JPH11120396A - 通信車両判定装置及び通信車両判定方法 - Google Patents

通信車両判定装置及び通信車両判定方法

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JPH11120396A
JPH11120396A JP9285437A JP28543797A JPH11120396A JP H11120396 A JPH11120396 A JP H11120396A JP 9285437 A JP9285437 A JP 9285437A JP 28543797 A JP28543797 A JP 28543797A JP H11120396 A JPH11120396 A JP H11120396A
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JP
Japan
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vehicle
wireless communication
radio wave
arrival
shape
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JP9285437A
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Atsushi Kono
篤 光野
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NEC Corp
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    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07BTICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
    • G07B15/00Arrangements or apparatus for collecting fares, tolls or entrance fees at one or more control points
    • G07B15/06Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems
    • G07B15/063Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems using wireless information transmission between the vehicle and a fixed station
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/01Detecting movement of traffic to be counted or controlled
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  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両が通行する施設のゲートを接近して通過
する複数の車両の中で通信車両を特定する。 【解決手段】 通行車両の画像データから車両形状を検
出する車両分類装置1と、無線電波の到来方向を計測す
る方位測定装置3と、車両分類装置1及び方位測定装置
3の出力に基づいて通行車両が通信車両であるか否かを
判定する車両識別部4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両が通行する施設
と通行車両との間で無線通信を行う無線通信システムに
おける通信車両判定装置及び通信車両判定方法に関し、
特に通信車両から送信される無線電波の到来方向から通
信車両を特定する電波到来角計測方式を用いた通信車両
判定装置及び通信車両判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両が通行する施設と通行車両との間で
無線通信を行う無線通信システムには、例えば有料道路
を通行する車両に対して無線通信により利用料金を課金
する自動料金収受(以下、自動料金収受のことをETC
(Electronic Toll Collection)という)システムがあ
る。ETCシステムにおいては、車両に無線通信装置と
ICカード等の電子支払手段とが搭載され、有料道路の
料金所(ゲート)に車両の無線通信装置と交信するため
の無線通信装置が設置されている。そして、有料道路の
