JP3202739B2 - 液体洗剤、液体起泡抑制添加剤および該添加剤の製造方法 - Google Patents

液体洗剤、液体起泡抑制添加剤および該添加剤の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオルガノポリシロキ
サン消泡剤を含有する液体洗剤、およびその使用に適し
た消泡剤に関する。
【0002】
【従来の技術】洗剤は、洗浄効率および消費者の好みの
双方を得るために配合される。例えば、食器を手洗いす
るための液体洗剤では、消費者は多量の泡を示す洗剤を
洗浄効率のより優れたものとして認識するが、実際に
は、効率および起泡の程度は直接には関係しない。ラン
ドリー用洗剤および食器洗い器用洗剤に関連して、これ
ら一般的に閉鎖された系には含まれないものが認識され
る。さらに重要なことにこれらの系においては、起泡は
洗浄作用を抑制し、中程度の起泡であっても、撹拌速度
およびポンプ効率の著しい減少が生ずる。したがって、
自然な起泡傾向を妨げるために、ランドリー用および食
器洗い器用洗剤はしばしば界面活性剤の起泡を抑制する
ための消泡剤を含有している。前記の目的および他の目
的のための消泡剤は、1934年に発行された米国特許
1947725号明細書で明らかにされているように、
長年に亘って使用されている。
【0003】消泡剤は液体空気界面で活性化される界面
活性剤であり、その作用は結果として他に存在するはず
の起泡の量を低下させる。しかし、過去において使用さ
れてきた消泡剤は数多く存在するが、オルガノポリシロ
キサン消泡剤は、最も効果のある部類の消泡剤の一つと
して長い間に亘り認識されている。しかし、トリメチル
シリル末端を有するポリジメチルシロキサンのようなシ
リコーンオイルが、幾つかの系において効果のある消泡
剤として使用されているが、このような生成物は一般に
それ自体洗剤に使用するには不適当である。むしろ米国
特許第4477371号明細書および第4919843
号明細書に開示されたような一層複雑な消泡剤が使用さ
れてきた。このような組成物においては、トリメチルシ
リル末端基またはジメチルシアノルイル末端基を有する
オルガノポリシロキサンが、高められた温度で比較的長
時間に亘り、親水性シリカと反応される。活性な化合物
は界面活性剤およびエステル型の溶剤と混合され、直ち
に分散可能な組成物を形成させる。
【0004】しかしながら、消泡剤として適するために
は、消泡剤も洗剤中で安定でなければならない。例えば
米国特許第3933672号明細書には、貯蔵中に乾燥
した洗剤配合物中で洗剤の界面活性剤との相互作用によ
って、シリコーン消泡剤の効果の損失が生じることが証
明されている。さらにこれらの乾燥した洗剤において
は、多孔性キャリアー中に吸収されたシリコーン消泡剤
であっても受け入れ不可能であることが示された。むし
ろ、米国特許第3933672号明細書の記載による
と、シリコーン消泡剤は最初に水と接触する際に溶解す
る水溶性キャリアーが起泡抑制剤を遊離するように、カ
プセル封入されていなければならない。カプセル封入
は、消泡剤の比較的高価な隔離方式である。
【0005】米国特許第4686060号明細書におい
ては、粒状の洗濯機用洗剤は、脂肪酸石鹸、第4級アン
モニウム塩および液体シリコーンから作られた石鹸泡抑
制プリル(prill)が使用されている。消泡剤「プリ
ル」はフレークまたは粒子であってもよく、あるいは通
常の使用法におけるプリルであってもよい。
【0006】米国特許第5238596号明細書におい
ては、粉末洗剤中での使用に適した起泡抑制剤は、抑泡
性シリコーン、融点40℃〜80℃を有する水不溶性脂
肪酸または脂肪酸アルコール、および天然澱粉のキャリ
アー物質から製造される。起泡抑制剤は、シリコーンと
溶融脂肪族化合物とを合わせ、引き続き流動層塗工機中
でスプレーヘッドから噴出する組成物の液滴を澱粉と接
触させることによって製造される。
【0007】乾燥洗剤中の泡抑制安定性を維持する問題
は困難であり、かつ液体洗剤中では、同様に特有の問題
が生じる。例えば、米国特許第3933672号明細書
のカプセル封入された消泡剤は、封入剤が水溶性である
ために液体処方中では使用できない。また、米国特許第
