JP3179798B2 - 金型の固定方法とその装置 - Google Patents
金型の固定方法とその装置Info
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- JP3179798B2 JP3179798B2 JP16568891A JP16568891A JP3179798B2 JP 3179798 B2 JP3179798 B2 JP 3179798B2 JP 16568891 A JP16568891 A JP 16568891A JP 16568891 A JP16568891 A JP 16568891A JP 3179798 B2 JP3179798 B2 JP 3179798B2
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- Japan
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- guide groove
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- mold
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金型の固定方法とその
装置に関し、詳しくはプレスラムのような上型保持体に
上型を固定及び交換するのを容易になす技術に係るもの
である。
装置に関し、詳しくはプレスラムのような上型保持体に
上型を固定及び交換するのを容易になす技術に係るもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、上型１をプレスラムのような上型
保持体３に固定するのに、図４に示すように、上型１に
シャンク２ｂを突出させ、上型保持体３にシャンク押さ
えａをボルトｂ及びナットｃにて固定し、そしてシャン
ク止めねじｄをねじ込んでシャンク２ｂを押圧して固定
するものである。
保持体３に固定するのに、図４に示すように、上型１に
シャンク２ｂを突出させ、上型保持体３にシャンク押さ
えａをボルトｂ及びナットｃにて固定し、そしてシャン
ク止めねじｄをねじ込んでシャンク２ｂを押圧して固定
するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のものにおいては、複数箇所において工具を使って
ねじ締めをおこなうものであり、その固定及び交換にお
いて手数を要し、型交換を頻繁におこなうプレス作業に
おいてはその生産性を低下させるという問題があった。
構成のものにおいては、複数箇所において工具を使って
ねじ締めをおこなうものであり、その固定及び交換にお
いて手数を要し、型交換を頻繁におこなうプレス作業に
おいてはその生産性を低下させるという問題があった。
【０００４】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、上型の固定及び
その交換をワンタッチにて容易迅速におこなえ、プレス
作業における生産性を高めることができる金型の固定方
法とその装置を提供しようとするにある。
ものであり、その目的とするところは、上型の固定及び
その交換をワンタッチにて容易迅速におこなえ、プレス
作業における生産性を高めることができる金型の固定方
法とその装置を提供しようとするにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の金型の固定方法
は、上型１の上面より上方に突出している引き上げ用の
プルスタットボルト２をその頭部２ａも含めてプレスラ
ムのような上型保持体３の側部及び下方が開口した案内
溝４に案内し、案内溝４の奥部において案内溝４に連通
するとともに昇降自在になされた引き上げブロック５を
回転ハンドル６の回転操作にてカム機構７を介して引き
上げ上昇させ、引き上げブロック５内に案内したプルス
タットボルト２を引き上げて上型１を上型保持体３に固
定することを特徴とするものである。
は、上型１の上面より上方に突出している引き上げ用の
プルスタットボルト２をその頭部２ａも含めてプレスラ
ムのような上型保持体３の側部及び下方が開口した案内
溝４に案内し、案内溝４の奥部において案内溝４に連通
するとともに昇降自在になされた引き上げブロック５を
回転ハンドル６の回転操作にてカム機構７を介して引き
上げ上昇させ、引き上げブロック５内に案内したプルス
タットボルト２を引き上げて上型１を上型保持体３に固
定することを特徴とするものである。
