JP3196449B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用空気調和装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用空気調和装置(エアコ
ン)では、省燃費化(省動力化)を図るために、目標吹
出温度TAOが吸込空気温度(外気温)より大きい時に
は、冷媒圧縮機を停止する所謂エコノミ運転が行なわれ
ている。しかし、冷媒圧縮機が停止することで、車室内
湿度が上昇して窓ガラスが曇り易くなる。そこで、エコ
ノミ運転により冷媒圧縮機が停止している時でも、湿度
センサで検出された車室内湿度が、車両の環境条件(内
気温、外気温)を基に算出された窓ガラス内側表面の飽
和湿度より大きい時には、冷媒圧縮機を駆動して窓ガラ
スの曇りを防止する防曇制御が行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の防曇
制御を行なう場合において、内気温を検出する内気セン
サが、エアコンの熱や車両に搭載された電気機器(メー
タ、オーディオ等)からの発熱、あるいはエンジンルー
ムからの熱を受ける。このため、内気センサの検出値
は、図10に示すように、時間経過とともに上昇して、
実際の内気温との間に誤差が生じてしまう。この結果、
内気センサの検出値(図10に実線(a)で示す)と実
際の内気温(図10に破線(b)で示す)との誤差が大
きくなるに従って算出される飽和湿度が高くなるため、
湿度センサで検出された車室内湿度が算出された飽和湿
度より大きくなって冷媒圧縮機が駆動される時には、す
でに窓ガラスが曇っているという不具合が発生する。本
発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的
は、的確に防曇制御を行なうことのできる車両用空気調
和装置の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、車室内に空気を送るダクトと、吸引した
冷媒を圧縮して吐出する冷媒圧縮機、前記ダクト内に配
されて、前記冷媒圧縮機の作動によって供給された低温
低圧の冷媒と前記ダクト内を流れる空気との熱交換を行
なう冷媒蒸発器を有する冷凍サイクルと、前記ダクト内
で前記冷媒蒸発器の風下に配されて、通過する空気を加
熱する加熱手段と、前記ダクトより車室内へ吹き出され
る吹出空気の温度調節を行なう吹出空気温度調節手段
と、乗員が希望する車室内温度を設定する温度設定手段
と、車室外温度を検出する外気温検出手段と、車室内温
度を検出する内気温検出手段と、車室内湿度を検出する
車室内湿度検出手段と、前記内気温検出手段で検出され
た車室内温度と前記温度設定手段で設定された設定温度
との低い方の温度値と前記外気温検出手段で検出された
車室外温度とを基に車両の窓ガラス内側表面の飽和湿度
を算出する飽和湿度算出手段と、この飽和湿度算出手段
で算出された飽和湿度が、前記車室内湿度検出手段で検
出された車室内湿度より小さい時には前記冷媒圧縮機を
駆動し、前記飽和湿度算出手段で算出された飽和湿度
が、前記車室内湿度検出手段で検出された車室内湿度よ
り大きい時には前記冷媒圧縮機を停止する圧縮機制御手
段とを備えたことを技術的手段とする。
【0005】
【作用】上記構成より成る本発明の車両用空気調和装置
は、内気温検出手段で検出された車室内温度と温度設定
手段で設定された設定温度との低い方の温度値と外気温
検出手段で検出された車室外温度とを基に算出された窓
ガラス内側表面の飽和湿度が、車室内湿度検出手段で検
出された車室内湿度より小さい時に冷媒圧縮機が駆動さ
れる。また、内気温検出手段で検出された車室内温度と
温度設定手段で設定された設定温度との低い方の温度値
と外気温検出手段で検出された車室外温度とを基に算出
された窓ガラス内側表面の飽和湿度が、車室内湿度検出
手段で検出された車室内湿度より大きい時に冷媒圧縮機
が停止される。
【0006】
