JP3215484B2 - Isdn端末装置の制御方法 - Google Patents

Isdn端末装置の制御方法

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JP3215484B2 JP08304592A JP8304592A JP3215484B2 JP 3215484 B2 JP3215484 B2 JP 3215484B2 JP 08304592 A JP08304592 A JP 08304592A JP 8304592 A JP8304592 A JP 8304592A JP 3215484 B2 JP3215484 B2 JP 3215484B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDNを伝送路とし
て用いるとともに、グループ3ファクシミリ伝送機能お
よび通話機能を備えたISDN端末装置の制御方法、お
よび、ISDNを伝送路として用いるとともに、グルー
プ3ファクシミリ伝送機能を備えたISDN端末装置の
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDNでは、公衆電話回線と同様にし
て、グループ3ファクシミリ装置を接続してデータ伝送
が可能であり、また、加入者側の配線を受動バス形式に
すると、同一の加入者番号(ISDN番号)の基本イン
タフェースに対して、それぞれ端末特性が異なる複数の
端末装置を接続することができる。
【0003】また、ISDNには、同一の基本インタフ
ェースに対して、複数の加入者番号を設定できる複数加
入者番号サービスが規定されており、それぞれの加入者
番号について、ユーザが任意に異なる種類の端末装置を
接続することができる。
【0004】これにより、同一の基本インタフェース
に、例えば、グループ3ファクシミリ装置と電話装置を
接続し、それぞれを独立して用いることもできる。この
ようにして、加入者線における端末の使用状況をユーザ
が任意に設定できるので、ISDNを利用するときの自
由度が非常に高い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
次のような不都合を生じていた。
【0006】例えば、公衆電話回線にグループ3ファク
シミリ装置を接続した場合には、手動で発呼操作を行な
い、相手端末のオペレータと打ち合わせを行なって、手
動操作により画情報伝送動作を開始するという、いわゆ
るマニュアル送信手順による画情報伝送が可能である。
【0007】これに対し、ISDNでは、次のような事
態を生じる。
【0008】上述したように、ISDNでは、同一の加
入者番号の基本インタフェースに対して、複数種類の端
末装置を接続できるため、ISDNと端末装置との間で
行なう呼設定手順では、端末装置は、発呼時に端末機能
を指定するように規定されている。
【0009】この端末機能を表示するものとしては、例
えば、「伝達能力」情報要素と、「高位レイヤ整合性」
情報要素があり、これらの情報要素は、発呼時に発端末
がISDNに対して送出する呼設定メッセージ中に含ま
れる。
【0010】「伝達能力」情報要素は、伝送する情報の
内容が、音声、非制限デジタル情報、制限デジタル情
報、3.1KHzオーディオ、7KHzオーディオ、あ
るいは、ビデオのいずれかであるのかを示す情報転送能
力などをあらわす情報からなる。また、「高位レイヤ整
合性」情報要素は、相手端末との整合性検査に使用する
ためのものであり、例えば、電話、グループ2/グルー
プ3ファクシミリ、グループ4ファクシミリ、ミクスト
モード、テレテックス、ビデオテックス、テレックス、
オーディオ・ビジュアル、あるいは、メッセージ・ハン
ドリング・システムなどの端末機能のうち、いずれの端
末機能を備えているのかを表示する。
【0011】ここで、上述したマニュアル送信手順を考
えると、最初に電話機能を用いた通話を行なうために、
端末装置は、「伝達能力」情報要素に音声をあらわすデ
ータをセットするとともに、「高位レイヤ整合性」情報
要素に電話をあらわすデータをセットした呼設定メッセ
ージをISDNに送出して、相手端末を発呼する。
【0012】このために、着呼側のグループ3ファクシ
ミリ装置は、通話機能を備えていない場合には、この呼
に応答できず、発呼側のユーザが意図した画情報伝送動
作が行なえないという事態を生じる。
【0013】また、着側の加入者線に、グループ3ファ
クシミリ装置以外に電話装置が接続されている場合、こ
の発呼では、端末機能として電話機能が設定されている
ので、応答するのは、電話装置であり、グループ3ファ
クシミリ装置に呼接続できないという不都合を生じる。
【0014】ところで、ISDNは、公衆電話回線網と
の網間接続機能を備えており、したがって、ISDNに
接続されている電話装置やグループ3ファクシミリ装置
と、公衆電話回線網に接続されている電話装置やグルー
プ3ファクシミリ装置との間でデータ伝送が可能であ
る。
【0015】一方、ISDNによっては、公衆電話回線
網との網間接続機能において、「伝達能力」情報要素の
設定を「音声」に限定している場合がある。
【0016】このようなISDNが、発端末と着端末と
の間に介在している場合、発端末が、通常の発呼と同様
に、「伝達能力」情報要素に「3.1KHzオーディ
オ」を設定した場合、この発呼が拒否され、目的の画情
報伝送動作を行なえないという不都合を生じる。
【0017】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、マニュアル送信手順による画情報伝送動作を
行なえるようにしたISDN端末装置の制御方法を提供
することを目的としている。また、公衆電話回線網との
網間接続機能において、「伝達能力」情報要素の設定を
「音声」に限定しているISDNが介在した場合でも、
