JP3190433U - 調理用ざる - Google Patents

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【課題】調理の下ごしらえ時において所要サイズに刻んだ材料を容易に収容でき、麺類などの湯通しなどや野菜などのアク抜きや茹で上げなどにも利用できると共に、コンパクトに片付けられる調理用ざるを提供する。
【解決手段】メッシュ状で且つ平坦な底面部2a、該底面部2aの上方に連設されたメッシュ状で且つ立体形状の立体部6a、および該立体部6aの端部8と上記底面部2aの直線辺3とに囲まれて開口する凹部10aからなるざる本体Zaと、上記立体部6aにおける凹部10aの開口部側の端部8の最上部付近に接続された基部13、および該基部13の先端部から上記底面部2aに対して平行状に延びた掴み部12からなる取っ手11と、を備えてなる、調理用ざる1a。
【選択図】 図1

Description

本考案は、調理の下ごしらえ時に細かく刻んだ材料を容易に収容でき、且つ麺類などの湯通しや野菜などの湯掻きなどにも利用できる調理用ざるに関する。
例えば、麺類などを湯通ししたり、野菜などのアクを除くための湯掻きを行うため、全体がほぼ円筒形状あるいはドーム形状を呈し、麺類や野菜などを投入する凹部(内側)と外周面との間に多数の貫通孔を明けたざる本体と、該ざる本体における凹部の開口部から上記ざる本体の軸方向に沿って該ざる本体と反対側の上方に延びた取っ手とからなるざるや、調理用こし器が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
ところで、前記ざるや調理用こし器は、麺類などを湯通ししたり、野菜などのアクを除くための湯掻きなどにしか使用できず、例えば、野菜や肉類などをまな板上で所要のサイズに刻んだ場合、細かくなった多数の野菜片や肉片は、別のほぼドーム形状を呈するボールやざるの凹部に素手や包丁で掻き集めて収容している。
そのため、料理の下ごしらえ時に用いるドーム形状を呈するボールやざるとは別に、湯通し用やアク抜き用のざるやこし器が必要となる。従って、調理の過程において、複数のざる類が必要となるので、これら複数のざる類の準備、調理過程ごとにおける使い分け、および調理後の後片付けが煩雑になる、という問題があった。
特開平7−213243号公報(図1,2) 意匠登録第1099549号公報(斜視図)
本考案は、背景技術で説明した問題点を解決し、調理の下ごしらえ時にて所要サイズに刻んだ材料を容易に収納でき、麺類などの湯通しや野菜などのアク抜きや茹でなどにも利用できると共に、コンパクトに片付けられ調理用ざるを提供する、ことを課題とする。
課題を解決するための手段および考案の効果
本考案は、前記課題を解決するため、考案者による鋭意研究の結果により得られたもので、多数の貫通孔を有し且つ凹部を内設するざる本体に、該凹部のほぼ軸方向に沿って平坦な底面部を形成する、ことに着想して成されたものである。
即ち、本考案の調理用ざる(請求項1)は、メッシュ状で且つ平坦な底面部、該底面部の上方に連設されたメッシュ状で且つ立体形状の立体部、および該立体部の端部と上記底面部の直線辺とに囲まれて開口する凹部からなるザル本体と、上記ざる本体の立体部における凹部の開口部側の端部の最上部付近に接続された基部、および該基部の先端部から上記底面部に対して平行状に延びた掴み部からなる取っ手と、を備えてなる、ことを特徴とする。
これによれば、以下のような効果(1)〜(3)を奏することができる。
