JP3231305B2 - アクティブマトリクス基板の製造方法 - Google Patents

アクティブマトリクス基板の製造方法

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JP3231305B2
JP3231305B2 JP2000269346A JP2000269346A JP3231305B2 JP 3231305 B2 JP3231305 B2 JP 3231305B2 JP 2000269346 A JP2000269346 A JP 2000269346A JP 2000269346 A JP2000269346 A JP 2000269346A JP 3231305 B2 JP3231305 B2 JP 3231305B2
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forming
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康浩 松島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドライバー一体型の
アクティブマトリクス基板の製造方法に関し、特にその
アクティブマトリクス基板に設けられた信号配線あるい
は信号電極の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に従来のドライバー一体型のアクテ
ィブマトリクス基板を使用した液晶表示装置の構造を模
式的に示す。図において21はガラス基板または石英基
板で、その上にはゲート駆動回路22、ソース駆動回路
23、及びTFT(ThinFilm Transis
tor)アレイ部24が形成されている。TFTアレイ
部24には、ゲート駆動回路22から延びる相互に平行
な多数のゲートバス配線1が配置されている。ソース駆
動回路23から延びる相互に平行な多数のソースバス配
線2がゲートバス配線1に直交して配設されている。そ
して各ゲートバス配線1毎にこれに平行に付加容量共通
配線3が配設されている。
【0003】ここで、隣接するソースバス配線2と、対
向するゲートバス配線1及び付加容量共通配線3に囲ま
れた矩形の領域には、薄膜トランジスタ(以下TFTと
言う。)25、絵素26、及び付加容量27が配設され
ている。上記TFT25のゲート電極はゲートバス配線
1に接続され、そのソース電極はソースバス配線2に接
続されている。該TFT25のドレイン電極に接続され
た絵素電極と対向基板上の対向電極との間に液晶が封入
され、絵素26が構成されている。また、上記付加容量
27に共通接続されている付加容量共通配線3は対向電
極と同じ電位の電極に接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
液晶表示装置では、液晶パネルのドライバー部が小型高
精細化するに従って配線が多様化し、配線の交差部分が
多くなるとともに配線が長くなってきた。
【0005】図10は従来のソースドライバ(ソース駆
動回路)の構成の1部を示す。この駆動回路ではその動
作周波数を上げるために、A〜Dの4系列のシフトレジ
スタが4系列のクロック13〜16により駆動されるよ
うになっている。ここで、A1〜A3,B1〜B3,C
1〜C3,D1〜D3は、単位シフトレジスタであり、
1つのインバータと2つのクロックドインバータにより
構成されている。それぞれの単位シフトレジスタにおい
てはシフト信号の入出力とビット信号の出力とが行われ
る。
【0006】例えば、D系列のシフトレジスタでは、入
力ノードDinに入力されたパルスが、互いに逆相のクロ
ックφD、/φDにより、順次各単位シフトレジスタ
1,D2,D3にてシフトされ、出力ノードDoutに出力
される。また、個々の単位シフトレジスタD1、D2、D
3からのもう1つの出力(ビット信号出力)は、アナロ
グスイッチASに送られている。
【0007】図11は、図10におけるシフトレジスタ
の基板上でのレイアウトの1部を示す。この図におい
て、17,18はそれぞれ絶縁基板上に隣接して配置さ
れたNチャンネルTFT及びPチャンネルTFTであ
り、これらはクロックドインバータを構成している。上
記NチャンネルTFT17のトランジスタ領域17aの
一端側には、低電圧側電源ライン11がコンタクトホー
ル5を介して接続され、PチャンネルTFT18のトラ
ンジスタ領域18aの一端側には、高電圧側電源ライン
12がコンタクトホール5を介して接続されている。ま
た上記両トランジスタ領域17a,18aの他端側は、
1つの信号配線19とコンタクトホール5を介して接続
されている。
【0008】また、上記トランジスタ領域の近傍には、
上記低電圧側電源ライン11の幹線部分に平行にクロッ
クライン13〜16が配設されている。
【0009】ここでは、上記NチャンネルTFT17の
島状トランジスタ領域17a上には、一端が上記クロッ
クライン16の非反転側φDに接続された信号配線27
の他端側部分が延在している。また、上記Pチャンネル
TFT18の島状トランジスタ領域18a上には、一端
が上記クロックライン16の反転側/φDに接続された
信号配線28の他端側部分が延在している。また、上記
両トランジスタ領域17a,18a上にまたがるよう信
号配線29が設けられている。
【0010】この図11におけるA部分,B部分,C部
分では、ゲート電極に用いられるpoly−SiやAl
からなる配線が長くなっている。このような長い配線の
一端側が、直接TFTのチャンネル領域上に位置してい
る構造では、Nチャンネル、Pチャンネルを決定するた
めに、P+やB+などのイオンをトランジスタ領域に注入
する時に、ゲート絶縁膜においてしばしば絶縁破壊を起
こしていた。
【0011】これは、特にシフトレジスタに用いられて
いるクロックドインバータにおけるクロック発生部から
の信号入力部やCMOSインバータを構成しているNチ
ャンネルもしくはPチャンネルの島でしばしば起こり、
破壊の生じているシフトレジスタより後段のシフトレジ
スタが動作しないという状況が起こっていた。
【0012】次に、CMOSインバータを形成するため
のイオン注入工程を例にあげて、上記ゲート絶縁膜の絶
縁破壊について説明する。図12は、単純なインバータ
のレイアウトを示す平面図であり、図13(a)〜図1
3(d)は図12のe−e’線断面の構造を工程順に示
す図である。
【0013】ガラス基板21上にNチャンネル及びPチ
ャンネルとなる多結晶シリコン薄膜111、112、ゲ
ート絶縁膜113及びゲート電極114を順次形成す
る。ゲート電極114は、インバータの入力となり、そ
の一部がN及びPチャンネル上に位置している。この図
において、左側はNチャンネルトランジスタであり、右
側はPチャンネルトランジスタである(図13
(a))。
【0014】PチャンネルTFT部を覆うようレジスト
パターン115を形成し、NチャンネルTFT部にP+
を注入し、チャンネル部116を形成する(図13
