JP3214808B2 - 車両制御情報処理装置 - Google Patents

車両制御情報処理装置

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JP3214808B2
JP3214808B2 JP30154495A JP30154495A JP3214808B2 JP 3214808 B2 JP3214808 B2 JP 3214808B2 JP 30154495 A JP30154495 A JP 30154495A JP 30154495 A JP30154495 A JP 30154495A JP 3214808 B2 JP3214808 B2 JP 3214808B2
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control
vehicle
gain data
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昌弘 田戸
和頼 片山
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種車両運転情
報をエンジンキーに記憶させエンジン始動と共に読みだ
して車両制御に供し、且つ、車両運転時に得た運転情報
をエンジンキーに更新自在に記憶させることで情報の一
元化を図ることができる車両制御情報処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両のエンジン始動のためには、
車両の正規なユーザーのみに渡された機械的なエンジ
ー(以下、キーと記載する)を利用してエンジン始動
用のキースイッチをONしている。その結果、正規のキ
ー無しではエンジン始動を不可能として車両の盗難を防
止していた。しかしながら、キーを頼りに車両の盗難防
止を図ってもキーは比較的容易に複製可能なことから、
必ずしも十分な盗難防止の効果が得られなかった。
【0003】そこで、盗難防止効果を強化するために、
例えば従来、特公平4−15141号公報にあるよう
に、キーより車両用キーシリンダに当該車両のキーを特
定する情報を送信する。車両用キーシリンダは送信され
てきた情報を識別して正規な情報であればエンジン始動
を許可する。
【0004】そして従来装置の構成として、車両用キー
シリンダのキー挿入孔周辺に配設された環状コアに巻回
されたロータコイルに、キー内部の軸状コアに巻回され
たキーコイルを近接させ1組の磁気回路を構成する。そ
して、この磁気回路を介して車両用キーシリンダとキー
との間でエンジン駆動のための情報の授受を行い、キー
側からの情報が車両用キーシリンダ側の情報と一致した
場合に、エンジン始動許可信号をエンジン駆動部へ出力
する装置が考案されている。
【0005】また、このように特定の記憶媒体に記憶さ
せたデータに基づいて車両の運転制御を行う装置とし
て、例えば、特開平7−108883号公報に開示され
ているような制御ゲイン変更装置がある。この装置は、
ドライバーの操縦特性を学習しながら得た学習データに
基づいて車両用制御装置の制御ゲインを変更するもので
ある。そして、学習データは、所定の装着部に着脱自在
に装着されるデータ記憶媒体(ICカード)に記憶さ
れ、このICカードより学習データが制御ゲイン変更手
段に読み取られ現行の制御ゲインを学習データに基づい
て変更するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用盗難防止
装置は以上のように情報発信源を内蔵した特殊なキーよ
り発信したIDコードとエンジン制御部に記憶されてい
るコードの一致判定結果によりエンジン始動が可能とな
るため、盗難防止情報の秘匿性が高く、車両盗難防止に
は効果的である。しかしながら、この場合、キーより発
信されるコード情報はIDコードに限定され、車両制御
システム、例えばABS(アンチスキッドブレーキシス
テム)、4WS(4輪操舵システム)に応じたエンジン
制御を行う場合にシステムの態様をエンジン制御装置に
発信コードとして伝えることはなく情報通信手段を他に
活用する余地があっても活用していなかった。
【0007】更に、従来の制御ゲイン変更装置は、以上
のようにICカード等のデータ記憶媒体を使用していた
ので、ユーザーが自分の操縦特性にあった学習データを
記憶したICカードをキーとは別途に携行する必要があ
り、カードを紛失したり破損したりすると十分な運転性
能が発揮できない等の問題点があった。
【0008】同様に、各自動車用制御装置がフェール
(故障)した際に、各自動車用制御装置が出力するダイ
アグコード(故障診断コード)を読み取り、そのコード
を車両の故障診断手段に設けた記憶媒体に記憶させ故障
修理の利便を図ろうとしても、記憶媒体に記憶されたダ
イアグコードはメーカ支給のダイアグコード読み取り装
置にかけなければ読み出すことはできず、そのため常に
読み取り装置を車内に置くか、車両をダイアグコード読
