JP3207499B2 - 車載電装品制御装置 - Google Patents
車載電装品制御装置Info
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- JP3207499B2 JP3207499B2 JP09231392A JP9231392A JP3207499B2 JP 3207499 B2 JP3207499 B2 JP 3207499B2 JP 09231392 A JP09231392 A JP 09231392A JP 9231392 A JP9231392 A JP 9231392A JP 3207499 B2 JP3207499 B2 JP 3207499B2
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- Japan
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- switch
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載された電装
品を操作する操作系統に異常を生じた場合におけるバッ
クアップ機能を備えた車載電装品制御装置に関する。
品を操作する操作系統に異常を生じた場合におけるバッ
クアップ機能を備えた車載電装品制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、車両に搭載されたヘッドランプ及
びターンランプのオン・オフ、ワイパの起動・停止、フ
ロントガラスへのウィンドウオッシャ液散布等の操作を
容易にするために、これらを操作するための各スイッチ
機構を一本の操作レバーに組み込んで成るコンビネーシ
ョンスイッチが一般に用いられている（一例として実開
昭63−147338号公報参照）。
びターンランプのオン・オフ、ワイパの起動・停止、フ
ロントガラスへのウィンドウオッシャ液散布等の操作を
容易にするために、これらを操作するための各スイッチ
機構を一本の操作レバーに組み込んで成るコンビネーシ
ョンスイッチが一般に用いられている（一例として実開
昭63−147338号公報参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコンビネーションスイッチを用いた車両において、
コンビネーションスイッチ系統が故障した場合には各種
操作ができなくなり、特にターンランプのオン・オフ及
びワイパの起動・停止ができなくなることは通常走行及
び雨天走行が困難になるという欠点があった。この欠点
を解決するために別途予備スイッチを設けることが考え
られるが、予備スイッチを別途設けると予備スイッチ用
の配線が必要になり、近来車両の電装品が非常に多くな
っている折から、車両内の配線を一層複雑化するという
問題があった。
来のコンビネーションスイッチを用いた車両において、
コンビネーションスイッチ系統が故障した場合には各種
操作ができなくなり、特にターンランプのオン・オフ及
びワイパの起動・停止ができなくなることは通常走行及
び雨天走行が困難になるという欠点があった。この欠点
を解決するために別途予備スイッチを設けることが考え
られるが、予備スイッチを別途設けると予備スイッチ用
の配線が必要になり、近来車両の電装品が非常に多くな
っている折から、車両内の配線を一層複雑化するという
問題があった。
【０００４】本発明の目的は、車両内の配線を複雑化す
ることなく、コンビネーションスイッチ系統が故障した
場合に確実にバックアップすることのできる車載電装品
制御装置を提供することである。
ることなく、コンビネーションスイッチ系統が故障した
場合に確実にバックアップすることのできる車載電装品
制御装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の車載電装品制御装置は、請求項１において、
車体の左右に設けられた後方視認用ミラーの上下左右傾
斜角度を調整するための操作スイッチにおいて、操作対
象とする後方視認用ミラーを選択する左右選択操作部
と、上下傾斜操作部と、左右傾斜操作部とを備え、上記
