JP3183253B2 - ディスク装置の動的大容量化方法及び動的大容量化方式 - Google Patents

ディスク装置の動的大容量化方法及び動的大容量化方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置の記
憶装置としてデータを記憶するためのディスク装置の動
的大容量化方法及び動的大容量化方式に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータなどの情報処理装置は、記
憶装置として大量のデータを記憶することが可能なディ
スク装置を備える。このディスク装置にデータが次々に
蓄積されて記憶容量が足りなくなると、ディスク装置を
大容量化する必要が生じる。一般に、ディスク装置の大
容量化方法として、ディスク装置自体をより容量の大き
なものに置換する方法が採られる。
【0003】具体的には、記憶容量が足りなくなった小
容量のディスク装置に対するアクセスを一旦停止させ、
このディスク装置に記憶されたすべてのデータをファイ
ル毎に大容量のディスク装置に複写する。この記憶デー
タの複写は、磁気テープを媒体として行われることもあ
る。記憶データの複写が終了した後、小容量のディスク
装置を、記憶データが複写された大容量のディスク装置
と交換し、データのアクセスを再開させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ディスク装置の大容量化方法によれば、ディスク装置の
置換作業中、ディスク装置に対するアクセスが停止され
るので、この間、このディスク装置を外部記憶装置とし
て有する情報処理装置は、その処理が中断されるという
問題がある。
【0005】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであり、ディスク装置に対するアクセスを可能
としながら、ディスク装置を大容量化することができる
ディスク装置の動的大容量化方法及び動的大容量化方式
を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるディス
ク装置の動的大容量化方法は、上記課題を解決達成する
ため、以下の構成を有する。即ち、この発明は、記録媒
体としてのディスク上に、データ本体を格納するための
データ領域と、このデータ領域の管理情報が格納された
管理情報領域とを有し、前記管理情報を参照して前記デ
ータ領域をアクセスするディスク装置の動的大容量化方
法であって、(a)第1のディスク装置の記憶データを
この第1のディスク装置よりも大きな容量を有する第2
のディスク装置に複写するステップと、(b)前記記憶
データの複写中に読み出し要求があった場合に前記第1
のディスク装置をアクセスし、前記記憶データの複写中
に書き込み要求があった場合に前記第1及び第2のディ
スク装置をアクセスするステップと、(c)前記第2の
ディスク装置の特定場所に、この第2のディスク装置の
管理情報領域の位置を一覧にして記録し、この一覧に基
づき前記第2のディスク装置のデータ領域を管理するス
テップと、(d)前記第2のディスク装置上の未認識領
域に対する管理情報を発生させて、この未認識領域をデ
ータ領域とするステップと、を有することを特徴とす
る。
【0007】この方法によれば、第1のディスク装置か
ら第2のディスク装置に記憶データを複写することによ
り、第2のディスク装置に第1のディスク装置と同じデ
ータが記憶される。この複写中に読み出し要求があった
場合に第1のディスク装置をアクセスし、書き込み要求
があった場合に第1のディスク装置と第2のディスク装
置とをアクセスすることにより、複写中にデータがアク
セスされても、第1のディスク装置と第2のディスク装
置の記憶データが同一となる。従って、データのアクセ
スを可能とした状態で記憶データが第1のディスク装置
から第2のディスク装置に複写される。続いて、第2の
ディスク装置の管理情報領域の一覧を作成して、このデ
ータ領域を管理することにより、第1のディスク装置に
代えて、第2のディスク装置を管理の対象とする。続い
て、第2のディスク装置上の未認識領域に対する管理情
報を発生させ、この未認識領域をデータ領域とすること
により、第2のディスク装置のデータ領域を拡大する。
