JP3224558B2 - バルブユニット - Google Patents

バルブユニット

Info

Publication number
JP3224558B2
JP3224558B2 JP12100191A JP12100191A JP3224558B2 JP 3224558 B2 JP3224558 B2 JP 3224558B2 JP 12100191 A JP12100191 A JP 12100191A JP 12100191 A JP12100191 A JP 12100191A JP 3224558 B2 JP3224558 B2 JP 3224558B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control fluid
valve
fluid collecting
valve unit
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP12100191A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05203075A (ja
Inventor
朝彦 片桐
正宏 俵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koganei Corp
Original Assignee
Koganei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koganei Corp filed Critical Koganei Corp
Priority to JP12100191A priority Critical patent/JP3224558B2/ja
Publication of JPH05203075A publication Critical patent/JPH05203075A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3224558B2 publication Critical patent/JP3224558B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve Housings (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバルブユニットに関し、
たとえば複数の間接作動方式のバルブが集合されて構成
されるバルブユニットなどに適用して有効な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば、この種のバルブユニットとし
て、主軸が軸孔に軸方向に沿って変位自在に収容され、
この主軸の変位によって流路が切り換えられる主バルブ
部と、パイロット弁の開閉作動により補助流体圧を制御
して前記主軸を作動させるパイロット部およびこのパイ
ロット部に同軸的に結合され、前記パイロット弁を開閉
作動させるソレノイド部からなる操作部と、前記主バル
ブ部および前記操作部からなる間接作動方式のバルブが
複数搭載されるマニホールドベースとを備えているもの
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うなバルブユニットにおける各バルブは、軸方向の長さ
の比較的大きい主バルブ部および操作部が互いに同軸的
に結合されて構成されているため、各バルブの軸方向の
長さが大きくなり、この結果、バルブユニット自体の小
形化や省スペース化が妨げられている。このような問題
点は、主バルブに対する制御流体用集合部と配管用集合
部とが一体化されてマニホールドベースが構成されてい
ることによっても生じる。さらに、前記した構成などか
ら、配管や配線の取付作業の合理化ないし作業性の向上
が妨げられている。
【0004】本発明の目的は、バルブユニット自体の小
形化や省スペース化、配管や配線の取付作業の合理化な
いし作業性の向上を図ることができるバルブユニットを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のバルブユニット
は、入力流路と排出流路とが形成された厚肉板状の制御
流体用集合部と、前記制御流体用集合部の表面に平行な
主軸を軸方向に変位自在に収容するとともに前記主軸の
変位によって前記入力流路および前記排出流路に切り換
えられて連通する出力ポートを有し、前記制御流体用集
合部の一方面に搭載される複数の主バルブ部と、パイロ
ット流路を開閉して前記主軸を作動させるパイロット
弁、および前記パイロット弁に同軸的に結合され前記パ
イロット弁を前記主軸と平行な方向に開閉作動させるソ
レノイド部を有し、前記制御流体用集合部の反対面に搭
載される複数の操作部とを備え、複数の前記主バルブ部