(b))。
【0015】NチャンネルTFT部を覆うようレジスト
パターン117を形成し、PチャンネルTFT部にB+
を注入し、チャンネル部118を形成する(図13
(c))。
【0016】全面に層間絶縁膜119を形成し、これに
コンタクトホール120を形成した後に、金属膜の形成
及びパターニングにより電極121、122、123を
形成する。ここでNチャンネルの電極121は低電圧側
電源に接続され、Pチャンネルの電極123は高電圧側
電源ラインに接続され、電極122はインバータの出力
端子となる(図13(d))。
【0017】従って、イオン注入時においては、多結晶
薄膜の島とゲート電極がある状態であり、金属層はまだ
形成されていない。ここでTFTの破壊の原因として
は、多結晶薄膜上に位置しているゲートと同材料による
配線が長いため、イオン注入時にこの配線部からレジス
トに電荷がリークを起こし易くなり、そのためゲート電
極がレジストの電位に引っ張られてしまい、注入中のゲ
ート電極とゲート絶縁膜を挟んだ多結晶薄膜との間で電
位差が発生し、ゲート絶縁膜の破壊が起こると考えられ
る。
【0018】このようなゲート絶縁膜の破壊は、シフト
レジスタのインバータやクロックドインバータを構成す
るトランジスタだけでなく、アナログスイッチを構成す
るトランジスタや絵素用トランジスタにおいても問題と
なっており、以下簡単に説明する。
【0019】図14(a)は、従来例におけるアナログ
スイッチ近傍のレイアウト図、図14(b)は図14
(a)のf−f’線断面の構造を示す図である。図にお
いて、133は絶縁基板21上に形成されたアナログス
イッチ、131は一端がシフトレジスタの出力に接続さ
れた信号配線である。該信号配線131の他端側は、バ
ッファ部を通り、さらに3本のB,G,Rビデオライン
134の下層を通って、アナログスイッチ133を構成
するトランジスタ領域(多結晶シリコン薄膜)133a
のチャンネル上に延びている。ビデオ信号は、各ビデオ
ライン134から配線135を通り、アナログスイッチ
133に供給される。該アナログスイッチ133におい
てサンプリングされたビデオ信号は、配線132を通し
て表示部24の絵素に書き込まれる。なお、絶縁基板2
1上にアナログスイッチ133が形成されるプロセス
は、図13に示すCMOSインバータの一方のトランジ
スタの形成工程と基本的に同様である。
【0020】このような構成では、一端側が、アナログ
スイッチを構成するトランジスタのゲート電極となって
いる信号配線は、配線長さが長いものであるため、上述
したようにゲート絶縁膜の破壊を招くこととなる。
【0021】図15は、従来のアクティブマトリクス基
板における絵素1個分の拡大図である。この図において
は、簡略化のために付加容量共通配線は、省略されてい
る。ここで、2a,2bはソースバスライン、1a,1
bはゲートバスライン、25aは絵素電極、25は絵素
TFTであり、各符号は、図9のものと対応している。
【0022】この構成では、各絵素TFTのゲート電極
につながっているゲートバスラインは、配線長さが非常
に長いものであるため、イオン注入工程でチャージアッ
プによる絵素TFTのゲート絶縁膜の破壊を招くことと
なる。
【0023】ところで、このようなTFTのイオン注入
時におけるチャージアップを防止する方法の一例とし
て、特開昭59−104173号公報に示されるよう
に、TFTへのイオン注入時に絶縁性基板全面に導電性
薄膜を堆積するようにし、イオン注入時に生じた電荷を
外部に放電することにより、TFTへの損傷を少なくす
るなどの方法が取られていた。
【0024】しかしながら、この方法においては導電膜
を形成する工程が増えるばかりでなく、この導電性薄膜
を熱酸化するなどの処理が必要であった。
【0025】また、特開平5−198807号公報に示
されるように、薄膜トランジスタのゲート電極がすべて
短絡されて、基板外周部にまとめられた状態で雰囲気圧
力の制御を行い、イオン注入する方法が知られている
が、この方法では、短絡されたゲート電極を後に分離す
る処理をしなければならず、工程が増えてしまうという
問題点があった。
【0026】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、イオン注入時におけるTFTの
ゲート絶縁膜の破壊を、処理工程の増大を招くことな
く、抑制することができるドライバー一体型のアクティ
ブマトリクス基板の製造方法を提供することが本発明の
目的である。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアクティブ
マトリクス基板の製造方法は、絶縁基板上に形成された
複数のトップゲート型薄膜トランジスタと、各薄膜トラ
ンジスタのゲート電極に信号を供給する信号配線とを有
するアクティブマトリクス基板の製造方法であって、絶
縁基板上に所定形状にパターニングされた半導体層及び
ゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート電極と同一層材
料によって、分離部を有する信号配線の配線本体部を形
成する工程と、該配線本体部をマスクとして、半導体層
にイオン注入を行う工程と、配線本体部の分離部を挟ん
だ部分同士を接続する配線接続部を形成する工程と、を
包含することを特徴とする。
【0028】また、本発明のアクティブマトリクス基板
の製造方法は、絶縁基板上に形成された、シフトレジス
タを構成する複数のトップゲート型薄膜トランジスタ
と、該各薄膜トランジスタにクロックラインよりクロッ
ク信号を供給する信号配線とを有するアクティブマトリ
クス基板の製造方法であって、絶縁基板上に所定形状に
パターニングされた半導体層及びゲート絶縁膜を形成す
る工程と、ゲート電極と同一層材料によって、分離部を
有する信号配線の配線本体部を形成する工程と、該配線
本体部をマスクとしてイオン注入を行う工程と、配線本
体部の分離部を挟んだ部分同士を接続する配線接続部を
形成する工程と、を包含することを特徴とする。
【0029】また、本発明のアクティブマトリクス基板
の製造方法は、絶縁基板上に形成された、アナログスイ
ッチを構成する複数のトップゲート型薄膜トランジスタ
と、ビデオラインと交差するよう配置され、シフトレジ
スタからの出力をアナログスイッチとしての薄膜トラン
ジスタのゲート電極に供給する信号配線とを有するアク
ティブマトリクス基板の製造方法であって、絶縁基板上
に所定形状にパターニングされた半導体層及びゲート絶
縁膜を形成する工程と、ゲート電極と同一層材料によっ
て、分離部を有する信号配線の配線本体部を形成する工
程と、該配線本体部をマスクとしてイオン注入を行う工
程と、配線本体部の分離部を挟んだ部分同士を接続する
配線接続部を形成する工程と、を包含することを特徴と
する。
【0030】また、本発明のアクティブマトリクス基板
の製造方法は、絶縁基板上に形成された、シフトレジス
タに含まれるインバータもしくはクロックドインバータ