【０００６】また、本発明の金型の固定装置は、上型１
の上面より上方に突出させて引き上げ用のプルスタット
ボルト２が取付けられ、プレスラムのような上型保持体
３にプルスタットボルト２をその頭部２ａも含めて案内
する案内溝４が側部及び下方が開口されて形成され、案
内溝４の奥部において案内溝４に連通するとともにプル
スタットボルト２の頭部２ａを抱持する抱持部５ａが形
成された引き上げブロック５が昇降自在に配設され、上
型保持体３に設けられた回転ハンドル６と引き上げブロ
ック５とを回転ハンドル６の往復回転操作にてカム機構
７を介して引き上げブロック５を昇降させるように連結
して成ることを特徴とするものである。
の上面より上方に突出させて引き上げ用のプルスタット
ボルト２が取付けられ、プレスラムのような上型保持体
３にプルスタットボルト２をその頭部２ａも含めて案内
する案内溝４が側部及び下方が開口されて形成され、案
内溝４の奥部において案内溝４に連通するとともにプル
スタットボルト２の頭部２ａを抱持する抱持部５ａが形
成された引き上げブロック５が昇降自在に配設され、上
型保持体３に設けられた回転ハンドル６と引き上げブロ
ック５とを回転ハンドル６の往復回転操作にてカム機構
７を介して引き上げブロック５を昇降させるように連結
して成ることを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】このように、上型１の上面より上方に突出して
いる引き上げ用のプルスタットボルト２をその頭部２ａ
も含めてプレスラムのような上型保持体３の側部及び下
方が開口した案内溝４に案内し、案内溝４の奥部におい
て案内溝４に連通するとともに昇降自在になされた引き
上げブロック５を回転ハンドル６の回転操作にてカム機
構７を介して引き上げ上昇させ、引き上げブロック５内
に案内したプルスタットボルト２を引き上げて上型１を
上型保持体３に固定することによって、回転ハンドル６
の回転操作にて案内溝４の奥の引き上げブロック５を上
昇させて上型１を固定したり、プルスタットボルト２を
下降させて上型１を取外したりするのであり、上型１の
固定及び交換に際して、従来のような複数箇所における
ねじ締め操作を回避し、回転ハンドル６の回転操作にて
容易迅速におこなえるようにしたものである。
いる引き上げ用のプルスタットボルト２をその頭部２ａ
も含めてプレスラムのような上型保持体３の側部及び下
方が開口した案内溝４に案内し、案内溝４の奥部におい
て案内溝４に連通するとともに昇降自在になされた引き
上げブロック５を回転ハンドル６の回転操作にてカム機
構７を介して引き上げ上昇させ、引き上げブロック５内
に案内したプルスタットボルト２を引き上げて上型１を
上型保持体３に固定することによって、回転ハンドル６
の回転操作にて案内溝４の奥の引き上げブロック５を上
昇させて上型１を固定したり、プルスタットボルト２を
下降させて上型１を取外したりするのであり、上型１の
固定及び交換に際して、従来のような複数箇所における
ねじ締め操作を回避し、回転ハンドル６の回転操作にて
容易迅速におこなえるようにしたものである。
【０００８】また、本発明の金型の固定装置は、上型１
の上面より上方に突出させて引き上げ用のプルスタット
ボルト２が取付けられ、プレスラムのような上型保持体
３にプルスタットボルト２をその頭部２ａも含めて案内
する案内溝４が側部及び下方が開口されて形成され、案
内溝４の奥部において案内溝４に連通するとともにプル
スタットボルト２の頭部２ａを抱持する抱持部５ａが形
成された引き上げブロック５が昇降自在に配設され、上
型保持体３に設けられた回転ハンドル６と引き上げブロ
ック５とを回転ハンドル６の往復回転操作にてカム機構
７を介して引き上げブロック５を昇降させるように連結
することによって、回転ハンドル６の回転操作にて、カ
ム機構７を介して引き上げブロック５を昇降させ、引き
上げブロック５にて保持しているプルスタットボルト２
を昇降させ、しかして上型１を上型保持体３側に引き上
げて固定したり、また、上型保持体３から上型１を押し
下げ、プルスタットボルト２を案内溝４に沿って移動さ
せて上型１を上型保持体３から外し、そして他の上型１
のプルスタットボルト２を案内溝４に案内し、回転ハン
ドル６の操作にて案内溝４の奥の引き上げブロック５を
上昇させて固定するのであり、上型１の固定及び交換に
従来のような複数箇所におけるねじ締め操作を回避し、
回転ハンドル６の回転操作にて容易迅速におこなえるよ
うにしたものである。
の上面より上方に突出させて引き上げ用のプルスタット
