JP3194661U - 二重容器用液漏れ防止キャップ - Google Patents

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孝一郎 小平
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Abstract

【課題】構成がシンプルで、特定の二重容器に限定されずに使用でき、押し出し後の液漏れを防止することができる二重容器用液漏れ防止キャップを提供する。【解決手段】二重容器Pの口部P3内に嵌入して密封する有頂筒状の密封栓11を設ける。密封栓11の頂部に液体を注出する注出筒部12を設ける。内蓋体10に嵌合壁部11Aと注出筒部12を設ける。内蓋体10の上面に着脱自在に被着する上蓋体20を設ける。上蓋体20に、注出筒部12の開口部を封止する封止部21を設ける。密封栓11の内側に、密封栓11の開口した底部を開閉自在に密封する開閉弁体30を設ける。開閉弁体30の上面に弾性部材31を配置する。開閉弁体30を上下動自在に設ける。注出筒部12下端の密封栓11内がわに有底筒状の空気だまり17を設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、例えば醤油やソースなどの酸化を防止する二重容器の口部に装着し、容器から液体を押し出した後、施蓋する際に注出口からの液漏れや液はねを防止する二重容器用液漏れ防止キャップに関する。
従来、目薬等を無菌状態で保存する二層構造の容器として、デラミ容器が知られている。このデラミ容器は、外層と内袋の二層構造になっており、外層に設けた通気口から外層と内袋の間に空気が入り込み、この空気が内袋を押すことによって内容液が滴下される構造を成している。
このデラミ容器の二層構造を利用したスクイズタイプの吐出容器が特許文献1に記載されている。この吐出容器は、外層と内層の間に外気を導入させる一方向弁を設け、スクイズタイプの吐出容器を低コストで提供しようとするものである。
ところが、特許文献1に記載の吐出容器では、内容器の内容物を注出した後、逆止弁が作動すると、注出口内に残存した内容物が内容器に戻されず、注出口から液漏れしてしまうおそれがあった。
そこで、このような二層構造の容器の液漏れを防止する吐出容器が特許文献2に記載されている。この吐出容器は、収納した液体の酸化を防止する構造の二重容器で、吐出キャップの中栓部材に、吐出口から内容器に連通する連通孔を形成し、この連通孔内に弁体部を配設することで、吐出口からの液漏れを防止するように構成したものである。
特開2004−231280号公報 特開2012−192975号公報
ところが、特許文献2に記載の吐出容器は、吐出キャップの中栓部材に、吐出口から内容器に連通する連通孔を形成し、この連通孔内に、連通孔を開閉する弁体部を配設する構造を採用しているので、キャップの構造が極めて複雑になっている。
しかも、この吐出容器で使用可能な二重容器の構成は、吐出キャップに形成した連通孔と二重容器に形成した連通孔との位置が合致する二重容器に限定されるので、任意の位置に弁を設けた二重容器を利用することは不可能であった。
そこで、本考案は上述の課題を解消すべく創出されたもので、構成がシンプルで、特定の二重容器に限定されずに使用でき、押し出し後の液漏れを防止することができる二重容器用液漏れ防止キャップの提供を目的とするものである。
上述の課題を解決すべく本考案の第1の手段は、可撓性の外容器P1に設けられた逆止弁付の吸気孔から該外容器P1と内容器P2との間に空気が入り込み、この空気が柔軟性の内容器P2を押圧することによって内容器P2に収容した液体の酸化を防止するように構成された二重容器Pの口部P3に装着するキャップであって、該液漏れ防止キャップは、二重容器Pの口部P3内に嵌入して該口部P3を密封する有頂筒状の密封栓11を設け、該密封栓11の頂部に液体を注出する注出筒部12を備えた内蓋体10と、該内蓋体10の上面に着脱自在に被着すると共に、注出筒部12の開口部を封止する封止部21を備えた上蓋体20とを有し、密封栓11の内側に、密封栓11の開口した底部を開閉自在に密封する開閉弁体30を設けると共に、該開閉弁体30を密封栓11の底部方向に付勢する弾性部材31を開閉弁体30の上面に配置して開閉弁体30を上下動自在に配設し、液体注出時に二重容器Pから液体を押し出す圧力で開閉弁体30が押圧されて密封栓11の底部が開口することで液体が密封栓11を通過して注出筒部12から注出され、液体注出後、弾性部材31の弾性力にて開閉弁体30が押圧されて密封栓11の内部から下方に移動して底部を密封する開閉弁体30で注出筒部12内の液体を引き戻すように構成し、注出筒部12下端の密封栓11内がわに、液体を通す間隙を備えた有底筒状の空気だまり17を設けたことにある。