を構成するトップゲート型のNチャンネル薄膜トランジ
スタ及びPチャンネル薄膜トランジスタを複数有し、該
インバータもしくはクロックドインバータに接続され、
これを構成するNチャンネル及びPチャンネルトランジ
スタの一方のチャンネル上を通ってもう一方のチャンネ
ル上に延びる信号配線を有するアクティブマトリクス基
板の製造方法であって、絶縁基板上に所定形状にパター
ニングされた半導体層及びゲート絶縁膜を形成する工程
と、ゲート電極と同一層材料によって、分離部を有する
信号配線の配線本体部を形成する工程と、該配線本体部
をマスクとしてイオン注入を行う工程と、配線本体部の
分離部を挟んだ部分同士を接続する配線接続部を形成す
る工程と、を包含することを特徴とする。
【0031】また、本発明のアクティブマトリクス基板
の製造方法は、絶縁基板上に、表示部を構成する絵素用
薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタのゲート電極
に信号を供給するゲートバスラインとを有するアクティ
ブマトリクス基板の製造方法であって、絶縁基板上に所
定形状にパターニングされた半導体層及びゲート絶縁膜
を形成する工程と、該ゲート電極と同一層材料によっ
て、分離部を有するゲートバスラインの配線本体部を形
成する工程と、該配線本体部をマスクとしてイオン注入
を行う工程と、配線本体部の分離部を挟んだ信号配線部
分同士を接続する配線接続部を形成する工程と、を包含
することを特徴とする。
【0032】前記配線本体部の分離部が、ソースバスラ
インの交差部において、各絵素毎に設けられている。
【0033】前記配線本体部の分離部が、隣接するソー
スバスライン間において、各絵素毎に設けられている。
【0034】また、本発明のアクティブマトリクス基板
の製造方法は、絶縁基板上に複数の薄膜トランジスタが
設けられており、該複数の薄膜トランジスタのうちの少
なくとも一部の薄膜トランジスタが、該チャンネル幅方
向に複数に分割された、アクティブマトリクス基板の製
造方法であって、絶縁基板上に所定形状にパターニング
された半導体層及びゲート絶縁膜を形成する工程と、分
離部を有するゲート電極の電極本体部を形成する工程
と、該電極本体部をマスクとしてイオン注入を行う工程
と、電極本体部の分離部を挟んだ部分同士を接続する電
極接続部を形成する工程と、を包含することを特徴とす
る。
【0035】また、本発明のアクティブマトリクス基板
の製造方法は、絶縁基板上に複数のトップゲート型薄膜
トランジスタが設けられており、該複数の薄膜トランジ
スタのうちの少なくとも一部の薄膜トランジスタのゲー
ト電極に、信号の印加が行われないダミー信号配線が接
続されたアクティブマトリクス基板の製造方法であっ
て、該ダミー信号配線を、該ゲート電極と同一層材料の
所定の配線層のパターニングにより、連続した配線パタ
ーンを有するように形成することを特徴とする。
【0036】本発明においては、ドライバー一体型のア
クティブマトリクス基板を構成する複数の薄膜トランジ
スタのうちの少なくとも一部の薄膜トランジスタについ
て、その一端が薄膜トランジスタのゲート電極となって
いる信号配線を、該トランジスタの活性領域近傍に分離
部を有する配線本体部を、第1の配線層のパターニング
により形成し、該配線本体部の分離部を挟んで配置され
た部分同士を接続する配線接続部を、該第1の配線層と
は異なる第2の配線層のパターニングにより形成するよ
うになっているために、信号配線のチャージアップが生
ずるイオン注入を、配線本体部を形成した状態で行っ
て、その後、配線接続部の形成によって、上記配線本体
部の分離部を挟んで配置された部分同士を接続すること
により、イオン注入時におけるTFTのゲート絶縁膜の
破壊を抑制できる。
【0037】従って、ドライバー内蔵液晶表示装置にお
ける、上記TFTを回路素子として含むシフトレジスタ
の不良を激減させることができる。
【0038】また、本発明においては、ドライバー一体
型のアクティブマトリクス基板を構成する複数の薄膜ト
ランジスタのうちの少なくとも一部の薄膜トランジスタ
について、薄膜トランジスタのゲート電極にクロックラ
インよりクロック信号を入力する信号配線を、上記分離
部を有する配線本体部を形成した後に、該分離部を挟ん
で配置された部分同士を接続する配線接続部を形成する
ために、ゲート絶縁膜の破壊防止だけでなく、分離部の
長さや、配線本体部及び配線接続部の抵抗を調整するこ
とにより、それぞれのクロックラインからシフトレジス
タへの配線抵抗をそろえることも可能である。
【0039】従って、クロック信号の同期のずれが発生
しにくく、シフトレジスタが誤動作することもない。
【0040】また、本発明においては、一部が各絵素の
TFTのゲートとなっているゲートバスラインを、絵素
ごとに分離部を有する配線本体部を形成した後に、該分
離部を挟んで配置された部分同士を接続する配線接続部
を形成する構成としたので、ゲート絶縁膜の破壊防止だ
けでなく、配線接続部に低抵抗材料を用いることによ
り、ゲートバスラインを低抵抗にすることもでき、信号
の遅延を防ぐことができる。
【0041】本発明においては、ドライバー一体型のア
クティブマトリクス基板を構成する複数の薄膜トランジ
スタのうちの少なくとも一部の薄膜トランジスタについ
て、薄膜トランジスタのゲート電極に、信号の印加が行
われないダミー信号配線を接続し、該ダミー信号配線
を、該ゲート電極と同一層材料の所定の配線層のパター
ニングにより、連続した配線パターンを有する構造に形
成したので、信号配線の形成後のイオン注入時に生ずる
信号配線の帯電によるゲート絶縁膜の破壊を、上記ダミ
ー信号配線におけるゲート配線長さを通常の信号配線の
ゲート配線長さより長くすることにより、該ダミー信号
配線に集中させることが可能となる。これにより、通常
の信号配線でのゲート絶縁膜の破壊をほとんど回避する
ことができる。
【0042】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は本発明の第
1の実施形態による液晶表示装置のドライバー一体型の
アクティブマトリクス基板を説明するための概略平面図
であり、そのドライバー部におけるシフトレジスタの1
部分を示している。また、図2(a)は、上記ドライバ
ー一体型液晶表示装置を構成する絵素TFTの断面図で
ある。また、図2(b)は、図1のX部分の断面構造を
示す図である。なおここでは、図1のX部分のみ図示し
ているが、図1のY部分及びZ部分もX部分と同様の断
面構造となっている。図において、図11と同一符号は
従来のシフトレジスタと同一のものを示し、127は、
該薄膜トランジスタ17のゲート電極にクロックライン
16より非反転クロック信号φDを入力する信号配線で
ある。該信号配線127は、多結晶シリコン膜(第1の
配線層)のパターニングにより形成され、該薄膜トラン
ジスタの活性層17a近傍に分離部107aを有する配
線本体107と、アルミ膜のパターニングにより形成さ
れ、該配線本体の分離部107aを挟んで配置された部
