JP3227459B2 - マットレス台 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はマットレス台に関する。

マットレス台は寝台の柔らかい部分であり、それは寝
台枠（ベッド・フレーム）中に、または脚部の上にのっ
ており（ソファー・ベッド、寝台用長椅子など）、そし
てその上にマットレスが置かれるものである。

スプリングを備えた、硬い横木を有する木の箱から形
成された、そして布地で覆われたスプリング付きマット
レス台は知られている。即ちぴんと張った布や金網のつ
いた金属製マットレス台である。また、帯板のついたマ
ットレス台も知られており、これは一般には多数の細い
ブナ材の薄板より構成されている一連の可撓性の帯板を
含んでいる。それらの帯板は硬い枠（フレーム）上にそ
れらの先端を固定されており、そしてそれらは、その可
撓性の幅を増やすために、各々上方へ向けて曲げ加工さ
れている。

帯板を有するそれらのマットレス台はスプリング付き
のマットレス台よりもっと長寿令を有するという利点を
示す。即ち帯板がその性質を保持している時に、スプリ
ングは柔らかくなっている。

しかしながら、帯板付きマットレス台は、金属製マッ
トレス台のように、その枠（フレーム）または木の箱に
近づいた時に多少、固さが大きくなるという欠点があ
る。即ち、帯板は金網と同様に、木製または金属製の枠
（フレーム）上に固定されており、求められている弾力
性を得る事ができるのは、それらの先端がその枠上に動
かぬように固定されているおかげである。しかし、弾力
性があるのはその小幅板を付けられた表面の、またはそ
の布の中央部であって、それらの周縁部ではない。従っ
てそのマットレス台は結局、その中央部のみしか可撓
に、そして快適にならないのであるから、この機械的必
然性は欠点となる。

それらの先端がスプリングを介してフレーム上に取り
付けられた帯板を有するマットレス台が実施されたが、
そのようなマットレス台は特にEP−Ａ−1,050,873、CH
−Ａ−399,712に記載されている。しかしながら、一方
ではそれら帯板が結合されているフレームの存在はま
た、それら帯板の運動の自由を制限し、また他方ではそ
れらスプリングは薄板またはそれと同等の物を有するタ
イプの金属製であって、これはその寿命を制限する。

また、US−Ａ−2,349,839においては、フレームに取
り付けられたスプリングにより機械的に結合される事な
く、その先端が垂直に移動できる帯板を有するマットレ
ス台が実施されている。それはモジュールから形成され
ており、そのモジュールはアーチ形に曲げられた下部帯
板上に固く不動に取り付けられた水平の上部帯板より構
成されている。それらモジュールは一方では中央の下部
梁により互いに結合されており、他方ではそれらは、そ
の梁の上に水平な３本の上部帯板により置かれている。
しかしながら、このマットレス台の構造ではそれらの連
結の硬直性のために、満足な変形が得られない。即ちそ
の全体がその梁のまわりに極めて僅かしか振動する事が
できない実際上変形不能の円筒の部分を形成する。

本発明の目的は前記の欠点を解決する事であり、次の
ような種類の帯板付きマットレス台を得る事である。即
ち一連のモジュールより構成されており、その各モジュ
ールが硬い中央の縦方向の、そして床に対して一定不変
の１本の梁の上に取り付けられた下部支持体により支え
られた１つの帯板を上部に含んでいるもので、その下部
支持体と上部帯板とが、それら要素間が互いに運動でき
るようにするために可撓な連結具により結合されている
事、またそれらモジュールが各々の運動が独立している
ように、互いに分離されている事を特徴とするものであ
る。

本発明に従ったマットレス台はまた次の特徴により注
目される。

そのモジュールが１つの下部支持体に対して、多数の
同一の上部帯板を含む。

その連結具は変形しない硬い部品を含み、その上に、
帯板を収容し、またそれの滑動性を保つ目的で、ゴム製
の受け具、または回り継ぎ手が取り付けられ、そしてそ
の部品の下に支持体の先端がネジで固定されている。

その下部支持体の大きさ（幅）は上部帯板の大きさよ
り小さく、そしてその連結具の受け具は、その支持体上
の帯板が全く自由に相互に移動できるように、その上部
帯板を収容し、またそれを保持する目的で、留め輪など
が用いられている。

下部支持体は、水平軸のまわりに梁の上で回転するよ
うに取り付けられた変形しない２個の硬い腕から構成さ
れており、その腕の各々は腕を上方に上げるスプリング
などを備えている。

