JP3185252B2 - デジタルレコーダ - Google Patents

デジタルレコーダ

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JP3185252B2
JP3185252B2 JP16205591A JP16205591A JP3185252B2 JP 3185252 B2 JP3185252 B2 JP 3185252B2 JP 16205591 A JP16205591 A JP 16205591A JP 16205591 A JP16205591 A JP 16205591A JP 3185252 B2 JP3185252 B2 JP 3185252B2
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  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声信号等をデジタル
的に記憶、再生、更には編集することが可能なデジタル
レコーダに関する。
【0002】
【従来技術】近年、記録媒体としてハードディスクを用
い、このハードディスクに設けられる複数のオリジナル
レコーディングトラックORTに記録される音声データ
を複数の区間(イベント)に区切り、各区切られた区間
を表すイベントおよびそれらイベントに対応したオリジ
ナル・レコーディング・トラックORT上の記録位置
(オリジナルトラック番号、記録開始点/記録終了点)
を備えたイベントアドレステーブルEATと、イベント
アドレステーブルEATに登録された各イベントを再生
順序に並べたイベントコントロールトラックECTとを
具備し、イベントコントロールトラックECT上で各イ
ベントを並べ替えるだけで、オリジナルレコーディング
トラックORTに記憶されている音声データを簡単に編
集し得るようにしたデジタルレコーダが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のデジタルレコー
ダにおいては、編集内容に応じて、オリジナルレコーデ
ィングトラックORTに記録される音声データの並びと
イベントコントロールトラックECT上のイベントの並
びとが異なることも起こり得る。 この為、例えば、ある
イベントコントロールトラックECTに基づいてイベン
ト再生しながら、他のイベントコントロールトラックE
CTに新たなイベントを定義してパンチイン・パンチア
ウト(再生時間軸上で指定した区間で録音する処理を指
す)するような場合、その新たなイベントに対応した所
定の音声データが実際に書き込まれる記録媒体上のオリ
ジナルレコーディングトラックORTは必ずしも空き領
域であるとは限らない。 したがって、パンチイン・パン
チアウトにより実際に音声データが書き込まれるオリジ
ナルレコーディングトラックORTにおいて、そこが既
に録音済みであると、オーバーライトにより誤って録音
済みの音声データを消去してしまったり、あるいは消去
しないまでも、新たなイベントを録音するのに充分な記
録容量がなく、全てを録音できないことも起こり得る、
という問題が生じる。
【0004】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、新たなイベントに対応した音声データを
オリジナルレコーディングトラックORTに録音する際
に、録音済みの音声データを誤って消去することなく、
確実に録音することができるデジタルレコーダを提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、記録媒体に
設けられた記録トラックを複数の区間に区切り、各区切
られた区間を表すイベントおよび各イベントに対応した
記録トラック上の記録位置を記憶するイベントアドレス
テーブルと、このイベントアドレステーブルに登録され
た各イベントを再生順序に並べたイベントコントロール
トラックとを備え、このイベントコントロールトラック
に登録される各イベントの配列順序に従って記録トラッ
クに記憶されている音声データを再生するデジタルレコ
ーダにおいて、新たに録音するイベントの開始点および
終了点を前記イベントコントロールトラック上で指定す
る指定手段と、この指定手段によって指定された終了点
から開始点を減算して録音時間を算出する録音時間算出
手段と、前記指定手段によって前記イベントコントロー
ルトラックに新たに定義されたイベントに対応して、実
際に音声データが録音される記録媒体上の記録トラック
およびその記録トラック上の録音開始点を指定し、その
指定した録音開始点が既録音部分に続く追加録音か、あ
るいは既録音部分から離間した任意録音のいずれの態様
であるかを判定する録音態様判定手段と、この録音態様
判定手段が追加録音と判定した場合には、録音時間と録
音開始点以降の未録部分の時間とを比較し、未録部分が
録音時間より短ければ録音不可とし、一方、未録部分が
録音時間より長ければ指定された記録トラックの録音開
