JP3181471U - シャフトのヘッドへの挿入角度変更可能なゴルフクラブのヘッド構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】プレーヤーが自らシャフトのヘッドへの挿入角度を変更可能なゴルフクラブのヘッド構造を提供する。
【解決手段】ヘッド本体1にはシャフトスリーブ挿入孔4が一体に設けられ、シャフトスリーブ挿入孔4は、シャフトスリーブ係合部15及び締め付け段部14を有し、シャフトスリーブ係合部15には複数の円形凹状の係止部151が設けられ、下方に当接端面152を有する。シャフトスリーブ2の外径に対して内径の中心軸は、角度Aの偏りになるように設けられ、外径には、係止部151及び当接端面152に対応する複数の円形状に突出した突縁部211及び当接部212を設けて、係止部151と噛合することができ、シャフトスリーブ2の底部に設けられた締め付け構造231によって、締め付けネジ3を用いて締め付け段部14を通じてシャフトスリーブ2をヘッド本体1に締め付け固定できる。
【選択図】図2
【解決手段】ヘッド本体1にはシャフトスリーブ挿入孔4が一体に設けられ、シャフトスリーブ挿入孔4は、シャフトスリーブ係合部15及び締め付け段部14を有し、シャフトスリーブ係合部15には複数の円形凹状の係止部151が設けられ、下方に当接端面152を有する。シャフトスリーブ2の外径に対して内径の中心軸は、角度Aの偏りになるように設けられ、外径には、係止部151及び当接端面152に対応する複数の円形状に突出した突縁部211及び当接部212を設けて、係止部151と噛合することができ、シャフトスリーブ2の底部に設けられた締め付け構造231によって、締め付けネジ3を用いて締め付け段部14を通じてシャフトスリーブ2をヘッド本体1に締め付け固定できる。
【選択図】図2
Description
本考案は、プレーヤーがヘッドとシャフトの着脱を行い、さらにはシャフトのヘッドへの挿入角度を自分の好みに応じて変更できるゴルフクラブのヘッド構造に関する。
ゴルフのプレーヤーにとって、自分のスイングタイプに合ったゴルフクラブを選択して使用することは、良い結果を得るために非常に重要な要素である。近年はさまざまな計測機器が開発され、販売店などでプレーヤーのスイングや弾道を分析して、最適なゴルフクラブを選択できるようになってきており、プレーヤーはクラブメーカーが用意した様々な種類の中から、自分に適した特性のゴルフクラブを選択して購入できるようになってきている。しかし、プレーヤーのスイングや好みは常に一定ではなく、プレーヤーが購入時に選択したクラブがその後も引き続き最適で有り続けるとは限らず、場合によっては再調整が必要になるケースもある。また、従来のゴルフクラブの構造では、シャフトの交換や角度の調整などは一般のプレーヤーが自身で行うことは難しく、通常は専門の技術を持った作業者のいる工房などに委託して調整しなければならず、プレーヤー自身が気軽に自分に合ったシャフトや角度を実際に試打しながら調整することはできなかった。そこで、ゴルフクラブメーカーは、プレーヤー自身が自分でシャフトを取換えられる機能を持つようなゴルフクラブを積極的に開発している。例えば、米国特許第7083529号明細書のようなシャフトの取換え機能を有するゴルフクラブは、シャフトの取換可能な構造を利用してシャフトをプレーヤー自身で簡単に素早く取り換えることが掲載される。しかし、プレーヤーにとって、インパクト時のフェース角度や弾道に影響を与える「シャフトのヘッドへの挿入角度」を自分のスイングに合わせて最適に調整するという要求には充分に応えられていない。
従来のシャフトとヘッドを着脱できる構成だけでは、プレーヤーの各々のスイングタイプや好みの弾道などに応じた最適なゴルフクラブを得ることが難しく、より細かく、インパクト時のヘッドの角度(シャフトのヘッドへの挿入角度)をプレーヤー自身が自在に調整可能なゴルフクラブが必要とされる。
本考案は、上述の要求に応じて、プレーヤーが自らシャフトのヘッドへの挿入角度を変更可能なゴルフクラブのヘッド構造を提供する。
前記ヘッド構造は、クラブヘッド本体、シャフトスリーブ及び締め付けネジを備える。
