JP3220116U - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費者が包装箱の左右方向から見ても表示板の内容を視認しやすい包装箱を提供する。【解決手段】正面板20、第1側面板30、背面板50、第2側面板40及び底板により構成される箱本体と、箱本体を閉塞する蓋板80と、を備える直方体状の包装箱である。正面板には、正面板の上端縁から山折線を介して延出している延出部と、山折線の一端から正面板の側縁に沿う方向に延びる谷折線29と、谷折線の先端と山折線の他端とを結ぶ破断予定線(第2破断予定線27)とが形成されている。【選択図】図3

Description

本考案は、表示板を備える包装箱に関する。
従来、正面板、第1側面板、背面板、第2側面板及び底板により構成される箱本体と、該箱本体を閉塞する蓋板とを備える包装箱として、商品展示用に組み立てた状態で、宣伝用の文字や絵柄等を表示した表示板を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の包装箱は、前記正面板内に、該正面板の上端縁に沿った方向に延びた第1折目線と、該第1折目線の両端部から該上端縁に至る破断線とで画定され、該第1折目線に沿って外側へ折り返すことが可能な折返し可能部が設定されており、該正面板には、該折返し可能部の上端縁に第2折目線を介して接続され、該正面板の裏側に該第2折目線に沿って折り重ねられた表示板を備える。
実用新案第3218842号
しかしながら、上記特許文献1の包装箱によれば、商品を収納した状態の包装箱が商品棚に陳列されている際に、消費者が表示板の内容を視認するには、包装箱に正対する必要があり、包装箱の左右方向から見ると、表示板の内容を視認しにくいという不都合があった。
本考案の目的は、かかる従来技術の課題に鑑み、消費者が包装箱の左右方向から見ても表示板の内容を視認しやすい包装箱を提供することにある。
かかる目的を達成するために、本考案の第1の包装箱は、正面板、第1側面板、背面板、第2側面板及び底板により構成される箱本体と、該箱本体を閉塞する蓋板と、を備える直方体状の包装箱であって、前記正面板には、該正面板の上端縁から山折線を介して延出する延出部と、該山折線の一端から該正面板の側縁に沿う方向に延びる谷折線と、該谷折線の先端と前記山折線の他端とを結ぶ破断予定線とが形成されていることを特徴とする。
本考案の包装箱の正面板には、谷折線と、該谷折線の先端と前記山折線の他端とを結ぶ破断予定線とが形成されているので、該正面板の一部を該破断予定線に沿って破断して該谷折線に沿って前記箱本体の外側に折り返すことができる。このとき、前記谷折線は前記正面板の側縁に沿って延びているため、該正面板の一部を側縁に沿って該正面板に対して右側または左側を向くように折り返すことができる。
この折り返された該正面板の一部には、上端縁から山折線を介して延出する延出部が形成されているので、右側または左側に折り返した正面板の一部の裏面に対して、延出部を山折線により折り返すことができる。
したがって、この構成を備える包装箱によれば、消費者が包装箱の左右方向から見ても表示板の内容を視認しやすい。
本考案の第2の包装箱は、正面板、第1側面板、背面板、第2側面板及び底板により構成される箱本体と、該箱本体を閉塞する蓋板とを備える直方体状の包装箱であって、前記正面板には、側縁に沿う方向に延びる谷折線と、該谷折線の両端を繋ぐ曲線または屈曲線状の破断予定線とが形成されていることを特徴とする。
本考案の包装箱の正面板には、谷折線と、該谷折線の両端を繋ぐ破断予定線が形成されているので、該正面板の一部を該破断予定線に沿って破断して該谷折線に沿って前記箱本体の外側に折り返すことができる。このとき、前記谷折線は側縁に沿う方向に延びているため、該正面板の一部を側縁に沿って該正面板に対して右側または左側を向くように折り返すことができる。
したがって、本考案の包装箱によれば、消費者が包装箱の左方向または右方向から見ても表示板の内容を視認しやすい。
また、本考案の第2の包装箱において、前記正面板には、該破断可能線を繋ぐとともに少なくとも一端が該谷折線の端部から所定の距離を存する山折線が形成されていることが好ましい。
この構成を有する包装箱では、右側または左側に折り返した正面板の一部を山折線に沿って折り曲げることで、該正面板の一部の裏面を折り合わせることができる。