適切な画情報伝送動作を行なえるようにしたISDN端
末装置の制御方法を提供することも目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、ISDNを伝
送路として用いるとともに、グループ3ファクシミリ伝
送機能を備えたISDN端末装置の制御方法において、
グループ3ファクシミリ用のISDN番号と電話用のI
SDN番号を記憶する記憶手段を備え、着呼検出時、受
信した呼設定メッセージの「伝達能力」情報要素には
「音声」をあらわすデータがセットされていて、かつ、
「着番号」情報要素にはグループ3ファクシミリ用のI
SDN番号がセットされており、かつ、上記記憶手段に
記憶しているグループ3ファクシミリ用のISDN番号
と電話用のISDN番号が不一致のときときには、グル
ープ3ファクシミリ伝送機能に対する着呼であると判定
してグループ3ファクシミリ伝送動作を行なうようにし
たものである。
【0019】また、ISDNを伝送路として用いるとと
もに、グループ3ファクシミリ伝送機能を備えたISD
N端末装置の制御方法において、グループ3ファクシミ
リ通信時、指定された宛先に対し、「伝達能力」情報要
素には「3.1KHzオーディオ」をあらわすデータを
セットした呼設定メッセージを送出して発呼したとき、
その着呼宛先が所定の呼設定用メッセージを応答して着
呼拒否したとき、着呼宛先より受信した上記呼設定用メ
ッセージに含まれる「理由表示」情報要素の内容を調
べ、その着呼拒否の理由が再発呼可能なものである場合
には、指定された宛先に対し、「伝達能力」情報要素に
は「音声」をあらわすデータをセットした呼設定メッセ
ージを送出して再度発呼するようにしたものである。ま
た、前記再発呼時に送出する呼設定メッセージには、
「高位レイヤ整合性」情報要素を付加しない。
【0020】
【0021】
【0022】
【作用】したがって、マニュアル送信動作時には、「伝
達能力」情報要素には「3.1KHzオーディオ」をあ
らわすデータをセットするとともに、「高位レイヤ整合
性」情報要素には「グループ2/グループ3ファクシミ
リ」をあらわすデータをセットした呼設定メッセージを
送出するので、指定宛先の加入者回線に接続されている
グループ3ファクシミリ装置を適切に発呼できる。ま
た、着呼検出時、「伝達能力」情報要素の値が「音声」
の場合でも、ファクシミリ機能を指定したと判定できる
場合には、ファクシミリ機能で着信応答するので、マニ
ュアル送信動作で発呼された場合でも、適切な着呼応答
が可能である。また、通常発呼時の情報要素の値を用い
て発呼動作したときに着呼拒否された場合には、「伝達
能力」情報要素の設定を「音声」に限定しているISD
Nが介在した場合を想定した再発呼動作を行なうので、
相手端末との呼接続を適切に行なえる確率が向上し、通
信可能性が向上する。
【0023】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ3ファクシミリ装置を示している。このグループ3フ
ァクシミリ装置は、ISDNを伝送路として用いるとと
もに、通話機能も備えたものである。
【0025】同図において、システム制御部1は、この
ファクシミリ装置の動作制御処理、グループ3ファクシ
ミリ伝送手順処理、および、通話手順処理を実行するも
のであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実
行する処理プログラムおよびその処理プログラムを実行
するために必要な各種データを記憶するとともに、シス
テム制御部1のワークエリアを構成するものである。
【0026】パラメータメモリ3は、このファクシミリ
装置に固有な各種の情報を記憶するためのものであり、
バッテリバックアップされたSRAM(スタティック型
ランダム・アクセス・メモリ)などデータを書き換え可
能な不揮発性の半導体記憶装置からなる。
【0027】スキャナ4は、原稿画像をグループ3ファ
クシミリ装置に設定されている解像度で読み取るための
ものであり、プロッタ5は、画像をグループ3ファクシ
ミリ装置に設定されている解像度で記録出力するもので
ある。
【0028】操作表示部6は、このファクシミリ装置を
操作するためのものであり、各種の操作キー、および、
オペレータへのガイダンス情報等を表示するための液晶
表示器などの各種の表示装置からなる。
【0029】符号化復号化部7は、画信号を所定の符号
化方式で符号化圧縮するとともに、符号化圧縮された状
態の画情報を元の画信号に復号化するためのものであ
り、画像処理部8は、画素密度変換処理や変倍処理など
を行なうものである。画像蓄積装置9は、送信画信号、
送信画情報、受信画情報および受信画信号などの種々の
情報を蓄積するためのものである。
【0030】トーン発生回路10は、呼び出し音などの
各種トーン信号を発生するものであり、そのトーン信号
は、スピーカ11に加えられている。したがって、トー
ン発生回路10から出力されたトーン信号に対応した音
響信号は、このスピーカ11より出力される。
【0031】ISDNインタフェース回路12は、IS
DNと物理的に接続するとともに、ISDNのレイヤ1
の信号処理機能およびDチャネル(信号チャネル)の信
号とBチャネル(情報チャネル)の信号の統合/分離機
能を備えたものである。
【0032】Dチャネル伝送制御部13は、Dチャネル
を用いてISDNと行なう呼制御処理などの伝送制御処
理を行なうためのものであり、CODEC14は、IS
DNのBチャネルを用いてアナログ信号を伝送するため
のアナログ信号/デジタルデータの信号変換処理を行な
うためのものである。
【0033】グループ3ファクシミリモデム15は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、主に画情報をやり
とりするための高速モデム機能(V.29モデム、V.