【実施例】次に、本発明の車両用空気調和装置の一実施
例を図1ないし図9を基に説明する。図1は車両用空気
調和装置の全体模式図である。本実施例の車両用空気調
和装置1(以下エアコン1と言う)は、車室内に空気を
導くダクト2、このダクト2内に空気を導入して車室内
へ送る送風機3、冷房手段を構成する冷凍サイクル4、
暖房手段を構成する温水回路5、およびエアコン制御装
置6(図2参照)を備える。
【0007】ダクト2は、その下流端に分岐ダクト2
a、2b、2cが接続されて、各分岐ダクト2a〜2c
の先端が、車室内に開口する吹出口7、8、9に連通さ
れている。吹出口7〜9は、車両の窓ガラスGに向けて
空気を吹き出すデフロスタ吹出口7、乗員の上半身に向
けて空気を吹き出すフェイス吹出口8、乗員の足元に向
けて空気を吹き出すフット吹出口9から成る。この各吹
出口7〜9は、分岐ダクト2a〜2cの上流側開口部に
設けられた吹出口切替ダンパ10、11によって選択的
に開閉される。
【0008】送風機3は、ブロワケース3a、遠心式フ
ァン3b、ブロワモータ3cより成り、このブロワモー
タ3cへの印加電圧(ブロワ電圧)に応じてブロワモー
タ3cの回転数が決定される。ブロワケース3aには、
車室内空気(内気)を導入する内気導入口12、車室外
空気(外気)を導入する外気導入口13が形成されると
ともに、内気導入口12と外気導入口13とを選択的に
開閉する内外気切替ダンパ14が設けられている。
【0009】冷凍サイクル4は、電磁クラッチ15を介
して車両の走行用エンジン16によって駆動される冷媒
圧縮機17、この冷媒圧縮機17で圧縮された高温高圧
の冷媒をクーリングファン18の送風を受けて凝縮液化
する冷媒凝縮器19、この冷媒凝縮器19で凝縮された
冷媒を一時蓄えて液冷媒のみを流すレシーバ20、この
レシーバ20より導かれた液冷媒を減圧膨脹する減圧装
置21、ダクト2内に配されて、減圧装置21で減圧さ
れた低温低圧の冷媒を送風機3の送風を受けて蒸発させ
る冷媒蒸発器22の各機能部品より構成され、それぞれ
冷媒配管23によって環状に接続されている。
【0010】温水回路5は、ダクト2内で冷媒蒸発器2
2の風下に配されて、エンジン16の冷却水を熱源とし
てダクト2内を流れる空気を加熱するヒータコア24
(加熱手段)、このヒータコア24をエンジン16の冷
却水回路(図示しない)と環状に接続する温水配管25
より成る。ヒータコア24は、ダクト2内で、冷媒蒸発
器22を通過した空気がヒータコア24を迂回して流れ
るバイパス路26を形成するように配されている。この
ヒータコア24を通過する空気量とバイパス路26を通
過する空気量との割合は、ヒータコア24の風上側に配
されたエアミックスダンパ27(吹出空気温度調節手
段)によって調節される。
【0011】エアコン制御装置6は、ROM6a、RA
M6b、CPU6cから構成されるマイクロコンピュー
タを内蔵するもので、図2に示すように、エアコン操作
パネル28(図3参照)より出力される操作信号、およ
び各センサ(後述する)からの検出信号に基づいて、各
ダンパ(吹出口切替ダンパ10、11、内外気切替ダン
パ14、エアミックスダンパ27)を駆動する各サーボ
モータ29、30、31、ブロワモータ3cを駆動する
モータ駆動回路32、電磁クラッチ15を駆動するクラ
ッチ駆動回路33へ制御信号を出力する。
【0012】ROM6aは、読み出し専用のメモリで、
各演算式、各種データ、所定の制御プログラム等が記憶
保持されている。RAM6bは、データの読み出し、書
き込みを自由に行なうことのできるメモリで、処理の途
中に現れる一時的なデータの保持に使用される。CPU
6cは、ROM6aに記憶された制御プログラムに基づ
いて、各種の演算、処理を行なう中央処理装置である。
【0013】エアコン操作パネル28は、車室内のイン
ストルメントパネル(図示しない)に配されて、図3に
示すように、乗員が希望する車室内温度を設定する温度
設定スイッチ34(温度設定手段)、この温度設定スイ