したがって、この構成を備える包装箱によれば、消費者が包装箱の左右方向から見ても表示板の内容を視認しやすい。
本考案の第1実施形態に係る包装箱の斜視図 本考案の第1実施形態に係る包装箱の板紙 本考案の第1実施形態に係る包装箱を開梱し、商品を展示する状態の斜視図 本考案の第2実施形態に係る包装箱の斜視図 本考案のその他の変形例の正面板のみを表す模式図
[第1実施形態]
本考案の第1実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
第1実施形態の包装箱1は、所謂B式の段ボール箱であり、図1に示すように、正面板20、第1側面板30、第2側面板40、背面板50及び底板60により構成される四角筒状の箱本体70と、箱本体70の上方の開放端を閉塞する蓋板80とを備える。
図2に示すように、包装箱1は、一枚の段ボール板紙10から形成されている。段ボール板紙10は、向かって左側から第1側面板30、正面板20、第2側面板40及び背面板50がそれぞれ折目線a1、a2及びa3を介して横方向に連設されている。前記背面板50には、折目線bを介して接着片51が連設されている。
背面板50の上端縁には、折目線cを介して蓋板80が連設されている。蓋板80の上端縁には、箱本体70とされたときの正面板20の上端部内面側に差し込まれるタック81が折目線eを介して連設されている。
第1側面板30及び第2側面板40の上端縁には、折目線dを介して一対の内フラップ31、41がそれぞれ連設されている。内フラップ31,41の側端縁のうち正面板20側の側端縁は、先端側が段差部を介して斜めに切り欠かれている。
第1側面板30と第2側面板40の下端縁には、折目線fを介して一対の第1底板フラップ61がそれぞれ連設されている。第1底板フラップ61は台形状である。
正面板20及び背面板50の下端縁には、折目線gを介して一対の第2底板フラップ62がそれぞれ連設されている。第2底板フラップ62は概略矩形状である。第2底板フラップ62には、先端縁のほぼ中央に凹部62aが形成されているとともに、凹部62aの底部から折目線gの左側端部まで延びる折畳線62bが形成されている。第2底板フラップ62のうち折畳線62bより左下側には、三角状の接着部62cが形成されている。
正面板20には、正面板の上端縁から山折線21を介して延出している第1表示領域22(本考案の延出部に相当する。)が設けられている。また、正面板20には、山折線21を中心線として第1表示領域22の形状と上下対称に形成されている第2表示領域23とが形成されている。
この山折線21の右端には、正面板20の側縁と平行に延びる第1破断予定線26が連接されている。また、この第1破断予定線26の先端からは、延長線上に延びる谷折線29が連接されている。さらに、この谷折線29の先端は、山折線21の左端まで延びる概略L字状の第2破断予定線27(本考案の破断予定線に相当する。)によって山折線21に接続されている。
前記第2表示領域23は、山折線21、第1破断予定線26、谷折線29及び第2破断予定線27によって囲まれた領域である。
正面板20には、第2表示領域23の下底及び左側縁に沿って、概略L字状の破断予定部24が形成されている。
正面板20には、破断予定部24の上端縁の中央位置に、半円状の摘み部25が延設されている。また、正面板20には、破断予定部24の左上隅部から谷折線29の先端まで概略逆J字状に延びる屈曲線状の第3破断予定線28が形成されている。
前記破断予定部24は、正面板20の上端縁と、第2破断予定線27と、第3破断予定線28とで囲まれた領域である。
正面板20、第1側面板30、背面板50及び接着片51には、正面板20の第1破断予定線26の先端部から第1側面板30、背面板50を通って接着片51の右側縁に至るまで、正面板20、第1側面板30及び背面板50の上端縁に平行に延びる所謂ジッパーZ1が形成されている。
正面板20及び第1側面板30には、第3破断予定線28の右側縁から第1側面板30の左端縁に至るまで、正面板20の上端縁とジッパーZ1との間隔と等しい間隔を開けて、正面板20及び第1側面板30の上端縁に平行に延びる所謂ジッパーZ2が形成されている。
次に、段ボール板紙10から包装箱1を組み立てる工程を説明する。