その下部支持体は、横方向に延びた、向かい合った腕
から構成されている。

その上部帯板は布または金網である。

その梁は大きさが可変となっており、そして腕の先端
は、その側面の両側に延びている腕が大きさが可変とな
るように、縁部が一直線となっている。

その梁は、少なくとも１個の横木により互いに固く結
合された、２個の平行な脚部を有しており、その梁は一
方の側面から外方へ延びている複数個の下部支持体
（腕）を支えている。

その梁はマットレス台と同じ程度の大きさの支持面積
を締めている脚部に取り付けられている。

本発明に従うマットレス台は、このように一連の帯
板、または帯板のグループを含むが、それら帯板の先端
（これらは互いに全く独立している）は硬い枠（フレー
ム）上に置かれたりまた、固定されたりしてるのではな
くて、腕の先端によって保持されているのである。それ
らの可撓性によって、これらは人の体重が加わった時に
たわむ事ができるのである。

そのマットレス台を構成している帯板、または帯板の
グループは１つ１つが独立にたわみ事ができ、回り継ぎ
手の可撓性によって、それ自身の上で回転する事がで
き、かくしてその対象軸の近傍のみならず、水平方向の
先端部まで同様にそのマットレス台の可撓性を確実にす
る事ができるのである。

本発明は木の帯板を有するマットレス台に限定される
ものではなく、金属表面を有するマットレス台にも同様
に範囲が及ぶもので、その時には帯板は同程度の大きさ
の金網に、また下部帯板は金属薄板（ブレード）、支柱
またはその類似物により置換される。

本発明をより良く理解するために、マットレス台の実
施例を図面に基づいて説明する。

第１図はそのマットレス台の図解的な斜視図である 第２図は本発明に従った帯板の支持体のモジュールの
斜視図である。

第３図は本発明に従ったマットレス台の横断面図であ
る。

第４図は連結具の垂直断面図である。

第５図は平衡保持のねじれ棒を備えたモジュールの斜
視図である。

第６図は本発明に従った帯板を有するマットレス台の
実施例の１変形の横断面図である。

第７図は本発明に従ったマットレス台の実施例の第２
の変形の斜視図である。

第８図は本発明に従ったマットレス台の実施例の第３
の変形の縦断面図である。

第９図は本発明に従ったマットレス台の梁の１変形の
上面からの図である。

第10図は本発明に従ったマットレス台の実施例の第４
の変形の縦断面図である。

第１〜６図を見ればわかるように、マットレス台１は
上下に帯板を有するタイプのもの、即ち半剛性の縦方向
のモジュールを有するもので、これらの素子はマットレ
スを収容するのが目的で、また一般に寝台の主軸２に対
して垂直に配置されている。マットレス台は１つの構造
体または固定具（この上に帯板が支えられる）を構成し
ている安定性を有しており、そして硬い脚部により床の
上に置かれる。

本実施例では、上部帯板３は中空位置に設置される。

上部帯板３の先端４は、枠（フレーム）上には置かれ
ていない。従来のものは置かれたその先端において全く
往復運動ができない。

上部帯板３は下部支持体５の上に設置される。

上部帯板３は、それと同様に可撓性を有する下部支持
体（腕）５の先端23に結合されるが、その下部支持体
（腕）５は他端を床に対して一定不変に設置される構造
体を構成する梁７に取り付けられている。

上部帯板３と下部支持体５は可撓性を有するので、上
部帯板３の先端４に力が加えられた時には、それを支え
ている下部支持体５は、第３図で示すように、それと共
に高さＨ方向の下方へ曲がり、加えられた力Ｆに対して
一定の抵抗力を発揮する。

その力が消えた時には、下部支持体５は再び上に戻
り、そして同時に上部帯板３を最初の位置に上げて復帰
させる。

本実施例に従えば、構造体（または固定具）は少なく
とも１つの梁７を含み、この梁７はマットレス台の縦方
向の軸２に対して全体として平行に延びており、またそ
の両端間の長さのほぼ全部にわたって延びている。

梁７は、脚部８の上に動かぬように取り付けられてい
る。

第１図に示された実施例においては、梁７は１本の硬
い支持体であり、そして脚11を持った２つの端部横木10
の上に取り付けられている。第６図の変形においては、
梁は水平軸20のまわりに関節結合された多数の剛体部品
12を含んでいる。それら剛体部品12の１つは脚部を構成
する支持体９上に取り付けられている。

