JP3228389U - 多目的ガウン - Google Patents
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Abstract
【課題】低コストで容易に製造でき、携帯や収納性に優れ、また軽量で着用時に疲労感を軽減でき、さらに強度、対候性、耐薬品性、および防水性に優れた多目的ガウンを提供する。【解決手段】展開時、1枚のシート状に形成されている多目的ガウン1であって、腕被覆部、肩被覆部20、胴被覆部30、および頭部挿入部40を備え、腕被覆部の両側部11に、熱や超音波で溶着可能、または接着剤や面ファスナーで接合可能なシール部12が装着されている。腕被覆部の先方に指挿入部13を穿孔していることが好ましい。【選択図】図1
Description
本考案は、多目的ガウンに関し、特に、製造が容易で携帯や収納性に優れ、また軽量で着用時に疲労感を軽減でき、さらに強度、対候性、耐薬品性、および防水性に優れた多目的ガウンに関する。
従来から、羽織って着る丈の長いガウンは、ゆったりとした外衣であるため、室内や屋外で幅広く使用されている。また、特に、医療分野においては、新型コロナウイルスの対策として、衛生面を考慮した使い捨ての医療用ガウンが使用されている。
かかるガウンの先行技術として、例えば、特許文献1には、中央身頃腰ベルト両側にギャザー部材を貼着し、動作中であっても、両脇が締まって前方へ膨張しないように構成し、支障なく円滑に手術が行え、かつ細菌感染を防止する医療用ガウンが、開示されている。
前記特許文献1の医療用ガウンは、中央身頃、前側身頃及び両袖とからなり、該両側身頃にその外側から着用者の身体を締めつけるための第1及び第2帯片の一端がそれぞれ連結された医療用ガウンにおいて、前記中央身頃の腰レベル両側に伸縮性を有するギャザー部材を伸長状態で取付け、該中央身頃のギャザー部材取付け部分をギャザー部材による伸縮力によりギャザー状にしてなることを特徴としているものである。
しかしながら、特許文献1に記載された医療用ガウンは、腰レベル両側に伸縮性を有するギャザー部材を伸長状態で取付け、さらにギャザー部材取付け部分を、不織布やゴム等を用いてギャザー状に加工しているので、材料多くコストが高くなるとともに、加工の工程も増えコストアップに繋がるという問題が生じていた。
そこで、本考案の目的は、前記の従来技術の問題点を解決し、製造が容易で低コストで製造でき、携帯や収納性に優れ、また軽量で着用時に疲労感を軽減でき、さらに強度、対候性、耐薬品性、および防水性に優れた多目的ガウンを提供することにある。
本考案者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、多目的ガウンの腕被覆部にシール部を設けることで、前記目的を達成し得ることを見出し、本考案を完成するに至った。
即ち、本考案の多目的ガウンは、展開時、1枚のシート状に形成されている多目的ガウンであって、該多目的ガウンは、腕被覆部、肩被覆部、胴被覆部、及び頭部挿入部を備え、前記腕被覆部の両側部にシール部を装着したことを特徴とするものである。
また、本考案の多目的ガウンは、前記腕被覆部の先方に指挿入部を穿孔したことが好ましい。
さらに、本考案の多目的ガウンは、前記肩被覆部に切れ目を形成したことが好ましい。
さらにまた、本考案の多目的ガウンは、前記胴被覆部の両側部に、切り離し自在の紐体を成形したことが好ましい。
また、本考案の多目的ガウンは、前記腕被覆部、肩被覆部、胴被覆部、及び頭部挿入部は、ポリエチレンシートにて形成されていることが好ましい。
本考案によると、製造が容易で携帯や収納性に優れ、また軽量で着用時に疲労感を軽減でき、さらに強度、対候性、耐薬品性、および防水性に優れた多目的ガウンを提供することができる。
本考案の多目的ガウンは、製造が容易で低コストで製造でき、携帯や収納性に優れ、また軽量で着用時に疲労感を軽減でき、さらに強度、対候性、耐薬品性、および防水性に優れることを特徴とするものである。
以下、本考案の多目的ガウンの実施の形態を図面に基づいて説明する。
以下、本考案の多目的ガウンの実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の多目的ガウンの展開状態を示し、図2は、腕被覆部を接合した状態の正面図を示し、図3は、腕被覆部を接合した状態の背面図を示す。図示する多目的ガウン1は、展開時、1枚のシート状に形成されているガウン本体2と、ガウン本体2を形成する腕被覆部10と、肩被覆部20と、胴被覆部30と、頭部挿入部40とを備えている。本考案の多目的ガウン1は、展開時、1枚のシート状に形成されているため、製造が容易で低コストで製造でき、携帯や収納性に優れ、また軽量で着用時に疲労感を軽減できる。
前記多目的ガウン1は、展開時には略T字状を呈しており、約30μmの厚さを有するポリエチレンシートにて形成されていることが好ましい。前記多目的ガウン1の素材としては、綿、ポリエチレン、SMS不織布(ポリプロピレン)、スパンボンド(ポリプロピレン)、(パルプ・ポリエチレン)、(レーヨン・ポリエチレン)等を用いることができ、これらを多層で使用することもできるが、中でもポリエチレンが好ましい。ポリエチレンは、原料価格が安く、加工しやすく、強度や耐薬品性、耐候性等に優れるという特性を有する。そのため、各種容器や包装用材料フィルム、ラップフィルム、土木用シート等に幅広く使用されている。かかる多目的ガウン1をポリエチレンシートにて形成することにより、携帯や収納性に優れ、また本体重量を軽量に製造することができるため、長時間の着用でも疲労感を得ることがない。さらに、全体がポリエチレンシートという単一素材でできているため、強度、対候性、耐薬品性、および防水性に優れている。また、前記多目的ガウン1の素材の厚さは、10〜50μmであることが好ましく、20〜30μmであることが好ましい。
