JP3199751B2 - 置換された四環式テトラヒドロフラン誘導体 - Google Patents
置換された四環式テトラヒドロフラン誘導体Info
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Description
を有する置換された四環式テトラヒドロフラン誘導体並
びにそれらの製造に関し、本発明はさらにそれらを含ん
でなる組成物並びに薬品としてのそれらの使用にも関す
る。
6(4),p.403−407)は、(±)−3,3a,8,12b−テトラ
ヒドロ−N−メチル−2H−ジベンゾ[3,4:6,7]−シク
ロヘプタ[1,2−b]フラン−2−メタンアミンシュウ
酸の合成を記載している。該化合物は有効な抗鬱薬とし
て合成されたが、この特定のテトラヒドロフルフリルア
ミン誘導体は300mg/kgの服用量では抗鬱薬として不活性
であることが見いだされた。同様な構造の化合物は1979
年3月20日に発行されたUS4,145,434に開示されてお
り、そしてCNS−抑制、抗ヒスタミンおよび抗セロトニ
ン活性を有するジベンゾ(シクロヘプター、オキセピノ
ー、チエピノー)ピロリジン誘導体並びにジベンゾピロ
リジンアゼピン誘導体を含む。本化合物はピロリジン環
の代わりのテトラヒドロフラン環の存在によりそれらと
は構造的に異なっており、そしてさらに価値ある薬理学
的性質により特徴づけられており、特に本化合物はラッ
トにおけるmCPP(メタクロロフェニルピペラジン)誘発
効果を抑制する。
ルキルカルボニル;ハロメチルカルボニル;ヒドロキ
シ、C1-6アルキルオキシ、カルボキシル、C1-6アルキル
カルボニルオキシ、C1-6アルキルオキシカルボニルまた
はアリールで置換されたC1-6アルキルであるか、或いは
R1およびR2がそれらが結合している窒素原子と一緒にな
ってモルホリニル環または式: の基を形成してもよく、 ここでR9、R10、R11およびR12は各々独立して水素、
ハロ、ハロメチル、またはC1-6アルキルであり、 mは0、1、2、または3であり、 R13、R14、R15およびR16は各々独立して水素、C1-6ア
ルキル、アリールまたはアリールカルボニルであるか、
或いは R15およびR16が一緒になって2価の基C4-5アルカンジ
イルを形成してもよく、 R17は水素;C1-6アルキル;C1-6アルキルカルボニル;
ハロメチルカルボニル;C1-6アルキルオキシカルボニ
ル;アリール;ジ(アリール)メチル;ヒドロキシ、C
1-6アルキルオキシ、カルボキシル、C1-6アルキルカル
ボニルオキシ、C1-6アルキルオキシカルボニルまたはア
リールで置換されたC1-6アルキルであり、 各々のR3は独立してハロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロ
メチル、ハロメトキシ、カルボキシル、ニトロ、アミ
ノ、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ、C1-6ア
ルキルカルボニルアミノ、アミノスルホニル、モノ−も
しくはジ(C1-6アルキル)アミノスルホニル、C1-6アル
キル、C1-6アルキルオキシ、C1-6アルキルカルボニル、
C1-6アルキルオキシカルボニルであり、 各々のR4は独立してハロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロ
メチル、ハロメトキシ、カルボキシル、ニトロ、アミ
ノ、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ、C1-6ア
ルキルカルボニルアミノ、アミノスルホニル、モノ−も
しくはジ(C1-6アルキル)アミノスルホニル、C1-6アル
キル、C1-6アルキルオキシ、C1-6アルキルカルボニル、
C1-6アルキルオキシカルボニルであり、 各々のR5は独立してC1-6アルキル、シアノまたはハロ
メチルであり、 XはCR6R7、NR8、O、S、S(=O)またはS(=
O)2であり、ここで R6およびR7は各々独立して水素、ヒドロキシ、C1-6ア
ルキル、ハロメチル、C1-6アルキルオキシであるか或い
はR6およびR7が一緒になってメチレン;モノ−もしくは
ジ(シアノ)メチレン;式−(CH2)2−、−(CH2)3
−、−(CH2)4−、−(CH2)5−、−O−(CH2)2
−O−、−O−(CH2)3−O−の2価の基を形成して
もよく;或いはそれらが結合している炭素原子と一緒に
なってカルボニルを形成してもよく、 R8は水素、C1-6アルキル、C1-6アルキルカルボニル、
アリールカルボニル、アリールC1-6アルキルカルボニ
ル、C1-6アルキルスルホニル、アリールスルホニルまた
はアリールC1-6アルキルスルホニルであり、 アリールはフェニル;またはハロ、ヒドロキシ、C1-6
アルキルおよびハロメチルから選択される1、2もしく