と複数の前記操作部とをそれぞれ前記制御流体用集合部
の両面に幅方向に重合して前記制御流体用集合部に搭載
したことを特徴とする。
【0006】本発明のバルブユニットは、それぞれの前
記主バルブの前記出力ポートに接続される配管用ポート
が形成され、前記制御流体用集合部の前記一方面に設け
られる配管集合部を有することを特徴とする。本発明の
バルブユニットは、それぞれの前記ソレノイド部の端子
に接続される配線基板と、前記制御流体用集合部の前記
反対面に設けられ、前記配線基板を被覆する配線カバー
とを有することを特徴とする。
【0007】本発明のバルブユニットによれば、複数の
バルブが主バルブ部と操作部とに分割され、それぞれの
主バルブ部は制御流体用集合部の一方面に搭載され、そ
れぞれの操作部は制御流体用集合部の反対面に搭載され
ているので、主バルブと操作部とが厚肉板状の制御流体
用集合部の両面に搭載されることになり、バルブユニッ
ト自体の小形化や省スペース化を図ることができる。本
発明のバルブユニットによれば、制御流体用集合部の一
方面に設けられる配管集合部には主バルブ部の出力ポー
トに接続される配管用ポートが形成されており、配管集
合部への集中配管により、配管の取付作業の合理化ない
し作業性の向上を図ることができ、さらに配管集合部は
前記主バルブ部をはさんで制御流体用集合部に重合され
ることからバルブユニット自体の小形化や省スペース化
を図ることができる。
【0008】また、本発明のバルブユニットによれば、
ソレノイドの端子に接続される配線基板を覆う配線カバ
ーが制御流体用集合部の反対面に取り付けられるように
なっており、配線集合部への集中配線により、配線の取
付作業の合理化ないし作業性の向上を図ることができ、
またこの配線集合部は前記操作部をはさんで制御流体用
集合部に重合されることから、バルブユニット自体の小
形化や省スペース化を図ることができる。
【0009】
【実施例1】図1は本発明の一実施例であるバルブユニ
ットを示す断面図である。本実施例のバルブユニットに
集合される各バルブは、圧縮空気などの流体圧用方向制
御バルブとされている。またその各バルブは、間接作動
方式の電磁バルブとされている。各バルブは、四角柱状
の主バルブ部1と、互いに同軸的に結合されたパイロッ
ト部2およびソレノイド部3からなる四角柱状の操作部
4とが互いに分離されて構成されている。
【0010】主バルブ部1は、内部に受圧面積の大きい
第1駆動ピストン5が収容されている第1駆動ピストン
部6と、内部に第1駆動ピストン5の受圧面積より小さ
い第2駆動ピストン7が収容されている第2駆動ピスト
ン部8と、第1駆動ピストン部6および第2駆動ピスト
ン部8間に介在されているとともに、内部の軸孔9に主
軸10が収容され、該主軸10が第1駆動ピストン5お
よび第2駆動ピストン部7の操作力によって軸方向に沿
って変位することにより流路が切り換えられる主軸部1
1とを有し、第1駆動ピストン部6と第2駆動ピストン
部8と主軸部11とが互いに同軸的に結合されて構成さ
れている。また、主バルブ部1の一側面側には、配管が
接続される出力ポート12A,12Bが開設され、主バ
ルブ部1の他側面側には、入力ポート13および排出ポ
ート14A,14Bが開設されている。
【0011】このような構造からなる主バルブ部1は、
肉厚板状の制御流体用集合部15の一方面つまり図1に
おいては下側の面にシート状のシール部材22を介して
複数個搭載されており、それぞれの主バルブ部1は主軸
10の変位方向に対して直角方向つまり幅方向に重合し
ている。制御流体用集合部15には、搭載される主バル
ブ部1の個数に応じて入力ポート20および排出ポート
21A,21Bが複数組開設され、この入力ポート20
および排出ポート21A,21Bに、主バルブ部1の入
力ポート13および排出ポート14A,14Bが夫々接
続されている。制御流体用集合部15の入力ポート20
および排出ポート21A,21Bは、各主バルブ部1に
共通する入力流路23および排出流路24A,24Bに
集合されている。また、制御流体用集合部15には、第
1駆動ピストン5が収容されている第1シリンダ室16
に連通する第1パイロット流路17と、第2駆動ピスト
ン部8が収容されている第2シリンダ室18に連通する
第2パイロット流路19とが主バルブ部1の個数に対応
して複数組形成されている。
【0012】次に、主バルブ部1が搭載された制御流体
用集合部15の反対面つまり図1においては上側の面に
は、操作部4がシート状のシール部材25Aを介して主
バルブ部1の個数に対応して複数個搭載されており、そ
れぞれの操作部4は可動鉄心32の作動方向に対して直
角方向つまり幅方向に重合している。
【0013】操作部4のパイロット部2には、パイロッ
ト流路25,26,27が夫々形成されている。パイロ
ット流路25は、制御流体用集合部15のパイロット流