み取り装置が備えられているディラーに移動させる必
要があり、故障診断までに手間取るという問題点があっ
た。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、キーに車両盗難防止用のIDコ
ードを記憶させると共に、車両操縦特性に応じた制御ゲ
イン及び車両故障発生時の故障診断情報を更新自在に記
憶させて各種情報の一元化を図り、且つ、これら情報に
従って車両の運転制御を行い、車両故障時にキーより故
障診断情報を読み出すことができる車両制御情報処理装
置を得ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る車
両制御情報処理装置は、エンジン始動許可情報を記憶し
た車両毎のキーのメモリに、車両制御用の制御ゲインデ
ータと車両故障時の種類を示すダイアグコードを更新自
在に記憶させ、エンジン始動後は前記メモリより読み出
した制御ゲインデータに基づいて車両制御を行うと共
に、車両制御に伴い制御ゲインデータ変更時には前記メ
モリに記憶された制御ゲインデータを変更し、車両故障
検出時にはダイアグコードをメモリに記憶させるデータ
処理手段を備えたものである。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】請求項2の発明に係る車両制御情報処理装
置は、車両毎のキーに記憶したIDコードと車両制御用
の制御ゲインデータを読みとるキー挿入側のコード読み
取り手段と、読み取ったIDコードと予め設定したコー
ドとの比較を行い、一致判定時に始動許可コードを送信
し、且つ、読み取った制御ゲインデータを送信する制御
ゲインデータ送信手段を有するコード照合手段と、前記
の始動許可コードを受信時に、エンジン始動許可信号を
エンジン始動手段に出力するエンジン始動判定手段と、
前記コード照合手段から送信された制御ゲインデータを
受信する制御ゲインデータ受信手段と、受信した制御ゲ
インデータの内、必要なデータだけを選択して使用する
車両運動制御手段とを備え、車両用制御手段は、フェー
ルが生じた場合に、フェールの種類を示すダイアグコー
ドを前記コード照合手段に送信するダイアグコード送信
手段を有し、前記コード照合手段において、ダイアグコ
ードを受信するダイアグコード受信手段を有し、前記車
両毎のキーに前記の車両用制御手段のダイアグコードの
データを非接触にて、読みとるキー側のダイアグコード
読み取り手段と、読み取ったダイアグコードを記憶する
メモリを有するものである。 請求項3の発明に係る車両
制御情報処理装置は、車両毎のキーに記憶したIDコー
ドと車両制御用の制御ゲインデータを読みとるキー挿入
側のコード読み取り手段と、読み取ったIDコードと予
め設定したコードとの比較を行い、一致判定時に始動許
可コードを送信し、且つ、読み取った制御ゲインデータ
を送信する制御ゲインデータ送信手段を有するコード照
合手段と、前記の始動許可コードを受信時に、エンジン
始動許可信号をエンジン始動手段に出力するエンジン始
動判定手段と、前記コード照合手段から送信された制御
ゲインデータを受信する制御ゲインデータ受信手段と、
受信した制御ゲインデータの内、必要なデータだけを選
択して使用する車両運動制御手段とを備え、車両用制御
手段は、ドライバーの操縦特性を学習しつつ、制御ゲイ
ンを更新していく制御ゲイン学習手段と、キーに記憶し
た制御ゲインデータをコード照合手段を介して受信する
制御ゲインデータ受信手段とを有し、前記受信した制御
ゲインデータの内、必要なデータだけを選択して、その
値を前記制御ゲイン学習手段の初期値として使用し、車
両用制御手 段は、フェールが生じた場合に、フェールの
種類を示すダイアグコードを前記コード照合手段に送信
するダイアグコード送信手段を有し、前記コード照合手
段において、ダイアグコードを受信するダイアグコード
受信手段を有し、前記車両毎のキーに前記の車両用制御
手段のダイアグコードのデータを非接触にて、読みとる
キー側のダイアグコード読み取り手段と、読み取ったダ
イアグコードを記憶するメモリを有するものである。
求項4の発明に係る車両制御情報処理装置は、車両毎の
キーに記憶したIDコードと車両制御用の制御ゲインデ
ータを読みとるキー挿入側のコード読み取り手段と、読
み取ったIDコードと予め設定したコードとの比較を行
い、一致判定時に始動許可コードを送信し、且つ、読み
取った制御ゲインデータを送信する制御ゲインデータ送
信手段を有するコード照合手段と、前記の始動許可コー
ドを受信時に、エンジン始動許可信号をエンジン始動手
段に出力するエンジン始動判定手段と、前記コード照合
手段から送信された制御ゲインデータを受信する制御ゲ
インデータ受信手段と、受信した制御ゲインデータの
内、必要なデータだけを選択して使用する車両運動制御
手段とを備え、車両用制御手段は、現在使用している制
御ゲインデータをコード照合手段に送信する現行制御ゲ
インデータ送信手段を有し、またコード照合手段は制御
