JP3231834B2 - イミドカルボン酸活性化剤およびスルフィミドカルボン酸活性化剤、それらの製造方法およびそれらの使用方法 - Google Patents

イミドカルボン酸活性化剤およびスルフィミドカルボン酸活性化剤、それらの製造方法およびそれらの使用方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イミドカルボン酸およ
びスルフィミドカルボン酸から得られる過酸塩活性化剤
およびその塩に関する。
【0002】本発明は、当該過酸塩活性化剤およびその
塩の製造方法およびそれらの使用にも関する。
【0003】
【従来の技術】無機過酸塩は、長い間、洗剤中の漂白添
加剤として知られている。水溶液中で過酸化水素を遊離
する化合物は、無機過酸塩と呼称される。慣用の無機過
酸塩は、過ホウ酸ナトリウム一水和物、過ホウ酸ナトリ
ウム四水和物、過炭酸ナトリウム、ペルオキソ一リン酸
ナトリウム、尿素ペルオキソ水和物、過酸化ナトリウム
およびそれらの混合物である。しかしながら、これらの
化合物は、最適漂白力、60℃より高い温度でしか発
されない。それで過酸化水素と洗浄工程で反応して、
40〜60℃で漂白作用を示すペルオキシカルボン酸を
遊離する、多くの有機化合物がその活性化について既に
記載されている。このような作用様式を有する化合物
は、過酸塩活性化剤または過ホウ酸塩活性化剤と呼称さ
れる。
【0004】多数の既知の過酸塩活性化剤、例えば、N
−アシル化合物(テトラアセチルエチレンジアミン、テ
トラアセチルメチレンジアミンおよびテトラアセチルグ
リコールウリル)または活性化エステル(ペンタアセチ
ルグルコース、ナトリウムアセトキシベンゼンスルホナ
ートおよびナトリウムベンゾイルオキシベンゼンスルホ
ナート)についての検討は、例えば、米国特許第428
4928号に示されている。 さらに、いくつかの有機
ペルオキシカルボン酸が、最近、洗剤用漂白系として開
示された。すでに市販されているペルオキシカルボン
酸、例えば、ドデカンジペルオキシカルボン酸(ヨーロ
ッパ特許出願第127782号)およびモノペルオキシ
フタル酸(ヨーロッパ特許出願第27693号)に加え
て、アミドペルオキシカルボン酸(ヨーロッパ特許出願
第170386号)およびイミドペルオキシカルボン酸
(ヨーロッパ特許出願第325288号、ヨーロッパ特
許出願第349940号、ヨーロッパ特許出願第366
041号および出願番号P4036647.2を有する
未公開ドイツ国特許出願)が開示されている。しかしな
がら、ペルオキシカルボン酸を、市販の漂白剤中で使用
すると、種々の問題が生じる。すなわちこのようなペル
−化合物不安定であるために、ペルオキシカルボ
ン酸を含む漂白剤は、その貯蔵中に活性酸素を失う傾向
があり、またその発熱性分解反応のために安全性の問題
が生じる。これらの難点は、減感剤(ヨーロッパ特許出
願第376360号、ヨーロッパ特許出願第10568
9号、ドイツ国特許出願公開第2737865号)およ
び/または費用のかかる粒状化技術(ヨーロッパ特許出
願第396341号、ヨーロッパ特許出願第25644
3号、ヨーロッパ特許出願第272402号またはヨー
ロッパ特許出願第200163号)の添加によりある程
度に制御できるが、これらの問題を完全に除くことはこ
れまで不可能であった。長鎖ペルオキシカルボン酸は、
より良好な安定性に特徴があるが、それらは、ほとんど
完全に水不溶性でありそれ故洗剤配合物にあまり適して
いないという欠点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの理由のため
に、洗液中でのみ、無機過酸塩と共同して漂白活性なペ
ルオキシカルボン酸を遊離させる過酸塩活性化剤に基づ
く効率の良い、貯蔵安定性のそして容易に水に溶解でき
る漂白剤が要望されていた
【0006】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、イミド
カルボン酸およびスルフィミドカルボン酸から誘導さ
る、以下に記載の過酸塩活性化剤およびその塩が、以前
に知られている過酸塩活性化剤よりもかなり高い貯蔵安
定性および水溶性を有しており、さらに、すぐれた漂白
力を有していることが見出された。
【0007】本発明は、一般式I:
【0008】
【化18】
【0009】〔式中Aは式
【0010】
【化19】
【0011】または
【0012】
【化20】
【0013】で表される基であり、nは数0、1または
2であり、R1 は、水素、塩素、臭素、C1 〜C20−ア
ルキル、C2 〜C20−アルケニル、アリール、好ましく
はフェニル、またはアルキルアリール、好ましくはC1
〜C4 −アルキルフェニルであり、R2 は、水素、塩
素、臭素または、式−SO3 M、−CO2 Mもしくは−
