JP3226498B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP3226498B2 JP22033098A JP22033098A JP3226498B2 JP 3226498 B2 JP3226498 B2 JP 3226498B2 JP 22033098 A JP22033098 A JP 22033098A JP 22033098 A JP22033098 A JP 22033098A JP 3226498 B2 JP3226498 B2 JP 3226498B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積化に伴い、隣接する
配線層の間隔は縮小され、配線層間の容量増大が無視で
きなくなっている。配線層間容量が増大すると、配線遅
延によって半導体装置の動作速度低下する。これを防ぐ
ために、銅(Cu)を使用して低抵抗の配線層を形成す
る技術が近年盛んに検討されている。
【0003】以下、図15から図19を参照しながら、
Cuを使用して配線層を形成した半導体装置の従来技術
を説明する。
【0004】この半導体装置は、図19に示すように、
半導体基板1と、半導体基板1の表面に形成された下部
配線層2と、下部配線層2を覆うように半導体基板1上
に堆積された二酸化ケイ素(SiO2)膜3とを備えて
いる。SiO2膜3上には四窒化三ケイ素(Si34
膜4が堆積されており、Si34膜4上にはSiO2
5が堆積されている。SiO2膜3、Si34膜4およ
びSiO2膜5によって層間絶縁膜が形成されている。
この層間絶縁膜には、下部配線層2に達するスルーホー
ル6と、スルーホール6に連結する溝状凹部(配線溝)
7とが形成されており、配線溝7内にはスルーホール6
を介して下部配線層に電気的に接触する上部配線層12
が設けられている。
【0005】上部配線層12は、スルーホール6および
配線溝7の内側壁および底面を覆うチタン(Ti)膜8
と、Ti膜8上に堆積された窒化タンタル(TaN)膜
9と、TaN膜9上に堆積されたCu膜10と、Cu膜
10上に堆積されたCu膜11とを含んでいる。
【0006】このような半導体装置の製造方法は以下の
通りである。
【0007】まず、図15に示すように、半導体基板1
の表面に下部配線層2を形成する。次に、図16に示す
ように、SiO2膜3、Si3N4膜4、SiO2膜5
を順に堆積した後に、リソグラフィー法およびドライエ
ッチング法を2回ずつ交互に適用することによって、S
iO2膜3およびSi3N4膜4の内部にスルーホール
6を、SiO2膜5の内部に配線溝7を形成する。次
に、図17に示すように、ドライエッチング法によりス
ルーホール6の底部の清浄化を行なった後に、物理的
成長法によりTi膜8を、続いて化学的気相成長法に
よりTaN膜9を堆積する。次に、図18に示すよう
に、TaN膜9の表面に物理的気相成長法によりCu膜
10を堆積する。次に、Cu膜10の表面を硫酸(H2
SO4)で洗浄してから、電解メッキ法によりCu膜1
0の表面にCu膜11を堆積する。最後に、SiO2膜
5上のTi膜8、TaN膜9、Cu膜10、およびCu
膜11を化学機械的研磨法により除去することにより、
図19のような半導体装置が作成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のような方法で半
導体装置を製造すると、以下のような問題が発生する。
【0009】まず、化学的気相成長法により堆積された
TaN膜9の比抵抗が高いために、下部配線層2と上部
配線層12の間の接続抵抗が高くなる。これは、半導体
装置の動作速度を低下させる原因となる。
【0010】また、TaN膜9がCu膜10およびCu
膜11に含まれるCu原子の拡散を防止する能力が十分
でないために、TaN膜9を通じてCu原子がSiO2
膜3およびSiO2膜5に到達するという点である。S
iO2膜3およびSiO2膜5に到達したCu原子は、
SiO2膜3およびSiO2膜5の内部で可動イオンを
形成し、スルーホール6の間および上部配線層12の間
のリーク電流を増大させる。これは、半導体装置の動作
不良の原因となる。
【0011】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、動作速度の低下や動作