以上により、アクセスが中断されることなく、第1のデ
ィスク装置が第2のディスク装置に置換される。
【0008】また、前記未認識領域をデータ領域とする
ステップは、例えば、前記第2のディスク装置の管理情
報領域に格納された管理情報に、前記未認識領域を未使
用のデータ領域とする情報を付け加えることを特徴とす
る。これにより、第2のディスク装置の未認識領域がデ
ータ領域に付け加えられ、この第2のディスク装置のデ
ータ領域が拡大される。
【0009】さらに、前記未認識領域をデータ領域とす
るステップは、例えば、前記未認識領域の一部を新たな
管理情報領域として前記一覧に付け加えると共に、前記
未認識領域の残りを新たなデータ領域とする管理情報を
発生させて、これを前記新たな管理情報領域に格納する
ことを特徴とする。これにより、新たなデータ領域が第
2のディスク装置に発生し、この第2のディスク装置の
データ領域が拡大される。
【0010】さらにまた、この発明にかかるディスク装
置の動的大容量化方式は、記録媒体としてのディスク上
に、データ本体を格納するためのデータ領域と、このデ
ータ領域の管理情報が格納された管理情報領域とを有
し、前記管理情報を参照して前記データ領域をアクセス
するディスク装置の動的大容量化方式であって、(a)
第1のディスク装置の記憶データをこの第1のディスク
装置よりも大きな容量を有する第2のディスク装置に複
写する手段と、(b)前記記憶データの複写中に読み出
し要求があった場合に前記第1のディスク装置をアクセ
スし、前記記憶データの複写中に書き込み要求があった
場合に前記第1及び第2のディスク装置をアクセスする
手段と、(c)前記第2のディスク装置の特定場所に、
この第2のディスク装置の管理情報領域の位置を一覧に
して記録し、この一覧に基づき前記第2のディスク装置
のデータ領域を管理する手段と、(d)前記第2のディ
スク装置上の未認識領域に対する管理情報を発生させ
て、この未認識領域をデータ領域とする手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0011】なお、この発明に関連するディスク装置に
よれば、データ領域に対して管理情報領域が設けられ、
この管理情報領域には、データ領域を管理するための管
理情報が格納され、管理情報領域の位置情報は一覧に記
録される。データ領域をアクセスする場合、一覧に基づ
き管理情報領域の位置を特定し、この管理情報領域に格
納された管理情報を読み出す。そして、この管理情報で
特定されるデータ領域の位置に基づきデータ領域をアク
セスする。したがって、上述の方法により拡大されたデ
ータ領域に対するアクセスが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、小容
量のディスク装置を大容量のディスク装置に置換して、
ディスク装置を大容量化する場合について、この発明の
実施の形態を説明する。なお、各図において、共通する
要素には同一符号を付す。
【0013】実施の形態1.この発明の実施の形態1に
かかる大容量化方法は、いわゆる「データの二重化」と
呼ばれる記録方法を併用して、小容量のディスク装置か
ら大容量のディスク装置にデータを複写する。そして、
大容量のディスク装置の未認識領域を未使用領域として
データ領域に付け加えることにより、データ領域を拡大
して大容量化する。
【0014】図1に、この発明の実施の形態1にかかる
ディスク装置の動的大容量化方法の概念を示す。同図左
に示す小容量のディスク装置10は、大容量化前(置換
前)のものであり、データ本体を格納するためのデータ
領域11と、このデータ領域11を管理するための管理
情報が格納された管理情報領域12とを有する。この管
理情報は、データ領域11に格納されているデータのフ
ァイル名や、各ファイルの記録位置、或いは未使用のデ
ータ領域(空き領域)の位置を示す先頭物理アドレスな
どの情報からなる。
【0015】また、同図中央に示す大容量のディスク装
置20は、大容量化の途中過程(置換過程)でのもので
あり、データ本体を格納するためのデータ領域21と、
このデータ領域21を管理するための管理情報が格納さ
れた管理情報領域22と、データ領域として認識されて
いない未認識領域23とを有する。同図右に示す大容量
