置ず
れを起こさないよう押さえられ、上面となるシュリンク
フイルムと下面となるシュリンクフイルムが、熱刃21
により円筒形商品の円筒軸と平行な位置で融着すると同
時に切断される。この上面及び下面となるシュリンクフ
イルムの融着切断により、配列した円筒形商品は筒状の
シュリンクフイルムの中に包まれる。次いで、回転式保
持台は、配列した円筒形商品を嵌合すべき空の凹部が上
部に位置するよう反転する。図3においては、回転式保
持台には配列した円筒形商品を嵌合すべき凹部は2組し
か示されていないが、回転式保持台にさらに多数組の配
列した円筒形商品を嵌合すべき凹部を設けることができ
る。本発明において、筒状のシュリンクフイルムに包ま
れた円筒形商品が回転式保持台の下部に位置するよう回
転式保持台が回転する際に、のり引きローラ22により
下面となるシュリンクフイルムにヒートシールされたプ
ラスチックテープにのり引きが行われる。プラスチック
テープへののり引きは、下面となるシュリンクフイルム
とプラスチックテープがヒートシールされた後、回転式
保持台へ移送される間に設けられたのり引きローラによ
り行うことも可能である。本発明において使用するのり
には特に制限はなく、プラスチックテープ及び台紙の性
状、台紙と接着するプラスチックテープの面積、円筒形
商品の重量などを考慮し、円筒形商品を台紙上に保持す
ることができるのりを選ぶことができる。このようなの
りとしては、例えば、昭和高分子(株)製のポリゾールL
−315などを挙げることができるが、台紙とプラスチ
ックテープを固く接合することができるものであれば、
特に制限なく使用することができる。
【0008】本発明において、回転式保持台の反転によ
り回転式保持台の下部に移動した筒状のシュリンクフイ
ルムに包まれた配列した円筒形商品は、間欠駆動コンベ
ア23の上に配置された台紙24の上の所定の位置に正
確にに落下する。円筒形商品の落下は自然落下によるこ
とができるが、回転式保持台の凹部に電磁石又は減圧吸
引口などを設け強制的に円筒形商品を回転式保持台の凹
部に保持しておけば、所定のタイミングで電磁力又は減
圧を解放することにより円筒形商品の落下を制御するこ
とができ、台紙上の円筒形商品の位置決めを正確にする
ことができる。 図7は、台紙供給装置の一態様の説明図である。本図に
おいて、台紙は間欠駆動コンベアの側方に設けられた台
紙マガジン25に積載され、間欠駆動コンベアと連動す
るプッシャー26により1枚ずつ間欠駆動コンベアの方
向に押し出され、送出ローラ27により間欠駆動コンベ
アへ送り出される。間欠駆動コンベアの端部にはストッ
パー28が設けられていて、台紙はストッパーに接して
止まるので台紙の位置決めを正確に行うことができる。
本発明において、台紙とは特に紙に限定されるものでは
なく、紙、プラスチックシート、プラスチック発泡体、
木材、金属板など、材質には特に制限はなく、プラスチ
ックテープとの接着が良好で円筒形商品を保持しうる強
度を有するものを選択することができる。また、台紙は
下面となるシュリンクフイルム上のプラスチックテープ
と接着する面積がある限り、台紙の形状及びデザイン
は、包装される円筒形商品の性質に応じて自由にその形
状を選ぶことができ、例えば、吊り下げるための孔を明
け、あるいは、商品の宣伝や説明などの印刷に必要な面
積をもたせることができる。本発明において、のり引き
されたプラスチックテープが台紙に接するように台紙上
に落下した筒状のシュリンクフイルムに包まれた配列し
た円筒形商品は、間欠駆動コンベアにより熱風トンネル
29へ運ばれる。熱風トンネル内でシュリンクフイルム
は、熱風により加熱されて収縮し、配列した円筒形商品
を保持する。熱風トンネルの熱風温度及び通過時間は、
シュリンクフイルムの性質により適当に選ぶことができ
るが、通常は65〜165℃、3〜6秒の加熱で好適な
収縮を得ることができる。熱風トンネルを通過し収縮し
たシュリンクフイルムにより配列した状態で包装された
円筒形商品は、台紙とともに圧着工程に送られて圧着さ
れ、のり引きされたプラスチックテープののりにより台
紙に接着される。シュリンクフイルムにより包装された
円筒形商品と台紙をのりにより圧着する方法には特に制
限はなく、例えば、圧着ローラ30を用いて行うことが
でき、あるいは、圧着プレスにより行うことができる。
図8は、本発明の方法により製造された円筒形商品の台
紙つき包装体の一例の斜視図である。本図において、2
個の円筒形商品13が、上面となるシュリンクフイルム
11と下面となるシュリンクフイルム7より形成された
筒状のシュリンクフイルムに包まれ、シュリンクフイル
ムの収縮により保持されている。下面となるシュリンク
フイルムにはプラスチックテープ8がヒートシールされ
ていて、プラスチックテープ上ののりにより台紙2と接
着している。本発明においては、ブリスター包装のよう
に、凹凸のあるプラスチック成形品をあらかじめ作製す
る工程の必要がなく、製造設備及び製造工程が簡単であ
り、従来のシュリンク包装のように円筒形商品と台紙を
共にシュリンクフイルムで包装するのではなく、円筒形
