JP3195177B2 - 移動体特定装置 - Google Patents

移動体特定装置

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JP3195177B2
JP3195177B2 JP28472294A JP28472294A JP3195177B2 JP 3195177 B2 JP3195177 B2 JP 3195177B2 JP 28472294 A JP28472294 A JP 28472294A JP 28472294 A JP28472294 A JP 28472294A JP 3195177 B2 JP3195177 B2 JP 3195177B2
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    • G07B15/06Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems
    • G07B15/063Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems using wireless information transmission between the vehicle and a fixed station
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/01Detecting movement of traffic to be counted or controlled
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信により車両、コン
テナおよび人間等の移動体を特定する装置、さらには、
有料道路の料金所等において、通信により通過車両を特
定する移動体特定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車電話などの移動体通信
が普及している。移動体通信によれば車両が走行したま
ま非接触で情報交換が行えるため、渋滞情報や行き先案
内情報の取得など各種の用途についての利用が検討され
ている。
【0003】例えば、特開平6−13933号公報(従
来例1)には、無人搬送車等の移動体の識別装置が示さ
れており、この装置では移動体にタグユニットと呼ばれ
る比較的簡易な応答装置を設け、地上に固定された質問
器との間で、各種の情報交換を行うことが示されてい
る。特に、この装置では、通信エリアが広く複数の車両
が同時に通過することに対処するため、複数の質問器を
設け、複数の移動体との通信を確保する。そして、複数
の質問器の通信エリアが重複することをさけることがで
きないため、隣り合う質問器の搬送周波数を異ならせ、
混信を防止している。そして、この方式を利用すること
によって、各質問器で、移動体を個別に認識して、通信
を行うことができる。
【0004】また、IEEE VTC ’94 PRO
CEEDINGS,vol.3,pp.1512−15
16(従来例2)には、質問器として、通信領域が狭く
なるよう指向性を絞り、かつ指向性ビームを走査できる
アンテナを用い、指向性を制御することによって、狭い
通信領域を走査してカバーすべき通信領域を得る方法が
提案されている。この装置によれば、応答器の位置は通
信が成立したときの指向性ビームの走査位置となり、こ
の位置から車両の特定ができる。従って、この方式によ
っても、移動体を個別に認識して、通信を行うことがで
きる。
【0005】このように、従来のシステムにより、移動
体を個別に認識して、通信を行うことができる。そこ
で、このような移動体通信システムを有料道路の料金徴
収に利用することが提案されている。このシステムで
は、地上側に設置された料金ゲートとしての質問器と、
車載された応答器との間で電波を用いて必要な情報(車
両情報、運転者情報、料金など)の交換を行い、料金は
銀行引き落としなどで徴収する。このシステムによっ
て、車両はゲート通過するだけで、停止する必要がな
い。従って、運転者、道路管理者の両方の手間が省け、
また料金所における渋滞発生を防止することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例1の装置では、多数の応答器と同時に通信して各応
答器を識別する。このため、多数の質問器がそれぞれ干
渉なく通信できる必要があり、全体として広い周波数帯
域を必要とする。そこで、広い周波数帯域の電波を取り
扱わなければならず、大規模な回路が必要になるという
問題点があった。また、上記従来例2の装置では、1つ
の質問器でよいため周波数帯域はさほど広く必要とせ
ず、また電波の干渉をなくすことができる。しかし、質
問器の通信領域を狭くしているために、1つの質問器の
通信領域内で通信を済ませるためにはデータ伝送速度を
高速にする必要があり、結果として質問器の周波数帯域
が広がってしまう。また、データ伝送速度を速くしない
場合には、1つの走査領域内で通信が終了せず、応答器
の動きに合わせて走査を切換える複雑な制御が必要にな
るという問題点があった。
【0007】特に、自動料金徴収システムにおいては、
二輪車が集団で走行する場合や、複数の車両が同時に料
金所を通過する場合に、正常に通信できた通信車両と通
信できなかった不正車両を確実に判別する必要がある
が、上記従来例では、通信ができなかった不正車両を特
定することは困難であった。
【0008】本発明は、上記問題点を解決することを課
題としてなされたものであって、その目的は、質問器相
互の電波干渉を発生することなく、応答器を搭載した車
両を特定すると共に、通信せずに通過する不正車両を特
定することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、移動体の移動レーンをレーン幅方向に
バーする通信領域を有し、前記通信領域に進入した前記
移動体に搭載された応答器に対して無線通信を行う送信
器と、前記通信領域に対して前記レーン幅方向に複数の
受信エリアを設定し、設定された複数の受信エリア毎に
個々に前記応答器からの信号を受信する受信専用アンテ
ナと、前記通信領域に進入した前記移動体をその位置と
ともに検出する少なくとも1つの検出手段と、前記受信
専用アンテナによる受信エリア毎の受信結果に基づき、
前記検出手段で検出された移動体が前記送信器との間で
無線通信を行った移動体であるか否かを特定する制御手
段とを備え、前記受信専用アンテナの前記受信エリア
は、前記移動レーンのレーン方向の移動体進入側で前記
通信領域よりも広く設定されることを特徴とする。
【0010】また、本発明は、移動体の移動レーンをレ
ーン幅方向にカバーする通信領域を有し、前記通信領域
に進入した前記移動体に搭載された応答器との間で無線
により情報の送受信を行う質問器と、前記通信領域に対
して前記レーン幅方向に複数の受信エリアを設定し、設
定された複数の受信エリア毎に個々に前記応答器からの
信号を受信する受信専用アンテナと、前記通信領域に進
入した前記移動体をその位置とともに検出する少なくと
も1つの検出手段と、前記質問器の通信結果と前記受信
専用アンテナによる受信エリア毎の受信結果に基づき、
前記検出手段で検出された移動体が前記質問器との間で
無線による情報の送受信を行った移動体であるか否か
特定する制御手段とを備え、前記受信専用アンテナの前
記受信エリアは、前記移動レーンのレーン方向の移動体
進入側で前記通信領域よりも広く設定されることを特徴
とする。
【0011】ここで、前記検出手段は、前記通信領域を
カバーする撮影範囲を有し前記通信領域に進入した移動
体を撮影する撮像装置であり、前記制御手段は、前記受
信専用アンテナの受信データと質問器の受信データを比
する比較手段と、この比較手段の出力信号と前記撮像
装置からの画像信号とに基づき前記撮影装置で撮影され
た移動体が前記質問器との間で無線による情報の送受信
を行った移動体であるか否かを特定する処理手段とを備
えることができる
【0012】また、本発明において、前記受信専用アン
テナは複数の受信エリア毎にそれぞれ設けることができ
【0013】また、本発明において、前記受信エリア毎
に指向性ビームの方向を制御可能にしたビーム制御アン
テナを備えることができる。
【0014】また、本発明において、前記移動体は、道
路を走行する車両であり、前記送信器または質問器の通
信エリアは、道路の1レーンに対応する大きさに設定す
ることができる。
【0015】
【作用】本発明の移動体特定装置によれば、送信器の通
信領域内に通信可能な応答器を搭載した移動体が進入し
てくると、送信器は応答器に対し無線送信を行い、応答
器は送信器からの信号を受信するとこれに対し応答信号
を送信する。
【0016】一方、受信専用アンテナは、送信器の通信
領域を複数の領域に分割して各領域毎に応答器からの応
答信号を受信するべく待機している。応答器が存在する
受信エリアに対応する受信専用アンテナは、前記応答器
からの応答信号を受信することができる。従って、どの
受信エリアで応答器の応答信号を受信復調できたかが分
かれば応答器の位置を特定できる。
【0017】また、検出手段は、例えばレーダ装置ある
いは撮像装置やレーザ光を用いた3次元視覚センサ等に
より移動体の少なくとも2次元的な位置を特定できる装
置を用いることにより、送信器の通信領域に進入してく
る移動体をその位置とともに検出する。そこで、検出さ