ゲインデータを受信する制御ゲインデータ受信手段と有
し、更に、キー側のコード読み取り手段は、前記コード
照合手段より送信されてきた現行の制御ゲインのデータ
を非接触にて読みとる制御ゲイン読み取り手段と、読み
取った制御ゲイン値を使用してメモリに予め記憶した制
御ゲイン値を更新する制御ゲイン値更新手段を有し、車
両用制御手段は、フェールが生じた場合に、フェールの
種類を示すダイアグコードを前記コード照合手段に送信
するダイアグコード送信手段を有し、前記コード照合手
段において、ダイアグコードを受信するダイアグコード
受信手段を有し、前記車両毎のキーに前記の車両用制御
手段のダイアグコードのデータを非接触にて、読みとる
キー側のダイアグコード読み取り手段と、読み取ったダ
イアグコードを記憶するメモリを有するものである。
【0015】請求項5の発明に係る車両制御情報処理装
置は、車両毎のキーに記憶したIDコードと車両制御用
の制御ゲインデータを読みとるキー挿入側のコード読み
取り手段と、読み取ったIDコードと予め設定したコー
ドとの比較を行い、一致判定時に始動許可コードを送信
し、且つ、読み取った制御ゲインデータを送信する制御
ゲインデータ送信手段を有するコード照合手段と、前記
の始動許可コードを受信時に、エンジン始動許可信号を
エンジン始動手段に出力するエンジン始動判定手段と、
前記コード照合手段から送信された制御ゲインデータを
受信する制御ゲインデータ受信手段と、受信した制御ゲ
インデータの内、必要なデータだけを選択して使用する
車両運動制御手段とを備え、車両用制御手段は、現在使
用している制御ゲインデータをコード照合手段に送信す
る現行制御ゲインデータ送信手段を有し、またコード照
合手段は制御ゲインデータを受信する制御ゲインデータ
受信手段と有し、更に、キー側のコード読み取り手段
は、前記コード照合手段より送信されてきた現行の制御
ゲインのデータを非接触にて読みとる制御ゲイン読み取
り手段と、読み取った制御ゲイン値を使用してメモリに
予め記憶した制御ゲイン値を更新する制御ゲイン値更新
手段を有し、現行制御ゲインデータ送信手段は、イグニ
ッションがオフした際に、現行制御ゲインを送信するも
のである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1. 以下、この発明の一実施の形態を図を用いて説明する。
図1は本実施の形態に係る車両制御情報処理装置の構成
図である。図において、1はエンジンを始動するための
キーであり、このキー1のつまみ部分1aには、電磁誘
導により電圧が誘起される誘導コイルと電磁誘導作用に
よる誘導無線通信を行うアンテナを兼ねたキーコイルア
ンテナ1a1と、誘起電圧を、内蔵したコンデンサに充
電して電源電圧として動作するIC1a2が内蔵されて
いる。IC1a2はキー1に割り当てられた電子的な固
有のIDコード、制御ゲインデータ、車両故障時のダイ
アグコードを記憶した不揮発性のメモリ(EEPRO
M:図示せず)と信号送受信用の制御回路が内蔵されて
いる。
【0017】2はキー1のブレード(キー本体)1bが
キーホール2a1より差し込まれるキーシリンダで
り、キーホール2a1の周囲には差し込まれたキーコイ
ルアンテナ1a1に対し、電磁誘導により電圧を誘起す
る誘導コイルと電磁誘導作用により信号通信を行うアン
テナを兼ねたキーシリンダコイルアンテナ2a2が巻回
されている。2bはキー1を差し込んで回転することで
ON動作して、車両の各コントロールユニット及び後述
するコード照合手段に電源ON信号SG、或いは各種指
令信号を伝えるイグニッションキースイッチである。
【0018】3はイグニッションキースイッチ2bの電
源ON信号SGに従って動作開始するコード照合手段で
ある。コード照合手段3は、イグニションキースイッ
チ2bより入力した電源ON信号SGに従って、コード
照合手段3の各部にバッテリー電源を供給する電源3
a、コード照合手段3の動作を制御する制御部3b、制
御部3bによる通信制御に従って電磁誘導用の高周波信
号をキーシリンダコイルアンテナ2a2に送信し、且
つ、電磁誘導によりキー1より送信されてきたIDコー
ド及び制御ゲインデータをキーシリンダコイルアンテナ
2a2を介して受信して制御部3bに入力するRF回路
3c、キー1より送信されてきたIDコードの正当性を
認証するための照合用コード及び照合結果によるエンジ
ン始動プログラムを記憶したEEPROM3e、制御部
3bとエンジン始動判定手段5aとの間でエンジン始動
許可信号SEを通信する通信I/F3fより構成されて
いる。
【0019】エンジン始動判定手段5aは、コード照合
手段3との間でエンジン始動許可信号SEを通信する通
信I/F51と、エンジン始動許可信号SEに基づいて
エンジン制御を行うエンジン制御部52より構成されて
いる。
【0020】さらに、コード照合手段3とエンジン始動
判定手段5aとの間でエンジン始動許可信号SEを通信
するのと同じ通信ラインを使用して、エンジン制御部5
