JP3211473U - インソール構造 - Google Patents

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【課題】靴に自由に出し入れすることができる上、足部の姿勢を矯正することができるインソール構造を提供する。【解決手段】インソール構造は、インソール本体1を備える。インソール本体1は、適宜な厚さで柔軟性を備えたインソールを有する。インソール本体1は、前足部11、土踏まず領域12及び踵領域13を有する。前足部11には、足部の母指球に対応するように凹んで、母指球が当接される踏面部111が設けられる。踏面部の外方側には、外支持部112が接続される。外支持部の後方側には、側凹部113が接続される。外支持部112の厚さは、踏面部111の厚さより大きい。側凹部113及び踏面部111の深さは等しい。外支持部112の厚さは、インソール本体の厚さより小さい。【選択図】図1

Description

本考案は、インソール構造に関し、特に、靴に自由に出し入れすることができる上、足部の姿勢を矯正することができるインソール構造に関する。
人の足部は、26個の骨を有し、人が立つとき、第1中足骨の根元部と、第五中足骨の踵部と、踵骨との3点が支持点として用いられる。第1中足骨及び第5中足骨は、水平状態でなく、第1中足骨は第5中足骨より低く、高低が分布した3点によりアーチが形成されて体を支える。人の足部には一定のアーチが維持され、歩くときにクッション性があるため疲れにくい。靴は歩いたり走ったりするときに足を保護する基本的な履物であり、人の足は、体重の1〜2倍の重量を支えるため、人の骨、関節又は筋肉が怪我することを防ぐために、足を保護するインソールが靴中に必要であった。
現在市販されている靴の全てには、インソール(ライニング)が含まれる。インソールは、大きく2種類に分けられ、第1種は自ら取り出すことができるものであり、第2種は靴底に固定されて取り出すことができないものであり、それらの主な機能は適切な柔軟性により快適性を高めることにある。ところで、従来から市場に流通している交換可能又は靴の中に取付けることが可能な着脱自在のインソール2は平坦状のインソールであり(図6を参照する)、底層の材料には厚さ約3〜7mmの発泡材料が用いられ、底層の上表面には表層が結合される。この表層は、網状通気性繊維、一般の生地、人工皮革又は皮革からなってもよい。上述したインソール2は、主に靴中のソフトライニングや、靴体と足部との間の大きすぎるスペーサ用のライニングとして用いられる。そのため、このようなインソール2は、前述した足部の3つの支持点で衝撃を和らげたり圧力を分散させたりするが、人の足部の前足部の横足弓に対する支持が無い。そのため、人が立ったり歩いたりするとき、体から加わる前足部の横足弓の圧力及び重量を、平らなインソールで支えたり衝撃を和らげたりすることはできず、依然として前足部の横足弓の弾性により支える必要があった。言い換えると、従来のインソール2では、前足部の横足弓を支えることができず、立ったり歩いたりするときに加わる前足部の圧力を低減させることはできなかった。このようなインソール2は、販売価格が安く、製造コストも安いが、人体工学的には足にとって好ましくない上、運動又は歩行の機能性を高めることもできなかった。
また、インソール構造は、足底の圧力板の高圧箇所を厚くして振動を低減し、高圧領域が受ける力を低減させることができるが、圧力を土踏まずへ伝えたりその他非踏面部で受けたりしても、足圧板は直ちに反応することができないため、長時間使用すると足部、筋膜を痛めてしまうことがあった。
本考案の目的は、靴に自由に出し入れすることができる上、足部の姿勢を矯正することができるインソール構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、インソール本体を備えたインソール構造であって、前記インソール本体は、適宜な厚さで柔軟性を備えたインソールを有し、前記インソール本体は、前足部、土踏まず領域及び踵領域を有し、前記前足部には、足部の母指球に対応するように凹んで、母指球が当接される踏面部が設けられ、前記踏面部の外方側には、外支持部が接続され、前記外支持部の後方側には、側凹部が接続され、前記外支持部の厚さは、踏面部の厚さより大きく、前記側凹部及び前記踏面部の深さは等しく、前記外支持部の厚さは、前記インソール本体の厚さより小さいことを特徴とするインソール構造を提供する。
