JPS6139901Y2 - - Google Patents

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JPS6139901Y2
JPS6139901Y2 JP3466181U JP3466181U JPS6139901Y2 JP S6139901 Y2 JPS6139901 Y2 JP S6139901Y2 JP 3466181 U JP3466181 U JP 3466181U JP 3466181 U JP3466181 U JP 3466181U JP S6139901 Y2 JPS6139901 Y2 JP S6139901Y2
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JP
Japan
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negative pressure
valve
auxiliary valve
atmospheric
passage
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JP3466181U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、負圧回路を制御する主バルブを補助
バルブで制御されるパイロツト負圧で作動させる
ようにした負圧パイロツト式の電磁負圧弁に関す
るものである。
従来のこの種の電磁負圧弁としては、例えば第
1図に示すようなものがある。この第1図に示す
電磁負圧弁には、負圧作動機器に至る出力ポート
1を負圧源に至る入力ポート2と大気に開放され
た大気ポート3とに切替接続するパイロツト負圧
操作型の主バルブ4をダイアフラムで構成し、こ
のダイアフラム4で画成されたパイロツト圧室5
にパイロツト負圧と大気とを切替導入する補助バ
ルブとして2個のポペツト弁6を設け、このポペ
ツト弁6と電磁石7の可動子8とを連結杆9を介
して結合していた。
ところが、このように2個のポペツト弁を並設
すると、その最大径が制約されてしまつて通気抵
抗が大きくなる。従つて、電磁石7の作動から主
バルブ4が実際に切替作動されるまでに時間がか
かるので電磁負圧弁の応答性が悪い欠点があつ
た。又、パイロツト圧室5の負圧及び/又は一方
のポペツト弁6で開閉制御されるパイロツト負圧
通路10の負圧が連結杆9の軸孔部に作用するた
めに、第1図に示すように連結杆9にシールリン
グ11を装着して軸孔部をシールすると共に、こ
のシール性を向上させるためにシールリング11
の表面にグリース等を塗布していた。従つて、グ
リースの汚れ及び劣化にともなつて連結杆9の摺
動抵抗が増大するので補助バルブ(ポペツト弁)
の作動不良を招くと共に、グリースがポペツト弁
6部分まで流下してその通気抵抗をより増大させ
てしまうおそれがあつた。更に、従来では、主バ
ルブ4で開閉制御される負圧配管の他に、パイロ
ツト負圧用の配管を設けていたので、配管作業が
めんどうであつた。12は大気開放口である。
本考案は上記に鑑みてなされたものであつて、
主バルブを作動させるためのパイロツト圧を制御
する補助バルブをいわゆる止め弁で構成し、1個
の補助バルブに負圧と大気圧との切替機能を保持
させると共に、補助バルブと電磁石の可動子とを
結合する連結杆の軸孔の閉止機能をも付与させて
前記した従来の欠点を解消すると共に、弁本体内
にパイロツト負圧取出用の負圧通路を設けて配管
をも簡略化させることを目的とするものである。
以下に本考案を第2図乃至第4図に示された実
施例について説明する。
第2図及び第3図は本考案の一実施例を示した
ものであつて、弁本体21には図示しない負圧作
動機器の負圧室に接続される出力ポート22と、
図示しない負圧源に接続される入力ポート23
と、フイルタ24を介して大気に開放された大気
ポート25とを設ける。又、弁本体21には、前
記出力ポート22に連通された連絡路26を縦通
して形成し、この連絡路26の上下両端にそれぞ
れ弁座27,28を形成する。
前記連絡路26に遊挿したロツド29の両端に
は、前記各弁座27,28と対向する主バルブ3
0,31を備えた第1,第2のダイアフラム3
2,33を装着し、パイロツト圧室形成部材34
を弁本体21の上面に締付固定して第1のダイア
フラム32と弁本体21との間に負圧室35を形
成すると共に、第1のダイアフラム32と前記部
材34との間にパイロツト圧室36を形成する。
又、弁本体21の下面に基台37を締付固定して
第2のダイアフラム33と弁本体21との間に大
気室38を形成する。そして、前記負圧室35と
入力ポート23とを弁本体21に設けた連絡路3