27terモデム)を備えている。
【0034】切換回路16は、CODEC14のアナロ
グ信号接続端を、グループ3ファクシミリモデム15、
または、通話のためのハンドセット17のいずれかに切
換接続するためのものである。
【0035】システム制御部1、システムメモリ2、パ
ラメータメモリ3、スキャナ4、プロッタ5、操作表示
部6、符号化復号化部7、画像処理部8、画像蓄積装置
9、トーン発生回路10、Dチャネル伝送制御部13、
CODEC14、グループ3ファクシミリモデム15、
および、切換回路16は、システムバス18に接続され
ており、これらの各要素間における各種情報のやりとり
は、主としてこのシステムバス18を介して行なわれ
る。また、ハンドセット17のフック状態をあらわすフ
ック信号HSは、システムバス18を介してシステム制
御部1に加えられている。
【0036】図2は、ISDNに接続されている端末装
置が、ISDNとの間で行う回線交換モードでの呼制御
手順の一例について示している。
【0037】すなわち、発端末は、まず、転送モードと
して回線交換モードを設定するとともに、着端末を宛先
に指定した呼設定メッセージSETUPをISDNに送
出して着端末との呼設定を要求し、ISDNは、指定さ
れた着端末に呼設定メッセージSETUPを送出して発
呼する。また、ISDNは、呼設定状況を通知するため
の呼設定受付メッセージCALL_PROCを発端末に
送出する。
【0038】着端末は、着信検出すると、自端末が着信
可能な状態になっているときには、ISDNに呼出メッ
セージALERTを送出し、ISDNは呼出メッセージ
ALERTを発端末に送出して着端末の呼出を開始した
ことを通知する。
【0039】着端末は、着信応答すると応答メッセージ
CONNをISDNに送出し、ISDNは応答メッセー
ジCONNを発端末に送出して着端末が呼を受け付けた
ことを通知する。
【0040】また、ISDNは、着端末に応答確認メッ
セージCONN_ACKを送出して着端末の応答を確認
し、その時点で、発端末と着端末の間にデータ伝送のた
めの情報チャネル(Bチャネル)が確立する。
【0041】これにより、発端末と着端末との相互間
で、情報チャネルを用いたデータ伝送が、おのおのの端
末の伝送機能に設定された伝送制御手順により実行され
る。
【0042】そして、データ伝送を終了すると、発端末
が切断メッセージDISCをISDNに送出して情報チ
ャネルの解放を要求し、ISDNは、解放メッセージR
ELを発端末に送出して情報チャネルの復旧を通知す
る。一方、着端末には、ISDNが切断メッセージDI
SCを送出して情報チャネルの解放を要求し、着端末が
解放メッセージRELをISDNに送出して情報チャネ
ルの復旧を通知する。
【0043】これにより、発端末は、チャネル切断完了
を通知する解放完了メッセージREL_COMPをIS
DNに応答し、発端末とISDNとの間の情報チャネル
が解放される。それとともに、ISDNは、解放完了メ
ッセージREL_COMPを着端末に送出して、ISD
Nと着端末との間の情報チャネルが解放される。それに
より、発端末と着端末との間に設定されていた情報チャ
ネルが完全に解放される。
【0044】このようにして、発端末と着端末との間に
情報チャネルが設定されて、データ伝送が行われ、デー
タ伝送が終了すると、情報チャネルが解放される。
【0045】また、ISDNの呼設定用のおのおののメ
ッセージは、図3(a)に示すように、レイヤ3呼制御
メッセージを規定するプロトコル仕様(フォーマット、
シーケンスなど)を識別するためのプロトコル識別子、
そのメッセージがどの呼に関与するものであるかを識別
するための呼番号、それぞれのメッセージの内容を識別
するためのメッセージタイプ、おのおののメッセージに
必ず付加される必須情報要素、および、おのおののメッ
セージに必要に応じて付加される付加情報要素からな
る。なお、必須情報要素は、メッセージタイプに応じて
0,1または複数個が設定されており、付加情報要素
は、その状況に応じて0,1または複数個が配置され
る。
【0046】呼設定メッセージSETUPは、同図
(b)に示すように、必須情報要素として「伝達能力」
をもち、付加情報要素としては、例えば、「発番号」、
「着番号」、「着サブアドレス」、「低位レイヤ整合
性」、「高位レイヤ整合性」、および、「ユーザ・ユー
ザ」などの情報要素をもつ。
【0047】また、解放完了メッセージREL_COM
Pは、必須情報要素としては、例えば、「理由表示」を
もち、付加情報要素としては、例えば、「表示」、およ
び、「ユーザ・ユーザ」などの情報要素をもつ。
【0048】これらの情報要素の概略について説明す
る。
【0049】「伝達能力」情報要素は、伝送する情報の
内容が、音声、非制限デジタル情報、制限デジタル情
報、3.1KHzオーディオ、7KHzオーディオ、あ
るいは、ビデオのいずれかであるのかを示す情報転送能
