JP3192599B2 - 平面往復式駐車装置 - Google Patents

平面往復式駐車装置

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JP3192599B2 JP02071497A JP2071497A JP3192599B2 JP 3192599 B2 JP3192599 B2 JP 3192599B2 JP 02071497 A JP02071497 A JP 02071497A JP 2071497 A JP2071497 A JP 2071497A JP 3192599 B2 JP3192599 B2 JP 3192599B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送台車とリフト
とを利用して自動車の入出庫を行う平面往復式駐車装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に、従来の平面往復式駐車装置の構
成を示している。図8において、71は搬送台車であ
り、72はその搬送路である。73はそれぞれ搬送路7
2の両側に沿って1列に配列された駐車区画であり、そ
れぞれ自動車載置用のトレー74が配置されている。7
6は自動車の入出庫階に連絡するリフトである。
【0003】この種の駐車装置では、搬送台車にトレー
横行用のトレー移載装置が搭載されている。ここでは、
図9に示すように、本願出願人が特公平7−33734
号公報において開示したトレー移載装置が例示されてい
る。このトレー移載装置80は、搬送台車71におい
て、その幅方向の中心位置に旋回中心を設定されて水平
方向に旋回可能に配置され、先端が駐車区画73側に所
要寸法だけ突出した長さを有する旋回アーム81と、旋
回アーム81の先端に上方に向けて突設された係合部材
82と、旋回アーム81を旋回駆動する旋回駆動装置と
して減速機付きの駆動モータ83とを備え、旋回アーム
81の旋回によりその先端の係合部材82をトレー74
下面の長手方向に沿って取り付けられたアングル状のガ
イド部材75に係合、離脱させて、搬送台車71と各駐
車区画73との間でトレー74を横行するようになって
いる。
【0004】この平面往復式駐車装置において、自動車
の入出庫に際し、トレー移載装置80によりトレー74
が各駐車区画73から搬送台車71に受け渡しされ、搬
送台車71によりリフト76まで搬送されてリフト76
により入出庫階まで昇降移送される。反対に、リフト7
6によりトレー74が入出庫階から格納階層まで昇降移
送されると、格納階層でトレーが搬送台車71に受け渡
しされ、搬送されて、トレー移載装置80により各駐車
区画73に受け渡しされる。
【0005】なお、図10に示すように、出庫車は、地
上1階の自動車の乗込部77から自走により後退し、乗
込部77の前に設置されたターンテーブル78上に載せ
て旋回され、自動車の後部が車庫方向に向けられて、そ
のまま前進で走行可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の駐車装置では、昇降路の上部または下部に設定され
た自動車の乗込部やその外部にターンテーブルを設置し
て、自動車の出庫に際して、ターンテーブル上で自動車
を旋回させることにより、自動車を前進で出庫できるよ
うにしているものの、入庫時に比べて、自動車が駐車区
画から乗込部まで搬送されてくる時間に加え、自動車の
旋回時間を必要とするため、その旋回時間分だけ自動車
の出庫に円滑性を欠くという問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、平面往復式駐車装置において、ある格納
階層で入出庫運転中に、他の格納階層ででも次の入出庫
のための準備運転を行い得るとともに、自動車の出庫に
際し、自動車の旋回時間を省いて出庫の円滑性の向上を
図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の平面往復式駐車装置においては、自動車の
入出庫階から自動車の格納階層までの移送経路上にトレ