9を介して常時連通させると共に、大気ポート2
5と大気室38とを弁本体21に設けた連絡路4
0を介して連通保持させる。41は第2のダイア
フラム33に設けた通気孔である。
更に、前記パイロツト圧室形成部材34の上面
には蓋体42を締付固定して両者間に補助バルブ
室43を形成し、この補助バルブ室43と前記パ
イロツト圧室36とを前記部材34に設けた連絡
路44を介して連通保持させる。そして、前記部
材34と弁本体21とにわたつて形成した負圧通
路45の一端を前記入力ポート23に接続すると
共に、この負圧通路45の他端を補助バルブ室4
3の底壁中央に開口させている。又、フイルタ4
6を介して一端を大気に開放させた大気通路47
を蓋体42に形成し、この大気通路47の他端を
前記補助バルブ室43の頂壁中央に開口させてこ
の大気通路47の開口端と前記負圧通路45の開
口端とを対向させている。
このように負圧通路45と大気通路47とを対
向して開口させた補助バルブ室43にはゴム等で
構成された補助バルブ48を昇降自在に収容し、
この補助バルブ48と前記蓋体42の上面に取り
付けた電磁石49の可動子50とを蓋体42を貫
通する連結杆51を介して結合する。尚、前記補
助バルブ48には、負圧通路45の開口端に密着
し得る部分と、大気通路47の開口端に密着し得
る部分と、連結杆51を貫挿保持した軸孔52の
開口端に密着し得る部分とが形成されており、補
助バルブ48が大気通路47を閉じた時は軸孔5
2の下端(開口端)も閉じられるようになつてい
る。53は電磁石49のコイル54を巻装した鉄
芯、55は可動子50を押し下げ付勢するスプリ
ング、56は電磁力カバーである。
上記の構成において、電磁石49のコイル54
に電流が流れていない時は、鉄芯53が磁化され
ていないので可動子50はスプリング55で第2
図に示す下端位置に保持される。従つて、この時
は補助バルブ48が補助バルブ室43の底壁面に
押し付けられて負圧通路45の開口端を閉じるた
め、大気通路47が補助バルブ室43に連通され
る。このために、補助バルブ室43及びパイロツ
ト圧室36はともに大気圧となる。
又、第1のダイアフラム32を介してパイロツ
ト圧室36と隔成された負圧室35は常時負圧状
態に保持されているので両室35,36の差圧で
第1のダイアフラム32が押し下げられて主バル
ブ30を連絡路26の上端の弁座27に密着させ
る。又、この主バルブ30にロツド29を介して
結合されている下方の主バルブ31も下降して連
絡路26の下端の弁座28から浮上するので、こ
の連絡路26は大気室38に連通される。このた
めに、電磁石49のコイル54に電流が流れてい
ない時は、出力ポート22が連絡路26と、第2
のダイアフラム33に設けられている主バルブ3
1と、大気室38と、連絡路40とを介して大気
ポート25に接続されるので、負圧作動機器には
大気圧が導かれる。
電磁石49のコイル54に電流が流れると、鉄
芯53が磁化されてスプリング55に抗して可動
子50を上方へと吸引移動させる。すると、連結
杆51を介して補助バルブ48が上方へと移動し
て補助バルブ室43の上壁に押し付けられる。こ
のために、大気通路47及び連絡杆51を保持し
た軸孔52の開口端が補助バルブ48で閉じら
れ、逆に、負圧通路45が補助バルブ室43に接
続される。従つて、コイル54の通電時は入力ポ
ート23の負圧が負圧通路45、補助バルブ室4
3、連絡路44を経てパイロツト圧室36に導か
れ、このパイロツト圧室36の負圧と負圧室35
の負圧とが同一になる。このために、第1のダイ
アフラム32は受圧面積差による吸引力を受けて
上方に移動して該ダイアフラム32の主バルブ3
0を弁座27から浮上させると共に、第2のダイ
アフラム33の主バルブ31を弁座28に着座さ
せる。すると、大気室38と連絡路26とが遮断
されて入力ポート23の負圧が連絡路39、負圧
室35、主バルブ30及び連絡路26を経て出力
ポート22に導かれる。
従つて、電磁石49の非作動時は出力ポート2
2から大気圧が出力され、電磁石49の作動時は
出力ポート22から負圧が出力されることになる
が、補助バルブ48がいわゆる両効きの止め弁で
構成されているので負圧通路45及び大気通路4
7の開口面積を充分に大きくできる。このため
に、補助バルブ48による通気抵抗を小さくでき
てパイロツト圧室36の圧力をすみやかに変化さ
せることができるので電磁石49の作動に対する
主バルブ30,31の応答性が良くなる。
又、補助バルブ室43に負圧が導かれている
時、つまり、負圧通路45が開かれて大気通路4
7が閉じられている時は、連結杆51の軸孔52
も補助バルブ48で閉じられる。このために、こ
の軸孔52部分のシールが全く不要となり、従来
のようにシールリング及びグリース等を使用する
