JP3229832B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents
ナビゲーション装置Info
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Description
に搭載され、道路ネットワーク情報に基づいて経路案内
を行うナビゲーション装置に関する。
は、地図ネットワーク情報に基づいて経路案内を行うナ
ビゲーション装置の先行技術が開示されている。この先
行技術では、案内経路に沿って仮想的に走行する動作モ
ードが設けられている。
走行あるいは実際の走行時に、交差点などの案内を、拡
大された表示によって行うようにしている。
表示を示す。一般道路1と高速道路などの高架道路2と
が交わる交差点3であっても、高架道路2に高さ情報が
表示されていないので、一般道路1も高架道路2も平面
的に見える。車輌の運転者の目には、実際に通過する交
差点での高架道路2のイメージと合わず、経路案内表示
5が表示されても案内ルートが判りにくい。
装置での交差点などの拡大表示では、道路や周囲のラン
ドマークなど拡大して表示されるけれども、道路自体は
高さの情報を含まないで平面的である。そのため車輌の
運転者には、交差点などの拡大表示を見ても高速道路な
どが通っている場合と、通常の道路のみの場合とで区別
がつけにくく、初めて通過する交差点などでは案内が判
りにくくなってしまう。また高速道路などに進入する必
要がある場合や、高速道路などから一般道路に進入する
必要がある場合なども、単なる拡大表示では案内経路が
判りにくくなってしまう。
路と道路属性の異なる道路に対して高さを持たす表示を
行い、交差点などを通行する運転者にとって判りやすい
経路案内を行うことができるナビゲーション装置を提供
することである。
る道路ネットワーク情報に基づき、入力される地点間の
経路を探索し、探索された経路に沿って案内を行い、交
差点等の存在する地点では拡大された表示画像による案
内を行うナビゲーション装置において、前記道路ネット
ワーク情報に基づき、交差点で交差する複数の道路属性
を比較し、道路ネットワーク情報に高速道路または有料
道路を示す道路属性が与えられている道路を選別する選
別手段と、選別手段の選別結果に従って、前記高速道路
または有料道路を示す道路属性が与えられている道路に
影を付加して、表示中で高さを有しているように描画処
理して立体的表示を行う表示手段とを含むことを特徴と
するナビゲーション装置である。本発明に従えば、交差
点で交差する複数の道路の道路属性を比較し、道路ネッ
トワーク情報に高速道路または有料道路を示す道路属性
が与えられている道路を選別手段によって選別する。表
示手段は選別手段によって選別された道路に影を付加し
て、拡大された経路案内のための表示中で高さを有して
いるように描画処理して立体的表示を行う。高さによっ
て、高速道路または有料道路の道路属性が与えられてい
る道路が他の道路と容易に区別がつくように表示される
ので、道路属性の違いを判りやすく認識することがで
き、適切な経路案内を行うことができる。
記道路の側面部に付加することを特徴とする。本発明に
従えば、道路の側面部に影を付加して立体的表示を行う
ので、側面部の高さで道路の高さを容易に表現すること
ができる。
記道路の下部に付加することを特徴とする。本発明に従
えば、道路の下部に影を付加して立体的表示を行うの
で、道路と影との距離で高さを表示することができ、判
りやすい交差点の表示を行うことができる。
め定める色彩で予め定めるパターンによる塗りつぶし処
理によって付加することを特徴とする。本発明に従え
ば、影は予め定める色彩、たとえば黒色や灰色などで、
予め定めるパターン、たとえば1色に完全に塗りつぶし
たり、ハッチングなど、予め定めるパターンに従って部
分的に予め定める色彩を付す表示と元の表示のままの部
分とを混在させる表示を行って、影を判りやすく表示す
ることができる。
路が前記高速道路または有料道路を示す道路属性を有し
ていない道路から当該高速道路または有料道路を示す道
路属性を有する道路に進入する地点の案内を、進入地点
では高さが無く、進入するに従って高さが増加するよう
に傾斜させて表示することを特徴とする。本発明に従え
ば、高速道路または有料道路を示す道路属性を有してい
ないたとえば一般道路などから、高速道路または有料道
路を示す道路属性を有している道路に進入する際には、
進入地点では高さが無く、進入するに従って高さが増加
するように傾斜させて立体的表示を行うので、一般道路
から高速道路または有料道路への進入ランプなどを判り
やすく表示することができる。
路または有料道路を示す道路属性を有する道路から当該
高速道路または有料道路を示す道路属性を有していない
道路に進入する地点の案内を、進入地点までに高さが減
少して進入地点では高さが無くなるように傾斜させて表