4686060号明細書の脂肪酸石鹸を含有するプリル
も可溶性であり、シリコーン消泡剤を粗洗剤、ビルダ
ー、漂白剤等と接触させることができ、さらに米国特許
第5238596号明細書の澱粉により被覆された消泡
剤も同様の結果である。
【0008】米国特許第5643862号明細書におい
ては、オルガノポリシロキサン消泡剤は微細に分配され
た疎水性シリカを加えるために、ほとんど水を含まない
非イオン系界面活性剤(水0.1%未満)と最初に混合
した場合に、驚くべき貯蔵安定性を示した。オルガノポ
リシロキサン消泡剤それ自体は、オルガノポリシロキサ
ンおよびシラン化されたシリカ粒子の混合物または反応
生成物である。さらに米国特許第5643862号明細
書には、乾燥処方中では見いだされない、液体洗剤での
他の問題:このような配合の成分が、貯蔵中に分離する
傾向も証明されている。類似する組成物は、米国特許第
5648327号明細書に開示されており、さらにそれ
は良好な起泡の抑制を提供するために、シリコーン粒径
範囲は狭いことが必要であることが指摘されている。し
かしながら、わずか9日間の貯蔵の後に、配合物成分の
多少の分離が生じた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】液体洗剤成分との相互
作用を示すことならびに洗剤中および起泡抑制剤それ自
体中で分離しないことを示すことの双方に関連して、安
定なオルガノポリシロキサン起泡抑制剤を提供すること
が望まれている。更に、自己乳化し、かつ有効な消泡作
用のために準備されるシリコーン分散相を供給する、シ
リコーン起泡抑制剤を提供することが望まれている。
【0010】
【課題を解決するための手段】ところが、意外なこと
に、高い効果を有するオルガノポリシロキサン消泡剤
が、水不混和性の有機溶剤中に、場合による界面活性剤
成分と共に、オルガノポリシロキサンおよび特殊なカル
ボン酸金属塩の分散液を含有することが見い出された。
消泡剤は自己乳化しており、かつ液体洗剤中で著しい分
離がみられないことを示す。
【0011】オルガノポリシロキサン消泡剤は、洗剤が
水性環境での洗浄処理に用いられる場合には、洗剤中で
消泡能力を示すものである。オルガノポリシロキサンは
例えば、主要な繰り返し部分が RSiO2/2 [式中、それぞれRは個別的に、一般にはC1〜18
アルキル基、好ましくはC1〜4のアルキル基、最も好
ましくはメチル基である。]である、ポリオルガノシロ
キサンであってもよい。このようなオルガノポリシロキ
サンはトリアルキルシリル基、ジアルキルシラノルイル
基(例えば、α,ω−ジヒドロキシオルガノポリシロキ
サン)、ビニルジメチルシリル基等で末端化されていて
もよい。炭化水素置換基は例えばハロゲン、シアノ基、
アルコキシ基、ポリ(アルキレンオキシ)基等によって
置換されてもよいが、R基の大多数がメチル基であるオ
ルガノシロキサンは、その入手のし易さおよびより低い
コストのために好ましい。
【0012】前記に記載されたジアルキルシロキシ繰り
返し単位に加えて、さらに消泡剤オルガノポリシロキサ
ンは RSiO3/2およびSiO4/2 部分、いわゆるTおよびQ単位を含有していてもよく、
この場合これらの単位は分枝鎖状構造および架橋構造を
備えている。オルガノポリシロキサンは散在したポリオ
キシアルキレン基、またはペンダント状(pendant)ポ
リオキシアルキレン基を有していてもよく、すなわちポ
リオルガノシロキサンポリエーテル界面活性剤である。
幾つかの好ましい消泡剤は長鎖アルキル基、例えばデシ
ル基、オクタデシル基および他の関連する疎水基を含有
する。
【0013】好ましい消泡剤は、シラノール官能性オル
ガノポリシロキサンまたはアルキル末端基を有するオル
ガノポリシロキサン、例えばα、ω−ジヒドロキシポリ
ジメチルシロキサンおよびα、ω−トリメチルシロキシ
ポリジメチルシロキサンと、微細に分配されたシリカ粒
子、好ましくはヒドロキシル基を有しない粒子との反応
によって製造されてもよい。反応は、米国特許第447
7371号明細書および4919843号明細書の記載
と同様に行うことができ、これらは本明細書中に参考文
献として記入されている。実質的に、任意の分散性水不