ボルト２が取付けられ、プレスラムのような上型保持体
３にプルスタットボルト２をその頭部２ａも含めて案内
する案内溝４が側部及び下方が開口されて形成され、案
内溝４の奥部において案内溝４に連通するとともにプル
スタットボルト２の頭部２ａを抱持する抱持部５ａが形
成された引き上げブロック５が昇降自在に配設され、上
型保持体３に設けられた回転ハンドル６と引き上げブロ
ック５とを回転ハンドル６の往復回転操作にてカム機構
７を介して引き上げブロック５を昇降させるように連結
することによって、回転ハンドル６の回転操作にて、カ
ム機構７を介して引き上げブロック５を昇降させ、引き
上げブロック５にて保持しているプルスタットボルト２
を昇降させ、しかして上型１を上型保持体３側に引き上
げて固定したり、また、上型保持体３から上型１を押し
下げ、プルスタットボルト２を案内溝４に沿って移動さ
せて上型１を上型保持体３から外し、そして他の上型１
のプルスタットボルト２を案内溝４に案内し、回転ハン
ドル６の操作にて案内溝４の奥の引き上げブロック５を
上昇させて固定するのであり、上型１の固定及び交換に
従来のような複数箇所におけるねじ締め操作を回避し、
回転ハンドル６の回転操作にて容易迅速におこなえるよ
うにしたものである。
【０００９】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図１（ａ）は斜視図を示し、同図（ｂ）は部分分解
斜視図を示していて、上型１の上面より上方に突出させ
て引き上げ用のプルスタットボルト２が取付けられてい
る。プレスラムのような上型保持体３にプルスタットボ
ルト２をその頭部２ａも含めて案内する案内溝４が側部
及び下方が開口されて形成されている。案内溝４にはプ
ルスタットボルト２の頭部２ａを載設させる上り傾斜の
傾斜ガイド面４ａが形成されている。案内溝４の奥部に
おいて案内溝４に連通するとともにプルスタットボルト
２の頭部２ａを抱持する抱持部５ａが形成された引き上
げブロック５が昇降自在に配設されている。具体的に
は、筒状の軸受ブロック８が上型保持体３側に固定して
設けられ、この軸受ブロック８内に引き上げブロック５
が昇降自在に挿通されている。軸受ブロック８にはプル
スタットボルト２の頭部２ａを通過させる通孔９と回転
ハンドル６の丸棒状のハンドル軸１０を挿通させる挿通
孔１１が形成されている。引き上げブロック５は中実状
であり、回転ハンドル６のハンドル軸１０を貫通させる
貫通孔１２が形成されている。そして、回転ハンドル６
のハンドル軸１０の一部には、カム機構７を構成するカ
ム１３が丸棒部のハンドル軸１０よりも小径になされて
形成されている。このカム１３が引き上げブロック５の
貫通孔１２内に位置するように挿通されて位置決めされ
ている。上型保持体３にはハンドルストッパー１４の２
本が取付けられていて回転ハンドル６の回転位置を決め
ることができるようにしてある。
る。図１（ａ）は斜視図を示し、同図（ｂ）は部分分解
斜視図を示していて、上型１の上面より上方に突出させ
て引き上げ用のプルスタットボルト２が取付けられてい
る。プレスラムのような上型保持体３にプルスタットボ
ルト２をその頭部２ａも含めて案内する案内溝４が側部
及び下方が開口されて形成されている。案内溝４にはプ
ルスタットボルト２の頭部２ａを載設させる上り傾斜の
傾斜ガイド面４ａが形成されている。案内溝４の奥部に
おいて案内溝４に連通するとともにプルスタットボルト
２の頭部２ａを抱持する抱持部５ａが形成された引き上
げブロック５が昇降自在に配設されている。具体的に
は、筒状の軸受ブロック８が上型保持体３側に固定して
設けられ、この軸受ブロック８内に引き上げブロック５
が昇降自在に挿通されている。軸受ブロック８にはプル
スタットボルト２の頭部２ａを通過させる通孔９と回転
ハンドル６の丸棒状のハンドル軸１０を挿通させる挿通
孔１１が形成されている。引き上げブロック５は中実状
であり、回転ハンドル６のハンドル軸１０を貫通させる
貫通孔１２が形成されている。そして、回転ハンドル６
のハンドル軸１０の一部には、カム機構７を構成するカ
ム１３が丸棒部のハンドル軸１０よりも小径になされて
形成されている。このカム１３が引き上げブロック５の
貫通孔１２内に位置するように挿通されて位置決めされ
ている。上型保持体３にはハンドルストッパー１４の２
本が取付けられていて回転ハンドル６の回転位置を決め
ることができるようにしてある。
【００１０】しかして、回転ハンドル６の回転操作に
て、ハンドル軸１０を回転させ、ハンドル軸１０のカム
１３において引き上げブロック５を昇降させることがで