のディスク装置20は、大容量化後(置換後)のもので
あり、データ本体を格納するためのデータ領域24と、
このデータ領域24を管理するための管理情報が格納さ
れた管理情報領域22とを有する。なお、図1では省略
されているが、ディスク装置20の特定場所には、管理
情報領域の位置を管理するための情報が記録された一覧
が格納される。
【0016】以下、図1と図2に示すフローチャートと
を参照しながら、この実施の形態1にかかるディスク装
置の動的大容量化方法を具体的に説明する。まず、ディ
スク装置10をディスク装置20に置換するための処理
(動的装置置換処理)を行う。すなわち、ディスク装置
10及び20に対するアクセス方法を、後述のディスク
の二重化と呼ばれる記録方法に設定すると共に、ディス
ク装置10のデータ領域11及び管理情報領域12のす
べての記憶データをディスク装置20に複写し(ステッ
プS10)、ディスク装置20上にデータ領域21およ
び管理情報領域22を作成する。データ領域21及び管
理情報領域22以外の領域は、未認識領域23とされ
る。
【0017】ここで、ディスクの二重化と呼ばれる記録
方法について説明する。通常、この記録方法は、ディス
ク装置の障害によるデータの紛失を防止するために用い
られる記録方法であって、2台のディスク装置に同一の
データを記録する。この記録方法を併用すれば、ディス
ク装置10からディスク装置20への複写中に、外部の
情報処理装置(図示なし)によるディスク装置へのアク
セスを継続させることができ、アクセスを中断すること
なくデータの複写が可能となる。
【0018】このディスクの二重化と呼ばれる記録方法
を併用したデータの複写方法を具体的に説明する。ま
ず、ディスク装置10上の物理アドレスXから読み出し
たデータを、ディスク装置20上の同一物理アドレスX
に記録して、各物理アドレスのデータを順次複写する。
ここで、複写開始から終了までの複写期間中(複写中)
に、外部の情報処理装置がデータを読み出す場合、ディ
スク装置10をアクセスし、このディスク装置10から
所望のデータを読み出す。また、この複写期間中に、外
部の情報処理装置がデータを書き込む場合、ディスク装
置10とディスク装置20との両方をアクセスし、これ
らの同一の物理アドレスに同一のデータを書き込む。こ
れにより、ディスク装置に対する外部からのアクセスを
停止することなく、ディスク装置10のデータ領域11
及び管理情報領域12のすべてのデータが、ディスク装
置20のデータ領域21および管理情報領域22にそれ
ぞれ複写される。
【0019】次に、上述のディスクの二重化による記録
方法を併用したデータの複写が終了すると、ディスク装
置20の特定場所に、管理情報領域22の位置情報(例
えば先頭物理アドレスと領域の大きさ)が記録された一
覧を作成し、この一覧に基づきディスク装置20のデー
タ領域を管理する(ステップS11)。以上により、管
理対象が、ディスク装置10からディスク装置20に移
り、動的にディスク装置が置換される(動的装置置換処
理終了)。
【0020】次に、ディスク装置20の未認識領域23
をデータ領域として使用するための処理(領域拡大処
理)を行う。すなわち、未認識領域23を未使用のデー
タ領域とする情報(以下、「空き領域情報」と記す)を
発生させ、これを管理情報領域22に格納された管理情
報に付け加える(ステップS12)。具体的には、管理
情報領域22に格納された管理情報に対し、未認識領域
23の位置情報(例えば先頭物理アドレスと領域の大き
さ)を空き領域情報として付け加える。これにより、デ
ータ領域21の未使用領域が増え、データ領域21がデ
ータ領域24に拡大される(領域拡大処理終了)。ただ
し、未使用領域が増えると、管理情報領域に格納される
情報量が増加するので、管理情報領域の一覧には、当初
から十分な予備領域を設けておく。以上により、ディス
ク装置10がディスク装置20に置換され、そのデータ
領域が拡大されて大容量化される。
【0021】この実施の形態1にかかる大容量化後のデ
ィスク装置20は、記録媒体としてのディスク上に、デ
ータ本体を格納するためのデータ領域21と、このデー
タ領域の各管理情報が格納された管理情報領域22と、
この管理情報領域の位置情報が記録された一覧とを有す