示することを特徴とする。本発明に従えば、高速道路ま
たは有料道路を示す道路属性を有する道路から高速道路
または有料道路を示す道路属性を有していない一般道路
などに進入する際、進入地点まで高さが減少して高さが
なくなる傾斜した表示を行うので、道路属性の変化を判
りやすく表示することができる。
過する際に、前記高速道路または有料道路を示す道路属
性が変化しないとき、前記道路属性を有する道路の立体
表示はそのままで変化させないことを特徴とする。本発
明に従えば、案内される経路に沿って高速道路または有
料道路を示す道路属性が変化しない交差点に関しては、
立体表示の高さを変化させないので、車輌の運転者に対
し道路属性の変化する道路への進入は行わないことを判
りやすく表示することができる。
るナビゲーション装置10の概略的な電気的構成を示
す。本実施形態では、選別手段11が表示手段12にC
D−R0M13に記録されている道路ネットワーク情報
に基づいて経路案内の画像表示を行い、特に交差点など
の拡大表示で立体的な表示を行う道路を選別する。道路
ネットワーク情報の記録媒体であるCD−R0M13
は、CD−R0Mドライバ14によって記憶内容が電気
的に読取られ、CD−R0Mデコーダ15によって読取
られた記憶内容がデータに変換される。ナビゲーション
装置10が経路探索を行う際の目標地点などは、リモコ
ン・キーボードなどの入力装置16から入力される。電
源の投入状態は、検出回路17によって検出される。電
源電圧は、レギュレータ18によって安定化され、ナビ
ゲーション装置10の各部に供給される。自動車のバッ
テリ電源とレギュレータ18との間には、電源スイッチ
19が設けられ、電源スイッチ19が閉じるとナビゲー
ション装置10に電力が供給される。
置を検出するために、インターフェース20を介して方
位センサ21、角速度センサ22、距離センサ23およ
びGPS装置24などに接続される。方位センサ21
は、たとえば地磁気などから車輌の走行方向を絶対方位
として検出する。角速度センサ22は、たとえば振動ジ
ャイロなどによって車輌の走行方向の変化を角速度とし
て検出する。距離センサ23は、車輌の走行距離を検出
する。GPS装置24は、複数のGPS用人工衛星から
の電波を受信し、車輌の現在位置を絶対的な座標として
算出する。方位センサ21または角速度センサ22と距
離センサ23とを組合せ、推測航法に基づいて車輌の現
在位置を相対的に算出するために用いられる。推測航法
によって算出される車輌の現在位置、またはGPS装置
24によって算出される車輌の現在位置は、CD−R0
M13の道路ネットワーク情報を参照するマップマッチ
ングによって、精度を高めることもできる。また推測航
法は、方位センサ21か角速度センサ22のいずれかを
用いれば実施することができる。推測航法による現在位
置の算出と、GPS装置24による現在位置の算出と
は、必ずしも両方行う必要はなく、一方のみでもよい。
イン25を介して選別手段11、表示手段12、CD−
R0Mデコーダ15および入力装置16に接続される。
選別手段11は、CPU26、ROM27およびRAM
28を含んで構成される。CPU26は、検出回路17
が電源スイッチ19の投入によって電源電圧が立上るこ
とを検出すると、予め設定されるプログラムに従って、
初期化動作を行った後、ナビゲーション装置10として
の制御動作を行い、その一環として道路の属性に従う選
別を行う。ROM27には、CPU26の動作用プログ
ラムが予め設定されて格納される。RAM28は、CP
U26の動作で、各種データを一時的に記憶する。
D)や陰極線管(CRT)などによって実現される表示
装置30が含まれる。表示装置30は、表示コントロー
ラ31によって制御される。表示コントローラ31に
は、グラフィックコントローラ32からグラフィックメ
モリ33に記憶されているグラフィック表示用データが
与えられる。グラフィックコントローラ32は、道路な
どの描画処理を行う。
よびRAM28が、ナビゲーション装置10としての基
本的な機能である経路探索装置40および経路案内装置
41として動作する際の等価的な論理的構成を示す。経
路探索装置40には、図1の入力装置16による入力部
から探索すべき経路の出発地点や目的地点、あるいは途
中の通過地点などの入力が地点設定手段42に対して行
われる。経路探索手段43は、地点設定手段42に設定
される各地点を通ることを条件として、CD−ROM1
3に記憶されている地図データを参照し、ダイクストラ
法などの探索手法に従って案内ルートとなる経路を探索
し、探索結果記憶手段44に探索結果を記憶する。記憶
された探索結果は、表示手段12でシミュレーションと
して表示させることができる。また車輌が案内ルートに
沿って走行する際には、地図データに従って、方位セン
サ21、角速度センサ22、距離センサ23およびGP