れた移動体の位置を応答信号を受信できた受信専用アン
テナの受信専用エリアに重ね合わせ、受信エリア内に応
答器を搭載した移動体が撮影されていれば正常に通信で
きた移動体(通信移動体)と判定する。検出手段により
検出されながら移動通信体と特定されずに通過した移動
体は不正移動体として判断される。このようにして検出
手段の検出データから不正移動体を特定することができ
る。
【0018】なお、検出手段としてレーダ装置を用いる
場合には、このレーダ装置の送信機能を前記送信器とし
て用い、応答器はレーダ装置からの送信波に対して応答
する構成とすることができる。
【0019】また、次の発明では、質問器の通信領域内
に通信可能な応答器を搭載した移動体が進入してくる
と、質問器と応答器の間で所定の通信が行われる。例え
ば、応答器が電波の発信機能を有せず質問器からの電波
のみを用いて双方向のデータ伝送を行うパッシブ方式の
移動体識別装置の場合には、質問器は繰り返し起動信号
とこれに続く無変調のCW波を送信する。応答器は質問
器からの起動信号を受信すると、連続して送信される無
変調波を自身のデータで変調し、これを起動応答信号と
して質問器に対し返送する。これにより、質問器と応答
器の通信が成立し、質問器と応答器間のデータ通信が行
われる。
【0020】一方、応答器が電波の発信機能を有してい
るアクティブ方式の場合には、質問器の通信領域に応答
器を搭載した移動体が進入すると、質問器からの起動信
号を受信した応答器は、パッシブ方式のように質問器か
らの無変調波の受信を待つことなく、自身の発信する搬
送波を応答すべきデータで変調して送信する。また応答
器自身が電波を発することができるので、応答器側が自
ら送信したいデータがあれば、質問器の通信領域に進入
する以前より継続的に送信要求信号を送信しながら移動
し、質問器の通信領域に入ると応答器の送信要求信号を
受信した質問器との間で双方向のデータ通信を行うこと
も可能である。
【0021】一方、受信専用アンテナは、質問器の通信
領域を複数の領域に分割して各領域毎に応答器からのデ
ータを受信するべく待機している。応答器が存在する受
信エリアに対応する受信専用アンテナは、質問器が受信
した通信データと同一のデータを受信し復調することが
できる。従って、どの受信エリアで応答器のデータを受
信復調できたかが分かれば応答器の位置を特定できる。
【0022】また、検出手段は、質問器の通信領域に進
入してくる移動体を常時検出している。そこで、検出さ
れた画像上にデータが受信復調できた受信専用アンテナ
の受信エリアを重ね合わせ、領域内に応答器を搭載した
移動体が撮影されていれば、正常に通信できた車両と判
定する。画像上に検出されていながら通信車両と特定さ
れずに通過した車両は、不正車両と判断される。このよ
うにして、画像データから不正車両を特定することがで
きる。
【0023】また、次の発明では、受信専用アンテナの
受信データと質問器の受信データを比較し、受信エリア
を特定し、移動体を特定する。従って、確実な移動体の
特定が行える。
【0024】また、次の発明では、複数の受信エリアに
対応して受信専用アンテナをそれぞれ設ける。そこで、
各受信アンテナの受信内容によって、移動体の進入位置
を確実に検出できる。
【0025】また、次の発明では、ビーム制御アンテナ
を利用して、複数の受信エリアを1つの受信専用アンテ
ナでカバーする。これによって、受信専用アンテナの数
が少なくてよい。
【0026】また、次の発明では、受信専用アンテナの
受信エリアが送信器又は質問器の通信領域よりも移動体
の進入側で広くなるよう配置する。これによって、送信
器又は質問器の通信領域のうち移動体の進入する領域が
必ず受信エリアでカバーされるため、移動体の移動速度
が通信領域の移動体進入側前縁付近で極めて遅くなった
ようなとき(例えば、渋滞に巻き込まれたとき)でも受
信専用アンテナが応答器と送信器又は質問器との間の通
信を確実に捉えることができるので、応答器の位置を特
定することができる。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0028】「第1実施例」まず、本発明を予め定めら
れた移動領域としての車線(走行レーン)内を走行する
車両を特定する装置に適用した第1実施例を説明する。
第1実施例は、図1および図2に示すように、固定側に
配置される質問器10の通信領域aに進入した車両51
に搭載されている応答器50と双方向データ通信を行
う。質問器10は、レーンの幅員方向に少なくとも1レ
ーンをカバーし、走行方向には2台以上の車両が同時に
進入できない程度の大きさの通信領域aを有するように
設計されている。
【0029】受信専用アンテナ21,22は、レーンの
幅員方向に少なくとも2台以上の車両が同時に進入でき