第2の手段において、前記空気だまり17は、前記注出筒部12に連続する有底の筒部17Aと、該筒部17Aの側面に形成された4本の縦スリット17Bとを備えたものである。
第3の手段において、前記密封栓11は、有頂筒状の頂部から前記二重容器Pの口部P3内に嵌合する嵌合壁部11Aと、該嵌合壁部11Aの内側に間隔を開けて周設された通過壁部11Bとが形成され、
該通過壁部11Bの内側に位置する密封栓11の頂部に前記注出筒部12を形成すると共に、通過壁部11Bの内側に前記開閉弁体30を上下動自在に配設し、
通過壁部11Bの開口した底部内周面に沿って密封リング13を突設し、該密封リング13に前記開閉弁体30の周囲縁が当接すると通過壁部11Bの底部が密封され、密封リング13から前記開閉弁体30が離れると前記開閉弁体30の周囲から前記注出筒部12に液体が通過するように構成されたものである。
第4の手段の前記密封栓11は、前記通過壁部11Bの内周面に複数条の通過溝部14が縦向きに凹設され、該通過溝部14を通して液体が前記密封栓11を通過するように構成されている。
第5の手段において、前記開閉弁体30は、前記密封栓11の頂部下面に突設された支持腕部15に上下スライド自在に懸吊される支持軸33と、該支持軸33を中心として周囲に延長される円板状の逆止弁32と、該逆止弁32と前記密封栓11の頂部下面との間に配設され該逆止弁32を密封栓11の底部方向に付勢する弾性部材31とで構成されたものである。
第6の手段の前記弾性部材31は、前記逆止弁32の中央上部から上方に向けて螺旋状に延長される板状を成し、該弾性部材31が前記支持軸33の周囲に複数枚配置されたものである。
本考案の請求項1のごとく、液体注出時に二重容器Pから液体を押し出す圧力で開閉弁体30が押圧されて密封栓11の底部が開口することで液体が密封栓11を通過して注出筒部12から注出され、液体注出後、弾性部材31の弾性力にて開閉弁体30が押圧されて密封栓11の内部から下方に移動して底部を密封する開閉弁体30で注出筒部12内の液体を引き戻すように構成したことにより、押し出し後の液漏れを確実に防止することができる。しかも、構成がシンプルで、特定の二重容器に限定されずに使用することが可能になった。
また、注出筒部12下端の密封栓11内がわに、液体を通す間隙を備えた有底筒状の空気だまり17を設けたことにより、醤油などの粘性の高い液体を収納した場合でも、注出筒部12の内部に液体を残さずに引き戻すことが可能になった。
請求項2のように、注出筒部12に連続する有底の筒部17Aと、該筒部17Aの側面に形成された4本の縦スリット17Bとを備えた空気だまり17によると、筒部17A内に引きこもれた空気は、縦スリット17Bに表面張力で付着した液体に囲まれた状態になるので、注出筒部12内に液体が残留する虞はなくなった。この結果、二重容器の内容物は、醤油の他、みりん、めんつゆ、油等の粘性の高い液体を選択することができる。しかも、4本の縦スリット17Bによって、内容物を排出する際に、注出筒部12から一定の方向に排出することができる。
請求項3のごとく、密封リング13に開閉弁体30の周囲縁が当接すると通過壁部11Bの底部が密封され、密封リング13から開閉弁体30が離れると開閉弁体30の周囲から注出筒部12に液体が通過するように構成することで、構成がシンプルでも押し出し後の液漏れを防止することができる。
請求項4のように、密封栓11は、前記通過壁部11Bの内周面に複数条の通過溝部14が縦向きに凹設され、該通過溝部14を通して液体が前記密封栓11を通過するように構成したことで、密封栓11を通過する液体の流量が通過溝部14によって規制される。この結果、液体が急に出過ぎることがなくなり、安定した注出ができる。
