JP3172156B2 - 配線器具用取付枠 - Google Patents

配線器具用取付枠

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大 吉田
正明 中村
章孝 濱口
秀明 岩井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチやコンセ
ントのような配線器具を取り付ける配線器具用金属製の
取付枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、スイッチやコンセントのよう
な配線器具を壁面等の造営面に埋め込み埋設するため
に、金属製の配線器具用取付枠や、合成樹脂製取付枠が
提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の金属製の配線器
具用取付枠は、図3に示すように取付枠の枠体7の枠片
の切欠7cにドライバを入れて突起7b側を変形させ
て、配線器具Sにかしめ固定することにより配線器具S
を固定するため、取付が面倒であった。
【0004】また合成樹脂製取付枠はその弾性を利用し
て配線器具の係止爪を係止する係止部を設けており、配
線器具の取付が簡単に行えるのであるが、割れなどによ
るトラブルが発生しやすいという問題があった。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑みて為された
もので、その目的とするところは、最大3個の配線器具
を簡単に且つがたつき無く取り付けられ、しかも割れな
ども生じない配線器具用取付枠を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、中央部に配線器具の前面部
を枠体後方から嵌め込む器具取付開口部を設けた金属製
の枠体からなり、前記器具取付開口部の両側の対向開口
縁の長さを前記配線器具の前記前面部の長手方向の寸法
よりやや大きな寸法とするとともに、両側の対向開口縁
に直交する両端の対向開口縁の長さを配線器具の前記前
面部の短手方向の単位寸法の3倍と略同じ寸法として、
前記配線器具の前面部を嵌め込み可能な部位を前記枠体
の中央及びその両側の3カ所設け、前記枠体の両側の枠
片の一方の枠片には前記部位に夫々対応して配線器具の
一側部を係止する係止部を設け、他方の枠片には後方へ
一体延長した取付け片を設け、この取付け片の先端を基
端に設けたU字状折り曲げ部で抱持して取付け片に取り
付けられ、配線器具の前面部を開口部に枠体の後方側か
ら嵌め込む際に、配線器具の他側部より側方に突出させ
た係止爪により弾性変形して係止爪を端面側へ通過可能
とした凸状の抜出し阻止片を前記各部位に対応させて前
記基端から器具取付開口部側へ突出するように3組一体
形成し、通過した一対の係止爪を該抜出し阻止片の両肩
の端面で係止するばね体を備え、該ばね体には抱持する
側の上記取付け片の外側面に当接するように上記基端側
から器具取付開口部側に延長形成した脚片を有し、該脚
片には、上記取付け片に形成せる孔に係止する抜止め片
を一体に形成していることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を一実施形態により説
明する。
【0008】図2は分解斜視図を示し、取り付け面に設
けられた取付穴に取付けられる金属製の取付枠の枠体7
には器具取付開口部8が形成されている。器具取付開口
部8は長方形になっていて、その短手方向の寸法を器具
取付開口部8に、配線器具Sの前面中央に突出させた前
面部が枠体7の後方(裏面側)から嵌めることができる
ように前面部の長手方向の寸法と略同じ寸法に形成し、
また長手方向の寸法を、1個の配線器具Sの短手方向の
寸法の略整数倍の大きさに形成してある。
【0009】具体的には3倍になされている。つまり最
大3つの配線器具Sを器具取付開口部8に取り付けるこ
とができるようになっている。
【0010】そして長辺側(両側の枠片)の外縁部には
切起こしにて一対の取付け片9,9が形成されている。
一方の取付け片9は複数片に分割され、各分割片9nは
逆T字状に形成され、その横辺の両側上端面を配線器具
Sの両側より外方向に夫々一対突設してある係止爪S
a,Saの内、一方側の一対を図1に示すように係止す
る抜止め係止端面9aとしてある。
【0011】そして他方の取付け片9には後述する板ば
ね10を取り付ける長孔9fが形成されている。
【0012】そして器具取付開口部8に配線器具Sが取
り付け片9,9間にステンレス鋼製のばね板10を介し
て後述のように取付けられる。
【0013】枠体7の裏面側には合成樹脂製のプレート
枠13がビスにて取付けられ、このプレート枠13の枠
片上に合成樹脂製の化粧プレート11が弾性変位が可能
な係止爪(図示せず)を介して取付けられる。
【0014】配線器具S側にはその両端部から外方に係
止爪Saが突出されている。
【0015】板ばね10は略逆U字型に折り曲げ形成さ
れたステンレス製のもので、一方の脚片10aに他方の
取付け片9の長孔9fの口縁部の端面9gに当接して
止し、ばね板10の抜止めを図る抜止め片10bが形成
されている。
【0016】他方の脚片10cには配線器具S側の係止
爪Saの通過を弾性変形にて許容するとともにこの係止
爪Saの抜出しを阻止する凸状の抜出し阻止片10dが
形成されている。
【0017】しかして、器具取付開口部8内に配線器具
Sの前面部を枠体7の後方から嵌めて配線器具Sを取り
付けるに当たり、まず略逆U字型のばね板10を他方の
取り付け片9の長孔9fに抜止め片10bにおいて取付
ける。そして配線器具S側の一方の係止爪Saを一方の
取付け片9の分割片9nの抜止め係止端面9a上に係止
した後、前面部を器具取付開口部8内に嵌めるようにし
て配線器具S側の他方の係止爪Saによりばね板10側
の抜出し阻止片10dを弾性変形させてこれを越えさせ
る。これにより弾性復帰する抜出し阻止片10dの上端
面で係止爪Saが係止されて抜出しが阻止される(図1