不良を起こさない半導体装置およびその製造方法を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明に係る半導体装置の製造方法は、基板上に
第1導電体膜を形成する工程と、第1導電体膜を覆う絶
縁膜を基板上に堆積する工程と、絶縁膜に、底部の一部
が第1導電体膜と接続する凹部を形成する工程と、凹部
の内部に第2導電体膜を形成する工程と、を包含する半
導体装置の製造方法を前提とし、第2導電体膜を形成す
る工程は、凹部の内側壁および底面を覆うように金属窒
化物膜を化学的気相成長法によって堆積する工程と、金
属窒化物膜の表面をプラズマに暴露して、凹部の底面上
に形成された金属窒化物膜の表面に対して垂直方向のイ
オンを照射することにより、凹部の底面上に形成された
金属窒化物膜を緻密化する工程と、金属窒化物膜の表面
をシリコン化合物に暴露することにより金属ケイ化窒化
物膜を形成する工程と、金属ケイ化窒化物膜の表面に金
属膜を堆積する工程とを含み、金属窒化物膜は、窒化タ
ンタル膜、窒化タングステン膜または窒化モリブデン膜
である。
【0013】本発明の半導体装置の製造方法において、
凹部の底面上に形成された金属窒化物膜を緻密化する工
程は、プラズマに含まれる陽イオンを基板に向かって垂
直方向に加速して、陽イオンを金属窒化物膜の表面に照
射することによって、凹部の底面上に形成された金属窒
化物膜を陽イオンの衝撃により緻密化する工程を含むこ
とが好ましい。
【0014】本発明の半導体装置の製造方法において、
金属窒化物膜を堆積する工程と、凹部の底面上に形成さ
れた金属窒化物膜を緻密化する工程と、金属窒化物膜の
表面をシリコン化合物に暴露する工程とを、同一の真空
チャンバ内で連続して実施することが好ましい。
【0015】本発明の半導体装置の製造方法において、
金属窒化物膜を堆積する工程は、金属窒化物膜の厚さを
1nm以上且つ50nm以下にすることが好ましい。
【0016】本発明の半導体装置の製造方法において、
金属膜は銅よりなることが好ましい。
【0017】本発明の半導体装置の製造方法において、
金属窒化物膜のうち凹部の底面上に形成された部分の厚
さが、金属窒化物膜のうち凹部の内側壁上に形成された
部分の厚さよりも薄いことが好ましい。
【0018】前記の目的を達成するために、本発明に係
る半導体装置は、基板と、基板に支持される第1導電体
膜と、第1導電体膜を覆うように基板上に形成された絶
縁膜と、絶縁膜に形成されており、底部の一部が第1導
電体膜と接続する凹部と、凹部内に形成された第2導電
体膜と、を備えた半導体装置を前提とし、第2導電体膜
は、凹部の内側壁および底面を覆うように形成されて表
面をプラズマに暴露された金属窒化物膜と、金属窒化物
膜上に形成された金属ケイ化窒化物膜と、金属ケイ化窒
化物膜上に堆積された金属膜とを有し、金属ケイ化窒化
物膜のうち凹部の底面上に形成された部分の厚さが、金
属ケイ化窒化物膜のうち凹部の内側壁上に形成された部
分の厚さよりも薄く、金属ケイ化窒化物膜は、ケイ化窒
化タンタル膜、ケイ化窒化タングステン膜またはケイ化
窒化モリブデン膜である。
【0019】本発明の半導体装置において、金属窒化物
膜のうち凹部の底面上に形成された部分が、金属窒化物
膜のうち凹部の内側壁上に形成された部分よりも緻密で
あることが好ましい。
【0020】本発明の半導体装置において、金属膜は銅
よりなることが好ましい。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【発明の実施の形態】図1から図6を参照しながら、本
発明による半導体装置の実施形態を説明する。 本実施
形態の半導体装置は、図6に示すように、不図示のトラ
ンジスタなどの集積回路素子が形成された半導体基板1
01と、半導体基板101の表面に形成された下部配線
層102と、下部配線層(第1導電体膜)102を覆う
ように半導体基板101上に堆積された二酸化ケイ素
(SiO2)膜103とを備えている。本願明細書で
は、「半導体基板101」は、単結晶シリコン基板、そ
の表面に形成されたトランジスタ等の集積回路素子、集
積回路素子を覆うように単結晶シリコン基板の表面に形
成された絶縁膜などからなる構造を一括して表現してい
る。下部配線層102は、タングステン(W)、アルミ
ニウム(Al)、銅(Cu)などの導電性材料を用いて
形成されている。
【0043】SiO2膜103上には四窒化三ケイ素
(Si34)膜104が堆積されており、Si34膜1