る。このディスク装置20のデータ領域21に格納され
たファイルをアクセスする場合、まず、一覧に基づき管
理情報領域22の位置を特定する。次に、この管理情報
領域22に格納された管理情報を読み出し、データ領域
21に格納された所望のファイルの位置を特定する。こ
のファイルの位置が特定できれば、このファイルに対す
るアクセスが可能となる。
【0022】この実施の形態1によれば、既存の管理情
報領域に未認識領域を未使用領域とする空き領域情報を
付け加えることにより、データ領域を拡大するので、管
理情報領域の一覧の規模を増加させることなくデータ領
域を拡大でき、管理情報領域の一覧に予備領域を設けて
おく必要がない。
【0023】実施の形態2.次に、この発明にかかる実
施の形態2を説明する。上述の実施の形態1では、管理
情報領域22に格納された管理情報に空き領域情報を付
け加えて、データ領域を拡大するものとしたが、データ
領域が増えて、以前よりも多くのデータを格納できるよ
うになると、管理情報領域が不足する場合もある。そこ
で、この実施の形態2では、未認識領域23に、新たに
管理情報領域とデータ領域とを作成してデータ領域を拡
大することにより、データ量の増加による管理情報領域
の不足を回避する。
【0024】図3に、この発明の実施の形態2にかかる
ディスク装置の動的大容量化方法の概念を示す。同図左
に示す小容量のディスク装置10は、大容量化前(置換
前)のものであり、データ領域11と管理情報領域12
を有する。また、同図中央に示すディスク装置20は、
大容量化の途中過程(置換過程)でのものであり、デー
タ領域21と管理情報領域22と未認識領域23を有す
る。さらに、同図右に示すディスク装置20は、大容量
化後(置換後)のものであり、データ領域21及び24
と、これらデータ領域21,24を管理するための管理
情報がそれぞれ格納された管理情報領域22及び25と
を有する。図2では省略されているが、ディスク装置2
0の特定場所には、複数の管理情報領域の位置を管理す
るための情報が記録された一覧が格納される。
【0025】以下、図3と図4に示すフローチャートと
を参照しながら、この実施の形態2にかかる大容量化方
法を説明する。まず、ディスク装置10をディスク装置
20に置換するための処理(動的装置置換処理)を行
う。すなわち、図3中央に示すように、上述の実施の形
態1と同様に、ディスクの二重化による記録方法を用い
て、ディスク装置10からディスク装置20にデータを
複写し、このディスク装置20上にデータ領域21及び
管理情報領域22を作成する(ステップS20)。デー
タ領域21及び管理情報領域22以外の領域は、未認識
領域23とされる。
【0026】続いて、ディスク装置20上の特定場所
に、管理情報領域22を含む複数の管理情報領域の位置
情報(例えば、先頭物理アドレスと領域の大きさ)を記
録するための一覧(図示なし)を作成し、この一覧に基
づき各データ領域を管理する(ステップS21)。これ
により、管理対象がディスク装置10からディスク装置
20に移り、ディスク装置が動的に置換される(動的装
置置換処理終了)。
【0027】次に、ディスク装置20の未認識領域23
に新たに管理情報領域とデータ領域とを作成し、未認識
領域23をデータ領域として使用するための処理(領域
拡大処理)を行う。すなわち、この未認識領域23の一
部を新たな管理情報領域26として上述の一覧に付け加
える。具体的には、管理情報領域26の位置情報を管理
情報領域の一覧に付け加える(ステップS22)。
【0028】続いて、未認識領域23の残りを新たなデ
ータ領域25とする管理情報を発生させ、これを管理情
報領域25に格納する。具体的には、未認識領域23の
位置情報(例えば先頭物理アドレスとその大きさ)を管
理情報として格納する(ステップS23)。これによ
り、データ領域25が新たに加わり、ディスク装置20
のデータ領域が拡大される(領域拡大処理終了)。
【0029】このディスク装置20のデータ領域21及
び25は、管理情報領域22及び26にそれぞれ格納さ
れた各管理情報により管理され、これら各管理情報は、
上述の一覧により一元的に管理される。以上により、デ
ィスク装置10が、ディスク装置20に置換されて、デ
ィスク装置が大容量化される。
