JP3224648B2 - 小型モータ - Google Patents

小型モータ

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JP3224648B2
JP3224648B2 JP26203293A JP26203293A JP3224648B2 JP 3224648 B2 JP3224648 B2 JP 3224648B2 JP 26203293 A JP26203293 A JP 26203293A JP 26203293 A JP26203293 A JP 26203293A JP 3224648 B2 JP3224648 B2 JP 3224648B2
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K13/00Structural associations of current collectors with motors or generators, e.g. brush mounting plates or connections to windings; Disposition of current collectors in motors or generators; Arrangements for improving commutation
    • H02K13/006Structural associations of commutators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R39/00Rotary current collectors, distributors or interrupters
    • H01R39/02Details for dynamo electric machines
    • H01R39/14Fastenings of commutators or slip-rings to shafts

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  • Power Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電動工具等に使
用される小型モータに関するものであり、特に電機子を
構成するコアと整流子との円周方向の相対位置決め精度
および回転子の軸方向の長さ寸法精度の向上が可能であ
ると共に、組立作業が容易である小型モータに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の小型モータの例を示す要
部断面正面図である。図10において、1はケースであ
り、例えば軟鉄のような金属材料により有底中空筒状に
形成され、内周面に例えばアークセグメント状に形成さ
れた永久磁石2を固着する。3はエンドキャップであ
り、例えば熱可塑性樹脂材料によって、前記ケース1の
開口部に嵌着され得るように形成する。次に4は回転子
であり、前記永久磁石2に対向する電機子5と整流子6
とからなり、各々ケース1およびエンドキャップ3に設
けられた軸受7,8によって回転自在に支持されてい
る。9は回転子4を貫通するシャフトである。
【0003】10はブラシアームであり、導電材料によ
り帯板状に形成され、自由端に前記整流子6の外周面と
摺動係合されるブラシ11を備え、エンドキャップ3内
に設けられる。なおエンドキャップ3内には、前記ブラ
シアーム10と電気的に接続されてなる1対のターミナ
ル12が、例えば止めねじ13によって固定されてお
り、外部直流電源からこのターミナル12を経由して、
ブラシアーム10、ブラシ11および整流子6を介して
電機子5に給電可能としてある。
【0004】上記の構成により、電機子5に電流が供給
されると、ケース1の内周面に固着された永久磁石2に
よって形成されている磁界中に存在する電機子5に回転
力が付与されるから、回転子4を回転させることがで
き、回転子4と一体に構成されているシャフト9を介し
て連結された各種回転工具等を駆動させることができる
のである。
【0005】図11は図10における整流子6の近傍を
示す要部拡大正面図、図12は図11における要部断面
図であり、(a),(b)は各々図11におけるA−A
線断面およびB−B線断面を示し、同一部分は前記図1
0と同一の参照符号で示す。図11および図12におい
