JP3138780U - 2層掛け布団 - Google Patents

2層掛け布団 Download PDF

Info

Publication number
JP3138780U
JP3138780U JP2007008465U JP2007008465U JP3138780U JP 3138780 U JP3138780 U JP 3138780U JP 2007008465 U JP2007008465 U JP 2007008465U JP 2007008465 U JP2007008465 U JP 2007008465U JP 3138780 U JP3138780 U JP 3138780U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
futon
cloth
silk cotton
feathers
comforter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2007008465U
Other languages
English (en)
Inventor
八一行 西川
Original Assignee
西川レベックス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 西川レベックス株式会社 filed Critical 西川レベックス株式会社
Priority to JP2007008465U priority Critical patent/JP3138780U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3138780U publication Critical patent/JP3138780U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bedding Items (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

【課題】詰物を適宜選択して詰め込んだ袋体を重ねて使用する掛け布団において、重ね合わされた布団の袋体が互いにずれを生じ、或いは空隙が生じ保持した保温空気を逸脱させるような事がない掛寝具を得る。
【解決手段】重ね合わせた2枚の側地6,7の間に襠布8aを設け、2枚の側地間に小区画を複数配し、小区画内に羽毛を充填してなる羽毛布団と、羽毛布団の一面の側地と、重ね合わせた2枚の側地と3枚の側地を襠布と当接しない位置で環状にキルトし、キルトされた3枚の側地の内羽毛布団と、他の重ね合わせた2枚の側地11,12との間にシルク綿を封入し、4枚の側地の外周縁をダブルステッチで縫合してなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、詰物を封入した側地よりなる袋体がずれを生ずることなく、重ねられている2層掛け布団に係る。
掛布団は就寝時身体を被い保温断熱の作用を発揮しているが、重量のあるものは寝苦しく、また軽量のものでは就寝中に移動し易く、寝具を剥いでしまうという事にもなる。そのため詰物の種類を変えた、例えば、図5に示す如く羊毛綿51を入れた側地袋体52と木綿綿53を入れた側地袋体54を適宜重ねて周縁部分55で一体に固定して、好ましい保温性重量感を得ようとするもの(特許文献1,2参照)などが知られている。
然し、これらの寝具は重ね合わせた布団の周縁部分55のみで一体となっているために、中央部分では重なり合っている側地同志は、自在に移動し、弛緩状態となり或いはよじれを生ずるような事になり、該部において暖められている空気を確保し保持する作用が見られなくなる事も生じている。
実開平1−126167号公報 実開昭49−113917号公報
本考案は上記の点に鑑みて、詰物を適宜選択して詰め込んだ袋体を重ねて使用する掛け布団において、重ね合わされた布団の袋体が互いにずれを生じ、或いは空隙が生じ保持した保温空気を逸散させるような事がない掛寝具を得ることを目的としている。
本考案2層掛け布団は、重ね合わせた2枚の側地の間に複数の襠布を交差して設け、2枚の側地間に小区画を複数配し、前記小区画内に羽毛を充填してなる第1の布団と、前記第1の布団の一面にシルク綿を重ねシルク綿を側地で被い、第1の布団のシルク綿側の側地とシルク綿とシルク綿を被う側地とを通して、前記第1の布団の襠布と当接しない位置で環状にキルトして第2の布団とし、前記第1,第2の布団の側地の外周縁をダブルステッチで縫合してなる。