【0030】図5に、大容量化後のディスク装置20上
のアドレス空間とそのデータ構造の一例を示す。この例
では、ディスク装置20の先頭のアドレス空間(特定場
所)は、上述の管理情報領域の一覧200に割り付けら
れる。その次のアドレス空間は、管理情報領域22とデ
ータ領域21とに割り付けられ、さらにその次のアドレ
ス空間は、管理情報領域26とデータ領域25とに割り
付けられる。管理情報領域の一覧200に割り付けられ
るアドレス空間は先頭のアドレス空間に限ることなく、
他のアドレス空間であってもよい。
【0031】この実施の形態2にかかる大容量化後のデ
ィスク装置20は、記録媒体としてのディスク上に、デ
ータ本体を格納するための複数のデータ領域21,25
と、このデータ領域の各管理情報が格納された複数の管
理情報領域22,26と、これら管理情報領域22,2
6の位置情報が記録された一覧200とを有する。例え
ば、このディスク装置20のデータ領域21に格納され
たファイルをアクセスする場合、まず、一覧200に基
づきこのファイルが格納されたデータ領域21の管理情
報領域22を検索し、この管理情報領域22の位置を特
定する。次に、この管理情報領域22に格納された管理
情報を読み出し、データ領域21に格納された所望のフ
ァイルの位置を特定する。このファイルの位置が特定で
きれば、このファイルに対するアクセスが可能となる。
【0032】この実施の形態2によれば、未認識領域2
3に新たに管理情報領域26を設けて、これを管理情報
領域の一覧に付け加えることによりデータ領域を拡大す
るので、各管理情報領域に格納される情報量を増加させ
ることなくデータ領域を拡大でき、各管理情報領域に予
備領域を設ける必要がない。
【0033】なお、上述の実施の形態2では、ディスク
装置20に、データ領域21及び25を発生させたが、
さらに多くのデータ領域を発生させてもよい。この場
合、各データ領域に対して管理情報領域を設け、各管理
情報領域に各データ領域の管理情報を格納すればよい。
ただし、データ領域の数を増やすと、管理情報領域の数
が増え、これを管理するための管理情報領域の一覧に格
納される情報量も増えるので、管理情報領域の一覧に
は、当初から十分な予備領域を設けておく。
【0034】また、前述の実施の形態1と上述の実施の
形態2とを組み合わせて構成してもよい。例えば、或る
管理情報領域の管理情報に空き領域情報を付け加えてデ
ータ領域を順次拡大していき、この管理情報領域に空き
がなくなったときに、新たに管理情報領域を発生させて
一覧に付け加えるように構成すれば、各管理情報領域を
有効に活用することができ、データ領域や管理情報領域
の数を必要最小限に抑えることができる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば以下のような効果を得ることができる。すな
わち、請求項1に記載された発明にかかる方法によれ
ば、ディスク装置に記憶されたデータをより容量の大き
なものに複写して、このデータが複写されたディスク装
置の未認識領域をデータ領域とするための管理情報を発
生させるようにしたので、ディスク装置に対するアクセ
スを中断させることなく、このディスク装置をより容量
の大きなディスク装置に置換してデータ領域を拡大する
ことができる。
【0036】また、請求項2に記載された発明にかかる
方法によれば、データ領域の管理情報を書き換えて、こ
のデータ領域を拡張するようにしたので、管理情報領域
の一覧の規模を増やすことなく、データ領域を拡大する
ことができる。
【0037】さらに、請求項3に記載された発明にかか
る方法によれば、管理情報領域の一覧に新たな管理情報
領域を付け加えて、新たなデータ領域を発生させるよう
にしたので、各管理情報領域に格納される管理情報の情
報量を増やすことなく、データ領域を拡大することがで
きる。
【0038】さらにまた、請求項4に記載された発明に
かかる方式によれば、ディスク装置に記憶されたデータ
をより容量の大きなものに複写して、このデータが複写
されたディスク装置の未認識領域をデータ領域とするた
めの管理情報を発生させるようにしたので、ディスク装
置に対するアクセスを中断させることなく、このディス
ク装置をより容量の大きなディスク装置に置換してデー