OSO3 Mで表される基であり、Xは、C1 〜C19−ア
ルキレンまたはアリーレン、好ましくはフェニレンであ
り、Bは、式C=0またはSO2 で表される基であり、
Lは、式
【0014】
【化21】
【0015】もしくは
【0016】
【化22】
【0017】で表される脱離基または糖残基であり、R
3 は、C1 〜C19−アルキレンであり、R4 およびR5
は、C1 〜C20−アルキルであり、R6 は、C1 〜C19
−アルキレンまたはC2 〜C20−アルケニレンであり、
Yは、水素、塩素、臭素または、式−SO3 M、−CO
2 M、−OSO3 M、−CONH2 、−N(R7 3
もしくは−P(R7 4 Zで表される基であり、R
7 は、C1 〜C30−アルキルであり、Zは、フッ化物、
塩化物、臭化物またはヨウ化物であり、そしてMは、水
素、アルカリ金属もしくはアンモニウムイオンまたは当
量のアルカリ土類金属イオンである。〕で表される、イ
ミドカルボン酸またはスルフィミドカルボン酸、すなわ
ち、スフホン基を含むイミドカルボン酸から得られる過
酸塩活性化剤およびその塩に関する。
【0018】好ましくは過酸塩活性化剤およびその塩
は、 Aが、式−HC=CH−、
【0019】
【化23】
【0020】−CH2 −(CH2 n −CH2 −、
【0021】
【化24】
【0022】または−CH2 −CHR1 −であり、n
が、数0または1であり、R1 が、C1 〜C20─アルキ
ルまたはC2 〜C20─アルケニルであり、XがC4 〜C
8 −アルキレンであり、Bが、式C=OまたはSO2
表される基であり、Lが、式
【0023】
【化25】
【0024】または
【0025】
【化26】
【0026】で表される脱離基であり、R4 がC1 〜C
22−アルキルであり、Yが、水素または、式−SO
3 M、−CO2 M、−CO2 M、−CONH2 、−OS
3 M、−N(R7 3 Zもしくは−P(R7 4 Zで
表される基であり、R7 が、C1 〜C4 ─アルキル、特
に好ましくはメチルであり、Zが塩化物でありそしてM
が、水素、アルカリ金属もしくはアンモニウムイオンま
たは当量のアルカリ土類金属イオンである、上記式Iで
表される、イミドカルボン酸およびスルフィミドカルボ
ン酸から得られるものである。
【0027】ω−フタルミドアルカノイルオキシベン
ゼンカルボン酸およびその塩、ω−フタルイミドアルカ
ノイルオキシベンゼンスルホン酸およびその塩、ω−2
−アルキルスクシンイミドアルカノイルオキシベンゼン
カルボン酸およびその塩、ω−2−アルキルスクシンイ
ミドアルカノイルオキシベンゼンスルホン酸およびその
塩、ω−[1,1,3−トリオキソ−3H−λ6 −ベン
ズ[α]イソチアゾール−2−イル]−アルカノイルオ
キシベンゼンカルボン酸およびその塩ならびにω−
[1,1,3−トリオキソ−3H−λ6 −ベンズ[α]
イソチアゾール−2−イル]−アルカノイルオキシベン
ゼンスルホン酸およびその塩が特に好ましい。 本発明
は、本発明による過酸塩活性化剤およびその塩の製造方
法に、そしてそれらの漂白、酸化および消毒剤として
の使用にも関する。
【0028】イミドカルボン酸から誘導される式Iで表
される過酸塩活性化剤およびその塩は、次の工程により
製造される: −a− イミドカルボン酸の合成 −b− 過酸塩活性化剤およびその塩の合成 以下、個々の工程をさらに詳細に説明する。
【0029】一般式
【0030】
【化27】
【0031】で表されるイミドカルボン酸は、工程−a
−で、ヨーロッパ特許出願第349940号にすでに記
載されている、それ自体公知の方法で、式
【0032】
【化28】
【0033】で表される無水物と、式 H2 N−X−COOH で表されるアミノ酸とを反応させることにより、製造で
きる(Houben−Weyl,Methoden d
er Organischen Chemie,XI/
2、第17頁を参照)。
【0034】使用できる無水物は、特に、無水コハク
酸、無水グルタル酸、無水マレイン酸、無水フタル酸、
無水ピロメリト酸および無水アルキル−またはアルケニ
ルコハク酸であり、そして、使用できるアミノ酸は、ω
−アミノ酪酸、ω−アミノ吉草酸、ω−アミノカプロン
酸およびω−アミノラウリン酸である。
【0035】ω−アミノ酪酸、ω−アミノカプロン酸お
よびω−アミノラウリン酸から得られるイミドカルボン
酸は、ピロリドン、ε−カプロラクタムまたはラウロラ
クタムからも特に安価に製造できる。このため、ラクタ
ムを、適当な反応容器に入れ、無水物と共にそして触媒
量の水添加して2〜80時間、好ましくは5〜25時
間、100〜280℃、好ましくは120〜220℃の
温度で、不活性ガス雰囲気下で反応させる。高められる
圧力は、1〜50bar、好ましくは2〜10barで
あり得る。