商品をシュリンクフイルムにより包装したのち台紙と接
着するので、台紙の形状を任意に選択することができ
る。
【0009】
【発明の効果】本発明の円筒形商品の台紙つき包装体
は、2個以上の円筒形商品が並列してシュリンクフイル
ムにより包装されたのち、プラスチックテープを介して
台紙と接着されるので、円筒形商品が確実に保持され、
かつ、任意の形状の台紙を選定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ブリスター包装の一例の斜視図であ
る。
【図2】図2は、従来のシュリンク包装の一例の斜視図
である。
【図3】図3は、本発明の一態様の工程を示す説明図で
ある。
【図4】図4は、本発明に用いる供給コンベアの一態様
の説明図である。
【図5】図5は、移動アームの一態様の側面図である。
【図6】図6は、円筒形商品移動アームの作用機構を示
す斜視図である。
【図7】図7は、台紙供給装置の一態様の説明図であ
る。
【図8】図8は、本発明の方法により製造された円筒形
商品の台紙つき包装体の一例の斜視図である。
【符号の説明】
1 プラスチックシェル 2 台紙 3 円筒形商品 4 シュリンクフイルム 5 下面となるシュリンクフイルムの繰出機 6 プラスチックテープの繰出機 7 下面となるシュリンクフイルム 8 プラスチックテープ 9 熱コロ 10 上面となるシュリンクフイルムの繰出機 11 上面となるシュリンクフイルム 12 回転式保持台 13 円筒形商品 14 供給コンベア 15 移動アーム 16 ガーダー 17 保持アーム 18 シュリンクフイルムの融着先端 19 走行レール 20 押さえ棒 21 熱刃 22 のり引きローラ 23 間欠駆動コンベア 24 台紙 25 台紙マガジン 26 プッシャー 27 送出ローラ 28 ストッパー 29 熱風トンネル 30 圧着ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−260632(JP,A) 特開 平6−247426(JP,A) 特開 昭52−45476(JP,A) 特開 平4−311433(JP,A) 特開 昭63−281970(JP,A) 実開 昭62−76165(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 53/02 B65B 53/00 B65D 75/08 B65D 75/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2個以上の円筒形商品を円筒軸が平行にな
    るよう並列してシュリンクフイルムにより包装してなる
    台紙つき包装体であって、2枚のシュリンクフイルムが
    円筒形商品の円筒軸に平行な両側端で融着切断され、熱
    収縮により円筒形商品を保持し、台紙側のシュリンクフ
    イルムにヒートシールにより固定されたプラスチックテ
    ープが接着剤により台紙に固定されてなることを特徴と
    する円筒形商品の台紙つき包装体。
  2. 【請求項2】2個以上の円筒形商品を円筒軸が平行にな
    るよう並列してシュリンクフイルムにより包装してなる
    台紙つき包装体の製造方法において、(A)1枚はプラ
    スチックテープをヒートシールしたものである2枚の長
    尺のシュリンクフイルムの融着先端に円筒形商品を供給
    し、2枚のシュリンクフイルムの融着先端を該円筒形商
    品とともに、該円筒形商品を嵌合する凹部を上下両面に
    有する回転式保持台の上部の凹部に該円筒形商品が嵌合
    するよう移動アームにより移動する移動工程、(B)上
    方から該円筒形商品を押さえ棒で押さえ、熱刃で円筒形
    商品の円筒軸と平行な位置で融着すると同時に2枚のシ
    ュリンクフイルムとプラスチックテープを切断し、円筒
    形商品を筒状のシュリンクフイルムで包まれた状態に分
    離するとともに、(A)工程の融着先端を形成する融断工
    程、(C)回転式保持台の反転により、2枚のシュリン
    クフイルムが形成する筒の中に保持された該円筒形商品
    を、間欠駆動コンベア上におかれた台紙上の所定の位置
    に正確に落下させる反転落下工程、(D)プラスチック
    テープの上にのり引きする工程を融断工程の前又は後で
    施工するのり引き工程、(E)間欠駆動コンベアが熱風
    トンネルを通過することにより、シュリンクフイルムを
    収縮して該円筒形商品の両端部及び側面部において密着
    状態に包装するシュリンク工程、並びに、(F)包装さ
    れた該円筒形商品を台紙に圧着し、のり引きされたプラ
    スチックテープののりにより台紙に接着する接着工程、
    を有することを特徴とする円筒形商品の台紙つき包装体
    の製造方法。