利用料金の収受は車両及び料金所それぞれの無線通信装
置間の交信によって行われ、利用料金は車両の電子支払
手段から引落とされる。このため、従来の料金所にET
C対応車両(以下、ETC車両という)の専用レーン又
はETC非対応車両(以下、非ETC車両という)との
混在レーンを設定することで、ETC車両と料金所との
無線通信によってETC車両の運転者と接触することな
く料金収受を行うことができる。料金所で車両を停止さ
せることなく有料道路の利用料金を収受することができ
るので、ETCシステムを用いることによって渋滞によ
る経済的損失の回避や、利用者の利便の促進、課金業務
の省人化等の優れた効果が得られる。
【0003】このETCシステムの動作について図11
を用いて説明する。図11は従来のETCシステムの構
成を示す平面図である。料金所に配設された無線通信用
空中線121の通信設定領域AにETC車両142が進
入すると、無線通信用空中線121を含む料金所の無線
通信装置とETC車両142に搭載された無線通信装置
141との間でETCのための通信が成立する。しか
し、非ETC車両(図示せず)がETC車両142の専
用レーン又は非ETC車両との混在レーンに進入する
と、進入車両との間で通信が行われないので、料金所側
は表示機105に「停止」の表示をして非ETC車両を
停止させる。そして、料金所が有料道路の入口にあれば
発券機151によって通行券を発行し、料金所が有料道
路の出口にあればブース152の係員が利用料金の課金
処理を行う。その際、停止の指示に従わない違法車両に
対しては車両ナンバー及び運転者を撮影し、後日その利
用料金を請求する手続きがとられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ETCのた
めの通信が行われる通信設定領域Aは領域内に複数台の
車両が同時に存在しにくいように、無線通信用空中線1
21の手前数メートルの範囲に設定される。しかし、通
信回線はシステムマージンを見込んで設計されるととも
に、無線通信用空中線121のビーム成形には限界があ
るため、通信設定領域A外でも通信が成立する場合があ
る。このETCのための通信が成立する領域を通信可能
領域Bという。
【0005】この通信可能領域Bは通信設定領域Aに比
べて広域になるため、通信可能領域Bに複数台の車両が
同時に存在することは容易に起こりうる。このため、図
12に示すように、非ETC車両144に続いてETC
車両142が連続して料金所に進入し、通信可能領域B
内に非ETC車両144とETC車両142とが同時に
存在する場合がある。この場合、先行する非ETC車両
144とはETCの通信が成立しないが、後続のETC
車両142との間で通信が成立する。しかし、ETCの
ための通信信号が何れの車両から送信されたものである
のか判別できないため、料金所側は非ETC車両144
との間でETCの手続きが完了したと誤認して非ETC
車両144を通過させてしまう。このため、非ETC車
両144は料金未徴収となり、利用料金の課金処理を正
しく行うことができないという問題が発生した。
【0006】本発明は上記した課題を解決するためにな
されたものであり、その目的は、車両が通行する施設の
ゲートを接近して通過する複数の車両の中で通信車両を
特定することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、車両が通行する施設のゲートに配
設された第1の無線通信手段と、車両に搭載されかつ第
1の無線通信手段との間で無線通信を行う第2の無線通
信手段と、第1の無線通信手段の近傍に配設されかつ第
2の無線通信手段から送信される無線電波の到来方向の
基準方向に対する到来角度を計測してこの到来角度を出
力する方位測定手段と、車両の画像データを得てこの画
像データを出力する撮像手段と、この撮像手段に接続さ
れかつ画像データを基に車両の形状を検出して車両形状
データを出力する画像処理手段と、方位測定手段及び画
像処理手段に接続されかつ車両形状データを基に第2の
無線通信手段の設置範囲を推定しこの設置範囲を基に車
両が所定の位置に達したときの無線電波の到来角度範囲
を算出し方位測定手段から出力される車両が所定の位置
に達したときの無線電波の到来角度が到来角度範囲内に
あれば所定の位置に達した車両が第2の無線通信手段を
搭載した車両であると判定する車両識別手段とを備えて
いる。すなわち、車両が通行する施設のゲートにおいて
撮像手段で車両の画像データを得て、この画像データを
基に画像処理手段で車両の形状を検出し、画像処理手段
から出力される車両形状データを基に車両に搭載される
第2の無線通信手段の設置範囲を車両識別手段で推定
し、車両が所定の位置に達したときに第2の無線通信手