前記クラブヘッド本体はシャフトスリーブの挿入孔が一体に設けられ、該シャフトスリーブ挿入孔内にシャフトスリーブ係合部および締め付け段差が設けられ、シャフトスリーブ係合部は複数の同一寸法を有する円形状に凹んだ係止部及び当接端面が設けられる。該シャフトスリーブは、外径及び内径を有し、その内径が外径に対して傾角になるように中心軸を傾けさせ、また外径上に複数の同一寸法を有する円形状に突出した突縁部及び当接部を設けることで、シャフトスリーブ係合部の円形状に凹んだ係止部と噛合する。また、シャフトスリーブの底部に締め付け構造を設け、係止部と突縁部との複数の位置への移動により角度を変更して定位される。最後に、締め付けネジを用いて締め付け段差を通じてシャフトスリーブをクラブヘッド本体に固定させる。
この機能により、プレーヤーはシャフトを自在に取り換えられると共に、素早くシャフトのクラブヘッドへの挿入角度の調整をしてプレーヤーに最適なシャフトのヘッドへの挿入角度を得ることができる。
当考案の構造において、より好ましい実施例について図面を参照しながら以下のように説明する。
図1に示すように、本考案に関するシャフト着脱可能及びシャフトのヘッドへの挿入角度変更機構を備えたゴルフクラブのヘッド構造は、クラブヘッド本体1、シャフトスリーブ2及び締め付けネジ3を備える。ゴルフクラブのシャフトはその先端部分をシャフトスリーブ2に挿入され、接着などの方法で固定される。
図2(A)、(B)は、それぞれ本考案のゴルフクラブのヘッド構造の取付ける前の斜め上面図、及びヘッド構造のA−A断面図の一部を示す。
図2(B)に示すように、ヘッド本体1には、シャフトスリーブ挿入孔4が一体に設置され、また、シャフトスリーブ挿入孔4には第1の上孔径121、第2の上孔径122、下孔径13及び第2の上孔径122と下孔径13を連結する締め付け段部14が設けられる。
また、第1の上孔径121上にシャフトスリーブ係合部15を設け、シャフトスリーブ係合部15の内周縁は、複数の同一寸法、例えば8つの同一寸法の円形状に凹んだ係止部151が設けられると共に、その下方に当接端面152を備える。
シャフトスリーブ2はシャフトを挿入して接合できるよう筒状を成し、それぞれ外径21及び内径22を有し、図4に示すように、シャフトスリーブの内径22は、外径21に対して傾角Aになるように中心軸を傾けさせ、シャフトスリーブ2の一端面の厚さaは、他端面の厚さbより大きくなるように設けられる。
また、シャフトスリーブ2の外径21は、シャフトスリーブ係合部15の係止部151及び当接端面152にそれぞれ対応する複数の同一寸法を有する円形状の突縁部211及び当接部212を設けることで、シャフトスリーブ係合部15の円形状に凹んだ係止部151と噛合することができる。
さらに、シャフトスリーブ2の底部に設けられた締め付け構造231により、締め付けネジ3を利用して締め付け段部14を介してシャフトスリーブ2をクラブヘッド本体1に固く締め付け固定できる。
このようなヘッド本体1の係止部151及びシャフトスリーブ2は、いずれもCNCマシン等の精密切削機械により加工形成されたものであるため、非常に優れた噛合精度が得られる。
シャフトスリーブ2をヘッド本体1に設置するに際して、突縁部211を利用して係止部151に噛合させて当接部212を当接端面152に当接させることによって、シャフトスリーブ2をヘッド本体1のシャフトスリーブ挿入孔4に定位することができる。プレーヤーは、突縁部211と係止部151とを八種類の位置に合わせて周方向へ移動することによって、シャフトスリーブ2の前述の傾角Aによりクラブヘッドは8種類の異なるシャフト挿入角度の組合せが得られ、位置決めして締め付けネジ3を利用して締め付け段部14を介してシャフトスリーブ2をクラブヘッド本体1に固く締め付けて固定できる。
以上の実施例は、単に本考案を説明するためのもので、本考案を制限するものではないため、本考案にかかる全ての均等な変化、例えば前述の円形状に凹んだ係止部は8つと記載されているが、2つ以上であっても良い、または円形状に制限しないなど、何れも本考案の範疇に属するべきである。
1 クラブヘッド本体
2 シャフトスリーブ
3 締め付けネジ
4 シャフトスリーブ挿入孔
13 下孔径
14 締め付け段部
15 シャフトスリーブ係合部
21 外径
22 内径
23 下外径
121 第1の上孔径
122 第2の下孔径
151 係止部
152 当接端面
211 突縁部
212 当接部