まず、第1表示領域22を山折線21に沿って第2表示領域23の裏側に折り重ねて、ホットメルト接着剤により接着する。
次に、第1側面板30、正面板20、第2側面板40及び背面板50を折目線a1,a2及びa3に沿って角筒状に折り曲げて、最後に、接着片51を折目線bに沿って折り曲げ、第1側面板30の左側縁の裏側に重合させて接着する。これにより、箱本体70は筒状になり、各ジッパーZ1、Z2は箱本体70の周囲を一周する。
次に、一対の第1底板フラップ61と一対の第2底板フラップ62を、折目線f又はgに沿ってそれぞれ先端が向かい合うように周方向に順次反時計回りに箱本体70の内側に90°折り曲げる。
次に、第2底板フラップの接着部62cの内面側と、これが重ねられている第1底板フラップ61の外面側とを糊付け等によって固定する。そして、折畳線62bに沿って第2底板フラップ62を谷折りにして畳むことで、扁平な折り畳み状態の包装箱1が形成される。
次に、扁平な折り畳み状態の包装箱1を組み立てて商品を収納する工程を説明する。
まず、扁平な折り畳み状態において、箱本体70の折目線a1と折目線a3とを、互いに接近する方向に押していく。そうすると、正面板20、第1側面板30、第2側面板40及び背面板50が四角筒状に変形する。
このとき、折目線a2及び折目線a4は、扁平に折り畳まれて接近していた状態から徐々に離間していくため、折目線a1及び折目線a3にそれぞれ連接されている第1底板フラップ61及び第2底板フラップ62もこの離間していく方向に牽引される。
この結果、相互に固定された第1底板フラップ61及び第2底板フラップ62も、折畳線62bで折り畳まれた状態から、徐々に平板状に伸展していく。そして、各第2底板フラップ62に形成された凹部62aが互いに滑り込んで嵌入される。
以上により、包装箱1の底板60が形成され、箱本体70が組み立てられる。
次に、箱本体70内に商品を収納し、一対の内フラップ31,41をそれぞれ折目線dに沿って内側に折り曲げ、蓋板80を折目線cに沿って折り曲げる。そして、タック81を折目線eに沿って折り曲げて、正面板20の上端部裏側に差し込む。
このとき、タック81は、一対の内フラップ31,41の正面板20側の端部と、正面板20との間に挟まれた状態になる。これにより、箱本体70の上方の開放端が閉塞され、商品を収納した包装箱1の形成が完了する。
次に、包装箱1を開梱し、商品を展示する工程を説明する。
図3Aに示す通り、まず、蓋板80を開放状態にして、正面板20から延出する摘み部25を指で摘み、第2破断予定線27及び第3破断予定線28に沿って手前に引っ張って、破断予定部24を正面板20から分離させる。
次に、第1破断予定線26を破断し、該破断した部分からジッパーZ1を、破断予定部24が存在した部分の右側縁からジッパーZ2を、それぞれ箱本体70の外周に沿って破断して、正面板20、第1側面板30、第2側面板40及び背面板50の上端部を背面板50の上端縁に連設された蓋板80とともに箱本体70から分離する。
最後に、図3Bに示すように、第2表示領域23を谷折線29に沿って箱本体70の外側に折り返すことで、第2表示領域23の設定が完了する。
以上説明した第1実施形態の包装箱1によれば、図3Bにおいて第2表示領域23が左方向を向き、この第2表示領域23の裏面に第1表示領域22が接着されているため、消費者が包装箱の左右方向のいずれから見ても表示板の内容を視認しやすい。
特に、第1実施形態の包装箱1では、ジッパーZ1及びZ2を破断して箱本体70の周壁の上端部を分離させることで、分離させた後に残った箱本体70の周壁より第1表示領域22及び第2表示領域23を上方に長くすることができるため、表示領域をより目立たせることができる。
また、第1実施形態の包装箱1は、正面板20から第2表示領域23を分離させて箱本体70の外側に折り返す際に、破断予定部24を破断させることで正面板20から第2表示領域23を周囲から分離させている。そのため、正面板20により大きな開口部が形成されるので、箱本体70内の商品を容易に取り出すことができる。
また、第1実施形態の包装箱1は、破断予定部24から摘み部25が延出しているため、開梱する際には摘み部25を指で摘んで手前に引っ張ることで、破断予定部24を破断するきっかけを容易に得ることができる。
[第2実施形態]
本考案の第2実施形態を図4に基づいて説明する。なお、第2実施形態以降の実施形態において第1実施形態と同一の構成には説明を省略する。