【0036】イミドカルボン酸から誘導される式Iで表
される過酸塩活性化剤およびその塩は、工程−b−で原
則として2つの異なる合成方法: −無水物方法 −酸ハロゲン化物方法により製造できる。
【0037】一段階での無水物方法において、本発明に
よる過酸塩活性化剤は、イミドカルボン酸を、短鎖カル
ボン酸無水物および置換されたヒドロキシベンゼン誘導
体と同時に反応させるワンポット工程によって得られ
る。使用されるヒドロキシベンゼン誘導体は、この反応
の結果として、過酸塩活性化剤の脱離基Lになる。この
反応は、溶剤の不存在下にまたは、ヨーロッパ特許出願
第262895号にすでに記載されているように、有機
溶剤中で行うことができる。使用できる有機溶剤は、特
に、限定的ではないが、高沸点炭化水素、例えば、キシ
レン、トルエン、オクタン、デカンまたはドデカンであ
る。それにもかかわらず、使用される短鎖カルボン酸無
水物、例えば、無水酢酸、無水プロピオン酸および無水
酪酸も溶剤として作用し得るので、溶剤なしの反応が好
ましい。無水酢酸がその有利な価格および入手が容易な
ために好ましい。以下の反応条件の記載においては、簡
素化のために、これを使用できる全ての短鎖カルボン酸
無水物の代表物として言及する。
【0038】使用される置換されたヒドロキシベンゼン
誘導体は、o−およびp−ヒドロキシベンゼンスルホン
酸およびその塩またはo−およびp−ヒドロキシベンゼ
ンカルボン酸およびその塩、好ましくはp−ヒドロキシ
ベンゼンスルホン酸およびその塩ならびにp−ヒドロキ
シベンゼンカルボン酸およびその塩である。反応を行う
ために、置換されたヒドロキシベンゼン誘導体、無水酢
酸および示された式で表されるイミドカルボン酸の混合
物を、1:1〜5:1〜5、好ましくは1:1〜3:1
〜3のモル比で反応させる。カルボン酸のアルカリ金属
塩またはアルカリ土類金属塩、例えば、酢酸ナトリウム
を触媒として添加して反応を促進することができる。
【0039】アセトキシベンゼン誘導体をまず別の工程
で製造してそしてこの生成物を次いで1〜5モル、好ま
しくは1〜3モルの、言及したイミドカルボン酸でエス
テル交換することもできる。成分の十分な混合が達成さ
れない場合、反応を、加熱できる混練器、例えば、シグ
マ混練器中で行うことが有利であり得る。
【0040】反応温度は、反応の間に生じる酢酸を留去
できるのに十分高くなければならない。これは一般に1
20〜300℃、好ましくは150〜250℃である。
反応時間はカルボン酸のおよび触媒の性質によって決ま
る。
【0041】反応が終わった時、反応混合物を冷却しそ
して過剰のカルボン酸およびエステル交換されていない
アセトキシベンゼンスルホナートの残余量を、溶剤で洗
浄することによって除く。この方法で達成できる生成物
純度は良好であるが、適当な溶剤でよく洗浄するかまた
は再結晶化することによってさらに高めることができ
る。この方法で得られる溶液は、再利用できる有用な物
資の残余量を含み、そして、再度、次の反応において反
応させて収率を高めることができる。全体の反応はそれ
故、既知の方法による連続反応としても計画され得る。
このような製造方法は、例えば、ヨーロッパ特許出願第
105672号、ヨーロッパ特許出願第105673号
およびドイツ国特許出願公開第3824901号に記載
されている。別の合成方法は、ヨーロッパ特許出願第2
02698号、ヨーロッパ特許出願第210674号、
ヨーロッパ特許出願第140251号、ヨーロッパ特許
出願第163224号、ヨーロッパ特許出願第1632
25号、ヨーロッパ特許出願第125641号、ヨーロ
ッパ特許出願第165480号、ヨーロッパ特許出願第
211045号、ヨーロッパ特許出願第120591
号、ヨーロッパ特許出願第166571号、ヨーロッパ
特許出願第204116号、ヨーロッパ特許出願第15
3222号、ヨーロッパ特許出願第153223号、ヨ
ーロッパ特許出願第164786号、ヨーロッパ特許出
願第168876号、ヨーロッパ特許出願第20122
2号、ヨーロッパ特許出願第227194号、ヨーロッ
パ特許出願第207445号、ヨーロッパ特許出願第2
20656号およびヨーロッパ特許出願第229890
号に記載されている。
【0042】二段階での酸ハロゲン化物方法において、
イミドカルボン酸を対応する酸ハロゲン化物、好ましく
は酸塩化物に、既知の方法(Houben−Weyl,
Methoden der Organischen
Chemie(有機化学の方法),第E5巻,第593
〜600頁)で変換る。第二反応工程において、イミ
ドカルボン酸ハロゲン化物を、置換されたヒドロキシベ
ンゼン誘導体と反応させて本発明による過酸塩活性化剤
とする。この反応において、イミドカルボン酸ハロゲン
化物を、置換されたヒドロキシベンゼン誘導体と、0.