請求項5のごとく、開閉弁体30は、密封栓11の頂部下面に突設された支持腕部15に上下スライド自在に懸吊される支持軸33と、該支持軸33を中心として周囲に延長される円板状の逆止弁32と、該逆止弁32と密封栓11の頂部下面との間に配設され該逆止弁32を密封栓11の底部方向に付勢する弾性部材31とで構成されているので、開閉弁体30の構成がシンプルになり、しかも、二重容器Pを押した分だけ開閉弁体30が移動するので、液体の流量を微調整することができる。
請求項6のように、弾性部材31は、逆止弁32の中央上部から上方に向けて螺旋状に延長される板状を成し、該弾性部材31が支持軸33の周囲に複数枚配置されたことで、各弾性部材31が逆止弁32を均一に押圧することができる。
このように、本考案によると、構成がシンプルで、特定の二重容器に限定されずに使用でき、押し出し後の液漏れを防止することができるなどといった産業上、有益な種々の効果を奏するものである。
本考案の一実施例を示しキャップ体を閉じた状態の断面図である。 本考案の開閉弁体の一実施例を示す斜視図である。 本考案の一実施例を示しキャップ体を開いた状態の断面図である。 本考案から液体を押し出す状態を示す断面図である。 (イ)、(ロ)は、本考案の開閉弁体の動きを示す要部拡大断面図である。 本考案から開閉弁体を除去した内蓋体の内部を示す斜視図である。 本考案の一実施例を示しキャップ体を開いた状態の斜視図である。 本考案の空気だまりを示す一部切欠斜視図である。 本考案の空気だまりを示す底から見た斜視図である。
以下、本考案の実施の形態を説明する。本考案液漏れ防止キャップは、醤油やオリーブオイル、化粧品など、主に粘度の低い液体の酸化を防止しながら収納するように構成された二重容器Pの口部P3に装着するものである。
この二重容器Pは、可撓性の外容器P1と柔軟性を有する内容器P2とで構成されたデラミ容器の二層構造を利用したスクイズタイプの二重容器である。すなわち、可撓性の外容器P1に設けられた逆止弁付の吸気孔から外容器P1と内容器P2との間に空気が入り込み、この空気が柔軟性の内容器P2を押圧することによって内容器P2に収容した液体の酸化を防止するように構成されたものである。
本考案液漏れ防止キャップは、内蓋体10と上蓋体20と開閉弁体30とを備えている(図1参照)。内蓋体10は、二重容器Pの口部P3内に嵌入して該口部P3を密封する部材で、有頂筒状を成す密封栓11と、この密封栓11の頂部に設けた注出筒部12とを備えている。そして、密封栓11から注出筒部12を通して液体を注出するように構成している(図3参照)。
図示の密封栓11は、有頂筒状の頂部から円筒状の嵌合壁部11Aと通過壁部11Bとを形成している(図3参照)。嵌合壁部11Aは、二重容器Pの口部P3内に嵌合して口部P3を密封する。図示例では、この嵌合壁部11Aと口部P3のネジ部に外嵌する嵌合部16とを一体に形成した内蓋体10を示しているが、これら嵌合壁部11Aと嵌合部16とを別体にした内蓋体10を形成することも可能である。
通過壁部11Bは、嵌合壁部11Aの内側に間隔を開けて周設された部位で、この通過壁部11Bの内側に位置する密封栓11の頂部に注出筒部12を形成している(図6参照)。したがって、二重容器P内の液体は、この通過壁部11Bの内側から密封栓11を通過し注出筒部12から注出されるものである(図5(イ)参照)。
図示例では、通過壁部11Bの内側に開閉弁体30を上下動自在に配設している(図3、4参照)。一方、通過壁部11Bの開口した底部内周面に沿って密封リング13を突設している。この密封リング13に開閉弁体30が当接すると通過壁部11Bの底部が密封されるように構成している(図3参照)。
更に、密封リング13から開閉弁体30が離れると開閉弁体30の周囲から注出筒部12に液体が通過するものである(図4参照)。図示の密封栓11は、通過壁部11Bの内周面に複数条の通過溝部14が縦向きに凹設されている(図6参照)。液体は、この通過溝部14を通して密封栓11を通過するものである。