操作スイッチが接続されたノードと、コンビネーション
スイッチが接続されたノードと、車室外灯火器が接続さ
れたノードとを多重伝送路で接続するとともに、上記左
右選択操作部に左右何れも選択しない中間位置を設け、
左右選択操作部を中間位置にセットした時に、上下傾斜
操作部及び左右傾斜操作部が、コンビネーションスイッ
チの機能の少なくとも一部の機能を備えることにより、
左右選択操作部を中間位置にセットした時に、上下傾斜
操作部及び左右傾斜操作部が、ターンランプの点滅及び
ワイパの起動・停止等のコンビネーションスイッチの機
能の少なくとも一部の機能を備えるものであり、別個の
スイッチを設ける必要がなく、車両内の配線を複雑化す
ることなく、コンビネーションスイッチ系統が故障した
場合に確実にバックアップすることができる。また、上
記操作スイッチが接続されたノード（インストルメント
パネルノード）と、コンビネーションスイッチが接続さ
れたノード（コラムノード）と、車室外灯火器が接続さ
れたノード（フロントノード及びリヤノード）とを多重
伝送路で接続することにより、配線の複雑化を確実に防
止することができる。請求項２において、車体の左右に
設けられた後方視認用ミラーの上下左右傾斜角度を調整
するための操作スイッチにおいて、操作対象とする後方
視認用ミラーを選択する左右選択操作部と、上下傾斜操
作部と、左右傾斜操作部とを備え、上記左右選択操作部
に左右何れも選択しない中間位置を設け、左右選択操作
部を中間位置にセットした時に、上下傾斜操作部及び左
右傾斜操作部が、コンビネーションスイッチの機能の少
なくとも一部の機能を備えるるとともに、上記操作スイ
ッチの操作回数に応じてコンビネーションスイッチの一
部の機能における詳細機能を変化させることにより、左
右選択操作部を中間位置にセットした時に、上下傾斜操
作部及び左右傾斜操作部が、ターンランプの点滅及びワ
イパの起動・停止等 のコンビネーションスイッチの機能
の少なくとも一部の機能を備えるものであり、別個のス
イッチを設ける必要がなく、車両内の配線を複雑化する
ことなく、コンビネーションスイッチ系統が故障した場
合に確実にバックアップすることができるとともに、上
記操作スイッチの操作回数に応じてコンビネーションス
イッチの一部の機能における詳細機能を変化させること
ができる。
に本発明の車載電装品制御装置は、請求項１において、
車体の左右に設けられた後方視認用ミラーの上下左右傾
斜角度を調整するための操作スイッチにおいて、操作対
象とする後方視認用ミラーを選択する左右選択操作部
と、上下傾斜操作部と、左右傾斜操作部とを備え、上記
操作スイッチが接続されたノードと、コンビネーション
スイッチが接続されたノードと、車室外灯火器が接続さ
れたノードとを多重伝送路で接続するとともに、上記左
右選択操作部に左右何れも選択しない中間位置を設け、
左右選択操作部を中間位置にセットした時に、上下傾斜
操作部及び左右傾斜操作部が、コンビネーションスイッ
チの機能の少なくとも一部の機能を備えることにより、
左右選択操作部を中間位置にセットした時に、上下傾斜
操作部及び左右傾斜操作部が、ターンランプの点滅及び
ワイパの起動・停止等のコンビネーションスイッチの機
能の少なくとも一部の機能を備えるものであり、別個の
スイッチを設ける必要がなく、車両内の配線を複雑化す
ることなく、コンビネーションスイッチ系統が故障した
場合に確実にバックアップすることができる。また、上
記操作スイッチが接続されたノード（インストルメント
パネルノード）と、コンビネーションスイッチが接続さ
れたノード（コラムノード）と、車室外灯火器が接続さ
れたノード（フロントノード及びリヤノード）とを多重
伝送路で接続することにより、配線の複雑化を確実に防
止することができる。請求項２において、車体の左右に
設けられた後方視認用ミラーの上下左右傾斜角度を調整
するための操作スイッチにおいて、操作対象とする後方
視認用ミラーを選択する左右選択操作部と、上下傾斜操
作部と、左右傾斜操作部とを備え、上記左右選択操作部
に左右何れも選択しない中間位置を設け、左右選択操作