1〜2.5:1、好ましくは0.5〜1.5:1のモル
比で、不活性な高沸点溶剤、例えば、トルエンまたはキ
シレン中で、80〜200℃、好ましくは100〜15
0℃の温度で、ガス発生が止むまで、反応させる。反
応時間は一般に60〜360分であるが、より長時間で
あることもできそしてこれは酸ハロゲン化物の反応性に
よって決まる。
【0043】反応混合物を冷却した後、溶剤を吸引濾過
しそして濾過ケーキを洗浄するおよび/または適当な溶
剤から再結晶化する。
【0044】類似の反応が、ヨーロッパ特許出願第98
129号、ヨーロッパ特許出願第148148号、ヨー
ロッパ特許出願第164786号およびヨーロッパ特許
出願第220826号に記載されている。
【0045】スルフィミドカルボン酸から誘導される式
Iで表される過酸塩活性化剤およびその塩は、既に概説
したのと類似の製造方法によって、次の工程により製造
される: −c− スルフィミドカルボン酸の合成 −d− 過酸塩活性化剤およびその塩の合成 以下、当該工程をより詳細に説明する。サッカリンカル
ボン酸と呼称される式
【0046】
【化29】
【0047】で表されるスルフィミドカルボン酸は、工
程−c−において、それ自体公知の方法で、2−スルホ
安息香酸無水物
【0048】
【化30】
【0049】を、式 H2 N−X−COOH (米国特許第2462835
号) で表されるアミノ酸と反応させることにより製造でき
る。
【0050】所望のスルフィミドカルボン酸は、サッカ
リンナトリウム塩(米国特許第1,601,505号お
よび米国特許第2,667,503号)と、ハロカルボ
ン酸エステルHal−X−COOR8 (式中、Halは
ハロゲンでありそしてR8 はC1 〜C5 −アルキルであ
る。)との、ジメチルホルムアミド中での反応から得ら
れる(J.Org.Chem.21(1956)58
3;および出願番号P4036647.2の未公開ドイ
ツ国特許出願)サッカリンカルボン酸エステルの、酸−
または塩基−で触媒される加水分解によっても得ること
ができる(Houben−Weyl,Methoden
der Organischen Chemie,E
5,第223頁)。アルキル鎖の異なるサッカリンカル
ボン酸、例えば、3−[1,1,3−トリオキソ−3H
−λ6 −ベンズ[α]−イソチアゾール−2−イル]−
プロピオン酸、4−[1,1,3−トリオキソ−2H−
λ6−ベンズ[α]−イソチアゾール−2−イル]ブタ
ン酸および6−[1,1,3−トリオキソ−3−H−λ
6 −ベンズ[α]−イソチアゾール−2−イル]−ヘキ
サン酸は、本発明による過酸塩活性化剤の製造に特に適
している。
【0051】2つの異なる合成経路: −無水物方法 −酸ハロゲン化物方法 を、工程−d−においてスルフィミドカルボン酸から
導される式Iで表される過酸塩活性化剤およびその塩を
製造するために利用することもできる。
【0052】一段の無水物方法において、本発明による
過酸塩活性化剤は、スルフィミドカルボン酸を、イミド
カルボン酸について記載した方法と類似の方法により反
応させるワンポット方法得られる。二段の酸ハロゲン
化物方法において、スルフィミドカルボン酸は、対応す
る酸ハロゲン化物、好ましくは酸塩化物に、既知の方法
で変換される。サッカリンカルボン酸エステルを対応す
るサッカリンカルボン酸ハロゲン化物に、文献(Hou
ben−Weyl,Methodender Orga
nischen Chemie,E5,第604頁)か
ら公知の方法により直接変換することもここでは可能で
ある。第二の反応工程において、スルフィミドカルボン
酸ハロゲン化物を次いでイミドカルボン酸について記載
した方法と類似の方法によりさらに反応させる。
【0053】式
【0054】
【化31】
【0055】または
【0056】
【化32】
【0057】で表される脱離基を有する過酸塩活性化剤
において、Yは、置換されたアンモニウムイオン−N
(R7 3 Zまたは置換されたホスホニウムイオン−P
(R7 4 Zである。−N(R7 3 Zの場合も−P
(R7 4 Zの場合も、R7 はC1〜C30−アルキルで
ありそしてZは負電荷の対イオンである。−N(R7
3 Zの場合、R7 の中の2つは好ましくはC1 〜C4
アルキル、特に好ましくはメチルであり、そしてR7
中の1つは長鎖アルキル基、例えばC8 〜C30−アルキ
ル基である。−P(R7 4 Zの場合、基R7 の中の3
つは好ましくはC1 〜C4 −アルキル、特に好ましくは
メチルでありそして基R7 の中の1つは長鎖アルキル
基、例えばC8 〜C30−アルキル基である。−N
(R7 3 Zの場合も−P(R7 4 Zの場合も、R7
は同一であるか異なることができる。
【0058】式
【0059】
【化33】
【0060】および
【0061】
【化34】
【0062】で表される脱離基を有する過酸塩活性化