本考案2層掛け布団は、重ね合わせた2枚の側地の間に複数の襠布を交差して設け、2枚の側地間に小区画を複数配し、前記小区画内に羽毛を充填してなる第1の布団と、前記第1の布団の一面にシルク綿を重ねシルク綿を側地で被い、第1の布団のシルク綿側の側地とシルク綿とシルク綿を被う側地とを通して、前記第1の布団の襠布と当接しない位置で環状にキルトして第2の布団とし、前記第1,第2の布団の側地の外周縁をダブルステッチで縫合してなるために、羽毛を封入した羽毛布団部分とシルク綿を綴じ込んだシルク綿布団部分との間にずれの生じることがなく、両布団間にだぶつき感が生じることもなく、布団が保持する寝床内の暖気を逸脱させることはない。
また、前記キルトは環状に施されているために通常の直線や波縫いより縫製が丈夫であり、かつ、審美感を得ることも出来る。然も、綿をキルトで押さえる箇所が少ないため綿の感触をより体感することが出来る。
また、羽毛を封入した第1の布団部分とシルク綿を封入した第2の布団部分とが両布団共通の側地で一体に構成されることにより、羽毛布団とシルク綿布団との異なる感触をリバーシブルで体得することが出来る。
本考案の2層掛け布団を図面と共に次に説明する。
図1は、本考案2層布団を構成する側地を示す概念図、図2は本考案2層布団の縦断面図、図3はリングキルトの配置図、図4は布団周縁部分の拡大断面図、図5は従来の2層布団の縦断面図である。
本考案2層布団1は羽毛或いは羽毛状に化合繊糸を膨化した塊状に屈折してなる羽毛状詰物2(以下羽毛と言う)を充填してなる第1の布団3とシルク綿,羊毛綿,化合繊綿,パンヤ等(以下シルク綿4と言う)を充填してなる第2の布団5とを一体に重ねてなるもので、その詳細を次に説明する。
羽毛2を充填する第1の布団3は側地6と側地7を有し、側地6の下面に適宜幅の帯状の襠布8を複数本交差させて縫着し襠布8により小区画室9aを構成する。そして、側地7の上面には適宜幅の帯状の襠布10を複数本交差させて縫着し襠布10により小区画室9bを構成する。上記側地6の下面に作られる小区画室9aと側地7の上面に作られる小区画室9bとは、襠布8,10の配置を全く同じにしているために、側地6と側地7とを重ねたときに襠布8と襠布10とは同位置となるので、襠布8の下端縁8aと襠布10の上端縁10aとを縫着することで2つの小区画室9aと9bとが連続して1つの区画室9を構成する。
各区画室9には羽毛2を封入するが、封入手段として例えば区画室9を構成した縦襠布8、10を二重にし(図示せず)各区画室9ごとに縦襠布8、10に切れ目(図示せず)を入れ、二重の縦襠布8、10の間に挿入した公知の羽毛導入管を前記切れ目から区画室9内に挿し込み羽毛を送り込むようにする等羽毛2の送り込み手段は適宜採用出来る。
前記第1の布団3の区画室9の縫製前に、第1の布団の側地7と、第1の布団と共通に使用する第2の布団5の詰物であるシルク綿4と、側地11と重ねた状態でリングキルト13を施している。
前記襠布8の下端縁8aと襠布10の上端縁10aとの縫合前に、襠布10を側地7に縫着した後に、側地7と側地11との間にシルク綿4を入れ四方をステッチしてシルク綿4を側地7,11に固定する。
次に側地12を加えて側地7,11,12を同時にリングキルト13を施し仕上げる。リングキルト13は、側地7に縫着されている襠布10に掛からない位置に二重の環状を画いて施すのが審美感を高める上で好ましい。次に小区画室9a,9bを突き合わせ区画室9を構成するよう小区画室9a,9bを構成する襠布8の下端縁8aと襠布10の上端縁10aを縫着し、側地6,7,11,12の周縁を図4に示す如く折り曲げダブルステッチ加工14すると共に、最後に前記の如く羽毛挿入パイプにより区画室9に羽毛を挿入し、区画室9を綴じて仕上げる。
上記構成によって本考案枕1は、側地6,7と襠布8,10からなり羽毛或いはそれに類似する詰物を詰めた第1の布団3と、側地7,11,12にシルク綿4を詰めた第2の布団5とからなる2層布団を構成するが、第1の布団3と第2の布団5とが側地7を共有することになり、その結果第1の布団3と第2の布団5とは完全に一体化され、使用中に第1,第2の布団間に空隙が出来、或るいは内部に保有されている暖気が逸散するような事態が発生することもなく、また布団によじれが生じたりすることもなく使用することが可能となった。
本考案布団にあっては、2枚の側地の間に襠布によって区画された小室に羽毛或いは羽毛様の詰物を配した袋体と、シルク綿の如きウエブ状の詰物を内在させた側地よりなる袋体とを重ね合わせ、重なり合った側地は共通の1枚としているために、内容の異なる2種の詰物を有する袋体を一体に構成出来リバーシブルで使用出来るので、布団のみでなくクッショク,マットレス等にも利用出来る。
本考案2層布団を構成する側地を示す分解図。 本考案2層布団の縦断面図。 リングキルトの配置図。 布団周縁部分の拡大断面図。 従来の2枚重ね布団の縦断面図。
符号の説明
1 2層布団
2 羽毛
3 第1の布団
4 シルク綿
5 第2の布団
6,7,11,12 側地
8,10 襠布
8a 襠布8の下端縁
9 区画室
9a,9b 小区画室
10a 襠布10の上端縁
13 リングキルト
14 ダブルステッチ加工