部を中間位置にセットした時に、上下傾斜操作部及び左
右傾斜操作部が、コンビネーションスイッチの機能の少
なくとも一部の機能を備えるるとともに、上記操作スイ
ッチの操作回数に応じてコンビネーションスイッチの一
部の機能における詳細機能を変化させることにより、左
右選択操作部を中間位置にセットした時に、上下傾斜操
作部及び左右傾斜操作部が、ターンランプの点滅及びワ
イパの起動・停止等 のコンビネーションスイッチの機能
の少なくとも一部の機能を備えるものであり、別個のス
イッチを設ける必要がなく、車両内の配線を複雑化する
ことなく、コンビネーションスイッチ系統が故障した場
合に確実にバックアップすることができるとともに、上
記操作スイッチの操作回数に応じてコンビネーションス
イッチの一部の機能における詳細機能を変化させること
ができる。
【０００６】
【実施例】実施例を図に基づいて説明すると、図１にお
いて、車体１は、前部左右にヘッドランプ20Ｒ，20Ｌ
と、スモールランプ及びターンランプを内蔵したフロン
トコンビネーションランプ21Ｒ，21Ｌとを備えたフロン
トランプ２Ｒ，２Ｌが配置され、左右側部にドア３Ｒ，
３Ｌが設けられ、ドア３Ｒ，３Ｌに後方視認用ミラー４
Ｒ，４Ｌがそれぞれ配設され、後部左右にリヤスモール
ランプ、リヤターンランプ等から成るリヤランプ５Ｒ，
５Ｌが配設されている。なお、後方視認用ミラー４Ｒ，
４Ｌは車体に設けられても良いことは勿論である。
いて、車体１は、前部左右にヘッドランプ20Ｒ，20Ｌ
と、スモールランプ及びターンランプを内蔵したフロン
トコンビネーションランプ21Ｒ，21Ｌとを備えたフロン
トランプ２Ｒ，２Ｌが配置され、左右側部にドア３Ｒ，
３Ｌが設けられ、ドア３Ｒ，３Ｌに後方視認用ミラー４
Ｒ，４Ｌがそれぞれ配設され、後部左右にリヤスモール
ランプ、リヤターンランプ等から成るリヤランプ５Ｒ，
５Ｌが配設されている。なお、後方視認用ミラー４Ｒ，
４Ｌは車体に設けられても良いことは勿論である。
【０００７】ヘッドランプ20Ｒ，20Ｌ及びフロントコン
ビネーションランプ21Ｒ，21Ｌにオン・オフ信号を送信
してオン・オフさせる左右のフロントノード６Ｒ，６Ｌ
と、運転席側に配置されて後方視認用ミラー４Ｒ，４Ｌ
を遠隔操作するリモコンスイッチ70からの操作信号が入
力されるインストルメントパネルノード７と、助手席側
に配置されてワイパ80に駆動・停止信号を送信して駆動
・停止させるカウルサイドノード８と、操作スイッチ
（コンビネーションスイッチ）90からの操作信号を受信
するコラムノード９と、日射センサ100 からの日射量検
出データＳを受信するとともに、空気調和機に制御信号
を送信するエアコンノード10と、左右のドア３Ｒ，３Ｌ
に設けられて後方視認用ミラー４Ｒ，４Ｌに駆動信号を
送信するドアノード11Ｒ，11Ｌと、リヤランプ５Ｒ，５
Ｌにオン・オフ信号を送信してオン・オフさせるリヤノ
ード12と、エンジンに制御信号を送信して制御するエン
ジン（ＥＧＩ）ノード13とが設置され、各通信ノードは
多重伝送路14で互いに接続され、多重伝送ネットワーク
が形成されており、周波数制御方式或いは時分割方式等
によりデータの多重伝送を行っている。
ビネーションランプ21Ｒ，21Ｌにオン・オフ信号を送信
してオン・オフさせる左右のフロントノード６Ｒ，６Ｌ
と、運転席側に配置されて後方視認用ミラー４Ｒ，４Ｌ
を遠隔操作するリモコンスイッチ70からの操作信号が入
力されるインストルメントパネルノード７と、助手席側
に配置されてワイパ80に駆動・停止信号を送信して駆動
・停止させるカウルサイドノード８と、操作スイッチ
（コンビネーションスイッチ）90からの操作信号を受信
するコラムノード９と、日射センサ100 からの日射量検
出データＳを受信するとともに、空気調和機に制御信号
を送信するエアコンノード10と、左右のドア３Ｒ，３Ｌ
に設けられて後方視認用ミラー４Ｒ，４Ｌに駆動信号を
送信するドアノード11Ｒ，11Ｌと、リヤランプ５Ｒ，５
Ｌにオン・オフ信号を送信してオン・オフさせるリヤノ
ード12と、エンジンに制御信号を送信して制御するエン
ジン（ＥＧＩ）ノード13とが設置され、各通信ノードは