必要性がなくなるので連結杆51の摺動抵抗を小
さくして補助バルブ48の作動不良をなくすこと
ができると共に、グリースによる補助バルブ部分
の詰まりを皆無とすることができる。
尚、前記補助バルブ48及び電磁石49の構造
は上記実施例に限定されるものではなく、例えば
第4図に示すように、大気通路47の開口部分に
連結杆51を配設した場合は補助バルブ48を小
型化でき、これにともなつて補助バルブ室43及
び電磁石49を小型化できるので電磁負圧弁をコ
ンパクト化できることは詳述するまでもない。
以上説明したように本考案によれば、補助バル
ブ室の対向位置に負圧通路と大気通路とを開口さ
せてこれを同一の補助バルブで切替開閉させるよ
うにしたものであるから、前記両通路の開口面積
を充分に大きくして補助バルブ部分の通気抵抗を
小さくできる。従つて、補助バルブを制御する電
磁石の作動に対する主バルブの応答性を向上でき
る。又、補助バルブを利用して該バルブと電磁石
の可動子とを結合する連結杆の軸孔を閉じるよう
にしたものであるから、従来のように軸孔部分を
シール構造とする必要がなくなる。このために、
連結杆の摺動抵抗を小さくして補助バルブの作動
不良をなくすことができると共に、グリース等に
よる補助バルブ部分の汚損及び詰まりを皆無とす
ることができる。更に、パイロツト負圧を取り出
すための負圧通路を内設しているので、従来のよ
うにパイロツト負圧用の配管が不要になり、電磁
負圧弁の着脱作業性を向上できると同時に取付部
分の外観性をも向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す縦断正面図、第2図は本
考案の一実施例を示す縦断正面図、第3図は第2
図の一部の縦断側面図、第4図は本考案の他の実
施例を示す要部の縦断正面図である。 22……出力ポート、23……入力ポート、2
5……大気ポート、26……連絡路、27,28
……弁座、29……ロツド、30,31……主バ
ルブ、32,33……ダイアフラム、35……負
圧室、36……パイロツト圧室、38……大気
室、39……連絡路、40……連絡路、43……
補助バルブ室、44……連絡路、45……負圧通
路、47……大気通路、48……補助バルブ、4
9……電磁石、50……可動子、51……連結
杆、52……軸孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 負圧作動機器に接続された出力ポート22と、
    負圧源に接続される入力ポート23と、大気に開
    放された大気ポート25を有し、出力ポート22
    を入力ポート23又は大気ポート25とに切替接
    続するパイロツト負圧作動型の主バルブ30,3
    1と、前記主バルブ30,31のパイロツト圧室
    36に大気又は負圧を切替供給する電磁石作動型
    の補助バルブ48とからなるものにおいて、補助
    バルブ48を収容した補助バルブ室13と前記主
    バルブ30,31のパイロツト圧室36とを連通
    させ、前記入力ポート23に接続された負圧通路
    45と大気に開放された大気通路47とを補助バ
    ルブ48を挾んだ対向位置でそれぞれ補助バルブ
    室43に開口させると共に、大気通路の開口側に
    設けた軸孔51,52に貫通した連結杆を介して
    電磁石の可動子と補助バルブ48とを結合させ、
    前記補助バルブ48が電磁石の作用により負圧通
    路45及び大気通路47を閉塞するように構成さ
    れていることを特徴とする電磁負圧弁。
JP3466181U 1981-03-12 1981-03-12 Expired JPS6139901Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3466181U JPS6139901Y2 (ja) 1981-03-12 1981-03-12

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JP3466181U JPS6139901Y2 (ja) 1981-03-12 1981-03-12

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JPS57147474U JPS57147474U (ja) 1982-09-16
JPS6139901Y2 true JPS6139901Y2 (ja) 1986-11-14

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ID=29831976

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