S装置24から構成される自車位置検出装置で求められ
る自車位置をマップマッチングし、表示手段12で自車
が存在する道路近傍の地図を表示しながら、経路案内装
置41に案内ルートに沿った案内表示を行わせることが
できる。
一般道路51とは異なる属性を有する道路を高架道路5
2として、立体的に表示する表示手段12の画面を示
す。高架道路52は、たとえば高速道路または有料道路
であり、CD−ROM13に記憶されている道路ネット
ワーク情報で、一般道路51とは異なる属性が与えられ
ている。交差点53で一般道路51から高架道路52を
区別するための立体表示は、影54を高架道路52の側
面部に描画して行う。側面部に影54を描画することに
よって、高架道路52に高さを加える。影54は、たと
えば黒色や灰色などでの塗りつぶしや、黒色や灰色の線
でハッチングや格子縞などのパターンを描画する処理を
行う。案内ルートは、矢印の経路案内表示55によって
行う。
一般道路51から高架道路52に進入する交差点53
で、高架道路52の入口部分の高さをなくし、高架道路
52に進入するに従って高さが増加する傾斜を有するよ
うに影54で立体表示する状態を示す。経路案内表示5
5は、一般道路51での低い状態から傾斜路に沿って高
架道路52に進入し、高速道路などの入口ランプの進入
状態を判りやすく案内することができる。
高架道路52から一般道路51に脱出する交差点53で
の影54による立体的な案内表示を示す。影54は、高
架道路52から一般道路51への進入地点で高さがなく
なるように傾斜して描画される。このような傾斜路から
一般道路51まで経路案内表示55を行えば、高架道路
52から一般道路51へ脱出する出口ランプへの経路案
内を判りやすく行うことができる。
高架道路52を立体表示するための影56を高架道路5
2の下部に描画して影56からの高さによって立体表示
を行う状態を示す。このような高架道路52の下部に描
画する影56によっても、図4や図5に示すような傾斜
部分の立体表示も行うことができる。また、図3および
図6に示すように、一般道路51から高架道路52への
進入や、高架道路52から一般道路51への脱出を行わ
ない場合は、高架道路52に対する影54,56の高さ
は変えずにそのままで立体表示を行う。また、道路の下
部に付加する影56についても、側面部に付加する影5
4と同様に描画することができる。
を、高速道路に対して行う場合の処理手順を示す。ステ
ップa1から処理を開始し、ステップa2では道路属性
が「高速」であるか否かを判断する。道路属性が高速で
あると判断されるときには、表示すべき道路の開始点お
よび終了点に高さを付加する。次にステップa4で開始
点または終了点が、道路属性を「一般」とする道路と接
続しているか否かを判断する。接続していると判断され
るときには、一般道路と接続している方の高さを下げ
る。ステップa5が終了したとき、またはステップa4
で一般道路と接続していないと判断されるとき、または
ステップa2で道路属性が高速ではないと判断されると
き、ステップa6で道路データを透視図として立体表示
用に3D化する。次にステップa7で、3D化された道
路データに基づき描画処理を行う。各実施形態の影は、
描画処理の過程で付加する。次にステップa8で、描画
すべき道路のデータが終了しているか否かを判断する。
データに残りがあればステップa2に戻り、さらに描画
を続ける。ステップa8でデータが終了していると判断
されるときには、ステップa9で処理を終了する。
または有料道路を示す道路属性を有する道路を立体的に
表示し、高さを有しているように描画処理するので、交
差点などで車輌の運転者が実際に見る道路の状態に近い
表示を行って判りやすい交差点案内を行うことができ
る。
付加されるので、側面部の高さによって道路の高さを容
易に表示することができる。
部に付加されるので、影からの距離によって道路の高さ
を容易に立体的に表示することができる。
予め定める色彩で予め定めるパターンによる塗りつぶし
処理によって行われるので、色彩やパターンの違いによ
って高さの違いを容易に表示することができる。
道路を示す道路属性を有していない道路から有している
道路に進入する際に、進入地点では高さが無く、進入す
るに従って高さが増加するような傾斜した立体表示を行
うので、進入経路を判りやすく表示することができる。
道路を示す道路属性を有している道路から有していない
道路に進入する際に、高さが減少してなくなるような傾
斜で立体的表示を行うので、道路属性の異なる道路への
進入危険の案内を判りやすく行うことができる。
に高速道路または有料道路を示す道路属性が変化しない
ときには、立体表示をそのままで高さを変化させないの
で、交差点でそのまま同一の道路属性の道路を走行する
案内を判りやすく行うことができる。
成を示すブロック図である。
および経路案内のための論理的構成を示すブロック図で
ある。
