JP3224912U - 羽毛布団 - Google Patents

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憲治 大西
憲治 大西
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Abstract

【課題】袋体の内部に、羽毛と、合成繊維、綿繊維、レーヨン、及び指定外繊維から選択される繊維体とが混合されてなるワタが充填されてなる羽毛布団を提供する。【解決手段】羽毛布団1は、布地からなる表地21及び裏地が、その外周において縫合されてなる袋体を有してなる。また、表地21及び裏地は、縦境界部31及び横境界部32が格子状に形成されてなる。また、境界部31、32によって形成されてなる複数の小室のそれぞれには、羽毛と、合成繊維、綿繊維、レーヨン、及び指定外繊維から選択される繊維体とが混合されてなるワタが袋体の内部に充填される。【選択図】図1

Description

本考案は、袋体の内部に、羽毛と、合成繊維、綿繊維、レーヨン、及び指定外繊維から選択される繊維体とが混合されてなるワタが充填されてなる羽毛布団に関する。
従来、布団の素材としては、羽毛、羊毛、及び合繊綿等の素材が用いられていた。その中でも羽毛は、高保温性、軽量等の多くのメリットを有することから多くの消費者から好まれていた。
実用新案登録第3154681号公報
しかしながら、近年の羽毛の価格高騰によって、羽毛布団の価格も高騰せざるを得ない状況となっている。またさらに、価格の高騰に伴って、一枚の布団に使用することができる羽毛の量が減少し、従来と比較して厚みの薄い、品質の劣る羽毛布団が市場に流通している。
そこで、上記課題を解決するための手段として本考案に係る羽毛布団は、羽毛と、合成繊維、綿繊維、レーヨン、及び指定外繊維から選択される繊維体とが混合されてなるワタが袋体の内部に充填されてなることを特徴とする。
本考案に係る羽毛布団によれば、羽毛と、合成繊維、綿繊維、レーヨン、及び指定外繊維から選択される繊維体(以下では、単に繊維体ということもある。)とが混合されてなることから、高保温性、軽量性、吸湿性、放湿性、及び透湿性を享受することができると共に、安価で且つ嵩高の十分にある布団を提供することができる。
また、一般論として、羽毛が充填されてなる羽毛布団は、布団の下側で横になった使用者と羽毛布団との間に密閉空間を作ることから、羽毛布団が前記使用者の身体にフィットして、羽毛布団のベッドや敷布団等からの離脱を抑制する吸い付き効果を奏する。
本考案に係る羽毛布団にあっても、羽毛が繊維体と混合されてなることから、前記吸い付き効果を奏し、羽毛布団のベッドや敷布団等からの不意の離脱を抑制することができる。
羽毛とは、鳥類の体表を覆う毛のことをいう。羽毛には、ダウン、フェザー、及びスモールフェザーを含む。
合成繊維には、ナイロン、ポリエステル、アクリル等を含む。また、軽量且つ安価であることから、ポリエステルを用いることが好ましい。
綿繊維とは、コットン由来の繊維をいう。
指定外繊維とは、平成27年3月31日に改正された繊維製品品質表示規定の別表第五に規定されていた「前各項上欄に掲げる繊維以外の繊維」をいう。また、指定外繊維には、例えばリヨセル繊維が含まれる。
袋体とは、ワタを内部に充填可能に形成されてなる、布団の側生地のことをいう。具体的には、布地からなる表地及び裏地が、その外周において縫合されてなる。
羽毛布団とは、前記羽毛を用いた布団をいう。また、ダウン、フェザー及びスモールフェザーの混合率に関わらず、前記羽毛を用いた布団であれば、ここにいう羽毛布団に含まれる。
また、羽毛と、合成繊維、綿繊維、レーヨン、及び指定外繊維から選択される繊維体とが混合されてなるワタが袋体の内部においてひとまとまりに充填されてなり、前記ワタの全体にわたって均一に前記羽毛が散在してなることとしても好ましい。
このような構成によれば、上述した構成の羽毛布団と比較して、さらに優れた高保温性、軽量性、吸湿性、放湿性、及び透湿性を享受することができる。
ひとまとまりとは、ワタが1つのまとまった綿体であることを意味するものである。
また、羽毛と、合成繊維、綿繊維、レーヨン、及び指定外繊維から選択される繊維体とが混合されてなるワタが袋体の内部においてひとまとまりに充填されてなり、前記ワタの全体にわたって均一に前記羽毛が前記繊維体と絡まりあってなることとしても好ましい。
このような構成によれば、袋体の内部において、羽毛と、繊維体とが分離若しくは移動することを抑制することができることから、長期間にわたって高保温性、吸湿性、放湿性、透湿性、嵩高等を保つことができる。これにより、長期間にわたって、羽毛布団の品質の劣化を抑制することができる。
さらに、羽毛が繊維体と絡まり合ってなり、羽毛の分離若しくは移動が抑制されることから、側生地若しくは縫目からの羽毛の飛び出しを抑制することができる。