は3個の置換基で置換されたフェニルである、 但し、(±)−3,3a,8,12b−テトラヒドロ−N−メチ
ル−2H−ジベンゾ[3,4:6,7]−シクロヘプタ[1,2−
b]フラン−2−メタンアミンシュウ酸を除く] の化合物、それらのN−オキシド体、薬学的に許容可能
な付加塩および立体化学的異性体に関する。
直鎖状および分枝鎖状の飽和炭化水素基、例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、1−メチルプロピル、
1,1−ジメチルエチル、ペンチル、ヘキシルを定義し、C
4-5アルカンジイルは炭素数4〜5の2価の直鎖状およ
び分枝鎖状の飽和炭化水素基、例えば、1,4−ブタンジ
イル、1,5−ペンタンジイルを定義し、ハロはフルオ
ロ、クロロ、ブロモおよびヨードを表す。モノシアノメ
チレンという語は式=CHCNの基を示し、そしてジシアノ
メチレンは式=C(CN)2の基を示す。ハロメチルとい
う語はモノ−、ジ−、およびトリハロメチルを含むこと
を意味する。ハロメチルの例はフルオロメチル、ジフル
オロメチルおよび特にトリフルオロメチルである。R6お
よびR7が一緒になって式−(CH2)2−、−(CH2)
3−、−(CH2)4−、−(CH2)5−、−O−(CH2)
2−O−または−O−(CH2)3−O−の2価の基を形
成する場合には、式(I)の化合物はスピロ化合物であ
る。
が形成しうる治療的に活性な無毒の塩基および酸付加塩
形態を含んでなることを意味する。塩基としてその遊離
形態で生ずる式(I)の化合物の酸付加塩形態な式
(I)の化合物の遊離塩基形態を適当な酸、例えば無機
酸、例えば、ハロゲン化水素酸、例えば塩酸もしくは臭
化水素酸、硫酸、硝酸、燐酸および同様な酸類、または
有機酸、例えば、酢酸、ヒドロキシ酢酸、プロパン酸、
乳酸、ピルビン酸、シュウ酸、マロン酸、琥珀酸、マレ
イン酸、フマル酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、メタ
ンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸、シクラミン酸、サリチル
酸、p−アミノサリチル酸、パモ酸および同様な酸、で
処理することにより得られる。
機および無機塩基を用いる処理によりそれらの治療的に
活性な無毒な塩基、すなわち金属またはアミン、付加塩
形態に転化させることができる。適当な塩基塩形態は、
例えば、アンモニウム塩、アルカリおよびアルカリ土類
金属塩、例えばリチウム、ナトリウム、カリウム、マグ
ネシウム、カルシウム塩など、有機塩基との塩、例えば
ベンザチン、N−メチル−D−グルカミン、ヒドラバミ
ン塩類、並びにアミノ酸、例えば、アルギニン、リシン
などとの塩を含んでなる。逆に、該塩形態を適当な塩基
または酸を用いる処理により遊離形態に転化させること
ができる。
合物並びにそれらの塩が生成しうる溶媒和物も含んでな
る。そのような溶媒和物は例えば水和物、アルコレート
類などである。
個の窒素原子がいわゆるN−オキシドに酸化された式
(I)の化合物、特にR1およびR2置換基を担持する窒素
がN−酸化されたN−オキシド、を含んでなることを意
味する。
体」という語は式(I)の化合物が生ずる全ての可能な
異性体を定義する。別に述べられているかまたは示され
ていない限り、化合物の化学的表示は全ての可能な立体
化学的異性体の混合物、そして特にラセミ混合物、を示
し、該混合物は基本的分子構造の全てのジアステレオマ
ー類および鏡像異性体を含有する。式(I)の化合物の
立体化学的異性体およびそのような立体化学的異性体の
混合物は式(I)により包括されることが意図される。
名法により定義される式(I)の化合物中に存在する四
環式環系の番号は式(I′)に示されている。
すなわち炭素原子2、炭素原子3aおよび炭素原子12b、
を有する。該非対称的中心および存在するかもしれない
他の非対称的中心は文字RおよびSにより示される。
する時には、該部分はE−またはZ−立体配置を有する
ことができる。
はR5、はシスまたはトランス立体配置を有することがで
きる。該シスまたはトランス立体配置の決定において
は、炭素原子3bおよび12aは両者とも同じ環系の一部で
あるため関連した置換基であるとは考えられない。炭素
原子3aおよび12bの立体配置を決定する時には、炭素原
子3a上の置換基および炭素原子12b上の置換基が考慮さ
れる。それらはテトラヒドロフラニル環により決められ
る中間面(mean plane)の同じ側にあることができ、そ
の立体配置はシスと表示され、そうでないならその立体
配置はトランスと表示される。好適には、炭素原子3aお
よび12b上の置換基は両者とも水素でありそして各々が
テトラヒドロフラニル環により決められる中間面の異な
る側にあり、そなわちそれらはトランス立体配置を有す
る。
物」という語は薬学的に許容可能な付加塩、立体異性体
形態およびN−オキシド形態も含むことを意味する。
立して水素またはC1-6アルキルである式(I)の化合物