始点から音声データを追加録音する追加録音手段と、前
記録音態様判定手段が任意録音と判定した場合には、指
定された記録トラックのトラック長から録音開始点を減
算して得た録音可能時間と録音時間とを比較し、録音可
能時間が録音時間より短ければ録音不可とし、録音可能
時間が録音時間より長ければ指定された記録トラックの
録音開始点から音声データを任意録音する任意録音手段
と、前記追加録音もしくは任意録音の完了に応じて、新
たに録音したイベントおよびそのイベントに対応した記
録トラック上の記録位置を前記イベントアドレステーブ
ルに登録する登録手段とを具備することを特徴とする。
【0006】
【0007】
【0008】
【作用】上記構成によれば、新たに録音するイベントの
開始点および終了点をイベントコントロールトラック上
で指定すると、その指定された終了点から開始点を減算
して録音時間を算出すると共に、イベントコントロール
トラックに新たに定義されたイベントに対応して、実際
に音声データが録音される記録媒体上の記録トラックお
よびその記録トラック上の録音開始点を指定する。 そし
て、指定した録音開始点が既録音部分に続く追加録音
か、あるいは既録音部分から離間した任意録音のいずれ
の態様であるかを判定し、追加録音であれば、録音時間
と録音開始点以降の未録部分の時間とを比較し、未録部
分が録音時間より長い場合のみ、指定された記録トラッ
クの録音開始点から音声データを追加録音する。一方、
任意録音であると、指定された記録トラックのトラック
長から録音開始点を減算して得た録音可能時間と録音時
間とを比較し、録音可能時間が録音時間より長い場合の
み、指定された記録トラックの録音開始点から音声デー
タを任意録音する。追加録音もしくは任意録音が完了す
ると、新たに録音したイベントおよびそのイベントに対
応した記録トラック上の記録位置を前記イベントアドレ
ステーブルに登録する結果、新たなイベントに対応する
音声データをオリジナルレコーディングトラックに録音
する際に、録音済みの音声データを誤って消去すること
なく、確実に録音することが可能になる。
【0009】
【0010】
【実施例】図1は、本発明のデジタルレコーダの一実施
例の構成を示すブロック図である。この図に示す実施例
においては、同時に4トラックまでの録音、再生動作が
出来るようになっている。
【0011】4つの音声入出力装置2−12−4は、
それぞれ4つのトラックTr1〜Tr4に対応して設け
られている。これら音声入出力装置2−1〜2−4は、
録音モードに設定されている場合には、それぞれ個々独
立して外部から入力されるアナログ音声信号をA/D変
換してなる音声データを、データバス6を介してRAM
8に出力する一方、再生モードに設定されている場合に
は、それぞれ個々独立してRAM8からデータバス6を
介して供給される音声データをD/A変換して外部出力
する。
【0012】RAM8は、少なくとも4つのトラックT
r1〜Tr4に対応した4つの領域を備える。音声入出
力装置2−1〜2−4とRAM8とのデータ転送は、図
示されてないDMAコントローラの制御の下に、周知の
DMA方式により行われる。
【0013】RAM8は、さらに、ハードディスクコン
トローラ(HDC)10の制御の下に、データバス6を
介してハードディスク12とデータの送受を行う。ハー
ドディスク12に対する読取および書込動作は、すべ
て、ハードディスクコントローラ10の制御の下に行わ
れる。
【0014】テーブル記憶装置14は、例えばEEPR
OM等の書き換え可能な不揮発性メモリにより構成さ
れ、前述したイベントアドレステーブルEAT、イベン
トコントロールトラックECTの他、後述するテイクス
ケジュールテーブルTSTやイベントスケジュールテー
ブルESTを記憶する。
【0015】
【0016】次に、図2はハードディスク12の記憶内
容の一例を示す図である。この図に示す一例では、ハー
ドディスク12のオリジナルレコーディングトラックO
RT01〜03にそれぞれテイク01〜03が記憶され
ている。なお、ここで言うテイクとは、1回の録音によ
りオリジナルレコーディングトラックORTに記憶され
るデータ全体を指す。 オリジナルレコーディングトラッ
クORT02,03に記憶されたテイク02,03の一
部は、イベント01,02としてイベントアドレステー
ブルEATに登録される。この場合、図5に示すよう
に、イベントアドレステーブルEATには、イベント0
1,02にそれぞれ対応する情報としてオリジナルレコ
ーディングトラックORT上の記録位置(オリジナルト
ラック番号、記録開始時刻/記録終了時刻)およびテイ
ク番号が登録される。
【0017】イベントコントロールトラックECTは、
オリジナルレコーディングトラックORTに対応した4
つのトラックECT01〜04からなり、それぞれ前述
したように、イベントが再生順序に並べられる。 図2に
図示する一例の場合、イベントコントロールトラックE
