JP3209445B2 - ジッパ付き平袋の製造方法 - Google Patents

ジッパ付き平袋の製造方法

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JP3209445B2
JP3209445B2 JP09608992A JP9608992A JP3209445B2 JP 3209445 B2 JP3209445 B2 JP 3209445B2 JP 09608992 A JP09608992 A JP 09608992A JP 9608992 A JP9608992 A JP 9608992A JP 3209445 B2 JP3209445 B2 JP 3209445B2
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▲らい▼蔵 久下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジッパ付き平袋の製造
方法、特に内容物の取り出しのため口部がジッパにより
開閉自在になる平袋の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、対向する平面を有する平袋(容
器)のなかで、袋の4辺周囲をヒートシールするもの
(4方シール袋)にあっては、平袋の材料であるフィル
ム材料の搬送方向と、ジッパ部品の流れ方向を同一にし
て加工することが可能となり、生産性向上の観点から、
従来からこの方法でジッパ付き平袋が製造されてきた。
最近ではさらに4方シール袋以外のものに対しても、ジ
ッパをつける工夫がなされており、袋の袋本体部とは別
に、予めジッパ部を備えるキャップ袋状の部材を、帽子
を被せるかのごとく被着させる方法により作られた容器
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、4方シ
ール袋以外の袋、例えば、図7に示されるようにいわゆ
る、中央合掌貼り袋では、特に中央(背)シール52の
箇所に段差があることから、ジッパ部65を備えるキャ
ップ袋状の部材60を被せるにしても確実性が乏しく困
難であるという問題がある。また、中央合掌貼り袋50
は、フィルムの流れ方向(C)とジッパ部材の流れ方向
(D)が直交する形となり、ジッパ部材を取り付ける加
工が繁雑になるという問題もある。本発明はかかる事情
に鑑みて創案されたものであって、その目的は、ジッパ
部材の装着が容易かつ確実にできるジッパ付き平袋の製
造方法を提供することにある。
【0004】
【0005】
【課題を解決するための手段】 このような課題を解決す
るために、本発明は、 対向する一対の平面部を備える筒
状の袋本体部と、この袋本体部の袋の口部となる側の片
端近傍の内側面に装着されたジッパとを備えるジッパ付
き平袋の製造方法であって、前記袋本体部の口部端部の
対向する2箇所の位置から、それぞれ、内方へ所定の距
離まで切り込みを入れ、切り込みの終端部を結ぶ直線を
基線として、折り曲げ可能な扉状の開き面を2つ形成
し、該開き面を上記基線に沿って開き面の内面が表出さ
れるように曲げ、次いで、前記袋本体部をその幅方向に
搬送させると共に、前記ジッパの長手方向と前記基線の
延びる方向とを一致せしめて前記ジッパを前記袋本体部
と同方向に搬送させて、このジッパの雄型部材及び雌型
部材を前記基線に対して鏡像関係になるようにして前記
開き面の内面にそれぞれ固着せしめ、前記ジッパの雄型
部材と雌型部材とを嵌合させるように、前記両開き面を
閉じ合わせ、その後、前記切り込みを入れた箇所の近傍
及び上部端部を融着して容器の上部を密着シールして製
造するようにした。
【0006】
【作用】本発明は、一般に行なわれている方法で一旦、
袋本体部を形成し、該袋本体部の口部端部から2つの折
り線に沿って、内方に切り込みをいれ、袋本体部の口部
近傍を開き、この開いた内面にジッパを取り付けるよう
にしているので、ジッパ部材の装着が簡易かつ確実にで
きる。
【0007】
【実施例】本発明のジッパ付き平袋1は、図5に示され
るように対向する一対の平面部11,15を備える筒状
の袋本体部10と、この袋本体部10の,特に、袋の口
部となる側の片端近傍の内側面にジッパ20を有する。
ジッパ20は、平袋の口部の開閉を自由にするためのも
のである。筒状の袋本体部10は、ジッパ固着前は、基
本的に、一枚のシートの端面同士を合掌貼りに接着する
ことによって形成されているために、袋の後部には合わ
せ段差37が生じている。
【0008】平面部11と15の連設面は、図示のごと
く折り線11,14を形成している。そして、袋本体部
10の口部には、口部の端部全域を封止するように融着
シール面35が形成される。さらに、口部端部から2つ
の折り線12,14に沿って、ジッパ20の固定内より
もさらに内方の位置まで融着シール面31,33が形成
される。これは後述するように一旦切り開かれた切開部
を封止するために行なわれる。
【0009】ジッパ20は、図6に示されるように帯状
形状をなし、嵌合する雄型部材21と雌型部材25との
組み合わせにより形成される。雄型部材21は基板22
と、この基板22の片側平面の中央部に突出した凸部帯
23とを備え、基板22の他方の平面22a(凸部帯2
3形成面と反対側)は平袋の内面と接着されるようにな
っている。一方、雌型部材25は、基板26と、この基
板26の片側平面の中央部に形成された凹部帯28とを
備え、基板26の他方の平面26a(凹部帯28形成面
と反対側)は対向する平袋の他の内面と接着されるよう
になっている。
【0010】本発明の製造方法により、ジッパ付き平袋
1は、以下の工程を経て形成される。まず、図1に示さ
れるように一対の平面部11,15を備え合掌形に形成
された筒状の袋本体部10を用意する。このものは、袋
の後部に図示のごとく合掌貼り特有のシール合わせ部1
7を備えており、あらかじめ一般に行われている方法で
製造される。
【0011】次いで、図2に示されるようにこの袋本体
部10の口部端部の対向する2カ所の位置、すなわち袋
袋本体部10の平面部11と15との連設面である折り
線12,14の上端部から、それぞれ、内方へ所定の距
離まで切り込み12a,14aを入れ、切り込み12
a,14aの終端部を結ぶ直線を基線Lとして、この部
分から折り曲げ可能な扉状の開き面11a,15aを2
つ形成する。
【0012】次いで、図3に示されるように、開き面1
1a,15aを、それぞれ、上記基線Lに沿って、開き
面11a,15aの内面が表出するように曲げる。この
時、ジッパ20を構成する帯状の雄型部材21と雌型部
材25とが、それぞれ開き面11a,15aの上方の位
置に搬送されている。このように、袋本体部10の搬送
方向(A)とジッパ20のそれ(B)とは同一方向であ
るので、加工が容易となり、機械化に好適となる。
【0013】次いで、図4に示されるように内面が表出
するように曲げられた開き面11a,15aの上に、ジ
ッパ20の雄型部材21および雌型部材25が、基線L
に対して鏡像関係になるように固着される。通常は、基
線Lに沿って平行となるように配置される。この場合、
ジッパ部材21および25の固定は、一般にヒートシー
ル方法で行なわれる。
【0014】次いで、図5に示されるようにジッパ20
の雄型部材21および雌型部材25を嵌合させるよう
に、一旦、開かれていた2つの面11a,15aを合わ
せ閉じ、しかる後、上記切り込みを入れた箇所の近傍3
1,33および上部端部35を融着して、容器の上部を
密着シールする。こうして、本発明のジッパ付き平袋が
形成され、袋に入れられる内容物は、通常、開放状態に
ある平袋の底部から充填され、その後、その底部を融着
シールすることにより行われる。
【0015】なお、本発明では、袋の底部から最終的に
内容物を投入する場合を例にとって説明してきたが、最
初から底部をシールしておき、最終的にジッパ部から内
容物を投入し、ジッパを閉め、最後に上部端部35をシ
ールするようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は、一般に行なわれている方法で
一旦、袋本体部を形成し、該袋本体部の口部端部から2
つの折り線に沿って、内方に切り込みをいれ、袋本体部
の口部近傍を開き、この開いた内面にジッパを取り付け
るようにしているので、ジッパ部材の装着が簡易かつ確
実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のジッパ付き平袋の製造過程の一工程を
示す概略図である。
【図2】本発明のジッパ付き平袋の製造過程の一工程を
示す概略図である。
【図3】本発明のジッパ付き平袋の製造過程の一工程を
示す概略図である。
【図4】本発明のジッパ付き平袋の製造過程の一工程を
示す概略図である。
【図5】本発明のジッパ付き平袋の製造過程の一工程を
示す概略斜視図であるとともに、平袋の最終一形態図で
ある。
【図6】ジッパの構成を説明する概略斜視図である。
【図7】合掌貼り袋の概略斜視図である。
【符号の説明】
1…ジッパ付き平袋 10…袋本体部 11,15…平面部 12,14…折り線 20…ジッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B31B 1/90 321 B65D 33/25