を含んでなる。
メチル−2H−ジベンゾ[3,4:6,7]−シクロヘプタ[1,2
−b]フラン−2−メタンアミン以外である式(I)の
化合物である。
である式(I)の化合物である。
いる窒素原子と一緒になってモルホリニル環;式(c)
の基、特にmが2であり、R13が水素でありそしてR14が
アリールもしくはアリールカルボニルである式(c)の
基;または式(e)の基、特にR17がアリール、C1-6ア
ルキルもしくはヒドロキシC1-6アルキルである式(e)
の基を形成する式(I)の化合物である。
る式(I)の化合物である。
してnが1である式(I)の化合物である。
1-6アルキルまたはC1-6アルキルオキシ、特にハロ、で
ある式(I)の化合物である。
1-6アルキルまたはC1-6アルキルオキシ、特にハロ、で
ある式(I)の化合物である。
式(I)の化合物である。
12b上の水素原子がトランス立体配置を有するこれらの
特別な化合物である。
ベンゾ[3,4:6,7]−シクロヘプタ[1,2−b]フラン−
2−メタンアミン、その立体化学的異性体形態および薬
学的に許容可能な付加塩、並びにそのN−オキシド体、
より特に炭素原子3aおよび12b上の水素原子がトランス
立体配置を有する異性体、である。
(III)の中間体[式中、Wは適当な脱離基、例えばハ
ロ、である]でN−アルキル化することにより製造でき
る。中間体(II)および(III)において、R1〜R5、
n、p、q、rおよびXは式(I)の化合物中で定義さ
れている通りである。該N−アルキル化は簡便には反応
−不活性溶媒、例えば、メタノール、メチルイソブチル
ケトン、N,N−ジメチルホルムアミドまたはジメチルス
ルホキシド、の中でそして場合により適当な塩基の存在
下で実施することができる。撹拌および高温、例えば還
流温度、が反応速度を高めるかもしれない。或いは、該
N−アルキル化を加圧された反応容器の使用を含むMonk
ovic et al.(J.Med.Chem.(1973),16(4),p.403−4
07)により記載されている工程を使用して実施してもよ
い。
い互いに転化させてもよい。例えば、 a)R1およびR2がそれらが結合している窒素原子と一緒
になって式(b)の基を形成する式(I)の化合物をヒ
ドラジンまたは水性アルカリを用いる処理により対応す
る第一級アミンに転化してもよく、 b)R1またはR2がトリフルオロメチルカルボニルである
式(I)の化合物を水性アルカリを用いる加水分解によ
り対応する第一級または第二級アミンに転化してもよ
く、 c)R1またはR2がC1-6アルキルカルボニルオキシで置換
されたC1-6アルキルである式(I)の化合物をR1または
R2がヒドロキシで置換されたC1-6アルキルである式
(I)の化合物に加水分解させてもよく、 d)R1およびR2が両者とも水素である式(I)の化合物
を対応するアミン形態にモノ−もしくはジ−N−アルキ
ル化してもよく、 e)R1およびR2が両者とも水素である式(I)の化合物
を対応するアミドにN−アシル化してもよく、 f)C1-6アルキルオキシカルボニル基を含有する式
(I)の化合物を対応するカルボン酸に加水分解しても
よい。
窒素をそのN−オキシド形態に転化させるための既知の
工程に従い対応するN−オキシド形態に転化させてもよ
い。該N−酸化反応は一般的には式(I)の出発物質を
適当な有機または無機過酸化物と反応させることにより
実施してもよい。適当な無機過酸化物は、例えば、過酸
化水素、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属過酸化
物、例えば過酸化ナトリウム、過酸化カリウムを含んで
なり、適当な有機過酸化物はペルオキシ酸、例えば、ベ
ンゼンカルボペルオキシ酸またはハロ置換されたベンゼ
ンカルボペルオキシ酸、例えば3−クロロベンゼンカル
ボペルオキシ酸、ペルオキソアルカン酸、例えばペルオ
キソ酢酸、アルキルヒドロペルオキシド、例えばtert−
ブチルヒドロペルオキシド、を含んでなる。適する溶媒
は、例えば、水、低級アルカノール類、例えばエタノー
ルなど、炭化水素類、例えばトルエン、ケトン類、例え
ば2−ブタノン、ハロゲン化された炭化水素類、例えば
ジクロロメタン、並びにそのような溶媒の混合物であ
る。
で既知の工程の適用に得られる。ジアステレオマー類は
物理的方法、例えば選択的結晶化およびクロマトグラフ
ィー技術、例えば向流分配、液体クロマトグラフィーな
ど、により分離することができる。
鏡像異性体のラセミ混合物であり、それらは当技術で既
知の分解工程により互いに分離することができる。十分
塩基性または酸性である式(I)のラセミ化合物を適当
なキラル酸または適当なキラル塩基との反応により対応
するジアステレオマー塩に転化させてもよい。該ジアス
テレオマー塩を引き続き、例えば、選択的または分別結
晶化により分離しそして鏡像異性体をそこからアルカリ
または酸により遊離させる。式(I)の化合物の鏡像異