溶性シリコーンは、本明細書中で消泡剤のシリコーン成
分として使用されてもよい。適した消泡剤は、例えばS
−132消泡剤、S−1132消泡剤およびパルプシル
(Pulpsil(登録商標))160Cシロキサンならびに
22176VP抑泡化合物が、ワッカーシリコーン社
(Wacher Silicones)から入手可能である。
【0014】また水不混和性の有機溶剤は、他の消泡剤
成分と共に使用される量でオルガノポリシロキサン消泡
剤の大部分またはすべてが不溶性であるものである。有
機溶剤の混合物も同様に使用してもよい。脂肪族溶剤お
よび芳香族溶剤(ナフサ)、ミネラルスピリット、テル
ペンチン、アルカノールエステル等を含めて、オルガノ
ポリシロキサンの起泡抑制能力を阻害しない上記の要件
を満たすすべての有機溶剤が原理的に、適している。不
混和性は、実質的な溶剤の量が使用された量の水相中に
溶解しないことを意味する。多少の可溶性は許容でき
る。
【0015】好ましい水不混和性溶剤は、Cまたはそ
れ以上、すなわちC〜C18のアルキル基、アルキレ
ン基あるいはアルキリデン基および少なくとも1つの比
較的に極性の有機官能基から成る、1つ以上の比較的に
疎水性の基を有する液体炭化水素であり、その制限のな
い例は、
【0016】
【化1】
【0017】等である。
【0018】しかしながら最も好ましくは、脂肪族ジカ
ルボン酸の低級ジエステル等、例えばC4〜C8のジカル
ボン酸のメチルエステルおよびエチルエステル、好まし
くはC4〜C6ジカルボン酸である。好ましい有機溶剤は
イーストマンTXIB(EastmanTXIB)である。さらに
有機溶剤および溶剤混合物は、室温でカルボン酸金属塩
に対する非溶剤でなければならず、かつ望ましくは同様
に高い引火点を有する。また、芳香族ジカルボン酸ジエ
ステルも有用である。
【0019】界面活性剤は配合物の場合による成分であ
る。好ましくは界面活性剤は、有機溶剤中の溶液の形で
オルガノポリシロキサンを維持する際に効果的ではない
6を上廻るHLBを有する、すなわち溶剤中のオルガノ
ポリシロキサンの分散を促進するものである。界面活性
物質は好ましくは、シリコーンおよび有機溶剤を直ちに
乳化させるものであり、洗濯機および食器洗い器中に見
い出すことができるような洗剤使用水溶液を添加しなが
ら、水中油型乳濁液を形成させる。幾つかの場合には、
下記に十分な記載があるように、オルガノポリシロキサ
ン起泡抑制剤は、界面活性剤を必要とせずに有機溶剤中
に分散可能であってもよく、かつ洗剤中の界面活性剤に
よって洗剤配合物に添加した場合に乳化される。このよ
うな場合には、起泡抑制剤中に界面活性剤は必ずしも必
要ではない。オルガノシロキサンを溶液にするかまたは
水不混和性の有機溶剤中の溶液として維持することを引
き起こすか、あるいは粒径が約1μm未満のオルガノポ
リシロキサンの微細乳濁液を形成する界面活性剤は適し
た界面活性剤ではない。
【0020】数多くの界面活性剤が有用である。考えう
る界面活性剤のリストは、本明細書で参考のために記入
された、米国特許第5643862号明細書中に見い出
される。しかしながら、好ましい界面活性剤は、ICI
アメリカから入手可能なジグリセリンのヘキサオレエー
トであり、アトロックス(Atlox(登録商標))G−1
086として知られている。界面活性剤は好ましくは、
水不混和性の有機溶剤中で、例えば溶剤およびオルガノ
シロキサンの重量に対して、少なくとも1重量%の量で
少なくとも部分的に可溶性である。下記に記載されたよ
うな水不混和性の有機溶剤、オルガノポリシロキサンお
よび場合によっては界面活性剤および/または非溶剤の
組合せでは、好ましくは洗剤を水に添加しながら、粒径
が3μm〜100μm、好ましくは5μm〜100μm
の範囲内のオルガノポリシロキサン消泡剤粒子が好まし
くは製造される。
【0021】付加的な界面活性剤は次のものを含む: 1.アルキルスルフェート、特に8〜10個の炭素原子
の鎖長を有するもの、疎水基中に8〜10個の炭素原子
を有するアルキルエーテルスルフェートまたはアルカリ
ールエーテルスルフェートおよび1〜40個のエチレン
オキシド(EO)あるいはプロピレンオキシド(PO)
単位。
【0022】2.スルホネート、特に8〜18個の炭素