2の制御ゲインデータの送信/受信、及びフェール時に
発生するダイアグコードをエンジン制御部52からコー
ド照合手段3の制御部3bへ送信する。
【0021】6は4WS(4輪操舵)制御手段であり、
この4WS(4輪操舵)制御手段6はコード照合手段3
との間でエンジン始動許可信号SEを通信する通信I/
F61と、エンジン始動許可信号SEに基づいて4WS
制御を行う4WS制御部62より構成されている。
【0022】さらに、4WS制御部62とコード照合手
段3との間でエンジン始動許可信号SEを通信するのと
同じ通信ラインを使用して、4WS制御部62の制御ゲ
インデータの送信/受信、及びフェール時に発生するダ
イアグコードを4WS制御部62からコード照合手段3
の制御部3bへ送信する。
【0023】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。まず、車両のエンジンをスタートするとき、運転手
は、キー1をキーシリンダ2に挿入してエンジンをスタ
ートさせるべく回転させる。この回転により、イグニッ
ションキースイッチ2bの接点位置が変化して、コード
照合手段3に電源ON信号SGを入力させて、電源3a
を動作させ、制御部3bに電源3aのバッテリー電圧
(図示せず)を供給する。
【0024】電源供給により制御部3bが動作を開始す
ると、RF回路3cは高周波信号をキーシリンダコイル
アンテナ2aに送信して励磁する。この結果、キーシリ
ンダコイルアンテナ2aよりキー1に内蔵されているキ
ーコイルアンテナ1a1に電磁誘導作用が生じてキーコ
イルアンテナ1a1に電圧が誘起される。
【0025】この誘起電圧がIC1a2に印加されると
IC1a2内のコンデンサに充電されて、IC1a2の
電源として供給される。コンデンサが充電されている期
間は、各コイルアンテナ1a1、2a2を信号通信用の
アンテナとして使用するために、制御部3bの制御によ
りRF回路3cよりキーシリンダコイルアンテナ2a2
への高周波信号の送信を停止する。
【0026】この高周波信号送信停止タイミングはIC
1a2に内蔵した制御回路が認知している。そして、高
周波信号送信停止期間に、IC1a2はキー1に割り当
てられた電子的な固有のIDコード及び制御ゲインデー
タを不揮発性のメモリ(EEPROM:図示せず)から
読み出し、送信信号に変換した後にキーコイルアンテナ
1a1を通してキーシリンダコイルアンテナ2a2に電
磁誘導作用により送信する。
【0027】この送信信号はRF回路3cで受信され、
制御部3bでデジタル化された後にIDコード及び制御
ゲインデータとして記憶される。制御部3bは予めEE
PROM3dに記憶してある照合用コードとIDコード
とを照合する。照合の結果、各コードが一致していれ
ば、エンジン始動許可信号SEは通信I/F3f及び5
1を介してエンジン始動判定手段5aに伝えられる。
【0028】また、エンジン始動許可信号SEを送信し
た後に、順次、エンジン始動判定手段5aの制御ゲイン
データと4WS制御装置6の制御ゲインデータが、各制
御装置5a、6に対して送信される。通信ラインは共通
であるので、エンジン始動許可信号/各制御ゲインデー
タの識別は、データ受信先の各装置5a、6が送信され
てきた各データに付加された識別コードによって識別す
る。一方、IDコード不一致であれば、エンジン始動禁
止信号が通信I/F3f及び51を介して、エンジン始
動判定手段5aに伝えられ、制御ゲインデータの送信は
行わない。
【0029】エンジン始動判定手段5aは、コード照合
手段3からのエンジン始動許可コード或いはエンジン始
動禁止コードSEを受け取り、そのコードが、許可コー
ドの場合には、エンジン始動手段7にエンジン始動許可
信号を送信して、エンジンを正常に始動する。一方、禁
止コードである場合には、エンジン始動手段7にエンジ
ン始動禁止信号を送信して、エンジンの始動を禁止す
る。このように、コード照合手段3に記憶された照合用
コードと一致するIDコードが記憶された正規なキーを
持ったユーザのみがエンジン始動可能である。
【0030】しかも、ブレード1bの部分を偽造したキ
ー1でエンジンを始動させようとしても、IDコードと
照合用コードとを一致させることができない。従って、
車両窃盗目的の人が、コードの不一致なキー1を使用し
ても、エンジン始動が出来ない為、盗難が防止される。
【0031】次に、上記エンジン始動許可判定動作のう
ちコード照合手段3の動作を図2のフローチャートを用
いて説明する。先ず、ステップS101で運転者が乗車
し、キー1をキーシリンダ2に差し込むと判定動作が開
始される。運転者がキー1を回転することによりイグニ
ッションキースイッチ2bの接点位置が変化して、電源
ON信号SGが出力されたか否かをステップS102で
判定する。電源ON信号SGが制御部3bに入力されな
ければ、再度、電源ON信号SG入力のチェックを繰り
返す。
【0032】イグニッションキースイッチ2bの接点位
置が変化して、電源ON信号SGが入力されたことが判