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する一対の平面部を備える筒状の袋
    本体部と、この袋本体部の袋の口部となる側の片端近傍
    の内側面に装着されたジッパとを備えるジッパ付き平袋
    の製造方法であって、 前記袋本体部の口部端部の対向する2箇所の位置から、
    それぞれ、内方へ所定の距離まで切り込みを入れ、切り
    込みの終端部を結ぶ直線を基線として、折り曲げ可能な
    扉状の開き面を2つ形成し、 該開き面を上記基線に沿って開き面の内面が表出される
    ように曲げ、 次いで、前記袋本体部をその幅方向に搬送させると共
    に、前記ジッパの長手方向と前記基線の延びる方向とを
    一致せしめて前記ジッパを前記袋本体部と同方向に搬送
    させて、このジッパの雄型部材及び雌型部材を前記基線
    に対して鏡像関係になるようにして前記開き面の内面に
    それぞれ固着せしめ、 前記ジッパの雄型部材と雌型部材とを嵌合させるよう
    に、前記両開き面を閉じ合わせ、 その後、前記切込みを入れた箇所の近傍及び上部端部を
    融着して容器の上部を密着シールすることを特徴とする
    ジッパ付き平袋の製造方法。
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ITRM920634A IT1263231B (it) 1992-01-10 1992-09-03 Sacchetti a chiusura rapida e loro metodo di formazione.
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US6361212B1 (en) * 1999-10-18 2002-03-26 Com-Pac International, Inc. Top opening reclosable bag and method of manufacture thereof
JP3216200U (ja) * 2018-03-01 2018-05-17 充 藤谷 取出口付葉物野菜用包装袋

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