原子を有するアルキルスルホネート、8〜18個の炭素
原子を有するアルキルアリールスルホネート、タウリ
ド、ならびにスルホコハク酸との4〜15個の炭素原子
を有する一価アルコールまたはアルキルフェノール、ま
た場合によっては1〜40個のEO単位でエトキシ化さ
れた前記アルコールまたはアルキルフェノールとのエス
テルおよび半エステル。
【0023】3.アルキル基、アリール基、アルカリー
ル基またはアラルキル基中に8〜20個の炭素原子を有
する、カルボン酸のアルカリ金属塩およびアンモニウム
塩。
【0024】4.リン酸部分エステルならびにそのアル
カリ金属塩およびアンモニウム塩、特に有機基中に8〜
20個の炭素原子を有するアルキルホスフェートおよび
アルカリールホスフェート、アルキル基またはアルカリ
ール基中にそれぞれ8〜20個の炭素原子および1〜4
0個のEO単位を有するアルキルエーテルホスフェート
およびアルカリールエーテルホスフェート。
【0025】非イオン系乳化剤の例は次の通りである: 5.重合度500〜3000を有し、ビニルアセテート
単位をさらに5〜50%、好ましくは8〜20%を有す
るポリビニルアルコール。
【0026】6.アルキルポリグリコールエーテル、好
ましくはEO単位8〜40個および炭素原子8〜20個
を有するアルキル基を有するもの。
【0027】7.アルキルアリールポリグリコールエー
テル、好ましくはEO単位8〜40個、ならびにアルキ
ル基中およびアリール基中に炭素原子2〜20個を有す
るもの。
【0028】8.エチレンオキシド−プロピレンオキシ
ド(EO/PO)ブロックコポリマー、好ましくはEO
およびPO単位8〜40個を有するもの。
【0029】9.アルキル基が、炭素原子8〜22個を
有する、アルキルアミンとエチレンオキシドまたはプロ
ピレンオキシドとの付加生成物。
【0030】10.炭素原子6〜24個を有する脂肪
酸。
【0031】11.一般式R*−O−Z[式中、R*
炭素原子平均で8〜24個を有する、直鎖状または分枝
鎖状の、飽和または不飽和のアルキル基であり、かつZ
は平均で0が1〜10のヘキソースもしくはペントー
ス単位またはそれらの混合物を有するオリゴグリコシド
基で示されるアルキルポリグルコシド。
【0032】12.天然物質およびそれらの誘導体、例
えばレシチン、ラノリン、サポニンならびにセルロース
アルキルエーテルおよびカルボキシアルキルセルロー
ス、この場合アルキル基はそのつど炭素原子4個までを
有する。
【0033】13.極性基を含有する直鎖オルガノ(ポ
リ)シロキサン、特に炭素原子24個までおよび/また
はEO基および/またはPO基を40個まで含有するも
の、陽イオン系乳化剤の例は: 14.炭素原子8〜24個を有する第1級脂肪酸アミ
ン、第2級脂肪酸アミンおよび第3級脂肪酸アミンと、
酢酸、硫酸、塩酸およびリン酸との塩。
【0034】15.第4級アルキルアンモニウム塩およ
び第4級アルキルベンゼンアンモニウム塩、特にアルキ
ル基が炭素原子6〜24個、殊にハロゲン化物、スルフ
ェート、ホスフェートおよびアセテートを有するもの。
【0035】16.アルキルピリジニウム塩、アルキル
イミダゾリニウム塩およびアルカリオキサゾリニウム
塩、特にアルキル鎖が18個までの炭素原子、殊にハロ
ゲン化物、スルフェート、ホスフェートおよびアセテー
トを有するもの。
【0036】両性乳化剤の例は次の通りである: 17.長鎖状置換アミノ酸、例えばN−アルキル−ジ
(アミノエチル)グリシンまたはN−アルキル−2−ア
ミノプロピオン酸塩。
【0037】18.ベタチン、例えばC〜C18のア
シル基を有するN−(3−アシルアミドプロピル)−
N,N−ジメチルアンモニウム塩およびアルキルイミダ
ゾリウムベタチン。
【0038】幾つかの洗剤において、水不混和性の有機
溶剤中で可溶な有機液体、およびオルガノポリシロキサ
ン起泡抑制剤に対する貧溶剤または非溶剤の有機液体を
添加することも有用である。一般的に、このような“非
溶剤”はオルガノポリシロキサンよりも低い分子量を有
するべきであるが、しかし、高い分子量を有する非溶剤
も幾つかの用途に適している。非溶剤は、本明細書中有
用な界面活性剤の場合と同様に、水不混和性の有機溶剤