04上にはSiO2膜5が堆積されている。SiO2膜1
03、Si34膜104およびSiO2膜105によっ
て層間絶縁膜が形成されている。この層間絶縁膜には、
凹部が形成されている。この凹部は、下部配線層102
に達するスルーホール106と、スルーホール106に
連結する溝状凹部(配線溝)107とから形成されてお
り、配線溝107内にはスルーホール106を介して下
部配線層102に電気的に接触する上部配線層112が
設けられている。配線溝107の溝幅は、例えば約10
0〜2000nmであり、深さは例えば約100〜10
00nmである。また、本実施形態では、スルーホール
106の内径を配線溝107の溝幅に等しく設定してい
る。複数のスルーホール106が、例えば、0.1〜2
μm程度の間隔をおいて、各配線溝107内に形成され
る。
【0044】上部配線層112は、スルーホール106
および配線溝107の内側壁および底面を覆うようチタ
ン(Ti)膜108と、Ti膜108の表面に堆積され
た窒化タンタル(TaN)膜109と、TaN膜109
上に形成されたCu膜110、Cu膜110上に堆積さ
れたCu膜111とを含んでいる。
【0045】TiN膜109は、スルーホール106お
よび配線溝107の内側壁上に形成された垂直部分(半
導体基板101に実質的に垂直な面上に形成された部
分)109aと、スルーホール106および配線溝10
7の底面上に形成された水平部分(半導体基板101に
実質的に平行な面上に形成され部分)109bとに、必
要に応じて区別する。TiN膜109の水平部分109
bのCの濃度は、垂直部分109aのCの濃度よりも低
くなっている。
【0046】なお、下層配線層は第1層レベル配線に限
定されず、N層レベル配線(Nは3以上の整数)のうち
の第i層レベル(iは1≦i<Nの整数)であれば良
い。このとき、上層配線は第j層レベル(jはi<j≦
Nの整数)であればよい。
【0047】以上のような構成により、下部配線層10
2と上部配線層112との間の接続抵抗を従来技術に比
較して低下させることができる。その理由は以下の通り
である。
【0048】下部配線層102と上部配線層112との
間の接続抵抗は、実際上スルーホール106の底部に堆
積されたTaN膜の比抵抗で決定される。本実施形態に
おいては、スルーホール106の底部にはTaN膜の水
平部分109bが存在し、スルーホール106の側壁に
はTaN膜109の垂直部分109aが存在し、水平部
分109bに含まれるCの濃度は、垂直部分109aに
含まれるCの濃度よりも低くなっている。膜中に含まれ
るCの濃度が低くなるほど、TaN膜の比抵抗は低下す
るので、TaN膜109bに含まれるCの量を低下させ
ることによって、下部配線層102と上部配線層112
との間の接続抵抗を従来技術よりも低下させることがで
きる。
【0049】本実施形態における半導体装置の製造方法
は以下の通りである。
【0050】まず、図1に示すように、半導体基板10
1の表面に下部配線層102を形成する。下部配線層1
02の形成は、スパッタリング法によりAl膜を半導体
基板101の表面に堆積した後、リソグラフィー法およ
びドライエッチング法により前記Al膜を所定の形状に
加工することにより行なう。
【0051】次に、図2に示すように、プラズマ励起方
式の化学的気相成長法によりSiO2膜(膜厚:約10
0〜2000nm)103、Si3N4膜(膜厚:約5
〜50nm)104、SiO2膜(膜厚:約100〜1
000nm)105を順に堆積した後に、リソグラフィ
ー法およびドライエッチング法を2回ずつ交互に適用す
ることによって、SiO2膜103およびSi3N4膜
104の内部にスルーホール106を、SiO2膜10
5の内部に配線溝107を形成する。
【0052】次に、図3に示すように、アルゴン(A
r)や水素(H2)などを用いたドライエッチング法に
よりスルーホール106の底部の清浄化を行なった後
に、物理的気相成長法によりTi膜(膜厚:約0.5〜
10nm)108を、続いて化学的気相成長法により厚
さ20nmのTaN膜109を堆積する。化学的気相
長法によるTaN膜109の堆積は以下のようにして行
なう。Ti膜108の堆積が済んだ半導体基板101を
真空チャンバ内で400℃に加熱する。半導体基板10
1が定常温度に到達したら、真空チャンバの内部にペン
タキスジメチルアミドタンタル(Ta(NMe2)5)
をアンモニア(NH3)とともに導入する。導入された
