JP3192532U - 試験体輸送箱 - Google Patents

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JP3192532U
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JP2014003145U
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勉 丸田
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株式会社丸幸商会
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Abstract

【課題】優れた冷却性及び耐振動性を有し、かつ輸送に耐え得る強度を有する輸送用保冷箱を提供する。
【解決手段】液体を収容した複数の容器を輸送するための輸送用保冷箱10であって、輸送用保冷箱10は、上方に開口する本体12と、本体12の側壁上端の開口端部に対して内嵌合する蓋体14とからなる発泡樹脂製の箱体と、蓄冷剤と、台座18とからなり、蓄冷剤は、蓋体14の裏面側に樹脂製仕切り網によって積載されるように装着され、台座18は、複数の容器を起立保持する複数の容器収容孔20を有するゴムスポンジであり、容器収容孔20は、輸送用保冷箱10の上面から見て略クロス状であることを特徴とする。樹脂製仕切り網は、蓋体14の裏側面に突き刺して設けられていることが好適である。
【選択図】図1

Description

本考案は、試験体瓶輸送箱に関する。
一般にバイアル等の試験体を封入する瓶性の容器を輸送する箱としては、段ボール製等の紙部材で構成された箱状のものが知られている(特許文献1)。また、特許文献2には複数のバイアルを収容する紙製の包装箱が知られている。
実開平6−47119号公報 特開平7−300156号公報
しかし、これらの特許文献には、例えば室温以下の温度条件下で輸送しなければならないバイアルを輸送するための技術については開示されておらず、保冷剤を上述のような紙製の箱に封入したとしても結露による水分によって箱が濡れてしまうために強度を保つことが困難である。
また、紙製の包装箱では、組み立てに手間がかかり、バイアルの出し入れに手間がかかり、不便である。一方で、ステンレス等の金属製による試験管立てにバイアルを収納し、上記包装箱に封入したとしてもバイアルがガラス製の場合には金属製の試験管立ての内縁と接触することにより、バイアルが傷ついたり破損したりするおそれがあった。
本考案の目的は、試薬等を入れたバイアル等の検体容器を種々の機関へ運搬する際に、冷却下に置かれたバイアル内の試薬の温度を上昇させることなく保管及び輸送することができ、かつ耐振動性を有する輸送用保冷箱を提供することにある。
上記の課題を解決する本考案の輸送用保冷箱は、液体を収容した複数の容器を輸送するための輸送用保冷箱であって、前記輸送用保冷箱は、上方に開口する本体と、前記本体の側壁上端の開口端部に対して内嵌合する蓋体とからなる発泡樹脂製の箱体と、蓄冷剤と、台座とからなり、前記蓄冷剤は、蓋体の裏面側に樹脂製仕切り網によって積載されるように装着され、前記台座は、前記複数の容器を起立保持する複数の容器収容孔を有するゴムスポンジであり、前記容器収容孔は、前記輸送用保冷箱の上面から見て略クロス状であることを特徴とするものである。
上記構成によれば、試薬等の温度を上昇させることなく、バイアルを起立保持させたまま、試薬を保管及び輸送することができる。
また、前記樹脂製仕切り網は、蓋体の裏側面に突き刺して設けられていることが好適である。
上記構成によれば、ある程度重さのある蓄冷剤を蓋体に積載させたとしても、蓄冷剤が本体に落ちるおそれがない。また、振動や落下等による外からの要因があったとしても蓄冷剤の落下を防ぐことができる。
以上説明したように、本考案によれば、試薬等を入れたバイアル等の験体容器を種々の機関へ運搬する際に、冷却下に置かれた容器内の試薬の温度を上昇させることなく保管及び輸送することができ、かつ耐振動性を有する輸送用保冷箱を提供することができる。
本考案に係る輸送用保冷箱の好適な実施形態を示す斜視図である。 台座を示す図である。 蓋体を下から見た斜視図である。
以下、本考案に係る好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本考案に係る輸送用保冷箱の外観が示されている。本実施形態に係る輸送用保冷箱10は、液体を収容した複数の容器を輸送するためのものであ。本実施形態においては、特に、バイアル等のサンプル瓶を保冷しながら輸送するために用いられる。