分同士を接続する配線接続部117とから構成されてい
る。
【0043】また、128は、該薄膜トランジスタ18
のゲート電極にクロックライン16より反転クロック信
号/φDを入力する信号配線であり、該信号配線127
と同様、多結晶シリコン膜(第1の配線層)のパターニ
ングにより形成され、該薄膜トランジスタの活性層18
a近傍に分離部108aを有する配線本体108と、ア
ルミ膜のパターニングにより形成され、該配線本体の分
離部108aを挟んで配置された部分同士を接続する配
線接続部118とから構成されている。
【0044】また、129は、上記両トランジスタ領域
17a,18a上にまたがるよう設けられている信号配
線である。この信号配線129は多結晶シリコン膜(第
1の配線層)のパターニングにより形成され、該トラン
ジスタ領域17a及び18a間に分離部109aを有す
る配線本体109と、アルミ膜のパターニングにより形
成され、該配線本体の分離部109aを挟んで配置され
た部分同士を接続する配線接続部119とから構成され
ている。
【0045】ここで上記各配線本体107,108,1
09と配線接続部117,118,119とは、コンタ
クトホール5を介して接続されている。
【0046】また、図16は第1の実施形態の液晶表示
装置のドライバー部におけるシフトレジスタの他の部分
を示している。図16のX1部分及びZ1部分は、図2
(b)に示す図1のX部分と同様の断面構造となってい
る。この図において、37,38はそれぞれ絶縁基板上
に隣接して配置されたNチャンネルTFT及びPチャン
ネルTFTであり、これらはクロックドインバータを構
成している。上記NチャンネルTFT37のトランジス
タ領域37aの一端側には、低電圧側電源ライン11が
コンタクトホール5を介して接続され、PチャンネルT
FT38のトランジスタ領域38aの一端側には、高電
圧側電源ライン12がコンタクトホール5を介して接続
されている。また上記両トランジスタ領域37a,38
aの他端側は、1つの信号配線19とコンタクトホール
5を介して接続されている。
【0047】また、527は、該薄膜トランジスタ37
のゲート電極にクロックライン13より反転クロック信
号/φAを入力する信号配線である。該信号配線527
は、多結晶シリコン膜(第1の配線層)のパターニング
により形成され、該薄膜トランジスタの活性層37a近
傍に分離部507aを有する配線本体507と、アルミ
膜のパターニングにより形成され、該配線本体の分離部
507aを挟んで配置された部分同士を接続する配線接
続部517とから構成されている。
【0048】また、48は、該薄膜トランジスタ38の
ゲート電極にクロックライン13より非反転クロック信
号φAを入力する信号配線であり、この信号配線は、ゲ
ート配線長さ,つまり薄膜トランジスタ38のゲート電
極からクロックライン等の信号ラインまでの距離が他の
信号配線に比べて短いため、信号配線527におけるよ
うな分離部は設けていない。
【0049】また、529は、上記両トランジスタ領域
37a,38a上にまたがるよう設けられている信号配
線である。この信号配線529は多結晶シリコン膜(第
1の配線層)のパターニングにより形成され、該トラン
ジスタ領域37a及び38a間に分離部509aを有す
る配線本体509と、アルミ膜のパターニングにより形
成され、該配線本体の分離部509aを挟んで配置され
た部分同士を接続する配線接続部519とから構成され
ている。
【0050】なお、本実施形態のシフトレジスタを構成
するインバータについては図示していないが、該シフト
レジスタにおける複数のインバータのうちの少なくとも
一部のインバータは、図1または図16に示すクロック
ドインバータと同様、インバータを構成するNチャンネ
ルTFT及びPチャンネルTFTの両トランジスタ領域
上にまたがるよう設けられている信号配線を、多結晶シ
リコン膜(第1の配線層)のパターニングにより形成さ
れ、該両TFTのトランジスタ領域間に分離部を有する
配線本体と、該アルミ膜のパターニングにより形成さ
れ、該配線本体の分離部を挟んで配置された部分同士を
接続する配線接続部とからなる構造としている。
【0051】次に製造方法について説明する。
【0052】まず、絶縁基板21上の全面に半導体層6
02となる多結晶薄膜をCVD法によって形成する。次
にCVD法、スパッタリング法、又はこの多結晶薄膜上
面の熱酸化により後にゲート絶縁膜603となる絶縁膜
を形成する。ゲート絶縁膜603の厚さは約100nm
である。
【0053】次に上記多結晶薄膜及び絶縁膜のパターニ
ングを行い、厚さ40nm〜80nmの半導体層602
を形成する。上述のゲート絶縁膜603の形成は半導体
層のパターン形成のあとに行っても良い。また絶縁膜の
形成前に多結晶シリコン薄膜の結晶性を高めるためレー
ザアニールまたは窒素雰囲気中でのアニール等の処理を
行うことも可能である。
【0054】次に後にゲートバス配線1となる多結晶シ
リコン薄膜をCVD法により厚さ450nm程度に形成
しドーピングを行う。これにより低抵抗の多結晶シリコ
ン薄膜を得る。
【0055】その後、低抵抗の多結晶シリコンのパター
ニングによって図1に示す形状の信号配線127,12
8,129の配線本体部107,108,109、及び
図16に示す形状の信号配線527,529の配線本体
部507,509、並びに図16に示す信号配線48を
形成する。該配線本体部107,108,109の一部
は、上記シフトレジスタを構成するトランジスタ17,
18のゲート電極となっており、該配線本体部507,
509の一部、及び信号配線48の一部は、上記シフト
レジスタを構成するトランジスタ37,38のゲート電
極となっている。この時、絵素用TFTでは、そのゲー
ト電極604が形成される。上記ゲート電極は、Alな
どの金属により形成してもよい。
【0056】次に上記ゲート電極604をマスクとし、
かつフォトリソグラフィー法によって形成されたレジス
トによるマスクを用いて、TFTのN型,P型を決定す
るために半導体層602のゲート電極604の下方以外
の部分にイオン注入を行う。これによって、チャンネル
部602aが形成される。この時上記各トランジスタ領
域17a,18a,37a,38aにもチャンネル部が
形成される。
【0057】その後、この基板上の全面に1番目の層間
絶縁膜605を700nmの厚さに形成し、層間絶縁膜
のコンタクトホール606を形成する。この時、上記各
トランジスタ領域17a,18a及び配線本体部10
7,108,109の、分離部107a,108a,1
09a近傍端部の上にもコンタクトホール5を形成する
とともに、上記各トランジスタ領域37a,38a及び
配線本体部507,509の、分離部507a,509
a近傍端部の上にもコンタクトホール5を形成する。
【0058】次に配線パターン607をA1等の低抵抗
の金属を用いて厚さ600nm程度に形成する。このと
き、上記配線本体部107,108,109の分離部1
07a,108a,109aを接続する配線接続部11