Ta(NMe2)5とNH3はTi膜108の表面で反
応し、TaN膜109が堆積される。
【0053】次に、図4に示すように、TaN膜109
の表面を、アンモニア(NH3)中で発生させたプラズ
マに暴露する。プラズマの内部にはNH2イオンなどの
陽イオンが含まれているが、これらの陽イオンが半導体
基板101に向かって垂直方向に加速されるように、プ
ラズマの発生条件を調節する。これにより、半導体基板
101に平行な平面上に堆積されたTaN膜109b
は、陽イオンの衝撃を受けるために緻密化され、これに
伴なってTaN膜109bに含まれているCが気層中に
脱離する。一方、半導体基板101に垂直な平面上に堆
積されたTaN膜109の垂直部分109aは、陽イオ
ンの衝撃を受けないために緻密化されない。その結果、
TaN膜109bはTaN膜109aよりも薄くなり、
また、TaN膜109bの炭素濃度はTaN膜109a
の炭素濃度よりも低下する。プラズマ暴露は、たとえ
ば、平行平板型などのプラズマ生成装置を用い、そのチ
ャンバー内でNH3ガスの圧力を約10〜1000Pa
程度に設定し、200〜2000Wの電力を与えること
によって形成したプラズマを用いることができる。
【0054】次に、図5に示すように、TaN膜109
の表面に物理的気相成長法によりCu膜110を堆積す
る。Cu膜110の表面を硫酸(H2SO4)で洗浄し
てから、電解メッキ法によりCu膜110の表面にCu
膜111を堆積する。
【0055】最後に、SiO2膜105上のTi膜10
8、TaN膜109、Cu膜110、Cu膜111を化
学機械的研磨法により除去することにより、図6のよう
な半導体装置が作製される。
【0056】(実施形態2) 図7から図13を参照しながら、本発明による半導体装
置の他の実施形態を説明する。図7から図13におい
て、図1から図6に示した構成と同一の構成要素には同
一の符号を付けることにより説明を省略する。
【0057】本実施形態の半導体装置は、図13に示す
ように、不図示のトランジスタなどの集積回路素子が形
成された半導体基板101と、半導体基板101の表面
に形成された下部配線層102と、下部配線層102を
覆うように半導体基板101上に堆積された二酸化ケイ
素(SiO2)膜103とを備えている。下部配線層1
02は、タングステン(W)、アルミニウム(Al)、
銅(Cu)などの導電性材料を用いて形成されている。
【0058】SiO2膜103上には四窒化三ケイ素
(Si34)膜104が堆積されており、Si34膜1
04上にはSiO2膜5が堆積されている。SiO2膜1
03、Si34膜104およびSiO2膜105によっ
て層間絶縁膜が形成されている。この層間絶縁膜には、
下部配線層102に達するスルーホール106と、スル
ーホール106に連結する溝状凹部(配線溝)107と
が形成されており、配線溝107内にはスルーホール1
06を介して下部配線層102に電気的に接触する上部
配線層112が設けられている。上部配線層112は、
スルーホール106および配線溝107の内側壁および
底面を覆うようチタン(Ti)膜108と、Ti膜10
8の表面に堆積された窒化タンタル(TaN)膜109
と、TaN膜109上に形成されたケイ化窒化タンタル
(TaSiN)膜113と、TaSiN膜113上に形
成されたCu膜110と、Cu膜110上に堆積された
Cu膜111とを含んでいる。
【0059】TaN膜109は、スルーホール106お
よび配線溝107の内側壁上に形成された垂直部分(半
導体基板101に実質的に垂直な面上に形成された部
分)109aと、スルーホール106および配線溝10
7の底面上に形成された水平部分(半導体基板101に
実質的に平行な面上に形成され部分)109bとに、必
要に応じて区別する。同様に、TaSiN膜113は、
スルーホール106および配線溝107の内側壁上に形
成された垂直部分(半導体基板101に実質的に垂直な
面上に形成された部分)113aと、スルーホール10
6および配線溝107の底面上に形成された水平部分
(半導体基板101に実質的に平行な面上に形成され部
分)113bとに、必要に応じて区別する。
【0060】本実施形態における半導体装置の構成が、
第1の実施形態における構成と異なるのは、図13に示
すように、TaN膜109の表面にTaSiN膜113
を形成しているという点である。TaSiN膜はTaN
膜よりもCu原子の拡散を防止する能力が高いので、本