力、使用する交換機能が回線交換であるのかパケット交
換であるのかを示す転送モード、情報転送の速度をあら
わす情報転送速度、情報の転送形態をあらわす情報、お
よび、ユーザ情報のプロトコルをあらわす情報などから
なる。
【0050】「発番号」情報要素は、発端末のISDN
番号をあらわし、「発サブアドレス」情報要素は、発端
末に設定されているサブアドレスをあらわす。「着番
号」情報要素は、着端末のISDN番号をあらわし、
「着サブアドレス」情報要素は、着端末に設定されてい
るサブアドレスをあらわす。なお、サブアドレスの内容
は、ユーザが任意に定義できる。
【0051】「低位レイヤ整合性」情報要素は、相手端
末との通信可能性検査に使用されるためのものであり、
基本的な内容は「伝達能力」情報要素と同一である。さ
らに、この「低位レイヤ整合性」情報要素には、より細
かい内容が含まれる。
【0052】「高位レイヤ整合性」情報要素は、相手端
末との整合性検査に使用するためのものであり、例え
ば、電話、グループ2/グループ3ファクシミリ、グル
ープ4ファクシミリ、ミクストモード、テレテックス、
ビデオテックス、テレックス、オーディオ・ビジュア
ル、あるいは、メッセージ・ハンドリング・システムな
どの端末機能のうち、いずれの端末機能を備えているの
かを表示する。
【0053】「ユーザ・ユーザ」情報要素は、ユーザ間
の情報の伝達に用いるためのものであり、この「ユーザ
・ユーザ」情報要素の内容は、ISDNによって解釈さ
れることなくトランスペアレントに転送されて相手ユー
ザに伝達される。
【0054】「理由表示」情報要素は、その情報要素を
含むメッセージ(この場合解放完了メッセージREL_
COMP)が生成された理由や呼設定手順中に発生した
エラーの理由などをあらわす診断情報などを通知するた
めのものである。
【0055】「表示」情報要素は、ISDNからユーザ
に対する種々の表示情報をあらわすためのものである。
【0056】以上の構成で、待機状態になっていると
き、システム制御部1は、図4に示すような動作を行な
っている。
【0057】すなわち、スキャナ4に原稿がセットされ
たか、ハンドセット17がオフフックしたか、着呼検出
したか、ユーザによりその他の機能が選択されたかを監
視しており(判断101,102,103,104のN
Oループ)、スキャナ4に原稿がセットされて判断10
1の結果がYESになると、切換回路16によりCOD
EC14をグループ3ファクシミリモデム15に接続し
た後にファクシミリ送信処理(処理105)を実行し、
オフフック検出して判断102の結果がYESになる
と、切換回路16によりCODEC14をハンドセット
17に接続した後に通話処理(処理106)を実行し、
着呼検出した判断103の結果がYESになると、着呼
処理(処理107)を実行し、ユーザがいずれかの機能
を選択して判断104の結果がYESになると、その選
択された機能に対応した処理(処理108)を実行し、
それぞれの処理を実行終了すると、待機状態に戻る。
【0058】図5および図6は、ファクシミリ送信処理
(処理105)の一例を示す。
【0059】システム制御部1は、ユーザが操作表示部
6のスタートキー(図示略)を操作するか、ユーザがハ
ンドセット17を取り上げてオフフックするか、あるい
は、番号入力などの他の操作を行なうかを監視する(判
断201,202,203のNOループ)。
【0060】ユーザが番号入力などの他の操作を行なっ
て、判断203の結果がYESになるときには、その選
択された操作の入力処理(処理204)を実行し、入力
データを保存する。
【0061】スタートキーがオンされて、判断201の
結果がYESになるときには、通常の自動発呼操作が行
なわれた場合であり、呼設定メッセージSETUPの
「伝達能力」情報要素に「3.1KHzオーディオ」を
あらわすデータをセットするとともに、「高位レイヤ整
合性」情報要素に「グループ2/グループ3ファクシミ
リ」をあらわすデータをセットし(処理205)、その
呼設定メッセージSETUPをISDNに送出して、指
定された宛先を発呼する(処理206)。
【0062】次いで、所定の呼設定手順を実行して(処
理207)、相手端末との間に情報チャネルが確立する
と(処理208)、その情報チャネルを用いて所定のグ
ループ3ファクシミリ伝送手順を実行し、送信画情報を
相手端末に送信する(処理209)。
【0063】情報チャネルによるグループ3ファクシミ
リ伝送手順を終了すると(処理210)、所定の呼切断
復旧動作を実行して(処理211)、一連の送信動作を
終了する。
【0064】また、発呼待機状態でオフフックされて判
断202の結果がYESになるとき、この場合には、ユ
ーザが相手端末のユーザとの間で通話した後にグループ
3ファクシミリ伝送動作を行なう、マニュアル送信動作
が起動された場合なので、切換回路16により、COD
EC14をハンドセット17に接続した後に、ユーザの