7,118,119も形成するとともに、上記配線本体
部507,509の分離部507a,509aを接続す
る配線接続部517,519も形成する。今回、絵素T
FT部分では、コンタクト不良を防ぐため第1番目の層
間絶縁膜605を形成した後にTFTのドレイン電極と
絵素電極611をつなぐためのコンタクトホール606
を形成し、これをA1等の金属で埋め込んでいる。これ
によりドレイン電極と絵素電極611の段差を少なくし
ている。
【0059】その後、2番目の層間絶縁膜608を厚さ
600nmに形成し、これにコンタクトホール609を
形成する。このコンタクトホール609にはA1とIT
Oのオーミックコンタクトを取るためTiW、WSi、
Mo、Wなどの金属層610を埋め込み形成する。
【0060】次に、透明電極ITOのパターニングによ
って絵素電極611を厚さ150nm程度に形成する。
このようなプロセスで絵素部が作製され、シフトレジス
タ部のTFT17,18,37,38等が作製される。
【0061】このように本実施例では、液晶表示装置を
構成する複数の薄膜トランジスタのうちの所定の薄膜ト
ランジスタについて、その一部が薄膜トランジスタのゲ
ート電極となっている信号配線127,128,12
9,517,519を、該トランジスタの活性領域近傍
に分離部107a,108a,109a,507a,5
09aを有する、多結晶シリコンからなる配線本体10
7,108,109,507,509と、該配線本体の
分離部を挟んで配置された部分同士を接続する、アルミ
からなる配線接続部117,118,119,517,
519とから構成したので、信号配線のチャージアップ
が生ずるイオン注入を、配線本体を形成した状態で行
い、その後、配線接続部の形成により、上記配線本体部
の分離部を挟んで配置された部分同士を接続するように
することにより、イオン注入時におけるTFTのゲート
絶縁膜の破壊を防止できる。
【0062】従って、ドライバー内蔵液晶表示装置にお
ける、上記TFTを回路素子として含むシフトレジスタ
の不良を激減させることができる。
【0063】また、薄膜トランジスタのゲート電極にク
ロックラインよりクロック信号を入力する信号配線12
7,128,517を、上記分離部を有する配線本体
と、配線本体の分離部を挟んで配置された部分同士を接
続する配線接続部とから構成したので、ゲート絶縁膜の
破壊防止だけでなく、分離部の長さや、配線本体部及び
配線接続部の抵抗を調整することにより、それぞれのク
ロックラインからシフトレジスタへの配線抵抗をそろえ
ることも可能である。
【0064】本件発明者は、TFTから上記アルミによ
る配線接続部までの距離(トランジスタからのゲート配
線の長さ)を10μm、100μm、200μmと変え
た300段のシフトレジスタを作成し、300段目の出
力によりシフトレジスタの歩留を評価した。図3におい
て、横軸はTFTから金属による接続部までの長さであ
り、縦軸は300段のシフトレジスタの歩留まりであ
る。この実験によれば、TFTから接続部までの距離が
200μmのとき30%、100μmのとき85%、1
0μmのとき98%の歩留が得られた。この実験におい
てもTFTから金属による接続部までの距離を短くする
ことにより、シフトレジスタの歩留が上がることが確認
された。
【0065】(実施形態2)図4は本発明の第2の実施
形態による液晶表示装置のアクティブマトリクス基板を
説明するための図である。上記実施形態では、シフトレ
ジスタのクロックラインからクロックドインバータに入
力しているゲート配線を分離したが、この実施例は、該
液晶表示装置におけるドライバーを構成する複数のアナ
ログスイッチのうちの少なくとも一部のアナログスイッ
チについて、そのゲート入力部分において、上記第1の
実施形態と同様の分離部を有する構造を実現したもので
ある。
【0066】図において、図14(a)と同一符号は同
一のものを示し、227は、B,G,Rビデオライン1
34と交差するよう配置され、シフトレジスタからの出
力をアナログスイッチ133に供給する信号配線であ
る。該信号配線227は、多結晶シリコン膜等のパター
ニングにより形成され、アナログスイッチ133を構成
する薄膜トランジスタの活性層近傍に分離部207aを
有する配線本体207と、アルミ膜等のパターニングに
より形成され、該配線本体の分離部207aを挟んで配
置された部分同士を接続する配線接続部217とから構
成されている。
【0067】このような構成の第2の実施形態において
も、アナログスイッチへのゲート配線227の配線本体
207を形成した状態で、トランジスタの導電性を設定
するイオン注入を行い、その後、該配線本体の分離部2
07aを後工程で使用される金属により接続することに
より、アナログスイッチ133のゲート絶縁膜のチャー
ジアップによる破壊を防止することができる。
【0068】(実施形態3)図5は本発明の第3の実施
形態による液晶表示装置のアクティブマトリクス基板を
説明するための図である。
【0069】上記液晶表示装置におけるゲートドライバ
もしくはソースドライバのバッファ部もしくはビデオ信
号をサンプリングするためのアナログスイッチには、該
ドライバのその他の回路部分とは異なり、幅が100μ
m以上のTFTが使用される。
【0070】この場合にも幅が小さいTFTに比べてT
FTのイオン注入時における破壊が起こり易いことが判
明した。この場合には、図5に示すように、通常のレイ
アウト(TFTの幅2W)のもの(図5(a))を、図
5(b)のように幅Wのもの2つに分けて、その分けた
TFT間でゲート電極を分離し、この分離部を、イオン
注入処理後に他の配線により接続することにより、TF
Tの破壊が防止できる。ここで121aは信号入力ライ
ン、122aは信号出力ライン、123aはゲート電極
である。
【0071】すなわち、上記アナログスイッチを構成す
る薄膜トランジスタ125は、100μm以上のチャン
ネル幅を有し、該チャンネル幅方向に複数に分割したも
のである。該薄膜トランジスタ125のゲート電極22
3は、多結晶シリコン膜等のパターニングにより形成さ
れ、該薄膜トランジスタの、隣接する分割部分125
a,125bの間に分離部103aを有する電極本体1
03と、アルミ膜等のパターニングにより形成され、該
電極本体部分の分離部103aを挟んで配置された部分
同士を接続する電極接続部113とから構成されてい
る。
【0072】この場合も上記各実施形態と同様にアナロ
グスイッチのチャージアップによる破壊を防止できる。
【0073】(実施形態4)図6は本発明の第4の実施
形態による液晶表示装置のアクティブマトリクス基板を
説明するための図であり、アクティブマトリクス基板の
絵素1個分を拡大して示している。
【0074】上記液晶表示装置の液晶表示部のTFTが
イオン注入時に破壊される場合は、ゲートバスラインの
本体部分を、絵素ごとに分離部を有する構造とし、後の
工程で用いられる金属層により該分離部を接続するよう
にすることにより、対応できる。