実施形態のような構成とすることにより、スルーホール
106の間および上部配線層112の間のリーク電流を
第1の実施形態の場合よりも低減することが可能にな
る。
【0061】ここで、TaSiN膜113bの厚さにつ
いて説明する。TaSiN膜113bの抵抗率は、NH
3プラズマに暴露した後のTaN膜109bの抵抗率よ
りも高い。このため、TaSiN膜113bの厚さを大
きくしすぎると、下部配線層102と上部配線層112
の間の接続抵抗が高くなり、半導体装置の動作速度を低
下させる。以上の理由から、TaSiN膜113bの厚
さは、TaSiN膜113aの厚さよりも薄くするのが
望ましい。
【0062】本実施形態における半導体装置の製造方法
は以下の通りである。
【0063】まず、図7に示すように、半導体基板10
1の表面に下部配線層102を形成する。次に、図8に
示すように、SiO2膜(膜厚:約100〜2000n
m)103、Si3N4膜(膜厚:約5〜50nm)1
04、およびSiO2膜(膜厚:約100〜1000n
m)105を順に堆積した後に、リソグラフィー法およ
びドライエッチング法を2回ずつ交互に適用することに
よって、SiO2膜103およびSi3N4膜104の
内部にスルーホール106を、SiO2膜105の内部
に配線溝107を形成する。次に、図9に示すように、
ドライエッチング法によりスルーホール106の底部の
清浄化を行なった後に、物理的気相成長法によりTi膜
108を、続いて化学的気相成長法によりTaN膜(膜
厚:約1〜50nm)109を堆積する。次に、図10
に示すように、TaN膜109の表面をNH3プラズマ
に暴露する。これにより、半導体基板101に平行な平
面上に堆積されたTaN膜109bは、陽イオンの衝撃
を受けるために緻密化され、これに伴なってTaN膜1
09bに含まれているCが気層中に脱離する。一方、半
導体基板101に垂直な平面上に堆積されたTaN膜1
09の垂直部分109aは、陽イオンの衝撃を受けない
ために緻密化されない。その結果、TaN膜109bは
TaN膜109aよりも薄くなり、また、TaN膜10
9bの炭素濃度はTaN膜109aの炭素濃度よりも低
下する。
【0064】次に、図11に示すように、TaN膜10
9の表面をジシラン(Si2H8)に暴露する。この処
理は、NH3プラズマへの暴露が終了した半導体基板1
01を真空チャンバ内で400℃に加熱し、真空チャン
バの内部にSi2H6を導入することにより行なう。こ
れにより、TaN膜109aの表面にはTaSiN膜1
13aが、TaN膜109bの表面にはTaSiN膜1
13bが形成されるが、TaSiN膜113bの厚さは
TaSiN膜113aの厚さよりも小さくなる。これ
は、NH3プラズマへの暴露によりTaN膜109bが
緻密化されているため、Si2H6がTaN膜109b
の内部に拡散しにくくなっていることに起因する。
【0065】次に、図12に示すように、TaSiN膜
113の表面に物理的気相成長法によりCu膜(膜厚:
約5〜200nm)110を堆積する。Cu膜110を
堆積した後に、Cu膜110の表面をH2SO4で洗浄
してから、電解メッキ法によりCu膜(膜厚:約100
〜1000nm)111を堆積する。最後に、SiO2
膜105上のTi膜108、TaN膜109、Cu膜1
10およびCu膜111を化学機械的研磨法により除去
することにより、図13のような半導体装置が実現され
る。
【0066】本実施形態の半導体装置は、図14で示す
よう製造装置を使用して製造することが可能である。こ
の装置は、真空チャンバ114と、真空チャンバ114
の内部に設置されたサセプタ115と、サセプタ115
の内部に設置されたヒータなどの加熱機構116と、真
空チャンバ114に設置された排気口117、真空チャ
ンバ114に設置されたTa(NMe2)5導入口11
8と、真空チャンバ114に設置されたNH3導入口1
19と、真空チャンバ114に設置されたSi2H6導
入口120と、真空チャンバ114の内部においてサセ
プタ115と対向して設置された上部電極121と、セ
プタ115および上部電極121に接続された高周波電
源122とを備えている。
【0067】この半導体装置の製造装置の動作は以下の
通りである。まず、真空チャンバ114の内部を大気開
放し、Ti膜108の堆積が済んだ半導体基板101を
サセプタ115の上に設置した後に、排気口117を通
じて真空チャンバ114の内部を排気する。排気が完了