路17を通じて主バルブ部1のシリンダ室16に夫々連
通され、パイロット流路26は、制御流体用集合部15
の排出流路24Aに連通され、パイロット流路27は、
制御流体用集合部15の入力流路23および主バルブ部
1のシリンダ室18に夫々連通されている。操作部4の
パイロット部2内のフラッパ室28には、パイロット流
路26を開閉するパイロット弁としてのフラッパ29が
軸方向に沿って変位自在に収容され、このフラッパ29
はスプリング30によりソレノイド部3側に付勢されて
いる。
【0014】一方、操作部4のソレノイド部3は、ソレ
ノイド室31に軸方向に沿って変位可能に収容されてい
る可動鉄心32と、この可動鉄心32が接離する固定鉄
心33と、可動鉄心32をパイロット流路27側に付勢
しているスプリング34と、ソレノイドコイル3Aなど
によって構成されている。フラッパ室28とソレノイド
室31とは、プランジャピン35が遊挿されている連通
路36を通じて互いに連通され、このプランジャピン3
5を介してフラッパ29と可動鉄心32とが連関されて
いる。
【0015】次に、このような構造からなるマニホール
ドユニットの作用について説明する。たとえば、ソレノ
イド部3の非励磁状態である図1に示す状態において、
制御流体としての圧縮空気などの流体圧が制御流体用集
合部15の入力流路23に供給されると、該流体圧が制
御流体用集合部15の第2パイロット流路19を通じて
主バルブ部1のシリンダ室18に導入され第2駆動ピス
トン7に作用することにより、主軸10が同図に示す状
態に維持され、また該流体圧が制御流体用集合部15の
入力ポート20,主バルブ部1の入力ポート13,出力
ポート12Bを通じて所定の流体圧作動機器(図示せ
ず)に供給される。また、その流体圧作動機器から排出
された流体圧が出力ポート12A,排出ポート14A,
21Aを通じて排出流路24Aに集合されて外部に排出
されるとともに、シリンダ室16に残存していた流体圧
が第1パイロット流路17,パイロット流路25,フラ
ッパ室28,パイロット流路26を通じて排出流路24
Aに集合されて外部に排出される。
【0016】次いで、ソレノイド部3を励磁状態とする
と、可動鉄心32がスプリング34の付勢力に抗して固
定鉄心33側に変位しパイロット流路27が開かれ、他
方、フラッパ29がスプリング30の付勢力によりパイ
ロット流路26側に変位し該パイロット流路26を閉じ
る。入力流路23に供給されている流体圧は、パイロッ
ト流路27,ソレノイド室31,連通路36,フラッパ
室28,パイロット流路25,第1パイロット流路17
を通じてシリンダ室16に導入され第1駆動ピストン5
に作用することにより、第1駆動ピストン5,第2駆動
ピストン7,主軸10が図1に示す状態から第2シリン
ダ室18側に変位する。この変位により、非接続状態で
あった入力ポート13と出力ポート12Aおよび排出ポ
ート14Bと出力ポート12Bが夫々接続され、接続状
態であった入力ポート13と出力ポート12Bおよび排
出ポート14Aと出力ポート12Aが非接続状態とされ
て流路が切り換えられる。
【0017】この流路の切り換えにより、入力流路23
の流体圧が入力ポート13,出力ポート12Aを通じて
所定の流体圧作動機器(図示せず)に供給されるととも
に、その流体圧作動機器から排出された流体圧が出力ポ
ート12B,排出ポート14Bを通じて排出流路24B
に集合されて外部に排出される。
【0018】本実施例のバルブユニットは、前記したよ
うに作動されるが、この場合に、本実施例のバルブユニ
ットにおいては、互いに分割されている主バルブ部1お
よび操作部4が、図示するように、制御流体用集合部1
5の両面にそれぞれ短手方向つまり幅方向に重合して搭
載されているので、バルブユニット自体の小形化や省ス
ペース化を図ることができる。
【0019】
【実施例2】図2は本発明の他の実施例であるバルブユ
ニットを示す断面図、図3はそのバルブユニットの分解
斜視図、図4は図3に示すバルブユニットを背面側から
見た分解斜視図である。図4に示すように、主バルブ部
1は、一端部側の制御流体用集合部15からの高さ方向
の幅員W1 と、他端部側の高さ方向の幅員W2 とが同一
の幅員とされているが、一端部側の幅方向の幅員W3
他端部側の幅歩行の幅員W4 より略1/2小さく形成さ
れている。そして、図4に示すように、主バルブ部1の
幅が小さい側を制御流体用集合部15の中央部に位置さ
せるとともに、幅が大きい側を制御流体用集合部15の
側面側に位置させて主バルブ部1を搭載すると、主バル
ブ部1の幅が小さい側がオーバーラップするように隣接
されて配置される。このような配置により、主バルブ部
1の幅方向におけるバルブユニットの長さW5 が小さく
され、バルブユニット自体の小形化や省スペース化が図
られている。
【0020】次に、この実施例2のバルブユニットは、