ー旋回用のスペースを設けるとともに、搬送台車上に1
つの旋回アームでトレーの横行と旋回とを行い得るトレ
ー横行旋回装置を搭載し、入庫に際し、トレー旋回用の
スペースにおいて自動車を載せたトレーを搬送台車上で
旋回する動作と、搬送台車から駐車区画へトレーを横行
させる動作とを取り得るようにしている。
【0009】これにより、自動車の出庫に際し、自動車
の旋回時間を省くことができ、出庫の円滑性の向上を図
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の平面往
復式駐車装置は、入出庫階から格納階層までのトレーの
移送経路上にトレーが水平方向に旋回可能なトレー旋回
用スペースを設定するとともに、搬送台車に、トレーを
支持可能な矩形状の台車枠と、台車枠の中心に旋回中心
が設定され、水平方向に旋回して先端部が駐車区画側に
所定寸法だけ突出した長さを有する旋回アームと、台車
枠上に設けられ、旋回アームを旋回させる旋回駆動手段
と、台車枠上に昇降可能に、かつ旋回可能に配置され、
トレーを台車枠の上方に持ち上げて旋回するトレー旋回
枠と、旋回アームの先端側に上下両方向に向けて突出
し、駐車区画または台車枠上のトレーに対してトレー下
部に配設されたトレー横行用のガイド部材に係合可能な
上部係合部材、およびトレーを持ち上げるためにトレー
旋回枠の所定高さまでの上昇変位によりトレー旋回枠側
に配設された係合部に係合可能な下部係合部材と、台車
枠上に設けられ、トレーを台車枠から持ち上げて、旋回
アームの上部係合部材とトレー下部のガイド部材との係
合が外れ、且つ旋回アームの下部係合部材とトレー旋回
枠の係合部とが係合しない高さと、さらに旋回アームの
下部係合部材とトレー旋回枠の係合部とが係合する高さ
とに、トレー旋回枠を昇降するリフタとを備え、自動車
の入庫に際し、トレー旋回用スペースにおいて搬送台車
上でトレーを旋回させる旋回動作と、格納階層の入庫先
の駐車区画へ搬送台車上のトレーを横行させる動作とを
取り得るようにしたものである。
【0011】上記構成により、自動車の入庫に際して、
予め自動車の前後方向を反転させることができ、自動車
の出庫において自動車の旋回動作を省略することができ
る。
【0012】本発明の請求項2に記載の平面往復式駐車
装置は、請求項1の構成において、トレー旋回用スペー
スを、リフトの昇降路上に設定している。
【0013】本発明の請求項3に記載の平面往復式駐車
装置は、請求項1の構成において、トレー旋回用スペー
スを、自動車の格納階層に設けられた搬送台車の搬送路
上、昇降路に隣接する位置に設定している。
【0014】本発明の請求項4に記載の平面往復式駐車
装置は、請求項1の構成において、トレー旋回用スペー
スを、自動車の格納階層に設けられた搬送台車の搬送路
上、複数の駐車区画のうち任意の一区画に対応する位置
に設定している。
【0015】本発明の請求項5に記載の平面往復式駐車
装置は、請求項4の構成において、トレー旋回用スペー
スの片側一方または両側の区画に、制御盤、または消火
設備などの駐車場の付属装置、または倉庫を設置してい
る。
【0016】本発明の請求項6に記載の平面往復式駐車
装置は、請求項1の構成において、トレー旋回用スペー
スを、自動車の格納階層に設けられた搬送台車の搬送路
上、複数の駐車区画の配列上に突出する躯体柱に対応す
る位置に設定している。
【0017】(実施例)図1乃至図5に本発明の一実施
例の構成を示している。なお、ここで駐車装置は、地下
式の平面往復式駐車装置として例示してある。
【0018】図1において、1は自動車の格納階層であ
り、その平面上に搬送路2が設定されて、この搬送路2
上に自走式の搬送台車3が往復走行可能に配置されてい
る。ここで、搬送台車3は各格納階層1毎に、1基ずつ
配置されている。4は各搬送台車3に搭載したトレー横
行旋回装置である。5は搬送路2の両側に沿って1列に
配列された駐車区画であり、それぞれ一対の横行レール
501が設置されている。この一対の横行レール501
上に自動車載置用のトレー6が、図4、図5に示すよう
に、その下面に軸支された車輪601を介して配置され