したら、加熱機構116を作動させ、サセプタ115を
通じて半導体基板101を加熱する。半導体基板101
の温度の定常温度が400℃になるように、加熱機構1
16の出力を調節する。半導体基板101の温度が定常
温度に到達したら、Ta(NMe2)5導入口118か
らTa(NMe2)5を、NH3導入口119からNH
3を導入する。これによりTa(NMe2)5とNH3
がTi膜108の表面で反応し、TaN膜109が堆積
される。所定の時間が経過したら、Ta(NMe2)5
の導入を停止する。真空チャンバ114の内部に残留し
ているTa(NMe2)5の分圧が十分に小さくなった
ら、高周波電源122によりサセプタ115と上部電極
121に高周波電力を供給し、真空チャンバ114の内
部でNH3プラズマを発生させる。これにより、半導体
基板101に平行な平面上に堆積されたTaN膜109
aは、陽イオンの衝撃を受けるために緻密化される。所
定の時間が経過したら、高周波電源122を停止させ、
NH3の導入を停止する。次に、Si2H6導入口12
0からSi2H6を導入する。これによりTaN膜10
9の表面にTaSiN膜113が形成される。最後に、
加熱機構116の動作を停止させ、真空チャンバ114
を大気開放した後に、半導体基板101を排出する。
【0068】以上、本発明を2つの実施形態について説
明したきたが、本発明はこれらの実施形態に限定される
ものではない。例えば、上述の実施形態では、スルーホ
ール106および配線溝107を連続して形成した後
に、これらの内部をCu膜111などの金属材料で埋め
込む「デュアルダマシン法」を適用しているが、スルー
ホール106あるいは配線溝107のいずれか一方を形
成した後にこれらの内部をCu膜111などの金属材料
で埋め込む「シングルダマシン法」を代わりに適用する
ことができる。また、上述の実施形態では、配線層の間
を絶縁する材料としてSiO2およびSi3N4を使用
しているが、これらの代わりに他の材料を用いることも
可能である。そのような材料の例としては、フッ素
(F)などの不純物を含むSiO2や絶縁性を有する有
機化合物が挙げられる。また、上述の実施形態では、S
iO2膜105の表面およびスルーホール106の内部
にTi膜108を堆積しているが、下部配線層102を
形成する導電性材料の種類によってはTi膜108の堆
積が不要となる。また、上述の実施形態では、Cu原子
の拡散を防止する金属として窒化タンタルを使用してい
るが、金属窒化物であれば代わりに使用することができ
る。そのような金属窒化物の例としては、窒化タングス
テン(WN)、窒化モリブデン(MoN)が挙げられ
る。WNについては原材料としてTa(NMe2)5の
代わりにタングステンのアミノ錯体あるいはイミド錯体
を使用すれば合成できる。そのような錯体の例としては
ビス(ターシャリーブチルイミド)ビス(ターシャリー
ブチルアミド)タングステンが挙げられる。WNについ
ては原材料としてTa(NMe2)5の代わりにモリブ
デンのアミノ錯体あるいはイミド錯体を使用すれば合成
できる。そのような錯体の例としてはビス(ジメチルア
ミド)ビス(ターシャリーブチルイミド)モリブデンが
挙げられる。また、上述の実施形態では、TaN膜10
9をNH3中で発生させたプラズマに暴露しているが、
窒素化合物であれば代わりに使用することができる。そ
のような気体の例としては、窒素(N2)やヒドラジン
(N2H4)が挙げられる。また、上述の実施形態で
は、TaSiN膜113の形成にSi2H6を使用して
いるが、シリコン化合物であれば代わりに使用すること
ができる。そのような化合物の例としては、シラン(S
iH4)、トリシラン(Si3H8)が挙げられる。ま
た、上述の実施形態では、Cu膜110の堆積に物理的
気相成長法を使用しているが、例えば化学的気相成長法
によりCu膜110の堆積を行なうこともできる。ま
た、上述の実施形態では、Cu膜111の堆積に電解メ
ッキ法を使用しているが、スルーホール106および配
線溝107を埋め込むことができる堆積方法であれば代
わりに使用することができる。そのような堆積方法の例
としては、無電解メッキ法が挙げられる。
【0069】また、薄膜に対してイオン衝撃を与える方
法として、薄膜へのプラズマ照射を行ったが、他の方
法、例えばイオン注入法を用いても良い。
【0070】
【発明の効果】本発明の半導体装置によれば、絶縁膜の
凹部側壁に堆積された金属窒化物膜に含まれる炭素の濃
