JP2571306Y2 - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents

天井埋込型空気調和機

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JP2571306Y2
JP2571306Y2 JP6330892U JP6330892U JP2571306Y2 JP 2571306 Y2 JP2571306 Y2 JP 2571306Y2 JP 6330892 U JP6330892 U JP 6330892U JP 6330892 U JP6330892 U JP 6330892U JP 2571306 Y2 JP2571306 Y2 JP 2571306Y2
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JP
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air conditioner
humidifier
ceiling
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humidifying element
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淳 梅田
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Daikin Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、天井埋込型空気調和
機に関するものである。特に、当該空気調和機内で用い
られる加湿器の構造に関している。
【0002】
【従来の技術】天井埋込型空気調和機(以後、単に空調
機と称す)の加湿器の設置方式としては、従来、次の様
なものがある。
【0003】 側板に外付けするタイプ この種の技術としては、例えば実開平1−174835
号公報に開示されたものがある。その様な空調機の構成
を、図5の縦断面図に示す。同図に示す通り、空調機本
体20(以後、単に本体と称す)のケーシング24の側
板上には、加湿器30が据付けられている。本加湿器3
0の主たる構造部分としては、加湿エレメント31、給
水ドレンパン32、排水ドレンパン33、水位検出器3
4がある。又、加湿器30には、給水配管36、その電
磁弁35が設けられている。開示された他の空調器構成
部分は、周知の通りであるが、列挙すれば次の通りであ
る。即ち、13は化粧パネル、14は開閉自在な吸込グ
リル、15は吸込口、16は吹出口、21はドレンパ
ン、22は熱交換器、25は送風機、26はファン及び
27は熱交換器22より吐出される空気の通風路であ
る。
【0004】 別置タイプ 従来技術とは異なる方式として、図6に例示されたも
のも実用化されている。即ち、本方式は、本体20とは
別に加湿器40を天井内に設置し、ケーシング24の側
板に設けたダクト41によって、加湿器40と本体20
とを接合させたものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術、は、以下の様な問題点を有していた。
【0006】先ず、従来技術の場合には、加湿器を側
板上に設置するために、側板に取付け用の穴を加工する
必要がある。係る加工作業は、空調機の組立作業全体に
於いて比較的大きな割合を占めており、組立作業の効率
を高めるためには本加工作業を不要とする事が望まれ
る。
【0007】一方、従来技術の場合では、本体の横に
加湿器を設置するスペースが当然ながら必要となる。こ
の様な構造は、限られた天井内のスペースを有効に使用
するという観点からは好ましくなく、当該設置スペース
を不要とする事が望まれる。又、現地据付作業時にダク
ト接続という作業が必要となり、現地作業の簡易化とい
う観点からも当該接続作業は好ましくないと言える。
【0008】更に、両従来技術、共に、加湿器の点
検を行うには、天井面に取りはずし可能な点検口を設け
る必要がある(図5、図6の点検口12)。
【0009】以上の様に、従来技術は、加湿器の据付
性、サービス性の向上という点で改良する必要性が生じ
ていた。
【0010】本考案はかような必要性に応じてなされた
ものであり、その第1次的目的は、加湿器の据付性及び
そのサービス(メンテナンス等)性を容易化することで
ある。又、本考案の第2次的目的は、加湿器自身の性能
を向上させることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る考案は、
空気調和機本体と、天井開口部を覆う化粧パネルと、空
気調和機本体と化粧パネルとの間に配設された加湿器と
を備えたものである。
【0012】請求項2に係る考案は、請求項1の考案に
於ける加湿器を、空気調和機本体内に配設された複数の
吐出空気用通路毎に対応して配設したものである。
【0013】請求項3に係る考案は、請求項1又は2の
考案における加湿器を、チャンバーとチャンバー内に配
設された加湿エレメントとを有することとし、しかも、
加湿エレメントの一部を空気調和機本体に対向したチャ
ンバーの上面から突出する様にしたものである。
【0014】請求項4に係る考案は、請求項3の考案の
加湿エレメントの一部を、空気調和機本体内の吐出空気
用通路内にまで突出させ、しかも空気調和機本体内の本
体ドレンパンと摩擦係合させたものである。
【0015】
【作用】請求項1に係る考案では、加湿器が空気調和機
本体と化粧パネルとの間に配設されており、本体外部の
スペースの一部を加湿器が占めるという事態は生じな
い。
【0016】請求項2に係る考案では、加湿装置を吐出
空気用通路毎に配設することができる。
【0017】請求項3に係る考案では、加湿エレメント
の一部をチャンバーの上面から突出させたことにより、
加湿エレメントを大きくすることができる。
【0018】請求項4に係る考案では、請求項3に係る
加湿エレメントよりも更に一層、加湿エレメントを大き
くすることができる。又、加湿エレメントの一部が本体
ドレンパンと摩擦係合しているため、加湿エレメントは
チャンバー内で傾かない。
【0019】
【実施例】A. 第1実施例 図1は、この考案の第1実施例である空調機(室内ユニ
ット)の構成を示す縦断面図である。図中、図5ないし
は図6と同一記号を有する部分は、従来技術と同一であ
る。
【0020】本空調機の特徴とするところは、本体20
と化粧パネル13との間に加湿器10を配設したことに
ある。但し、本体20と加湿器10との間及び加湿器1
0と化粧パネル13との間には、シール材17が設けら
れている。このシール材17は、吐出空気が吐出口16
から吹出される前にリークするのを防止するためのもの
である。同図に示す通り、本加湿器10は、発泡ポリエ
チレン等の断熱材から成るチャンバ4Aより成り、当該
チャンバ4A内には、本体通風路27に対面した吹出用
通風路8と吸込口15に対面した吸込用通風路9とが形
成されている。尚、両通風路8,9を仕切る内側の断熱
材4Bは、チャンバーを構成する断熱材4Aと一体成形
されている。
【0021】図2は、本加湿器10の1つの吹出用通風
路8とその周辺部分を拡大表示した縦断面図である。
又、図3は、本加湿器10の平面図を表している。図2
に示されている通り、吹出用通風路8の上側開口部5は
本体通風路27と対向しており、下側開口部6は化粧パ
ネル13の吹出口16に対向している。又、吹出用通風
路8内の上側開口部5付近には、加湿エレメント1が配
置されている。この加湿エレメント1は、その一部が、
同じく吹出用通風路8内に固定・配置されている給水ド
レンパン2の槽内に浸されていることによって当該給水
ドレンパン2に支持され、その位置を保持している。更
に加湿器1の下方に、排水ドレンパン3が固定・配置さ
れている。
【0022】本空調機は係る構造の加湿器10を備えて
いるため、点検サービスを行うための点検口を天井面1
1に別途設ける必要はない。即ち、化粧パネル13を取
りはずすことによって、点検を行い得る。逆に、加湿器
10を据付ける場合も極めて据付作業は単純である。
【0023】B. 第2実施例 図4は、加湿器の変形例を示す縦断面図であり、特に実
線で描かれた加湿エレメント1Aが第2実施例に該当し
ている。ここでは本加湿エレメント1Aは、吹出用通風
路8の上側開口部5から突出する様に、即ち、チャンバ
ー4Aの枠の高さよりも大きくなる様に形成されてい
る。従って、エレメントを増大した部分だけエレメント
数を増大させることができ、加湿能力を増加させること
ができる。
【0024】C. 第3実施例 図4はまた、第3実施例をも開示している。即ち、破線
で描かれた加湿エレメント1Bが第3実施例に該当す
る。ここでは、その突出部分を加湿エレメント1Aより
も更に高くして本体通風路27内にまで延ばしている。
しかも、そのL字断面の先端部1B1を本体ドレンパン
21に引掛け、両部の摩擦係合によって当該加湿エレメ
ント1Bの支持を強化している。こにより、加湿エレメ
ント1Bが図4の矢印の方向に倒れるのを防止すること
ができる。又、加湿エレメント1Bの寸法を一層大きく
したので、更に加湿能力を高め得ることができる。
【0025】
【考案の効果】請求項1に係る考案は、加湿器の点検等
のサービスを単に化粧パネルを取りはずすだけで実行可
能とするため、サービス性を容易化し得る効果を奏す
る。又、従来技術の様に、点検口や加湿器専用のスペー
ス等を別途天井内に設けることを必要としないため、加
湿器の据付性に優れている効果をも奏する。特に、本体
を天井内に据え付けた後でも容易に加湿器を設置するこ
とができる。
【0026】請求項2に係る考案は、上記効果のみなら
ず、更に各吐出空気用通路毎に加湿器を設けることがで
きる効果をも奏する。
【0027】請求項3に係る考案は、上記効果に加え
て、加湿エレメントのエレメント数を増すことができ、
加湿能力を向上させることができる効果をも奏する。
【0028】請求項4に係る考案は、吐出空気用通路内
に至るまで加湿エレメントの寸法、従って、エレメント
数を増大させることができ、更に加湿器の加湿能力を向
上させることができる効果を奏する。しかも、加湿エレ
メントのチャンバー内での倒れを防止することもできる
効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である天井埋込型空気調和
機を示す縦断面図である。
【図2】この考案の一実施例である加湿器の要部を示す
縦断面図である。
【図3】この考案の一実施例である加湿器を示す平面図
である。
【図4】この考案の他の実施例である加湿器の要部を示
す縦断面図である。
【図5】加湿器を備えた従来の天井埋込型空気調和機を
示す縦断面図である。
【図6】加湿器を備えた従来の天井埋込型空気調和機を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
1、1A、1B 加湿エレメント 2 給水ドレンパン 3 排水ドレンパン 4A チャンバー(断熱材) 6 吹出しスペース 7 吸込みスペース 10 加湿器 13 化粧パネル 20 本体 27 通風路