ている。7は自動車の入出庫階の乗込部1Eと各格納階
層1とを連絡する昇降路であり、ここでは搬送路2の一
端部に設定されている。8は昇降路7に設置されたリフ
トである。
【0019】図1において、搬送路2上にはその両側に
沿って、搬送台車3用の一対のレール201が敷設され
ている。このレール201には図示されない搬送台車3
用の給電部が配置されている。
【0020】搬送台車3は、図2、図3に示すように、
全体がトレー6を支持可能な矩形状の台車枠301から
なり、その長手方向両側に幅方向に向けて一対の横行レ
ール302が配設されている。また、台車枠301の幅
方向両側の前後にそれぞれ車輪303が2個ずつ軸支さ
れ、全体として片側4輪ずつ合計8輪の車輪構成になっ
ている。304はその駆動モータであり、搬送台車3に
配設された図示されない集電部と一対のレール201の
給電部との接続により給電されて作動する。
【0021】この搬送台車3において、トレー横行旋回
装置4の構成上、旋回アーム401と、係合部材402
と、旋回アーム401の旋回駆動装置403と、トレー
旋回枠404と、そのガイド部材405およびリフタ4
06とを備える。
【0022】旋回アーム401は、図2、図3に示すよ
うに、その旋回中心軸を台車枠301の中心に設定され
て、水平方向に旋回可能に配置されている。また、その
先端が自動車の駐車区画5側に所定寸法だけ突出した長
さを有している。旋回アーム401先端の係合部材40
2は、上方に向けて突出する上部係合部材402Uと、
下方に向けて突出する下部係合部材402Dとからな
り、図4、図5に示すように、旋回アーム401先端に
挿通固定された支軸402sとその上下部に回転可能に
取り付けられたローラ402rとから構成されている。
旋回駆動装置403においてはACサーボモータを用い
ている。
【0023】トレー旋回枠404は、図2から図5に示
すように、全体が長方形の枠状に構成され、その四隅に
それぞれ上方に向けて突出されたロケットピン404p
と、その長手方向の所定位置に固定され、下部係合部材
402Dに係合可能な係合部404Jとを備える。ここ
で、係合部404Jは下部係合部材402Dのローラ4
02rが挿入可能な穴404hを有し、その固定位置
は、トレー6を駐車区画5から搬送台車3上に完全に載
せ替えるために必要な旋回アーム401の旋回停止位置
(図2中、Sで示す。)において下部係合部材402D
直下の位置に設定されている。なお、トレー6は搬送路
2両側の各駐車区画5から引き出されることから、この
係合部404Jは対称的に2箇所設けてある。また、図
2に示すように、このトレー旋回枠404には、その前
後において旋回軸を中心に180°の対称位置に、それ
ぞれにロック穴404tを有するストッパー部材404
sが設けられ、搬送台車3側に取り付けられて上方に突
出するロックピン305に挿入可能になっている。
【0024】ガイド部材405は、図2から図5に示す
ように、複数のガイド片405Gと、円形のガイドレー
ル405Rとを備える。各ガイド片405Gはベアリン
グを内蔵した断面がほぼ逆凹状の部材であり、トレー旋
回枠404の中心に対して円形に配列されて取り付けら
れている。円形のガイドレール405Rは断面がほぼ凸
状のレール部材であり、リフタ406の後述する上部テ
ーブル406t上に設置されている。両者の連結によ
り、トレー旋回枠404はリフタ406上において旋回
アーム401の旋回中心軸上を回転中心として水平方向
に旋回可能な構造になっている。
【0025】リフタ406は、図4、図5に示すよう
に、パンタグラフ406pおよびその駆動装置(例えば
シリンダあるいは油圧モートル)406cとを備え、パ
ンタグラフ406p上部にテーブル406tを固定され
ている。このテーブル406t上に前述した円形のガイ
ドレール405Rを配設している。駆動装置406cの
作動によりパンタグラフ406pを伸縮駆動し、トレー
旋回枠404を台車枠301上のトレー支持位置に対し
て上昇させて、トレー6を持ち上げ、旋回アーム401
の上部係合部材402Uとトレー6下部のガイド部材6