ッチで設定された温度をデジタル表示する設定温度表示
部35、エアコン1を構成する各空調機器の自動制御指
令を出力するオートスイッチ36、エアコン1の作動停
止指令を出力するオフスイッチ37、内外気モードを設
定する内外気切替スイッチ38、吹出口モードを設定す
る吹出口切替スイッチ39、送風機3の風量レベルを選
択する風量設定スイッチ40、電磁クラッチ15のON
/OFFを選択するエアコンスイッチ41等が設けられ
ている。
【0014】上記の各センサは、車室内温度(内気温T
r)を検出する内気センサ42(内気温検出手段)、車
室外温度(外気温Tam)を検出する外気センサ43(外
気温検出手段)、日射量(日射量Ts)を検出する日射
センサ44、冷媒蒸発器22の通過直後の空気温度(エ
バ後温度Te)を検出するエバ後温度センサ45、エン
ジン冷却水の温度(冷却水温Tw)を検出する水温セン
サ46、および車室内の相対湿度(車室内湿度RHr)
を検出する湿度センサ47(車室内湿度検出手段)等で
ある。
【0015】次に、本実施例の作動をエアコン制御装置
6の処理手順に基づいて説明する。図4はエアコン制御
装置6の処理手順を示すフローチャートである。まず、
各種カウンタやフラグの初期化を行なう(ステップS
1)。次に、温度設定スイッチ34の設定温度Tset 、
および各センサ42〜47の検出信号(Tr、Tam、T
s、Te、Tw、RHr)を読み込んで、RAM6bに
記憶する(ステップS2およびステップS3)。
【0016】続いて、ステップS2およびステップS3
で読み込んだ情報を基に、下記の数式より車室内への吹
出空気熱量(以下、目標吹出温度TAOと言う)を算出
する(ステップS4)。
【数1】 TAO=Kset ・Tset −Kr・Tr−Kam・Tam−Ks・Ts+C なお、Kset :温度設定ゲイン、Kr:内気温度ゲイ
ン、 Kam :外気温度ゲイン、Ks:日射ゲイン、C:補正
定数である。
【0017】続いて、目標吹出温度TAOに基づいて、
図5に示す送風機制御特性(予めROM6aに記憶され
ている)よりブロワ電圧Veを決定する(ステップS
5)。続いて、車室内への実際の吹出空気温度が、ステ
ップS4で算出された目標吹出温度TAOとなるよう
に、エアミックスダンパ27の目標開度SWを下記の数
式に従って演算する(ステップS6)。
【数2】SW=〔(TAO−Te)/(Tw−Te)〕
×100(%)
【0018】続いて、目標吹出温度TAOと外気温Tam
との比較を行なう(ステップS7)。このステップS7
の処理は、後述の防曇制御を実行するか否かを判定する
ものである。TAO>Tam+α(所定値)の関係を満足
しない場合(NO)は、防曇制御を行なわずに、冷媒圧
縮機17が運転中であるか否かを判定し(ステップS
8)、運転中でなければ(NO)、つまり停止していれ
ば冷媒圧縮機17を駆動する(ステップS9)。ステッ
プS8で冷媒圧縮機17が運転中の場合(YES)は、
ステップS9を迂回してステップS10へ移行する。
【0019】続いて、各目標値が得られるように、モー
タ駆動回路32、各サーボモータ30、31へ制御信号
を出力して、ブロワモータ3c、内外気切替ダンパ1
4、エアミックスダンパ27を制御する(ステップS1
0)。続いて、所定の制御周期τが経過したか否かを判
定し(ステップS11)、経過した場合(YES)は、
ステップS2以下の処理を繰り返す。ステップS11の
判定結果がNOの場合は、所定の制御周期τが経過する
までステップS11を繰り返して待機する。
【0020】次に、上記ステップS7で、TAO>Tam
+αの関係を満足する場合(YES)は、以下に示すス
テップS12の防曇制御を実行する。この防曇制御は、
防曇のために冷媒圧縮機17を駆動する必要があるかど
うかを判断するものであり、その処理手順(フローチャ
ート)を図6に示す。まず、内気センサ42で検出され
た内気温Trおよび外気センサ43で検出された外気温
Tamを基に、予めROM6aに記憶された演算式より窓
ガラスG内面の結露限界湿度RHw1を算出する(ステッ