前記外支持部は、前記踏面部と円滑に接続されて傾斜面が形成されていることが好ましい。
前記前足部には、親指に対応し、前記踏面部と接続された親指収容部が設けられ、前記親指収容部は、親指に対応した形状で凹んでいることが好ましい。
本考案のインソール構造は、従来の構造と比べ、以下(1)〜(4)の効果を有する。
(1)内側に凹んだ踏面部により、前足底を僅かに内側へ傾斜させて足底を内側へ矯正するため、地面で歩くときの応力がスムーズに伝わり、容易かつ楽になり、快適性が向上する。
(2)歩く際に生じる運動エネルギーの慣性が延びて抵抗力が減るため、疲労感を大幅に低減させることができる。
(3)内側に凹んだ踏面部により、前足底が僅かに内側へ傾斜しているため、足底を内側へ矯正することができ、腰椎への圧迫が減り、長時間立ち続けたときに痛くなることを防ぐことができる。
(4)インソール本体を靴中へ入れると、足裏を矯正することができる上、インソール本体が薄く軽くなり、容積が小さくなる。
図1は、本考案の一実施形態に係るインソール構造のインソール本体を示す斜視図である。 図2は、本考案の一実施形態に係るインソール構造のインソール本体を示す平面図である。 図3は、本考案の一実施形態に係るインソール構造のインソール本体に足部を組み合わせた状態の説明図である。 図4は、図2の線a−aに沿った断面図である。 図5は、図2の線b−bに沿った断面図である。 図6は、従来技術のインソール構造の断面図である。
本考案の技術手段及びそれにより達成可能な効果を、より完全かつ明白に開示するために、開示した添付の図面及び符号と併せて本考案を以下詳説する。
まず、図1〜図4を参照する。図1は、本考案の一実施形態に係るインソール構造のインソール本体を示す斜視図である。図2は、本考案の一実施形態に係るインソール構造のインソール本体を示す平面図である。図3は、本考案の一実施形態に係るインソール構造のインソール本体に足部を組み合わせた状態の説明図である。図4は、図2の線a−aに沿った断面図である。図1〜図4に示すように、本考案の一実施形態に係るインソール構造は、少なくともインソール本体1から構成されてなる。
インソール本体1は、適宜な厚さで柔軟性を備えたインソールを有する。インソール本体1は、前足部11、土踏まず領域12及び踵領域13を有する。前足部11には、足部の母指球Tに対応するように凹んで、母指球Tが当接される踏面部111が設けられている。踏面部111の外方側には、外支持部112が接続されている。外支持部112の後方側には、側凹部113が接続されている。外支持部112の厚さは、踏面部111の厚さより大きい。側凹部113及び踏面部111の深さは等しく、外支持部112の厚さは、インソール本体1の厚さより小さい。
外支持部112は、踏面部111と円滑に接続されて傾斜面Sが形成されている。インソール本体1の前足部11には、親指に対応し、踏面部111と接続された親指収容部114が設けられる。親指収容部114は、親指に対応した形状で凹んでいる。
図1〜図5を参照する。図1〜図5に示すように、本考案の一実施形態に係るインソール構造の機能が容易に理解できるように、まず、人が歩くときの足部の動作による応力の案内経路について説明する(矢印で示す)。図3に示すように、歩く動作では、まず、踵Aが先に接地し、続いて足底Bが地面に接地し、足部を前方へ蹴り出すと、足部が高く持ち上げられるに従って踵が次第に高く持ち上げられ、接地箇所が足部の外側から前方へ伝わり、応力がa1の矢印方向で、足底Bの小指Cの側部踏面(即ち、第1中足骨及び第5中足骨からなる横足弓とも称される)から伝わる。この踏面は、体重を支えながら、応力を伝える。応力がa2の矢印方向で親指Dへ伝わると、応力が低い場所へ移動し、骨格位置へ向かってさらに前方でさらに低い場所の最低踏面(第1中足骨)へ伝わり、前進歩行して踵が高く上がるに従い、応力がa3の矢印方向で伝わり、足が蹴り出されて親指Dが地面から離れて歩行動作が完了する。