およびオルガノポリシロキサン起泡抑制剤の混合物に添
加した場合に、この起泡抑制剤が溶液から溶出し、分散
層が形成される。非溶剤は幾つかの配合物中で、界面活
性剤と共に使用されていてもよい。非溶剤の例は、ジエ
チルフタレートである。特殊な非溶剤を対象の洗剤中で
の適性について試験するために、最初の選別試験は、非
溶剤の候補を水不混和性の有機溶剤とオルガノポリシロ
キサンの混合物に加えるかあるいは、水不混和性の有機
溶剤、カルボン酸金属塩、およびオルガノポリシロキサ
ンの混合物に加えることによって実施されてもよく、か
つオルガノポリシロキサンの溶解度の差は、目視的また
は物理学的に評価した。非溶剤の候補は、一般に溶解し
たオルガノポリシロキサンに、1μmを上廻り、好まし
くは3〜5μmを上廻る粒径を有する分散相を形成させ
る。
【0039】親水性または疎水性シリカ、好ましくは疎
水性シリカは好ましい成分である。これらシリカはカル
ボン酸金属塩に対して0:1〜約10:1、好ましくは
0:1〜約5:1の割合で存在してもよい。より多量の
シリカは任意の組成物中で有用であることができる。シ
リカは、高められた分散液の安定性を提供し、ならびに
消泡剤の特異的な沈澱を洗剤の連続相の特異的な沈澱
に、より密接に同一化するように変性するために使用さ
れる。「親水性シリカ」および「疎水性シリカ」は、起
泡抑制剤に別々に添加されるシリカを意味する。これら
の用語は、すでにシリコーン起泡抑制剤中で成分として
あるいは反応生成物として存在可能なシリカを含まな
い。
【0040】カルボン酸金属塩は、本発明の消泡剤の必
要な成分である。「カルボン酸金属塩」の用語は、亜
鉛、マグネシウム、カルシウムまたはアルミニウムの非
液体脂肪酸を意味する。塩の脂肪酸成分は、炭素原子8
〜30個程度を含んでもよく、かつ飽和されたものある
いは不飽和のものでもよい。好ましい脂肪酸はロジン
酸、タル油酸、モンタン酸、ナフテン酸および特に、自
然に生ずるトリグリセリドの鹸化によって動物および植
物から得られるカルボン酸、例えばリノレン酸、リノー
ル酸、パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸および
類似物である。パルミチン酸およびステアリン酸は好ま
しい脂肪酸であり、ステアリン酸が最も好ましい。
【0041】カルボン酸金属塩は、溶剤中のカルボン酸
金属塩分散液を得ることができる程度に、実質的に有機
溶剤相中で不溶でなければならない。好ましくはカルボ
ン酸金属塩は、使用された量で、高められた温度の有機
溶剤中で、可溶であるが、室温では制限されてのみ可溶
性あるいは実際に不溶性である。カルボン酸金属塩は実
際には水中で不溶性であり、水溶溶度は約0.1g/l
未満である。
【0042】また、カルボン酸金属塩は密度1.5g/
cm未満でなければならず、かつ好ましくは1.2g
/cm未満でなければならない。0.95〜1.1g
/cmの範囲内の密度は好ましい。カルボン酸金属塩
は化合物自身、あるいは付加的な化合物、すなわち水和
物または他の複合物として使用されてもよい。特に好ま
しくはカルボン酸アルミニウム例えば、ステアリン酸ア
ルミニウムおよびパルミチン酸アルミニウムであり、最
も好ましくはステアリン酸アルミニウムである。
【0043】好ましい組成物は、少なくとも水不混和性
の有機溶剤を約60重量%、より好ましくは少なくとも
70重量%であり、かつ多くとも水不混和性の有機溶剤
を約90重量%、より好ましくは多くとも85重量%含
有する。オルガノポリシロキサン消泡剤は、少なくとも
1重量%の量で存在し、より好ましくは少なくとも3重
量%、および最も好ましくは5重量%またはそれ以上で
あり、かつ一般的に25重量%以下、好ましくは15重
量%以下であり、最も好ましくは10重量%以下であ
る。カルボン酸金属塩は、少なくとも0.2重量%、よ
り好ましくは0.4重量%またはそれ以上であり、かつ
最も好ましくは0.5重量%またはそれ以上の量で存在
し、上限については一般的に3重量%未満、より好まし
くは2.6重量%未満、かつ最も好ましくは1.5重量
%未満である。
【0044】任意の界面活性剤が存在する場合には、例
えば5重量%またはそれ以上、好ましくは8重量%また