また、袋体が複数の小室に隔てられてなる羽毛布団であって、前記小室には、羽毛と、合成繊維、綿繊維、レーヨン、及び指定外繊維から選択される繊維体とが混合されてなるワタがひとまとまりに充填されてなり、前記ワタの全体に亘って均一に前記羽毛が前記繊維体と絡まり合ってなることとしても好ましい。
このような構成によれば、袋体に小室を形成することによってさらに優れた保温性を実現することができると共に、小室内において、羽毛と、繊維体とが分離若しくは移動することをさらに抑制することができる。また、小室を形成する手段としては、例えばキルティングや、袋体の内部に中マチを設ける構成等を採用することができる。
さらに、上述の通り、羽毛と、繊維体とが分離若しくは移動することがさらに抑制されることから、側生地若しくは縫目からの羽毛の飛び出しをさらに効果的に抑制することができる。
また、前記合成繊維はポリエステルであることとしても好ましい。
また、前記ワタは、前記羽毛と、前記繊維体とがそれぞれ同質量で混合されてなることとしても好ましい。
また、前記ワタは、前記羽毛と、前記合成繊維、前記綿繊維、レーヨン、及び指定外繊維から選択される2以上の繊維の混合物とがそれぞれ同質量で混合されてなることとしても好ましい。
本考案に係る羽毛布団によれば、羽毛と、合成繊維、綿繊維、レーヨン、及び指定外繊維から選択される繊維体とが混合されてなることから、高保温性、軽量性、吸湿性、放湿性、及び透湿性を享受することができると共に、安価で且つ嵩高の十分にある布団を提供することができる。
さらに、羽毛が合成繊維、綿繊維、レーヨン、及び指定外繊維から選択される繊維体と混合されてなることから、吸い付き効果を奏し、羽毛布団のベッドや敷布団等からの離脱を抑制することができる。
本考案に係る羽毛布団1の平面図である。 本考案に係る羽毛布団1の右側面図である。 本考案に係る羽毛布団1の平面図におけるA−A線断面図である。 本考案に係る羽毛布団1のワタ41の拡大図である。
以下、本考案に係る一の実施の形態を、図を参照しながら詳しく説明する。
また、本考案の技術的範囲は、クレームによって確定されるべきものであって、本実施の形態に基づいて限定的に解釈されるべきではない。
まず、図1から図4を用いて、一の実施形態に係る羽毛布団1の構成を説明する。
図1及び図2に示すように、羽毛布団1は、布地からなる表地21及び裏地22が、その外周において縫合されてなる袋体を有してなる。また、表地21及び裏地22は、縦境界部31及び横境界部32(以下、縦・横を区別する必要が無いときは、単に境界部31,32と記載する。)が格子状に形成されてなる。また、図3に示すように、境界部31,32によって形成されてなる複数の小室のそれぞれには、ひとまとまりのワタ41が充填されてなる。なお、羽毛布団1は立体キルトに形成されても好ましい。
袋体は、横150cm、縦210cmに構成されてなる。さらに、表地21及び裏地22は、ポリエステルが85質量%、綿が15質量%で形成されてなる。
図3に示すように、境界部31,32は、表地21と裏地22とを4cmの幅で離間させると共に、袋体を格子状に分け隔てて複数の小室を形成する中マチ33が設けられてなる。
また、例えば、境界部31,32は、表地21及び裏地22を縫合することにより形成しても良く、また、表地21及び裏地22を互いに溶着することにより形成しても良い。さらに、上述した立体キルト若しくは平体キルトに限られず、他のキルト構造を採用することもできる。
図4に示すように、ワタ41は、ダウンDが25質量%、フェザーFが25質量%、ポリエステル繊維Pが50質量%で混合されてなる。さらに、ダウンD及びフェザーFは、ワタ41の全体に亘って均一にポリエステル繊維Pと絡まり合ってなる。
上記の構成からなる羽毛布団1は、羽毛と、ポリエステル繊維Pとが混合されてなることから、高保温性、軽量性、吸湿性、放湿性、及び透湿性を享受することができると共に、安価で製造することができ且つ嵩高の十分にある布団となっている。
さらに、上述した吸い付き効果を奏し、羽毛布団1のベッドや敷布団等からの不意の離脱を抑制することができる。
さらに、ダウンD及びフェザーFからなる羽毛が、ポリエステル繊維Pと絡まり合ってなり、かつ、境界部31,32によって隔てられた小室に充填されてなることから、羽毛の分離若しくは移動が抑制され、側生地若しくは縫目からの羽毛の飛び出しを抑制することができる。
さらに、前述した羽毛とポリエステル繊維Pとの分離若しくは移動が抑制されることから、長期間にわたって高保温性、吸湿性、放湿性、透湿性、嵩高を保つことができ、長期間にわたって、羽毛布団1の品質の劣化を抑制することができる。
また、本実施形態では、ワタ41の素材の一つとしてポリエステル繊維Pを用いたが、他の合成繊維であるナイロン繊維、アクリル繊維等を用いてもよく、また綿繊維、レーヨン、指定外繊維を用いてもよい。
1 羽毛布団
21 表地
22 裏地
31 縦境界部
32 横境界部
33 中マチ
41 ワタ
P ポリエステル繊維
D ダウン
F フェザー