02との係合が外れ、且つ旋回アーム401の下部係合
部材402Dとトレー旋回枠404の係合部404Jと
が係合しない高さ(L1)と、さらに旋回アーム401
の下部係合部材402Dとトレー旋回枠404の係合部
404Jとが係合する高さ(L2)まで昇降する。な
お、このリフタ406には、トレー旋回枠404を同様
に昇降できる他の機構を用いてもよい。
【0026】また、各トレー6の下面には、図2または
図4に示すように、搬送路2に近接する内側の長辺にア
ングル状のガイド部材602を備え、トレー横行旋回装
置4において旋回アーム401の上部係合部材402U
に係合可能になっている。さらに、各トレー6下面に
は、図4に示すように、トレー旋回枠404の四隅に突
出するロケットピン404pが嵌合可能な受け部603
を有する。これらガイド部材602やロケットピン40
4pもまた、トレー横行旋回装置4の構成部品になって
いる。
【0027】一方、この駐車装置では、図1に示すよう
に、リフト8の昇降路7上に搬送台車3上でトレー6を
水平方向に旋回可能なスペースが確保されて、トレー旋
回用スペース9が設けられている。このため、昇降路7
の左右両側には自動車の駐車区画を設けていない。
【0028】なおここで、リフト8は搬送台車3に載せ
たトレー6を前後で支持可能な爪状の支持部材801を
有する一対の昇降部材802を備え、これが昇降路7の
前後両側に立設された図示されないガイドレールに案内
されて昇降するようになっている。
【0029】次に上記駐車装置による自動車の入庫につ
いて図6、図7を用いて説明する。なお、入庫に際し、
予めその準備運転により自動車の格納階層1の各駐車区
画5から搬送台車3にトレー6が受け渡しされ、搬送路
2を走行した後、昇降路7でリフト8により、搬送台車
3からトレー6のみが支持され、自動車の入出庫階、乗
込部1Eまで上昇されて、図6(a)に示すように、ト
レー6が自動車の乗込部1Eにおいて待機中になってい
る。このとき、リフト8上の支持可能な爪状の支持部材
801を有する一対の昇降部材802を備え、トレー6
がロック状態になっている。
【0030】図6(a)において、まず、入庫車が自走
により自動車の乗込部1Eに前進入庫する。これにより
入庫車は乗込部1Eに既に待機中のトレー6上に載せら
れる。続いて、リフト8によりトレー6が入庫先の格納
階層1まで下降される。
【0031】図6(b)に示すように、昇降路7上の入
庫先の格納階層1では、予め搬送台車3が待機され、リ
フト8に支持されて下降されてきたトレー6が搬送台車
3上に載置される。同時にリフト8は搬送台車3の前後
を通過して、次の入出庫に備える。ここで、トレー6は
搬送台車3上の一対の横行レール302上に支持され、
旋回アーム401先端の上部係合部材402Uがトレー
6下面のガイド部材602に係合されて、トレー6がロ
ックされる。この状態において旋回アーム401の停止
位置は、図2中、2点鎖線で示すとおりである。続い
て、トレー旋回用スペース9として設定されたこの昇降
路7上において、搬送台車3に搭載されたトレー横行旋
回装置4が作動を開始する。すなわち、図7(a−
1),(a−2)、(b−1),(b−2)に示すよう
に、リフタ406の駆動装置(シリンダあるいは油圧モ
ートル)406cの作動により、パンタグラフ406p
が上方に向けて伸長していき、その上部のトレー旋回枠
404を上昇する。トレー旋回枠404が台車枠301
のトレー支持位置に対し上昇して、その四隅の各ロケッ
トピン404pがトレー6下面の各受け部603に係合
するとともに、トレー6がトレー旋回枠404上に支持
されて持ち上げられ、旋回アーム401の上部係合部材
402Uとトレー6下部のガイド部材602との係合が
外れ、旋回アーム401の下部係合部材402Dとトレ
ー旋回枠404の係合部404Jとが係合する高さL2
まで上昇される。このトレー6の上昇により、トレー6
下面のガイド部材602から旋回アーム401先端の上
部係合部材402Uが抜け外れる一方、下部係合部材4
02Dが上昇変位したトレー旋回枠404の係合部40
4Jの穴404hに挿入され、両者が係合される。この