そして、注出筒部12下端の密封栓11内がわに、液体を通す間隙を備えた有底筒状の空気だまり17を設けている(図9参照)。この空気だまり17は、注出筒部12から液体を引き戻した後に、この空気だまり17に空気を保持することで、注出筒部12に液体が戻らないようにするものである。
すなわち、液体が醤油のような粘性を有する場合、注出筒部12から引き戻された液体が、再び注出筒部12内に戻ってしまう現象がある。この現象は、注出筒部12から液体が引き戻されると、注出筒部12内が空になって空気が充満し、この空気が注出筒部12の下に留まって液体の逆流を防止する。ところが、液体が粘性を有する場合、この空気は注出筒部12の下に留まらずに、密封栓11の他の位置へ拡散してしまい、注出筒部12内に再び液体が流入することがわかった。
そこで、注出筒部12下端の密封栓11内がわに、空気だまり17を設けることで、空気の移動を阻止して液体の逆流を防止するものである。図示の空気だまり17は、注出筒部12に連続する有底の筒部17Aと、該筒部17Aの側面に略放射状に形成された4本の縦スリット17Bとを備えたものである(図8参照)。縦スリット17Bを、略放射状に4本設けることで内容物を排出する際の整流効果が得られた。すなわち、内容物を排出する際に、注出筒部12から一定の方向に排出することができるものである。
上蓋体20は、内蓋体10の上面に着脱自在に被着する部材で、注出筒部12の開口部を封止する封止部21を備えている(図7参照)。図示の封止部21は、注出筒部12の内部に嵌入するものである。したがって、注出筒部12の内部に液体が残っている場合は、この封止部21を嵌入する際に周囲に飛び散ることになる。そのため、本考案では、後述する開閉弁体30を使用して注出筒部12内の液体を内蓋体10内に引き戻すように構成している。
図示の上蓋体20は、ヒンジ22を介して内蓋体10と一体に設けている。この上蓋体20は、図示例に限らず上蓋体20と別体に形成することも可能である。また、封止部21の構成も図示例に限られるものではなく、例えば、注出筒部12の口部に外嵌するように形成することも可能である。
開閉弁体30は、密封栓11の開口した底部を開閉自在に密封し二重容器P内の液体の酸化を防止する部材で、密封栓11の内側に配設されている。図示の開閉弁体30は、弾性部材31、逆止弁32、支持軸33を備えたものである(図2参照)。支持軸33は、密封栓11の頂部下面に突設された支持腕部15に上下スライド自在に懸吊される部位である(図3参照)。図示の支持腕部15は、側面に縦スリットが形成された略有頂筒状の部材である(図6参照)。更に、この支持軸33を中心として周囲に逆止弁32が延長されている。図示例では、3本の弾性部材31を設けているが、この弾性部材31の数は任意に変更できるものである。
支持軸33の周囲には、有底筒状の保持筒34が形成されている(図3参照)。この保持筒34は、支持腕部15の外周囲を囲んだ状態でスライドすることで、支持軸33が上下に移動する際の傾きを防止し、一定の位置で上下移動するように構成したものである。
逆止弁32は、円板状を成し周囲縁が通過壁部11Bの密封リング13に開閉自在に当接する部材である。この逆止弁32と密封栓11の頂部下面との間には、弾性部材31が配設されている(図2参照)。
この弾性部材31は、逆止弁32を密封栓11の底部方向に付勢する弾性材にて構成したものである。図示の弾性部材31は、保持筒34の上面から上方に向けて螺旋状に延長される複数枚の板状を成している(図2参照)。更に、この弾性部材31は、支持軸33の周囲に配置されており、各弾性部材31が逆止弁32を均一に押圧するように設けている。
本考案液漏れ防止キャップのから液体を注出する際は、二重容器Pから液体を押し出す圧力で開閉弁体30が上方に押圧されて密封リング13から逆止弁32が離れる(図4参照)。そうすると、密封栓11の流通壁部11Bの底部が開口し、液体が密封栓11を通過して注出筒部12から注出される(図5(イ)参照)。