示す図である。
画面を示す図である。
画面を示す図である。
画面を示す図である。
すフローチャートである。
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 予め記憶される道路ネットワーク情報に
基づき、入力される地点間の経路を探索し、探索された
経路に沿って案内を行い、交差点等の存在する地点では
拡大された表示画像による案内を行うナビゲーション装
置において、 前記道路ネットワーク情報に基づき、交差点で交差する
複数の道路属性を比較し、道路ネットワーク情報に高速
道路または有料道路を示す道路属性が与えられている道
路を選別する選別手段と、 選別手段の選別結果に従って、前記高速道路または有料
道路を示す道路属性が与えられている道路に影を付加し
て、表示中で高さを有しているように描画処理して立体
的表示を行う表示手段とを含むことを特徴とするナビゲ
ーション装置。 - 【請求項2】 前記表示手段は、前記影を前記道路の側
面部に付加することを特徴とする請求項1記載のナビゲ
ーション装置。 - 【請求項3】 前記表示手段は、前記影を前記道路の下
部に付加することを特徴とする請求項1または2記載の
ナビゲーション装置。 - 【請求項4】 前記表示手段は、前記影を予め定める色
彩で予め定めるパターンによる塗りつぶし処理によって
付加することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
載のナビゲーション装置。 - 【請求項5】 前記表示手段は、前記案内経路が前記高
速道路または有料道路を示す道路属性を有していない道
路から当該高速道路または有料道路を示す道路属性を有
する道路に進入する地点の案内を、進入地点では高さが
無く、進入するに従って高さが増加するように傾斜させ
て表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
記載のナビゲーション装置。 - 【請求項6】 前記表示手段は、前記高速道路または有
料道路を示す道路属性を有する道路から当該高速道路ま
たは有料道路を示す道路属性を有していない道路に進入
する地点の案内を、進入地点までに高さが減少して進入
地点では高さが無くなるように傾斜させて表示すること
を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のナビゲー
ション装置。 - 【請求項7】 前記表示手段は、交差点を通過する際
に、前記高速道路または有料道路を示す道路属性が変化
しないとき、前記道路属性を有する道路の立体表示はそ
のままで変化させないことを特徴とする請求項1〜6の
いずれかに記載のナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7601597A JP3229832B2 (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7601597A JP3229832B2 (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | ナビゲーション装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10267675A JPH10267675A (ja) | 1998-10-09 |
JP3229832B2 true JP3229832B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=13593008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7601597A Expired - Fee Related JP3229832B2 (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3229832B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101051310B1 (ko) | 2009-08-07 | 2011-07-22 | 팅크웨어(주) | 내비게이션 장치 및 내비게이션 장치의 삼차원 맵 표시 방법 |
JP6324862B2 (ja) * | 2014-09-29 | 2018-05-16 | アルパイン株式会社 | 表示制御装置および表示制御方法 |
-
1997
- 1997-03-27 JP JP7601597A patent/JP3229832B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH10267675A (ja) | 1998-10-09 |
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