ようにしてトレー6がトレー旋回枠404上に支持され
て台車枠301の上方に持ち上げられる。
【0032】次いで、旋回駆動装置(ACサーボモー
タ)403の作動により、図6(c−1)、(c−2)
に示すように、旋回アーム401が旋回し、旋回アーム
401に結合されたトレー旋回枠404がリフタ406
上でガイド部材405の案内により回転していく。すな
わち、トレー旋回枠404上に載せた自動車が旋回さ
れ、図6(d−1)、(d−2)に示すように、旋回ア
ーム401が180度旋回したところで、旋回駆動装置
403の作動が停止される。これにより、自動車の前後
の向きが反転される。
【0033】次いで、リフタ406の作動により、パン
タグラフ406pがさらに収縮されて、図7(c−1)
に示すように、トレー旋回枠404が旋回アーム401
の上部係合部材402Uとトレー6下部のガイド部材6
02との係合が外れ、且つ旋回アーム401の下部係合
部材402Dとトレー旋回枠404の係合部404Jと
が係合しない高さL1まで下降される。このとき、トレ
ー旋回枠404は、その前後一方のストッパー部材40
4sのロック穴404tに搬送台車3側のストッパーピ
ン305が挿入されて、旋回方向の動きを固定されてい
る。ここで、旋回アーム401先端の上下部各係合部材
402U、402Dがトレー6下部のガイド部材602
および搬送台車3上のトレー旋回枠404のいずれにも
係合しないことから、図7(c−2)に示すように、旋
回駆動装置403の作動により旋回アーム401のみが
180°旋回されて停止される。この状態において旋回
アーム401の停止位置は、図2中、2点鎖線で示すと
おりである。続いて、再びリフタ406の作動によりパ
ンタグラフ406pが収縮されて、トレー旋回枠404
がさらに下降され、トレー6が搬送台車3の台車枠30
1上に降ろされる。この下降により、旋回アーム401
先端の上部係合部材402Uが下降変位されたトレー6
のガイド部材602に挿入され、両者が係合する。
【0034】次いで、図6(d−1)に示すように、搬
送台車3が入庫車を載せたトレー6を支持して搬送路2
の一対のレール201上を走行され、入庫先の駐車区画
5の前で停止される。続いて、旋回駆動装置(ACサー
ボモータ)403の作動により、図2に示すように、2
点鎖線で示す旋回アーム401が矢印P方向に旋回し
て、トレー6を搬送台車3から入庫先の駐車区画5へ送
り出していく。トレー6は、その前後両側の各車輪60
1が搬送台車3の一対の横行レール302上から駐車区
画5の一対の横行レール501上へ移動することによ
り、横行していく。旋回アーム401の旋回とともに、
上部係合部材402Uのローラ402rがガイド部材6
02上を終端近くに達すると、今度はガイド部材602
上を戻る方向に移動していき、旋回アーム401がトレ
ー6を引き続き横行し、旋回アーム401が駐車区画5
の長手方向に対して直角の向きまで旋回したところでト
レー6が駐車区画5上に完全に移し替えられる。同時に
旋回アーム401先端の上部係合部材402Uがガイド
部材602から外れて、搬送台車3の長手方向と平行な
待機ポジションBまで旋回したところで停止される。こ
のようにして駐車区画5に入庫車が入庫したときの向き
に対して反転され、自動車の前後を反転された状態で格
納される。
【0035】次に上記駐車装置による自動車の出庫につ
いて図6(d−1)を用いて説明する。図6(d−1)
において、まず、搬送台車3が出庫車を格納中の駐車区
画5の前まで走行し、停止される。続いて、旋回駆動装
置(ACサーボモータ)403の作動により、図2に示
すように、旋回アーム401が搬送台車3の長手方向と
平行な待機ポジションBから矢印D方向へ、駐車区画5
に向けて旋回され、駐車区画5の長手方向に対して直角
の位置まで旋回したところで、旋回アーム401先端の
上部係合部材402Uがトレー6下面のガイド部材60
2にその一端から挿入される。続く旋回アーム401の
旋回動作により、上部係合部材402Uのローラ402
rがガイド部材602内を摺動しながらトレー6を搬送
台車3上に引き出す。トレー6は、その前後両側の車輪