多重伝送路14で互いに接続され、多重伝送ネットワーク
が形成されており、周波数制御方式或いは時分割方式等
によりデータの多重伝送を行っている。
【０００８】操作スイッチ70は、図２に示すように、中
央部が開口した略正方形の枠体から成り、上下（Ｕ−
Ｄ）方向に傾斜させて後方視認用ミラーの上下方向の傾
斜角度の調節操作を行う上下傾斜操作部及び左右（Ｌ−
Ｒ）方向に傾斜させて後方視認用ミラーの左右方向の傾
斜角度の調節操作を行う左右傾斜操作部を備えた傾斜操
作部701 と、上記傾斜操作部701 の開口内に配設され、
左右（Ｌ−Ｒ）方向のガイド溝704 と、該ガイド溝704
内を左右（Ｌ−Ｒ）方向に移動可能に立設された操作ロ
ッド702 と、該操作ロッド702 の上端に操作ノブ703 を
設け、下端に切替スイッチ機構を連結して成る左右選択
操作部700 とから構成され、左右選択操作部700 の操作
ロッド702 の移動位置により、左右の後方視認用ミラー
４Ｌ，４Ｒの***作側を選択する。
央部が開口した略正方形の枠体から成り、上下（Ｕ−
Ｄ）方向に傾斜させて後方視認用ミラーの上下方向の傾
斜角度の調節操作を行う上下傾斜操作部及び左右（Ｌ−
Ｒ）方向に傾斜させて後方視認用ミラーの左右方向の傾
斜角度の調節操作を行う左右傾斜操作部を備えた傾斜操
作部701 と、上記傾斜操作部701 の開口内に配設され、
左右（Ｌ−Ｒ）方向のガイド溝704 と、該ガイド溝704
内を左右（Ｌ−Ｒ）方向に移動可能に立設された操作ロ
ッド702 と、該操作ロッド702 の上端に操作ノブ703 を
設け、下端に切替スイッチ機構を連結して成る左右選択
操作部700 とから構成され、左右選択操作部700 の操作
ロッド702 の移動位置により、左右の後方視認用ミラー
４Ｌ，４Ｒの***作側を選択する。
【０００９】左右選択操作部700 は、ガイド溝704 の右
端の右側選択位置 703Ｒと、左端の左側選択位置 703Ｌ
と、両選択位置 703Ｒ， 703Ｌの間の略中央の中間位置
（図２における実線位置）7030とが設けられ、操作ノブ
703 を右側選択位置 703Ｒにセットすると操作ロッド70
2 が切替スイッチ機構を操作して右側後方視認用ミラー
４Ｒの操作信号を出力し、左側選択位置 703Ｌにセット
すると左側後方視認用ミラー４Ｌの操作信号を出力する
とともに、中間位置7030にセットすると、左右の後方視
認用ミラー４Ｌ，４Ｒの何れも選択せずに、傾斜操作部
701 の操作によってコンビネーションスイッチ90の機能
の少なくとも一部の機能に対応する操作信号を出力す
る。
端の右側選択位置 703Ｒと、左端の左側選択位置 703Ｌ
と、両選択位置 703Ｒ， 703Ｌの間の略中央の中間位置
（図２における実線位置）7030とが設けられ、操作ノブ
703 を右側選択位置 703Ｒにセットすると操作ロッド70
2 が切替スイッチ機構を操作して右側後方視認用ミラー
４Ｒの操作信号を出力し、左側選択位置 703Ｌにセット
すると左側後方視認用ミラー４Ｌの操作信号を出力する
とともに、中間位置7030にセットすると、左右の後方視
認用ミラー４Ｌ，４Ｒの何れも選択せずに、傾斜操作部
701 の操作によってコンビネーションスイッチ90の機能
の少なくとも一部の機能に対応する操作信号を出力す
る。
【００１０】左右選択操作部700 を中間位置7030にセッ
トした時に、傾斜操作部701 の操作によって出力できる
コンビネーションスイッチ90の機能の少なくとも一部の
機能としては、例えば、左右（Ｌ−Ｒ）傾斜操作部の左
（Ｌ）部を押圧すると左側フロントコンビネーションラ
ンプ21Ｌ（ターンランプのみ）と左側リヤランプ５Ｌ
（リヤターンランプのみ）の点滅させる信号を出力し、
右（Ｒ）部を押圧すると右側フロントコンビネーション
ランプ21Ｒ（ターンランプのみ）と右側リヤランプ５Ｒ
（リヤターンランプのみ）を点滅させる信号を出力す
る。また、上下（Ｕ−Ｄ）傾斜操作部の上（Ｕ）部を押
圧するとワイパ80の駆動信号を出力し、下（Ｄ）部を押
圧するとワイパ80の停止信号を出力する。
トした時に、傾斜操作部701 の操作によって出力できる