CT01にはイベント01を連続的に繰り返し再生する
ように並べられ、イベントコントロールトラックECT
02にはイベント02を一定時間をおいて2回再生する
ように並べられている。イベントコントロールトラック
ECT03,04はイベントが登録されていない未定義
状態となっている。 こうしたイベントコントロールトラ
ックECTを用いれば、各イベントを並べ替えるだけで
オリジナルレコーディングトラックORTに記憶されて
いる音声データを簡単に編集し得る。
【0018】テイクスケジュールテーブルTSTは、図
5に示すように、各オリジナルレコーディングトラック
ORT01〜04にてそれぞれ行われた録音(テイク)
の開始時刻および終了時刻、言い換えれば時間データで
示されたテイクの記憶位置を表す。 イベントスケジュー
ルテーブルESTは、図5に示すように、各イベントコ
ントロールトラックECT01〜04毎のイベント再生
開始点を再生順序に並べたテーブルである。
【0019】次に、再び図1を参照して実施例の構成に
ついて説明を進める。図1において、キーボード4は、
データ入力キーおよびファンクションキー等を有し、ユ
ーザの操作により録音モードあるいは再生モードを設定
する。また、キーボード4はユーザの操作により、ハー
ドディスク12上の記憶位置や音声データを記憶する際
の録音開始点および録音終了点を指定し得る。
【0020】CPU16は図示されていないROMに記
憶される制御プログラムに従って録音、再生および編集
の各処理を制御する。具体的には、キーボード4を介し
て入力されるユーザ指示に従い、テーブル記憶装置14
に記憶され、上述したイベントアドレステーブルEA
T、イベントコントロールトラックECT、テイクスケ
ジュールテーブルTSTおよびイベントスケジュールテ
ーブルESTに必要な情報を登録する。
【0021】次に、図2〜図4を参照して実施例の動作
について説明する。なお、以下では、図2に図示した状
態でオリジナルレコーディングトラックORT01〜0
3に音声データ(テイク)が録音され、かつイベントコ
ントロールトラックECT01〜02にイベント登録さ
れていることを前提にして動作説明する。 先ず図3に示
すステップS1に進むと、ユーザはイベントコントロー
ルトラックECT上で録音したい範囲、つまり、再生時
間軸上で開始点および終了点を指定する。開始点および
終了点はタイムコードで表される。 例えば、図4に示す
ように、イベントコントロールトラックECT03にお
いて録音したい範囲を「ニューイベント」として、その
区間の開始点および終了点を時間指定する。「ニューイ
ベント」の開始点および終了点が指定されると、ステッ
プS2に処理を進め、終了点(タイムコード)から開始
点(タイムコード)を減算して録音時間を計算する。
【0022】次いで、ステップS3に進むと、ユーザー
は、イベントコントロールトラックECT03で定義さ
れた「ニューイベント」に対応して、実際に音声データ
が録音されるオリジナルレコーディングトラックORT
と、そのトラックORT上の録音開始点とを指定する。
実際に音声データが録音されるオリジナルレコーディン
グトラックORTおよび録音開始点が指定されると、次
のステップS4に進み、CPU16は指定された録音開
始点が既録音部分に続く記憶位置か、あるいは既録音部
分から離間した記憶位置のいずれであるか、つまり、追
加録音か任意録音かのどちらであるかを判断する。 追加
録音であると、CPU16はステップS5に処理を進
め、上記ステップS2にて算出した録音時間と未録部分
(空き領域)の時間とを比較し、未録部分(空き領域)
が録音時間より短ければ録音不可と判断してステップS
6に処理を進め、ユーザーに録音不可を報知するエラー
メッセージを表示させた後、ステップS3のトラック選
択モードに処理を戻す。
【0023】一方、上記ステップS5において、未録部
分(空き領域)が録音時間より長ければ録音可能と判断
してステップS7に処理を進める。ステップS7では、
オート・パンチ・イン/アウト録音を実行し、ユーザー
によって指定されたオリジナルレコーディングトラック
ORTの録音開始点から音声データを書き込む。 なお、
ここで言うオート・パンチ・イン/アウト録音とは、例
えばイベントコントロールトラックECT01〜02で
定義されたイベントを再生している過程で、イベントコ
ントロールトラックECT03にて定義された「ニュー
イベント」の開始点で自動的に音声データの録音を開始
(パンチイン)し、終了点で自動的に録音を停止(パン
チアウト)する処理を指す。この一例の場合、パンチイ
ンされる音声データは、図4に図示するように、オリジ
ナルレコーディングトラックORT04の始点から記憶
される。
【0024】こうして、オート・パンチ・イン/アウト
録音が行われると、CPU16はステップS8に処理を
進め、上記ステップS7にて録音されたオリジナルレコ
ーディングトラックORTの録音開始点/録音終了点