性体を分離する別の方法はキラル静止相を使用する液体
クロマトグラフィーを含む。該純粋な立体化学的異性体
は、反応が立体特異的に起きるという条件下で、適当な
出発物質の対応する純粋な立体化学的異性体から誘導し
てもよい。好適には、特定の立体異性体が望まれる場合
には、該化合物は立体特異的な製造方法により合成され
るであろう。これらの方法は遊離には鏡像異性体的に純
粋な出発物質を使用するであろう。
技術で既知の工程に従い製造できる。例えば、式(II
I)の中間体はMonkovic et al.(J.Med.Chem.(1973),
16(4),p.403−407)により記載されている工程に従
い製造できる。
nが1でありそしてrが0である式(III)の中間体
は、式(IV)のエポキシド誘導体をXが適切にはハロで
ある式(V)のグリニヤール試薬と反応させこのように
して生成した式(VI)の中間体を引き続き例えばMonkov
ic et al.に記載されているような当技術で既知の方法
に従い環化することにより製造できる。
して、例えば式(VII)の中間体を適当な過酸化物、例
えばm−クロロ過安息香酸、を用いて過酸化することに
より、製造できる。
T2Aおよび5−HT2C受容体に対する、親和力を示す(D.H
oyer in “Serotonin(5−HT)in neurologic and psy
chiatric disorders"edited by M.D.Ferrari and publi
shed in 1994 by the Beoerhaave Commission of the U
niversity of Leidenにより記載されている命名法)。
本化合物のセロトニン拮抗作用物質はDrug Dev.Res.,1
3,237−244(1988)に記載されている「ラットに対する
5−ヒドロキシトリプトファン試験」におけるそれらの
抑制効果により示すことができる。さらに、本発明の化
合物は以下に記載されている「ラットに対するmCPP試
験」およびArch.Int.Pharmacodyn,227,238−254(197
7)に記載されている「ラットに対する組み合わせアポ
モルフィン、トリプタミン、ノレピネフリン(ATN)試
験」における興味ある薬理学的活性を示す。
例えば、それらは化学的に安定な化合物である。
(I)の化合物は不安症、鬱病および軽い鬱病、双極性
障害、睡眠−および性的障害、精神病、境界精神病、分
裂病、片頭痛、人格障害または強迫障害、社会恐怖症ま
たはパニック発作、器官精神障害、子供の精神障害、攻
撃、成人の記憶障害および行動障害、嗜癖、肥満症、大
食および同様な障害のような中枢神経系障害の処置およ
び予防における治療剤として有用である。特に、本化合
物は抗不安症薬、抗精神病薬、抗鬱薬、抗−片頭痛剤お
よび薬物乱用の嗜癖を抑制するための可能性を有する薬
剤として使用できる。
しても有用である。本化合物をそのような障害用の従来
の治療剤と組み合わせて使用することも有利でありう
る。
より引き起こされる神経系に対する損傷;高血圧症、血
栓症、発作などのような心血管障害;並びに胃腸系など
の運動性の機能不全のような胃腸障害の処置または予防
においても作用しうる。
の帰結として本発明はそのような疾病に罹っている温血
動物の処置方法も提供するものであり、該方法は上記の
障害の処置における、特に不安症、精神病、鬱病、片頭
痛よおび薬物乱用の嗜癖性質の処置における、治療有効
量の式(I)の化合物の全身的投与を含んでなる。
されている式(I)の化合物にも関するものであり、式
(I)の化合物を不安症、精神病、鬱病、片頭痛および
薬物乱用の嗜癖性質を処理するための薬品の製造用に使
用できる。
試験結果から有効な治療用の1日の量を決めることがで
きよう。有効な治療用の1日量は約0.01mg/kg〜約10mg/
kgの体重、より好適には約0.05mg/kg〜約1mg/kgの体
重、であろう。
の種々の薬学的形態に調合してもよい。本発明の薬学的
組成物を製造するためには、活性成分としての場合によ
り酸付加塩形態であってもよい治療的に有用な量の特定
の化合物を、投与に望ましい調合物の形態に依存して広
範囲の形態を取ることができる薬学的に許容可能な担体
と密に混合して組み合わせる。これらの薬学的組成物は
望ましく経口的、直腸、経皮的、または非経口的注射に
よる投与に好適な単位服用量形態である。例えば、経口
的服用量形態での組成物を製造するには、一般的な薬学
的媒体、例えば、懸濁液、シロップ剤、エリキシル剤お
よび溶液の如き経口的液体調合物の場合における水、グ
リコール類、油類、アルコール類など;または散剤、丸
剤、カプセル剤および錠剤の場合における固体担体、例
えば澱粉、糖類、カオリン、潤滑剤、結合剤、崩壊剤な
どを使用できる。投与における容易さのために、錠剤お
よびカプセル剤が最も有利な経口的服用量単位形態であ
り、その場合にはもちろん固体の薬学的担体が使用され