において2点鎖線で示す)。このようにして、ドライバ
ーのような工具を使って枠体7側を変形させるような作
業を省いて、配線器具Sの取付けを確実に行いながら、
その施工性を高めるのである。尚配線器具Sの形態はコ
ンセントやスイッチがある。
【0018】以上のように、本実施形態では、ドライバ
ーのような工具を使って金属枠体7側を変形させるよう
な作業を省いて、配線器具Sの取付けを確実に行え、そ
の施工性を高めるのである。
【0019】そして、配線器具Sの整数倍の大きさの長
方形の器具取付開口部8において配線器具Sの個数の増
減に容易に対処するものである。つまり、実施例におけ
る金属製の枠体7には3箇の配線器具Sを取付けること
ができるのである。かかる場合、長孔9fに長いばね板
10を取付けて、ばね板10を共通化を図り、部品点数
を削減するのであり、独立した分割片9nの抜止め係止
端面9aを利用し、配線器具Sの取付けの安定化を図る
のである。
【0020】
【発明の効果】本発明は、中央部に配線器具の前面部を
枠体後方から嵌め込む器具取付開口部を設けた金属製の
枠体からなり、前記器具取付開口部の両側の対向開口縁
の長さを前記配線器具の前記前面部の長手方向の寸法よ
りやや大きな寸法とするとともに、両側の対向開口縁に
直交する両端の対向開口縁の長さを配線器具の前記前面
部の短手方向の単位寸法の3倍と略同じ寸法として、前
記配線器具の前面部を嵌め込み可能な部位を前記枠体の
中央及びその両側の3カ所設け、前記枠体の両側の枠片
の一方の枠片には前記部位に夫々対応して配線器具の一
側部を係止する係止部を設け、他方の枠片には後方へ一
体延長した取付け片を設け、この取付け片の先端を基端
に設けたU字状折り曲げ部で抱持して取付け片に取り付
けられ、配線器具の前面部を開口部に枠体の後方側から
嵌め込む際に、配線器具の他側部より側方に突出させた
係止爪により弾性変形して係止爪を端面側へ通過可能と
した凸状の抜出し阻止片を前記各部位に対応させて前記
基端から器具取付開口部側へ突出するように3組一体形
成し、通過した一対の係止爪を該抜出し阻止片の両肩の
端面で係止するばね体を備えているので、配線器具の一
側部を枠体の一方の枠片に設けた係止部に係止させた状
態で前面部を枠体の後方から器具取付開口部に嵌める操
作だけで、配線器具の他側部の係止爪を枠体の他方の枠
片の取付け片に取り付けたばね体の抜出し阻止片に係止
させることができ、配線器具の取り付けを所謂ワンタッ
チ操作によりでき、従来の金属製取付枠のように枠片の
変形操作などが不要であり、しかも枠体が金属であるの
で、合成樹脂製取付枠のような割れなども起きず、しか
も最大3個の配線器具を同時に取り付けることができる
という効果があり、その上一対の係止爪が抜出し阻止片
の中央凸部を挟む形で係止されるため、配線器具をがた
つき取り付けることができるという効果がある。またば
ね体には抱持する側の上記取付け片の外側面に当接する
ように上記基端側から器具取付開口部側に延長形成した
脚片を有し、該脚片には、上記取付け片に形成せる孔に
係止する抜止め片を一体に形成しているので、ばね体を
取付け片を取付け片に確実に取り付けることができ、施
工現場等において不用意にばね体が外れて紛失する恐れ
が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の取付け作用を示す断面図で
ある。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】従来例の平面図である。
【符号の説明】
7 枠体 8 器具取付開口部 9 取付け片 9a 抜止め係止端面 10a、10c 脚片 10b 抜止め片 10d 抜出し阻止片 10 ばね板 S 配線器具 Sa 係止爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩井 秀明 三重県津市白塚町2856番地 旭電器工業 株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−271221(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 9/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に配線器具の前面部を枠体後方から
    嵌め込む器具取付開口部を設けた金属製の枠体からな
    り、前記器具取付開口部の両側の対向開口縁の長さを前
    記配線器具の前記前面部の長手方向の寸法よりやや大き
    な寸法とするとともに、両側の対向開口縁に直交する両
    端の対向開口縁の長さを配線器具の前記前面部の短手方
    向の単位寸法の3倍と略同じ寸法として、前記配線器具
    の前面部を嵌め込み可能な部位を前記枠体の中央及びそ
    の両側の3カ所設け、前記枠体の両側の枠片の一方の枠
    片には前記部位に夫々対応して配線器具の一側部を係止
    する係止部を設け、他方の枠片には後方へ一体延長した
    取付け片を設け、この取付け片の先端を基端に設けたU
    字状折り曲げ部で抱持して取付け片に取り付けられ、配
    線器具の前面部を開口部に枠体の後方側から嵌め込む際
    に、配線器具の他側部より側方に突出させた係止爪によ
    り弾性変形して係止爪を端面側へ通過可能とした凸状の
    抜出し阻止片を前記各部位に対応させて前記基端から器
    具取付開口部側へ突出するように3組一体形成し、通過
    した一対の係止爪を該抜出し阻止片の両肩の端面で係止
    するばね体を備え、該ばね体には抱持する側の上記取付
    け片の外側面に当接するように上記基端側から器具取付
    開口部側に延長形成した脚片を有し、該脚片には、上記
    取付け片に形成せる孔に係止する抜止め片を一体に形成
    していることを特徴とする配線器具用取付枠。
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