図2に示すように、各主バルブ部1に対する配管が集合
される肉厚板状の配管集合部40を備えている。配管集
合部40は、主バルブ部1にシート部材41を介して重
合するようにして制御流体用集合部15に取り付けられ
る。配管集合部40には、各主バルブ部1の出力ポート
12A,12Bの組数に対応して複数組の配管用ポート
42A,42Bが開設され、この配管用ポート42A,
42Bに各主バルブ部1の出力ポート12A,12Bが
夫々接続されるようになっている。また、配管集合部4
0が制御流体用集合部15に取り付けられて各主バルブ
部1を該制御流体用集合部15側に押さえ付けることに
より、各主バルブ部1が該制御流体用集合部15に固定
される構造とされている。
【0021】このため、図4に示すように、配管集合部
40の隅角部に、止めねじ43が貫通する貫通孔(図示
せず)が形成されているとともに、制御流体用集合部1
5の隅角部に、その止めねじ43が締結されるねじ孔4
3Aが形成され、配管集合部40の貫通孔を貫通した止
めねじ43がねじ孔43Aに締結されることにより、配
管集合部40が制御流体用集合部15に取り付けられる
ようになっている。図3に示すように、各操作部4は各
主バルブ部1の配置に対応して互い違いに制御流体用集
合部15に配置されている。
【0022】次に、この実施例2のバルブユニットにお
いては、ソレノイド部3用の配線基板44と、この配線
基板44を被覆して保護する配線カバー45とからなる
配線集合部46を備え、この配線集合部46に各ソレノ
イド部3に対する配線が集合される構造とされている。
前記配線基板44には、各ソレノイド部3の端子47に
接続されるプリント配線48と、各ソレノイド部3の作
動状態を表示する表示灯49と、ねじ50によって配線
カバー45に取り付けるための取着孔51などが形成さ
れている。
【0023】一方、前記配線カバー45には、各表示灯
49が露呈される表示窓52と、各ソレノイド部3に配
設されている手動操作用ボタン53、すなわち、手動に
よる押し込みにより可動鉄心32を作動させる手動操作
用ボタン53が突出される突出孔54などが形成されて
いる。このような配線集合部46は制御流体用集合部1
5に取り付けられている構造とされている。このため、
図3に示すように、配線カバー45の隅角部には、止め
ねじ55が貫通する貫通孔(図示せず)が形成されてい
るとともに、制御流体用集合部15の隅角部には、その
止めねじ55が締結されるねじ孔56が形成され、配線
カバー45の貫通孔を貫通した止めねじ55がねじ孔5
6に締結されることにより、配管集合部40が制御流体
用集合部15に取り付けられるようになっている。
【0024】次に、このようにして、制御流体用集合部
15に取り付けられた配管集合部40の上下側には、配
線基板44のプリント配線48に電気的に接続されるコ
ネクタ57およびこのコネクタ57が取り出される直線
ダクト部材58と、バルブユニット自体の取付用の取付
金具59とが夫々配設される構造とされている。
【0025】このような構造からなる実施例2のバルブ
ユニットによれば、各主バルブ部1の出力ポートに接続
される配管用ポートが形成された配管集合部40を有す
るので、その配管集合部40への集中配管により、配管
の取付作業の合理化ないし作業性の向上を図ることがで
き、しかもこの配管集合部40は制御流体用集合部15
に主バルブ部をはさんで重合されるため、バルブユニッ
ト自体の小形化や省スペース化が妨げられない。また、
各ソレノイドの端子に接続される配線基板44とこれを
覆う配線カバー45とからなる配線集合部46を有する
ので、その配線集合部46への集中配管により、配線の
取付作業の合理化ないし作業性の向上を図ることがで
き、しかもこの配線集合部46は制御流体用集合部15
に操作部をはさんで重合されるようになっているため、
バルブユニット自体の小形化や省スペース化が妨げられ
ない。
【0026】
【実施例3】図5は本発明のさらに他の実施例であるバ
ルブユニットを示す断面図である。この実施例3のバル
ブユニットは、前記した実施例2のバルブユニットにお
ける配線集合部46が省略されているものであり、その
他の構造においては前記した実施例2のバルブユニット
の構造と異ならない。
【0027】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は実施例1〜
3に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえ
ば、前記実施例1においては、操作部4と制御流体用集
合部15と主バルブ部1との順に重合され、前記実施例
2においては、配線集合部46と操作部4と制御流体用
集合部15と主バルブ部1と配管集合部40の順に重合
され、前記実施例3においては、操作部4と制御流体用
集合部15と主バルブ部1と配管集合部40の順に重合
されて各バルブユニットが構成されているが、本発明の
バルブユニットはそのような各部の順の組合せによる重
合に限定されるものではない。また、前記実施例1,3
のバルブを前記実施例2のバルブユニットと同様に配置
することも可能である。
【0028】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0029】(1).本発明のバルブユニットの構造によれ
ば、制御流体用集合部の一方面に主バルブ部が搭載さ
れ、反対面には操作部が搭載されているので、バルブは
主バルブ部と操作部とに分割されて制御流体用集合部の
両面に搭載されることになり、バルブユニット自体の小
形化や省スペース化を図ることができる。
【0030】(2).本発明によれば、各主バルブ部に対す
る配管が集合される配管集合部を備え、この配管集合部
が制御流体用集合部の一方面に主バルブ部を覆うように
設けられているので、その配管集合部への集中配管によ
り、配管の取付作業の合理化ないし作業性の向上を図る
ことができ、主バルブ部を覆うようになった配管集合部
を用いたことによりバルブユニット自体の小形化や省ス
ペース化が妨げられない。
【0031】(3).各ソレノイド部に対する配線が集合さ
れる配線集合部を備え、この配線集合部が制御流体用集
合部の反対面に操作部を覆うように設けられるようにな
っているので、その配線集合部への集中配線により、配
線の取付作業の合理化ないし作業性の向上を図ることが
でき、操作部を覆うようになった配線集合部を用いたこ
とによりバルブユニット自体の小形化や省スペース化が
妨げられない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるバルブユニットを示す
断面図である。
【図2】本発明の他の実施例であるバルブユニットを示
す断面図である。
【図3】そのバルブユニットの分解斜視図である。
【図4】図3に示すバルブユニットを背面側から見た分
解斜視図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例であるバルブユニッ
トを示す断面図である。
【符号の説明】
1 主バルブ部 2 パイロット部 3 ソレノイド部 3A ソレノイドコイル 4 操作部 5 第1駆動ピストン 6 第1駆動ピストン部 7 第2駆動ピストン 8 第2駆動ピストン部 9 軸孔 10 主軸 11 主軸部 12A 出力ポート 12B 出力ポート 13 入力ポート 14A 排出ポート 14B 排出ポート 15 制御流体用集合部 16 第1シリンダ室 17 第1パイロット流路 18 第2シリンダ室 19 第2パイロット流路 20 入力ポート 21A 排出ポート 21B 排出ポート 22 シール部材 23 入力流路 24A 排出流路 24B 排出流路 25A シール部材 25 パイロット流路 26 パイロット流路 27 パイロット流路 28 フラッパ室 29 フラッパ 30 スプリング 31 ソレノイド室 32 可動鉄心 33 固定鉄心 34 スプリング 35 プランジャピン 36 連通路 40 配管集合部 41 シート部材 42A 配管用ポート 42B 配管用ポート 43 止めねじ 43A ねじ孔 44 配線基板 45 配線カバー 46 配線集合部 47 端子 48 プリント配線 49 表示灯 50 ねじ 51 取着孔 52 表示窓 53 手動操作用ボタン 54 突出孔 55 止めねじ 56 ねじ孔 57 コネクタ 58 直線ダクト部材 59 取付金具 W1 幅員 W2 幅員 W3 幅員 W4 幅員 W5 長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 27/00 F16K 31/06 F16K 31/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力流路と排出流路とが形成された厚肉
    板状の制御流体用集合部と、前記制御流体用集合部の表面に平行な主軸を軸方向に変
    位自在に 収容するとともに前記主軸の変位によって前記
    入力流路および前記排出流路に切り換えられて連通する
    出力ポートを有し、前記制御流体用集合部の一方面に搭
    載される複数の主バルブ部と、 パイロット流路を開閉して前記主軸を作動させるパイロ
    ット弁、および前記パイロット弁に同軸的に結合され前
    記パイロット弁を前記主軸と平行な方向に開閉作動させ
    るソレノイド部を有し、前記制御流体用集合部の反対面
    に搭載される複数の操作部とを備え、 複数の前記主バルブ部複数の前記操作部とをそれぞれ
    前記制御流体用集合部の両面に幅方向に重合して前記制
    御流体用集合部に搭載したことを特徴とするバルブユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 それぞれの前記主バルブの前記出力ポー
    トに接続される配管用ポートが形成され、前記制御流体
    用集合部の前記一方面に設けられる配管集合部を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のバルブユニット。
  3. 【請求項3】 それぞれの前記ソレノイドの端子に接
    続される配線基板と、前記制御流体用集合部の前記反対
    面に設けられ、前記配線基板を被覆する配線カバーとを
    有することを特徴とする請求項1または2記載のバルブ
    ユニット。
JP12100191A 1991-05-27 1991-05-27 バルブユニット Expired - Lifetime JP3224558B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12100191A JP3224558B2 (ja) 1991-05-27 1991-05-27 バルブユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12100191A JP3224558B2 (ja) 1991-05-27 1991-05-27 バルブユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05203075A JPH05203075A (ja) 1993-08-10
JP3224558B2 true JP3224558B2 (ja) 2001-10-29

Family

ID=14800328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12100191A Expired - Lifetime JP3224558B2 (ja) 1991-05-27 1991-05-27 バルブユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3224558B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05203075A (ja) 1993-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06323456A (ja) マニホールドバルブ
JP3456776B2 (ja) パイロット形方向切換弁
JPH10169818A (ja) 切換弁用マニホールド
KR100294363B1 (ko) 베이스부착형변환밸브에부착하기위한압력조절밸브
KR960023956A (ko) 전환밸브집합체
JP3244723B2 (ja) バルブユニット
JP3224558B2 (ja) バルブユニット
US4922963A (en) Hydraulic servovalve
JP3524723B2 (ja) 電気操作弁マニホールド
JPH06193767A (ja) 電磁比例減圧弁付操作弁
KR100302412B1 (ko) 파일럿식절환밸브
US6257277B1 (en) Modular multiple output pneumatic pressure valve
JPH11125363A (ja) パイロット式切換弁
US5280882A (en) Electromagnetic valve
CA2266787A1 (en) Electrically controlled flow regulator valve with transient dampening
US4651766A (en) Vacuum limiting arrangement
JP3502164B2 (ja) 多連方向切換弁装置
JPH01220703A (ja) 操作弁装置
JPH0735173Y2 (ja) ダブルソレノイド形間接作動電磁弁
JPH054009Y2 (ja)
JPS6139901Y2 (ja)
JP2551946Y2 (ja) ダブルパイロット形切換弁
JP3606963B2 (ja) 電磁弁装置
JPH05203077A (ja) バルブおよびそれを用いたマニホールドバルブ
JP2006090557A (ja) 油圧パイロット式切換弁

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080824

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090824

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090824

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824

Year of fee payment: 10