はそれ以上であり、かつ一般的には20重量%未満、よ
り好ましくは15重量%未満であり、特に10重量%未
満の量で存在する。任意のシリカが存在する場合には、
3重量%まで、好ましくは約1.9重量%までの量で存
在してもよい。少なくともシリカ含量が0.6重量%ま
たはそれ以上であることは多くの配合物において好まし
い。勿論シリカの量は洗剤の濃度に依存しており、より
濃密な洗剤の組成物は一般に、より多くのシリカを要求
する。得られる組成物は安定性、すなわち、室温で2週
間に亘る貯蔵の後に分離する傾向が全く見られない。非
溶剤の場合には、水不混和性の有機溶剤と非溶剤の総重
量に対する重量%が、90重量%まで、好ましくは60
重量%まで、かつ最も好ましくは20重量%までの量で
あってもよい。
【0045】消泡剤は、結果として均質かつ場合によっ
ては自己乳化による組成物を生じる任意の方法によって
製造される。しかしながら、高められた温度の有機溶剤
中でカルボン酸金属塩の有利な最初の溶解を提供し、か
つカルボン酸金属塩を冷却し析出させる。カルボン酸金
属塩の析出の最初の段階で、場合によっては疎水性シリ
カが加えられ、さらに混合物が冷却され、次いで微細な
カルボン酸金属塩の分散液および有機溶剤中の任意の疎
水性シリカを製造するために、ホモジナイザー、3本ロ
ール練り機あるいはそのようなもので処理される。
【0046】シリコーン消泡剤成分は上記に記載したよ
うな均質化の前に添加されてよいか、または後で添加さ
れてもよい。均質化に続けて、付加的な溶剤は所望の最
終的なシリコーンのレベル、例えば1〜25重量%、好
ましくは5〜15重量%またはそれ以上、好ましくは約
7.5重量%を得るために添加されてもよい。界面活性
剤または非溶剤を使用する場合には、それらはシリコー
ンが一般に、分散液として溶剤から析出する時点で加え
られる。界面活性剤の添加の前に起泡抑制剤は、好まし
くはゲル助長性カルボン酸金属塩の存在によってゲル状
である。従って好ましい消泡剤は、有機溶剤中のシリコ
ーンの液体同士の分散液、ならびに有機溶剤中のカルボ
ン酸金属塩および疎水性シリカの液体と固体の分散液で
ある。種々の相は、考えられうる相互作用および著量の
界面活性剤の存在によって、必ずしも明確になるもので
はない。例えば固体相は、液液界面で濃縮される。
【0047】本発明の液体の起泡抑制添加剤は、通常の
技術によって液体洗剤に添加される。添加は、液体洗剤
中の他の成分が添加される前または間に行ってもよく、
あるいはベースとなる液体洗剤の製造に続けて行っても
よい。液体洗剤中に存在する消泡剤組成物の量は、必要
に応じて洗剤の成分によって変化する。例えばこれら高
度に起泡する界面活性剤を含む洗剤は、高度に起泡する
界面活性剤の含量が少ないかあるいは零である洗剤の場
合よりも、より多くの量の消泡剤を要求するであろう。
濃度は一般に、完成された洗剤すなわち起泡抑制剤およ
び他の成分、例えば水、界面活性剤、漂白剤、ビルダ
ー、香料、染料等を有する洗剤の総重量に対して、約
0.05重量%〜3.0重量%、好ましくは0.10重
量%〜2.0重量%、最も好ましくは約0.25重量%
〜約1.0重量%の範囲を有する。
【0048】本発明を一般的に記載したが、さらなる理
解は本明細書中で、説明だけの目的のために提供される
確かな特殊な例の引用によって得ることができ、他の方
法で記載されない限りはこれに限定することを意図する
ものではない。
【0049】
【実施例】比較例C1 起泡抑制剤組成物は次の組成を使用することにより製造
される。
【0050】
【表1】
【0051】起泡抑制剤C1を液体ランドリー用洗剤に
添加し、かつ許容可能な消泡特性を引き起こすことが見
いだされる。しかしながら、わずか短期間の後、起泡抑
制剤のかなりの沈澱が洗剤の底部に明らかになる。この
ように制限された安定性は、商業製品としては許容する
ことができない。
【0052】比較例C2 比較例C1のものと類似するが、疎水性シリカを含まな
い起泡抑制剤を製造する。8オンス(約227ml)の
ガラス製広口ビン中の試料150gの、室温におけるわ
ずか10日間程度の貯蔵の後、底部に1.2cm幅の不
透明相および上部に3.5cm幅の不透明な黄色の相を