、それらの製法、価格および水溶性の点で、特に重要
である。製造方法の検討は、ヨーロッパ特許出願第37
3743号および日本国特許出願公開第2−18279
5号に見出される。
【0063】本発明による過酸塩活性化剤およびその塩
は固体でありそして実質的に無臭であり、低い蒸気圧を
有しておりそして優れた熱安定性である。それらは、無
機過酸塩と共に、漂白、酸化または消毒目的のために使
用される。無機過酸塩、例えば、過ホウ酸ナトリウム一
水和物、過ホウ酸ナトリウム四水和物および過炭酸ナト
リウムは、本発明による活性化剤のための洗剤および漂
白剤配合物中の好ましい無機過酸塩である。
【0064】それらの漂白および消毒作用は60℃以下
の広い温度範囲で完全に有効になるので、それらは好ま
しくは漂白剤として固体または液体洗剤および洗浄剤中
で使用される。
【0065】本発明による過酸塩活性化剤またはその塩
は、粉末洗剤中に混入するために、粒状、押出、タブ
レットまたは凝集体の形で使用するのが特に適してい
。塩基性洗剤配合物中で、顆粒形で、本発明による過
酸塩活性化剤はまたはその塩を使用するのが好ましい。
適当な顆粒化助剤は、有機脂肪酸、アルコールエチラー
ト、カルボキシメチルセルロースまたはフィルム形成ポ
リマー、例えば、ポリアクリル酸である。過酸塩活性化
剤は、顆粒中で過酸塩と組み合わすことができる。この
場合、過酸塩:過酸塩活性化剤の比は1:10〜10:
1、好ましくは1:3〜3:1である。
【0066】別の過ホウ酸塩活性化剤、例えば、テトラ
アセチルエチレンジアミンまたはノナノニルオキシベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、あるいは有機ペルオキシカ
ルボン酸、例えば、フタルイミドペルオキシヘキサン酸
またはドデカンジペルオキシジオ酸(dodecanediperoxyd
ioic acid)との、洗剤または洗浄剤中での組み合せが可
能である。
【0067】洗剤配合物は、さらに別の添加剤として:
陰イオン、非イオン、陽イオンまたは両性イオン界面活
性剤、無機ビルダー、例えば、ゼオライトまたはフィロ
シリカート、コビルダー、例えば、ポリカルボキシラー
ト、あるいは有機ビルダー、例えば、クエン酸を含有し
得る。蛍光増白剤、酵素および香料の添加も可能であ
る。
【0068】非常に良好な漂白結果が、8〜9の間のp
H範囲で達成される。洗液のpHは、洗浄工程の間に、
洗浄工程の間のプロトン供与体(有機または無機酸、エ
ステルまたは無水物)の添加により、変えられ得る。
【0069】
【実施例】以下の例中の術語AS含有率(ASは活性物
質を表す)は、生成物中の活性物質の含有率を意味
、Epton法による2相滴定により測定される(N
ature 160,756[1947])。
【0070】本発明による過酸塩活性化剤の製造は、以
下の例によって説明される: 例1 α−フタルイミドアセトキシベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム キシレン500gを、無水フェノールスルホン酸ナトリ
ウム98.0g(0.5モル)およびα−フタルイミド
アセチルクロリド112.0g(0.5モル)に添加し
そしてこの混合物を15時間140℃で保つ。冷却後、
反応混合物をアセトンに溶解し、溶剤をブフナー漏斗を
介して吸引濾過しそして結晶スラッジを2回以上、各々
80mlのアセトンで洗浄する。90%濃度エタノール
からの再結晶化後、結果として得られる生成物を水ポン
プ減圧下に40℃で乾燥する。
【0071】 収量:168g(88%),融点>220℃ AS含有率:93%(Epton滴定) 例2 γ−フタルイミドブタノイルオキシベンゼンスルホン酸
ナトリウム 無水フェノールスルホン酸ナトリウム148.0g(7
55ミリモル)およびγ−フタルイミドブタノイルクロ
リド190.0g(755ミリモル)を、キシレン20
0g中で140℃で4時間反応させそしてこの混合物を
例1のように仕上げ処理する。粗生成物をメタノールか
ら再結晶化しそして白色結晶性生成物を水ポンプ減圧下
に40℃で乾燥する。
【0072】 収量:280g(90%),融点>220℃ AS含有率:92%(Epton滴定) 例3 ε−フタルイミドヘキサノイルオキシベンゼンスルホン
酸ナトリウム 無水ベンゼンスルホン酸ナトリウム118.0g(60
0モル)およびε−フタルイミドヘキサノイルクロリド
170.0g(600ミリモル)をキシレン100g中
125℃で1時間反応させそしてこの混合物を例1に記
載したように仕上げ処理する。エタノールからの再結晶
化後、白色生成物を水ポンプ減圧下に40℃で乾燥す
る。
【0073】1 H−NMR(D2 O,100MHz):
δ=1.15〜1.83(m,6H),2.5(t,2
H),3.6(t,2H),7.0(m,2H),7.