ない程度の狭い受信エリアbを有するように設計され、
この受信エリアbを複数組合わせて通信領域aをカバー
する。本例では、2つの受信専用アンテナ21,22の
受信エリアbによって、質問器の通信領域aをカバーし
ている。
【0030】受信エリアbの組合わせは、図3に示すよ
うに、通信領域aを幅員方向に複数に分割し、それぞれ
の領域を受信エリアbを重複させてカバーする(A)の
方式、更にこれを走行方向にも分割しカバーする(B)
の方式、受信エリアを重複させずに受信エリア間に隙間
を設けカバーする(C)の方式がある。
【0031】いずれの方式の場合にも、幅員方向のエリ
ア幅は、2以上の移動体がそのエリア中に並列して存在
できないよう1.5m以下となるように設定することが
望ましい。
【0032】また、(C)の方式の場合には、受信専用
アンテナ21,22の受信エリアbでカバーできない通
信領域eは、質問器10の通信領域aの中に連続して1
つの領域となり、かつ、その領域幅が1.5m以下とな
るよう設定される。
【0033】本実施例では、(A)、(B)、(C)に
示されるいずれの組合わせでもよいが、受信専用アンテ
ナ21,22の受信エリアbが車両の進入側(車両が通
信領域aに進入する手前)で質問器10の通信領域aよ
りも広くなるように設定される。
【0034】このように配置することによって、移動体
が質問器10の通信領域aの前縁付近で停止したりある
いは移動速度が極めて低速になった場合でも、質問器1
0と応答器50との通信が受信専用アンテナ21又は2
2の受信エリア21b又は22bの外で行われてしま
い、受信エリアbによって通信位置を特定できなくなる
ことを防止できる。
【0035】また、一般に、質問器や受信専用アンテナ
の通信領域a,bは、温度や電圧の変動によるアンテナ
感度の変化等に応じ、その大きさが変わる。従って、図
3(A)や(B)のように受信領域を重複させた配置す
る場合には、温度や電圧などが使用環境範囲で変化した
ときに受信領域が変動しても隙間が生じないように設定
する必要がある。また、図3(C)のように隙間を設け
て受信領域を配置する場合には、温度や電圧などの使用
環境範囲で、当所重複しないように設定配置した受信領
域の大きさが環境の変化に伴って変動し重複を生じない
ように設定する。
【0036】検出手段としての撮像装置30は、通信領
域aに進入してきた車両51、52を撮像するための装
置で、CCDカメラなどを用いる。撮像装置30がカバ
ーするエリア(撮像エリアc)は、通信領域a内に存在
するすべての車両が画面内に入るように設定される。但
し、これは、1台の撮像装置で実現する必要はなく、複
数台の撮像装置で実現してもかまわない。
【0037】質問器l0、受信専用アンテナ21,2
2、撮像装置30などの固定側の各路上装置は、路側に
設置された制御装置40にそれぞれ接続されている。
【0038】この制御装置40は、図5に示すように、
各レーン毎に固定側装置の信号処理と動作制御を行うレ
ーン信号処理回路401,402,…,40n(以下、
これらをまとめて400と表わす)と、各レーン間の協
調制御を行うレーン間制御回路410を内蔵しており、
前記レーン信号処理回路400上に設けられた各路上装
置の制御回路に、レーン毎のそれぞれの路上装置が接続
される。
【0039】すなわち、図4に示すように、質問器10
は質問器制御回路41に、撮像装置30は撮像装置制御
回路43に、受信専用アンテナ21,22はそれぞれ受
信アンテナ制御回路42上の対応するアンテナ制御回路
42l,422に接続されている。また、質問器制御回
路41はアンテナ制御回路42と接続され、受信専用ア
ンテナ21,22が質問器l0と同期をとって動作する
よう制御される。
【0040】質問器制御回路41及びアンテナ制御回路
421,422の出力は、それぞれデータ比較回路44
に接続されており、このデータ比較回路44で、質問器
制御回路41で得たデータとアンテナ制御回路421,
422で得たデータが互いに一致しているかどうかが比
較判定される。
【0041】データ比較回路44の出力は、画像処理回
路45に接続されており、データ比較回路44で得られ
た一致信号441が画像処理回路に供給される。なお、
本例では、通信領域aへの車両の進入を検知する車両検
知器60が設けられ、レーン信号処理回路400には車
両検知器制御回路46が組み込まれており、これらが相
互に接続されている。そこで、車両の進入が車両検知器
制御回路46において認識される。車両検知器制御回路
46の出力は、質問器制御回路41、撮像装置制御回路
43、画像処理回路45に接続され、制御開始タイミン
グ信号として用いる。
【0042】車両検知器60を用いない場合には、質問
器10はその通信領域a内に車両が進入していない時に
も定常的に起動信号100と、応答器50からの起動応
答信号l30を受信するためのCW波1l0とを繰り返
し送信する。また、この動作に合わせて、受信アンテナ
制御回路42、撮像装置制御回路43、画像処理回路4
5が動作する。
【0043】以下、第l実施例の作用を説明する。図1
に示すように、応答器50を搭載した車両5lが質問器
の通信領域aに進入するとともに受信専用アンテナ21
の受信エリア21bに進入した場合を考える。
【0044】車両51は、車両検知器60によって検知
され、車両検知器制御回路46から質問器制御回路4
1、撮像装置制御回路43、画像処理回路45のそれぞ
れに対し、動作開姶信号が送出される。動作開始信号を
受けた質問器10は、図6(a)に示すように、応答器
50に対して起動信号100と、これに引き続き応答器
50からの起動応答信号130を受信するためのCW波
110を交互に送信する。
【0045】一方、起動信号100を受信した応答器5
0は、自身の持つ固有データ(識別コード)で質問器5
0から放射されたCW波110を変調し、起動応答信号
130として質問器10に反射・返送する。起動応答信
号130を受信した質問器10は、受信信号を質問器制
御回路4lに送り復調すると共に、引き続き応答器50
との必要データのやりとりのために、命令信号120と
それに引き続くCW波1l0を送信し、送信(ダウンリ
ンク)と受信(アップリンク)を行う。
【0046】質問器制御回路41で復調された起動応答
信号130およびデータ信号140は、データ比較回路
44に出力される。
【0047】受信専用アンテナ21は、応答器50の返
送する起動応答信号130とデータ信号140を受信す
ることができ、アンテナ制御回路421では、質問器制
御回路41の復調したデータと同じデータが復調され
る。アンテナ制御回路421では、この復調データに基
づき、アンテナ固有コード421fを含む一致信号44
1を画像処理回路45に送出する。
【0048】一方、撮像装置30は撮像装置制御回路4
3で制御され、動作開始信号により撮像領域cを撮影す
る。撮影された画像データは、撮像装置制御回路43を
介して画像処理回路45に送られる。進入車両51があ
る場合には、画像データ上に撮像される。画像処理回路
45では、送られてきた画像データに受信専用アンテナ
21,22の受信エリア2lb、22bを重ね合わせマ
ーキングしておく。データ比較回路44から一致信号4
41が入力されたら、一致信号441に含まれるアンテ
ナ固有コード421fに対応する受信エリア21bをマ
ーキングする。ここで、受信専用アンテナ21で通信デ
ータが受信できる場合には、少なくともその受信エリア
21b内に応答器50が撮像されているはずである。従
って、マーキングされた受信エリア21bに撮像されて
いる車両51にもマーキングを行い、正常に通信した車
両であることを特定する。
【0049】応答器50が、受信エリア21b、22b
の重複エリアdに存在する場合は、受信専用アンテナ2
lと22の両方でデータが受信できるので、データ比較
回路44の出力である一致信号441には、アンテナ固
有コード42lfと422fの両方が含まれて出力され
る。この場合、画像処理回路45は、受信エリア21b
と22bの重複エリアdをマーキングし、そこに撮像さ
れている車両5lにもマーキングを行い通信車両である
ことを特定する。
【0050】また、応答器50が図3(C)のように配
置された受信エリア21b,22bがカバーしていない
通信領域eに進入した場合は、質問器10との通信は成
立するが受信専用アンテナ21,22ではデータを受信
できない。従って、データ比較回路44には、受信アン
テナ制御回路42からのデータ+アンテナ固有コードf
は入力されず、質問器制御回路からの受信データのみが
入力される。このときデータ比較回路44は、一致信号
441としてアンテナ固有コードfに代わる通信領域g
に相当する信号を含んで出力する。
【0051】従って、図3(C)の配置の場合、応答器
50が質問器10の通信領域eに存在する場合には受信
専用アンテナ21,22の受信エリア21b,22bに
よってカバーされてはいないが、質問器10との通信が
成立したことによって通信領域eの中にいることは確実
である。また、この通信領域eは一つの車線に1ヶ所だ
けになるように設定され、かつ領域幅が複数の車両が同
時に進入できない1.5m以下に設定されているので、
応答器50は撮像装置30によって撮像された画像上
で、受信エリア21b,22bでカバーされない通信領
域e内に存在する車両のものであることが特定できる。
【0052】そして、図lに示すように、応答器を搭載
していない不正車両52が進入してきた場合、質問器1
0及び受信専用アンテナ21,22が応答器50からの
起動応答信号130およびデータ信号140を受信する
ことができない。このため、画像処理回路45は一致信
号441が得られず、画面データ上で受信エリアはマー
キングされない。従って、不正車両52はマーキングさ
れることなく、撮像領域cを通過する。従って、撮像画
像上で最後までマーキングされずに残った車両52が不
正車両と特定される。
【0053】このように、正常な応答器50を搭載した
車両51と応答器不搭載などの不正車両52が、同時に
質問器10の通信領域aに存在する場合でも、それぞれ
を通信車両、不正車両と正しく特定できる。
【0054】「第2実施例」次に、本発明の第2実施例
について説明する。本実施例は、図7および図8に示す
ように、第l実施例の複数の受信専用アンテナ21,2
2をその指向性が電子的に制御できる1つのビーム制御
型受信専用アンテナ20で置き換えたものである。
【0055】図9に示すように、質問器10の通信領域
aをビーム制御型受信アンテナ20の持つ狭い受信エリ
ア20bで隙問の生じないよう走査してカバーする。こ
の場合、受信アンテナ制御回路42には、図10に示す
ように、応答器50から返送された起動応答信号130
やデータ信号140を復調するデータ信号処理回路42
3に加え、ビーム制御型受信アンテナ20のアンテナビ
ームの方向を制御し、受信エリア20bの位置を制御す
るビーム制御回路424が含まれている。
【0056】データ信号処理回路423とビーム制御回
路424は互いに接続され、かつそれぞれビーム制御型
受信アンテナ20に接続されている。また、データ信号
処理回路423の出力は、データ比較回路44に接続さ
れている。他の部分の構成は、第lの実施例と同じであ
る。
【0057】以下、第2実施例について、第1実施例と
異なる部分を中心に、作用を説明する。
【0058】質問器10の通信領域aに車両51が進入
すると、車両検知器60によって検知され、制御装置4
0の各部が動作を開始する。ビーム制御型受信アンテナ
20は、受信アンテナ制御回路42のビーム制御回路4
24の制御信号に基づき、質問器10がCW波110を
送信中にビーム制御型受信アンテナ20の指向性ビーム
をステップ的に変化させる。例えば、その受信エリア2
0bがステップ的に移動して隙間無く通信領域aをカバ
ーするように、図9に示すように、→→→→
→→の順に指向性ビームを走査する。受信エリア2
0bが応答器50を含む位置に制御されたときには、ビ
ーム制御型受信アンテナ20は応答器50から返送され
る起動応答信号130やデータ信号140が受信され
る。
【0059】データ信号処理回路423は、起動応答信
号130やデータ信号140を復調する。この時データ
信号処理回路423は、ビーム制御回路424からその
ビーム制御信号より求まるビーム位置信号gを入力し、
復調された受信信号と共にデータ比較回路44に出力す
る。
【0060】データ比較回路44は、質問器制御回路4
1と受信アンテナ制御回路42から入力された二つのデ
ータを比較し、予め定めたある一定長以上のデータが一
致すれば、ビーム位置信号gを含む一致信号441を画
像処理回路45に送出する。一方、撮像装置30は撮像
装置制御回路43で制御され、動作開始信号により撮像
領域cを撮影する。撮影された画像データは、撮像装置
制御回路43を介して画像処理装置45に送られる。進
入車両5lがある場合にマーキングされた受信エリア2
0bに撮像されている車両51にもマーキングを行い、
正常に通信した車両であることを特定する。
【0061】応答器50がビーム制御型受信アンテナの
隣接する受信エリア20bの重複部分dに存在する場合
は、それぞれのビーム位置でデータが受信できるので、
データ比較回路44の出力である一致信号44lには、
隣接する複数のビーム位置信号gが含まれて出力され
る。この場合、画像処理回路45は、隣接する受信エリ
ア20bの重複エリアdをマーキングし、そこに撮像さ
れている車両51にもマーキングを行い、通信車両であ
ることを特定する。
【0062】応答器を搭載していない不正車両52の場
合には、質問器10及びビーム制御型受信アンテナ20
が応答器からの起動応答信号130およびデータ信号1
40を受信できないので、画像処理回路45は一致信号
441が得られず、画面データ上で受信エリアはマーキ
ングされない。従って、不正車両52はマーキングされ
ることなく撮像領域cを通過する。すなわち、撮像画像
上で最後までマーキングされずに残った車両52が不正
車両と特定される。
【0063】このように、正常な応答器50を搭載した
車両51と応答器不搭載などの不正車両52が、同時に
質問器10の通信領域aに存在する場合でも、それぞれ