る。非経口的組成物用には、担体は一般的には少なくと
も大部分が殺菌水を含んでなるであろうが、例えば溶解
を助けるための他の成分を含むこともできる。例えば、
担体が食塩水溶液、グルコース溶液または食塩水および
グルコースの混合物を含んでなる注射溶液を製造でき
る。式(I)の化合物を含有する注射溶液は長期活性の
ために油の中に調合してもよい。この目的に適する油類
は、例えば南京豆油、ゴマ油、綿実油、トウモロコシ
油、大豆油、長鎖脂肪酸類の合成グリセロールエステル
類並びにこれらのおよび他の油類の混合物である。注射
懸濁液を製造することもでき、その場合には適当な液体
担体、懸濁剤などを使用することができる。経皮的投与
に適する組成物中では、担体は場合により浸透促進剤お
よび/または適当な湿潤剤を、場合により少割合のいず
れかの性質の適当な添加剤と組み合わせて含んでなり、
この添加剤は皮膚に意義ある悪影響をもたらさないもの
である。該添加剤は皮膚への投与を促進させおよび/ま
たは所望する組成物の製造を助けることができる。これ
らの組成物は種々の方法で、例えば皮膚パッチとして、
点滴剤としてまたは軟膏として、投与できる。式(I)
の化合物の酸または塩基付加塩は対応する塩基または酸
形態より増加したそれらの水溶液のために、水性組成物
の製造においてはより適している。
/または安定性を高めるためには、α−、β−もしくは
γ−シクロ−デキストリン類またはそれらの誘導体、特
にヒドロキシアルキル置換されたシクロデキストリン
類、例えば2−ヒドロキシプロピル−β−シクロデキス
トリン、を使用することが有利でありうる。また、例え
ばアルコール類の如き共−溶媒が薬学的組成物中での式
(I)の化合物の溶解性および/または安定性を改良す
ることもありうる。
学的組成物を服用量単位形態に調合することが特に有利
である。この明細書および請求の範囲で使用されている
服用量単位形態は単位服用量として適する物理的に分離
している単位を示し、各単位は所望する治療効果を生ず
るものであると計算された予め決められた量の活性成分
を必要な薬学的担体と共に含有する。そのような服用量
単位形態の例は錠剤(刻み目付きまたはコーテイング錠
剤を含む)、カプセル剤、丸剤、散剤包、ウエファー、
注射溶液または懸濁液、茶さじ1杯分、食さじ1杯分な
ど、並びにそれらの分離された複数分である。
範囲を限定するものではない。
下で撹拌されているtert−ブタノール(100ml)中のC.
R.Acad.Sc.Paris,Serie C 1976,283(15),683−6に記
載された工程に従い製造されたジベンゾ[bf]オキセピ
ン−10(11H)−オン(0.054モル)およびカリウムtert
−ブトキシド(0.054モル)の混合物に滴下した。生じ
た反応混合物を80℃で2時間撹拌し、次に室温に冷却し
た。溶媒を蒸発させた。残渣を水および酢酸エチルの間
に分配させた。有機層を分離し、乾燥し、濾過しそして
溶媒を蒸発させた。残渣をHPLCによりリクロプレップ
(LiChroprep)カラム(溶離剤:ヘキサン/酢酸エチル
98/2)上で精製した。純粋な画分を集めそして溶媒を蒸
発させて、4.5g(32%)の(±)−11−(2−プロペニ
ル)ジベンズ[bf]オキセピン−10(11H)−オン(中
間体1)を生成した。
ム(0.0033モル)をエタノール(40ml)中に溶解させ
た。反応溶液を60℃で4時間撹拌し、次に室温に冷却し
た。反応混合物を濃縮し、次に氷水浴中で冷却した。反
応を水で急冷しそしてこの混合物を酢酸エチルで抽出し
た。分離した有機層を乾燥し、濾過し、そして溶媒を蒸
発させた。残渣をHPLCによりリクロプレップ(LiChropr
ep)カラム(溶媒剤:ヘキサン/酢酸エチル90/10)上
で精製した。純粋な画分を集めそして溶媒を蒸発させ
て、0.85g(50%)の(±)−10,11−ジヒドロ−11−
(2−プロペニル)ジベンズ[bf]オキセピン−10(11
H)−オール(中間体2)を生成した。
ル)を四塩化炭素(40ml)中に溶解させそして溶液を0
℃に冷却した。臭素(0.0047モル)を加えそして生じた
反応混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を水で洗浄
した。有機層を乾燥し、濾過し、そして溶媒を蒸発させ
た。残渣をジイソプロピルエーテルで洗浄することによ
り固化させ、次に乾燥して、0.4g(25%)の(±)−2
−(ブロモメチル)−2,3,3a,12b−テトラヒドロジベン
ズ[bf]フロ[2,3−d]オキセピン(中間体3)を生
成した。
ロヘプト[1,2−b]オキシレン(1g)を15mlのテトラ
ヒドロフラン中に溶解させそしてN2雰囲気下で0℃に冷
却した。ブロモ−2−プロペニル−マグネシウム(5.2m
l、テトラヒドロフラン中1M)を混合物に滴下しそして
混合物を室温でそして次に60℃で2時間撹拌した。混合
物を室温に冷却しそして10%NH4Clおよび水で急冷し、
