JP3218364B2 - 家具部材取付け金具 - Google Patents
家具部材取付け金具Info
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- JP3218364B2 JP3218364B2 JP17659795A JP17659795A JP3218364B2 JP 3218364 B2 JP3218364 B2 JP 3218364B2 JP 17659795 A JP17659795 A JP 17659795A JP 17659795 A JP17659795 A JP 17659795A JP 3218364 B2 JP3218364 B2 JP 3218364B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- furniture
- mounting bracket
- arc
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Connection Of Plates (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Furniture Connections (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、多種の用途に用いる
家具等の形成に用いる取付け金具に関するものである。
家具等の形成に用いる取付け金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 家具や間仕切りを形成し、その他室内
装飾を行う場合、該家具等の用途が固定され、或いは室
内装飾物の置換が困難では、室内スペースの有効利用が
不可能となるのみではなく、不要物を生み、これらを直
ちに廃棄すれば社会環境を悪化させるばかりでなく、資
源の有効利用、リサイクルが叫ばれている今日の社会の
要望にも反することになる。家具等がその時々の需要に
適切に対応できるよう改変できれば、このような無駄が
なくなるが、従来はこれに適応する家具等の構造は提案
されていない。
装飾を行う場合、該家具等の用途が固定され、或いは室
内装飾物の置換が困難では、室内スペースの有効利用が
不可能となるのみではなく、不要物を生み、これらを直
ちに廃棄すれば社会環境を悪化させるばかりでなく、資
源の有効利用、リサイクルが叫ばれている今日の社会の
要望にも反することになる。家具等がその時々の需要に
適切に対応できるよう改変できれば、このような無駄が
なくなるが、従来はこれに適応する家具等の構造は提案
されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は、需
要者の或る時点における要望を満たし、他の時点におけ
る必要にも対応できるよう、容易に家具等の構成を変更
できる家具等の部材を取着できる取付け金具を提案する
ものである。即ち、一定の部材を備えておきさえすれ
ば、家具等の構成を自由に行うことができ、最小限の部
材変換で全く異なる目的にも使用できる家具等を形成し
得る部材取付け金具を提案するものである。
要者の或る時点における要望を満たし、他の時点におけ
る必要にも対応できるよう、容易に家具等の構成を変更
できる家具等の部材を取着できる取付け金具を提案する
ものである。即ち、一定の部材を備えておきさえすれ
ば、家具等の構成を自由に行うことができ、最小限の部
材変換で全く異なる目的にも使用できる家具等を形成し
得る部材取付け金具を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための技術手段】 上記の目的を達す
るため、家具、間仕切り、掲示物・展示物等の公開用具
及び室内装飾等を構成する基本部材と、これに付加する
部材とを簡易に、かつ所望の形状に着脱可能とする取付
け金具を形成した。この場合、着脱が容易である反面、
取着物が脱落して実用に供し得ないのでは全く無意味で
あり、意図するときを除いて基本部材から付加部材が脱
落しないよう、強固に取着できることが必要である。そ
こで、本発明は雌型金具の挟持部にバネを連結し、雄型
金具の挿着部を強固に挟着できるようにした。
るため、家具、間仕切り、掲示物・展示物等の公開用具
及び室内装飾等を構成する基本部材と、これに付加する
部材とを簡易に、かつ所望の形状に着脱可能とする取付
け金具を形成した。この場合、着脱が容易である反面、
取着物が脱落して実用に供し得ないのでは全く無意味で
あり、意図するときを除いて基本部材から付加部材が脱
落しないよう、強固に取着できることが必要である。そ
こで、本発明は雌型金具の挟持部にバネを連結し、雄型
金具の挿着部を強固に挟着できるようにした。
【0005】
【実施例】 本発明を図面により説明する。図1は、実
施例の概要を示す一部切欠き側面図、図2は、雌型金具
のバネの一例を示す一部切欠き側面図、図3は、雌型金
具の斜視図、図4及び図5は、使用方法を示す説明図で
ある。本発明に係る家具部材取付け金具は、雌型金具
(1)と雄型金具(21)から成る。雌型金具(1)
は、先端から基端方向に順次弧状の凸部(3)、弧状の
凹部(4)、湾曲部(5)、角柱状の基端部(6)を一
体成形した一対の爪(2)と、方形の基盤(8)に前記
爪(2)の一部を収納する内腔(9)を設けた収納部
(10)を一体に凸設し、該内腔(9)の上端近傍に前
記爪(2)を前記湾曲部(5)において釣支する一対の
支持突片(11)を湾曲部(5)方向へ屈曲して突設し
た基台(7)と、前記内腔(9)内において前記基端部
(6)に固着したバネ(12)とから成る。また、雄型
金具(21)は、方形の基盤(22)に先端を略円柱状
又は球状に形成した係合突起(23)を一体に突設して
ある。前記一対の爪(2)は、前記弧状の凸部(3)及
び弧状の凹部(4)が対向する状態で湾曲部(5)にお
いて前記支持突片(11)に釣支され、かつ、該支持突
片(11)は湾曲部(5)方向へ屈曲しているので、ピ
ンその他の部材を用いる必要なしに、雄型金具(21)
の係合突起(23)の先端が一対の凸部(3)間に挿入
されると爪(2)は支持突片(11)の先端を支点とし
て回動し、凹部(4)へ係合突起(23)の円柱又は球
状部分が嵌合可能となる。すると、爪(2)の基端部
(6)に固着されているバネ(12)によって前記係合
突起(23)の先端が前記凹部(4)に挟持される。従
って、バネ(12)は挟持する強弱の程度によって適宜
選択されるが、例えば図2(21’)に示すように鋼鉄
片を用いることも可能である。
施例の概要を示す一部切欠き側面図、図2は、雌型金具
のバネの一例を示す一部切欠き側面図、図3は、雌型金
具の斜視図、図4及び図5は、使用方法を示す説明図で
ある。本発明に係る家具部材取付け金具は、雌型金具
(1)と雄型金具(21)から成る。雌型金具(1)
は、先端から基端方向に順次弧状の凸部(3)、弧状の