コンビネーションスイッチ90の機能の少なくとも一部の
機能としては、例えば、左右（Ｌ−Ｒ）傾斜操作部の左
（Ｌ）部を押圧すると左側フロントコンビネーションラ
ンプ21Ｌ（ターンランプのみ）と左側リヤランプ５Ｌ
（リヤターンランプのみ）の点滅させる信号を出力し、
右（Ｒ）部を押圧すると右側フロントコンビネーション
ランプ21Ｒ（ターンランプのみ）と右側リヤランプ５Ｒ
（リヤターンランプのみ）を点滅させる信号を出力す
る。また、上下（Ｕ−Ｄ）傾斜操作部の上（Ｕ）部を押
圧するとワイパ80の駆動信号を出力し、下（Ｄ）部を押
圧するとワイパ80の停止信号を出力する。
【００１１】次に、インストルメントパネルノード７及
びコラムノード９の動作について図３および図４のフロ
ーチャートを参照して説明する。図３において、インス
トルメントパネルノード７は、左右選択操作部700 が中
間位置7030にセットされておらず、左側選択位置 703Ｌ
にセットされている時に傾斜操作部701 の操作により左
側後方視認用ミラー４Ｌの駆動信号を送信し、中間位置
7030または左側選択位置 703Ｌにセットされていない時
即ち右側選択位置703Ｒにセットされている時に傾斜操
作部701 の操作により右側後方視認用ミラー４Ｒの駆動
信号を送信する。
びコラムノード９の動作について図３および図４のフロ
ーチャートを参照して説明する。図３において、インス
トルメントパネルノード７は、左右選択操作部700 が中
間位置7030にセットされておらず、左側選択位置 703Ｌ
にセットされている時に傾斜操作部701 の操作により左
側後方視認用ミラー４Ｌの駆動信号を送信し、中間位置
7030または左側選択位置 703Ｌにセットされていない時
即ち右側選択位置703Ｒにセットされている時に傾斜操
作部701 の操作により右側後方視認用ミラー４Ｒの駆動
信号を送信する。
【００１２】一方、左右選択操作部700 が中間位置7030
にセットされた時は、上述の如く、傾斜操作部701 の左
右（Ｌ−Ｒ）傾斜操作部を操作すると、左側または右側
のフロントコンビネーションランプ（ターンランプの
み）21Ｌまたは21Ｒとリヤランプ（リヤターンランプの
み）５Ｌまたは５Ｒを点滅指示信号を送信し、また、上
下（Ｕ−Ｄ）傾斜操作部の上（Ｕ）部を押圧するとワイ
パ80の駆動信号を、下（Ｄ）部を押圧するとワイパ80の
停止信号を送信する。なお、ワイパ80の駆動速度変化信
号は、上下（Ｕ−Ｄ）傾斜操作部の上（Ｕ）部を押圧す
る回数によって送信することができる、例えば１回押圧
すると間欠動作、２回押圧すると通常速度、３回押圧す
ると高速動作信号を送信する。
にセットされた時は、上述の如く、傾斜操作部701 の左
右（Ｌ−Ｒ）傾斜操作部を操作すると、左側または右側
のフロントコンビネーションランプ（ターンランプの
み）21Ｌまたは21Ｒとリヤランプ（リヤターンランプの
み）５Ｌまたは５Ｒを点滅指示信号を送信し、また、上
下（Ｕ−Ｄ）傾斜操作部の上（Ｕ）部を押圧するとワイ
パ80の駆動信号を、下（Ｄ）部を押圧するとワイパ80の
停止信号を送信する。なお、ワイパ80の駆動速度変化信
号は、上下（Ｕ−Ｄ）傾斜操作部の上（Ｕ）部を押圧す
る回数によって送信することができる、例えば１回押圧
すると間欠動作、２回押圧すると通常速度、３回押圧す
ると高速動作信号を送信する。
【００１３】図４において、コラムノード９は、コンビ
ネーションスイッチ90が故障したか否かを判定し、正常
時にはコンビネーションスイッチ90の操作による操作信
号を送信し、故障時にはコンビネーションスイッチ90の
故障データを送信するものであり、コンビネーションス
イッチ90の故障データをフロントノード６Ｒ，６Ｌが受
信すると、ヘッドランプ20Ｌ，20Ｒの点滅操作を自動モ
ードに切り換えられ、日射センサ100 の日射検出データ
に基づいてヘッドランプ20Ｌ，20Ｒを点滅させる。
ネーションスイッチ90が故障したか否かを判定し、正常
時にはコンビネーションスイッチ90の操作による操作信
号を送信し、故障時にはコンビネーションスイッチ90の
故障データを送信するものであり、コンビネーションス
イッチ90の故障データをフロントノード６Ｒ，６Ｌが受
信すると、ヘッドランプ20Ｌ，20Ｒの点滅操作を自動モ
ードに切り換えられ、日射センサ100 の日射検出データ
に基づいてヘッドランプ20Ｌ，20Ｒを点滅させる。
【００１４】上述の構成により、コンビネーションスイ
ッチ90が故障した時に、コンビネーションスイッチ90の
機能の少なくとも一部の機能の操作信号を、後方視認用
ミラー４Ｌ，４Ｒをリモートコントロールする操作スイ
ッチ７によって送信し、多重伝送路を介して伝送するか
ら、配線を複雑化することなく、簡単な構成でコンビネ
ーションスイッチ90の故障時のバックアップを達成する
ことができる。
ッチ90が故障した時に、コンビネーションスイッチ90の
機能の少なくとも一部の機能の操作信号を、後方視認用
ミラー４Ｌ，４Ｒをリモートコントロールする操作スイ
ッチ７によって送信し、多重伝送路を介して伝送するか
ら、配線を複雑化することなく、簡単な構成でコンビネ
ーションスイッチ90の故障時のバックアップを達成する
ことができる。
【００１５】なお、上記図３および図４に示された動作
においては、コンビネーションスイッチ90が正常である
時に、コンビネーションスイッチ90と操作スイッチ７と
が同じ機能の操作信号を出力することができるが、コン
ビネーションスイッチ90が故障した時にのみ操作スイッ
チ７がコンビネーションスイッチ90の機能の少なくとも
一部の機能の操作信号を出力できるようにすることによ
り、不要な操作を無意識に行う恐れを取り除くことがで
きる。
においては、コンビネーションスイッチ90が正常である
時に、コンビネーションスイッチ90と操作スイッチ７と
が同じ機能の操作信号を出力することができるが、コン
ビネーションスイッチ90が故障した時にのみ操作スイッ
チ７がコンビネーションスイッチ90の機能の少なくとも
一部の機能の操作信号を出力できるようにすることによ
り、不要な操作を無意識に行う恐れを取り除くことがで
きる。
【００１６】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているか
ら、以下に述べるとおりの効果を奏する。コンビネーシ
ョンスイッチが故障したときに、コンビネーションスイ
ッチの機能の少なくとも一部の機能の操作信号を、後方
視認用ミラーをリモートコントロールする操作スイッチ
によって送信するから、配線を複雑化することなく、簡
単な構成でコンビネーションスイッチの故障時のバック
アップを達成することができる。
ら、以下に述べるとおりの効果を奏する。コンビネーシ
ョンスイッチが故障したときに、コンビネーションスイ
ッチの機能の少なくとも一部の機能の操作信号を、後方
視認用ミラーをリモートコントロールする操作スイッチ
によって送信するから、配線を複雑化することなく、簡
単な構成でコンビネーションスイッチの故障時のバック
アップを達成することができる。
【図１】 本発明を適用する車両の多重伝送ネットワー
クの概略構成図である。
クの概略構成図である。
【図２】 本発明に係る操作スイッチの平面図である。
【図３】 インストルメントパネルノードのフローチャ
ートである。
ートである。
【図４】 コラムノードのフローチャートである。
１ 車体、２Ｒ，２Ｌ フロントランプ、３Ｒ，３Ｌ
ドア ４Ｒ，４Ｌ 後方視認用ミラー、５Ｒ，５Ｌ リヤラン
プ ６Ｒ，６Ｌ フロントノード、７ インストルメントパ
ネルノード ８ カウルサイドノード、９ コラムノード、10 エア
コンノード 11Ｒ，11Ｌ ドアノード、12 リヤノード、13 エンジ
ン（ＥＧＩ）ノード 14 多重伝送路
ドア ４Ｒ，４Ｌ 後方視認用ミラー、５Ｒ，５Ｌ リヤラン
プ ６Ｒ，６Ｌ フロントノード、７ インストルメントパ
ネルノード ８ カウルサイドノード、９ コラムノード、10 エア
コンノード 11Ｒ，11Ｌ ドアノード、12 リヤノード、13 エンジ