601が駐車区画5の一対の横行レール501から搬送
台車3の一対の横行レール302へ移動することによ
り、横行していく。旋回アーム401の旋回とともに上
部係合部材402Uのローラ402rがガイド部材60
2上を終端近くに達すると、今度はガイド部材602上
を戻る方向に移動を始め、旋回アーム401がトレー6
を引き続き横行し、図2に示すように、所定の角度まで
旋回したところ、すなわち旋回停止位置Sで停止され、
トレー6が搬送台車3上に完全に載せ替えられる。
【0036】そして、搬送台車3が搬送路2上を走行
し、リフト8に向けて自動車を搬送する。昇降路7にお
いて、搬送台車3上のトレー6がリフト8に支持されて
自動車の乗込部1Eまで上昇され、出庫車を載せたトレ
ー6が乗込部1E上に戻される。入庫の段階で自動車の
向きが入庫のときとは反対方向に向けられているから、
自動車の乗込部1Eに到達したときには既に自動車の前
部が出庫口に向けられている。したがって、自動車の乗
込部1Eから出庫車を自走により前進出庫する。
【0037】このように上記実施例によれば、リフト8
の昇降路7上にトレー6が水平方向に旋回可能なトレー
旋回用スペース9を確保するとともに、搬送台車3に、
旋回アーム401と、その旋回駆動装置403と、トレ
ー旋回枠404と、旋回アーム401の先端側の上部係
合部材402Uおよび下部係合部材402Dと、高さL
1とL2とにトレー旋回枠404を昇降するリフタ40
6とにより、トレー横行旋回装置4を構成し、自動車の
入庫に際し、昇降路7上において搬送台車3上でトレー
6を旋回させる旋回動作と、各格納階層1の入庫先の駐
車区画5へ搬送台車3上のトレー6を横行させる動作と
を行い得るようにしているので、自動車の入庫に際し
て、予め自動車の前後方向を反転させることができ、自
動車の出庫において自動車の旋回動作を省略することが
できる。
【0038】なお、入庫の段階で自動車を旋回させてい
るため、その旋回時間分だけ、従来に比べて入庫の処理
に多くの時間を必要とするが、ユーザー側から見た場
合、自動車を乗込部に入れてしまうとユーザーは自動車
から離れてしまうので、入庫処理の時間が多少増加して
も不都合が生じない。
【0039】また、上記トレー横行旋回装置4によれ
ば、トレー旋回用スペース9において、トレー6を旋回
できるので、入庫の段階でトレーを旋回させるばかりで
なく、必要に応じて、出庫の段階でトレー6を旋回させ
るように制御を変えることもできる。
【0040】また、この実施例では、トレー旋回用スペ
ース9を、リフト8の昇降路7上に設定しているが、入
出庫階、乗込部1Eから各格納階層1までのトレー6の
移送経路上、他の箇所に変更することができる。このト
レー旋回用スペース9を、自動車の格納階層1に設けら
れた搬送台車3の搬送路2上、昇降路7に隣接する位置
に設定することができる。これにより、トレー6の旋回
動作中、昇降路7を塞ぐことがないので、他の入出庫に
際してリフト8を昇降させ、他の搬送台車3を移送する
ことができる。
【0041】また、トレー旋回用スペース9を、搬送台
車3の搬送路2上、複数の駐車区画5のうち任意の一区
画に対応する位置に設定することができる。この場合、
空間の効率的利用を図るため、またはユーザーの要求に
応じて、トレー旋回用スペース9の片側一方または両側
の区画に、制御盤や消火設備などの駐車場の付属装置、
または倉庫を設置することができる。このようにしても
また、トレー6の旋回動作中、昇降路7を塞ぐことがな
いので、他の入出庫に際してリフト8を昇降させ、他の
搬送台車3を移送することができる。
【0042】また、トレー旋回用スペース9を、搬送台
車3の搬送路2上、複数の駐車区画5の配列上に突出す
る躯体柱に対応する位置に設定することができる。駐車
区画5の配列上に柱が突出するような場合、そこに駐車
区画5を設けることができない代わりに、トレー6の旋
回に用いることにより、駐車空間を有効に利用すること
ができる。このようにしてもまた、トレー6の旋回動作
中、昇降路7を塞ぐことがないので、他の入出庫に際し
てリフト8を昇降させ、他の搬送台車3を移送すること