度よりも、凹部底面に堆積された金属窒化物膜に含まれ
る炭素の濃度の方が低くなっている。含まれる炭素の濃
度が低くなるほど金属窒化物の比抵抗は低下するので、
スルーホール等の凹部底部に堆積された金属窒化物膜に
含まれる炭素の量を調節することにより、下部配線層と
上部配線層の間の接続抵抗を従来の技術と比較して低下
させることができる。
【0071】本発明の他の半導体装置によれば、スルー
ホールの側壁および上部配線層の側壁は、金属ケイ化窒
化物膜によって被覆されている。金属ケイ化窒化物膜
は、金属窒化物と比較して銅原子の拡散を防止する能力
が高いので、以上のような構成とすることにより、絶縁
膜に含まれる銅原子の濃度を低下させることができる。
このため、スルーホールの間および上部配線層(第2導
電体膜)の間のリーク電流を従来の技術と比較して低下
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体装置の製造方法の第1の実
施形態を説明するための工程断面図である。
【図2】本発明による半導体装置の製造方法の第1の実
施形態を説明するための工程断面図である。
【図3】本発明による半導体装置の製造方法の第1の実
施形態を説明するための工程断面図である。
【図4】本発明による半導体装置の製造方法の第1の実
施形態を説明するための工程断面図である。
【図5】本発明による半導体装置の製造方法の第1の実
施形態を説明するための工程断面図である。
【図6】本発明による半導体装置の第1の実施形態の断
面図である。
【図7】本発明による半導体装置の製造方法の第2の実
施形態を説明するための工程断面図である。
【図8】本発明による半導体装置の製造方法の第2の実
施形態を説明するための工程断面図である。
【図9】本発明による半導体装置の製造方法の第2の実
施形態を説明するための工程断面図である。
【図10】本発明による半導体装置の製造方法の第2の
実施形態を説明するための工程断面図である。
【図11】本発明による半導体装置の製造方法の第2の
実施形態を説明するための工程断面図である。
【図12】本発明による半導体装置の製造方法の第2の
実施形態を説明するための工程断面図である。
【図13】本発明による半導体装置の第2の実施形態を
説明するための断面図である。
【図14】本発明に使用する半導体装置の製造装置の一
例の断面図である。
【図15】従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面
図である。
【図16】従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面
図である。
【図17】従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面
図である。
【図18】従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面
図である。
【図19】従来の半導体装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 下部配線層 3 二酸化ケイ素膜 4 四窒化三ケイ素膜 5 二酸化ケイ素膜 6 スルーホール 7 配線溝 8 チタン膜 9 窒化タンタル膜 10 銅膜 11 銅膜 12 上部配線層 101 半導体基板 102 下部配線層 103 二酸化ケイ素膜 104 四窒化三ケイ素膜 105 二酸化ケイ素膜 106 スルーホール 107 配線溝 108 チタン膜 109 窒化タンタル膜 109a 窒化タンタル膜 109b 窒化タンタル膜 110 銅膜 111 銅膜 112 上部配線層 113 ケイ化窒化タンタル膜 113a ケイ化窒化タンタル膜 113b ケイ化窒化タンタル膜 114 真空チャンバ 115 サセプタ 116 加熱機構 117 排気口 118 ペンタキスジメチルアミドタンタル導入口 119 アンモニア導入口 120 ジシラン導入口 121 上部電極 122 高周波電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/28 - 21/288 H01L 21/3205 - 21/3213 H01L 21/768

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に第1導電体膜を形成する工程