Claims (7)

  1. 羽毛と、合成繊維、綿繊維、レーヨン、及び指定外繊維から選択される繊維体とが混合されてなるワタが袋体の内部に充填されてなる羽毛布団。
  2. 羽毛と、合成繊維、綿繊維、レーヨン、及び指定外繊維から選択される繊維体とが混合されてなるワタが袋体の内部においてひとまとまりに充填されてなり、
    前記ワタの全体にわたって均一に前記羽毛が散在してなる羽毛布団。
  3. 羽毛と、合成繊維、綿繊維、レーヨン、及び指定外繊維から選択される繊維体とが混合されてなるワタが袋体の内部においてひとまとまりに充填されてなり、
    前記ワタの全体にわたって均一に前記羽毛が前記繊維体と絡まりあってなる羽毛布団。
  4. 袋体が複数の小室に隔てられてなる羽毛布団であって、
    前記小室には、
    羽毛と、合成繊維、綿繊維、レーヨン、及び指定外繊維から選択される繊維体とが混合されてなるワタがひとまとまりに充填されてなり、
    前記ワタの全体に亘って均一に前記羽毛が前記繊維体と絡まり合ってなる
    ことを特徴とする羽毛布団。
  5. 前記合成繊維はポリエステルであることを特徴とする、
    請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の羽毛布団。
  6. 前記ワタは、
    前記羽毛と、前記繊維体とがそれぞれ同質量で混合されてなることを特徴とする
    請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の羽毛布団。
  7. 前記ワタは、
    前記羽毛と、前記合成繊維、前記綿繊維、レーヨン、及び指定外繊維から選択される2以上の繊維の混合物とがそれぞれ同質量で混合されてなることを特徴とする
    請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の羽毛布団。
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