JP3205381B2 - 集合住宅における設備機器設置構造 - Google Patents

集合住宅における設備機器設置構造

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JP3205381B2
JP3205381B2 JP9978592A JP9978592A JP3205381B2 JP 3205381 B2 JP3205381 B2 JP 3205381B2 JP 9978592 A JP9978592 A JP 9978592A JP 9978592 A JP9978592 A JP 9978592A JP 3205381 B2 JP3205381 B2 JP 3205381B2
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英雄 山鹿
隆夫 吉田
俊一 浜野
誠 佐々木
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株式会社長谷工コーポレーション
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高層マンション等の集
合住宅における各種設備の共用竪管と室内空調用の室外
機等とを設備配管スペース内に収容する集合住宅におけ
る設備機器の設置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特公昭61−49582 号公報の集合住宅にお
ける設備配管及び熱源機器集中システムは、この種技術
における従来の装置の一例を示すものである。そしてこ
の従来装置は、集合住宅における廊下部分に設けた配管
カバー内に、廊下部分を上下に貫通する設備配管の共用
竪管と、ガス湯沸器を設置したものである。
【0003】また、従来より室内の冷暖房を行う空調機
として、室内機と室外機とによって構成されるヒートポ
ンプ式の空調機は知られている。そして従来この室外機
を設置する場所としては、ベランダに設けるか、開放廊
下側に設ける場合は、住宅の専用スペースを一部削減し
て室外機の設置スペースを設けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら室外機を
ベランダに設置した場合に、開放廊下に面してベランダ
を有しない部屋に室内機を設けると、一般的に冷媒管や
ドレーン管等の配管が長くなると共に、保守点検が不便
であるという問題点がある。
【0005】また室外機を開放廊下側に設ける場合は、
住宅の専用スペースを一部削減して設けていたから、こ
の設置スペースを設けるために余分な工数を必要とする
ためコストアップになる上に、住宅の専有スペースが減
少するという問題点があった。
【0006】また前記した特公昭61−49582 号公報に
は、共用の各種竪管設置スペース内にガス湯沸器を設置
するという着想は示されているが、室内の冷暖房を行う
空調機の室外機を共用の各種竪管設置スペース内に設け
るという構成は全く示されていない。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ため本発明においては、集合住宅における給水管、ガス
管等の共用竪管を設置する配管スペース内に、室内空調
用の室外機を設置する。
【0008】
【作用】上述のように本発明においては、空調用の室外
機を共用竪管を設置する配管スペース内に設置したか
ら、共用竪管の設置位置から離れているベランダ等の場
所に室外機を設置した従来のものと比較して、配管が短
くなる上に、保守点検が便利になる。
【0009】また開放廊下側に住宅の専用スペースを削
減して形成したスペース内に室外機を設置していた従来
のものと比較して、本発明のものは、建物の躯体構築時
に、室外機設置用のスペースを設ける必要がなくなるか
ら、その分工数を削減して、コストを軽減することがで
きると共に、住宅の専有スペースを増加させることがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を説明す
る。図中1は高層マンション等の集合住宅の開放廊下、
2はその天井、3は住宅の壁面、4は入口、5は窓であ
る。
【0011】図1および図2の実施例においては、隣接
する住宅に跨がる開放廊下1側の壁面3に、適当な間隔
をおいて2枚の配管スペース用の隔壁6,6を突設し、
この隔壁6,6間のスペース内に、給水用の共用竪管
7、ガス用の共用竪管8等を上下の天井2および廊下1
を貫通して設ける。
【0012】また左右の隔壁6の上部に室外機設置用の
開口6aを設け、これらの開口6a内にそれぞれ、室内
空調用の室外機10を設け、それぞれ必要な冷媒管、ドレ
ーン管等の配管を行う。配管11は冷媒管であり、室内機
に接続される。
【0013】また13は、このスペース内に2台設置した
ガス給湯器であり、14は同じく2台のガスメータであ
り、15はガス用の配管、16は給水用の配管、17は給水管
16の途中に設けた減圧弁、18は水道用のメータである。
なおこの配管スペースには、図示していないが電気メー
タ等を設けることができる。またこの配管スペースの前
面は開閉扉(図示せず)等を設けてカバーするのがよ
い。
【0014】図3〜図5は、前記した共用竪管7,8,
9および室外機10、ガス給湯器13等を収納する共用配管
スペースを覆うパネル組み立て式のボックスタイプの収
納箱Aの一例を示すもので、この実施例では収納箱Aの
両側板19の上部に室外機10を嵌め込み、前面の下半部に
は両開き扉20を設け、上半部の中央パネル21には2個の
電気メータ用ののぞき窓22を設け、その両側のパネル23
はそれぞれ開閉扉式にして、その内部にガス給湯器13を
設置してある。
【0015】尚、収納箱、又はカバー体に設けられるガ
ラリ24,25は、共用配管スペース内の換気を行うだけで
なく、ガス湯沸器及び室外機のための吸気口を兼ねてお
り、その大きさは適宜設定される。収納箱、又はカバー
体の上下に躯体との隙間を設け吸気するようにしても良
い。26はガス湯沸器の排気口、27は室外機の排気口であ
る。また排気口27には、天井面に向けて排気するガラリ
を付けるのが良い。以上の例では、住戸より突出した部
分に共用配管スペースを設け、そこに室外機を設置する
ようにしたが、共用配管スペースが住戸内に入り込んだ
場合であっても、吸気ダクト、排気ダクトを設ければ室
外機は設置可能であり、共用配管スペースの位置は特に
限定されるものではない。
【0016】
【発明の効果】上述のように本発明においては、空調用
の室外機10を共用竪管7,8を設置する共用のスペース
内に設置したから、共用竪管7,8の設置位置から離れ
ているベランダ等の場所に室外機を設置した従来のもの
と比較して、配管が短くなる上に、保守点検が便利にな
るという効果が得られる。
【0017】また開放廊下1側に住宅の専用スペースを
削減して形成したスペース内に室外機を設置していた従
来のものと比較して、本発明のものは、建物の躯体構築
時に、室外機設置用のスペースを設ける必要がなくなる
から、その分工数を削減して、コストを軽減することが
できると共に、住宅の専有スペースを増加することがで
きるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の平断面図である。
【図3】他の実施例を示す斜視図である。
【図4】図3の収納箱の正面図である。
【図5】図4の側面図である。
【符号の説明】
1 開放廊下 2 天井 3 壁面 4 入口 5 窓 6 隔壁 7 給水用の共用竪管 8 ガス用の共用竪管 10 室外機 11 配管 13 ガス給湯器 14 ガスメータ 15,16 配管 17 減圧弁 18 水道用のメータ A 収納箱 19 側板 20 扉 21 中央パネル 22 のぞき窓 23 パネル
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 誠 東京都港区芝4丁目2番3号 株式会社 長谷工コーポレーション内 (56)参考文献 特公 昭61−49582(JP,B2) 特公 昭49−40975(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00 E04F 17/08 F16M 13/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集合住宅における給水管、ガス管等の共
    用竪管を設置する配管スペース内に、室内空調用の室外
    機を設置したことを特徴とする集合住宅における設備機
    器設置構造。
JP9978592A 1992-04-20 1992-04-20 集合住宅における設備機器設置構造 Expired - Fee Related JP3205381B2 (ja)

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