を通信車両、不正車両と正しく特定できる。
【0064】前記第1および第2実施例では、応答器か
らのデータ通信の電波として質問器からの電波を利用す
るパッシブ方式の移動体識別装置を想定して説明を行っ
たが、応答器として自身が電波を発することができるア
クティブ方式を用いた場合には図6(b)のように、応
答器からの応答データを受信するために質問器が送信し
ていたCW波110は送信の必要がなくなり、応答器自
身の電波によって応答器の起動応答信号130及びデー
タ信号140が、質問器に送信されることになるだけ
で、本発明の構成・作用及び効果に何等影響を及ぼすも
のではない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信器の通信領域内に通信可能な応答器を搭載した移動
体が進入してくると、送信器は応答器に対し無線送信を
行い、応答器は送信器からの信号を受信するとこれに対
し応答信号を送信する。
【0066】一方、受信専用アンテナは、送信器の通信
領域を複数の領域に分割して各領域毎に応答器からの応
答信号を受信するべく待機している。応答器が存在する
受信エリアに対応する受信専用アンテナは、前記応答器
からの応答信号を受信することができる。従って、どの
受信エリアで応答器の応答信号を受信復調できたかが分
かれば応答器の位置を特定できる。
【0067】また、検出手段は、例えばレーダ装置ある
いは撮像装置やレーザ光を用いた3次元視覚センサ等に
より移動体の少なくとも2次元的な位置を特定できる装
置を用いることにより、送信器の通信領域に進入してく
る移動体をその位置とともに検出する。そこで、検出さ
れた移動体の位置を応答信号を受信できた受信専用アン
テナの受信専用エリアに重ね合わせ、受信エリア内に応
答器を搭載した移動体が撮影されていれば正常に通信で
きた移動体(通信移動体)と判定する。検出手段により
検出されながら移動通信体と特定されずに通過した移動
体は不正移動体として判断される。このようにして検出
手段の検出データから不正移動体を特定することができ
る。
【0068】なお、検出手段としてレーダ装置を用いる
場合には、このレーダ装置の送信機能を前記送信器とし
て用い、応答器はレーダ装置からの送信波に対して応答
する構成とすることができる。
【0069】また、次の発明では、質問器の通信領域を
分割受信する受信エリアの狭い受信専用アンテナを設け
ることにより、送信器からの信号に対し応答する応答器
の位置が受信専用アンテナの受信エリア単位で特定する
ことができる。従って、この情報を検出手段により検出
された移動体の位置と対応させることにより、正常に通
信できた移動体がその位置と共に特定できる。また、応
答器の不搭載移動体や故障している応答器を搭載した移
動体は応答信号を発することなく通信領域を通過してし
まう。このため、検出された移動体で通信移動体と特定
されずに通過した移動体が不正移動体であると判定でき
る。これにより、1つの通信領域に複数の移動体が存在
し、通信移動体と不正移動体とが混在している場合で
も、それぞれを分離して特定することができる。
【0070】また、次の発明では、受信専用アンテナの
受信データと質問器の受信データを比較し、受信エリア
を特定し、車両を特定する。従って、確実な車両の特定
が行える。
【0071】また、次の発明では、複数の受信エリアに
対応して受信専用アンテナをそれぞれ設ける。そこで、
各受信アンテナの受信内容によって、車両の進入位置を
確実に検知できる。
【0072】また、次の発明では、ビーム制御アンテナ
を利用して、複数の受信エリアを1つの受信専用アンテ
ナカバーする。これによって、受信専用アンテナの数が
少なくてよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】受信エリアそれぞれに対応する複数の受信専用
アンテナを設けて通信領域をカバーする例の構成概要の
平面図である。
【図2】受信エリアそれぞれに対応する複数の受信専用
アンテナを設けて通信領域をカバーする例の構成概要の
側面図である。
【図3】受信専用アンテナの受信エリアによる通信領域
のカバー方法を示す説明図である。
【図4】複数の受信専用アンテナを用いた場合のレーン
信号処理回路の構成図である。
【図5】複数の受信専用アンテナを用いた場合のシステ
ム構成図である。
【図6】質問器と応答器の通信手順を示すタイミングチ
ャートである。
【図7】受信エリアの位置をその指向性ビームの方向を
制御することによって変更できる1つのビーム制御型ア
ンテナを設けて通信領域をカバーする例の構成概要の平
面図である。
【図8】ビーム制御型受信専用アンテナを用いた場合の
システム構成図である。
【図9】受信専用アンテナの受信エリアによる通信領域