【0075】図において、図15と同一符号は同一のも
のを示し、本実施例においては、ゲートバスライン32
1は、多結晶シリコン膜等のパターニングにより形成さ
れ、ソースバスラインとの交差部57において絵素ごと
に分離部301aを有する配線本体301と、アルミ膜
等のパターニングにより形成され、該配線本体部の分離
部301aを接続する配線接続部311とから構成され
ている。また、ゲートバスライン322も上記ゲートバ
スライン321と同様、交差部58において絵素ごとに
分離部302aを有する配線本体302と、該配線本体
302の分離部302aを挟んで配置された部分同士を
接続する配線接続部312とから構成されている。
【0076】ここでは、ゲートバスライン321の分離
部301aは、ソースバスライン2aと同じ層の金属膜
では接続できないので、図7に示すように、ゲートバス
ライン321の配線本体301とアルミ層607とを、
第1層目の層間絶縁膜605のコンタクトホール606
により接続し、ソースバスラインとゲートバスラインの
交差部57における分離部301aをTiWやMoなど
の金属層610で接続している。
【0077】このように本実施例においても、一部が絵
素用TFTのゲート電極となっているゲートバス配線3
21,322については、イオン注入を行う状態では、
各絵素ごとに分離部を有する配線本体301,302の
みを形成しておくことができる。このようにしておくこ
とにより、イオン注入時における絵素TFTにおけるゲ
ート絶縁膜の放電破壊を防止することができる。
【0078】また、この配線接続部の金属材料が、ゲー
ト電極よりも低抵抗である場合には、ゲートバスライン
における信号の遅延も防ぐことができる。
【0079】また、図6においてはゲートバスラインと
ソースバスラインの交差部でゲートバスラインの分離部
の接続を行っているが、これに限るものではない。例え
ば、図8に示すようにゲートバスライン421は、第1
の配線層のパターニングにより形成され、隣接するソー
スバスライン間において絵素ごとに分離部401aを有
する配線本体401と、該第1の配線層とは異なる第2
の配線層のパターニングにより形成され、該配線本体の
分離部401aを挟んで配置された部分同士を接続する
配線接続部411とから構成してもよい。またゲートバ
スライン422も、上記ゲートバスライン421と同
様、絵素ごとに分離部402aを有する配線本体402
と、該配線本体402の分離部402aを挟んで配置さ
れた部分同士を接続する配線接続部412とから構成し
てもよい。
【0080】(実施形態5)図17は本発明の第5の実
施形態による液晶表示装置のドライバー一体型アクティ
ブマトリクス基板におけるソースドライバの構成の一部
を示す図であり、図において、図10と同一符号は従来
のシフトレジスタと同一のものを示し、D4は、D系列
のシフトレジスタの最終部分,つまり単位シフトレジス
タD3の出力側に設けられたダミー単位シフトレジスタ
で、他の単位シフトレジスタD1〜D3とは異なり、出
力パルスのアナログスイッチへの供給が行われないよう
に構成されており、このダミー単位シフトレジスタD4
では、これを構成する薄膜トランジスタのゲート電極に
接続されるダミー信号配線は、ゲート絶縁膜破壊が起こ
りやすいようなパターンとなっている。なお、他の単位
シフトレジスタについては、上記第1実施形態と同一の
構成となっている。
【0081】図18は上記ソースドライバを構成するシ
フトレジスタの1部を示す平面図であり、該ダミー単位
シフトレジスタD4の基板上でのレイアウトを示してい
る。図において、図11と同一符号は同一のものを示
し、ダミー信号配線727及び729に放電破壊が起こ
りやすくするために、従来のものと同様配線接続部は設
けていない。またここではダミー信号配線728は、放
電破壊をより起こりやすくするために蛇行状部分728
aを有する構造としている。なお、この蛇行状部分72
8aを有するダミー信号配線728に代えて、従来と同
一構造の、配線接続部を有しないものを用いてもよい。
また、ここでは、ダミー信号配線727及び728とク
ロックライン16とを電気的に接続するためのコンタク
トホールは形成していない。
【0082】このような構成の本実施形態では、D系列
のシフトレジスタの最終部分に出力パルスをアナログス
イッチに送らないダミー単位シフトレジスタD4を設
け、このダミー単位シフトレジスタを、放電破壊が起こ
りやすい信号配線のパターンを有する構造としているの
で、放電が起こった場合にこの部分で放電破壊が起こる
ことになり、信号の転送を行うシフトレジスタ内部のT
FTの放電破壊を起こりにくくすることができる。
【0083】つまり、本実施形態では、ダミー単位シフ
トレジスタD4におけるダミー信号配線727及び72
9には配線接続部は設けず、またダミー信号配線728
を放電破壊を起こりやすくするための蛇行状部分728
aを有する構造としているので、ダミー単位シフトレジ
スタを構成するダミー信号配線におけるゲート配線長さ
が、通常の単位シフトレジスタを構成する、上記配線接
続部を有する信号配線におけるゲート配線長さよりも長
くなり、ダミー単位シフトレジスタでの放電破壊が起こ
りやすくなり、これにより、通常の単位シフトレジスタ
での放電破壊を抑制することができる。
【0084】またダミー信号配線727及び728とク
ロックライン16とを電気的に接続するためのコンタク
トホールは形成していないので、ダミー単位シフトレジ
スタD4のTFT17及び18において放電破壊が起こ
ってもクロックラインφD及び/φDに影響を与えるこ
とがない。
【0085】なお、本実施形態においては、シフトレジ
スタの最終部分に、通常の単位シフトレジスタと比べて
放電破壊の起こりやすいダミー単位シフトレジスタを設
け、通常の単位シフトレジスタでの放電破壊を抑制する
ようにしたが、液晶表示装置の表示部の周辺部に、表示
に関与しないダミーの絵素パターンを設け、この絵素パ
ターンに対応するTFTを、液晶表示部のTFTに比べ
て放電破壊が起こりやすいパターンとすれば、液晶表示
部におけるTFTの放電破壊を起こりにくくすることが
できる。
【0086】例えば、ダミーの絵素パターンに対応する
ゲートバスラインを、液晶表示部のゲートバスラインと
は異なり、図18に示すような蛇行状部分を有する構造
としたり、該ダミーの絵素パターンに対応するゲートバ
スラインを、液晶表示部における分離部を有するゲート
バスラインに対して、該分離部を有しない構造としたり
することにより、液晶表示部におけるTFTの放電破壊
を低減することができる。
【0087】
【発明の効果】以上のように本発明のアクティブマトリ
クス基板の製造方法によれば、複数の薄膜トランジスタ
のうちの少なくとも一部の薄膜トランジスタについて、
その一端が薄膜トランジスタのゲート電極となっている
信号配線を、該トランジスタの活性領域近傍に分離部を
有する配線本体部を、第1の配線層のパターニングによ
り形成した後に、該配線本体部の分離部を挟んで配置さ