きるようにしてある。つまり、図３に示すように、カム
１３においては、ハンドル軸１０の半径ｘよりもカム１
３における残りの部分ｙは小さくて、ｘ＞ｙの関係にな
されていて、径ｙの部分においては引き上げブロック５
が上型１の重量などにて下降され、回転ハンドル６の１
８０°の回転にてハンドル軸１０を介して引き上げブロ
ック５を引き上げることができるようにしたものであ
る。
て、ハンドル軸１０を回転させ、ハンドル軸１０のカム
１３において引き上げブロック５を昇降させることがで
きるようにしてある。つまり、図３に示すように、カム
１３においては、ハンドル軸１０の半径ｘよりもカム１
３における残りの部分ｙは小さくて、ｘ＞ｙの関係にな
されていて、径ｙの部分においては引き上げブロック５
が上型１の重量などにて下降され、回転ハンドル６の１
８０°の回転にてハンドル軸１０を介して引き上げブロ
ック５を引き上げることができるようにしたものであ
る。
【００１１】しかして、回転ハンドル６の回転操作に
て、カム機構７を介して引き上げブロック５を昇降さ
せ、案内溝４及び軸受ブロック８の通孔９を経て引き上
げブロック５の抱持部５ａに係入して抱持されているプ
ルスタットボルト２を昇降させ、つまり、プルスタット
ボルト２の引き上げにて上型１を上型保持体３側に引き
上げて固定したり、また、回転ハンドル６の反対側への
回動にて、プルスタットボルト２を下降させ、上型保持
体３から上型１を押し下げ、プルスタットボルト２を案
内溝４に沿って移動させて上型１を上型保持体３から外
し、そして他の上型１のプルスタットボルト２を案内溝
４に案内し、回転ハンドル６の操作にて案内溝４の奥の
引き上げブロック５を上昇させて固定するのである。図
中１５は位置決めピンを示していて、固定ボルト１６に
て上型１に固定されていて、図２（ｂ）のように案内溝
４の入口部に嵌入して、上型１と上型保持体３との位置
決めをおこなうものである。そしてプルスタットボルト
２の根元部の径と位置決めピン１５の径とは同径になっ
ていて、充分な位置決めをおこなえるようにしてある。
そして、プルスタットボルト２を引き上げて上型１を上
型保持体３に面接状態で固定するのであり、上型１と下
型との平行合わせが不要になるものである。更に、従来
の上型のシャンクをプルスタットボルト２に交換すれば
よく、また、従来のシャンク押さえ部を取り替えるだけ
で、プレスラム側の改良を加えないものである。
て、カム機構７を介して引き上げブロック５を昇降さ
せ、案内溝４及び軸受ブロック８の通孔９を経て引き上
げブロック５の抱持部５ａに係入して抱持されているプ
ルスタットボルト２を昇降させ、つまり、プルスタット
ボルト２の引き上げにて上型１を上型保持体３側に引き
上げて固定したり、また、回転ハンドル６の反対側への
回動にて、プルスタットボルト２を下降させ、上型保持
体３から上型１を押し下げ、プルスタットボルト２を案
内溝４に沿って移動させて上型１を上型保持体３から外
し、そして他の上型１のプルスタットボルト２を案内溝
４に案内し、回転ハンドル６の操作にて案内溝４の奥の
引き上げブロック５を上昇させて固定するのである。図
中１５は位置決めピンを示していて、固定ボルト１６に
て上型１に固定されていて、図２（ｂ）のように案内溝
４の入口部に嵌入して、上型１と上型保持体３との位置
決めをおこなうものである。そしてプルスタットボルト
２の根元部の径と位置決めピン１５の径とは同径になっ
ていて、充分な位置決めをおこなえるようにしてある。
そして、プルスタットボルト２を引き上げて上型１を上
型保持体３に面接状態で固定するのであり、上型１と下
型との平行合わせが不要になるものである。更に、従来
の上型のシャンクをプルスタットボルト２に交換すれば
よく、また、従来のシャンク押さえ部を取り替えるだけ
で、プレスラム側の改良を加えないものである。
【００１２】
【発明の効果】本発明の金型の固定方法は上述のよう
に、上型の上面より上方に突出している引き上げ用のプ
ルスタットボルトをその頭部も含めてプレスラムのよう
な上型保持体の側部及び下方が開口した案内溝に案内
し、案内溝の奥部において案内溝に連通するとともに昇
降自在になされた引き上げブロックを回転ハンドルの回
転操作にてカム機構を介して引き上げ上昇させ、引き上
げブロック内に案内したプルスタットボルトを引き上げ
て上型を上型保持体に固定するから、回転ハンドルの回
転操作にて案内溝の奥の引き上げブロックを上昇させて
上型を固定したり、プルスタットボルトを下降させて上
型を分離したりするのであり、上型の固定及び交換に際