と、「ニューイベント」とをイベントアドレステーブル
EATに登録する(図5参照)。さらに、CPU16は
イベントアドレステーブルEATの更新に呼応して、イ
ベントスケジュールテーブルESTに「ニューイベン
ト」の再生開始点を書き込むと共に、テイクスケジュー
ルテーブルTSTに、上記ステップS7でニューテイク
を録音したオリジナルレコーディングトラックORT上
の録音開始点/録音終了点を書き込む(図5参照)。
【0025】さて一方、上記ステップS4にて任意録音
と判断された場合には、ステップS9に処理を進める。
ステップS9では、指定されたオリジナルレコーディン
グトラックORTのトラック長からユーザーが指定した
録音開始点を減算して録音可能時間を算出する。 次い
で、ステップS10では、算出された録音可能時間と上
記ステップS2にて算出した録音時間とを比較し、録音
可能時間が録音時間より短ければ、録音不可と判断して
ステップS6に処理を進め、ユーザーに録音不可を報知
するエラーメッセージを表示させた後、ステップS3の
トラック選択モードに処理を戻す。 これに対し、録音可
能時間が録音時間より長ければ録音可能と判断して上述
したステップS7以降を実行する。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】以上のように、本実施例によれば、ユーザ
ーがイベントコントロールトラックECT上で新たに録
音する「ニューイベント」の開始点および終了点を指定
すると、その終了点から開始点を減算して録音時間が算
出され、イベントコントロールトラックECTで新たに
定義された「ニューイベント」に対応して、実際に音声
データが録音されるオリジナルレコーディングトラック
ORTと、そのトラックORT上の録音開始点とが指定
される。指定された録音開始点が既録音部分に続く記憶
位置か、あるいは既録音部分から離間した記憶位置のい
ずれであるか、つまり、追加録音か任意録音かのどちら
であるかを判断する。 追加録音の場合には、録音時間と
未録部分(空き領域)の時間とを比較し、未録部分(空
き領域)が録音時間より短ければ録音不可を表すエラー
メッセージを表示させ、未録部分(空き領域)が録音時
間より長ければ録音可能となり、オート・パンチ・イン
/アウト録音を実行し、指定されたオリジナルレコーデ
ィングトラックORTの録音開始点から音声データを書
き込む。 一方、任意録音であると、指定されたオリジナ
ルレコーディングトラックORTのトラック長からユー
ザーが指定した録音開始点を減算して得た録音可能時間
と録音時間とを比較し、録音可能時間が録音時間より短
ければ録音不可を表すエラーメッセージを表示させ、録
音可能時間が録音時間より長ければ録音可能となりオー
ト・パンチ・イン/アウト録音を実行し、指定されたオ
リジナルレコーディングトラックORTの録音開始点か
ら音声データを書き込む。これにより、新たなイベント
に対応する音声データをオリジナルレコーディングトラ
ックORTに録音する際に、録音済みの音声データを誤
って消去することなく、確実に録音させることが可能に
なる訳である。 こうして、追加録音もしくは任意録音が
完了すると、オリジナルレコーディングトラックORT
の録音開始点/録音終了点と、「ニューイベント」とを
イベントアドレステーブルEATに登録すると共に、イ
ベントスケジュールテーブルESTに「ニューイベン
ト」の再生開始点を、テイクスケジュールテーブルTS
TにオリジナルレコーディングトラックORT上の録音
開始点/録音終了点をそれぞれ書き込んでテーブル更新
する。
【0031】なお、上記実施例では、CPU16がディ
スク12およびテーブル記憶装置14の制御を行ってい
るが、同様の機能を有する専用のハードウェアを設けて
制御を行ってもよい。
【0032】また、音声データを記憶する記憶手段とし
てはハードディスク12のかわりに光ディスク、光磁気
ディスク等のノンリニア記録媒体を用いても構わない。
【0033】さらに、本発明は、音声信号に限らず、映
像信号を含む広く一般のデジタル信号の記憶、再生に適
用できる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、新たに録音するイベン
トの開始点および終了点をイベントコントロールトラッ
ク上で指定すると、その指定された終了点から開始点を
減算して録音時間を算出すると共に、イベントコントロ
ールトラックに新たに定義されたイベントに対応して、
実際に音声データが録音される記録媒体上の記録トラッ
クおよびその記録トラック上の録音開始点を指定する。
そして、指定した録音開始点が既録音部分に続く追加録
音か、あるいは既録音部分から離間した任意録音のいず
れの態様であるかを判定し、追加録音であれば、録音時
間と録音開始点以降の未録部分の時間とを比較し、未録
部分が録音時間より短ければ録音不可とし、未録部分が
録音時間より長ければ指定された記録トラックの録音開
始点から音声データを追加録音する。一方、任意録音で