    と、 前記第1導電体膜を覆う絶縁膜を前記基板上に堆積する
    工程と、 前記絶縁膜に、底部の一部が前記第1導電体膜と接続す
    凹部を形成する工程と、 前記凹部の内部に第2導電体膜を形成する工程と、 を包含する半導体装置の製造方法であって、 前記第2導電体膜を形成する工程は、 前記凹部の内側壁および底面を覆うように金属窒化物膜
    を化学的気相成長法によって堆積する工程と、前記金属窒化物膜の表面をプラズマに暴露して、前記凹
    部の底面上に形成された 前記金属窒化物膜の表面に対し
    て垂直方向のイオンを照射することにより、前記凹部の
    底面上に形成された前記金属窒化物膜を緻密化する工程
    と、 前記金属窒化物膜の表面をシリコン化合物に暴露するこ
    とにより金属ケイ化窒化物膜を形成する工程と、 前記金属ケイ化窒化物膜の表面に金属膜を堆積する工程
    とを含み、 前記金属窒化物膜は、窒化タンタル膜、窒化タングステ
    ン膜または窒化モリブデン膜である ことを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記凹部の底面上に形成された前記金属
    窒化物膜を緻密化する工程は、前記プラズマに含まれる
    陽イオンを前記基板に向かって垂直方向に加速して、前
    記陽イオンを前記金属窒化物膜の表面に照射することに
    よって、前記凹部の底面上に形成された前記金属窒化物
    膜を前記陽イオンの衝撃により緻密化する工程を含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記金属窒化物膜を堆積する工程と、
    記凹部の底面上に形成された前記金属窒化物膜を緻密化
    する工程と、前記金属窒化物膜の表面をシリコン化合物
    に暴露する工程とを、同一の真空チャンバ内で連続して
    実施することを特徴とする請求項1または2に記載の半
    導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記金属窒化物膜を堆積する工程は、前
    記金属窒化物膜の厚さを1nm以上且つ50nm以下に
    することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記金属膜は銅よりなることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 前記金属窒化物膜のうち前記凹部の底面
    上に形成された部分の厚さが、前記金属窒化物膜のうち
    前記凹部の内側壁上に形成された部分の厚さよりも薄い
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    半導体装置の製造方法
  7. 【請求項7】 基板と、 前記基板に支持される第1導電体膜と、 前記第1導電体膜を覆うように前記基板上に形成された
    絶縁膜と、 前記絶縁膜に形成されており、底部の一部が前記第1導
    電体膜と接続する凹部と、 前記凹部内に形成された第2導電体膜と、 を備えた半導体装置であって、 前記第2導電体膜は、前記凹部の内側壁および底面を覆
    うように形成されて表面をプラズマに暴露された金属窒
    化物膜と、前記金属窒化物膜上に形成された金属ケイ化
    窒化物膜と、前記金属ケイ化窒化物膜上に堆積された金
    属膜とを有し、 前記金属ケイ化窒化物膜のうち前記凹部の底面上に形成
    された部分の厚さが、前記金属ケイ化窒化物膜のうち前
    記凹部の内側壁上に形成された部分の厚さよりも薄く、 前記金属ケイ化窒化物膜は、ケイ化窒化タンタル膜、ケ
    イ化窒化タングステン膜またはケイ化窒化モリブデン膜
    であることを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記金属窒化物膜のうち前記凹部の底
    面上に形成された部分が、前記金属窒化物膜のうち前記
    凹部の内側壁上に形成された部分よりも緻密であること
    を特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記金属膜は銅よりなることを特徴とす
    る請求項7又は8に記載の半導体装置。
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