て、14はコアであり、例えば薄鉄板を積層して形成さ
れ、巻線(図示せず)を巻装して電機子5を構成するも
のである。15はボス部、16はアーム、17は極片で
あり、夫々一体に形成される。18は凹溝であり、ボス
部15に設けられ、アーム16と円周方向の相対位置を
同一に形成される。この場合はアーム16、極片17お
よび凹溝18は夫々円周方向に等間隔に5個宛設けた例
である。
【0006】次に19は芯材であり、絶縁材料によって
中空円筒状に形成され、その外周に、横断面形状を円弧
状に形成され、コア14側の端縁に略U字状に形成され
たタング20を一体に設けた整流子片21を、スリット
22を介して円周方向に等間隔に固着して整流子6を構
成する。23は突起であり、芯材19のコア14側の端
面に芯材19と一体に設け、コア14に設けられた凹溝
18の何れか1個と圧入係合され得るように形成する。
【0007】上記の構成により、シャフト9にコア14
および整流子6を嵌装した後、図11において整流子6
の円周方向位置を、突起23がコア14の凹溝18(図
12(a)参照)の何れか1個と正対するように位置決
めした後、突起23を凹溝18内に圧入し、コア14と
整流子6の芯材19との端面を密着させれば、両者の位
置決め固定をすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成のもの
においては、コア14と整流子6との円周方向の相対位
置は、凹溝18への突起23の圧入によって確保される
のであるが、凹溝18および突起23の円周方向の幅寸
法には、所定寸法公差内であってもバラツキがあり、圧
入代の変動が発生し、凹溝18への突起23の圧入作業
が困難な場合がある。
【0009】このため、コア14と整流子6との密着が
不充分となったり、極端な場合には組立不可能となるこ
ともある。また上記圧入作業に際して、突起23の側面
が凹溝18の端縁によって削られたり、突起23が折損
することがあり、位置決め精度が低下したり、削り屑が
構成部材内に侵入することにより、モータ性能を低下さ
せるおそれがあるという問題点がある。
【0010】一方凹溝18と突起23との間にクリアラ
ンスを設けると、組立作業は容易になると共に、突起2
3の一部が凹溝18によって削られたり、突起23が折
損することは回避できるが、コア14と整流子6との間
に位相ずれが発生し、モータ性能、寿命にバラツキが発
生するという問題点がある。
【0011】また図10に示す軸受7,8間の回転子4
の軸方向長さ寸法Lは、シャフト9の突出寸法調整用の
ワッシャ24、スラスト受け用のブッシュ25、電機子
5を構成するコア14、整流子6および調整用のワッシ
ャ26の軸方向寸法の累積寸法によって決定され、従っ
て誤差も当然に重畳されて大となる。このため調整用の
ワッシャ26として、厚さ寸法の異なるものを数種類準
備しておき、これらを組合せて前記長さ寸法Lを調整す
るという煩雑な作業が必要であった。
【0012】本発明は、上記従来技術に存在する問題点
を解決し、電機子を構成するコアと整流子との円周方向
の相対位置決め精度および回転子の軸方向の長さ寸法精
度を向上させると共に、組立作業が容易である小型モー
タを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、金属材料により有底中空筒状に
形成されかつ内周面に永久磁石を固着してなるケース
と、前記永久磁石に対向する電機子と整流子とからなる
回転子と、前記ケースの開口部に嵌着されかつ前記整流
子と摺動係合されるブラシとこのブラシに電気的に接続
されてなるターミナルとを設けてなるエンドキャップと
からなり、前記ケースの底部とエンドキャップとに設け
られた軸受を介して前記回転子を回転自在に支持してな
る小型モータにおいて、電機子を構成するコアと整流子
との間に熱可塑性樹脂材料からなり中空円筒状に形成し
たスリーブをコアおよび整流子と同軸的にかつスリーブ
の端面の少なくとも一方に隙間を介在させて介装し、コ
アおよび整流子に少なくともスリーブの端面に臨む複数
個の凹溝を円周方向に等間隔に設け、スリーブの両端面
に前記凹溝の何れか1個と圧入係合される突起をスリー
ブと一体に設けると共に、これらの突起の中間部にスリ
ーブの軸線方向に沿う凹溝を設ける、という技術的手段
を採用した。
【0014】本発明において、コアおよび整流子に設け
る各々n個の凹溝のモータ軸線と直交する平面への投影