JP26454594A 1994-10-04 1994-10-04 円筒形商品の台紙つき包装体及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3232199B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26454594A JP3232199B2 (ja) 1994-10-04 1994-10-04 円筒形商品の台紙つき包装体及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26454594A JP3232199B2 (ja) 1994-10-04 1994-10-04 円筒形商品の台紙つき包装体及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08104310A JPH08104310A (ja) 1996-04-23
JP3232199B2 true JP3232199B2 (ja) 2001-11-26

Family

ID=17404764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26454594A Expired - Fee Related JP3232199B2 (ja) 1994-10-04 1994-10-04 円筒形商品の台紙つき包装体及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3232199B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3300272B2 (ja) * 1998-01-23 2002-07-08 株式会社資生堂 シュリンクフィルム付き台紙の製造方法
JP2007253992A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Sumitomo Chemical Co Ltd 光学フィルム重畳体の包装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08104310A (ja) 1996-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3667593A (en) Flowable dunnage apparatus and method of packaging with flowable and compliable inflated dunnage material
US3289386A (en) Method of making labeled package
US3659777A (en) Reinforced package
US3696580A (en) Shrink film packaging method
JPS5843297B2 (ja) 物品包装機械
JP2017178393A (ja) 包装品の製造方法
JPH08301239A (ja) 弁当箱用包装体の包装方法及び装置
JP3232199B2 (ja) 円筒形商品の台紙つき包装体及びその製造方法
KR20040062531A (ko) 제품 포장 장치, 제품 포장 방법 및 접힘가능한 제품을접는 장치
US3892057A (en) Packaging method and apparatus
JP3445211B2 (ja) 包材ロール
JPH0948406A (ja) 物品を充填した袋の外包装方法及びこの装置並びに外包装体
US3207300A (en) Labeled package
US6318554B1 (en) Combination of sheet roll with subshaft, producing apparatus thereof, packaging apparatus thereof, and production system thereof
JP3118488B2 (ja) 包装装置
JP2001122326A (ja) 緩衝材レス梱包体及び同梱包体用フィルム装着機とフィルム装着方法
JP2668315B2 (ja) 包装方法および装置
EP0445705A1 (en) Method and apparatus for tightly wrapping an article with a synthetic film
JPH05139423A (ja) 食品包装体の箸付け包装装置
JPH07125765A (ja) 包装体及びその包装方法
KR200171044Y1 (ko) 롤 자동포장기의 포장지융착 권선포장장치
JP2574055Y2 (ja) シュリンク包装装置
US3320716A (en) Method and apparatus for continuous packaging of fragile items
JPH1059379A (ja) 把っ手収納体および把っ手の取り付け方法
GB2278822A (en) Packaging of round tea bags

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees