JP3223670U - 幼児用便座カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】小便の排出によって生じる飛沫が便器へ達することを防止できる幼児用の洋式便器の便座に使用する便座カバーを提供する。【解決手段】便器の便座の外表面に上方から底面部を載せて着脱自在に便座に装着される柔軟性及び防水性を有する幼児用便座カバー10において、使用者が着座したときの排便孔34の前側部に座面部20の外表面から上方に突設された第1の防護壁26と、底面部の排便孔の周縁部から全周に亘って下方に突出形成され、便器への装着状態にて便器の排便孔内に挿入された状態となる第2の防護壁28と、を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、幼児用の洋式便器の便座に使用する幼児用便座カバーに関する。
幼稚園、保育所等の子供用施設で用いられる洋式便器の便座に使用する便座カバーに関して、特許文献1の便座カバーが知られている。この便座カバーは、便座に着脱自在に装着され、防水性を有している。また、主として前方へ排出される小便を受け止めるための第1の防護壁が便座カバーの前方表面に突設されており、さらに、便座カバーの排便孔の前方領域には前方へ排出されて飛散する小便の飛沫を受け止めるための第2の防護壁が便座カバーから下方に向けて一体形成されている。
特開2015−181707号公報
特許文献1の便座カバーによれば、第1の防護壁により小便が便座カバーの前方を越えて飛散することを防ぐことができる。また、第2の防護壁により、排便孔の前方領域への小便の飛散による便器の汚れを防止することができる。
しかし、この第2の防護壁は、壁高があまり高くなく(下方への突出量が大きくなく)、しかも便座カバーの前方の略半周にのみ形成されているので、便器の表面や溜まり水の水面で跳ね返った小便が、第2の防護壁と便器との間に進入することや、第2の防護壁が形成されていない後方の領域で便器と便座との間に小便の飛沫が進入すること的確に防ぐことができない。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、小便の排出によって生じる飛沫が便器へ達することを防止することのできる幼児用の洋式便器の便座に使用する便座カバーを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の幼児用便座カバーは、
便器の便座の外表面に上方から底面部を載せて着脱自在に前記便座に装着される柔軟性及び防水性を有する幼児用便座カバーにおいて、
使用者が着座したときの排便孔の前側部に座面部の外表面から上方に突設された第1の防護壁と、前記底面部の排便孔の周縁部から全周に亘って下方に突出形成され前記便器への装着状態にて前記便器の排便孔内に挿入された状態となる第2の防護壁と、を有することを特徴とする。
この構成により、幼児が誤って前方に排出した小便は第1の防護壁で防護される。また、第2の防護壁は排便孔の全周囲に沿って形成され、かつ便器内に全挿入されるので、排便孔の全周領域での便器の小便の飛沫による汚れを防止することができる。すなわち、便器の表面や溜まり水の水面で跳ね返った小便も第2の防護壁で的確に受け止められ、便器上部と便座の飛沫による汚れを解消することができる。
請求項2に記載の幼児用便座カバーは、請求項1に記載の幼児用便座カバーにおいて、
前記第2の防護壁の形状は、前記前側部分から後側部分に向かって下方への突出量が漸次小さくなることを特徴とする。
この構成により、小便は前方向に向かって排出されるため、小便の排出によって生じる飛沫は前方向で最大となるが、第2の防護壁の突出量を前方側で最大としたので、より効果的に便器の小便の飛沫による汚れを防止することができる。
また、後側部の突出量を小さくすることで、便座カバーの軽量化や使用する材料の低減化を図ることができる。
請求項3に記載の幼児用便座カバーは、請求項1又は2に記載の幼児用便座カバーにおいて、
前記第2の防護壁は、装着状態において上部から下部に向かって漸次外径が小さくなるように角度付けされていることを特徴とする。
この構成により、便器の大きさが種々異なっていても、便座カバーを便器に装着することが容易となる。
請求項4に記載の幼児用便座カバーは、請求項1〜3の何れか1項に記載の幼児用便座カバーにおいて、
前記底面部の外縁部から内方へ突出形成され、前記便座の外縁部に係止可能な柔軟性を有する係止部を有することを特徴とする。
この構成により、便座への便座カバーの取り付け及び取り外しは、便座カバー底面部の外縁部から内方へ突出形成された柔軟性のある係止部を撓ませて行うことができる。したがって、便座への便座カバーの取付け及び取り外しは簡単に行うことができるので、掃除や洗浄を手軽に行うことができる。
請求項5に記載の幼児用便座カバーは、請求項1〜4の何れか1項に記載の幼児用便座カバーにおいて、
前記底面部には、前記便座の外表面に存在する突起物との干渉を防ぐための切欠き部が設けられたことを特徴とする。
この構成により、例えば、便座にヒーター等のためにターミナル等が突設されている場合は、このターミナル等と干渉しないように便座カバーの底面部に切欠き部が設けられるので、便座カバーの取り付け、取り外しを円滑に行うことができる。
本考案の幼児用便座カバーによれは、排便孔の前側部に座面部の外表面から上方に突設された第1の防護壁と、排便孔の周縁部から全周に亘って下方に突出形成され装着状態にて排便孔内に挿入された状態となる第2の防護壁を設けたので、排便孔の全周領域での便器の小便の飛沫による汚れを防止することができ。幼児用の洋式便器及び便座を衛生的に使用することが可能である。
本考案の幼児用便座カバーの斜視図である。 本考案の幼児用便座カバーの上面図である。 本考案の幼児用便座カバーの底面図である。 本考案の幼児用便座カバーの正面図である。 本考案の幼児用便座カバーの背面図である。 本考案の幼児用便座カバーの側面図である。 図2のB−B断面図である。 図2のA−A断面図である。
本考案の幼児用便座カバーの実施の形態について、以下、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本考案の幼児用便座カバーの斜視図である。図2は、本考案の幼児用便座カバーの上面図である。図3は、本考案の幼児用便座カバーの底面図である。図4は、本考案の幼児用便座カバーの正面図である。図5は、本考案の幼児用便座カバーの背面図である。図6は、本考案の幼児用便座カバーの側面図である。図7は、図2のB−B断面図である。図8は、図2のA−A断面図である。
本実施の形態における幼児用便座カバー10は平面視略O字形である。これは適用する便座の形状に応じて成形されるもので、例えば、便座が馬蹄形であれば、馬蹄形とすることができる。便座カバー10の前方部12、右方部14、左方部16は、それぞれの断面図に示すように、便座への被せ状態おける上面部を構成する座面部20と座面部20の両縁から設置状態で下方に延在する外縁部22で構成される略湾曲断面形状を示す。なお、湾曲断面形状は便座カバー10が便座への被せ状態で安定する形状であれば良い。好ましくは、外縁部22の内側の部分に便座が嵌り、底面部24が便座に実質的に接面するように、便座の形状に応じて便座カバーの湾曲断面形状が調整される。外縁部22の高さは便座と便座カバーがずれないように所定の高さを有していれば、便座の厚さに応じて適宜設定することができる。
また、便座の蝶番部に当接する後方部18は、便座が開閉する際に邪魔になることを防ぐため、図1〜3に示すように、外縁部22が一部切り欠かれた湾曲断面形状を示す。
座面部20の厚みD1は適宜設定することができる。断熱性及びソフト感を確保し、実用的に十分な強度を維持すると共に、幼児用の洋式便器では特に重要となる床から座面までの高さの増大を防ぐためには、厚みD1は3〜15mmが好ましく、さらには5〜10mmが好ましい。
本発明の幼児用便座カバー10は、柔軟性を有する高分子化合物、例えばエチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)、ゴム類、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレン、ABC樹脂等、又はこれらの混合物から製造することができる。本実施の形態では、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)を用い、成形型に原料を流し込んで発泡剤を入れ発泡成形により製造したが、これに限定されない。これにより便座カバー10は、柔軟性と防水性を有する。
本実施の形態の幼児用便座カバー10は、排便孔34の前側部であって座面部20の表面に、図1、図4〜8等に示すように、略三日月型の第1の防護壁26が一体的に突設されている。具体的には、横幅が50mm〜80mmであり、高さが10〜50mmである。前記寸法は、子供が便座カバー10の上方から小便をしたときに、小便が飛散するのを防止するために好都合な寸法である。
また、排便孔34の全周囲に沿って、第2の防護壁28が下向きに、鉛直方向に対して所定の角度θが付されて一体形成されている(図1、図6、図7等参照)。この角度θは、第2の防護壁28の全周に付されている。この角度θを付すことで、後述するように便座カバー10の装着の容易性が向上する。
第2の防護壁28は、便座カバー10を便座に装着したときに、便器(図示していない)にそっくり挿入(全挿入)される。また、その防護壁の下方への突出量は、便座カバー10の底面部から前側部12はH1、後側部18はH2(H1>H2)と、前側から後側に向かって漸次小さくなっている。
この構成により、幼児が誤って前方に排出した小便は第1の防護壁26で防護される。また、第2の防護壁28は、排便孔34の全周囲に沿って形成され、かつ便器内に全挿入されるので、排便孔34の全周領域での便器の小便の飛沫による汚れを防止することができる。すなわち、便器の表面や溜まり水の水面で跳ね返った小便も第2の防護壁28で的確に受け止められ、便器上部と便座の飛沫による汚れを解消することができる。
また、第2の防護壁28の形状は、前側部分から後側部分に向かって下方への突出量が漸次小さくなっている。この構成により、小便は前方向に向かって排出されるため、小便の排出によって生じる飛沫は前方向で最大となるが、第2の防護壁28の突出量を前方側で最大としたので、より効果的に便器の小便の飛沫による汚れを防止することができる。また、また、後側部の突出量を小さくすることで、便座カバーの軽量化や使用する材料の低減化を図ることができる。
更に、第2の防護壁28は、装着状態において上部から下部に向かって漸次外径が小さくなるように角度θが付されている。したがって、便器の大きさが種々異なっていても、便座座カバー10を便器に装着することが容易となる。
更に、便座カバー10には、図3に示すように、柔軟性があり平面視半円状又は三日月状の係止部30が、底面部24の外縁部22から内方へ突出形成されている。係止部30は5箇所に形成されている。図7から理解できるように、便座の外縁部(図示していない)は、座面部20と係止部30との間に嵌合される。便座に便座カバー10を取り付ける際には柔軟性がある係止部30を撓ませることにより、容易に装着することができる。また、便座から便座カバー10を取り外す際にも、柔軟性がある係止部30を撓ませることにより、容易に取り外すことができる。なお、便座は硬質プラスチックにより形成されている。
また、図3に示すように、例えば、便座に設けられた電熱線に電気を通すためのターミナル(突起物)が突設されている場合、便座カバー10にはそのターミナルと干渉しないように切欠き部32が形成される。その他、電気を通すターミナルに限らず種々の突設物に対応することができる。これにより、便座カバー10の便座への取り付け、取り外しを円滑に行うことができる。
本考案の幼児用便座カバー10は、洋式用の便器の便座に装着して使用され、第1の防護壁26により、幼児の小便が前方を超えて飛散することを防止することができる。第2の防護壁28により、排便孔の全周領域での便器の小便の飛沫による汚れを防止することができる。第1の防護壁26、第2の防護壁28をはじめ便座カバー10が汚れた場合は、各係止部30を撓ませて便座から取り外し洗浄することができる。
なお、本件考案は、上記実施の形態で述べた構成に限定されるものではなく、本件考案の要旨の範囲内で種々変更が可能である。例えば、係止部30は、半円状又は三日月状であり5箇所に形成したが、半円状又は三日月状に限らず略台形であっても良い。数量も5に限らない。
10 便座カバー
12 前方部
14 右方部
16 左方部
18 後方部
20 座面部
22 外縁部
24 底面部
26 第1の防護壁
28 第2の防護壁
D1 座面部の厚さ
H1、H2 第2の防護壁の底面部からの突出量
θ 第2の防護壁の鉛直方向に対する角度

Claims (5)

  1. 便器の便座の外表面に上方から底面部を載せて着脱自在に前記便座に装着される柔軟性及び防水性を有する幼児用便座カバーにおいて、
    使用者が着座したときの排便孔の前側部に座面部の外表面から上方に突設された第1の防護壁と、
    前記底面部の排便孔の周縁部から全周に亘って下方に突出形成され前記便器への装着状態にて前記便器の排便孔内に挿入された状態となる第2の防護壁と、
    を有することを特徴とする幼児用便座カバー。
  2. 前記第2の防護壁は、前記前側部分から後側部分に向かって下方への突出量が漸次小さくなる形状とされたことを特徴とする請求項1に記載の幼児用便座カバー。
  3. 前記第2の防護壁は、装着状態において上部から下部に向かって漸次外径が小さくなるように角度付けされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の幼児用便座カバー。
  4. 前記底面部の外縁部から内方へ突出形成され、前記便座の外縁部に係止可能な柔軟性を有する係止部を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の幼児用便座カバー。
  5. 前記底面部には、前記便座の外表面に存在する突起物との干渉を防ぐための切欠き部が設けられたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の幼児用便座カバー。
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