段が方位測定手段に送信する無線電波の到来方向の基準
方向に対する到来角度の角度範囲を設置範囲を基に車両
識別手段で算出し、方位測定手段から出力される車両が
所定の位置に達したときの無線電波の到来角度が角度範
囲内にあれば所定の位置に達した車両が第2の無線通信
手段を搭載した車両であると車両識別手段で判定する。
【0008】車両が縦列で進入するゲートにおいては、
複数台の車両の車間距離が短い場合でも、各車両に対し
て算出される無線電波の到来角度範囲が重なることはな
い。したがって、複数台の車両が接近して走行していて
も、その中で第2の無線通信手段を搭載した車両(すな
わち、通信車両)を特定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明による通
信車両判定装置の一実施の形態の構成を示すブロック図
であり、通信車両判定装置が有料道路に使用されるET
Cシステムに適用された場合を示している。
【0010】図1に示す通信車両判定装置では、車両分
類装置1と、第1の無線通信装置2と、方位測定(以
下、方位測定のことをDF(Directional Finding )と
いう)装置3と、車両識別部4と、表示機5とが料金所
(ゲート)に設置され、第2の無線通信装置41がET
C車両(図示せず)に搭載されている。また、車両分類
装置1は撮像手段としてのテレビカメラ11及び画像処
理部12を備え、無線通信装置2は無線通信用空中線2
1及び無線制御部22を備え、DF装置3はDF空中線
31及びDF信号処理部37を備えている。
【0011】図1に示すように、テレビカメラ11の出
力側は画像処理部12に接続され、無線通信用空中線2
1は無線制御部22に接続され、DF空中線31はDF
信号処理部37に接続されている。また、DF信号処理
部37は無線制御部22の出力側に接続され、車両識別
部4は画像処理部12、無線制御部22及びDF信号処
理部37それぞれの出力側に接続されており、表示機5
は車両識別部4の出力側に接続されている。
【0012】図2は図1に示した通信車両判定装置の斜
視図である。図2に示すように、ETCレーン6を跨ぐ
ようにアーチ8が配設されており、このアーチ8にはE
TCレーン6のほぼ直上に位置するように無線通信用空
中線21及びDF空中線31が並べて取り付けられてい
る。無線通信用空中線21の通信設定領域A近傍の路側
7にはテレビカメラ11が設置されており、さらに路側
7には画像処理部12、無線制御部22、DF信号処理
部37及び車両識別部4が収容された筐体9と表示機5
とが設置されている。無線通信装置41はETCレーン
6を通行するETC車両42のダッシュボード上に装着
されている。なお、43はETCレーン6を通行する車
両である。
【0013】図1の説明に戻る。無線制御部22は、例
えば図3に示す無線フレームフォーマットにしたがって
動作する。無線制御部22は通信スロットに対応して、
無線通信用空中線21の通信可能領域Bにある無線通信
装置41との間で、予め定められた通信プロトコルにし
たがってETCのための通信を行う。また、無線制御部
22はDFスロットに対応して、無線通信装置41から
送信されるDFのための無線電波のサンプリングをDF
信号処理部37に指示する。
【0014】また、無線制御部22は、通信可能領域B
にある各無線通信装置41に対して、ETCのための通
信を行う時間とDFのための無線電波を送信する時間と
を割り当てる。これにより、通信可能領域B内に複数台
の無線通信装置41が同時に存在しても、無線制御部2
2はETC処理とDFとを各無線通信装置41毎に時分
割処理することができる。図3における通信スロット及
びDFスロットはそれぞれ4個のスロットを含んでお
り、この場合、無線制御部22は通信可能領域Bにある
4台の無線通信装置41と同時に交信することができ
る。通信スロット及びDFスロットに含まれる各スロッ
ト数は、通信可能領域Bに同時走行可能な車両43の最
大数に対応している。
【0015】再び図1の説明に戻る。DF空中線31
は、無線通信装置41から送信されるDFのための無線
電波を受信して、DF信号処理部37に供給する。ま
た、DF空中線31は無線通信用空中線21の近傍に並
べて設置されているため、DF装置3の有効測定範囲と
無線通信装置2の通信可能領域Bとをほぼ一致させるこ
とができる。DF信号処理部37は、DF空中線31が
受信した無線電波に対して信号処理を行い、この無線電
波の到来角度を計測する。ここでいう無線電波の到来角
度とは、無線電波の受信方向と鉛直方向とのなす角度で
ある。
【0016】DF信号処理部37は、2素子アレイ空中
線の受信信号の位相差から到来方向を推定するインター
フェロメータの原理に基づいて動作する。素子間隔dの
2素子アレイ空中線に、波長λの無線電波が鉛直方向に
対して角度θの方向から入射するとする。このとき、2
素子アレイ空中線を構成する各受信素子M,Nによって
受信される受信信号XM ,XN (受信信号XM ,XN
複素信号である)の位相差Δφは、次の(1)式で表さ
れる。 Δφ=XMN */|XMN | =exp{2πdsin(θ/λ)} (1) ここで、* は複素共役を表す。受信信号XM ,XN から
位相差Δφがわかれば、(1)式より無線電波の到来角
度θを求められる。
【0017】車両分類装置1は、図1に示したように、
テレビカメラ11と画像処理部12とによって構成され
る。図2に示したようにテレビカメラ11は路側7に設
置されており、ETCレーン6を通過する車両43の側
面を撮影する。また、画像処理部12は、テレビカメラ
11から出力される画像データを基に車両43の形状を
検出し、この車両形状をモデル化して車両形状データと
して車両識別部4に出力する。
【0018】なお、図1に示した通信車両判定装置では
撮像手段としてテレビカメラ11を用いているが、車両
識別部4が後述する無線通信装置41の設置範囲を推定
できる程度の画像データを提供できるものであれば、撮
像手段として使用することができる。例えば、ETCレ
ーン6の上方に配設されたレーザ光等の光源と、この光
源に対して道路横断方向に配設されたCCDカメラとを
備え、ETCレーン6の車両進行方向に投射された光ビ
ームの反射光を撮像する手段も、ここでいう撮像手段に
含まれる。
【0019】車両識別部4は、画像処理部12から出力
される車両形状データから、DFのための無線電波の到
来角度範囲を算出する。そして車両識別部4は、車両4
3の先端が所定の位置に達したときの無線電波の到来角
度が、算出した到来角度範囲内にあるかどうかで、車両
43がETC車両42であるかどうかを識別する。ここ
で、図4〜図6を用いて、無線電波の到来角度範囲の算
出方法について説明する。図4はモデル化された車両4
3における無線通信装置41の設置範囲を示す側面図で
あり、(A)は4輪車の側面図、(B)は自動2輪車の
側面図である。また、図5は車両前部の画像データに基
づいてモデル化された車両43の側面図である。また、
図6はDFのための無線電波の到来角度範囲の算出方法
を説明するための説明図である。
【0020】図4に示すように、モデル化された車両4
3の側面形状から、無線通信装置41の設置範囲Cを推
定することができる。すなわち、4輪車の場合、ダッシ
ュボード上に無線通信装置41が設置されると仮定する
と、無線通信装置41は図4(A)に示す設置範囲Cに
あると推定される。また、自動2輪車の場合、ハンドル
を含む前部ボディ上に無線通信装置41が設置されると
仮定すると、無線通信装置41は例えば図4(B)に示
す設置範囲Cにあると推定される。ところで、テレビカ
メラ11によって得られる車両43の画像は、車両43
全体の画像でなくてもよい。例えば車両43の前部の画
像が得られれば、画像処理部12で車両形状をモデル化
することにより、図5に示すように車両識別部4で無線
通信装置41の設置範囲Cを推定することができるから
である。
【0021】車両43が所定の位置に到達し、これを検
出することによって読み出された到来角度データは、遅
延誤差により、図6に示すような無線通信装置41の設
置範囲Cを含む範囲Dから送出された無線電波の到来角
度データとなる。この範囲DをDF電波出力範囲をい
う。ここで遅延誤差とは、DF装置3による無線電波の
到来角度の演算に伴う遅延と、車両43が所定の位置に
達してから到来角度データが読み出されるまでに要する
時間とに基づく誤差である。この遅延誤差は見積もるこ
とができるので、無線通信装置41の設置範囲Cを基に
DF電波出力範囲Dを設定することができる。ここでは
簡単のため、DF電波出力範囲Dを車両進行方向がa、
高さがbの長方形の範囲とする。
【0022】DF電波出力範囲DからDFの角度原点O
までの距離をLとし、DF電波出力範囲Dの高さをHと
すると、DF電波出力範囲Dから送出される無線電波の
到来角度範囲は角度θ1 〜θ2 の範囲となる。このと
き、tanθ1=L/(T−H),tanθ2=(L+a)/
(T−H−b)となるから、角度θ1 ,θ2 はそれぞれ
次の(2)式及び(3)式によって求められる。 θ1=tan-1{L/(T−H)} (2) θ2=tan-1{(L+a)/(T−H−b)} (3)
【0023】したがって、車両識別部4は車両43が図
6に示す所定の位置Pに達したときの無線電波の到来角
度が、(2)式及び(3)式によって求められた到来角
度範囲(θ1 〜θ2 )内にあれば、この車両43をET