一方、液体を注出した後は、弾性部材31の弾性力にて開閉弁体30が下方に押圧されて逆止弁32が密封栓11の内部から下方に移動し、密封リング13に当接して流通壁部11Bの底部を密封し、二重容器P内の液体の酸化を防止する(図3参照)。このとき、逆止弁32の移動によって注出筒部12内の液体を密封栓11内に引き戻す(図5(ロ)参照)。このとき、液体が粘性の場合、注出筒部12内の空気が注出筒部12の下に留まらずに密封栓11内の他の位置へ拡散し、注出筒部12の内に再び液体が流入することがあるので、注出筒部12の密封栓11内がわに設けた空気だまり17によって空気の移動を阻止し、液体の逆流を防止するものである。
尚、本考案の構成は図示例に限定されるものではなく、内蓋体10や上蓋体20、開閉弁体30等の各構成は、本考案の主旨を変更しない範囲で任意に変更することができる。また、本考案液漏れ防止キャップを装着する容器も二重容器に限らず、他の容器に装着することも可能である。
P 二重容器
P1 外容器
P2 内容器
P3 口部
10 内蓋体
11 密封栓
11A 嵌合壁部
11B 通過壁部
12 注出筒部
13 密封リング
14 通過溝部
15 支持腕部
16 嵌合部
17 空気だまり
17A 筒部
17B 縦スリット
20 上蓋体
21 封止部
22 ヒンジ
30 開閉弁体
31 弾性部材
32 逆止弁
33 支持軸
34 保持筒

Claims (6)

  1. 可撓性の外容器に設けられた逆止弁付の吸気孔から該外容器と内容器との間に空気が入り込み、この空気が柔軟性の内容器を押圧することによって内容器に収容した液体の酸化を防止するように構成された二重容器の口部に装着するキャップであって、該液漏れ防止キャップは、二重容器の口部内に嵌入して該口部を密封する有頂筒状の密封栓を設け、該密封栓の頂部に液体を注出する注出筒部を備えた内蓋体と、該内蓋体の上面に着脱自在に被着すると共に、注出筒部の開口部を封止する封止部を備えた上蓋体とを有し、
    密封栓の内側に、密封栓の開口した底部を開閉自在に密封する開閉弁体を設けると共に、該開閉弁体を密封栓の底部方向に付勢する弾性部材を開閉弁体の上面に配置して開閉弁体を上下動自在に配設し、
    液体注出時に二重容器から液体を押し出す圧力で開閉弁体が押圧されて密封栓の底部が開口することで液体が密封栓を通過して注出筒部から注出され、
    液体注出後、弾性部材の弾性力にて開閉弁体が押圧されて密封栓の内部から下方に移動して底部を密封する開閉弁体で注出筒部内の液体を引き戻すように構成し、
    注出筒部下端の密封栓内がわに、液体を通す間隙を備えた有底筒状の空気だまりを設けたことを特徴とする二重容器用液漏れ防止キャップ。
  2. 前記空気だまりは、前記注出筒部に連続する有底の筒部と、該筒部の側面に形成された4本の縦スリットとを備えた請求項1記載の二重容器用液漏れ防止キャップ。
  3. 前記密封栓は、有頂筒状の頂部から前記二重容器の口部内に嵌合する嵌合壁部と、該嵌合壁部の内側に間隔を開けて周設された通過壁部とが形成され、該通過壁部の内側に位置する密封栓の頂部に前記注出筒部を形成すると共に、通過壁部の内側に前記開閉弁体を上下動自在に配設し、通過壁部の開口した底部内周面に沿って密封リングを突設し、該密封リングに前記開閉弁体の周囲縁が当接すると通過壁部の底部が密封され、密封リングから前記開閉弁体が離れると前記開閉弁体の周囲から前記注出筒部に液体が通過するように構成された請求項1記載の二重容器用液漏れ防止キャップ。
  4. 前記密封栓は、前記通過壁部の内周面に複数条の通過溝部が縦向きに凹設され、該通過溝部を通して液体が前記密封栓を通過するように構成された請求項3記載の二重容器用液漏れ防止キャップ。
  5. 前記開閉弁体は、前記密封栓の頂部下面に突設された支持腕部に上下スライド自在に懸吊される支持軸と、該支持軸を中心として周囲に延長される円板状の逆止弁と、該逆止弁と前記密封栓の頂部下面との間に配設され該逆止弁を密封栓の底部方向に付勢する弾性部材とで構成された請求項1又は3記載の二重容器用液漏れ防止キャップ。
  6. 前記弾性部材は、前記逆止弁の中央上部から上方に向けて螺旋状に延長される板状を成し、該弾性部材が前記支持軸の周囲に複数枚配置された請求項5記載の二重容器用液漏れ防止キャップ。
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