JP3207362B2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP3207362B2
JP3207362B2 JP30029096A JP30029096A JP3207362B2 JP 3207362 B2 JP3207362 B2 JP 3207362B2 JP 30029096 A JP30029096 A JP 30029096A JP 30029096 A JP30029096 A JP 30029096A JP 3207362 B2 JP3207362 B2 JP 3207362B2
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正己 高瀬
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、家電等の
機内配線に使用される電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車、家電等の機内配線の簡略化、信
頼性向上といった面から機能部品の集中化を行いまた電
線途中での分岐を廃するために従来から電気接続箱が使
用されている。電気接続箱内は、金属打ち抜き板から成
るバスバーで電気回路が構成されており電線接続のため
のコネクタ、端子、リレー、フューズ等の部品が備えら
れている。従来の電気接続箱は、図4に示すようにリレ
ー、フューズ等発熱源が存在する電気接続箱100内部
にヒートパイプ110の一端である吸熱部112を備
え、気接続箱100外部にネジ留め金具113を設け
たヒートパイプ110の他端である放熱部111を露出
させていた。なお、前記ネジ留め金具113は、車体1
20等放熱される箇所にネジ、溶接や半田付け等により
固定されていた。このように、従来の電気接続箱は、発
熱部品等による内部に滞り易い熱をヒートパイプ110
を通して外部へ放熱して、オーバーヒートを防止してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気接続箱は、前述のようにヒートパイプと車体の接続
にネジ留め金具を用いていたため、部品費、ヒートパイ
プに取り付ける(例えばかしめ、半田付け等)加工費等
が嵩み、コスト高になるといった問題が生じていた。な
お、前記ネジ留め金具はヒートパイプと車体間の介在物
であるため、直接接続に比べて熱伝導効率を低減させる
といった問題も生じていた。また、電気接続箱とネジ留
め金具間において、ヒートパイプは露出して、かつ、外
部応力から保護されていないため、取り付け作業時に加
わる外力等にヒートパイプが損傷や変形を生じる恐れが
あった。
【0004】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、安価で放熱の効率が向上し、損傷や変形を受け
難い電気接続箱を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電気接続箱は、
電気接続箱の取り付け用ブラケット部の取り付け面に、
ヒートパイプを嵌め込む溝状のヒートパイプ用保護部を
形成し、ヒートパイプの放熱部が前記ヒートパイプ用保
護部に嵌め込まれて保持され、前記電気接続箱を車体に
取り付けると前記ヒートパイプの放熱部が、前記ヒート
パイプ用保護部と車体との間に挟み込まれることを特徴
とするものである。
【0006】なお、ヒートパイプ用保護部に保持された
ヒートパイプの一端もしくは両端は、放熱箇所へ直接接
触する箇所であるため、ヒートパイプ表面の少なくとも
一部が電気接続箱の外部に露出されていることが好まし
い。このように電気接続箱の取り付け用ブラケット部に
ヒートパイプ用保護部を形成し、ヒートパイプが前記ヒ
ートパイプ用保護部に保持された構造では、電気接続箱
を車体等へ固定する際、取り付け用ブラケット部をボル
ト等締めつけ固定することによりヒートパイプと車体等
が密着されてヒートパイプから車体等への熱伝導性が向
上される。よって、発熱源が存在する電気接続箱内部に
備えたヒートパイプの吸熱部から得た熱を安価で効率良
くヒートパイプの放熱部から車体へ放熱することができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)本発明の実施の形態1を図1に基づい
て説明する。図1は、本発明に係る電気接続箱の実施の
形態1を示す一部切開斜視図である。同図に示すよう
に、本発明の電気接続箱10は、電気接続箱10の取り
付け用ブラケット部11にヒートパイプ用保護部12を
形成し、ヒートパイプ50の放熱部が前記ヒートパイプ
用保護部12に保持された点に特徴がある。同図に示す
電気接続箱10は、リレーボックスの一例である。13
は、ベースブロックであり、ベースブロック13の上下
にそれぞれアッパーカバーとロアカバー(図示せず)が
装着される。ベースブロック13内には外部ハーネスの
コネクタ、ヒューズやリレーを接続するコネクタハウジ
ングが形成されている。特にヒューズやリレー等発熱す
る部品がベースブロック13の中央付近に備えられ、そ
れら発熱部品になるべく接するようにヒートパイプ50
が配置されるとヒートパイプ50への集熱の効率が良い
ので好ましい。なお、ヒートパイプ50がベースブロッ
ク13の外部に通じる箇所には切り欠き状の沿通部14
を形成して、ヒートパイプ50がベースブロック13に
脱着し易いようになっている。もちろん、沿通部14は
切り欠き状ではなく穴等であっても良い。また、ヒート
パイプ用保護部12は、取り付け用ブラケット部11の
取り付け箇所との接触面に形成された溝である。この溝
は、ヒートパイプ50の放熱部(端部)が固定されるよ
うに形成されていればよく、溝に限らず、切り欠き形状
のものであっても良い。なお、ヒートパイプ用保護部1
2において、ヒートパイプ用保護部12とヒートパイプ
50の相対的位置関係は、電気接続箱10を車体等へネ
ジ留めした際にヒートパイプ50と車体等との密着性を
高めることから、前記接触面からヒートパイプ50が約
0.5mm突出した位置が好ましい。また、電気接続箱
10は、取り付け用ブラケット部11の穴にボルト20
を通して車体等取り付け箇所へネジ留めされる。
【0008】(実施の形態2)実施の形態2を図2に基
づいて説明する。図2は、本発明に係る電気接続箱の実
施の形態2を示す一部切開斜視図である。実施の形態2
のものにおいては、電気接続箱10の2箇所の取り付け
用ブラケット部11、15にヒートパイプ用保護部1
2、16を形成し、ヒートパイプ60が前記ヒートパイ
プ用保護部12、16に保持された点に特徴がある。各
部の構成については実施の形態1と同様な点については
説明を省略する。なお、同図に示すようにヒートパイプ
60は、その両端がヒートパイプ用保護部12、16そ
れぞれに保持されるのが好ましい。また、ヒートパイプ
60が露出する部分を支持または外部から保護するため
に例えばフック状の保護片17をベースブロック13外
壁に形成すると良い。これにより、電気接続箱10を作
業者が所定の箇所に取り付ける際に予期せぬ外力が加わ
っても電気接続箱10に悪影響を与えずに済む。
【0009】(実施の形態3) 実施の形態3を図3に基づいて説明する。図3は、本発
明に係る電気接続箱の実施の形態3を示す斜視図であ
る。実施の形態3のものにおいては、電気接続箱10の
金属製取り付け用ブラケット部18にヒートパイプ用保
護部19を形成し、ヒートパイプ70が前記ヒートパイ
プ用保護部19に保持された点に特徴がある。各部の構
成については実施の形態1と同様な点については説明を
省略する。なお、金属製取り付け用ブラケット部18
は、鉄やアルミ等の金属板で形成されており、車体等取
り付け箇所と接触する部分にはヒートパイプ70がある
程度保持されるような凹み形状のヒートパイプ用保護部
19が形成されている。なお、ヒートパイプ70にアル
ミや銅等熱伝導性の良い金属板1を接続して電気接続
箱10内に収納して集熱効率を向上させても良い。この
電気接続箱10は、同図に示すように上から矢印方向に
アッパーケース10aを被せることができる。
【0010】
【発明の効果】以上、説明した如く、本発明の電気接続
箱によれば、電気接続箱の取り付け用ブラケット部の取
り付け面に、ヒートパイプを嵌め込む溝状のヒートパイ
プ用保護部を形成し、ヒートパイプの放熱部が前記ヒー
トパイプ用保護部に嵌め込まれて保持され、前記電気接
続箱を車体に取り付けると前記ヒートパイプの放熱部
が、前記ヒートパイプ用保護部と車体との間に挟み込ま
れることにより安価で、放熱の効率が向上し、損傷や変
形を受け難い電気接続箱を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気接続箱の実施の形態1を示す一部
切開斜視図である。
【図2】本発明の電気接続箱の実施の形態2を示す一部
切開斜視図である。
【図3】本発明の電気接続箱の実施の形態3を示す斜視
図である。
【図4】従来の電気接続箱を示す平面図である。
【符号の説明】
10 電気接続箱 11,15,18 取り付け用ブラケット部 12,16,19 ヒートパイプ用保護部 50,60,70 ヒートパイプ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続箱の取り付け用ブラケット部
    取り付け面に、ヒートパイプを嵌め込む溝状のヒートパ
    イプ用保護部を形成し、ヒートパイプの放熱部が前記ヒ
    ートパイプ用保護部に嵌め込まれて保持され、前記電気
    接続箱を車体に取り付けると前記ヒートパイプの放熱部
    が、前記ヒートパイプ用保護部と車体との間に挟み込ま
    れることを特徴とする電気接続箱。
JP30029096A 1995-12-27 1996-11-12 電気接続箱 Expired - Fee Related JP3207362B2 (ja)

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JP34072595 1995-12-27
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