伴って、起泡抑制剤の著しい分離が観察される。貯蔵中
に急速に分離した起泡抑制剤はそれ自体、液体洗剤中の
起泡抑制剤として使用できない。
【0053】比較例C3 起泡抑制剤は比較例C1と同様に製造するが、界面活性
剤3重量%だけを含有し疎水性シリカは含有しない。比
較例C2の組成物とは異なり、貯蔵中に分離は見られな
い。しかしながら、液体洗剤の添加下で石鹸水泡抑制
は、比較例C1の起泡抑制剤よりも劣る。
【0054】例1 疎水性シリカ(Aerosil(登録商標)R-202)1.4重量
%を用いる以外は比較例C1の場合と同様に起泡抑制剤
を製造し、かつカルボン酸金属塩としてステアリン酸ア
ルミニウム1.3重量%を加え、先に本明細書中で記載
された方法に従って成分を混合する。起泡抑制剤は、
0.5重量%の濃度で液体ランドリー用洗剤に加えた場
合に許容可能な起泡抑制を示し、かつ許容可能な貯蔵期
間を超えても分離しない。さらに、起泡抑制添加剤自体
も貯蔵中に分離しない。
【0055】例2 起泡抑制剤は実質的に例1と同様に製造したが、起泡抑
制シロキサンS−1132を、ワッカーシリコーン(Wa
cker Silicones, Adrian, Michigan)から入手可能なよ
り低い粘度の起泡抑制剤S−132に置き換え、かつ界
面活性剤の量を7.5重量%に下げた。液体洗剤に加え
た場合には、起泡抑制剤は実質的に例1のものと同様に
実施された。
【0056】例3 起泡抑制剤は例2と同様に製造されたが、さらに界面活
性剤の量を5.0重量%に下げた。起泡抑制剤は例2よ
りも良好な貯蔵安定性を示し、また、液体洗剤に加えた
場合には、多少良好な安定性を示しさらに同等の起泡抑
制能力を有する。
【0057】ここで「主要(major)」の用語が使用さ
れる場合は、50重量%あるいは50モル%またはそれ
以上で示されることを意味する。「少量(minor)」の
用語は同様の基準で50%以下を意味する。ここで開示
された本発明は、任意のあるいはここでふれていないよ
うな成分の一つ以上またはすべてを除外した、必須の成
分のみで実施されてもよい。必須の成分は有機溶剤、カ
ルボン酸金属塩およびシリコーン消泡剤を含む。任意の
好ましい成分は、界面活性剤および付加的なシリカを含
む。さらに本発明は、他の指定成分を除外した、特別な
指定成分の任意の組合せで実施した。
【0058】本発明を十分に説明したが、本明細書に記
載された本発明の精神あるいは目的から逸脱することな
く、当業者であれば、多くの変更および修正をなすこと
ができることは、明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C11D 7/26 C11D 7/26 17/08 17/08 (56)参考文献 特開 昭60−235898(JP,A) 特公 昭52−38992(JP,B1) 特表 平7−507588(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 3/12 C11D 1/04 C11D 3/37 C11D 17/08 B01J 19/04

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つ以上の起泡抑制添加剤を使用してい
    る液体洗剤において、一つ以上の起泡抑制添加剤の少な
    くとも一種として、 a)水不混和性有機溶剤として脂肪族モノカルボン酸ア
    ルキルエステルまたはジカルボン酸アルキルエステル; b)シロキサン消泡剤1〜25重量%; c)1.5g/cm未満の密度を有する水不溶性の脂肪
    族カルボン酸金属塩0.2〜3.0重量%、この場合、
    この金属が亜鉛、カルシウム、マグネシウムおよびアル
    ミニウムから成る群より選ばれ、かつ使用された量にお
    いて室温の有機溶剤中で脂肪族カルボン酸金属塩の少な
    くとも一部が不溶性である; d)シリカ3重量%まで;および e)場合によっては、一つ以上の界面活性剤20重量%
    まで、 を含有している、安定な液体起泡抑制添加剤が選択され
    ることを特徴とする起泡抑制添加剤を使用している液体
    洗剤、この場合、重量%は液体起泡抑制添加剤の総重量
