JP3223209B2 - トナーカートリッジ - Google Patents

トナーカートリッジ

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JP3223209B2
JP3223209B2 JP05205093A JP5205093A JP3223209B2 JP 3223209 B2 JP3223209 B2 JP 3223209B2 JP 05205093 A JP05205093 A JP 05205093A JP 5205093 A JP5205093 A JP 5205093A JP 3223209 B2 JP3223209 B2 JP 3223209B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プロセスを用
いた画像形成装置に設けられるトナーカートリッジに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真プロセスを構成する
感光体表面の残留トナーを収納する残留トナー収納タン
クと、感光体に対してトナー現像する現像部に供給され
る新規トナーを収納する新規トナー収納タンクとを一体
化したトナーカートリッジが知られている。
【0003】図4は前記トナーカートリッジを用いた従
来の静電記録装置の概略構成図であり、1は3本のロー
ラ2によって支持,駆動されるベルト状の感光体、3は
除電部、4は帯電部、5は現像部、6は転写部、7はト
ナーカートリッジである。
【0004】前記現像部5は、感光体1に接してトナー
現像をする現像ローラ8、トナーアジテータ9などを備
えている。また前記トナーカートリッジ7は、感光体1
上の残留トナーを掻き取るクリーニングブレード10およ
びクリーニングブレード10で掻き取られた残留トナーを
収納する収納室11を有する残留トナー収納タンク部12
と、収納されている新規トナーを撹拌するアジテータ13
および新規トナーを搬送する搬送体14が設けられ、かつ
トナーダクト15を介して現像部5と連結している新規ト
ナー収納タンク部16とからなり、残留トナー収納タンク
部12と新規トナー収納タンク部16とは隔壁17で区画され
ている。
【0005】前記の静電記録装置における電子写真プロ
セスは公知のものであるので説明を省略するが、前記ト
ナーカートリッジ7では、転写部6を通過した感光体1
表面に残った残留トナーを、クリーニングブレード10で
掻き取り、収納室11に回収する。また新規トナー収納タ
ンク部16において、搬送体14によって新規トナーをトナ
ーダクト15へ送り、トナーダクト15を介して現像部5に
新規トナーを補給する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来のトナーカ
ートリッジにおいて、残留トナー収納タンク部12の収納
室11に残留トナーが回収されるが、一般的な静電記録装
置の場合では、用紙に転写されるトナー像は70〜95%程
度であり、5〜30%のトナーが廃トナーとして回収さ
れ、廃棄されてしまう。またジャムなどの異常発生時に
は、感光体1上にトナーが大量に付き、そのトナーは転
写されないまま回収されることになる。
【0007】従って、一般的に新規トナー収納タンク部
16に収納されるトナーの利用効率は、60〜90%であっ
て、10〜40%のトナーが廃トナーとして回収されてしま
い、無駄が多いという問題があった。
【0008】この問題を解決するための一手段として、
図4に示す隔壁17を除去し、図5に示すように、残留ト
ナー収納タンク部12と新規トナー収納タンク部16を連通
させることにより、廃トナーとして回収した残留トナー
の再利用を図るという方法が考えられる。
【0009】しかしながら、残留トナー収納タンク部12
が回収した残留トナーには、残留トナーに混じってゴミ
やチリ,ホコリ,感光体の削れカス,感光体の酸化物等
の異物や、記録用紙の紙粉などが含まれている場合があ
り、図5に示す装置のように残留トナーをそのまま新規
トナー収納タンク部へ送り込み、再利用をすると、白ス
ジ等の現像不良を起こす恐れがある。
【0010】ところで、従来より残留トナーを再利用す
る構成は存在する。しかし、新規トナー収納タンク部と
残留トナー収納タンク部とを一体化かつコンパクト化し
たトナーカートリッジにおいては、新規トナー収納タン
ク部の収納できる許容量が比較的少ないため、残留トナ
ーの再利用は大変効果的である。
【0011】本発明は、上記課題を解決したトナーの有
効利用が図れるトナーカートリッジを提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、感光体表面の残留トナーを収納する残留
トナー収納タンクと、この残留トナー収納タンク部に
対して壁面を隔てて設けられ、現像部に供給する新規ト
ナーを収納する新規トナー収納タンクとを一体にして
なるトナーカートリッジにおいて、前記壁面に前記残留
トナー収納タンク部と前記新規トナー収納タンク部とを
連通する連通口を設け、前記残留トナー収納タンク
の残留トナーを吸着する磁力を有し、残留トナーを前記
連通口を介して前記新規トナー収納タンクへ搬送する
搬送手段を設けたことを特徴とする。
【0013】また、前記連通口に、前記搬送手段からの
トナーを受けて、5〜15μm粒径を持つトナーを前記
規トナー収納タンクで収納可能にする分別手段を設け
ことを特徴とする。
【0014】また、前記分別手段を微細な孔を具備した
壁とすることを特徴とする。
【0015】また、前記分別手段を網目状の部材とする
ことを特徴とする。
【0016】
【作用】前記構成によれば、残留トナー収納タンク
回収されたトナーが、磁力を有する搬送手段に吸着し、
新規トナー収納タンクに搬送されるため、残留トナー
に含有する磁性体ではないゴミやホコリ等の異物や紙粉
などは吸着されずに残留トナー収納タンクにそのまま
残る。
【0017】また、搬送手段によって搬送されたトナー
より、比較的大径をなすトナーや異物を分別するための
微細孔を具備する壁あるいは網目状の部材からなる分別
手段を設けることにより、前記大径のトナーが異物の新
規トナー収納タンク部への移動が阻止され、小径の正常
トナーのみが選択される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。なお、図4,図5に基づいて説
明した部材に対応する部材には同一符号を付して、詳し