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機本体と、天井開口部を覆う化
    粧パネルと、前記空気調和機本体と化粧パネルとの間に
    配設された加湿器とを備えたことを特徴とする天井埋込
    型空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記加湿器は、前記空気調和機本体内に
    配設された複数の吐出空気用通路毎に対応して配設され
    ていることを特徴とする請求項1記載の天井埋込型空気
    調和機。
  3. 【請求項3】 前記加湿器は、チャンバーと前記チャン
    バー内に配設された加湿エレメントとを有しており、前
    記加湿エレメントの一部が前記空気調和機本体に対向し
    た前記チャンバーの上面から突出していることを特徴と
    する請求項1又は2記載の天井埋込型空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記加湿エレメントの一部は、前記空気
    調和機本体内の吐出空気用通路内にまで突出しており、
    しかも前記空気調和機本体内の本体ドレンパンと摩擦係
    合していることを特徴とする請求項3記載の天井埋込型
    空気調和機。
JP6330892U 1992-08-18 1992-08-18 天井埋込型空気調和機 Expired - Lifetime JP2571306Y2 (ja)

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JPH0618829U JPH0618829U (ja) 1994-03-11
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KR102043661B1 (ko) * 2018-03-13 2019-11-12 엘지전자 주식회사 천장형 공기조화기

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