JP4491799B2 - 接合部材及びそれを用いたゴルフ用パター - Google Patents

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本発明は、二つの部品を接合するための部材と、それを用いることにより、シャフトとヘッドとのなす角度を可変とした構造を有するゴルフ用パターに関するものである。
衆知のように、ゴルフ用具の一種であるパターは、グリーンと称される芝生上に埋設されたカップに、ゴルフボールを転がして沈めるときに使用するものであり、グリーンの傾斜や芝の状態を的確に把握し、パターをいかに的確に扱うかによって成績が決まると言っても過言ではない。そこで、ゴルフのプレイヤーは、可能な限り自分の好みに適合したパターを得ようとしている。しかしながら、市販のパターは、形状、重量などがある程度標準化されているため、プレイヤーは必ずしも自分の好みに適合したパターに巡り会えるとは限らなかった。
ところで、プレイヤーとパターの相性を決定する要因として、パターにおけるシャフトとヘッドのなす角度(以下、ライ角度と記す)とヘッドの形状がある。これに対応した技術として、特許文献1には、ヘッドとシャフトとの接続部分に設けられたピンを介して、ヘッドを回動可能とし、ヘッドの固定にビスを用いる構造のパターが開示されている。
このパターは、プレイヤーの好みに合わせて所望のライ角度に調整することができるが、ヘッド自体はシャフト部に軸支されているため、取り外して別のヘッドと交換することが困難であり、ヘッドの形状や重量に起因する特性を変えることができないものである。従って、芝の状態への対応ができ難く、以前として扱い難さが残っている。また、ヘッド位置の固定にビスのみを用いているため、地面との接触などの衝撃で、ライ角度が所望の位置からずれることが考えられる。
特開平5−76622号公報
従って本発明の課題は、二つの部品を着脱可能な状態で、そのなす角度を変えることが可能で、しかも設定した角度が容易にずれない接合部材を提供し、併せて、それを用いたライ角度が可変のゴルフ用パターを提供することにある。
本発明は、前記の課題解決のため、二つの部品を接合する構造を検討した結果なされたものである。
即ち、本発明は、平板の上に突出した筒状部材の外周側に、前記筒状部材の中心線とほぼ平行に、歯車形状の複数の第一の凹凸部が形成された第一の部材と、平板に、前記第一の凹凸部に嵌合する形状の第二の凹凸部が内周に設けられた穴が形成された第二の部材を有する結合部材において、前記第一の部材における前記筒状部材の外周側に対向する位置の少なくとも一部に、前記筒状部材と同心筒をなす曲面が形成され、前記曲面の端部と中心とがなす角度範囲に、前記第一の筒状部材における、同一の角度範囲に形成された第一の凹凸部と同数の、歯車形状の第三の凹凸部が形成され、前記第二の部材に、前記第三の凹凸部と嵌合する形状の第四の凹凸部が形成されてなることを特徴とする接合部材である。
また、本発明は、前記第一の部材における前記筒状部材の外周側に対向する位置の少なくとも一部に、前記筒状部材と同心筒をなす曲面が形成され、前記曲面の端部と中心とがなす角度範囲に、前記第一の筒状部材における、同一の角度範囲に形成された第一の凹凸部と同数の、歯車形状の第三の凹凸部が形成され、前記第二の部材に、前記第三の凹凸部と嵌合する形状の第四の凹凸部が形成されてなることを特徴とする、前記の接合部材である。
また、本発明は、シャフトとヘッドの間が、前記の接合部材により、着脱可能に接合され、シャフトとヘッドのなす角度が可変であることを特徴とするゴルフ用パターである。
本発明の接合部材は、可動軸とほぼ平行に形成した、歯車形状の溝、つまり凹凸部を嵌合させる構造なので、二つの部品のなす角度を、一定の範囲で設定可能で、しかも接合された部品が可動軸を中心として回動することがない。従ってこの接合部材を、のシャフトとヘッドの接合に応用することにより、ライ角度が一定の範囲で調整可能で、所望のヘッドと交換可能なゴルフ用パターが得られる。
以下に図を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に関わる接合部材の斜視図である。図1において、1は第一の部材、2は第二の部材、3は第一の部材と第二の部材を係止するための六角穴付きボルトである。