(1)前記底面部をまな板の表面上に載置したり、あるいは、該まな板の表面上やその短辺の底面側に直線辺を接触させて配置し、野菜や肉類などの調理用材料を所要サイズに刻んだ多数の野菜片や肉片などを上記まな板の長手方向に沿って素手または包丁などにより横移動させることによって、上記多数の野菜片や肉片などを本調理用ざるの凹部内に、ほぼ全量をこぼすことなく、容易且つ迅速に収容できる。この際、前記取っ手の基部や掴み部が、上記作業の邪魔にならない。しかも、引き続いて、上記多数の野菜片や肉片などを鍋やフライパンなどにそのまま素速く投入できるので、調理全体のスピードアップに寄与することができる。
(2)前記取っ手を熱湯が充填された鍋や釜類の上端縁に引っ掛けて、予め凹部内に収容した麺類や野菜類を上記熱湯中に浸し且つ箸などによってこれらを攪拌することにより、麺類の湯通しや野菜類のアク抜き(湯掻き)や茹で上げなどが比較的狭いスペースで行えると共に、これらの直後に上記熱湯中からざる本体を取り出すことによって、湯通しされた麺類やあく抜きなどされた野菜類などの湯切りや湯引きを連続して行える。
(3)前記ざる本体には、凹部を囲む立体部と共に、平坦な底面部が含まれているため、本調理用ざるの容積を従来の円筒形状やドーム形状のざるに比べて、全体の容積をコンパクト化できるので、台所や流し台付近などにおいて、使用時はもとより、不使用時の片付けた際にも場所を取らず、コンパクトに収納できる。
尚、前記メッシュ状とは、多数の貫通孔が縦横方向に沿って整列して配置された多孔な面を指しており、例えば、樹脂やゴムなどで一体成形された平面および立体面や、多数の金属線材あるいは炭素繊維を面状に織り込んだ平面および立体面が例示され、各面ごとの縦横方向に沿って多数の貫通孔が穿設されている。
また、前記ざる本体は、耐熱性ゴム、耐熱性樹脂、あるいは金属線材や炭素繊維のメッシュ状の面材からなり、耐熱性ゴムとしてはシリコンゴムなど、耐熱性樹脂としてはシリコン樹脂、ポリプロピレン(PP)、フッ素系樹脂、ポリカーボネートなど、金属線材としてはステンレス鋼などからなる線材が例示される。
更に、前記底面部の上方とは、該底面部とは相対的に別の位置にあることを意味しており、例えば、ざる本体の姿勢によっては、上記底面部の側方でもある。
また、前記立体部は、底面部との間に前記凹部を形成するものであり、該底面部と一体に形成された形態や、別体の底面部と接合された形態の何れでも良い。
更に、前記基部および掴み部からなる取っ手は、上記立体部と一体に形成された形態の他、別体の立体部と脱着可能に接続された形態の何れであっても良い。
加えて、取っ手の掴み部には、不使用時に本調理用ざるを台所などの壁面に突設したフックなどに引っ掛けるための通し孔を穿孔しても良い。あるいは、前記底面部の直線辺側の中央部付近に上記同様の通し孔を穿孔しても良い。
また、本考案には、前記ざる本体の底面部は、平面視で前記直線辺を含む半長円形状または半楕円形状を呈すると共に、前記立体部は、全体が半ドーム形状を呈する、調理用ざる(請求項2)も含まれる。
これによれば、前記底面部と立体部とによって、全体がほぼ半円筒形状あるいは半ドーム(半球)形状の凹部を内設したざる本体を有する調理用ざるとなる。その結果、前記効果(1)〜(3)を確実に奏することができる。
更に、本考案には、前記ざる本体の底面部は、平面視で前記直線辺を含む矩形状を呈すると共に、前記立体部は、全体が箱形状あるいは三角柱形状を呈する、調理用ざる(請求項3)も含まれる。
これによれば、前記底面部と立体部とによって、全体がほぼ箱形状あるいは三角柱形状を呈する凹部を内設したざる本体を有する調理用ざるとなる。その結果、これらによっても、前記効果(1)〜(3)を確実に奏することができる。
尚、上記矩形状には、長方形状、正方形状、あるいは台形状が含まれる。