プT1・飽和湿度算出手段)。なお、内気温Tr、外気
温Tam、結露限界湿度RHw1の関係を図7に示す。この
関係は、そのままn次の近似式としてROM6aに記憶
しても良いが、記憶容量および計算時間の制約がある場
合は、m本の直線近似としても良い。また、ファジィマ
ップを採用できる場合は、それを用いても良い。
【0021】続いて、温度設定スイッチ34で設定され
た設定温度Tset および外気センサ43で検出された外
気温Tamを基に、窓ガラスG内面の結露限界湿度RHw2
を算出する(ステップT2・飽和湿度算出手段)。この
場合は、図7に示す内気温Trを設定温度Tset と読み
変えることができる。なお、一般的に設定温度Tsetに
は、外気温Tamに対する過補正分が含まれており、それ
を考慮することも考えられる。すなわち、図8におい
て、Tset =25℃を中心として、例えばTset=27
℃というのは、車室内温度のバランス点を約29℃とす
るように制御を行なうことから、結露限界湿度RHw2の
算出には、Tr=29℃を用いるほうが良い。
【0022】続いて、ステップT1で算出した結露限界
湿度RHw1がステップT2で算出した結露限界湿度RH
w2より大きいか否かを判定する(ステップT3)。この
判定で、RHw1>RHw2の場合(YES)は、窓ガラス
G内面の結露限界湿度RHmax としてRHw2を採用し
(ステップT4)、RHw1≦RHw2の場合(NO)は、
結露限界湿度RHmax としてRHw1を採用する(ステッ
プT5)。
【0023】続いて、現時点の車室内湿度RHrとステ
ップT4またはステップT5で決定された結露限界湿度
RHmax との比較を行なう(ステップT6)。ここで、
RHr>RHmax −βの関係を満足する場合(YES)
は、冷媒圧縮機17を駆動し(ステップT7・圧縮機制
御手段)、RHr>RHmax −βの関係を満足しない場
合(NO)は、冷媒圧縮機17を停止する(ステップT
8・圧縮機制御手段)。なお、ステップT6のβは安全
値で、0〜10%RH程度の値である。ステップT7あ
るいはステップT8を実行した後、メインルーチンのス
テップS10へ戻る。
【0024】次に、窓ガラスG内面の結露限界湿度RH
max と車室内湿度RHrとの関係を図9に示す。この図
9では、内気センサ42の検出値(内気温Tr)が時間
経過とともに上昇することから、内気温Trを用いて算
出された結露限界湿度RHw1は実線(c)で示すように
時間経過に対して次第に上昇する。また、設定温度Tse
t を用いて算出された結露限界湿度RHw2は、破線
(d)で示すように時間経過に対して一定値を示す。こ
こで、湿度センサ47で検出される車室内湿度RHrが
一点鎖線(e)で示すように変化した場合を考えると、
図9において、初めからA点もしくはB点までの間は、
RHrがRHw1およびRHw2のどちらよりも低くなるこ
とから、窓ガラスGは曇らないと判定される。
【0025】その後、B点を越えると、RHr>RHw2
となるが、まだRHr<RHw1であることから、内気セ
ンサ42の検出値(内気温Tr)を用いて算出された結
露限界湿度RHw1を結露限界湿度RHmax とすると、上
記のステップT6の判定結果がNOとなって冷媒圧縮機
17は停止する(ステップT8)。しかし、この時、車
室内湿度RHrが、設定温度Tset を用いて算出された
結露限界湿度RHw2を越えていることから、窓ガラスG
が曇る可能性が非常に高いと言える。従って、RHr>
RHw1(当然RHr>RHw2)となった時点(図9のC
点)では、すでに窓ガラスGに曇りが生じていることか
ら、このC点より以前に冷媒圧縮機17を駆動する必要
がある。
【0026】そこで、本実施例では、内気温Trを用い
て算出された結露限界湿度RHw1と、設定温度Tset を
用いて算出された結露限界湿度RHw2との小さい方の値
(図9では初めからA点までがRHw1、A点以後がRH
w2)を窓ガラスG内面の結露限界湿度RHmax とするこ