定されたならば、ステップS103へ進み、電磁結合動
作により、キー1への電源供給、キー1よりのIDコー
ド及び制御ゲインデータの読み込みを実施する。次に、
ステップS104へ進み、読み込んだIDコードを内部
のEEPROM3dに記憶している照合用コードと照合
する。
【0033】ステップS104の照合結果はステップS
105でチェックされ、双方のコードが一致しない場合
には照合を終了する。また、双方のコードが一致した場
合には、ステップS106において、IDコード及びエ
ンジン制御ゲインデータ及び4WS制御ゲインデータの
それぞれに識別子を付加して送信データを作成する。一
方、各コードが不一致であった場合には、ステップS1
13においてエンジン始動禁止データを作成する。
【0034】次に、ステップS107にて、各制御ゲイ
ンデータの送信処理を行う。その後、ステップS108
でイグニッションキースイッチ2bがOFFかを判定
し、OFFであればステップS109にて、エンジン始
動判定手段5a及び4WS制御手段6よりイグニショ
ンOFF時の制御ゲインデータを受信する。さらに、フ
ェール時には、ステップS111にて、エンジン始動判
定手段5a及び4WS制御手段6より、ダイアグコード
を受信する。その後、ステップS112にて、キー1に
制御ゲインデータ及びダイアグコードを送信し記憶させ
る。
【0035】次に、上記エンジン始動許可判定動作のう
ちエンジン始動判定手段5aの動作と、それに続く、エ
ンジン制御ゲインデータ変更動作を図3のフローチャー
トを用いて説明する。先ず、ステップS201で運転者
が乗車し、キー1をキーシリンダ2に差し込むと判定動
作が開始される。運転者がキー1を回転することにより
イグニッションキースイッチ2bの接点位置が変化し
て、電源ON信号SGが出力されたか否かをステップS
202で判定する。電源ON信号SGが入力されなけれ
ば、再度、電源ON信号SG入力のチェックを繰り返
す。
【0036】イグニッションキースイッチ2bの接点位
置が変化して、電源ON信号SGが入力されたことが判
定されたならば、ステップS203へ進み、コード照合
手段3からの始動許可/禁止コード及びエンジン制御ゲ
インデータの読み込みを実施する。次に、ステップS2
04へ進み、読み込んだデータの内、エンジン始動許可
/禁止を示すコードから、エンジン始動の許可を判定す
る。許可されている場合には、ステップS205に進
む。許可されていない場合には、エンジン始動禁止信号
をエンジン始動手段7に対して送信して処理を終了す
る。
【0037】次に、ステップS205にて、コード照合
手段3より読み込んだエンジン制御ゲインデータを使用
して、前回のエンジン制御ゲインデータを書き換える。
特に、学習アルゴリズムによってゲインを変更している
場合には、その計算の初期値として、読み込んだ制御ゲ
インデータを使用する。さらに、ステップS206にて
エンジン始動手段7に対して、始動許可信号を送信す
る。ステップS207にてエンジン制御アルゴリズムを
所定の演算周期で行う。
【0038】その後、ステップS208にて、イグニッ
ションOFFになった場合には、ステップS209に
て、現状の制御ゲインデータをコード照合手段3へ送信
する。さらに、ステップS210にてフェール発生を判
定した場合には、ステップS211にて、ダイアグコー
ドをコード照合手段3に送信する。最後にステップS2
12にて動作を終了する。
【0039】次に、制御ゲインデータの変更動作のうち
4WS制御装置6の動作を図4のフローチャートを用い
て説明する。先ず、ステップS301で運転者が乗車
し、キー1をキーシリンダ2に差し込むと判定動作が開
始される。運転者がキー1を回転することによりイグニ
ッションキースイッチ2bの接点位置が変化して、電源
ON信号SGが出力されたか、否かをステップS302
で判定する。電源ON信号SGが入力されなければ、再
度、電源ON信号SG入力のチェックを繰り返す。
【0040】イグニッションキースイッチ2bの接点位
置が変化して、電源ON信号SGが入力されたことが判
定されたならば、ステップS303へ進み、コード照合
手段3からの始動許可コード及び4WS制御ゲインデー
タの読み込みを実施する。次に、ステップS304へ進
み、読み込んだデータの内、エンジン始動許可/禁止を
示すコードから、エンジン始動の許可を判定する。許可
されている場合には、ステップS305に進む。許可さ
れていない場合には、終了する。
【0041】次に、ステップS305にて、読み込んだ
4WS制御ゲインデータを使用して、前回の4WS制御
ゲインデータを書き換える。特に、学習アルゴリズムに
よってゲインを変更している場合には、その計算の初期
値として、読み込んだ制御ゲインデータを使用する。ス
テップS306にて4WS制御アルゴリズムを所定の演
算周期で行う。
【0042】その後、ステップS307にて、イグニッ
ションOFFになった場合には、ステップS308に