5〜7.8(m,6H)。
【0074】 収量:250g(95%),融点>220℃ AS含有率:97%(Epton滴定) 例4 ω−フタルイミドドデカノイルオキシベンゼンスルホン
酸ナトリウム 無水ベンゼンスルホン酸ナトリウム78.5g(400
ミリモル)およびω−フタルイミドドデカノイルクロリ
ド145.6g(400ミリモル)を、キシレン200
g中130〜140℃で4時間反応させそしてこの混合
物を例1に記載したように仕上げ処理する。生成物を9
0%濃度エタノールから再結晶化し次いで水ポンプ減圧
下に40℃で乾燥する。
【0075】 収量:178g(85%),融点>220℃ AS含有率=98%(Epton滴定) 例5 ω−(2−ドデシルスクシンイミド)−アセトキシベン
ゼンスルホン酸ナトリウム 無水フェノールスルホン酸ナトリウム78.5g(40
0ミリモル)およびω−(2−ドデシルスクシンイミ
ド)−アセチルクロリド137.4g(400ミリモ
ル)をキシレン200g中140℃で25時間反応させ
そしてこの混合物を例1に記載したように仕上げ処理す
る。生成物を90%濃度エタノールから再結晶化し次い
で水ポンプ減圧下に40℃で乾燥する。
【0076】 収量:145g(72%),融点>220℃ AS含有率=85%(Epton滴定) 例6 ω−トリメリトイミドヘキサノイルオキシベンゼンスル
ホン酸ナトリウム 無水ベンゼンスルホン酸ナトリウム39.3g(200
ミリモル)およびω−トリメリトイミドヘキサノイルク
ロリド64.7g(200ミリモル)をキシレン200
g中140℃で4時間反応させそしてこの混合物を例1
に記載したように仕上げ処理する。生成物を90%濃度
エタノールから再結晶化し次いで水ポンプ減圧下に40
℃で乾燥する。
【0077】 収量:78g(80%),融点>220℃ AS含有率=91%(Epton滴定) 例7 ε−フタルイミドヘキサノイルオキシベンゼンスルホン
酸ナトリウム ε−フタルイミドヘキサン酸261.0g(1.0モ
ル)、無水フェノールスルホン酸ナトリウム98.0g
(0.5モル)、無水酢酸61.0g(0.6モル)お
よび酢酸ナトリウム2gを一緒に2.5時間150℃で
加熱し、その際反応混合物は、短時間の後に非常に粘性
のコンシステンシーを呈するに至り、攪拌するのが困難
になる。次いで温度を徐々に210℃に高めそして生じ
る酢酸を反応混合物に通した窒素流を用いて留去する。
今や再び薄い液体になった混合物を、さらに1時間20
0℃保つ。過剰のフタルイミドヘキサン酸を溶解する
ため、アセトン400mlを、約80℃でいまだ攪拌可
能な反応混合物に、徹底的に冷却しながら添加し、次い
でこの混合物を2回以上、各々200mlのアセトンで
60℃で抽出する。さらに精製するため、残留物をさら
にエタノールで洗浄することができ、その結果、反応中
に生じたアセトキシベンゼンスルホナートも溶解する。
記載した仕上げ処理の代わりとして、冷却するために、
熱い、薄い液体反応溶融物を金属シート上に流すことも
でき、そして凝固後、粉砕することができる。
【0078】次いで粗生成物をアセトンおよびエタノー
ルを用いて精製する。
【0079】 収量:115g(88%,フェノールスルホン酸ナトリ
ウムに基づく) AS含有率:85%(Epton滴定) イミドペルオキシカルボン酸に基づく過ホウ酸塩活性化
剤の試験 例8 Launder−O−Meterにおける洗浄実験 洗浄実験を次の条件下にLaunder−O−Mete
r中で行った: 水硬度: 15°dH 洗浄温度: 20,40および60℃ 洗浄時間: 15分 洗剤: 1.5g/lのWMP試験洗剤(WFK)および0.9g/l の過ホウ酸ナトリウム一水和物 漂白試験織物:綿上の紅茶(WFK) 綿上のコーヒー(WFK) 綿上の赤ワイン(EMPA) EMPA:Eidgenoessische Materialpruefa nstalt,St.Gallen WFK:Waeschereiforschung Krefeld 添加した過ホウ酸塩活性化剤を、各場合25mgの活性
酸素が、過加水分解が起こった後対応する過酸の形で存
在するように、配量する。
【0080】使用した過ホウ酸塩活性化剤は次のもので
ある: PAPA:フタルイミドヘキサノイルオキシベンゼンス
ルホン酸ナトリウム(本発明による) NOBS:ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム 洗浄工程が終わった時、織物の白色度を、反射率光度計
を用いて測定した。記載した反射率値は、3つの漂白試
験織物の平均である。
【0081】 %反射率 20℃ 40℃ 60℃ WMP/PB* 1 50.8 50.9 52.8 WMP/PB* 1/NOBS 57.0 63.0 70.3 WMP/PB* 1/PAPA 58.6 64.0 71.0 PB* 1:過ホウ酸ナトリウム一水和物 例9 Launder−O−Meterにおける洗浄実験 実験は、以下の変更を除いて例8と同様に行った。
【0082】 洗剤:1.5g/lのリン酸塩含有IEC洗剤(WFK)および0.9g/l の過ホウ酸塩四水和物の混合物 漂白試験織物:綿上の紅茶(WFK) 綿上の赤ワイン(EMPA) 過ホウ酸塩活性化剤: A1:フタルイミドブタノイルオキシベンゼンスルホン酸Na A2:トリメリトイミドヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸Na A3:フタルイミドアセトイルオキシベンゼンスルホン酸Na TAED:テトラアセチルエチレンジアミン(比較) %反射率 紅茶 赤ワイン 20℃ 40℃ 20℃ 40℃ A1: 52.7 57.1 62.1 65.2 A2: 47.9 51.9 56.9 61.2 A3: 48.2 52.3 57.7 61.4 TAED 47.2 51.3 56.6 60.8 例10 