C車両42と識別する。なお、DF装置3によって計測
された無線電波の到来角度にはDF誤差が含まれるた
め、実際に到来角度範囲(θ1 〜θ2 )を設定する場合
には、このDF誤差を考慮するものとする。
【0024】また、「所定の位置」PはDF装置3が無
線電波の到来角度を検出できるような位置に設定され
る。また、車両43が縦列で進入するゲートにおいて
は、車両43のDF電波出力範囲Dを適切に設定するこ
とによって、車両43の無線電波の到来角度範囲(θ1
〜θ2 )がその前後を走行する車両43の到来角度範囲
(θ1 〜θ2 )と重ならないようにすることができる。
【0025】次に、図7〜図9を用いて図1に示した通
信車両判定装置の動作について説明する。図7は図1に
示した無線通信装置2及びDF装置3の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。また、図8は車両識
別部4が作成するDFテーブルを示す図である。また、
図9は図1に示した車両識別部4の動作の流れを示すフ
ローチャートである。
【0026】まず、図7を用いて無線通信装置2及びD
F装置3の動作を説明する。無線通信装置2は、各フレ
ームのはじめにフレーム同期パルスを出力する(図7
(A))。ETC車両42が有料道路の料金所に設けら
れたETCレーン6に進入してきて、無線通信用空中線
21の通信可能領域Bに入ると、ETC車両42に搭載
された無線通信装置41はETCのための通信権を求め
て、料金所に設置された無線通信装置2に信号を送信す
る。
【0027】無線通信用空中線21がこの信号を受信し
て無線制御部22に送ると、無線制御部22はこの信号
を送信したETC車両42を車両登録する。さらに無線
制御部22は、無線通信装置41とETCのための通信
を行う通信スロットと、無線通信装置41がDFのため
の無線電波を送信するDFスロットとを割り当てる。無
線制御部22は無線通信装置41に対して割り当てた通
信スロットに対応して、無線通信装置41とETCのた
めの通信を行う。また、無線制御部22は無線通信装置
41に対して割り当てたDFスロットに対応して、DF
信号処理部37にDFサンプルパルスを出力する(図7
(B))。そして無線制御部22は、車両識別部4に例
としてETC車両42固有の車両ID、交信成立時刻、
電波照合のためにフレームナンバー及びスロットナンバ
ーを出力する。
【0028】DF信号処理部37は、DFサンプルパル
スに同期して、ETC車両42の無線通信装置41から
送信されるDFのための無線電波をサンプリングし、D
Fサンプルデータを得る(図7(D))。そして、DF
信号処理部37は、このDFサンプルデータに対してイ
ンターフェロメータの原理に基づくDF演算を施して無
線電波の到来角度を求め(図7(E))、得られた到来
角度を車両識別部4に出力する。ETC車両42の無線
通信装置41はETCのための通信終了後も、ETC車
両42が所定の位置Pに到達するまで、DFのための無
線電波を送信し続ける。その間、DF信号処理部37は
その無線電波の到来角度を計測し、車両識別部4に出力
し続ける。
【0029】続いて、図8及び図9を用いて車両分類装
置1及び車両識別部4の動作を説明する。車両識別部4
は図8に示すようなDFテーブルを作成し、このDFテ
ーブルに無線制御部22から出力された車両ID、交信
成立時刻、フレームナンバー、スロットナンバー及びD
F信号処理部37から出力された到来角度を記憶する。
車両識別部4は、ETC車両42が所定の位置Pに到達
して車両分類装置1から車両形状データが出力されるま
で、DFテーブルに記憶されているデータをサンプル周
期毎に出力される新しいデータに逐次更新し続ける。
【0030】一方、車両分類装置1において、テレビカ
メラ11から車両43の画像データが出力されると、画
像処理部12はこの画像データから車両43の形状を検
出する。そして、画像処理部12は車両43の先端が所
定の位置Pに達したことを検出すると、車両43の形状
をモデル化して車両形状データとして車両識別部4に出
力する。車両識別部4に車両形状データが入力されると
(ステップS1)、車両識別部4はDFテーブルに記憶
されている最新のDF用無線電波の到来角度θを読み出
す(ステップS2)。
【0031】ここでDFテーブルに到来角度データがあ
れば(ステップS3)、車両識別部4は、ステップS1
で入力された車両形状データを基に車両43における無
線通信装置41の設置範囲Cを推定し(ステップS
4)、更にこの設置範囲Cを基にDF電波出力範囲Dを
設定する(ステップS5)。次に車両識別部4は、ステ
ップS1で入力された車両形状データと、ステップS5
で設定したDF電波出力範囲Dとに基づいて、DF用無
線電波の到来角度範囲(θ1 〜θ2 )を算出する(ステ
ップS6)。
【0032】次に車両識別部4は、ステップS2で読み
出した無線電波の到来角度θと、ステップS6で算出し
た到来角度範囲(θ1 〜θ2 )とを比較する(ステップ
S7)。その結果、無線電波の到来角度θが到来角度範
囲(θ1 〜θ2 )内にあれば、車両識別部4は無線電波
が車両43から送信されたと判断して、車両43をET
C車両42と識別する(ステップS8)。逆に、無線電
波の到来角度θが到来角度範囲(θ1 〜θ2 )内になけ
れば、車両識別部4は無線電波が車両43から送信され
たものでないと判断して、車両43を非ETC車両と識
別する(ステップS10)。なお、ステップS3でDF
テーブルに到来角度データがなければ、車両識別部4は
車両43がDFのための無線電波を送信していないと判
断して、車両43を非ETC車両と識別する(ステップ
S10)。
【0033】ステップS8で車両43がETC車両42
と識別された場合、車両43と料金所との間でETCが
正しく行われているので、車両識別部4は表示機5に
「進行」を表示して車両43の通過を促す(ステップS
9)。また、ステップS10で車両43が非ETC車両
と識別された場合、車両43と料金所との間でETCが
正しく行われていないので、車両識別部4は表示機5に
「停止」を表示して車両43を停止させ(ステップS1
1)、発券機による発券や係員による課金処理を行う。
あるいは、車両ナンバー及び運転者の写真を撮影して、
後日改めて利用料金を請求する。
【0034】ところで、無線通信用空中線21の通信可
能領域Bに複数台のETC車両42が連続して進入して
きた場合、無線制御部22は各ETC車両42毎に異な
った通信スロット及びDFスロットを割り当てる。この
ため、無線制御部22は各ETC車両42に対してET
Cを時分割して処理することができ、またDF信号処理
部37は各ETC車両42から送信される無線電波の到
来角度を時分割して計測することができる。したがっ
て、通信可能領域B内に複数台のETC車両42が同時
に存在しても、各ETC車両42に対してETC車両4
2であるか否かの判定は適切に行われる。
【0035】次に、図10を用いて図1に示したDF装
置3について更に詳細に説明する。図10はDF装置3
の構成を示すブロック図である。図10に示すように、
DF装置3は、アレイ空中線31a,31b,31c
と、切換えスイッチ32a,32b,32cと、局部発
振器33と、周波数変換器34a,34b,34cと、
位相検波器35a,35b,35cと、A/D(アナロ
グ/ディジタル)変換器36a,36b,36c,36
d,36e,36fと、DF信号処理部37と、校正信
号発生器38とによって構成されている。また、図1に
示したDF空中線31はアレイ空中線31a〜31cに
よって構成されている。
【0036】アレイ空中線31a〜31cはそれぞれ切
換えスイッチ32a〜32cの一方の入力端子に接続さ
れ、校正信号発生器38は切換えスイッチ32a〜32
cの他方の入力端子に接続されている。周波数変換器3
4a〜34cの入力側はそれぞれ切換えスイッチ32a
〜32cの出力端子及び局部発振器33に接続されてお
り、周波数変換器34a〜34cの出力側はそれぞれ位
相検波器35a〜35cに接続されている。位相検波器
35a〜35cの出力側はそれぞれA/D変換器36a
及び36b,36c及び36d,36e及び36fを介
してDF信号処理部37に接続されている。
【0037】DF装置3はインターフェロメータの原理
に基づいて無線電波の到来角度を計測するため、各アレ
イ空中線31a〜31cはそれぞれ2個の受信素子M,
N(図示せず)から構成されている。また、各アレイ空
中線31a〜31cはETCレーン6に沿った並びに配
列されている。各アレイ空中線31a〜31cはDFの
ための無線電波を受信すると、その受信信号を周波数変
換器34a〜34cに供給する。切換えスイッチ32a
〜32cはアレイ空中線31a〜31cの受信信号と校
正信号発生器38から送られてくる校正信号とを切換え
る機能を有している。
【0038】局部発振器33は周波数変換器34a〜3
4cに対して所定の周波数の信号を出力し、周波数変換
器34a〜34cは局部発振器33の出力信号により、
アレイ空中線31a〜31cの受信信号を位相検波可能
なIF信号に変換する。位相検波器35a〜35cは周
波数変換器34a〜34cによって周波数変換された受
信信号の位相検波を行う。A/D変換器36a〜36f
は位相検波器35a〜35cによって位相検波された受
信信号をディジタル信号に変換し、DF信号処理部37
はA/D変換器36a〜36fの出力信号からインター
フェロメータの原理に基づいて受信信号の到来角度を推
定する。
【0039】次に、図10を用いてDF装置3の動作に
ついて説明する。ETC車両42に搭載された無線通信
装置41から送信されたDF用の無線電波は、各アレイ
空中線31a〜31cによって受信される。各アレイ空
中線31a〜31cで受信された信号はそれぞれ、切換
えスイッチ32a〜32cを通過して周波数変換器34
a〜34cに送られる。周波数変換器34a〜34c
は、受信信号を局部発振器33が発生する信号と混合
し、位相検波可能なIF信号に変換する。周波数変換器
34a〜34cで周波数変換された受信信号は、位相検
波器35a〜35cで位相検波され、A/D変換器36
a〜36gでディジタル信号に変換された後、DF信号
処理部37に送られる。
【0040】A/D変換器36a〜36gでディジタル
信号に変換された受信信号は、DF信号処理部37でイ
ンターフェロメータの原理に基づいて信号処理され、各
々の系統毎に受信信号の到来角度が推定される。このと
き、3個のアレイ空中線31a〜31cの受信信号から
到来角度を推定するため、次の(2)式で表される評価
関数P(θ)を導入する。
【0041】
【数1】
【0042】ここで、Ri (θ)はアレイ空中線31a
〜31cの受信素子i(iはM及びNである)が受信し
た角度θからの無線電波に対する受信応答である。各受
信素子M,Nで受信した受信信号XM ,XN の位相差Δ
φを、所定の角度間隔で変化させた受信応答RM
(θ),RN (θ)について計算すると、式(2)によ
り評価関数P(θ)は受信信号の到来方向に相当する角
度で最大になる。この評価関数P(θ)の最大値を捜索
することによって、DF信号処理部37は到来角度を推
定することができる。
【0043】ところで、アレイ空中線31a〜31cと
周波数変換器34a〜34cとを接続するケーブル等の
温度による振幅変動及び位相変動を校正する場合には、
切換えスイッチ32a〜32cを校正信号発生器38か
ら送られてくる校正信号に切換えて、系の振幅校正及び
位相校正を行う。ここでは、DF空中線31が3個のア
レイ空中線31a〜31cからなる場合について説明し
たが、DF空中線31を構成するアレイ空中線31a〜
31cの数は3個に限定されない。
【0044】以上、ETC車両42に搭載される無線通
信装置41はダッシュボード上(自動2輪車の場合はハ
ンドルを含む前部ボディ上)に装着されることを前提に
説明したが、無線通信装置41が他の通信可能な場所に
装着されていても本発明は有効である。また、本実施の
形態では本発明を有料道路に使用されるETCシステム
に適用する場合について説明したが、本発明の適用分野
はこれに限られたものではない。例えば、有料駐車場等
の入口ゲート又は出口ゲートで無線通信により利用料金
を自動収受する場合にも、本発明は適用可能である。ま
た、料金収受が伴わない場合であっても、車両が通行す
る施設のゲートに接近して連続進入する複数の車両の中
から通信車両を特定する必要がある場合に、本発明は有
効である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、車両の
画像データを画像処理して車両形状を検出し、方位測定
手段で計測した無線電波の到来角度が車両識別手段で車
両形状を基に算出した到来角度範囲内にあれば、その車
両を通信車両と判定する。車両が縦列で進入するゲート
においては、複数台の車両の車間距離が短い場合でも、
各車両に対して算出される無線電波の到来角度範囲が重
なることはないので、複数台の車両が接近して走行して
いても、その中から通信車両を特定することができる。
また、請求項3記載の発明によれば、方位測定手段が複
数の第2の無線通信手段から送信される無線電波の到来
角度を時分割してそれぞれ計測することができるので、
第1の無線通信手段の通信領域に複数台の通信車両が同
時に存在しても、各車両に対して通信車両であるか否か
の判定を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による通信車両判定装置の一実施の形
態の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示した通信車両判定装置の斜視図であ
る。
【図3】 無線制御部の動作を規定する無線フレームフ
ォーマットを示す図である。
【図4】 モデル化された車両における第2の無線通信
装置の設置範囲を示す側面図である。
【図5】 車両前部の画像データに基づいてモデル化さ
れた車両の側面図である。
【図6】 DFのための無線電波の到来角度範囲の算出
方法を説明するための説明図である。
【図7】 第1の無線通信装置及びDF装置の動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図8】 車両識別部が作成するDFテーブルを示す図
である。
【図9】 車両識別部の動作の流れを示すフローチャー
トである。
【図10】 DF装置の構成を示すブロック図である。
【図11】 従来のETCシステムの構成を示す平面図
である。
【図12】 図11に示したETCシステムが正しく動
作しない条件を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…車両分類装置、2,41…無線通信装置、3…DF
装置、4…車両識別部、11…テレビカメラ、12…画
像処理部、21…無線通信用空中線、22…無線制御
部、31…DF空中線、37…DF信号処理部、42…
ETC車両、43…車両、A…通信設定領域、B…通信
可能領域、C…無線通信装置41の設置範囲、D…DF
電波出力範囲、P…所定の位置、θ…DF用無線電波の
到来角度、θ1 ,θ2 …角度。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両が通行する施設のゲートに配設され
    た第1の無線通信手段と、 前記車両に搭載されかつ前記第1の無線通信手段との間
    で無線通信を行う第2の無線通信手段と、 前記第1の無線通信手段の近傍に配設されかつ前記第2
    の無線通信手段から送信される無線電波の到来方向の基
    準方向に対する到来角度を計測して前記到来角度を出力
    する方位測定手段と、 前記車両の画像データを得て前記画像データを出力する
    撮像手段と、 前記撮像手段に接続されかつ前記画像データを基に前記
    車両の形状を検出して車両形状データを出力する画像処
    理手段と、 前記方位測定手段及び前記画像処理手段に接続されかつ
    前記車両形状データを基に前記第2の無線通信手段の設
    置範囲を推定し、前記設置範囲を基に前記車両が前記所
    定の位置に達したときの前記無線電波の到来角度範囲を
    算出し、前記方位測定手段から出力される前記車両が前
    記所定の位置に達したときの前記無線電波の前記到来角
    度が前記到来角度範囲内にあれば前記所定の位置に達し
    た前記車両が前記第2の無線通信手段を搭載した前記車
    両であると判定する車両識別手段とを備えたことを特徴
    とする通信車両判定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記画像処理手段は、検出した前記車両の形状を基に前
    記車両の形状をモデル化して前記車両形状データとして
    出力する手段を含むことを特徴とする通信車両判定装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、 前記第1の無線通信手段は、前記第1の無線通信手段が
    前記第2の無線通信手段と前記無線通信を行う通信領域
    内にある複数の前記第2の無線通信手段に対して前記無
    線電波を送信する時間を前記各第2の無線通信手段毎に
    割り当てる手段を含み、 前記方位測定手段は、前記各第2の無線通信手段から送
    信される前記各無線電波の前記各到来角度を時分割して
    それぞれ計測する手段を含むことを特徴とする通信車両
    判定装置。
  4. 【請求項4】 車両が通行する施設のゲートにおいて撮
    像手段で前記車両の画像データを得て、 前記画像データを基に画像処理手段で前記車両の形状を
    検出し、 前記画像処理手段から出力される車両形状データを基に
    前記車両に搭載される第2の無線通信手段の設置範囲を
    車両識別手段で推定し、 前記車両が所定の位置に達したときに前記第2の無線通
    信手段が方位測定手段に送信する無線電波の到来方向の
    基準方向に対する到来角度の角度範囲を前記設置範囲を
    基に前記車両識別手段で算出し、 前記方位測定手段から出力される前記車両が前記所定の
    位置に達したときの前記無線電波の前記到来角度が前記
    角度範囲内にあれば前記所定の位置に達した前記車両が
    前記第2の無線通信手段を搭載した前記車両であると前
    記車両識別手段で判定することを特徴とする通信車両判
    定方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 検出した前記車両の形状を基に前記画像処理手段で前記
    車両の形状をモデル化して前記車両形状データとして出
    力することを特徴とする通信車両判定方法。
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