て、現状の制御ゲインデータをコード照合手段3へ送信
する。さらに、ステップS309にてフェール発生を判
定した場合には、ステップS310にて、ダイアグコー
ドをコード照合手段3に送信する。最後にステップS3
11にて、動作を終了する。
【0043】次に、図1に示した各手段の詳細な構成を
図5に従って説明する。車両毎のキー1には、キー1側
とコード照合手段3との間でデータ及びコードの送受信
を行うキーコイルアンテナ1a1、キーコイルアンテナ
1a1によりデータおよびコードの送受信を行うIC
(トランスポンダ)1a2と、IC1a2にて送受信さ
れるIDコード、制御ゲインデータが記憶されたIDコ
ード記憶手段E及び制御ゲインデータ記憶手段Fで構成
される記憶手段1a3が備えられている。
【0044】尚、IC(トランスポンダ)1a2は、I
Dコード記憶手段Eより読み取ったIDコードをキー側
送受信手段Aに送り出すIDコード読み取り手段B、制
御ゲインデータ記憶手段Fより読み取った制御ゲインデ
ータをキー側送受信手段Aに送り出す制御ゲインデータ
読み取り手段C、車両用制御手段13より非接触にて読
み取った制御ゲインデータを使用して制御ゲインデータ
記憶手段Fに予め記憶された制御ゲインデータを更新す
る制御ゲインデータ更新手段Dより構成されている。
【0045】コード照合手段3において、制御部3bは
車両毎のキー1に記憶したIDコードと後述する車両用
制御手段の制御ゲインデータを非接触にて読み取るキー
挿入側のコード読み取り手段31、読み取ったIDコー
ドと予め設定したコードとを照合し、各コードの一致判
定を行うコード判定手段32より構成されている。
【0046】また、コード照合手段3において、通信I
/F3fはコードが一致した場合に始動許可コードを後
記のエンジン始動判定手段へ送信する始動許可コード送
信手段33、読み取った制御ゲインデータを車両用制御
手段へ送信する制御ゲインデータ送信手段34、車両用
制御手段13から現在使用している制御ゲインデータを
受信する現行制御ゲインデータ受信手段36から構成さ
れている。
【0047】エンジン始動判定手段5aにおいて、通信
I/F51は始動許可コードを受信する始動許可コード
受信手段5a1より構成され、エンジン制御部52は始
動許可コードを受信した場合にエンジンの始動を許可
し、エンジン始動許可信号をエンジン始動手段7に出力
するIDコード判定手段5a2から構成されている。
【0048】4WS制御装置6(車両用制御手段13)
において、通信I/F61はコード照合手段3から送信
された制御ゲインデータを受信する制御ゲインデータ受
信手段13a、現在使用している現行制御ゲインデータ
をコード照合手段33へ送信する現行制御ゲインデータ
送信手段13cより構成され、エンジン制御部62は受
信した制御ゲインデータの内で必要なデータだけを選択
して使用する車両運動制御手段13bから構成されてい
る。
【0049】図6は図5に示す車両用制御手段13の構
成図である。この車両用制御部13は、車両運動制御演
算部16、制御出力ゲイン17を備えた車両運動制御部
13bに加え、センサ14に検出したドライバーの操縦
特性を学習しつつ制御ゲインを更新していく制御ゲイン
学習手段15と、キーに記憶した制御ゲインデータをコ
ード照合手段を介して受信する制御ゲインデータ受信手
段13aとを備え、受信した制御ゲインデータの内で必
要なデータだけを選択し、その値を制御ゲイン学習手段
15の初期値として使用するように構成されている。
【0050】
【発明の効果】この発明によれば、ICカード等の他の
着脱式のデータ記憶媒体を使用せずに、制御ゲインを変
更出来るという効果がある。
【0051】また、この発明によれば、受信した制御ゲ
インデータの内、必要なデータだけを選択して、その値
を前記制御ゲイン学習手段の初期値として使用すること
により、従来、運転開始から、かなり走行したのちにな
って得られるゲインの学習値が、ユーザー固有のキーの
制御ゲインデータから、計算を開始する分、ゲインが収
束する時間を早くすることが出来るという効果がある。
【0052】また、この発明によれば、制御ゲインデー
タの変更と現行制御ゲインデータ読み取りが出来るの
で、ICカード等の他の着脱式のデータ記憶媒体を使用
せずに、制御ゲインを変更したり、現状の制御ゲインの
読み取りが出来るという効果がある。
【0053】また、この発明によれば、イグニッション
がオフした際に、現行制御ゲインを送信することによ
り、制御ゲインデータの変更と走行終了時の現行制御ゲ
インデータ読み取りが出来るので、ICカード等の他の
着脱式のデータ記憶媒体を使用せずに、制御ゲインを変
更したり、現状の制御ゲインの読み取りが出来るという
効果がある。
【0054】また、この発明によれば、フェールが生じ
た場合に、ユーザーが、メーカ支給の特別な読み取り装
置を使用せずに、キーをディーラーへ持参するだけで、
フェールの内容が判明することにより、フェールした車
両の移動等の手間を省くことが可能である。更に、IC