Launder−O−Meterにおける洗浄実験 洗浄実験を、次の条件下にLaunder−O−Meter中で行った: 水硬度: 5.6°dH 洗浄温度: 25,40および55℃ 洗浄時間: 15分 洗剤: 2g/lのTide(登録商標)(漂白系を含む) 漂白系: 7.5%の過ホウ酸ナトリウム一水和物および5%の過ホウ 酸塩活性化剤(例8を参照) 漂白試験織物: 綿上の紅茶(WFK) 綿上の赤ワイン(WFK) 綿上の赤ワイン(EMPA) (Tide(登録商標):洗剤,製造業者:Procter & Gambl e) %反射率 *) 25℃ 40℃ 55℃ Tide(登録商標)/PB* 1 53.3 54.2 55.2 Tide(登録商標)/PB* 1/NOBS 55.0 56.1 57.8 Tide(登録商標)WMP/PB* 1/PAPA 55.4 56.1 59.1 *)3つの漂白試験織物の平均 例11 Launder−O−Meterにおける多重洗浄 洗浄実験を、次の条件下にLaunder−O−Meter中で行った: 水硬度: 5.6°dH 洗浄温度: 40℃ 洗浄時間: 15分 洗浄サイクル:4 洗剤: 1.5g/lのTide(登録商標) 過酸塩: 0.9g/lの過ホウ酸ナトリウム一水和物 過ホウ酸塩活性化剤 PAPA:フタルイミドヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム (本発明による) NOBS:ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(比較) TAED:テトラアセチルエチレンジアミン(比較) 漂白試験織物:綿上の紅茶(WFK) 綿上の赤ワイン(EMPA) 綿上のRemazol Briliant Red GG (登録商標)(繊維染料( Hoechst AG) 過ホウ酸塩活性化剤を、各場合、3mg/lの活性酸素
が、過加水分解が起こった後に洗液中に対応する過酸の
形で存在するように、配量した。
【0083】 %反射率 φ紅茶/赤ワイン Remazol Briliant Red Tide(登録商標) 47.9 26.8 Tide(登録商標)/PB* 1/TAED 59.9 28.3 Tide(登録商標)/PB* 1/NOBS 61.4 29.5 Tide(登録商標)/PB* 1/PAPA 61.4 28.4 結果は、本発明による過ホウ酸塩活性化剤PAPAが、
色損傷を引き起こすことなく、良好な漂白性能を示すこ
とを示している。
【0084】例12 種々のpHの洗液を用いた洗浄実験 洗浄実験を、次の条件下にガラスビーカー中で行った: 水硬度: 5.6°dH 洗浄温度: 22℃ 洗浄時間: 15分 洗剤: 1.75g/lのTide(登録商標) 漂白系: 0.1g/lの過ホウ酸塩活性化剤 0.15g/lの過ホウ酸ナトリウム一水和物 漂白試験織物: 綿上の赤ワイン(EMPA) 洗液の出発pH:10.3 洗浄工程の開始5分後に、洗液のpHをH2 SO4 を用
いて所望のpHにした。
【0085】 %反射率 pH10.3 pH9 pH8 Tide(登録商標) 49.1 49.0 49.3 Tide(登録商標)/PB* 1/TAED 50.6 51.9 50.7 Tide(登録商標)/PB* 1/PAPA 51.2 53.0 51.9 結果は、本発明による過ホウ酸塩活性化剤の漂白最適条
件が、8〜9の間のpH範囲にあることを示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C07D 275/06 C07D 281/02 279/02 401/06 281/02 401/10 401/06 403/06 401/10 403/10 403/06 417/06 403/10 417/10 417/06 C11D 3/395 417/10 3/48 C11D 3/395 7/54 3/48 D06L 3/02 7/54 C07D 209/48 Z D06L 3/02 275/02 (72)発明者 ウオルフ−デイーテル・ミユーレル ドイツ連邦共和国、ホーフハイム・ア ム・タウヌス、ウアッホルデルウエー ク、2 (56)参考文献 特開 平4−28799(JP,A) 米国特許4980482(US,A) 欧州特許出願公開382582(EP,A 1) Zh.Org.Khim., (1973),9(7),p1401−1404 Bioconjugate Che m.,(1991),2(2),p71−76 J.Biochem.,(1982),91 (5),p1583−1591 J.Heterocyclic Ch em.,(1980),17(6),p1281− 1288 Ukr.Khim.Zh,(1976), 42(9),p950−955 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 207/452 C07D 209/48 C07D 211/88 C07D 223/10 C07D 275/03 C07D 275/06 C07D 279/02 C07D 281/02 C07D 401/06 C07D 401/10 C07D 403/06 C07D 403/10 C07D 417/06 C07D 417/10 C11D 3/395 C11D 3/48 C11D 7/54 D06L 3/02 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I: 【化1】 〔式中Aは、Bが式SO2 で表される基である場合は、
    式 【化2】 で表される基であり、またはAは、Bが式C=Oで表さ
    れる基である場合は、式 【化3】 で表される基であり、 nは数0、1または2であり、 R1 は、水素、塩素、臭素、C1 〜C20−アルキル、C
    2 〜C20−アルケニル、アリール、またはアルキルアリ