Claims (2)

  1. 重ね合わせた2枚の側地の間に複数の襠布を交差して設け、2枚の側地間に小区画を複数配し、前記小区画内に羽毛を充填してなる第1の布団と、前記第1の布団の一面にシルク綿を重ねシルク綿を側地で被い、第1の布団のシルク綿側の側地とシルク綿とシルク綿を被う側地とを通して、前記第1の布団の襠布と当接しない位置で環状にキルトして第2の布団とし、前記第1,第2の布団の側地の外周縁をダブルステッチで縫合してなる2層掛け布団。
  2. 環状のキルトは円を二重に画いたものとしたことを特徴とする請求項1記載の2層掛け布団。
JP2007008465U 2007-11-02 2007-11-02 2層掛け布団 Expired - Lifetime JP3138780U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007008465U JP3138780U (ja) 2007-11-02 2007-11-02 2層掛け布団

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007008465U JP3138780U (ja) 2007-11-02 2007-11-02 2層掛け布団

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3138780U true JP3138780U (ja) 2008-01-17

Family

ID=43289054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007008465U Expired - Lifetime JP3138780U (ja) 2007-11-02 2007-11-02 2層掛け布団

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3138780U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012133626A1 (ja) * 2011-03-31 2012-10-04 伊藤忠商事株式会社 複層式布団およびその製造方法
CN104886994A (zh) * 2015-06-08 2015-09-09 苏州威尔德工贸有限公司 一种立体轻薄的蚕丝被
CN113413046A (zh) * 2021-07-01 2021-09-21 浙江万翔寝具制品有限公司 一种羽绒蚕丝复合被及蚕丝被套

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012133626A1 (ja) * 2011-03-31 2012-10-04 伊藤忠商事株式会社 複層式布団およびその製造方法
CN104886994A (zh) * 2015-06-08 2015-09-09 苏州威尔德工贸有限公司 一种立体轻薄的蚕丝被
CN104886994B (zh) * 2015-06-08 2017-03-15 东莞市联洲知识产权运营管理有限公司 一种立体轻薄的蚕丝被
CN113413046A (zh) * 2021-07-01 2021-09-21 浙江万翔寝具制品有限公司 一种羽绒蚕丝复合被及蚕丝被套

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6745419B1 (en) Quilted-top featherbed
JP6736590B2 (ja) マットレス
US5299333A (en) Random flow down comforter with a restricted border region
KR20090052305A (ko) 분리형 지지 매트리스
EP1955617B1 (en) Domed comforter
US5855032A (en) Quilt
US20040068795A1 (en) Bedding and other articles having fill material
JP3138780U (ja) 2層掛け布団
JP2005143567A (ja) 多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッド、及びその製造方法
JPH10155623A (ja) 羽毛布団
JP3538793B2 (ja) 防寒シーツ
US11432665B2 (en) Patterned comforter
JP3222485U (ja) ベッド用羽毛掛け布団
JPH0518358U (ja) 掛け布団の構造
JP3014256U (ja) 二層布団
JP3029064U (ja) 敷寝具
JP3078506U (ja) 敷布団
JP6905798B2 (ja) 掛け布団
JP6940141B2 (ja) 掛け布団
JP3203480U (ja) 敷きパッド
JP3870342B2 (ja) 掛布団
JP3058576U (ja) 敷布団
JP3183332U (ja) 羽毛掛け布団
JP3127183U (ja) 箱型ベッドパッド
JP3103486U (ja) 寝具

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131219

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term