乾燥しそして溶媒を蒸発させて、0.5g(48%)の10,11
−ジヒドロ−11−(2−プロペニル)−5H−ジベンゾ
[a,d]シクロヘプテン−10−オール(中間体4)を生
成した。
のCHCl3(15ml)中溶液に滴下した。混合物を−10℃で
1時間撹拌しそして次に室温に自然に暖めた。混合物を
さらに1時間撹拌しそして次に水で洗浄し、抽出し、乾
燥しそして溶媒を蒸発させて、0.42g(65%)の(±)
−2−(ブロモメチル)−3,3a,8,12b−テトラヒドロ−
2H−ジベンゾ[3,4:6,7]シクロヘプタ[1,2−b]フラ
ン(中間体5)を生成した。
原子3aおよび12B上の置換基がトランス立体配置を有す
る異性体形態の混合物である。
(30ml)中の中間体3(0.0012モル)の混合物を撹拌し
そして±0℃に冷却した。ジメチルアミン(気体)を混
合物中で15分間にわたり泡立たせた。反応混合物をパル
(Parr)圧力容器中で65℃で24時間撹拌した。反応混合
物を室温に冷却しそして濃縮し、水で洗浄し、そしてジ
エチルエーテルで抽出した。分離した有機層を乾燥し、
濾過しそして溶媒を蒸発させた。残渣をHPLCによりリク
ロプレップ(LiChroprep)カラム(溶離剤:CH2Cl2/CH3O
H95/5)上で精製した。純粋な画分を集めそして溶媒を
蒸発させて、0.14g(39%)の(±)−2,3,3a,12b−テ
トラヒドロ−N,N−ジメチルジベンゾ[bf]フロ[2,3−
d]オキセピン−2−メタンアミン(化合物1)を生成
した。
エチル)ピペラジン(0.0090モル)の混合物を120℃で
2時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、次にCH2Cl2の
中に加え、濾過しそして濾液を蒸発させた。残渣をHPLC
によりリクロプレップ(LiChroprep)カラム(溶離剤:C
H2Cl2/(NH3で飽和させたCH3OH)96/4)上で精製した。
所望の画分を集めそして溶媒を蒸発させた。残渣を塩酸
塩(1:2)に転化させた。沈殿を濾別しそして乾燥し
て、0.73g(37%)の(±)−4−[(3,3a,8,12b−テ
トラヒドロ−2H−ジベンゾ[3,4:6,7]シクロヘプタ
[1,2−b]フラン−2−イル)メチル]−1−ピペラ
ジンエタノール二塩酸塩(化合物3)を生成した。
ラヒドロフラン中2Μ、150ml)の混合物をテトラヒド
ロフラン(100ml)で希釈しそしてパル(Parr)圧力容
器中で65℃で一夜撹拌した。反応混合物を室温に冷却
し、そして濾過した。濾液を蒸発させた。残渣をHPLCに
よりリクロプレップ(LiChroprep)カラム(溶離剤:CH2
Cl2/(CH3OH/NH3(g))98/2)上で精製した。純粋な
画分を集めそして溶媒を蒸発さた。残渣を塩酸塩(1:
1)に転化させた。沈殿を濾別しそして乾燥して、0.8g
(8%)の(±)−3,3a,8,12b−テトラヒドロ−N,N−
ジメチル−2H−ジベンゾ[3,4:6,7]シクロヘプタ[1,2
−b]フラン−2−メタンアミン塩酸塩(1:1)(化合
物4、融点237℃)を生成した。4種の純粋な鏡像異性
体、すなわち[2R(2α,3aα,12bβ)]、[2R(2α,
3aβ,12bα)]、[2S(2α,3aα,12bβ)]および[2
S(2α,3aβ,12bα)]異性体形態、が化合物4の分離
から生じた。
の化合物を列挙する。
0025mg/kgおよび40mg/kgの体重の間で変動する服用量の
試験化合物で、そして1mg/kgのmCPP(メタクロロフェニ
ルピペラジン)で試験の15分前に、静脈内注射した。予
備試験時間Tが経過した後に、処置したラットをDrug D
ev.Res.18,119−144(1989)に記載されている通りであ
るがKleverluxR(12V/20W)光源の代わりに赤外光源を
使用する「ラットに対する公開実地試験」にかけた。試
験したラットの40%がmCPP誘発効果、すなわちmCPP−拮
抗作用、を示した服用量を、活性服用量として定義し
た。化合物番号1、2、4および9は2.5mg/kgまたはそ
れ以下の試験服用量で活性であった。
ビトロ結合親和力 式(I)の化合物と5−HT2Aおよび5−HT2C受容体と
の相互作用をインビトロ放射配位子結合実験で評価し
た。一般的には、受容体に対する高い結合親和力を有す
る低濃度の放射配位子を緩衝培地(0.2〜5ml)中で特定
受容体に富んだ組織調合物(1〜5mgの組織)のサンプ
ルと共に培養した。培養中に、放射配位子が受容体と結
合する。結合の平衡に達した時に、受容体と結合した放
射能を結合しなかった放射能から分離し、そして受容体
と結合した放射能を計測した。試験化合物と受容体との
相互作用が競合結合実験で評価された。種々の濃度の試
験化合物を組織調合物および放射配位子を含有する培養
混合物に加えた。放射配位子の結合は試験化合物により
その結合親和力およびその濃度に比例して抑制されるで
あろう。