ができる。
【0043】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなよう
に、自動車の入出庫階から自動車の格納階層までの移送
経路上にトレー旋回用のスペースを設けるとともに、搬
送台車上に1つの旋回アームでトレーの横行と旋回とを
行い得るトレー横行旋回装置を搭載し、入庫に際し、ト
レー旋回用のスペースにおいて自動車を載せたトレーを
搬送台車上で旋回する動作と、搬送台車から駐車区画へ
トレーを横行させる動作とを行い得るようにしているの
で、自動車の出庫に際し、自動車の旋回時間を省くこと
ができ、出庫の円滑性の向上を図ることができる。
【0044】また、トレー旋回用のスペースを、リフト
の昇降路上に、または自動車の格納階層に設けられた搬
送台車の搬送路上、昇降路に隣接する位置、または搬送
台車の搬送路上、複数の駐車区画のうち任意の一区画に
対応する位置、または搬送台車の搬送路上、複数の駐車
区画の配列上に突出する躯体柱に対応する位置に適宜設
定することにより、トレーの旋回動作中、昇降路を塞ぐ
ことがなく、他の入庫または出庫に際してリフトを昇降
させて、自動車の入出庫を効率良く、円滑に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例における平面往復式駐
車装置の側面断面図 (b)同駐車装置の自動車の格納階層の平面図
【図2】同駐車装置の搬送台車およびトレー横行旋回装
置の拡大平面図
【図3】同駐車装置の搬送台車およびトレー横行旋回装
置においてトレー旋回枠の旋回動作中の拡大平面図
【図4】同駐車装置の搬送台車およびトレー横行旋回装
置の拡大側面図
【図5】同駐車装置の搬送台車およびトレー横行旋回装
置おいてトレー上昇中の拡大側面図
【図6】(a)同駐車装置の自動車の入出庫階、乗込部
に自動車が入庫した状態を示す側面断面図 (b)同駐車装置において入庫車をリフトにより昇降移
送している状態を示す側面断面図 (c−1)同駐車装置においてリフトにより昇降移送中
の搬送台車上で入庫車を旋回している状態を示す側面断
面図 (c−2)同駐車装置においてリフトにより昇降移送中
の搬送台車上で入庫車を旋回している状態を示す平面図 (d−1)同駐車装置において、自動車の入出庫中、自
動車の格納階層で搬送台車により自動車を搬送している
状態を示す側面断面図 (d−2)同駐車装置において、自動車の入出庫中、自
動車の格納階層の搬送台車上に載せられた自動車の向き
を示す平面図
【図7】(a−1)同駐車装置のトレー横行旋回装置に
おいて、トレー旋回枠が定位置にある場合の側面図 (a−2)同駐車装置のトレー横行旋回装置において、
トレー旋回枠が定位置にある場合の平面図 (b−1)同駐車装置のトレー横行旋回装置において、
トレー旋回枠が高さL2まで上昇して旋回中の側面図 (b−2)同駐車装置のトレー横行旋回装置において、
トレー旋回枠が高さL2まで上昇して旋回中の平面図 (c−1)同駐車装置のトレー横行旋回装置において、
トレー旋回枠を高さL1まで下降して旋回アームのみ旋
回中の側面図 (c−2)同駐車装置のトレー横行旋回装置において、
トレー旋回枠を高さL1まで下降して旋回アームのみ旋
回中の平面図
【図8】従来の平面往復式駐車装置の平面図
【図9】同駐車装置の搬送台車に搭載されたトレー移載
装置の平面図
【図10】同駐車装置に備えた自動車の乗込部およびタ
ーンテーブルを示す平面図
【符号の説明】
1 自動車の格納階層 1E 自動車の乗込部(自動車の入出庫階) 2 搬送路 201 搬送台車用の一対のレール 3 搬送台車 301 台車枠 302 一対の横行レール 303 車輪 304 駆動モータ 305 ロックピン 4 トレー横行旋回装置 401 旋回アーム 402U 上部係合部材 402D 下部係合部材 402s 支軸 402r ローラ 403 旋回駆動装置(ACサーボモータ) 404 トレー旋回枠 404p ロケットピン 404J 係合部 404h 穴 404s ストッパー部材 404t ロック穴 405 ガイド部材 405G ガイド片 405R ガイドレール 406 リフタ 406t テーブル 406p パンタグラフ 406c 駆動装置(シリンダあるいは油圧モートル) 5 駐車区画 501 一対の横行レール 6 自動車載置用のトレー 601 車輪 602 ガイド部材(横行用ガイド部材) 603 受け部 7 昇降路 8 リフト 801 支持部材 802 一対の昇降部材 9 トレー旋回用スペース

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のレールを敷設され、搬送台車を往
    復走行する搬送路およびこの搬送路に沿って配列され、
    自動車載置用のトレーを配置された複数の駐車区画を有
    する自動車の格納階層と、自動車の格納階層毎に配置さ
    れた搬送台車と、自動車の格納階層と自動車の入出庫階
    とを連絡する昇降路上に設置されて、トレーを昇降する
    リフトとを備え、自動車の格納階層の各駐車区画と搬送
    台車との間でトレーを受け渡しし、昇降路上でリフトと
    搬送台車との間でトレーを受け渡しして、リフトにより
    自動車の格納階層と入出庫階との間を昇降することによ
    り、自動車の入出庫を行う平面往復式駐車装置におい
    て、 入出庫階から格納階層までのトレーの移送経路上にトレ
    ーが水平方向に旋回可能なトレー旋回用スペースを設定
    するとともに、 搬送台車に、 トレーを支持可能な矩形状の台車枠と、 台車枠の中心に旋回中心が設定され、水平方向に旋回し
    て先端部が駐車区画側に所定寸法だけ突出した長さを有
    する旋回アームと、 台車枠上に設けられ、旋回アームを旋回させる旋回駆動
    手段と、 台車枠上に昇降可能に、かつ旋回可能に配置され、トレ
    ーを台車枠の上方に持ち上げて旋回するトレー旋回枠
    と、 旋回アームの先端側に上下両方向に向けて突出し、駐車
    区画または台車枠上のトレーに対してトレー下部に配設
    されたトレー横行用のガイド部材に係合可能な上部係合
    部材、およびトレーを持ち上げるためにトレー旋回枠の
    所定高さまでの上昇変位によりトレー旋回枠側に配設さ
    れた係合部に係合可能な下部係合部材と、 台車枠上に設けられ、トレーを台車枠から持ち上げて、
    旋回アームの上部係合部材とトレー下部のガイド部材と
    の係合が外れ、且つ旋回アームの下部係合部材とトレー
    旋回枠の係合部とが係合しない高さと、さらに旋回アー
    ムの下部係合部材とトレー旋回枠の係合部とが係合する
    高さとに、トレー旋回枠を昇降するリフタとを備え、 自動車の入庫に際し、トレー旋回用スペースにおいて搬
    送台車上でトレーを旋回させる旋回動作と、格納階層の
    入庫先の駐車区画へ搬送台車上のトレーを横行させる動
    作とを取り得ることを特徴とする平面往復式駐車装置。
  2. 【請求項2】 トレー旋回用スペースを、リフトの昇降
    路上に設定している請求項1記載の平面往復式駐車装
    置。
  3. 【請求項3】 トレー旋回用スペースを、自動車の格納
    階層に設けられた搬送台車の搬送路上、昇降路に隣接す
    る位置に設定している請求項1記載の平面往復式駐車装
    置。
  4. 【請求項4】 トレー旋回用スペースを、自動車の格納
    階層に設けられた搬送台車の搬送路上、複数の駐車区画
    のうち任意の一区画に対応する位置に設定している請求
    項1記載の平面往復式駐車装置。
  5. 【請求項5】 トレー旋回用スペースの片側一方または
    両側の区画に、制御盤、または消火設備などの駐車場の
    付属装置、または倉庫を設置している請求項4記載の平
    面往復式駐車装置。
  6. 【請求項6】 トレー旋回用スペースを、自動車の格納
    階層に設けられた搬送台車の搬送路上、複数の駐車区画
    の配列上に突出する躯体柱に対応する位置に設定してい
    る請求項1記載の平面往復式駐車装置。
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