カード等の他の着脱式のデータ記憶媒体を使用せずに、
制御ゲインを変更したり、現状の制御ゲインの読み取り
が出来るという効果がある。
【0055】また、この発明によれば、ICカード等の
他の着脱式のデータ記憶媒体を使用せずに、制御ゲイン
を変更したり、現状の制御ゲインの読み取りが出来る上
に、従来、運転開始からかなり走行したのちになって得
られるゲインの学習値を、走行終了毎に記憶し、次回の
運転時にはその前回の運転終了時の学習値を初期値とし
て使用出来るので、次回の走行時には、ユーザーの走行
時に学習した制御ゲインデータから、計算を開始する
分、ゲインが収束する時間を早くすることが出来るとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による車両制御情報
処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1のコード照合手段の
動作を説明するフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1のエンジン始動判定
手段の動作を説明するフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1の4WS制御装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図5】 実施の形態1による車両制御情報処理装置の
詳細な構成を示すブロック図である。
【図6】 図5に示す車両用制御手段の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 キー、3 コード照合手段、5a エンジン始動判
定手段、3f,51,61 通信I/F、52 エンジ
ン始動判定手段5aのエンジン制御部、6 4WS制御
装置、62 4WS制御部、7 エンジン始動手段、1
a2 IC(トランスポンダ)、1a3 記憶手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 25/04 F02D 45/00 F02N 15/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン始動許可情報を記憶した車両毎
    のエンジンキーのメモリに、車両制御用の制御ゲインデ
    ータと車両故障時の種類を示すダイアグコードを更新自
    在に記憶させ、エンジン始動後は前記メモリより読み出
    した制御ゲインデータに基づいて車両制御を行うと共
    に、車両制御に伴い制御ゲインデータ変更時には前記メ
    モリに記憶された制御ゲインデータを変更し、車両故障
    検出時にはダイアグコードを前記メモリに記憶させるデ
    ータ処理手段を備えたことを特徴とする車両制御情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 車両毎のエンジンキーのメモリに記憶し
    たIDコードと車両制御用の制御ゲインデータを読み取
    るキー挿入側のコード読み取り手段と、読み取ったID
    コードと予め設定したコードとの比較を行い、一致判定
    時に始動許可コードを送信し、且つ、読み取った前記制
    御ゲインデータを送信する制御ゲインデータ送信手段を
    有するコード照合手段と、 前記始動許可コードを受信時に、このエンジン始動許可
    信号をエンジン始動手段に出力するエンジン始動判定手
    段と、 前記コード照合手段から送信された制御ゲインデータを
    受信する制御ゲインデータ受信手段と、 受信した制御ゲインデータの内、必要なデータだけを選
    択して使用する車両運動制御手段とを備え 車両用制御手段は、フェールが生じた場合に、フェール
    の種類を示すダイアグコードをコード照合手段に送信す
    るダイアグコード送信手段を有し、 前記コード照合手段は、ダイアグコードを受信するダイ
    アグコード受信手段を有し、 車両毎のエンジンキーは、前記車両用制御手段のダイア
    グコードのデータを読みとるダイアグコード読み取り手
    段と、読み取ったダイアグコードを記憶するメモリを有
    する ことを特徴とする車両制御情報処理装置。
  3. 【請求項3】 車両毎のエンジンキーのメモリに記憶し
    たIDコードと車両制御用の制御ゲインデータを読み取
    るキー挿入側のコード読み取り手段と、読み 取ったID
    コードと予め設定したコードとの比較を行い、一致判定
    時に始動許可コードを送信し、且つ、読み取った前記制
    御ゲインデータを送信する制御ゲインデータ送信手段を
    有するコード照合手段と、 前記始動許可コードを受信時に、このエンジン始動許可
    信号をエンジン始動手段に出力するエンジン始動判定手
    段と、 前記コード照合手段から送信された制御ゲインデータを