本実施形態に係る輸送用保冷箱10は、大別して上方に開口する本体12と、前記本体の側壁上端の開口端部に対して内嵌合する蓋体14とからなる箱体と、蓄冷剤22と、台座18とから構成される。該箱体は、図示されるように、本体12、蓋体14によって構成されており、これらの部材はいずれも本実施形態において発泡スチロールよって形成されているが、耐衝撃性を有する発泡樹脂であれば特に限定されない。
また、本体12と蓋体14とは内嵌合する構造からなるが、輸送時には蓋体の2箇所に設けられた通し穴16aと、本体の2箇所に設けられた通し穴16bとをひも等で通し、ひもの両端を括れば運搬が容易となる。
図2において、台座18に試験管26を起立して状態で保持させた状態が示されている。台座18は、複数の容器を起立保持する容器収容孔20を有している。
台座18の素材は特に限定されないが、特に発泡ゴムスポンジであれば多様なサイズの検体容器を収容することができ、かつ、検体容器同士がぶつかることによって破損するおそれがない。また、収容孔20の大きさは、1〜15ml検体容器が収容できる寸法であれば特に限定されない。
また、該容器収容孔は、前記輸送用保冷箱の上面から見て略クロス状である。このような構造とすることによって、前述と同様に、多様なサイズの検体容器を収容することができる。
図3には、本実施形態の係る輸送用保冷箱10の蓋体14を下から見た図である。
図3に示されるように、蓋体14は、前記本体の側壁上端の開口端部に対して内嵌合するような構造である。また、蓄冷剤22は、蓋体14の裏面側に樹脂製仕切り網24によって積載されるように装着されている。
このような構造とすることで、検体容器を輸送する際に、蓄冷剤が併置されるため、試薬等を入れたバイアル等の験体容器を種々の機関へ運搬する際に、冷却下に置かれた容器内の試薬の温度を上昇させることなく保管及び輸送することができる。
また、樹脂製仕切り網24は、蓋体の裏側面に突き刺して設けられている。このような構造とすることで、ある程度重さのある蓄冷剤を蓋体に積載させたとしても、蓄冷剤が本体に落ちるおそれがない。また、振動や落下等による外からの要因があったとしても蓄冷剤の落下を防ぐことができ、耐振動性や耐衝撃性を備えることができる。
これは、蓋体が発泡樹脂であることから、該樹脂製仕切り網24が突き刺さりやすい素材を用いたことによる。
なお、樹脂製仕切り網24の材質は発泡樹脂に突き刺さりやすいものであれば限定されないが、錆による劣化や検体容器が瓶製であった場合に傷がつき難くするため、金属製でないことが好ましい。
以上の理由から、樹脂製仕切り網24の材質はポリエチレンテレフタラート、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリアミド等の公知の樹脂でよい。
以上の説明により、本考案によって、試薬等を入れたバイアル等の検体容器を種々の機関へ運搬する際に、冷却下に置かれたバイアル内の試薬の温度を上昇させることなく保管及び輸送することができ、かつ耐振動性を有する輸送用保冷箱を提供することができる。
10 輸送用保冷箱
12 本体
14 蓋体
18 台座
20 容器収容孔
22 蓄冷剤
24 樹脂製仕切り網

Claims (2)

  1. 液体を収容した複数の容器を輸送するための輸送用保冷箱であって、
    前記輸送用保冷箱は、上方に開口する本体と、前記本体の側壁上端の開口端部に対して内嵌合する蓋体とからなる発泡樹脂製の箱体と、蓄冷剤と、台座とからなり、
    前記蓄冷剤は、蓋体の裏面側に樹脂製仕切り網によって積載されるように装着され、
    前記台座は、前記複数の容器を起立保持する複数の容器収容孔を有するゴムスポンジであり、
    前記容器収容孔は、前記輸送用保冷箱の上面から見て略クロス状であることを特徴とする輸送用保冷箱。
  2. 前記樹脂製仕切り網は、蓋体の裏側面に突き刺して設けられていることを特徴とする輸送用保冷箱。
JP2014003145U 2014-05-29 試験体輸送箱 Expired - Lifetime JP3192532U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112407606A (zh) * 2020-09-16 2021-02-26 新疆野马文化发展有限公司 汗血宝马基因组保存***

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