番号入力を行なわせる(処理212)。
【0065】番号入力を終了すると、呼設定メッセージ
SETUPの「伝達能力」情報要素に「3.1KHzオ
ーディオ」をあらわすデータをセットするとともに、
「高位レイヤ整合性」情報要素に「グループ2/グルー
プ3ファクシミリ」をあらわすデータをセットし(処理
213)、その呼設定メッセージSETUPをISDN
に送出して、指定された宛先を発呼する(処理21
4)。
【0066】次いで、所定の呼設定手順を実行して(処
理215)、相手端末との間に情報チャネルが確立する
と(処理216)、自端末のユーザと相手端末のユーザ
の間で通話が行なわれる。その状態で、スタートキーが
オンされるか、オンフックを検出するか、切断メッセー
ジDISCを受信するかを監視する(判断217,21
8,219のNOループ)。
【0067】スタートキーがオンされて、判断217の
結果がYESになるときには、その情報チャネルを用い
て所定のグループ3ファクシミリ伝送手順を実行し、送
信画情報を相手端末に送信する(処理220)。
【0068】そして、情報チャネルによるグループ3フ
ァクシミリ伝送手順を終了すると(処理221)、所定
の呼切断復旧動作を実行して(処理222)、一連の送
信動作を終了する。
【0069】また、オンフックを検出して、判断218
の結果がYESになると、切断メッセージDISCを送
出し(処理223)、解放メッセージRELを受信し
(処理224)、解放完了メッセージREL_COMP
を送出して(処理225)、一連の動作を終了する。
【0070】また、切断メッセージDISCを検出し
て、判断219の結果がYESになると、解放メッセー
ジRELを送出し(処理226)、解放完了メッセージ
REL_COMPを受信して(処理227)、一連の動
作を終了する。
【0071】このようにして、本実施例では、マニュア
ル送信動作が起動された場合でも、「伝達能力」情報要
素に「3.1KHzオーディオ」をあらわすデータをセ
ットするとともに、「高位レイヤ整合性」情報要素に
「グループ2/グループ3ファクシミリ」をあらわすデ
ータをセットした呼設定メッセージSETUPを送出し
て、相手端末を発呼するので、相手端末がグループ3フ
ァクシミリ機能を備えていれば、着呼応答することがで
き、通信することが可能である。
【0072】図7は、通話処理(処理106)の一例を
示している。
【0073】まず、ユーザの番号入力を行なわせ(処理
301)、番号入力を終了すると、呼設定メッセージS
ETUPの「伝達能力」情報要素に「音声」をあらわす
データをセットするとともに、「高位レイヤ整合性」情
報要素に「電話」をあらわすデータをセットし(処理3
02)、その呼設定メッセージSETUPをISDNに
送出して、指定された宛先を発呼する(処理303)。
【0074】次いで、所定の呼設定手順を実行して(処
理304)、相手端末との間に情報チャネルが確立する
と(処理305)、自端末のユーザと相手端末のユーザ
の間で通話が行なわれる。その状態で、オンフックを検
出するか、切断メッセージDISCを受信するかを監視
する(判断306,307のNOループ)。
【0075】また、オンフックを検出して、判断306
の結果がYESになると、切断メッセージDISCを送
出し(処理308)、解放メッセージRELを受信し
(処理309)、解放完了メッセージREL_COMP
を送出して(処理310)、一連の動作を終了する。
【0076】また、切断メッセージDISCを検出し
て、判断307の結果がYESになると、解放メッセー
ジRELを送出し(処理311)、解放完了メッセージ
REL_COMPを受信して(処理312)、一連の動
作を終了する。
【0077】図8および図9は、着呼処理(処理10
7)の一例を示している。
【0078】システム制御部1は、呼設定メッセージS
ETUPの情報要素を解析して(処理401)、「伝達
能力」情報要素に「音声」をあらわすデータがセットさ
れ、かつ、「高位レイヤ整合性」情報要素に「電話」を
あらわすデータがセットされているかを調べ(判断40
2)、判断402の結果がNOになるときには、「伝達
能力」情報要素に「3.1KHzオーディオ」をあらわ
すデータがセットされ、かつ、「高位レイヤ整合性」情
報要素に「グループ2/グループ3ファクシミリ」をあ
らわすデータがセットされているかを調べる(判断40
3)。判断404の結果がNOになるときには、発端末
と端末能力が異なるので、その着呼を無視する(処理4
04)。
【0079】判断402の結果がYESになるとき、こ
のときには、電話機能に対する着呼なので、切換回路1
6によりCODEC14をハンドセット17に接続した
後に、トーン発生回路10から呼び出し音の発生を開始
し(処理405)、呼出メッセージALERTを送出し
て(処理406)、オフフックするまで待つ(判断40
7のNOループ)。
【0080】ユーザがハンドセット17を取り上げてオ