梁７は、その両側に各々延びている複数個の可撓性を
有する下部支持体（または腕）５を持っている。

この下部支持体５は、梁７の軸線２に対してほぼ垂直
に延びているのが好ましいが、しかし他の全ての配置も
本発明の範囲から外れる事なく考えられる。

第１の実施例（第１〜５図）においては、下部支持体
５は上部帯板３の先端４に固定されている。

マットレス台１は独立に、並列に置かれたモジュール
13から構成されており、そのモジュール13の各々は次の
構成を含んでいる。

少なくとも１つの上部帯板３（実施例では２つ）、及
びマットレス台の全長にわたって、それを横切っている
少なくとも１つの下部支持体５を有する。

２個の連結具14は、上部帯板３の１つの先端４が、上
部帯板３に下部支持体５を組み付ける事を目的としたも
のである。

下部支持体（腕）５の先端と上部帯板３との間を連結
する連結具14が可撓性を有するものであって、この連結
は湾曲運動の時に発生する上部帯板３と下部支持体５と
の接近を妨げない事が実際に必要である。そのために、
各連結具14は、上部帯板３または下部支持体５、または
両者の先端を収容する目的で、ゴム製の受け具（回り継
ぎ手）15、または回り継ぎ手を有している。

しかしながら、一定の連結姿勢を保持するために、可
撓性を持たさずに（ネジ留め、その他）下部支持体５の
先端を固体部品16上に取り付けるように準備される。

例えば、第４図に示されているように固体部品16の上
側に、可撓性の回り継ぎ手15が取り付けられる。

回り継ぎ手15は、種として２つの機能を有する。

その第１は、第４図矢印ｆが示すような縦軸のまわり
に上部帯板３または下部支持体５が受ける一定のねじれ
を可能にすること、その第２は湾曲運動の間に、それら
素子、即ち上部帯板３と下部支持体５の先端の縦方向の
相対的運動を可能にする事である。即ち、上部帯板３は
互いに滑る。

下部支持体５と上部帯板３の間に挿入された固体部品
16を用いて、その付属物を半硬直に組み立てても同様
に、矢印Ｆに示されるようなねじれにおいて、モジュー
ル13の可撓性を利用する事ができる。

モジュール13は梁７上に、ほぼ中央に、そして（梁７
に直交して）垂直に配置されるのが好ましい。

その時、梁７はマットレス台１の対象軸を形成する。

モジュール13は、同様に梁７に沿って規則正しく配分
される事が好ましいが、しかし例えばもっと大きな応力
を支える水準で、もっと厳密にするというような不規則
な配分を逆に準備する事もできる。

また、モジュール13間の間隔を一定にしておいて、様
々な特性（帯板の面積、間隔、抵抗力など）のモジュー
ルを使う事も可能である。

下部支持体５は、モジュールが実際上動かないように
（解体時を除いて）梁７によって支えられるように梁７
の上に設置される。組立は硬直に行われ遊び（ガタ）は
ない。

即ち、梁７の上へ取り付けられた下部支持体の取付部
分17は、上部帯板３上に、即ちマットレス台の上に加え
られた応力がどんなであろうとも不動である。

この配置は重要である。なぜならば１つまたは多数の
上部帯板の先端４に応力が加えらえた時、他の補足的な
装置などに、それはマットレス台の全般的な安定性を確
実にするものであるからである。

他方、安定性は脚部の支持の面積によっても確実にさ
れる。

即ち、脚11を引き離す事は、特に１人用の寝台の場合
には、その支持面積がマットレス台のそれに相当するよ
うに決められる事が好ましい。

本発明に従ったマットレス台は、このように一連の上
部帯板３から構成されているが、その帯板は独立したモ
ジュール13として２個づつ組み立てられており、下部の
１本の梁７の上に置かれており、モジュール13はその梁
７に保持されている。

上部帯板３は上の方へ曲げ加工されて示されている
が、しかしそれらはまた真直ぐであっても全く構わず、
その連結具の可撓性は帯板の先端が外方へ向かうのと同
じように内方へも運動できるようにしている。

モジュール13は上部帯板３及び下部支持体５の可撓性
によって変形可能となっており、この変形可能な事がモ
ジュールの全長にわたって（即ち、それの先端４がそこ
に含まれている）可撓な垂直方向の往復運動を保証して
いる。

マットレス台は本発明の範囲を外れる事なく、多数の
変形の実施例を示す事ができる。

1.そのモジュールは下部支持体５と同じく上部帯板３で
もその個数を変えて持つ事ができる。

例えば１個の下部支持体に対して１個の上部帯板、２
個に対して２個、１個または２個に対して３個などのよ
うにしうる。

2.上部帯板はその下面上に配置された、２個の滑りリン
グ19により保持された（第３図）帯板対抗板18より構成
された、硬くする装置を持っている。

リング19が上部帯板３の中心方向へ接近すると、その
上部帯板上の帯板対抗板の接触が表面の小部分となるの
で、硬さが少なくなる。

リング19が広がると、上部帯板上の帯板対抗板の接触
が表面の大部分に広がるので硬さが増す。

3.第９図の変形は下部支持体（腕）の硬さの装置であ
る。

即ち梁（これは縦方向の２つの先端40、41の間に延び
ている）は大きさ43が同じでない。それは例えば細い菱
形の形態で、溶接その他により組み立てられた４つの半
梁から構成されている。

その腕の先端23はその梁の軸46に平行な一直線の縁45
を描いている。

その時その腕は支えの大きさ47を有しており、従って
可変の可撓性はその梁の一番狭い点で最大となり、その
梁の一番大きな点で最小となる。

その実施例においては、マットレス台の可撓性は頭48
から中心49へ向かって減少する。

4.下部支持体は水平軸50のまわりに、梁上で回転するよ
うに取り付けられた、分離された、硬い、そして変形し
ない２つの腕５′、５″から構成する事ができる（第10
図）。

スプリング51などの装置が、その帯板に対して腕を保
持するために、また組立の可撓性を実現するために、梁
７（または脚部８′）と腕との間に設置されている。

5.梁は水平軸20のまわりに関節で連結された多数の剛体
部品12、12′より構成される事ができる（第６図）。

その剛体部品の１つは脚部を構成する支持体９の上に
設置される。この変形によれば寝台を折り曲げる事、寝
椅子に変換可能な寝台を実施する事などが可能となる。

6.第５図に示されているように、上部帯板または下部支
持体５上にねじり棒21を備えておく事ができる。

実際、本発明に従えば、モジュールの先端に加えられ
た力が、これを高さＨの下方へ移動させる事がわかる。

同時に、その対向する先端が高さｈの下方へ少し移動
する。

棒21（これの先端22が連結具と関わっている）を連結
具の先端部品16中に配置して、マットレスを絶えず水平
の平衡状態に保つために、この対向する先端を強制的に
同等な高さＨから移動させる事ができる。

その棒はＵ字形に曲げられて、鞘32の中に保持されて
いるが、梁の上で自由に回転することができる。

連結具14が下の方へ移動すると、その棒は回転し、そ
してこのねじれはもう一方の先端４へ伝わり、これが該
先端が同様に下の方へ移動するのを食い止める。図面の
上では、その鞘は下部帯板の上に配置されているが、し
かし予めそれは梁の上に取り付けるように準備されてお
り、この事がそのてこの腕を最も長く配置する事を可能
にする。

7.上部帯板３より長くない下部支持体５を予め備えてお
く事も可能である。

第８図に示されたこの変形においては、下部支持体の
先端23は上部帯板の下面24上に支えられている。

該先端は可撓性受け具25中に取り付けられており、そ
の受け具自身は上部帯板上に固定されており、その受け
具の可撓性が、たわんだ時にその２つの帯板の運動を可
能にする。

また、下部支持体の先端に回り継ぎ手を持った連結具
を取り付けるように予め準備しておくが、しかし上部帯
板を収容しているその部分は、あらゆる手段（Ｕ字金
具、フランジなど）により上部帯板上でよく滑るように
されている。

この変形は更に、その下部支持体（腕）５が長さを変
えられる事、従ってある程度可撓性を変えられる事を考
慮すれば、硬くなる事を制御するのに寄与する。

8.ダブルベッドの場合には、それは既知の方法で並行に
配置された、２つの同じ基本的マットレス台から構成さ
れる。

変形として、また次のような配置が準備される。

即ち各々が１つの梁７を持つが、しかし各々は各マッ
トレスの対象軸２に対して寝台の中心の方へずらされ得
るのが好ましい。

この場合、下部支持体（腕）５は梁の両側で同じ大き
さを有していない。この配置にすれば、２人の人が横た
わった時に、マットレス台の全体の可撓性を制御する事
ができる。

9.本発明は同様に、第７図に示されているように、帯板
ではなくて、布または金網のそれ26より構成されたマッ
トレス台について記載している。この変形においては、
その不変構造体は従来のやり方で４つの脚28の上に置か
れた剛体の枠（フレーム）27を有している。