第2実施形態の包装箱2は、所謂B式の段ボール箱であり、一対の内フラップの折目線dと蓋板280の折目線cには、それぞれミシン目が形成されている点で異なる。
正面板220は、正面板220の上端縁の中心部から側縁に沿う方向に延びる山折線221と、山折線221を中心線としてそれぞれ左右対称な矩形状である第1表示領域222及び第2表示領域223を備える。
第1表示領域222は、正面板220の上端縁と、山折線221と、山折線221と平行に等しい長さで延びる谷折線229と、山折線221の先端と谷折線229の先端とを結ぶ第1破断予定線226によって画定された領域である。
第2表示領域223は、正面板220の上端縁と、山折線221の先端から正面板220の上端縁まで延びる逆L字状の第2破断予定線227とによって画定された領域である。第2表示領域223とされる正面板220の上端縁上には、折目線hを介して半円状の摘み部225が延出している。
次に、包装箱2を開梱し、商品を展示する工程を説明する。
まず、蓋板280を開放状態にして、蓋板280及び一対の内フラップをそれぞれミシン目に沿って破断し、箱本体270から分離させる。次に、摘み部225を指で摘み手前に引っ張って、正面板220を第2破断予定線227に沿って縦方向、左方向と順次破断した後、第1破断予定線226に沿って左方向に破断する。そして、正面板220のうち破断した部分を谷折線229に沿って箱本体270の外側に折り返した後、山折線221に沿って第2表示領域223を第1表示領域222の裏側に折り重ねる。最後に摘み部225を折目線hに沿って第1表示領域222の表面に折り重ねて、第2表示領域223を第1表示領域222の裏側に折り重ねた状態で固定する。
以上説明した第2実施形態の包装箱2によれば、第1表示領域222を正面板220に延設させることなく、正面板220内から分離して設けることができるため、通常のB式の段ボール箱と同様の形状の段ボール板紙から第1表示領域222及び第2表示領域223を有する包装箱を形成することができる。
また、第2実施形態の包装箱2は、第2表示領域223に設けられた摘み部225を第1表示領域222の表面に折り重ねることができるため、第2表示領域223と第1表示領域222とを折り重ねた状態で固定することができる。
図5(a)〜(c)に基づいてその他の変形例について説明する。なお、図5(a)〜(c)はすべて本考案に係る組み立てられた包装箱を正面視したときの正面板のみを模式的に表した図である。
図5(a)が示すように、第3実施形態では、正面板320に矩形状の第2表示領域323が設けられている。
第2表示領域323は、正面板320の上端縁から側縁に沿う方向に延びる谷折線329と、谷折線329の先端から正面板320の上端縁まで延びる逆L字状の破断予定線とで画定された領域である。
上述した第1実施形態及び第2実施形態においては、第1表示領域22,222及び第2表示領域23,223を有するものを示したが、本実施形態で示すように、第2表示領域323のみを有するものでもよい。
図5(b)が示すように、第4実施形態では、正面板420の中間部に、正面板420の側縁に沿う方向に延びる山折線421と、山折線421を中心線として第1表示領域422及び第2表示領域423が左右対称に形成されている。
正面板20の中間部には、山折線421の右側に山折線421と平行に延びる谷折線429と、谷折線429の上端から山折線421の上端及び下端を通って谷折線429の下端までを結ぶ概略コの字状の破断予定線が形成されている。このとき、谷折線429と破断予定線とで画定された領域のうち、山折線421より左側の領域が第1表示領域422であり、山折線421より右側の領域が第2表示領域423である。
上述した第1実施形態及び第2実施形態においては、第1表示領域22,222及び第2表示領域23,223が正面板20,220の上端縁に接して形成されているものを示したが、本実施形態で示すように、第1表示領域422及び第2表示領域423は正面板420の中間部に形成されていてもよいし、図示しないが、正面板の下端縁に接して形成されていてもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態においては、谷折線29,229は正面板20,220内の左寄りに形成されているものを示したが、本実施形態で示すように、谷折線429は正面板420内の右寄りに形成されていてもよい。