    ールであり、 R2 は、水素、塩素、臭素または、式−SO3 M、−C
    2 Mもしくは−OSO3 Mで表される基であり、 Xは、C1 〜C19−アルキレンまたはアリーレンであ
    り、 Bは、式C=OまたはSO2 で表される基であり、 Lは、BがSO2 である場合は、式 【化4】 で表される脱離基であり、またはLは、BがC=Oであ
    る場合は、式 【化5】 で表される基であり、 R3 は、C1 〜C19−アルキレンであり、 R4 およびR5 は、C1 〜C20−アルキルであり、 R6 は、C1 〜C19−アルキレンまたはC2 〜C20−ア
    ルケニレンであり、 Yは、水素、塩素、臭素または、式−SO3 M、−CO
    2 M、−OSO3 M、−CONH2 、−N(R7 3
    もしくは−P(R7 4 Zで表される基であり、R
    7 は、C1 〜C30−アルキルであり、 Zは、フッ化物、塩化物、臭化物またはヨウ化物であ
    り、そしてMは、水素、アルカリ金属もしくはアンモニ
    ウムイオンまたは当量のアルカリ土類金属イオンであ
    る。〕で表される、イミドカルボン酸またはスルフィミ
    ドカルボン酸から誘導される過酸塩活性化剤またはその
    塩。
  2. 【請求項2】 Aが、BがSO2 である場合は、式−H
    C=CH−、−CH2 −(CH2 n −CH2 −または
    −CH2 −CHR1 −で表される基であり、またはBが
    C=Oである場合は、フェニルであり、 nが、数0または1であり、 R1 が、C1 〜C20─アルキルまたはC2 〜C20─アル
    ケニルであり、 Xが、C4 〜C8 −アルキレンであり、 Bが、式C=OまたはSO2 で表される基であり、 Lが、BがSO2 である場合は、式 【化6】 で表される脱離基であり、またはLが、BがC=Oであ
    る場合は、式 【化7】 で表される基であり、 R4 が、水素またはアルキルであり、 Yが、水素または、式−SO3 M、−CO2 M、−OS
    3 M、−CONH2 、−N(R7 3 Zもしくは−P
    (R7 4 Zで表される基であり、 R7 が、C1 〜C4 - アルキルであり、 Zが、塩化物でありそしてMが、水素、アルカリ金属も
    しくはアンモニウムイオンまたは当量のアルカリ土類金
    属イオンである、請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 Aが、BがC=Oである場合はフェニル
    であり、またはBがSO2 である場合は式−CH2 −C
    HR1 −で表される基であり、 R1 が、C1 〜C20−アルキル基であり、 Bが、式C=OまたはSO2 で表される基であり、 Xが、C4 〜C8 −アルキレンであり、 Lが、BがSO2 である場合は、式 【化8】 で表される脱離基であり、またはLが、BがC=Oであ
    る場合は、式 【化9】 で表される基であり、そしてMが、水素、アルカリ金属
    イオンまたは当量のアルカリ土類金属イオンである、請
    求項1または2記載の化合物。
  4. 【請求項4】 式 【化10】 [式中、A、B及びXは、請求項1で定義した通りであ
    る]で表されるイミドカルボン酸またはスルフィミドカ
    ルボン酸を、無水酢酸、無水プロピオン酸または無水酪
    酸のような短鎖カルボン酸無水物と、カルボン酸基また
    はスルホン酸基によって置換されたヒドロキシベンゼン
    誘導体、あるいはその塩との混合物と同時に、有機溶剤
    中で、1〜5:1〜5:1のモル比で反応させることを
    特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合
    物の製造方法。
  5. 【請求項5】 高沸点炭化水素および/または短鎖カル
    ボン酸無水物が、有機溶剤として使用される、請求項4
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 反応温度が、120℃〜300℃の間に
    ある、請求項4または5記載の方法。
  7. 【請求項7】 カルボン酸のアルカリ金属塩またはアル
    カリ土類金属塩が、触媒として使用される、請求項4〜
    6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 式 【化11】 〔式中、A、B、X及びWは、請求項1で定義した通り
    である〕で表されるイミドカルボン酸ハロゲン化物また
    はスルフィミドカルボン酸ハロゲン化物を、カルボン酸
    基またはスルホン酸基によって置換されたヒドロキシベ
    ンゼン誘導体、あるいはその塩と、0.1〜2.5:1
    のモル比で、不活性な、有機の、高沸点の溶剤中で、8
    0℃〜200℃の間の温度で反応させることを特徴とす
    る、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物の製造
    方法。
  9. 【請求項9】 高沸点炭化水素が、不活性有機溶剤とし
    て使用される、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 反応温度が、80℃〜200℃の間に
    ある、請求項8または9記載の方法。
  11. 【請求項11】 反応時間が、60〜360分の間にあ
    る、請求項8〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜3に記載の化合物を、洗剤
    組成物および洗浄剤組成物中で、漂白活性化剤として使
    用する方法。
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