また、本考案には、前記底面部の直線辺は、前記凹部の開口部側に該凹部の開口部側から奥側に向かって立ち上がる傾斜面を有している、調理用ざる(請求項4)も含まれる。
これによれば、前述したように所要のサイズに刻んだ多数の野菜片や肉片を上記まな板の長手方向に沿って素手または包丁などによって横移動させることにより、上記多数の野菜片や肉片を本調理用ざるの凹部内に、ほぼ全量をこぼすことなく、容易、迅速、且つ確実に収容できる効果(4)が得られると共に、前記効果(1)を一層確実に奏することが可能となる。
加えて、本考案には、前記ざる本体は、前記凹部の開口部と反対側の前記立体部の外側に3本以上の載置用の脚を前記取っ手の掴み部と平行状に突設している、調理用ざる(請求項5)も含まれる。
これによれば、所要のサイズに刻んだ多数の野菜片や肉片を凹部に収容した状態で、該凹部を上向きとした起立姿勢として本調理用ざるを流し台や調理台の上で一時的に待機させたり、一時的な不使用時に上記起立姿勢で安定して自立させる効果(5)が奏られる。
尚、前記取っ手における掴み部の先端部を上記脚の1本として兼用しても良い。
本考案による一形態の調理用ざるを示す斜視図。 上記調理用ざるの図1中における矢印Xの視覚による正面図。 図2中のY−Y線の矢視に沿った垂直断面図。 上記調理用ざるの使用状態を示す概略図。 上記調理用ざるの異なる使用状態を示す概略図。 (A),(B)はそれぞれ異なる形態の調理用ざるを示す斜視図。 (A),(B)はそれぞれ更に異なる形態の調理用ざるを示す斜視図。
以下において、本考案を実施するための形態について説明する。
図1は、本考案による一形態の調理用ざる1aを示す斜視図、図2は、図1中における白抜きの矢印Xの視覚による上記調理用ざる1aの正面図、図3は、図2中のY−Y線の矢視に沿った垂直断面図である。
上記調理用ざる1aは、図1〜図3に示すように、全体がほぼ半円筒形状あるいはほぼ半円錐(半球)形状を呈するざる本体Zaと、該ざる本体Zaに一端が取り付けられた取っ手11とを備えている。上記ざる本体Zaは、メッシュ状で且つ平坦な底面部2aと、該底面部2aの上方(側方)に連設された立体部6aと、上記底面部2aの直線辺3と立体部6aの一端部(端部)とに囲まれて開口する全体がほぼ半円筒形状の凹部10aと、からなる。
前記底面部2aは、図1〜図3の平面視で、半楕円形状または半円形状の底板4と、該底板4における縦横方向に沿って配設された多数の貫通孔5とを備えている。該底板4の一端には、凹部10a側にその入口から奥側に向かって緩く立ち上がって傾斜(約20〜40度)する傾斜面を有する直線辺3が位置している。
尚、該直線辺3付近における長手方向の中央部には、本調理用ざる1aを図示しないフックなどに引っ掛けて片付けるための通し孔hを穿設しても良い。
また、前記立体部6aは、全体がほぼ半円筒形状またはほぼ半円錐形状の立体面板7と、該立体面板7における円周方向に沿って細長い多数の貫通孔9と、上記立体面板7のうち、凹部10aの開口部を形成する半円形状の端部8とを備えている。図1,図3で立体面板7の右側(他端部)には、凹部10aの底部となる縮径部が位置し、該底部では、同心円状のパターンで多数の貫通孔9が配設されると共に、その中心部で且つ前記底面部2a側には、半円形状の壁板7aが位置している。
更に、前記取っ手11は、前記立体部6aにおける凹部10aの開口部側の端部8における最上部付近からざる本体Zaの外側で且つほぼ径方向に延びた基部13と、該基部13の先端部から前記底面部2aとほぼ平行状あるいは外側に傾斜して延びた掴み部12とからなる。該掴み部12の先端側には、本調理用ざる1aを図示しないフックなどに引っ掛けるための通し孔14が穿設されている。そして、上記基部13と掴み部12と前記立体部6aとの間には、これらに囲まれた窪み部15が位置している。