3H−ケタンセリンでありそして使用された組織はラット
の前頭皮質である。10-7Mの試験濃度では、番号3、
4、5、8および9を有する化合物は40%より多い5−
HT2A受容体の抑制を生じそして他の化合物は40%より少
ない抑制を生じた。
3H−メスレルギンでありそして使用された組織は豚の脈
絡叢である。10-7Mの試験濃度では、番号1、3、4、
5、6、7、8および9を有する化合物は40%より多い
5−HT2C受容体の抑制を生じそして他の化合物は40%よ
り少ない抑制を生じた。
(A.I.)は式(I)の化合物、その薬学的に許容可能な
酸付加塩、立体化学的異性体形態またはそのN−オキシ
ド形態に関する。
ロキシ安息香酸プロピル(1g)を沸騰している精製水
(4リットル)中に溶解させた。3リットルのこの溶液
中に最初に2,3−ジヒドロキシブタン二酸(10g)をそし
てその後にA.I.(20g)を加えた。後者の溶液を前者の
溶液の残りの部分と一緒にしそして1,2,3−プロパント
リオール(12リットル)およびソルビトール70%溶液
(3リットル)をそれに加えた。ナトリウムサッカリン
(40g)を水(500ml)中に溶解させそしてラズベリー
(2ml)およびグースベリーエッセンス(2ml)を加え
た。後者の溶液を前者と一緒にし、20リットル量にする
のに十分な水を加えて茶さじ1杯分(5ml)当たり5mgの
活性成分を含んでなる経口的溶液を与えた。生じた溶液
を適当な容器中に充填した。
g)の混合物を良く混合しそしてその後にドデシル硫酸
ナトリウム(5g)およびポリビニルピロリドン(10g)
の水(200ml)中溶液で湿らせた。湿潤粉末混合物をふ
るいにかけ、乾燥しそして再びふるいにかけた。次に微
結晶性セルロース(100g)および水素化された植物油
(15g)を加えた。全体を良く混合しそして錠剤に圧縮
して、各々が10mgの活性成分を含有する10,000個の錠剤
を与えた。
中溶液にエチルセルロース(5g)のジクロロメタン(15
0ml)中溶液を加えた。次にジクロロメタン(75ml)お
よび1,2,3−プロパントリオール(2.5ml)を加えた。ポ
リエチレングリコール(10g)を溶融しそしてジクロロ
メタン(75ml)中に溶解させた。後者の溶液を前者に加
えそして次にオクタデカン酸マグネシウム(2.5g)、ポ
リビニルピロリドン(5g)および濃縮着色懸濁液(30m
l)を加えそして全体を均質化した。コーテイング装置
中で錠剤芯をこのようにして得られた混合物でコーテイ
ングした。
ドロキシ安息香酸プロピル(0.2g)を沸騰している注射
用の水(500ml)の中に溶解させた。約50℃への冷却後
に、乳酸(4g)、プロピレングリコール(0.05g)およ
びA.I.(4g)を撹拌しながら加えた。溶液を室温に冷却
しそして100mlにするのに十分な注射用の水を補充し
て、4mg/mlのA.I.を含んでなる溶液を与えた。この溶液
を濾過により殺菌しそして殺菌容器中に充填した。
Claims (13)
- 【請求項1】式 [式中、 nは0、1、2、3、4、5、または6であり、 pは0、1、2、3または4であり、 qは0、1、2、3または4であり、 rは0、1、2、3、4または5であり、 R1およびR2は各々独立して水素;C1-6アルキル;C1-6アル
キルカルボニル;ハロメチルカルボニル;ヒドロキシ、
C1-6アルキルオキシ、カルボキシル、C1-6アルキルカル
ボニルオキシ、C1-6アルキルオキシカルボニルまたはア
リールで置換されたC1-6アルキルであるか、或いはR1お
よびR2がそれらが結合している窒素原子と一緒になって
モルホリニル環または式: の基を形成してもよく、 ここでR9、R10、R11およびR12は各々独立して水素、ハ
ロ、ハロメチル、またはC1-6アルキルであり、 mは0、1、2、または3であり、 R13、R14、R15およびR16は各々独立して水素、C1-6アル
キル、アリールまたはアリールカルボニルであるか、或
いは R15およびR16が一緒になって2価の基C4-5アルカンジイ
ルを形成してもよく、 R17は水素;C1-6アルキル;C1-6アルキルカルボニル;ハ
ロメチルカルボニル;C1-6アルキルオキシカルボニル;
アリール;ジ(アリール)メチル;ヒドロキシ、C1-6ア
ルキルオキシ、カルボキシル、C1-6アルキルカルボニル
オキシ、C1-6アルキルオキシカルボニルまたはアリール
で置換されたC1-6アルキルであり、 各々のR3は独立してハロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロメ
チル、ハロメトキシ、カルボキシル、ニトロ、アミノ、
モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ、C1-6アルキ
ルカルボニルアミノ、アミノスルホニル、モノ−もしく
はジ(C1-6アルキル)アミノスルホニル、C1-6アルキ
ル、C1-6アルキルオキシ、C1-6アルキルカルボニル、C