い説明を省略する。
【0019】図1は本発明の第1実施例を用いた静電記
録装置の概略構成図であり、18は残留トナー収納タンク
部12と新規トナー収納タンク部16を隔てる隔壁、19は隔
壁18に設けられた残留トナー収納タンク部12と新規トナ
ー収納タンク部16とを連通させる連通口、20は、残留ト
ナー回収タンク部12内において、連通口19に対向させて
配置され、かつ図中X方向に回転する搬送手段である搬
送ローラを示す。この搬送ローラ20は、金属ローラ表面
に着磁したり、非磁性体のローラ体にゴムマグネット等
を取り付けることにより構成されており、表面に磁力を
帯びている。
【0020】21は隔壁18に固定され、かつ先端が搬送ロ
ーラ20に当接するスクレーパを示す。このスクレーパ21
は、搬送ローラ20の回転に対して逆らうように斜目方向
から当接する。なお、その他の構成は図4に示した構成
と同一である。
【0021】クリーニングブレード10によって掻き落と
された感光体1上の残留トナーは、残留トナー収納タン
ク部12内に回収され、回転する搬送ローラ20に付着す
る。このとき、残留トナー内に含有するゴミや紙粉等の
異物は非磁性であるために吸着されず、残留トナー収納
タンク部12に残留する。搬送ローラ20に付着したトナー
はスクレーパ21によって掻き落とされ、新規トナー収納
タンク部16に蓄積される。
【0022】このようにして残留トナー収納タンク部12
により新規トナー収納タンク部16へ搬送されたトナー
は、アジテータ13,搬送体14などによって新規トナーと
混合されて現像部5に供給され、再利用される。
【0023】図2は、本発明の第2実施例を用いた静電
記録装置の概略構成図である。この第2実施例は、第1
実施例の構成に対し、新規トナー収納タンク部16内に、
連通口19を覆う壁22を設置し、さらに、この壁22の表面
に複数の微小な孔23を形成したものである。
【0024】一般にトナー粒径は5〜15μm程度であ
り、この径以上のトナー粒子は物性が悪く、トナー帯電
量が少なく、使用しても画像形成に悪影響を与えてしま
う。そこで、第2実施例では前記孔23の径を10〜20μm
程度にすることで、比較的大径のトナー粒子および異物
の新規トナー収納タンク部16への移動を阻止し、正常の
トナー粒子のみが新規トナー収納タンク部16へ入るよう
にしており、より効果的な残留トナーの再利用が可能に
なる。
【0025】図3は本発明の第3実施例を用いた静電記
録装置の概略構成図であり、第2実施例においては、連
通口19を覆うように複数の微小な孔23を備えた壁22が設
けられたことに対し、第3実施例では、連通口19を覆う
ように10〜20μm程度のメッシュを有する網目状の壁24
が設けられている。
【0026】このような構成により、第3実施例におい
ては、第2実施例と同様の作用効果を得る壁の設置が容
易になる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、上述した通りに構成するため
に、次に記載する効果を奏する。
【0028】請求項1記載の構成によれば、回収した残
留トナーを磁力によって吸着させ、連通口を介して新規
トナー収納タンクに搬送することにより、非磁性体で
あるゴミや紙粉等を除去したトナーを新規トナー収納タ
ンクに移動させることが可能となるために、より効果
的な残留トナーの再利用ができる。
【0029】また請求項2,3または4記載の構成によ
れば、特性が劣化した比較的大径のトナー粒子あるいは
異物は、微小な孔を形成した壁あるいは網目状の部材か
らなる分別手段によって新規トナー収納タンク部への移
動が阻止されるので、より効果的な残留トナーの再利用
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を用いた静電記録装置の概
略構成図である。
【図2】本発明の第2実施例を用いた静電記録装置の概
略構成図である。
【図3】本発明の第3実施例を用いた静電記録装置の概
略構成図である。
【図4】従来のトナーカートリッジを用いた静電記録装
置の概略構成図である。
【図5】残留トナーの再利用を図ったトナーカートリッ
ジを用いた静電記録装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1…感光体、 5…現像部、 7…トナーカートリッ
ジ、 10…クリーニングブレード、 11…収納室、 12
…残留トナー収納タンク部、 13…アジテータ、14…搬
送体、 16…新規トナー収納タンク部、 18…隔壁、
19…連通口、 20…搬送ローラ、 21…スクレーパ、
22…壁、 23…孔、 24…網目状壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/08 - 13/095 G03G 15/08 - 15/095

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体表面の残留トナーを収納する残留
    トナー収納タンクと、この残留トナー収納タンク部に
    対して壁面を隔てて設けられ、現像部に供給する新規ト
    ナーを収納する新規トナー収納タンクとを一体にして
    なるトナーカートリッジにおいて、前記壁面に前記残留トナー収納タンク部と前記新規トナ
    ー収納タンク部とを連通する連通口を設け、 前記残留ト
    ナー収納タンク内の残留トナーを吸着する磁力を有
    し、残留トナーを前記連通口を介して前記新規トナー収
    納タンクへ搬送する搬送手段を設けたことを特徴とす
    るトナーカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記連通口に、前記搬送手段からのトナ
    ーを受けて、5〜15μm粒径を持つトナーを前記新規ト
    ナー収納タンクで収納可能にする分別手段を設けた
    とを特徴とする請求項1記載のトナーカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記分別手段を、前記壁面に設けた微細
    な孔とすることを特徴とする請求項2記載のトナーカー
    トリッジ。
  4. 【請求項4】 前記分別手段を網目状の部材とすること
    を特徴とする請求項2記載のトナーカートリッジ。
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