凹部(4)、湾曲部(5)、角柱状の基端部(6)を一
体成形した一対の爪(2)と、方形の基盤(8)に前記
爪(2)の一部を収納する内腔(9)を設けた収納部
(10)を一体に凸設し、該内腔(9)の上端近傍に前
記爪(2)を前記湾曲部(5)において釣支する一対の
支持突片(11)を湾曲部(5)方向へ屈曲して突設し
た基台(7)と、前記内腔(9)内において前記基端部
(6)に固着したバネ(12)とから成る。また、雄型
金具(21)は、方形の基盤(22)に先端を略円柱状
又は球状に形成した係合突起(23)を一体に突設して
ある。前記一対の爪(2)は、前記弧状の凸部(3)及
び弧状の凹部(4)が対向する状態で湾曲部(5)にお
いて前記支持突片(11)に釣支され、かつ、該支持突
片(11)は湾曲部(5)方向へ屈曲しているので、ピ
ンその他の部材を用いる必要なしに、雄型金具(21)
の係合突起(23)の先端が一対の凸部(3)間に挿入
されると爪(2)は支持突片(11)の先端を支点とし
て回動し、凹部(4)へ係合突起(23)の円柱又は球
状部分が嵌合可能となる。すると、爪(2)の基端部
(6)に固着されているバネ(12)によって前記係合
突起(23)の先端が前記凹部(4)に挟持される。従
って、バネ(12)は挟持する強弱の程度によって適宜
選択されるが、例えば図2(21’)に示すように鋼鉄
片を用いることも可能である。
【0006】
【発明の効果】 本発明に係る家具部材取付け金具を用
いると、例えば壁に雌型金具(1)を取着し、板材に雄
型金具(21)を取着して両金具を係合すれば、電気配
線等が露出して見苦しくなる場合にこれを遮蔽できる
し、保守工事等を要する場合にも容易に遮蔽材を撤去で
きる。また、図4に示すように、掲示板などを係合する
ことは勿論図5に示すように展示物収納籠などを設置す
ることも容易にできる。多種の応用が可能であるので、
ここに応用例を尽くすことはできないが、多種の部材を
組み合わせることによってある程度の期間にわたって設
置を要する場合、一時的に設置を要する場合のいずれの
場合にあっても使用できる。即ち、前記のとおりバネ
(12)の選択及び本家具部材取付け金具の使用個数の
多少によって極めて応用の範囲を広くすることが可能で
ある。
いると、例えば壁に雌型金具(1)を取着し、板材に雄
型金具(21)を取着して両金具を係合すれば、電気配
線等が露出して見苦しくなる場合にこれを遮蔽できる
し、保守工事等を要する場合にも容易に遮蔽材を撤去で
きる。また、図4に示すように、掲示板などを係合する
ことは勿論図5に示すように展示物収納籠などを設置す
ることも容易にできる。多種の応用が可能であるので、
ここに応用例を尽くすことはできないが、多種の部材を
組み合わせることによってある程度の期間にわたって設
置を要する場合、一時的に設置を要する場合のいずれの
場合にあっても使用できる。即ち、前記のとおりバネ
(12)の選択及び本家具部材取付け金具の使用個数の
多少によって極めて応用の範囲を広くすることが可能で
ある。
【図1】 実施例の概要を示す一部切欠き側面図
【図2】 バネ(12)の一例を示す一部切欠き側面図
【図3】 雌型金具(1)の斜視図
【図4】 本家具部材取付け金具の使用方法を示す説明
図
図
【図5】 本家具部材取付け金具の使用方法を示す説明
図
図
1・・雌型金具 2・・爪 3・・凸部 4・・凹部 5・・湾曲部 7・・基台 8・・基盤 9・・内腔 10・・収納部 11・・支持突片 12・・バネ 21・・雄型金具 22・・基盤 23・・係合突起
Claims (1)
- 【請求項1】 先端から基端方向に順次弧状の凸部
(3)、弧状の凹部(4)、湾曲部(5)、角柱状の基
端部(6)を一体成形した一対の爪(2)及び方形の基
盤(8)に内腔(9)を設けた収納部(10)を一体に
凸設し、前記内腔(9)の上端近傍に前記爪(2)を前
記湾曲部(5)において釣支する一対の支持突片(1
1)を湾曲部(5)方向へ屈曲して突設した基台(7)
並びに前記基端部(6)に固着したバネ(12)から成
る雌型金具(1)と、方形の基盤(22)に先端を略円
柱状又は球状に形成した係合突起(23)を一体に突設
した雄型金具(21)とから成る家具部材取付け金具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17659795A JP3218364B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 家具部材取付け金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17659795A JP3218364B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 家具部材取付け金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH094616A JPH094616A (ja) | 1997-01-07 |
JP3218364B2 true JP3218364B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=16016358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17659795A Expired - Fee Related JP3218364B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 家具部材取付け金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3218364B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWM515040U (zh) * | 2015-07-06 | 2016-01-01 | Fivetech Technology Inc | 回彈扣件 |
JP6412894B2 (ja) * | 2016-03-25 | 2018-10-24 | 本田技研工業株式会社 | 車両用取付部品固定構造 |
EP4257833A1 (en) * | 2022-04-04 | 2023-10-11 | Aptiv Technologies Limited | Multifunctional plastic snapping mounting system |
-
1995
- 1995-06-20 JP JP17659795A patent/JP3218364B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH094616A (ja) | 1997-01-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |