JPH0533625U - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JPH0533625U
JPH0533625U JP8908191U JP8908191U JPH0533625U JP H0533625 U JPH0533625 U JP H0533625U JP 8908191 U JP8908191 U JP 8908191U JP 8908191 U JP8908191 U JP 8908191U JP H0533625 U JPH0533625 U JP H0533625U
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環 高林
正己 田辺
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒューズ締め付け部の信頼性及び作業性を向
上させつつ、コンパクトにスローブローヒューズを電気
接続箱に設置する。 【構成】 ヒューズホルダー16を、電気接続箱本体1
2の壁板12aに、電気接続箱本体12と一体に形成す
る。導電材料から成るナット18が、このヒューズホル
ダー16に埋め込まれる。スローブローヒューズ14
は、このナット18の一面にヒューズ締付けボルト22
により締め付けられ、外部端子20は、ナット18の他
面に端子締付けボルト24により締め付けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等に搭載され、ヒューズと外部端子とを電気的に接続する電 気接続箱の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電気接続箱の内部回路の内、電源系のメイン回路にスローブローヒュ ーズを使用して、このズローブローヒューズと、バッテリー及びオルタネータと をハーネスにより接続する場合、図4に示すように、(1)1本のボルト26に よりスローブローヒューズ14の水平端子14Bに外部端子20を直接締め付け るか、図5に示すように、(2)スローブローヒューズ14の水平端子14Bの 締め付け部と、外部端子20の締め付け部とをブロック28を介在させて別個の ボルト26により締め付け、両者の締め付け箇所間をブスバー30により電気的 に接続してスローブローヒューズをブロック化することが行われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の(1)の従来技術では、ヒューズ14の水平端子14Bと外部 端子20が同一の場所で1本のボルト26により締め付けられているため、外部 端子20に外力が加わると、ボルト26が緩んでしまい、ヒューズ14と外部端 子20との電気的接続が破断されるのみならず、ヒューズ14自体の電気接続箱 本体への固定が緩み、電気接続箱本体からヒューズ14が離脱するおそれがあっ た。さらには、ヒューズ14の水平端子14Bと外部端子20とを同時に締め付 けなければならないため、電気接続箱のような作業領域が狭く限られる場所では 、作業性が低い問題点があった。
【0004】 このように、1本のボルト26により、ヒューズ14と外部端子20の電気的 接続、及びヒューズ14の電気接続箱本体への固定を行うと、ボルト26が緩ん だ場合に、両者の機能が同時に損なわれ、また、締め付け時の作業性も悪い。そ のため、ヒューズ14と外部端子20の電気的接続と、ヒューズ14自体の電気 接続箱への固定を別々に行う、上記(2)の手段が提案されている。しかし、こ の(2)の従来技術では、ヒューズの離脱防止及び作業性の向上は図ることがで きるものの、スローブローヒューズをブロック化するため、電気接続箱内におけ るヒューズの専有部分が大きくなり、電気接続箱の設計自由度が低くなると共に 、コストが高くなる欠点があった。
【0005】 本考案の目的は、上記の欠点を回避するため、ヒューズ締め付け部の信頼性、 作業性を向上させつつ、ヒューズを比較的コンパクトに設置することができる電 気接続箱を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題を解決するために、スローブローヒューズと外部端子と を電気的に接続する電気接続箱において、このスローブローヒューズを保持する ヒューズホルダーが電気接続箱本体と一体に形成され、このヒューズホルダーに は導電材料から成るナットが埋め込まれ、スローブローヒューズの端子を、この ナットの一面側にヒューズ締付けボルトによって締め付け、外部端子を、このナ ットの他面側に端子締付けボルトにより締め付けることにより、スローブローヒ ューズの端子と外部端子とをナットを介して電気的に接続することを特徴とする 電気接続箱を提供するものである。
【0007】
【作用】
このように、導電材料から成るナットを用いると、このナットを介してスロー ブローヒューズと外部端子を電気的に接続することができると共に、両者を別々 に締め付けることができるため、外部端子に外力が加わっても、スローブローヒ ューズが電気接続箱本体から離脱することがなく、ヒューズ締め付け部の信頼性 及び作業性を向上させることができる。また、ナットを電気接続箱本体に埋め込 むと、スローブローヒューズをコンパクトに設置することができる。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明すると、図1は本考案の電気接続 箱10を示し、この電気接続箱10は、図1に示すように、電気接続箱本体12 と、この電気接続箱本体12と一体に形成され、スローブローヒューズ14を保 持するヒューズホルダー16とから成っている。
【0009】 スローブローヒューズ14は、図1及び図3に示すように、ヒューズ本体14 Aと、このヒューズ本体14Aの両側に設けられ、外部端子20と電気的に接続 される水平端子14Bとから成っている。なお、外部端子20とは、電源側や、 電気機器側に電線又はブスバーを介して接続されている端子をいう。
【0010】 ヒューズホルダー16は、図2に示すように、電気接続箱本体12の壁板12 aに、電気接続箱本体12と一体に形成されている。従って、スローブローヒュ ーズ14を設置するのに余分なスペースを必要とせず、スローブローヒューズを コンパクトに設置することができる。ヒューズホルダー16は、図3に示すよう に、ヒューズ本体14Aが係入するヒューズ本体係入部16Aと、このヒューズ 本体係入部16Aの両側に設けられ、ヒューズの水平端子14Bが係入する水平 端子係入部16Bとから成っている。このヒューズホルダー16は、スローブロ ーヒューズ14を保持することにより、スローブローヒューズ14を電気接続箱 本体12に固定している。
【0011】 また、ヒューズホルダー16の下部は、図2に示すように、壁板12aから下 方に突出しており、該突出部にナット18が埋め込まれている。このナット18 は、図2及び図3に示すように、その頂部が水平端子係入部16Bに臨むように してヒューズホルダー16に埋め込まれ、また、図3に示すように、スローブロ ーヒューズ14の水平端子14Bの数に対応して左右の水平端子係入部16Bに それぞれ埋め込まれ、従って各ヒューズホルダー16につき2つのナット18が 埋め込まれている。このナット18は、電気接続箱本体12と一体となっている ヒューズホルダー16を射出成形する際にヒューズホルダー16に埋め込んでも よいし、または、ヒューズホルダー16を成形した後にヒューズホルダー16内 に圧入してもよい。
【0012】 このようにしてヒューズホルダー16に埋め込まれるナット18には、スロー ブローヒューズの水平端子14Bを固定するヒューズ締付けボルト22と、外部 端子20を固定する端子締付けボルト24とが、両側から締め付けられる。すな わち、図2に示すように、スローブローヒューズ14は、一面からナット18に 係合するヒューズ締付けボルト22によってナット18に締め付けられ、外部端 子20は、電気接続箱本体12の他面からナット18に係合する端子締付けボル ト24によりナット18に締め付けられる。従って、スローブローヒューズ14 と外部端子20は、別々に締め付けられることになり、外部端子20に外力が加 わっても、ヒューズ締付けボルト22には影響を与えず、スローブローヒューズ 14が電気接続箱10から離脱することがなく、さらに、ボルトを締め付ける際 の作業性も向上する。なお、このナット18は、図2に示すように、ヒューズ締 め付けボルト22及び端子締め付けボルト24を両側から十分に締め付けること ができる長さを有している。
【0013】 さらに、ナット18は、導電材料により形成されているので、このナット18 にヒューズ締め付けボルト22及び端子締め付けボルト24により締め付けられ るスローズローヒューズ14と外部端子20とは、このナット18を介して電気 的に接続される。なお、図2において、符号50は、電気接続箱本体12内に組 み込まれたバスバーを示し、外部端子20と共に端子締付けボルト24でナット 18に取付けられる。但し、このバスバー50は、設けなくてもよい。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、上記のように、導電材料から成るナットを介してスローブロ ーヒューズと外部端子を電気的に接続することができると共に、両者を別々に締 め付けることができるため、外部端子に外力が加わっても、スローブローヒュー ズが電気接続箱本体から離脱することがなく、ヒューズ締め付け部の信頼性及び 作業性を向上させることができる上に、ナットが埋め込まれているヒューズホル ダーを電気接続箱本体に一体に設けているため、スローブローヒューズをコンパ クトに設置することができる実益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電気接続箱の分解斜視図である。
【図2】本考案に用いられるスローブローヒューズを側
面から見た場合のスローブローヒューズ組み付け部の断
面図である。
【図3】本考案に用いられるスローブローヒューズとヒ
ューズホルダーとの接続部の拡大斜視図である。
【図4】従来技術の電気接続箱のヒューズ及び端子締め
付け部の拡大斜視図である。
【図5】他の従来技術の電気接続箱のヒューズ及び端子
締め付け部の拡大斜視図である。
【符号の説明】
10 電気接続箱 12 電気接続箱本体 14 スローブローヒューズ 14B 水平端子 16 ヒューズホルダー 18 ナット 20 外部端子 22 ヒューズ締付けボルト 24 端子締付けボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スローブローヒューズと外部端子とを電
    気的に接続する電気接続箱において、前記スローブロー
    ヒューズを保持するヒューズホルダーが前記電気接続箱
    本体と一体に形成され、前記ヒューズホルダーには導電
    材料から成るナットが埋め込まれ、前記スローブローヒ
    ューズの端子を前記ナットの一面側にヒューズ締付けボ
    ルトによって締め付け、前記外部端子を前記ナットの他
    面側に端子締付けボルトにより締め付けることにより、
    前記スローブローヒューズの端子と前記外部端子とを前
    記ナットを介して電気的に接続することを特徴とする電
    気接続箱。
JP1991089081U 1991-10-04 1991-10-04 電気接続箱 Expired - Lifetime JP2571476Y2 (ja)

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