尚、上記基部13は、その一部また全部が立体部6aの端部8および凹部10aの開口部よりも、該立体部6aの軸方向の外側に変位していても良い。また、上記掴み部12は、図3に示すように、前記底面部2aに対して平行ではなく、その先端側が若干外側に傾斜しつつ変位する形態でも良い。
以上のようなざる本体Zaおよび取っ手11からなる調理用ざる1aは、例えば、シリコン樹脂、ポリプロピレン(PP)、あるいは、四フッ化エチレン(PTFE)などの耐熱性樹脂の一体成形物からなり、例えば、射出成形法などによって容易に量産が可能である。
図4は、前記調理用ざる1aの一使用形態を示す概略図である。
目的とする調理の下ごしらえにおいて、例えば、まな板17の表面上で長ネギ(野菜)を所要の長さごとに包丁18により刻んだ多数のネギ片(野菜片)19を、その直後において、図4に示すように、上記まな板17の表面上で且つ該表面における長辺方向の一端(右)側に、底面部2aを上記まな板17の表面に面接触させ、且つ凹部10aが上記多数のネギ片19側に開口するように調理用ざる1aを載置する。この際、調理者の片手は、取っ手11の掴み部12を掴んでいると良い。
次いで、例えば、図4中の白抜きの矢印で示すように、残りの片手で柄を掴んだ垂直姿勢の包丁18を水平方向に沿って横移動させる。その結果、底面部2aの直線辺3における傾斜面も相まって、上記多数のネギ片19を外部にこぼすことなく、確実、容易、且つ迅速に調理用ざる1aの凹部10a内に収容できる。
尚、前記調理用ざる1aは、その底面部2aの直線辺3を前記まな板17の短辺の下縁に接するように、該まな板17の短辺の外側に隣接して配置しても良い。
前記の結果、引き続いて行う調理過程のため、図示しない鍋やフライパンなどへ上記多数のネギ片19を、そのまま素速く投入できるので、調理全体のスピードアップを図ることも可能となる。
図5は、前記調理用ざる1aの異なる使用形態を示す概略図である。
例えば、生麺あるいは乾麺のうどんやラーメンや蕎麦などの麺類24を湯通しする際において、図5に示すように、予め、調理用ざる1aの凹部10a内に上記麺類24を投入しておき、別途に熱湯22を内側に満たしたほぼ円筒形状の鍋20の上縁21に、上記凹部10aの開口部が上向きになる垂直姿勢として、窪み部15を引っ掛けると共に、上記凹部10a内にその開口部の上方から調理用の箸23を挿入する。引き続いて、前記底面部2aの貫通孔5や立体部6aの貫通孔9を介して上記凹部10a内に進入した熱湯22中に浸された上記麺類24を、上記箸23によって任意の方向に沿って適宜攪拌する。その結果、当初が乾麺であった麺類24は、湯を含んだ柔軟で且つ食べ頃の生麺24となり、一方、当初から生麺であった麺類24は、湯を適度に含んだ食べ頃の生麺24となる。
最後に、掴み部12を片手で掴んで、上記生麺24を上記調理用ざる1aと共に、鍋20の外側に取り出した後、適所において湯切りをした後、別途用意しただし汁入りのどんぶりなどの食器類に挿入することで、食事用に提供可能となる。
尚、前記麺類24に替えて、所要サイズに刻んだ生野菜を、調理用ざる1aと共に、前記同様に鍋20などの熱湯22中に浸すことで、該生野菜のアク抜き(湯掻き)を行ったり、あるいは、単に茹で上げることも可能である。
また、次の麺類24を湯通しするまでの間において、図5で示した垂直姿勢のまま、3本または4本の脚16を介して、上記調理用ざる1aを、例えば、上記鍋20の付近や前記まな板17の付近の流し台上などに待機させておいても良い。