この場合、マットレス台は２つの梁29を有しており、
それらは枠（フレーム）の縦方向の２つの側面体から構
成されており、そして一対の横木33により結合されてい
る。

各々の梁は複数個の腕30を有しているが、その腕は一
方側、即ち外側のみから延びている。腕30は可撓性で、
それは棒、金属薄片、またはその類似物である。

それらの先端31には鈎などが配置されていて、その上
にそれらがぴんと張って取り付けられている。

もちろん、これら各種の変形はそれに制限されるもの
ではなく、また特に本発明の範囲を外れる事もなく、そ
れらの間で組み合わす事も可能である。

最後に、本発明は帯板とぴんと張られた布を同時に有
する、異なった表面の素子を用いて、特に複合材料でで
きた素子を使用する事によって、実施する事ができる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−139214（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−52462（ＪＰ，Ｕ) 実公 平３−37471（ＪＰ，Ｙ２) 米国特許2414978（ＵＳ，Ａ) 米国特許2349839（ＵＳ，Ａ) スイス国特許発明379712（ＣＨ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) A47C 23/06 A47C 23/30

Claims (9)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】一連のモジュール（13）から構成された帯
   板を有するマットレス台において、 上記モジュール（13）の各々が、その上方に、可撓性を
   有する下部支持体（５）により支えられた可撓性を有す
   る上部帯板（３）を設けており、 前記下部支持体（５）は剛体で中心を縦方向に延びて中
   央位置に配置された梁（７）の上に取り付けられてお
   り、 上部帯板（３）の端部を可撓性を有して連結すると共に
   下部支持体（５）の端部を連結する連結具（14）を中空
   位置に設けて、下部支持体（５）と上部帯板（３）とが
   それらの間で相対的に動くことができるように結合され
   ており、 前記モジュール（13）が前記梁（７）の上で各々独立し
   て動くことができるように互いに分離されてなることを
   特徴とするマットレス台。
2. 【請求項２】前記モジュール（13）が１つの下部支持体
   （５）に対して多数の上部帯板（３）を有することを特
   徴とする請求項１に記載のマットレス台。
3. 【請求項３】前記連結具（14）が、変形しない剛体部品
   （16）を有し、該剛体部品（16）の上に上部帯板（３）
   を収容し、該上部帯体（３）の滑りを保つためにゴム製
   の受け具（15）、または回り継ぎ手が取付けられてお
   り、該受け具（15）、または回り継ぎ手の下に下部支持
   体（５）の先端（23）がねじ止めされていることを特徴
   とする請求項２に記載のマットレス台。
4. 【請求項４】前記下部支持体（５）の大きさが上部帯板
   （３）の大きさより小であり、 下部支持体（５）の先端（23）が上部帯板（３）の下面
   （24）上に支持されており、 上部帯板（３）に固定された受け具（25）に前記下部支
   持体（５）の先端が取り付けられており、 受け具（25）の可撓性により前記下部支持体（５）上
   で、その上部帯板（３）が相対的に動けるようになって
   いることを特徴とする請求項３に記載のマットレス台。
5. 【請求項５】前記下部支持体（５）が、横方向に延びた
   相対する一対の腕（５′、５″）からなっていることを
   特徴とする請求項１または請求項２に記載のマットレス
   台。
6. 【請求項６】前記上部帯板（３）が布（26）または金網
   であることを特徴とする請求項１または請求項２に記載
   のマットレス台。
7. 【請求項７】前記下部支持体（５）が、水平軸（50）を
   支点として梁（７）上で回転するように取り付けられた
   変形しない剛体の２個の腕（５′、５″）より構成され
   ており、上記腕を上方へ引き上げ可能にスプリング（5
   1）を備えていることを特徴とする請求項５に記載のマ
   ットレス台。
8. 【請求項８】前記梁（７）の大きさ（43）が可変で、そ
   して腕の先端（23）が一直線の縁を幅き、その梁の筒側
   上に延びた腕が可変の長さ（47）を有するようにしたこ
   とを特徴とする請求項５に記載のマットレス台。
9. 【請求項９】前記梁（７）が少なくとも１つの横木（3
   3）により互いに固く結合された平行な２つの要素（2
   9）を合み、その要素の各々が１つの側面から外方へ延
   びた多数の腕（５′、５″）を有することを特徴とする
   請求項５に記載のマットレス台。