また、図2は第一の部材の詳細を示す図で、(a)は正面図、(b)はAA断面図である。図2において、4は第一の凹凸部、5は第三の凹凸部、6は雌ねじ、7及び8は第二の部材における対応する面との摺動面である。
また、図3は第二の部材の詳細を示す図で、(a)はBB断面図、(b)は正面図である。図3において、9は第二の凹凸部、10は第四の凹凸部、11はボルトを挿通するための貫通孔、12及び13は第一の部材における対応する面との摺動面である。
この例においては、図2における筒状部材の外周側に形成された第一の凹凸部4は、図3における第二の凹凸部9と嵌合し、図2における第三の凹凸部5は、図3における第四の凹凸部10と嵌合する構造となっている。また、第一の凹凸部の数は24になっているので、二つの部材のなす角度は15°毎に設定及び固定が可能である。なお、それぞれの凹凸部の数を変えることにより、設定可能な角度を変えることが可能なのは勿論である。
そして、第一の部材1側には雌ねじ6が設けられ、第二の部材2側にはボルトを挿通するための貫通孔11が設けられているので、二つの部材を嵌合させた状態でねじ止めによる係止が可能である。このため、二つの部材のなす角度を、角度が変わらない状態で、一定の調整幅で設定できるとともに、ボルトの取り外しにより、二つに部材を分離することも極めて容易である。また、図1に示したように六角穴付きボルトを係止に用い、ボルトを挿通する側に穴ぐりを設けておけば、ボルトのヘッドが外部に露呈することがなく、外観上好都合である。
また、図4は、本発明の接合部材をヘッドとシャフトの接合に用いたゴルフ用パターの例を示す概略図である。図4において、15は接合部材、16はシャフト、17はヘッドである。ここに示したゴルフ用パターに用いられている接合部材15は、前記のような構造であるため、シャフト16とヘッド17のなす角度を一定の範囲で調整可能で、使用に際しては強固に固定され、しかもヘッド17の交換が極めて容易である。
以上に説明したように、本発明によれば、二つの部品を、そのなす角度が調整可能な状態で、強固に接合できる接合部材と、それを用いることによりシャフトとヘッドのなす角度を調整可能なゴルフ用パターを提供することができる。これによってゴルフ用パターを使用者の好みに適合することができ、その利便性を高めることができる。
なお、本発明は、前記具体例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても、本発明に含まれる。即ち、本技術分野における通常の知識を有する者であれば想到し得る、各種変形、修正を含むことは勿論であり、ゴルフ用パター以外に適用したものも本発明に含まれる。
本発明の実施の形態に関わる接合部材の斜視図。 第一の部材の詳細を示す図、図2(a)は正面図、図2(b)はAA断面図。 第二の部材の詳細を示す図、図3(a)はBB断面図、図3(b)は正面図。 本発明の接合部材をヘッドとシャフトの接合に用いたゴルフ用パターの例を示す概略図。
符号の説明
1 第一の部材
2 第二の部材
3 六角穴付きボルト
4 第一の凹凸部
5 第三の凹凸部
6 雌ねじ
7,8 第二の部材における対応する面との摺動面
9 第二の凹凸部
10 第四の凹凸部
11 ボルトを挿通するための貫通孔
12,13 第一の部材における対応する面との摺動面
15 接合部材
16 シャフト
17 ヘッド

Claims (2)

  1. 平板の上に突出した筒状部材の外周側に、前記筒状部材の中心線とほぼ平行に、歯車形状の複数の第一の凹凸部が形成された第一の部材と、平板に、前記第一の凹凸部に嵌合する形状の第二の凹凸部が内周に設けられた穴が形成された第二の部材を有する結合部材において、前記第一の部材における前記筒状部材の外周側に対向する位置の少なくとも一部に、前記筒状部材と同心筒をなす曲面が形成され、前記曲面の端部と中心とがなす角度範囲に、前記第一の筒状部材における、同一の角度範囲に形成された第一の凹凸部と同数の、歯車形状の第三の凹凸部が形成され、前記第二の部材に、前記第三の凹凸部と嵌合する形状の第四の凹凸部が形成されてなることを特徴とする接合部材。
  2. シャフトとヘッドの間が、請求項1に記載の接合部材により、着脱可能に接合され、シャフトとヘッドのなす角度が可変であることを特徴とするゴルフ用パター。
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