以上のような調理用ざる1aによれば、前記効果(1)のように、前記底面部2aをまな板17の表面上に載置したり、該まな板17の短辺に底面側の直線辺を接触させて隣接し、所要サイズに刻んだ多数の野菜片19などをまな板17の長手方向に沿って素手または包丁18により横移動させることにより、多数の野菜片19などを本調理用ざるの凹部10a内に、前記直線辺3の傾斜面も相まって、ほとんど全量をこぼすことなく容易且つ迅速に収容できる。その結果、多数の野菜片19などを鍋やフライパンなどにそのまま投入できるので、調理全体のスピードアップも図れる。
また、前記効果(2)のように、予め凹部10a内に収容した麺類24や野菜類を前記熱湯22中に浸し且つ箸23などによってこれらを適宜攪拌することで、麺類24の湯通しや野菜類のアク抜きなどが比較的狭いスペースで行えると共に、これらの直後に熱湯22中からざる前記本体Zaを取り出すことにより、湯通し後の麺類24や野菜類などの湯切りや湯引きを連続して行える。
更に、前記効果(3)のように、凹部10aを囲む立体部6aと共に、平坦な底面部2aが含まれているため、本調理用ざる1aの容積を従来の円筒形状やドーム形状のざるに比べてコンパクト化できるので、台所や流し台上やその内部などに、使用時と不使用時との双方にて場所を取らず、コンパクトに収納できる。
尚、前記底面部2aにおける直線辺3の傾斜面は、単一のテーパ面に限らず、前記凹部10aの奥側に向かって、前後2段以上の傾斜面としたり、上向きあるいは下向きの凸の曲面としても良い。
また、収納時には、前記底面部2aの直線辺3側の中央部付近に開設した通し孔hに、台所や流し台内の壁面に引っ掛けてくと、安全性を図ることもできる。
本考案は、前記調理用ざる1aのような形態に限るものではない。
例えば、図6(A)に示すように、平面視が前記直線辺3を含む矩形状の底面部2b、全体がほぼ箱形状の立体部6b、および開口部から奥行き方向の断面がほぼ台形状で且つ全体がほぼ直方体形状の凹部10bからなるざる本体Zbと、上記立体部6bにおける凹部10bの開口部側の端部8の最上部付近に接続された前記同様の取っ手11とからなる調理用ざる1bも本考案に含まれる。
尚、上記底面部2bおよび立体部6bには、前記同様の貫通孔5,9がそれぞれ多数配置されている。また、上記立体部6bおよび凹部10bは、図6(A)中において左右の上隅部に傾斜して設けた面取り部のない箱形状としても良い。
また、図6(B)に示すように、平面視が前記直線辺3を含む半長円形状の底面部2c、全体がほぼ半ドーム形状の立体部6c、および全体が同様な半ドーム体形状の凹部10cからなるざる本体Zcと、上記立体部6cにおける凹部10cの開口部側の端部8の最上部付近に接続された前記同様の取っ手11とからなる調理用ざる1cも本考案に含まれる。尚、上記底面部2cおよび立体部6cにも、前記同様の貫通孔5,9がそれぞれ多数配置されている。
更に、図7(A)に示すように、平面視が前記直線辺3を含む矩形状の底面部2d、全体がほぼ扁平な三角柱形状を呈する立体部6d、および全体が同様な三角柱形状の凹部10dからなるざる本体Zdと、上記立体部6dにおける凹部10dの開口部側の端部8の最上部に接続された前記同様の取っ手11とからなる調理用ざる1dも本考案に含まれる。
尚、上記底面部2dおよび立体部6dにも、前記同様の貫通孔5,9がそれぞれ多数配置されている。また、上記立体部6dおよび凹部10dは、図7(A)中において左右の下隅部に沿った曲面のない三角柱状の形態としても良い。
加えて、図7(B)に示すように、平面視が前記直線辺3を含むほぼ矩形状で且つ台形状の底面部2e、全体がほぼ扁平な箱形状で且つ台形状を呈する立体部6e、および全体が該立体部6eとほぼ相似形の凹部10eからなるざる本体Zeと、上記立体部6eにおける凹部10eの開口部側の端部8における最上部に接続された前記同様の取っ手11とからなる調理用ざる1eも本考案に含まれる。