フフックを検出、判断407の結果がYESになると、
応答メッセージCONNを送出し(処理408)、トー
ン発生回路10からの呼び出し音の発生を終了し、応答
確認メッセージCONN_ACKを受信する(処理41
0)。
【0081】これにより、情報チャネルが確立して、そ
れを用いたユーザ間の通話が行なわれる。この状態で、
オフフック検出するか、切断メッセージDISCを受信
するまで待つ(判断411,412のNOループ)。
【0082】オフフック検出して、判断411の結果が
YESになるときには、切断メッセージDISCを送出
し(処理413)、解放メッセージRELを受信し(処
理414)、解放完了メッセージREL_COMPを送
出して(処理415)、一連の動作を終了する。
【0083】また、切断メッセージDISCを検出し
て、判断412の結果がYESになると、解放メッセー
ジRELを送出し(処理416)、解放完了メッセージ
REL_COMPを受信して(処理417)、一連の動
作を終了する。
【0084】また、判断403の結果がYESになると
きには、グループ3ファクシミリ機能に対する着呼なの
で、切換回路16によりCODEC14をグループ3フ
ァクシミリモデム15に接続した後に、所定の呼設定手
順を実行して(処理418)、相手端末との間に情報チ
ャネルが確立すると(処理419)、その情報チャネル
を用いて所定のグループ3ファクシミリ伝送手順を実行
し、画情報を受信する(処理420)。
【0085】情報チャネルによるグループ3ファクシミ
リ伝送手順を終了すると(処理421)、所定の呼切断
復旧動作を実行して(処理413)、一連の送信動作を
終了する。
【0086】このようにして、電話機能による着呼があ
った場合には、所定の通話処理を行ない、また、グルー
プ3ファクシミリ機能による着呼があった場合には、グ
ループ3ファクシミリ伝送手順による画情報受信動作を
行なう。
【0087】図10は、本発明の他の実施例にかかるグ
ループ3ファクシミリ装置を示している。このグループ
3ファクシミリ装置は、ISDNを伝送路として用い、
グループ3ファクシミリ伝送機能のみを備えている。な
お、同図において、図1と同一部分、および、相当する
部分には、同一符号を付している。
【0088】同図において、同図において、システム制
御部1は、このファクシミリ装置の動作制御処理、およ
び、グループ3ファクシミリ伝送手順処理を実行するも
のである。また、CODEC14のアナログ信号側接続
端は、グループ3ファクシミリモデム15に接続されて
いる。
【0089】また、この実施例では、このグループ3フ
ァクシミリ装置が接続している加入者線について、複数
加入者番号が設定されている場合に対応できるように、
図11に示すように、グループ3ファクシミリ伝送機能
用に設定されているファクシミリ用ISDN番号と、電
話機能用に設定されている電話用ISDN番号を、パラ
メータメモリ3に記憶している。これらのISDN番号
は、ユーザが操作表示部6を操作入力することで登録さ
れる。ただし、ファクシミリ用ISDN番号のみが登録
された場合には、同じISDN番号が電話用ISDN番
号にも登録される。
【0090】なお、このグループ3ファクシミリ装置に
は通話機能(電話機能)が装備されていないが、このグ
ループ3ファクシミリ装置が接続している宅内配線が受
動バス形式の場合には、同一受動バスに電話端末が接続
される場合があり、かかる場合には、複数加入者番号が
設定されることがある。
【0091】図12は、このグループ3ファクシミリ装
置が実行する発呼動作を例示している。
【0092】システム制御部1は、発呼操作が行なわれ
ると、呼設定メッセージSETUPの「伝達能力」情報
要素に「3.1KHzオーディオ」をあらわすデータを
セットするとともに、「高位レイヤ整合性」情報要素に
「グループ2/グループ3ファクシミリ」をあらわすデ
ータをセットし(処理501)、その呼設定メッセージ
SETUPをISDNに送出して、指定された宛先を発
呼する(処理502)。
【0093】次いで、応答メッセージCONNまたは解
放完了メッセージREL_COMPを受信するまでメッ
セージ受信を行ない(処理503、判断504,505
のNOループ)、相手端末が正常応答した場合で、応答
メッセージCONNを受信して判断504の結果がYE
Sになるときには、相手端末との間に情報チャネルが確
立する(処理506)。
【0094】そして、その情報チャネルを用いて所定の
グループ3ファクシミリ伝送手順を実行して、送信画情
報を相手端末に送信し(処理507)、情報チャネルに
よるグループ3ファクシミリ伝送手順を終了すると(処
理508)、所定の呼切断復旧動作を実行して(処理5
09)、一連の送信動作を終了する。
【0095】相手端末との呼が拒否された場合で、解放
完了メッセージREL_COMPを受信し、判断505
の結果がYESになるときには、その「理由表示」情報