図5(c)が示すように、第5実施形態では、正面板520において、山折線521を中心線として第1表示領域522と第2表示領域523とが上下対称に形成されている。
正面板520には、正面板520の上端縁から側縁に沿う方向に延びる谷折線529と、谷折線529の先端から正面板520の上端縁に沿う方向に延びる山折線521と、谷折線529の先端から山折線521の先端を通って正面板520の上端縁まで延びる概略逆J字状の破断予定線とが形成されている。このとき、正面板520の上端縁と、谷折線529と、破断予定線とで画定された領域のうち、山折線521より上側の領域が第1表示領域522であり、山折線521より下側の領域が第2表示領域523である。
上述した第1実施形態おいては、第1表示領域22は正面板20の上端縁から延出しており、第2表示領域23と山折線21を中心線として上下対称に形成されているものを示したが、本実施形態で示すように、第1表示領域522も正面板520内に形成された上で、第2表示領域523と山折線521を中心線として上下対称に形成されていてもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態においては、正面板20,220の上端縁に半円状の摘み部25,225が延出しているものを示したが、これに限るものではなく、図示しないが、矩形状や三角形状等でもよいし、第3実施形態乃至第5実施形態で示すように、摘み部は形成されていなくてもよい。
以下、図示しないその他の変形例について説明する。
第1実施形態及び第2実施形態においては、本考案の包装箱1,2は所謂B式の段ボール箱であるものを示したが、これに限るものではなく、所謂A式の段ボール箱でもよいし、正面板を有するものであれば他の形式の包装箱でもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態においては、本考案の箱本体70,270は四角筒状であるものを示したが、これに限るものではなく、例えば、三角筒状、五角筒状、六角筒状、七角筒状、八角筒状等でもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態においては、正面板20,220及び背面板50,250がいわゆる長側面、第1側面板30,230及び第2側面板40,240がいわゆる短側面になっている直方体状の包装箱を例に説明したが、本考案はこれに限らず、正面板20,220及び背面板50,250と第1側面板30,230及び第2側面板40,240との横幅が等しい直方体状であってもよいし、さらには立方体状であってもよい。
また、第1実施形態においては、材料として段ボール板紙10を用いたが、本考案はこれに限らず、厚紙等の板紙を用いてもよい。
また、第1実施形態においては、背面板50に折目線bを介して接着片51が連設されているものを示したが、本考案はこれに限るものではなく、第1側面板30に折目線bを介して接着片51が連接されていてもよい。
また、第1実施形態においては、蓋板80の上端縁にタック81が折目線eを介して連設されているものを示したが、本考案はこれに限るものではなく、タック81は形成されていなくてもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態においては、蓋板80,280を有する包装箱を例に説明したが、本考案はこれに限るものではなく、蓋板を有さないトレー等の箱体であってもよい。
また、第1実施形態においては、内フラップ31,41として、正面板20側の側端縁は、先端部がわずかに切り欠かれているもの例に説明したが、本考案はこれに限るものではなく、一般的な矩形状であってもよいし、内フラップ31,41が形成されていなくてもよい。
また、第1実施形態においては、第2底板フラップの62のうち62bより左下側の内面側と、これに重ねられた隣接する第1底板フラップ61の表面側とを糊付け等によって固定するものを示したが、本考案はこれに限るものではなく、第2底板フラップの62のうち62bより左下側の表面側と、これに重ねられた隣接する第1底板フラップ61の内面側とを糊付け等によって固定してもよい。