尚、上記底面部2eおよび立体部6eにも、前記同様の貫通孔5,9がそれぞれ多数配置されている。尚、上記底面部2eは、平面視でほぼ半楕円形状とし、且つ上記立体部6eを扁平なドーム形状を呈する形態としても良い。
前記のような調理用ざる1b〜1eも、前記同様の耐熱性ゴムや耐熱性樹脂などを用いて、前記同様の方法によって、容易に量産することが可能である。
以上のような調理用ざる1b〜1eによっても、前記調理用ざる1aと同様な効果を奏することが可能である。
本考案によれば、例えば、調理の下ごしらえ時において所要サイズに刻んだ材料を容易に収納でき、麺類などの湯通しや野菜などのアク抜きや茹でなどにも利用できると共に、コンパクトに収納できる調理用ざるを確実に提供できる。
1a〜1e………調理用ざる
Za〜Ze………ざる本体
2a〜2e………底面部
3…………………直線辺
5,9……………貫通孔(メッシュ状の領域)
6a〜6e………立体部
8…………………端部
10a〜10e…凹部
11………………取っ手
12………………基部
13………………掴み部
16………………脚

Claims (5)

  1. メッシュ状で且つ平坦な底面部(2a〜2e)、該底面部(2a〜2e)の上方に連設されたメッシュ状で且つ立体形状の立体部(6a〜6e)、および該立体部(6a〜6e)の端部(8)と上記底面部(2a〜2e)の直線辺(3)とに囲まれて開口する凹部(10a〜10e)からなるざる本体(Za〜Ze)と、
    上記立体部(6a〜6e)における凹部(10a〜10e)の開口部側の端部(8)の最上部付近に接続された基部(13)、および該基幹部(13)の先端部から上記底面部(2a〜2f)に対して平行状に延びた掴み部(12)からなる取っ手(11)と、を備えてなる、
    ことを特徴とする調理用ざる(1a〜1e)。
  2. 前記ざる本体(Za,Zc)の底面部(2a,2c)は、平面視で前記直線辺(3)を含む半長円形状または半楕円形状を呈すると共に、前記立体部(6a,6c)は、全体が半ドーム形状を呈する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の調理用ざる(1a,1c)。
  3. 前記ざる本体(Zb,Zd,Ze)の底面部(2b,2d,2e)は、平面視で前記直線辺(3)を含む矩形状を呈すると共に、前記立体部(2b,2d,2e)は、全体が箱形状あるいは三角柱形状を呈する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の調理用ざる(1b,1d,1e)。
  4. 前記底面部(2a〜2e)の直線辺(3)は、前記凹部(10a〜10e)の開口部側に該凹部(10a〜10e)の開口部側から奥側に向かって立ち上がる傾斜面を有している、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の調理用ざる(1a〜1f)。
  5. 前記ざる本体(Za〜Ze)は、前記凹部(10a〜10e)の開口部と反対側の前記立体部(6a〜6e)の外側に3本以上の載置用の脚(16)を前記取っ手(11)の掴み部(12)と平行状に突設している、
    ことを特徴とする請求項1乃至4に記載の何れか一項に記載の調理用ざる(1a〜1e)。
JP2014000844U 2014-02-20 調理用ざる Expired - Lifetime JP3190433U (ja)

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