JP3192316U - サイドカー付き自転車 - Google Patents

Abstract

【課題】道路の高いところにサイドカーの車輪が乗った場合でも自転車のハンドルをとられず、安定走行できるサイドカー付き自転車を提供する。
【解決手段】サイドカー付き自転車１の後輪に補助輪２を路面２０から１ｃｍ以内浮かして取り付けている。サイドカー付き自転車の場合、サイドカーの車輪が高いところに乗ったときにハンドル操作が不安定になるが、補助輪２によりハンドル操作を安定させることができる。
【選択図】図１

Description

本考案は、ハンドル操作が安定するサイドカー付き自転車に関する。

子供を乗せる自転車として従来サイドカー付き自転車が提供されている。

サイドカー付き自転車においては、サイドカーの全高が低いので、自転車を運転する者は左に首を動かすだけで簡単に安全確認ができる。しかし、サイドカーの車輪が高いところを走行するとハンドルをとられ不安定になる。

サイドカー付き自転車は、自転車後輪のハブの右側端部にハンドル操作を安定させるための補助輪を取り付け、ハブの左側端部にサイドカーを取り付けるようにしたものである。

サイドカー付き自転車は、自転車後輪のスタンド受け金具に、補助輪を取り付けるようにしたものである。又、自転車の路面よりも補助輪を１ｃｍ以内浮かして取り付けるようにしたものである。

本考案により、自転車のハンドルが取られることを防止でき、安定した走行ができるサ
イドカー付き自転車を提供することができる。

本考案の補助輪及びサイドカー付き自転車を表す図である。 本考案のサイドカー付き自転車の後輪の断面図である。

以下本考案の最適な実施の形態を図１及び図２にもとづいて詳細に説明する。
図１において、１は自転車の本体である。補助輪２は自転車本体１の後輪のハブ６ａに
取り付けられている。また補助輪２は、平テツ２ａと平テツ２ａによって保持されるタ
イヤ本体２ｂから構成されている。

図１において、アングル４は、自転車の後輪のハブ６ｂに固定してあるスタンド受け金
具７ｂと、サイドカー５とを連結するものである。サイドカー５は補助輪２の反対側に
取り付けられている。なお、サイドカー５は、取付部５ａ（例えば、アングルや鉄製の
棒）を用いて、アングル４に固定されているものとする。

図２は、補助輪２の縦断面図である。６ａ、６ｂは自転車の後輪を支えるハブ、７ａ、
７ｂはハブに固定されているスタンド受け金具である。

図２の平テツ２ａは、自転車の軸（ハブ）６ａに固定されてあるスタンド受け金具７ａ
に補助輪本体２ｂを固定するものである。

図２において９は、補助輪のタイヤ本体２ｂを平テツ２ａ内に回転可能に取り付ける補
助輪２の回転軸である。回転軸９にタイヤ本体２ｂを取り付け自由に回転させる。

図２の隙間１０は、路面２０と補助輪２のタイヤ本体２ｂとの空間である。隙間１０は
１ｃｍ以内に設定おり、補助輪２は路面２０から１ｃｍ以内浮かして取り付けられてい
る。道路走行中にサイドカー５の車輪が道路の高いところに乗ると、補助輪２が道路路
面２０に接するので、道路の高い所にサイドカーの車輪が乗ってもハンドル操作が安定
する。

１ サイドカー付き自転車本体
４ サイドカー取り付け部
５ サイドカー本体
６ａ、６ｂ 自転車軸の（ハブ）
７ａ、７ｂ 自転車軸スタンド受け金具
２ 補助輪

Claims (3)

1. 自転車後輪のハブの右側端部に自転車のハンドル操作を安定させるための補助輪を取
   り付け、ハブの左側端部にサイドカーを取り付けることを特徴とするサイドカー付き自
   転車。
2. 自転車後輪のスタンド受け金具に、補助輪を取り付けることを特徴とする請求項１記載
   のサイドカー付き自転車。
3. 自転車の路面よりも補助輪を１ｃｍ以内浮かして取り付けることを特徴とする請求項
   １又は請求項２記載のサイドカー付き自転車。

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