タ領域を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1にかかるディスク装
置の動的大容量化方法を説明するための図である。
【図2】 この発明の実施の形態1にかかるディスク装
置の動的大容量化方法を説明するためのフローチャート
である。
【図3】 この発明の実施の形態2にかかるディスク装
置の動的大容量化方法を説明するための図である。
【図4】 この発明の実施の形態2にかかるディスク装
置の動的大容量化方法を説明するためのフローチャート
である。
【図5】 この発明の実施の形態2にかかるディスク装
置の詳細なデータ構造を説明するための図である。
【符号の説明】
10…小容量のディスク装置、11,21,24,25
…データ領域、12,22,26…管理情報領域、20
…大容量のディスク装置、23…未認識領域、200…
管理情報領域の一覧。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体としてのディスク上に、データ
    本体を格納するためのデータ領域と、このデータ領域の
    管理情報が格納された管理情報領域とを有し、前記管理
    情報を参照して前記データ領域をアクセスするディスク
    装置の動的大容量化方法であって、 (a)第1のディスク装置の記憶データをこの第1のデ
    ィスク装置よりも大きな容量を有する第2のディスク装
    置に複写するステップと、 (b)前記記憶データの複写中に読み出し要求があった
    場合に前記第1のディスク装置をアクセスし、前記記憶
    データの複写中に書き込み要求があった場合に前記第1
    及び第2のディスク装置をアクセスするステップと、 (c)前記第2のディスク装置の特定場所に、この第2
    のディスク装置の管理情報領域の位置を一覧にして記録
    し、この一覧に基づき前記第2のディスク装置のデータ
    領域を管理するステップと、 (d)前記第2のディスク装置上の未認識領域に対する
    管理情報を発生させて、この未認識領域をデータ領域と
    するステップと、 を有することを特徴とするディスク装置の動的大容量化
    方法。
  2. 【請求項2】 前記未認識領域をデータ領域とするステ
    ップは、 前記第2のディスク装置の管理情報領域に格納された管
    理情報に、前記未認識領域を未使用のデータ領域とする
    情報を付け加えることを特徴とする請求項1に記載され
    たディスク装置の動的大容量化方法。
  3. 【請求項3】 前記未認識領域をデータ領域とするステ
    ップは、 前記未認識領域の一部を新たな管理情報領域として前記
    一覧に付け加えると共に、前記未認識領域の残りを新た
    なデータ領域とする管理情報を発生させて、これを前記
    新たな管理情報領域に格納することを特徴とする請求項
    1に記載されたディスク装置の動的大容量化方法。
  4. 【請求項4】 記録媒体としてのディスク上に、データ
    本体を格納するためのデータ領域と、このデータ領域の
    管理情報が格納された管理情報領域とを有し、前記管理
    情報を参照して前記データ領域をアクセスするディスク
    装置の動的大容量化方式であって、 (a)第1のディスク装置の記憶データをこの第1のデ
    ィスク装置よりも大きな容量を有する第2のディスク装
    置に複写する手段と、 (b)前記記憶データの複写中に読み出し要求があった
    場合に前記第1のディスク装置をアクセスし、前記記憶
    データの複写中に書き込み要求があった場合に前記第1
    及び第2のディスク装置をアクセスする手段と、 (c)前記第2のディスク装置の特定場所に、この第2
    のディスク装置の管理情報領域の位置を一覧にして記録
    し、この一覧に基づき前記第2のディスク装置のデータ
    領域を管理する手段と、 (d)前記第2のディスク装置上の未認識領域に対する
    管理情報を発生させて、この未認識領域をデータ領域と
    する手段と、 を備えたことを特徴とするディスク装置の動的大容量化
    方式。
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