れた部分同士を接続する配線接続部を、該第1の配線層
とは異なる第2の配線層のパターニングにより形成する
ことにより形成したので、信号配線のチャージアップが
生ずるイオン注入を、配線本体部を形成した状態で行
い、その後、配線接続部の形成により、上記配線本体部
の分離部を接続することにより、イオン注入時における
TFTのゲート絶縁膜の破壊を抑制できる。
【0088】従って、ドライバー内蔵液晶表示装置にお
ける、上記TFTを回路素子として含むシフトレジスタ
の不良を激減させることができる。
【0089】また、本発明に係るアクティブマトリクス
基板の製造方法によれば、複数の薄膜トランジスタのう
ちの少なくとも一部の薄膜トランジスタについて、薄膜
トランジスタのゲート電極にクロックラインよりクロッ
ク信号を入力する信号配線を、上記分離部を有する配線
本体部を形成した後に、該配線本体部の分離部挟んで
配置された部分同士を接続する配線接続部を形成してい
るために、ゲート絶縁膜の破壊防止だけでなく、分離部
の長さや、配線本体部及び配線接続部の抵抗を調整する
ことにより、それぞれのクロックラインからシフトレジ
スタへの配線抵抗をそろえることも可能である。
【0090】従って、クロック信号の同期のずれが発生
しにくく、シフトレジスタが誤動作することもないとい
う効果がある。
【0091】また、本発明においては、一部が各絵素の
TFTのゲートとなっているゲートバスラインを、絵素
ごとに分離部を有する配線本体部を形成した後に、配線
本体部の該分離部を挟んで配置された部分同士を接続す
る配線接続部を形成して製造しているので、ゲート絶縁
膜の破壊防止だけでなく、配線接続部に低抵抗材料を用
いることにより、ゲートバスラインを低抵抗にすること
もでき、信号の遅延を防ぐことができる。
【0092】また、本発明に係るアクティブマトリクス
基板の製造方法によれば、複数の薄膜トランジスタのう
ちの少なくとも一部の薄膜トランジスタについて、薄膜
トランジスタのゲート電極に、信号の印加が行われない
ダミー信号配線を接続し、該ダミー信号配線を、該ゲー
ト電極と同一層材料の所定の配線層のパターニングによ
り、連続した配線パターンを有する構造に形成したの
で、信号配線の形成後のイオン注入時に生ずる信号配線
の帯電によるゲート絶縁膜の破壊を、上記ダミー信号配
線におけるゲート配線長さを通常の信号配線のゲート配
線長さより長くすることにより、該ダミー信号配線に集
中させることが可能となる。これにより、通常の信号配
線でのゲート絶縁膜の破壊をほとんど回避することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による液晶表示装置の
ドライバー一体型アクティブマトリクス基板を構成する
シフトレジスタの1部を示す平面図である。
【図2】上記液晶表示装置のドライバー一体型アクティ
ブマトリクス基板を説明するための断面図であり、図2
(a)は上記アクティブマトリクス基板を構成する絵素
用TFTの断面構造を示し、図2(b)は図1のX部分
の断面構造を示す。
【図3】シフトレジスタのTFTにつながるゲート配線
の長さに対するシフトレジスタの歩留をグラフで示す図
である。
【図4】本発明の第2の実施形態による液晶表示装置の
ドライバー一体型アクティブマトリクス基板を構成する
アナログスイッチ及びその近傍の構造を示すレイアウト
図である。
【図5】本発明の第3の実施形態による液晶表示装置の
ドライバー一体型アクティブマトリクス基板を構成する
アナログスイッチを説明するための図であり、図5
(a)は従来のアナログスイッチを構成する、幅が大き
いTFTの構造を示すレイアウト図、図5(b)は本実
施例のアナログスイッチを構成する、複数に分割したT
FTを示すレイアウト図である。
【図6】本発明の第4の実施形態による液晶表示装置の
ドライバー一体型アクティブマトリクス基板を構成す
る、1つの絵素に対応する部分の構成を拡大して示す図
である。
【図7】図6のd−d’線断面図である。
【図8】本発明の第4の実施形態の変形例として、液晶
表示装置のドライバー一体型アクティブマトリクス基板
を構成する1つの絵素に対応する部分の構成を拡大して
示す図である。
【図9】ドライバー一体型液晶表示装置の構成を模式的
に示す図である。
【図10】上記ドライバー一体型液晶表示装置のアクテ
ィブマトリクス基板を構成するソースドライバの1部を
示す図である。
【図11】従来のソースドライバの構成の1部を示す平
面図である。
【図12】従来のソースドライバを構成するCMOSイ
ンバータを示すレイアウト図である。
【図13】図12のe−e’線断面の構造を製造工程順
に示す図である。
【図14】従来のドライバー一体型液晶表示装置を構成
するアナログスイッチを説明するための図であり、図1
4(a)は該アナログスイッチ及びその近傍の構造を示
すレイアウト図、図14(b)は図14(a)のf−
f’線断面図である。
【図15】従来のドライバー一体型液晶表示装置のアク
ティブマトリクス基板を構成する、1つの絵素に対応す
る部分の構成を拡大して示す図である。
【図16】上記第1の実施形態によるドライバー一体型
液晶表示装置のアクティブマトリクス基板を構成するシ
フトレジスタの他の部分を示す平面図である。
【図17】本発明の第5の実施形態によるドライバー一
体型液晶表示装置のアクティブマトリクス基板を構成す
るソースドライバの1部を示す図である。
【図18】上記第5の実施形態のソースドライバの構成
の1部を示す平面図である。
【符号の説明】
5 コンタクトホール 11 低電圧側電源ライン 12 高電圧側電源ライン 13〜16 クロックライン 17 NチャンネルTFT 17a,18a トランジスタ領域 18 PチャンネルTFT 21 絶縁基板 22 ゲート駆動回路 23 ソース駆動回路 24 TFTアレイ 25 絵素用TFT 26 絵素 27 付加容量 48,127,128,129,227,527,52
9 信号配線 103 電極本体部 107,108,109,207,301,507,5
09 配線本体 103a,107a,108a,109a,207a,
301a,507a,509a 分離部 113 電極接続部 117,118,119,217,311,312,5
17,519 配線接続部 133 アナログスイッチ 134 ビデオライン 223 ゲート電極 321,322,421,422 ゲートバスライン 602 半導体層 602a チャンネル部 603 ゲート絶縁膜 604 ゲート電極 605 第1の層間絶縁膜 606,609 コンタクトホール 607,610 金属層 608 第2の層間絶縁膜 611 絵素電極 727,728,729 ダミー信号配線 728a 蛇行状部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 29/78 612B (56)参考文献 特開 平1−289917(JP,A) 特開 平4−280231(JP,A) 特開 平1−283517(JP,A) 特開 平3−175430(JP,A) 特開 平3−293641(JP,A) 特開 昭62−252964(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1368 G09F 9/30 G09G 3/36