また、第1実施形態においては、第1側面板30及び第2側面板40の下端縁に折目線fを介して一対の第1底板フラップ61が、正面板20及び背面板50の下端縁に折目線gを介して一対の第2底板フラップ62がそれぞれ連設されているものを示したが、本考案はこれに限るものではなく、第1側面板30及び第2側面板40の下端縁に折目線gを介して一対の第2底板フラップ62が、正面板20及び背面板50の下端縁に折目線fを介して一対の第1底板フラップ61がそれぞれ連設されていてもよい。
また、第1実施形態においては、底板60が所謂ワンタッチ底組式である包装箱を例に説明したが、本考案はこれに限るものではなく、一対の内フラップと一対の外フラップを有するものでもよいし、箱本体70の下方端を閉塞することができればその他の形式でもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態においては、第1表示領域22,222の形状と第2表示領域23,223の形状が山折線21,221を中心線として上下対称又は左右対称に形成されているものを示したが、本考案はこれに限るものではなく、上下非対称又は左右非対称に形成されていてもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態においては、第1表示領域22,222及び第2表示領域23,223が正面板20,220の左右の側端縁から一定の距離を存したものを示したが、本考案はこれに限るものではなく、左右いずれかの側端縁に接していてもよいし、左右の側端縁に接していてもよい。
また、第1実施形態においては、破断予定部24は第2表示領域23の下底及び左側縁に沿って概略L字状に形成されているものを示したが、本考案はこれに限るものではなく、例えば、第2表示領域23の下底及び右側縁に沿って概略逆L字状に形成されているものでもよいし、第2表示領域23の左右どちらかの側縁に沿って矩形状に形成されているものでもよいし、破断予定部24は形成されていなくてもよい。
また、第1実施形態においては、箱本体70の上端縁に平行に沿って延設されたジッパーZ1及びZ2を示したが、本考案はこれに限るものではなく、ジッパーは形成されていなくてもよい。
また、第1実施形態においては、第1表示領域22と第2表示領域23とをホットメルト接着剤によって接着したが、固定方法はこれに限らず、接着剤は酢酸ビニル樹脂接着剤等の他の接着剤でもよく、あるいは両面テープやステープラーを用いて固定してもよく、山折線にしっかり折癖をつけることで固定してもよい。
また、第2実施形態においては、第1表示領域222と第2表示領域223とを折り重ねるものを示したが、第1表示領域222及び第2表示領域223をそれぞれ箱本体270の外側に折り返す、所謂観音開きのような形状でもよい。
1,2…包装箱
20,220…正面板
21,221,421,521…山折線
22,222,422,522…第1表示領域
23,223,323,423,523…第2表示領域
26,226…第1破断予定線
27,227…第2破断予定線
28…第3破断予定線
29,229,329,429,529…谷折線
30,230…第1側面板
40,240…第2側面板
50,250…背面板
60,260…底板
70,270…箱本体
80,280…蓋板

Claims (3)

  1. 正面板、第1側面板、背面板、第2側面板及び底板により構成される箱本体と、該箱本体を閉塞する蓋板と、を備える直方体状の包装箱であって、
    前記正面板には、該正面板の上端縁から山折線を介して延出する延出部と、該山折線の一端から該正面板の側縁に沿う方向に延びる谷折線と、該谷折線の先端と該山折線の他端とを結ぶ破断予定線とが形成されていることを特徴とする包装箱。
  2. 正面板、第1側面板、背面板、第2側面板及び底板により構成される箱本体と、該箱本体を閉塞する蓋板とを備える直方体状の包装箱であって、
    前記正面板には、側縁に沿う方向に延びる谷折線と、該谷折線の両端を繋ぐ曲線または屈曲線状の破断予定線とが形成されていることを特徴とする包装箱。
  3. 請求項1記載の包装箱において、
    前記正面板には、前記破断可能線を繋ぐとともに少なくとも一端が該谷折線の端部から所定の距離を存する山折線が形成されていることを特徴とする包装箱。
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