前記腕被覆部10は、着衣者の両腕を覆うもので、展開時において略台形状に形成されている。また前記腕被覆部10の両側部11,11´にはシール部材12,12´が形成されており、腕被覆部10の中央部分より折曲し、両側部11,11´を互いに接合することで、テーパー状の筒形腕被覆部10が形成される。
前記シール部12,12´は、両側部11,11´を互いに接合するもので、例えば熱溶着、超音波溶着等でシールする方法や、接着剤や面ファスナー等を利用して接合する方法等が挙げられる。
図4は、多目的ガウンの使用状態正面図を示し、図5は、多目的ガウンの使用状態背面図を示す。前記腕被覆部10の先方には、指挿入部13が穿孔されている。該指挿入部13を穿孔することにより、図4及び図5に示すように、親指を外部に出すことができる。このように、腕被覆部10の先方に指挿入部13を穿孔したことにより、指先を使う作業が容易となるとともに、袖の捲り上がりも解消でき、手を使う作業において、指先の操作性を向上させることができる。
肩被覆部20は、前記腕被覆部10の間に一体的に連設されており、前記腕被覆部10の両側部11,11´を互いに接合することで、身体の前身頃の上部から両肩、さらには後身頃の上部までを覆うことができる。
また前記肩被覆部20の略中央部分には、略矩形状の頭部挿入部40が形成されている。またさらには、前記頭部挿入部40の近傍であって後身頃の箇所には、一対の切れ目21が形成されている。該切れ目21を設けることで、図5に示すように、着衣時、背中部分の水平方向の伸縮が得られるとともに、切れ目21から外気を導入することができ、通気性が向上する。また、脱衣時には、切れ目21で簡単に切って脱衣できるため、汚れに触る可能性を低下することができ、衛生的である。
胴被覆部30は身体の前身頃から側部を覆うもので、前記肩被覆部20の前身頃の下方に連設されている。また特に、前記胴被覆部30の両側部31,31´の近傍には、縦方向に切れ目32,32´が形成されている。
前記切れ目32,32´は、縦方向に適宜長さで形成されており、上端部は内側方向に湾曲されている。前記切れ目32,32´を下端部分から切り離すことで、紐体33,33´が形成される。そのことにより、紐体33,33´を切り離し背部で結ぶことで、図5のように胴被覆部30を身体に保持することができる。
上述の構成による本考案の多目的ガウンによれば、展開時、1枚のシート状に形成されているため、製造が容易で低コストで製造でき、使い捨ての医療用ガウンとして好適に使用することができる。
また着用時に疲労感を軽減できるとともに、強度、対候性、耐薬品性、および防水性に優れるため、雨天時の作業にも好適に使用することができる。さらには、親指を自由に使用できることで、食肉や魚類の加工作業等にも多目的に使用することができる。
1 多目的ガウン
2 ガウン本体
10 腕被覆部
11 両側部
12 シール部
13 指挿入部
20 肩被覆部
21 切れ目
30 胴被覆部
31 側部
32 切れ目
40 頭部挿入部
2 ガウン本体
10 腕被覆部
11 両側部
12 シール部
13 指挿入部
20 肩被覆部
21 切れ目
30 胴被覆部
31 側部
32 切れ目
40 頭部挿入部
Claims (5)
- 展開時、1枚のシート状に形成されている多目的ガウンであって、該多目的ガウンは、腕被覆部、肩被覆部、胴被覆部、及び頭部挿入部を備え、前記腕被覆部の両側部にシール部を装着したことを特徴とする多目的ガウン。
- 前記腕被覆部の先方に指挿入部を穿孔した請求項1記載の多目的ガウン。
- 前記肩被覆部に切れ目を形成した請求項1または2記載の多目的ガウン。
- 前記胴被覆部の両側部に、切り離し自在の紐体を成形した請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の多目的ガウン。
- 前記腕被覆部、肩被覆部、胴被覆部、及び頭部挿入部は、ポリエチレンシートにて形成されている請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の多目的ガウン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020002946U JP3228389U (ja) | 2020-07-16 | 2020-07-16 | 多目的ガウン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020002946U JP3228389U (ja) | 2020-07-16 | 2020-07-16 | 多目的ガウン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3228389U true JP3228389U (ja) | 2020-10-22 |
Family
ID=72829152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020002946U Active JP3228389U (ja) | 2020-07-16 | 2020-07-16 | 多目的ガウン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3228389U (ja) |
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2020
- 2020-07-16 JP JP2020002946U patent/JP3228389U/ja active Active
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