231 締め付け構造
A 傾角
2 シャフトスリーブ
3 締め付けネジ
4 シャフトスリーブ挿入孔
13 下孔径
14 締め付け段部
15 シャフトスリーブ係合部
21 外径
22 内径
23 下外径
121 第1の上孔径
122 第2の下孔径
151 係止部
152 当接端面
211 突縁部
212 当接部
231 締め付け構造
A 傾角
Claims (4)
- ヘッド本体と、シャフトスリーブと、締め付けネジとを備えたシャフトのヘッドへの挿入角度変更可能なゴルフクラブのヘッド構造であって、
前記ヘッド本体には、シャフトスリーブ挿入孔が一体に設けられ、該シャフトスリーブ挿入孔には、シャフトスリーブ係合部及び締め付け段部が設けられ、該シャフトスリーブ係合部の内周縁に複数の同一寸法を持つ円形凹状の係止部が設けられると共に、その下方に当接端面が形成され、
前記シャフトは、中空状を成し、前記シャフトの内径は外径に対して中心軸を偏って設けられ、その外径には前記係止部及び当接端面にそれぞれ対応する複数の同一寸法を有する円形状に突出した突縁部及び当接部を設けることによって、前記シャフトスリーブ係合部の円形凹状の係止部と噛合することができ、かつ、
前記シャフトスリーブの底部に設けられた締め付構造によって、前記締め付けネジを利用して前記締め付け段部を通じて前記シャフトスリーブを前記ヘッド本体に締め付けて固定できることを特徴とするシャフトのヘッドへの挿入角度変更可能なゴルフクラブのヘッド構造。 - 前記円形凹状の係止部を二つ以上備えることを特徴とする請求項1記載のシャフトのヘッドへの挿入角度変更可能なゴルフクラブのヘッド構造。
- 前記円形状に突出した突縁部を二つ以上備えることを特徴とする請求項1記載のシャフトのヘッドへの挿入角度変更可能なゴルフクラブのヘッド構造。
- 前記円形凹状の係止部と前記円形状に突出した突縁部とは互いに対称に合わさることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャフトのヘッドへの挿入角度変更可能なゴルフクラブのヘッド構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012007226U JP3181471U (ja) | 2012-11-29 | 2012-11-29 | シャフトのヘッドへの挿入角度変更可能なゴルフクラブのヘッド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012007226U JP3181471U (ja) | 2012-11-29 | 2012-11-29 | シャフトのヘッドへの挿入角度変更可能なゴルフクラブのヘッド構造 |
Publications (1)
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JP3181471U true JP3181471U (ja) | 2013-02-07 |
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JP2012007226U Expired - Fee Related JP3181471U (ja) | 2012-11-29 | 2012-11-29 | シャフトのヘッドへの挿入角度変更可能なゴルフクラブのヘッド構造 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3181471U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102638299B1 (ko) * | 2023-01-27 | 2024-02-19 | (주)서원엘앤에이치 | 파크골프채 |
-
2012
- 2012-11-29 JP JP2012007226U patent/JP3181471U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102638299B1 (ko) * | 2023-01-27 | 2024-02-19 | (주)서원엘앤에이치 | 파크골프채 |
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