    受信する制御ゲインデータ受信手段と、 受信した制御ゲインデータの内、必要なデータだけを選
    択して使用する車両運動制御手段とを備え、 車両用制御手段は、ドライバーの操縦特性を学習しつ
    つ、制御ゲインを更新していく制御ゲイン学習手段と、
    エンジンキーに記憶した制御ゲインデータをコード照合
    手段を介して受信する制御ゲインデータ受信手段とを有
    し、前記受信した制御ゲインデータの内、必要なデータ
    だけを選択して、その値を前記制御ゲイン学習手段の初
    期値として使用し、 車両用制御手段は、フェールが生じた場合に、フェール
    の種類を示すダイアグコードをコード照合手段に送信す
    るダイアグコード送信手段を有し、 前記コード照合手段は、ダイアグコードを受信するダイ
    アグコード受信手段を有し、 車両毎のエンジンキーは、前記車両用制御手段のダイア
    グコードのデータを読みとるダイアグコード読み取り手
    段と、読み取ったダイアグコードを記憶するメモリを有
    する ことを特徴とする車両制御情報処理装置。
  4. 【請求項4】 車両毎のエンジンキーのメモリに記憶し
    たIDコードと車両制御用の制御ゲインデータを読み取
    るキー挿入側のコード読み取り手段と、読み取ったID
    コードと予め設定したコードとの比較を行い、一致判定
    時に始動許可コードを送信し、且つ、読み取った前記制
    御ゲインデータを送信する制御ゲインデータ送信手段を
    有するコード照合手段と、 前記始動許可コードを受信時に、このエンジン始動許可
    信号をエンジン始動手段に出力するエンジン始動判定手
    段と、 前記コード照合手段から送信された制御ゲインデータを
    受信する制御ゲインデータ受信手段と、 受信した制御ゲインデータの内、必要なデータだけを選
    択して使用する車両運動制御手段とを備え、 車両用制御手段は、現在使用している制御ゲインデータ
    をコード照合手段に送信する現行制御ゲインデータ送信
    手段を有し、またコード照合手段は前記制御ゲインデー
    タを受信する制御ゲインデータ受信手段と有し、 更に、エンジンキー側のコード読み取り手段は、前記コ
    ード照合手段より送信されてきた現行の制御ゲインのデ
    ータを読みとる制御ゲイン読み取り手段と、読み取った
    制御ゲイン値を使用してメモリに予め記憶した制御ゲイ
    ンデータを更新する制御ゲイン値更新手段を有し、 車両用制御手段は、フェールが生じた場合に、フェール
    の種類を示すダイアグコードをコード照合手段に送信す
    るダイアグコード送信手段を有し、 前記コード照合手段は、ダイアグコードを受信するダイ
    アグコード受信手段を有し、 車両毎のエンジンキーは、前記車両用制御手段のダイア
    グコードのデータを読みとるダイアグコード読み取り手
    段と、読み取ったダイアグコードを記憶するメモリを有
    する ことを特徴とする車両制御情報処理装置。
  5. 【請求項5】 車両毎のエンジンキーのメモリに記憶し
    たIDコードと車両制御用の制御ゲインデータを読み取
    るキー挿入側のコード読み取り手段と、読み取ったID
    コードと予め設定したコードとの比較を行い、一致判定
    時に始動許可コードを送信し、且つ、読み取った前記制
    御ゲインデータを送信する制御ゲインデータ送信手段を
    有するコード照合手段と、 前記始動許可コードを受信時に、このエンジン始動許可
    信号をエンジン始動手段に出力するエンジン始動判定手
    段と、 前記コード照合手段から送信された制御ゲインデータを
    受信する制御ゲインデータ受信手段と、 受信した制御ゲインデータの内、必要なデータだけを選
    択して使用する車両運 動制御手段とを備え、 車両用制御手段は、現在使用している制御ゲインデータ
    をコード照合手段に送信する現行制御ゲインデータ送信
    手段を有し、またコード照合手段は前記制御ゲインデー
    タを受信する制御ゲインデータ受信手段と有し、 更に、エンジンキー側のコード読み取り手段は、前記コ
    ード照合手段より送信されてきた現行の制御ゲインのデ
    ータを読みとる制御ゲイン読み取り手段と、読み取った
    制御ゲイン値を使用してメモリに予め記憶した制御ゲイ
    ンデータを更新する制御ゲイン値更新手段を有し、 現行制御ゲインデータ送信手段は、イグニッションがオ
    フした際に、現行制御ゲインを送信することを特徴とす
    車両制御情報処理装置。
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JP3250452B2 (ja) * 1996-04-16 2002-01-28 トヨタ自動車株式会社 エンジン始動制御装置
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