のカバー方法を示す説明図である。
【図10】ビーム制御型受信専用アンテナを用いた場合
のレーン信号処理回路の構成図である。
【符号の説明】
10 質問器 20,21,22 受信専用アンテナ 30 撮像装置 40 制御装置 44 データ比較回路 45 画像処理回路 60 車両検知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 和正 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 八木 浩一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−86864(JP,A) 特開 平6−236497(JP,A) 特開 平3−182997(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/59 G01S 13/74 G08G 1/017

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の移動レーンをレーン幅方向に
    バーする通信領域を有し、前記通信領域に進入した前記
    移動体に搭載された応答器に対して無線通信を行う送信
    器と、前記通信領域に対して前記レーン幅方向に複数の受信エ
    リアを設定し、設定された複数の受信エリア毎に個々に
    前記応答器からの信号を受信する 受信専用アンテナと、前記通信領域に進入した前記移動体をその位置とともに
    検出する少なくとも1つの検出手段と、 前記受信専用アンテナによる受信エリア毎の受信結果に
    基づき、前記検出手段で検出された移動体が前記送信器
    との間で無線通信を行った移動体であるか否かを特定す
    る制御手段と、 を備え、前記受信専用アンテナの前記受信エリアは、前
    記移動レーンのレーン方向の移動体進入側で前記通信領
    域よりも広く設定されることを特徴とする移動体特定装
    置。
  2. 【請求項2】 移動体の移動レーンをレーン幅方向に
    バーする通信領域を有し、前記通信領域に進入した前記
    移動体に搭載された応答器との間で無線により情報の送
    受信を行う質問器と、前記通信領域に対して前記レーン幅方向に複数の受信エ
    リアを設定し、設定された複数の受信エリア毎に個々に
    前記応答器からの信号を受信する 受信専用アンテナと、前記通信領域に進入した前記移動体をその位置とともに
    検出する少なくとも1つの検出手段と、 前記質問器の通信結果と前記受信専用アンテナによる受
    信エリア毎の受信結果に基づき、前記検出手段で検出さ
    れた移動体が前記質問器との間で無線による情報の送受
    信を行った移動体であるか否かを特定する制御手段と、 を備え、前記受信専用アンテナの前記受信エリアは、前
    記移動レーンのレーン方向の移動体進入側で前記通信領
    域よりも広く設定されることを特徴とする移動体特定装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、 前記検出手段は、前記通信領域をカバーする撮影範囲を
    有し前記通信領域に進入した移動体を撮影する撮像装置
    であり、 前記制御手段は、前記受信専用アンテナの受信データと
    質問器の受信データを比較する比較手段と、この比較手
    段の出力信号と前記撮像装置からの画像信号とに基づき
    前記撮影装置で撮影された移動体が前記質問器との間で
    無線による情報の送受信を行った移動体であるか否かを
    特定する処理手段と、を備えることを特徴とする移動体
    特定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の装置において、前記受信専用アンテナは、前記複数の受信エリア毎にそ
    れぞれ設けられる ことを特徴とする移動体特定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載の装置において、 前記受信エリア毎に指向性ビームの方向を制御可能にし
    たビーム制御アンテナを備えることを特徴とする移動体
    特定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つに記載の装
    置において、 前記移動体は、道路を走行する車両であり、 前記送信器または質問器の通信エリアは、道路の1レー
    ンに対応する大きさに設定されている ことを特徴とする
    移動体特定装置。
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