人が快適に歩くには、応力が外側から内側へ伝わり、高い外側と低い内側との落差で応力が案内されなければならない。そのため、インソール本体1を製作する際、人体の足部の形状に応じて形成し、適宜な厚さで柔軟なインソール本体1を利用する。インソール本体1の前足部11には、人体の足部の母指球Tに対応した箇所が凹み、母指球Tが当接される踏面部111が設けられる。踏面部111により人体足部の前足部が僅かに突出した母指球Tを支えることができるとともに、足の外側が外支持部112から僅かに突出し、前足部が僅かに内側に傾き、外支持部112が下方へ延びた側凹部113が足底の外側で受け、足の外側が下方へ沈むため、足裏全体が3点位置決め効果を有する。これにより、足が下方へ踏み込む垂直方向の力を受け、歩くときにかかる力が下向きに伝わり、応力がスムーズに伝わり、前足部が僅かに内側に傾斜する。同時に、踏面部111から外側へ向かう外支持部112は、前足部を上向きで支え、僅かに内側へ傾いた状態により、傾斜面Sが形成される。踵を持ち上げて側凹部113からの応力が傾斜面Sへ伝わり、傾斜面Sに体重がかかるとともに、応力が伝えられ、応力が親指へ伝わった後、蹴り出して地面から離れる。本実施形態のインソールは、効果的に足底を内側へ矯正し、正常又は外反した足底により足部にかかる圧力を低減し、足部の応力が案内経路に沿って容易に伝わり、運動エネルギーの慣性を延ばして抵抗力を減らすことができる。
上述した機能以外に、本考案の長所は、インソール本体1を靴に選択的に出し入れして使用し、使用し易い効果を得る。靴を履くとき、靴中にインソール本体1を随時出し入れする。勿論、各靴の形状又は靴に求められる機能の違いが本考案のインソール構造に影響を与えることはない。
また、履いている者が歩行する際、内側へ傾斜し、インソール本体1には、親指を支える親指収容部114が設けられてもよい。
上述したことから分かるように、本考案のインソール構造は、インソール本体1を組み合わせて使用すると、前足部が僅かに内側へ傾斜し、正常又は外反の足底が内側へ矯正されて正確な姿勢を保持することができるようになる。このように、応力が外側から内側へ伝わり、高い外側と低い内側との落差で応力が案内されるため、歩いたり、走ったり、ジャンプしたりする際、応力がスムーズに伝わるため、容易かつ楽に動かすことができる上、足部又は脊椎が怪我することを防ぐことができる。
上述したことから分かるように、本考案のインソール構造は、従来の構造と比べ、以下(1)〜(4)の長所を有する。
(1)内側に凹んだ踏面部により、前足底を僅かに内側へ傾斜させて足底を内側へ矯正するため、地面で歩くときの応力がスムーズに伝わり、容易かつ楽になり、快適性が向上する。
(2)歩く際に生じる運動エネルギーの慣性が延びて抵抗力が減るため、疲労感を大幅に低減させることができる。
(3)内側に凹んだ踏面部により、前足底が僅かに内側へ傾斜しているため、足底を内側へ矯正することができ、腰椎への圧迫が減り、長時間立ち続けたときに痛くなることを防ぐことができる。
(4)インソール本体を靴中へ入れると、足裏を矯正することができる上、インソール本体が薄く軽くなり、容積が小さくなる。
1 インソール本体
2 インソール
11 前足部
12 土踏まず領域
13 踵領域
111 踏面部
112 外支持部
113 側凹部
114 親指収容部
A 踵
B 足底
C 小指
D 親指
S 傾斜面
T 母指球

Claims (3)

  1. インソール本体を備えたインソール構造であって、
    前記インソール本体は、適宜な厚さで柔軟性を備えたインソールを有し、
    前記インソール本体は、前足部、土踏まず領域及び踵領域を有し、
    前記前足部には、足部の母指球に対応するように凹んで、母指球が当接される踏面部が設けられ、
    前記踏面部の外方側には、外支持部が接続され、
    前記外支持部の後方側には、側凹部が接続され、
    前記外支持部の厚さは、踏面部の厚さより大きく、
    前記側凹部及び前記踏面部の深さは等しく、
    前記外支持部の厚さは、前記インソール本体の厚さより小さいことを特徴とする、
    インソール構造。
  2. 前記外支持部は、前記踏面部と円滑に接続されて傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のインソール構造。
  3. 前記前足部には、親指に対応し、前記踏面部と接続された親指収容部が設けられ、前記親指収容部は、親指に対応した形状で凹んでいることを特徴とする請求項1に記載のインソール構造。
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