とから、RHrがRHw2を越えるB点で冷媒圧縮機17
が駆動されて、確実に窓ガラスGが曇るのを防止するこ
とができる。
【0027】
【発明の効果】本発明の車両用空気調和装置は、内気温
検出手段で検出された車室内温度と温度設定手段で設定
された設定温度との低い方の温度値を用いて算出された
飽和湿度に基づいて冷媒圧縮機の駆動および停止を制御
することができる。従って、時間経過とともに内気温検
出手段の検出値(車室内温度)が上昇して実際の車室内
温度との間に誤差が生じるような場合でも、的確に防曇
制御を実行して、窓ガラスが曇るのを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用空気調和装置の全体模式図である。
【図2】本実施例の制御系に係わるブロック図である。
【図3】エアコン操作パネルの正面図である。
【図4】本実施例の作動を示すフローチャートである。
【図5】送風機制御特性を示すグラフである。
【図6】防曇制御の作動を示すフローチャートである。
【図7】外気温、内気温、結露限界湿度の関係を示すグ
ラフである。
【図8】設定温度と内気温目標値との関係を示すグラフ
である。
【図9】算出された結露限界湿度と実際の車車室内湿度
との関係を示すグラフである。
【図10】時間経過に対する内気センサの検出値と実際
の内気温の変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1 車両用空気調和装置 2 ダクト 4 冷凍サイクル 6 エアコン制御装置(飽和湿度算出手段、圧縮機制御
手段) 17 冷媒圧縮機 22 冷媒蒸発器 24 ヒータコア(加熱手段) 27 エアミックスダンパ(吹出空気温度調節手段) 34 温度設定スイッチ(温度設定手段) 42 内気センサ(内気温検出手段) 43 外気センサ(外気温検出手段) 47 湿度センサ(車室内湿度検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−345515(JP,A) 特開 平1−297318(JP,A) 特開 昭61−261121(JP,A) 実開 平5−20904(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 3/00 B60H 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)車室内に空気を送るダクトと、 b)吸引した冷媒を圧縮して吐出する冷媒圧縮機、前記
    ダクト内に配されて、前記冷媒圧縮機の作動によって供
    給された低温低圧の冷媒と前記ダクト内を流れる空気と
    の熱交換を行なう冷媒蒸発器を有する冷凍サイクルと、 c)前記ダクト内で前記冷媒蒸発器の風下に配されて、
    通過する空気を加熱する加熱手段と、 d)前記ダクトより車室内へ吹き出される吹出空気の温
    度調節を行なう吹出空気温度調節手段と、 e)乗員が希望する車室内温度を設定する温度設定手段
    と、 f)車室外温度を検出する外気温検出手段と、 g)車室内温度を検出する内気温検出手段と、 h)車室内湿度を検出する車室内湿度検出手段と、 i)前記内気温検出手段で検出された車室内温度と前記
    温度設定手段で設定された設定温度との低い方の温度値
    と前記外気温検出手段で検出された車室外温度とを基に
    車両の窓ガラス内側表面の飽和湿度を算出する飽和湿度
    算出手段と、 j)この飽和湿度算出手段で算出された飽和湿度が、前
    記車室内湿度検出手段で検出された車室内湿度より小さ
    い時には前記冷媒圧縮機を駆動し、前記飽和湿度算出手
    段で算出された飽和湿度が、前記車室内湿度検出手段で
    検出された車室内湿度より大きい時には前記冷媒圧縮機
    を停止する圧縮機制御手段とを備えた車両用空気調和装
    置。
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