要素の内容を調べて、その拒否理由が再発呼可能なもの
であるかどうかを調べる(判断510)。ここで、再発
呼可能な「理由表示」情報要素の内容は、着端末が接続
しているISDNの機能(サービス)に依存する。
【0096】「理由表示」情報要素の内容が再発呼可能
な内容であり、判断510の結果がYESになるときに
は、伝達能力変更モード再発呼処理を起動し(処理51
1)、一連の動作を終了する。また、「理由表示」情報
要素の内容が再発呼不可能な内容であり、判断510の
結果がNOになるときには、エラー終了して(処理51
2)、一連の動作を終了する。なお、この場合には、
「理由表示」情報要素の内容を操作表示部6に表示出力
して、ユーザに注意を喚起するようにしてもよい。
【0097】図13は、伝達能力変更モード再発呼処理
の一例を示す。
【0098】この場合、呼設定メッセージSETUPの
「伝達能力」情報要素に「音声」をあらわすデータをセ
ットし(処理601)、「高位レイヤ整合性」情報要素
を付加しない呼設定メッセージSETUPをISDNに
送出して、指定された宛先を発呼する(処理602)。
【0099】次いで、応答メッセージCONNまたは解
放完了メッセージREL_COMPを受信するまでメッ
セージ受信を行ない(処理603、判断604,605
のNOループ)、相手端末が正常応答した場合で、応答
メッセージCONNを受信して判断604の結果がYE
Sになるときには、相手端末との間に情報チャネルが確
立する(処理606)。
【0100】そして、その情報チャネルを用いて所定の
グループ3ファクシミリ伝送手順を実行して、送信画情
報を相手端末に送信し(処理607)、情報チャネルに
よるグループ3ファクシミリ伝送手順を終了すると(処
理608)、所定の呼切断復旧動作を実行して(処理6
09)、一連の送信動作を終了する。
【0101】相手端末との呼が拒否された場合で、解放
完了メッセージREL_COMPを受信し、判断605
の結果がYESになるときには、エラー終了して(処理
610)、一連の動作を終了する。
【0102】このようにして、最初の発呼時に着呼拒否
された場合、その着呼拒否の理由が再発呼可能な場合で
あるときには、呼設定メッセージSETUPの「伝達能
力」情報要素に「音声」をあらわすデータをセットし、
「高位レイヤ整合性」情報要素を付加しない呼設定メッ
セージSETUPを送出して再発呼するので、着呼端末
との間に「伝達能力」情報要素の設定を「音声」に限定
しているISDNが介在した場合、再発呼時には、着呼
端末からの応答を期待でき、適切な画情報伝送動作を行
なうことができる。
【0103】図14は、着呼時の動作例を示している。
【0104】まず、呼設定メッセージSETUPの情報
要素を解析して(判断701)、「伝達能力」情報要素
に「音声」をあらわすデータが設定されているかどうか
を調べる(判断702)。
【0105】判断702の結果がYESになるとき、
「着番号」情報要素の値が、ファクシミリ用ISDN番
号に一致するかどうかを調べる(判断703)。判断7
03の結果がNOになるときには、電話端末に対する着
呼であり、その着呼を無視する(処理704)。
【0106】判断703の結果がYESになるときに
は、ファクシミリ用ISDN番号と電話用ISDN番号
が一致するかどうかを調べ(判断705)、それらが一
致して、判断705の結果がYESになるときには、複
数加入者番号が設定されていない場合であり、処理70
4に移行して、この着呼を無視する。
【0107】判断705の結果がNOになるときには、
複数加入者番号が設定されている場合で、発端末がグル
ープ3ファクシミリ伝送機能に対して発呼したとみなす
ことができるので、所定の呼設定手順を実行し、相手端
末との間に情報チャネルが確立すると(処理706)、
その情報チャネルを用いて所定のグループ3ファクシミ
リ伝送手順を実行し、画情報を相手端末から受信する
(処理707)。
【0108】情報チャネルによるグループ3ファクシミ
リ伝送手順を終了すると(処理708)、所定の呼切断
復旧動作を実行して(処理709)、一連の送信動作を
終了する。
【0109】また、「伝達能力」情報要素に「音声」を
あらわすデータがセットされていない場合で、判断70
2の結果がNOになるときには、「伝達能力」情報要素
に「3.1KHzオーディオ」をあらわすデータがセッ
トされ、かつ、「高位レイヤ整合性」情報要素に「グル
ープ2/グループ3ファクシミリ」をあらわすデータが
セットされているかを調べる(判断710)。判断71
0の結果がNOになるときには、発端末と端末能力が異
なるので、処理704に移行して、その着呼を無視す
る。
【0110】判断710の結果がYESになるときに
は、処理706に移行し、それ以降の処理を実行して、
相手端末との間でグループ3ファクシミリ伝送動作を行
ない、画情報を受信する。
【0111】このようにして、本実施例では、着呼検出