ン（ＥＧＩ）ノード 14 多重伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平４−14329（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−7830（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−159836（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60R 16/02 630 B60R 1/062
Claims (2)
- 【請求項１】 車体の左右に設けられた後方視認用ミラ
ーの上下左右傾斜角度を調整するための操作スイッチに
おいて、操作対象とする後方視認用ミラーを選択する左
右選択操作部と、上下傾斜操作部と、左右傾斜操作部と
を備え、上記操作スイッチが接続されたノードと、コン
ビネーションスイッチが接続されたノードと、車室外灯
火器が接続されたノードとを多重伝送路で接続するとと
もに、上記左右選択操作部に左右何れも選択しない中間
位置を設け、左右選択操作部を中間位置にセットした時
に、上下傾斜操作部及び左右傾斜操作部が、コンビネー
ションスイッチの機能の少なくとも一部の機能を備える
ことを特徴とする車載電装品制御装置。 - 【請求項２】 車体の左右に設けられた後方視認用ミラ
ーの上下左右傾斜角度を調整するための操作スイッチに
おいて、操作対象とする後方視認用ミラーを選択する左
右選択操作部と、上下傾斜操作部と、左右傾斜操作部と
を備え、上記左右選択操作部に左右何れも選択しない中
間位置を設け、左右選択操作部を中間位置にセットした
時に、上下傾斜操作部及び左右傾斜操作部が、コンビネ
ーションスイッチの機能の少なくとも一部の機能を備え
るるとともに、上記操作スイッチの操作回数に応じてコ
ンビネーションスイッチの一部の機能における詳細機能
を変化させることを特徴とする車載電装品制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09231392A JP3207499B2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 車載電装品制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09231392A JP3207499B2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 車載電装品制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05262189A JPH05262189A (ja) | 1993-10-12 |
| JP3207499B2 true JP3207499B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=14050914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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| JP (1) | JP3207499B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102011112681A1 (de) * | 2011-09-07 | 2013-03-07 | GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) | Betätigungselementanordnung zur Betätigung von wenigstens zwei Aktuatoren eines Kraftfahrzeugs |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP09231392A patent/JP3207499B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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