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板上に形成された複数のトップゲ
    ート型薄膜トランジスタと、各薄膜トランジスタのゲー
    ト電極に信号を供給する信号配線とを有するアクティブ
    マトリクス基板の製造方法であって、 絶縁基板上に所定形状にパターニングされた半導体層及
    びゲート絶縁膜を形成する工程と、 ゲート電極と同一層材料によって、分離部を有する信号
    配線の配線本体部を形成する工程と、 該配線本体部をマスクとして、半導体層にイオン注入を
    行う工程と、 配線本体部の分離部を挟んだ部分同士を接続する配線接
    続部を形成する工程と、 を包含することを特徴とするアクティブマトリクス基板
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 絶縁基板上に形成された、シフトレジス
    タを構成する複数のトップゲート型薄膜トランジスタ
    と、該各薄膜トランジスタにクロックラインよりクロッ
    ク信号を供給する信号配線とを有するアクティブマトリ
    クス基板の製造方法であって、 絶縁基板上に所定形状にパターニングされた半導体層及
    びゲート絶縁膜を形成する工程と、 ゲート電極と同一層材料によって、分離部を有する信号
    配線の配線本体部を形成する工程と、 該配線本体部をマスクとしてイオン注入を行う工程と、 配線本体部の分離部を挟んだ部分同士を接続する配線接
    続部を形成する工程と、 を包含することを特徴とするアクティブマトリクス基板
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 絶縁基板上に形成された、アナログスイ
    ッチを構成する複数のトップゲート型薄膜トランジスタ
    と、ビデオラインと交差するよう配置され、シフトレジ
    スタからの出力をアナログスイッチとしての薄膜トラン
    ジスタのゲート電極に供給する信号配線とを有するアク
    ティブマトリクス基板の製造方法であって、 絶縁基板上に所定形状にパターニングされた半導体層及
    びゲート絶縁膜を形成する工程と、 ゲート電極と同一層材料によって、分離部を有する信号
    配線の配線本体部を形成する工程と、 該配線本体部をマスクとしてイオン注入を行う工程と、 配線本体部の分離部を挟んだ部分同士を接続する配線接
    続部を形成する工程と、 を包含することを特徴とするアクティブマトリクス基板
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 絶縁基板上に形成された、シフトレジス
    タに含まれるインバータもしくはクロックドインバータ
    を構成するトップゲート型のNチャンネル薄膜トランジ
    スタ及びPチャンネル薄膜トランジスタを複数有し、該
    インバータもしくはクロックドインバータに接続され、
    これを構成するNチャンネル及びPチャンネルトランジ
    スタの一方のチャンネル上を通ってもう一方のチャンネ
    ル上に延びる信号配線を有するアクティブマトリクス基
    板の製造方法であって、 絶縁基板上に所定形状にパターニングされた半導体層及
    びゲート絶縁膜を形成する工程と、 ゲート電極と同一層材料によって、分離部を有する信号
    配線の配線本体部を形成する工程と、 該配線本体部をマスクとしてイオン注入を行う工程と、 配線本体部の分離部を挟んだ部分同士を接続する配線接
    続部を形成する工程と、 を包含することを特徴とするアクティブマトリクス基板
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 絶縁基板上に、表示部を構成する絵素用
    薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタのゲート電極
    に信号を供給するゲートバスラインとを有するアクティ
    ブマトリクス基板の製造方法であって、 絶縁基板上に所定形状にパターニングされた半導体層及
    びゲート絶縁膜を形成する工程と、 該ゲート電極と同一層材料によって、分離部を有するゲ
    ートバスラインの配線本体部を形成する工程と、 該配線本体部をマスクとしてイオン注入を行う工程と、 配線本体部の分離部を挟んだ信号配線部分同士を接続す
    る配線接続部を形成する工程と、 を包含することを特徴とするアクティブマトリクス基板
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記配線本体部の分離部が、ソースバス
    ラインの交差部において、各絵素毎に設けられている請
    求項5に記載のアクティブマトリクス基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記配線本体部の分離部が、隣接するソ
    ースバスライン間において、各絵素毎に設けられている
    請求項5に記載のアクティブマトリクス基板の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 絶縁基板上に複数の薄膜トランジスタが
    設けられており、該複数の薄膜トランジスタのうちの少
    なくとも一部の薄膜トランジスタが、該チャンネル幅方
    向に複数に分割された、アクティブマトリクス基板の製
    造方法であって、 絶縁基板上に所定形状にパターニングされた半導体層及
    びゲート絶縁膜を形成する工程と、 分離部を有するゲート電極の電極本体部を形成する工程
    と、 該電極本体部をマスクとしてイオン注入を行う工程と、 電極本体部の分離部を挟んだ部分同士を接続する電極接
    続部を形成する工程と、 を包含することを特徴とするアクティブマトリクス基板
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 絶縁基板上に複数のトップゲート型薄膜
    トランジスタが設けられており、該複数の薄膜トランジ
    スタのうちの少なくとも一部の薄膜トランジスタのゲー
    ト電極に、信号の印加が行われないダミー信号配線が接
    続されたアクティブマトリクス基板の製造方法であっ
    て、 該ダミー信号配線を、該ゲート電極と同一層材料の所定
    の配線層のパターニングにより、連続した配線パターン
    を有するように形成することを特徴とするアクティブマ
    トリクス基板の製造方法。
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