1-6アルキルオキシカルボニルであり、 各々のR4は独立してハロ、シアノ、ヒドロキシ、ハロメ
チル、ハロメトキシ、カルボキシル、ニトロ、アミノ、
モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ、C1-6アルキ
ルカルボニルアミノ、アミノスルホニル、モノ−もしく
はジ(C1-6アルキル)アミノスルホニル、C1-6アルキ
ル、C1-6アルキルオキシ、C1-6アルキルカルボニル、C
1-6アルキルオキシカルボニルであり、 各々のR5は独立してC1-6アルキル、シアノまたはハロメ
チルであり、 XはCR6R7、NR8、O、S、S(=O)またはS(=O)
2であり、ここで R6およびR7は各々独立して水素、ヒドロキシ、C1-6アル
キル、ハロメチル、C1-6アルキルオキシであるか或いは
R6およびR7が一緒になってメチレン;モノ−もしくはジ
(シアノ)メチレン;式−(CH2)2−、−(CH2)
3−、−(CH2)4−、−(CH2)5−、−O−(CH2)
2−O−、−O−(CH2)3−O−の2価の基を形成し
てもよく;或いはそれらが結合している炭素原子と一緒
になってカルボニルを形成してもよく、 R8は水素、C1-6アルキル、C1-6アルキルカルボニル、ア
リールカルボニル、アリールC1-6アルキルカルボニル、
C1-6アルキルスルホニル、アリールスルホニルまたはア
リールC1-6アルキルスルホニルであり、 アリールはフェニル;またはハロ、ヒドロキシ、C1-6ア
ルキルおよびハロメチルから選択される1、2もしくは
3個の置換基で置換されたフェニルである、 但し、(±)−3,3a,8,12b−テトラヒドロ−N−メチル
−2H−ジベンゾ[3,4:6,7]−シクロヘプタ[1,2−b]
フラン−2−メタンアミンシュウ酸を除く] の化合物、そのN−オキシド体、薬学的に許容可能な付
加塩または立体化学的異性体。 - 【請求項2】化合物が3,3a,8,12b−テトラヒドロ−N−
メチル−2H−ジベンゾ[3,4:6,7]−シクロヘプタ[1,2
−b]フラン−2−メタンアミン以外である請求の範囲
第1項記載の化合物。 - 【請求項3】R13、R14、R15およびR16が各々独立して水
素またはC1-6アルキルである請求の範囲第1または2項
に記載の化合物。 - 【請求項4】XがCR6R7またはOである請求の範囲第1
〜3項のいずれかに記載の化合物。 - 【請求項5】R1およびR2が両者ともC1-6アルキルである
かまたはR1およびR2がそれらが結合している窒素原子と
一緒になってモルホリニル環、式(c)の基または式
(e)の基を形成する請求の範囲第1〜4項のいずれか
に記載の化合物。 - 【請求項6】炭素原子3aおよび12b上の置換基がトラン
ス立体配置を有する請求の範囲第1〜5項のいずれかに
記載の化合物。 - 【請求項7】r、pおよびqが0である請求の範囲第1
〜6項のいずれかに記載の化合物。 - 【請求項8】pが1でありそしてR3がハロ、C1-6アルキ
ルまたはC1-6アルキルオキシである請求の範囲第1〜6
項のいずれかに記載の化合物。 - 【請求項9】qが1でありそしてR4がハロ、C1-6アルキ
ルまたはC1-6アルキルオキシである請求の範囲第1〜6
項のいずれかに記載の化合物。 - 【請求項10】化合物が3,3a,8,12b−テトラヒドロ−N,
N−ジメチル−2H−ジベンゾ[3,4:6,7]シクロヘプタ
[1,2−b]フラン−2−メタンアミン、その立体化学
的異性体もしくは薬学的に許容可能な付加塩、またはそ
のN−オキシド形態である請求の範囲第1項記載の化合
物。 - 【請求項11】薬学的に許容可能な担体および活性成分
としての治療有効量の請求の範囲第1〜10項のいずれか
に記載の化合物を含んでなる医薬組成物。 - 【請求項12】薬品としての使用するための請求の範囲
第1〜10項のいずれかに記載の化合物。 - 【請求項13】a)式(II)の中間体を、反応−不活性
溶媒中でそして場合により適当な塩基の存在下で、式
(III)の中間体でN−アルキル化し、 [中間体(II)および(III)において、R1〜R5、n、
p、q、rおよびXは請求の範囲第1項で定義されてい
る通りでありそしてWは適当な脱離基である] b)式(I)の化合物を当技術で既知の転換に従い互い
に転化させ、そしてさらに所望するならば式(I)の化
合物を酸を用いる処理により治療的に活性な無毒の酸付
加塩に転化させるかまたは塩基を用いる処理により治療
的に活性な無毒の塩基付加塩に転化させるか、或いは逆
に酸付加塩をアルカリを用いる処理により遊離塩基に転
化させるかまたは塩基付加塩を酸を用いる処理により遊
離酸に転化させ、そして所望するならばその立体化学的
異性体またはN−オキシド体を製造する ことを特徴とする、請求の範囲第1項記載の化合物の製
造方法。
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