時、相手端末がグループ3ファクシミリ伝送機能を要求
してきたと判定できる場合には、着信応答してグループ
3ファクシミリ受信動作を行なうようにしているので、
通信可能性が高くなり、グループ3ファクシミリ端末装
置の使い勝手が向上する。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マニュアル送信動作時には、「伝達能力」情報要素には
「3.1KHzオーディオ」をあらわすデータをセット
するとともに、「高位レイヤ整合性」情報要素には「グ
ループ2/グループ3ファクシミリ」をあらわすデータ
をセットした呼設定メッセージを送出するので、指定宛
先の加入者回線に接続されているグループ3ファクシミ
リ装置を適切に発呼できる。また、着呼検出時、「伝達
能力」情報要素の値が「音声」の場合でも、ファクシミ
リ機能を指定したと判定できる場合には、ファクシミリ
機能で着信応答するので、マニュアル送信動作で発呼さ
れた場合でも、適切な着呼応答が可能である。また、通
常発呼時の情報要素の値を用いて発呼動作したときに着
呼拒否された場合には、「伝達能力」情報要素の設定を
「音声」に限定しているISDNが介在した場合を想定
した再発呼動作を行なうので、相手端末との呼接続を適
切に行なえる確率が向上し、通信可能性が向上するとい
う効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシ
ミリ装置を示すブロック図。
【図2】ISDNと端末装置との間で行なわれる呼制御
手順の一例を示すタイムチャート。
【図3】呼設定用信号の信号形式および呼設定メッセー
ジの情報要素の一例を示す概略図。
【図4】図1の装置の待機状態での処理例を示すフロー
チャート。
【図5】ファクシミリ送信処理の一例の一部を示すフロ
ーチャート。
【図6】ファクシミリ送信処理の一例の他の部分を示す
フローチャート。
【図7】通話処理の一例を示すフローチャート。
【図8】ファクシミリ受信処理の一例の一部を示すフロ
ーチャート。
【図9】ファクシミリ受信処理の一例の他の部分を示す
フローチャート。
【図10】本発明の他の実施例にかかるグループ3ファ
クシミリ装置を示すブロック図。
【図11】パラメータメモリに記憶される情報の一例を
示す概略図。
【図12】図10の装置の発呼時の処理例を示すフロー
チャート。
【図13】伝達能力変更モード再発呼処理の一例を示す
フローチャート。
【図14】図10の装置の着呼時の処理例を示すフロー
チャート。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDNを伝送路として用いるととも
    に、グループ3ファクシミリ伝送機能を備えたISDN
    端末装置の制御方法において、 グループ3ファクシミリ用のISDN番号と電話用のI
    SDN番号を記憶する記憶手段を備え、着呼検出時、受
    信した呼設定メッセージの「伝達能力」情報要素には
    「音声」をあらわすデータがセットされていて、かつ、
    「着番号」情報要素にはグループ3ファクシミリ用のI
    SDN番号がセットされており、かつ、上記記憶手段に
    記憶しているグループ3ファクシミリ用のISDN番号
    と電話用のISDN番号が不一致のときときには、グル
    ープ3ファクシミリ伝送機能に対する着呼であると判定
    してグループ3ファクシミリ伝送動作を行なうことを特
    徴とするISDN端末装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 ISDNを伝送路として用いるととも
    に、グループ3ファクシミリ伝送機能を備えたISDN
    端末装置の制御方法において、 グループ3ファクシミリ通信時、指定された宛先に対
    し、「伝達能力」情報要素には「3.1KHzオーディ
    オ」をあらわすデータをセットした呼設定メッセージを
    送出して発呼したとき、その着呼宛先が所定の呼設定用
    メッセージを応答して着呼拒否したとき、着呼宛先より
    受信した上記呼設定用メッセージに含まれる「理由表
    示」情報要素の内容を調べ、その着呼拒否の理由が再発
    呼可能なものである場合には、指定された宛先に対し、
    「伝達能力」情報要素には「音声」をあらわすデータを
    セットした呼設定メッセージを送出して再度発呼するこ
    とを特徴とするISDN端末装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記再発呼時に送出する呼設定メッセー
    ジには、「高位レイヤ整合性」情報要素を付加しないこ
    とを特徴とする請求項2記載のISDN端末装置の制御
    方法。
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