輪郭において、一方の凹溝が他方の凹溝の中間に存在す
るように形成し、スリーブの両端面に設ける各突起の前
記平面への投影輪郭の位置間の中心角ωを、 ω=((1+2m)/n)×180° (但し、mは0
を含む正の整数) とすることができる。
【0015】また、本発明において、コアおよび整流子
に設ける各々n個の凹溝のモータ軸線と直交する平面へ
の投影輪郭において、円周方向の相対位置が同一になる
ように形成し、スリーブの両端面に設ける各突起の前記
平面への投影輪郭の位置間の中心角ωを、 ω=m/n×360° (但し、mは0を含む正の整
数) とすることができる。
【0016】
【作用】上記の構成により、スリーブの両端面に突設し
た突起には、中間部に設けた凹溝によって弾性が付与さ
れるから、コアおよび整流子に設けた凹溝内に圧入係合
する場合においても、圧入係合状態を維持したまま突起
を若干量弾性変形させることができ、コアと整流子の組
立作業が容易になる。またスリーブとコアおよび整流子
との少なくとも一方の端面には隙間が存在する状態で仮
組立が行なわれるから、回転子の軸方向長さ寸法の調整
作業もまた極めて容易であり、寸法精度の向上が図れ
る。なおスリーブとコアおよび整流子との間は、上記仮
組立完了後において、接着剤等によって強固に固着する
ため、剛性および耐久性を所定の仕様に適合させ得る。
【0017】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す要部正面図、図
2は図1における整流子を示す拡大説明図であり、
(a)は左端面、(b)は正面を示し、図3は図1にお
けるコアを示す右側面図、図4は図1におけるスリーブ
を示す拡大説明図であり、(a)は左側面、(b)は正
面を示し、図5は図4における突起の近傍を示す要部拡
大斜視図であり、同一部分は前記図10ないし図12と
同一の参照符号で示す。
【0018】図1において、30はスリーブであり、熱
可塑性樹脂材料により中空円筒状に形成し、後述するよ
うに形成し、コア14と整流子6との間に隙間g1 ,g
2 を介在させて介装する。なお、これらの隙間g1 ,g
2 は、スリーブ30の少なくとも一方の端面に介在させ
るようにすればよい。図2において、整流子6の左側面
(図1におけるスリーブ30との対向面)には、スリッ
ト22と同一の円周方向位置に複数個の凹溝31を設け
る。32はシャフト穴である。図3において33はシャ
フト穴であり、前記シャフト穴32と共に、図1に示す
シャフト9に嵌挿可能に形成する。
【0019】次に図4および図5において、スリーブ3
0にはシャフト穴34を設け、前記図1に示すシャフト
9に嵌挿可能に形成する。35は突起であり、スリーブ
30の両端面に一体に設ける。なお突起35の円周方向
の幅寸法Wは、前記図2および図3に示す凹溝31,1
8内に圧入係合され得るように設定する。次に突起35
の中間部には、スリーブ30の軸線方向に沿う凹溝36
を設ける。37は傾斜部であり、突起35の外側面先端
部に形成する。
【0020】上記の構成により、図1に示すようにシャ
フト9にコア14、スリーブ30および整流子6を嵌挿
し、スリーブ30に設けた突起35(図4参照)が、図
2および図3に示す整流子6に設けた凹溝31およびコ
ア14に設けた凹溝18の各々何れか1個と正対するよ
うに位置決めし、突起35を凹溝31,18内に圧入す
れば、コア14と整流子6との円周方向の位置決め仮組
立を行ない得る。なお前記図10に示す回転子4の軸方
向長さ寸法を所定寸法に設定するには、図1に示す隙間
1 ,g2 (g1 ≠g2 でもよい)の調整によって容易
に行ない得る。上記仮組立後において、スリーブ30と
コア14および整流子6との間は、接着剤等によって強
固に固着した後、コア14に所定の巻線を巻装すると共
に、整流子6との電気的接続を行なう。
【0021】図6は図4におけるスリーブ30の両端面
に設ける突起35の相対位置としてとり得る例を示す端
面図である。図6において、破線にて示す突起35aは
例えば前記図3に示すコア14の凹溝18の最上部のも
のに圧入係合されるものを示し、実線にて示す突起35
bは前記図2に示す整流子6の凹溝31に圧入係合され
るものを示している。すなわち突起35a,35b間の
相対位置の中心角は、前記図4(a)に示す180°の
他に、図6に示すように形成しても、図2および図3に
示す整流子6とコア14との相対位置に位置決めするこ
とができる。
【0022】図2および図3に示す整流子6とコア14
とに設けられる凹溝31と凹溝18との関係、すなわち
モータ軸線と直交する平面への投影状態において、凹溝
31と凹溝18とが互いに他方の中間に存在するような
態様のものにおいては、一般にn個の凹溝を有するもの
の場合、図6に示すスリーブ30に設ける突起35a,
35b間の相対位置の中心角は、次のように表すことが
できる。
【0023】すなわち突起35aを基準としてこれに対
する突起35bの時計方向の中心角をωとすると、 ω=((1+2m)/n)×180° ・・・・・・・ (1) 但し、mは0を含む正の整数 となり、これらの何れかを選定することができる。
【0024】図7は本発明の他の実施例におけるコアお
よび整流子に設けた凹溝の相対位置関係を示す要部端面
図であり、(a)はコアの要部端面、(b)は整流子の
要部端面を示し、同一部分は前記図2および図3と同一
の参照符号にて示す。図7に示すものは各々凹溝18,
31が3個であり、かつ円周方向の相対位置が同一のも
のである。このような態様においても、前記図4および
図5に示すスリーブ30を使用してコア14と整流子6
との位置決めを行なうことができる。
【0025】図8は図7におけるコア14と整流子6と
の位置決めに適用するスリーブ30の例を示す端面図で
あり、同一部分は前記図6と同一の参照符号で示す。図
8から明らかなように、この場合はスリーブ30に設け
る突起35aと突起35bとの相対位置の中心角は12
0°以外にはない。
【0026】図7に示すような凹溝18と凹溝31との
関係にある態様において、一般にn個の凹溝を有するも
のの場合、図8に示すスリーブ30に設ける突起35
a,35b間の相対位置の中心角ωは、前記(1)式と
同様に求めると、 ω=m/n×360° ・・・・・・・・・・・・・・ (2) となり、これらの何れかを選定できる。
【0027】図9は本発明の更に他の実施例における小
型モータの要部横断面図であり、同一部分は前記図10
と同一の参照符号で示す。図9に示すものは、ケース1
の永久磁石2の端縁側の外形寸法を、永久磁石2を固着
した側の外形寸法より小に形成した、俗称「フラット
型」と称されるものである。このような仕様の小型モー
タにおいては、ブラシアーム10の有効長および電機入
力を確保するために、図9に示すようにブラシ11,1
1の中心を結ぶ線と、永久磁石2,2間の中心線とのな
す角をθに設定する。
【0028】従って回転子と整流子(何れも図示せず、
図10における符号4,6を参照)との間にθの位相差
を設ける必要がある。すなわち図9において整流子を時
計方向にθだけ進ませる必要がある。このような仕様の
小型モータにおいても前記図6および図8に示すような
スリーブ30を使用することができるが、両図における
突起35a,35b間の相対位置の中心角ωは、次のよ
うに設定する必要がある。
【0029】 ω=((1+2m)/n)×180°+θ ・・・・・ (3) ω=m/n×360°+θ ・・・・・・・・・・・・ (4) 本実施例においては、スリーブ30の両端面に設ける突
起35のモータ軸線と直交する平面への投影輪郭におい
て、コア14の凹溝18に圧入係合される突起35aを
基準にして、前記平面上における中心角ωを設定した例
を示したが、整流子6の凹溝31に圧入係合される突起
35bを基準にしてもよい。上記中心角ωは、スリーブ
30の成形用金型における突起35a、35b成形用キ
ャビティの相対位置の設定により適宜に選定できる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上記述するような構成およ
び作用であるから、下記の効果を奏し得る。
【0031】(1) 電機子を構成するコアと整流子との円
周方向の位置決め精度を向上させることができ、両者間
の位相ずれを防止し、モータ性能、寿命の安定した小型
モータが得られる。
【0032】(2) 回転子の軸方向長さ寸法精度を向上さ
せることができると共に、軸受との間の軸方向間隙寸法
を小さくすることができるため、振動、機械的ノイズを
減少させ得る。
【0033】(3) スリーブの両端面に設けた突起に弾性
変形機能が付与されるため、コアと整流子の組立作業が
容易かつ確実に行なわれ得る。 (4) (3)に関連して、従来経験された組立作業におけ
る突起の削り屑の発生、突起の折損事故等がなくなり、
生産性を向上させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部正面図である。
【図2】図1における整流子を示す拡大説明図であり、
(a)は左端面、(b)は正面を示す。
【図3】図1におけるコアを示す右側面図である。
【図4】図1におけるスリーブを示す拡大説明図であ
り、(a)は左側面、(b)は正面を示す。
【図5】図4における突起の近傍を示す要部拡大斜視図
である。
【図6】図4におけるスリーブ30の両端面に設ける突
起35の相対位置としてとり得る例を示す端面図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例におけるコアおよび整流子
に設けた凹溝の相対位置関係を示す要部端面図であり、
(a)はコアの要部端面、(b)は整流子の要部端面を
示す。
【図8】図7におけるコア14と整流子6との位置決め
に適用するスリーブ30の例を示す端面図である。
【図9】本発明の更に他の実施例における小型モータの
要部横断面図である。
【図10】従来の小型モータの例を示す要部断面正面図
である。
【図11】図10における整流子6の近傍を示す要部拡
大正面図である。
【図12】 図11における要部断面図であり、
(a),(b)は各々図11におけるA−A線断面およ
びB−B線断面を示す。
【符号の説明】
6 整流子 14 コア 18,31,36 凹溝 30 スリーブ 35,35a,35b 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 23/00 H02K 13/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属材料により有底中空筒状に形成され
    かつ内周面に永久磁石(2)を固着してなるケース
    (1)と、前記永久磁石(2)に対向する電機子(5)
    と整流子(6)とからなる回転子(4)と、前記ケース
    (1)の開口部に嵌着されかつ前記整流子(6)と摺動
    係合されるブラシ(11)とこのブラシ(11)に電気
    的に接続されてなるターミナル(12)とを設けてなる
    エンドキャップ(3)とからなり、前記ケース(1)の
    底部とエンドキャップ(3)とに設けられた軸受
    (7)、(8)を介して前記回転子(4)を回転自在に
    支持してなる小型モータにおいて、 電機子(5)を構成するコア(14)と整流子(6)と
    の間に熱可塑性樹脂材料からなり中空円筒状に形成した
    スリーブ(30)をコア(14)および整流子(6)と
    同軸的にかつスリーブ(30)の端面の少なくとも一方
    に隙間を介在させて介装し、コア(14)および整流子
    (6)に少なくともスリーブ(30)の端面に臨む複数
    個の凹溝(18)、(31)を円周方向に等間隔に設
    け、スリーブ(30)の両端面に前記凹溝(18)、
    (31)の何れか1個と圧入係合される突起(35)を
    スリーブ(30)と一体に設けると共に、これらの突起
    (35)の中間部にスリーブ(30)の軸線方向に沿う
    凹溝(36)を設けたことを特徴とする小型モータ。
  2. 【請求項2】 コア(14)および整流子(6)に設け
    る各々n個の凹溝(18)、(31)のモータ軸線と直
    交する平面への投影輪郭において、一方の凹溝((1
    8)または(31))が他方の凹溝((31)または
    (18))の中間に存在するように形成し、スリーブ
    (30)の両端面に設ける各突起(35)の前記平面へ
    の投影輪郭の位置間の中心角ωを、 ω=((1+2m)/n)×180° (但し、mは0
    を含む正の整数) としたことを特徴とする請求項1記載の小型モータ。
  3. 【請求項3】 コア(14)および整流子(6)に設け
    る各々n個の凹溝(18)、(31)のモータ軸線と直
    交する平面への投影輪郭において、円周方向の相対位置
    が同一になるように形成し、スリーブ(30)の両端面
    に設ける各突起(35)の前記平面への投影輪郭の位置
    間の中心角ωを、 ω=m/n×360° (但し、mは0を含む正の整
    数) としたことを特徴とする請求項1記載の小型モータ。
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