あると、指定された記録トラックのトラック長から録音
開始点を減算して得た録音可能時間と録音時間とを比較
し、録音可能時間が録音時間より短ければ録音不可と
し、録音可能時間が録音時間より長ければ指定された記
録トラックの録音開始点から音声データを任意録音す
る。こうした追加録音もしくは任意録音が完了すると、
新たに録音したイベントおよびそのイベントに対応した
記録トラック上の記録位置を前記イベントアドレステー
ブルに登録するので、新たなイベントに対応する音声デ
ータをオリジナルレコーディングトラックに録音する際
に、録音済みの音声データを誤って消去することなく、
確実に録音することができる。
【0035】また、記憶すべき信号の記憶時間と、記憶
可能時間を比較するようにした場合においては、その容
量が不足していると判定されたとき、エラー表示等を行
う等してユーザに知らしめることができ、より確実に誤
消去を防止することができ、また一部の信号のみしか記
憶できないような事態の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルレコーダの一実施例の構成を
示すブロック図
【図2】オリジナルレコーディングトラック(O.R.
T.)とイベントコントロールトラック(E.C.
T.)の一例を示す説明図
【図3】図1のデジタルレコーダの一動作例を示すフロ
ーチャート
【図4】図3の動作によって書き換えられたO.R.
T.およびE.C.T.の一例を示す説明図
【図5】図3の動作後の、テイクスケジュールテーブ
ル、イベントアドレステーブルおよびイベントスケジュ
ールテーブルの一内容例を示す図
【符号の説明】
4 キーボード 12 ハードディスク 14 テーブル記憶装置 16 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−70988(JP,A) 特開 昭63−217587(JP,A) 特開 平1−116982(JP,A) 特開 平2−183483(JP,A) 特開 平4−212767(JP,A) 特開 平4−232683(JP,A) 特開 平4−252482(JP,A) 実開 平3−121592(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 27/00 - 27/34 G11B 19/02 - 19/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に設けられた記録トラックを複
    数の区間に区切り、各区切られた区間を表すイベントお
    よび各イベントに対応した記録トラック上の記録位置を
    記憶するイベントアドレステーブルと、このイベントア
    ドレステーブルに登録された各イベントを再生順序に並
    べたイベントコントロールトラックとを備え、このイベ
    ントコントロールトラックに登録される各イベントの配
    列順序に従って記録トラックに記憶されている音声デー
    タを再生するデジタルレコーダにおいて、 新たに録音するイベントの開始点および終了点を前記イ
    ベントコントロールトラック上で指定する指定手段と、 この指定手段によって指定された終了点から開始点を減
    算して録音時間を算出する録音時間算出手段と、 前記指定手段によって前記イベントコントロールトラッ
    クに新たに定義されたイベントに対応して、実際に音声
    データが録音される記録媒体上の記録トラックおよびそ
    の記録トラック上の録音開始点を指定し、その指定した
    録音開始点が既録音部分に続く追加録音か、あるいは既
    録音部分から離間した任意録音のいずれの態様であるか
    を判定する録音態様判定手段と、 この録音態様判定手段が追加録音と判定した場合には、
    録音時間と録音開始点以降の未録部分の時間とを比較
    し、未録部分が録音時間より短ければ録音不可とし、一
    方、未録部分が録音時間より長ければ指定された記録ト
    ラックの録音開始点から音声データを追加録音する追加
    録音手段と、 前記録音態様判定手段が任意録音と判定した場合には、
    指定された記録トラックのトラック長から録音開始点を
    減算して得た録音可能時間と録音時間とを比較し、録音
    可能時間が録音時間より短ければ録音不可とし、一方、
    録音可能時間が録音時間より長ければ指定された記録ト
    ラックの録音開始点から音声データを任意録音する任意
    録音手段と、 前記追加録音もしくは任意録音の完了に応じて、新たに
    録音したイベントおよびそのイベントに対応した記録ト
    ラック上の記録位置を前記イベントアドレステーブルに
    登録する登録手段と を具備する ことを特徴とするデジタ
    ルレコーダ。
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