    に対するものである。
  2. 【請求項2】 液体起泡抑制添加剤が、 b)液体シロキサン消泡剤3〜15重量%; c)脂肪族カルボン酸金属塩0.4〜2.6重量%; d)シリカ0.6〜1.9重量%; e)界面活性剤5〜15重量% を含有している、請求項1に記載の液体洗剤。
  3. 【請求項3】 脂肪族カルボン酸金属塩がパルミチン酸
    金属塩またはステアリン酸金属塩を含む、請求項1に記
    載の洗剤。
  4. 【請求項4】 脂肪族カルボン酸金属塩がステアリン酸
    アルミニウムまたはパルミチン酸アルミニウムを含む、
    請求項3に記載の洗剤。
  5. 【請求項5】 さらに起泡抑制添加剤が、シロキサン消
    泡剤に対して非溶剤の有機液体を含む、請求項1に記載
    の洗剤。
  6. 【請求項6】 シリカが疎水性シリカから成る、請求項
    1に記載の洗剤。
  7. 【請求項7】 液体洗剤中での使用に適した液体起泡抑
    制添加剤において、 a)水不混和性有機溶剤として脂肪族モノカルボン酸ア
    ルキルエステルまたはジカルボン酸アルキルエステル; b)液体シロキサン消泡剤1〜25重量%; c)1.5g/cm未満の密度を有する水不溶性の脂
    肪族カルボン酸金属塩0.2〜3.0重量%、この場
    合、この金属が亜鉛、カルシウム、マグネシウムおよび
    アルミニウムから成る群より選ばれ、かつ使用された量
    において、室温の有機溶剤中で脂肪族カルボン酸金属塩
    の少なくとも一部が不溶性である; d)シリカ3重量%まで;および e)一つ以上の界面活性剤20重量%まで、 を含有することを特徴とする液体起泡抑制添加剤、この
    場合、重量%は液体起泡抑制剤の総量に対するものであ
    る。
  8. 【請求項8】 液体起泡抑制添加剤が、 b)液体シロキサン消泡剤3〜15重量%; c)脂肪族カルボン酸金属塩0.4〜2.6重量%; d)シリカ0.6〜1.9重量%;および e)界面活性剤5〜15重量% を含有する、請求項7に記載の液体起泡抑制添加剤。
  9. 【請求項9】 脂肪族カルボン酸金属塩が、パルミチン
    酸金属塩またはステアリン酸金属塩を含む、請求項7に
    記載の液体起泡抑制添加剤。
  10. 【請求項10】 脂肪族カルボン酸金属塩が、パルミチ
    ン酸金属塩またはステアリン酸金属塩を含む、請求項8
    に記載の液体起泡抑制添加剤。
  11. 【請求項11】 さらに水不混和性有機溶剤と異なり、
    かつシロキサン消泡剤に対して非溶剤の有機液体を含
    む、請求項7に記載の液体起泡抑制添加剤。
  12. 【請求項12】 シリカが疎水性シリカを含む、請求項
    7に記載の液体起泡抑制添加剤。
  13. 【請求項13】 請求項7に記載の起泡抑制添加剤の製
    造方法において、 a)水不混和性有機溶剤としての脂肪族モノカルボン酸
    アルキルエステルまたはジカルボン酸アルキルエステル
    の少なくとも一部の中で脂肪族カルボン酸金属塩を加熱
    し、溶液を形成させ、; b)この溶液を冷却し、溶液から脂肪族カルボン酸金属
    塩を沈澱させ; c) b)で得られた混合物に液体シロキサン消泡剤を
    添加し; d)混合物b)を、液体シロキサン消泡剤の添加前また
    はシロキサン消泡剤の添加後に均質化し; e)場合によっては、シリカを添加し; f)場合によっては、界面活性剤を添加し;および g)場合によっては、付加的な有機溶剤を添加し、2
    重量%未満のシロキサン消泡剤含量を生じさせることを
    特徴とする、請求項7に記載の起泡抑制添加剤の製造方
    法。
  14. 【請求項14】 工程g)の前に、シロキサンに対して
    非溶剤の有機液体90重量%までが添加される、請求項
    13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 起泡抑制添加剤が、水不混和性有機溶
    剤中のカルボン酸金属塩およびシロキサンの安定な分散
    液を含む、請求項13に記載の方法。
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