して、従来のような複数箇所におけるねじ締め操作を回
避し、回転ハンドルの回転操作にて容易迅速におこな
え、上型を頻繁に交換するプレス作業の生産性を高める
ことができるという利点がある。
に、上型の上面より上方に突出している引き上げ用のプ
ルスタットボルトをその頭部も含めてプレスラムのよう
な上型保持体の側部及び下方が開口した案内溝に案内
し、案内溝の奥部において案内溝に連通するとともに昇
降自在になされた引き上げブロックを回転ハンドルの回
転操作にてカム機構を介して引き上げ上昇させ、引き上
げブロック内に案内したプルスタットボルトを引き上げ
て上型を上型保持体に固定するから、回転ハンドルの回
転操作にて案内溝の奥の引き上げブロックを上昇させて
上型を固定したり、プルスタットボルトを下降させて上
型を分離したりするのであり、上型の固定及び交換に際
して、従来のような複数箇所におけるねじ締め操作を回
避し、回転ハンドルの回転操作にて容易迅速におこな
え、上型を頻繁に交換するプレス作業の生産性を高める
ことができるという利点がある。
【００１３】また、本発明の金型の固定装置は、上型の
上面より上方に突出させて引き上げ用のプルスタットボ
ルトが取付けられ、プレスラムのような上型保持体にプ
ルスタットボルトをその頭部も含めて案内する案内溝が
側部及び下方が開口されて形成され、案内溝の奥部にお
いて案内溝に連通するとともにプルスタットボルトの頭
部を抱持する抱持部が形成された引き上げブロックが昇
降自在に配設され、上型保持体に設けられた回転ハンド
ルと引き上げブロックとを回転ハンドルの往復回転操作
にてカム機構を介して引き上げブロックを昇降させるよ
うに連結してあるから、回転ハンドルの回転操作にて、
カム機構を介して引き上げブロックを昇降させ、引き上
げブロックにて保持しているプルスタットボルトを昇降
させ、しかして上型を上型保持体側に引き上げて固定し
たり、また、上型保持体から上型を押し下げ、プルスタ
ットボルトを案内溝に沿って移動させて上型を上型保持
体から外し、そして他の上型のプルスタットボルトを案
内溝に案内し、回転ハンドルの操作にて案内溝の奥の引
き上げブロックを上昇させて固定できるのであり、上型
の固定及び交換に従来のような複数箇所におけるねじ締
め操作を回避でき、回転ハンドルの回転操作にて容易迅
速におこなえるという利点がある。
上面より上方に突出させて引き上げ用のプルスタットボ
ルトが取付けられ、プレスラムのような上型保持体にプ
ルスタットボルトをその頭部も含めて案内する案内溝が
側部及び下方が開口されて形成され、案内溝の奥部にお
いて案内溝に連通するとともにプルスタットボルトの頭
部を抱持する抱持部が形成された引き上げブロックが昇
降自在に配設され、上型保持体に設けられた回転ハンド
ルと引き上げブロックとを回転ハンドルの往復回転操作
にてカム機構を介して引き上げブロックを昇降させるよ
うに連結してあるから、回転ハンドルの回転操作にて、
カム機構を介して引き上げブロックを昇降させ、引き上
げブロックにて保持しているプルスタットボルトを昇降
させ、しかして上型を上型保持体側に引き上げて固定し
たり、また、上型保持体から上型を押し下げ、プルスタ
ットボルトを案内溝に沿って移動させて上型を上型保持
体から外し、そして他の上型のプルスタットボルトを案
内溝に案内し、回転ハンドルの操作にて案内溝の奥の引
き上げブロックを上昇させて固定できるのであり、上型
の固定及び交換に従来のような複数箇所におけるねじ締
め操作を回避でき、回転ハンドルの回転操作にて容易迅
速におこなえるという利点がある。
【図１】（ａ）（ｂ）は本発明の一実施例の斜視図、部
分分解斜視図である。
分分解斜視図である。
【図２】（ａ）（ｂ）は同上の上型保持体の正面図、底
面図である。
面図である。
【図３】（ａ）（ｂ）は同上の引き上げブロックの動作
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図４】従来例の斜視図である。
１ 上型 ２ プルスタットボルト ２ａ 頭部 ３ 上型保持体 ４ 案内溝 ５ 引き上げブロック ６ 回転ハンドル ７ カム機構
Claims (2)
- 【請求項１】 上型の上面より上方に突出している引き
上げ用のプルスタットボルトをその頭部も含めてプレス
ラムのような上型保持体の側部及び下方が開口した案内
溝に案内し、案内溝の奥部において案内溝に連通すると
ともに昇降自在になされた引き上げブロックを回転ハン
ドルの回転操作にてカム機構を介して引き上げ上昇さ
せ、引き上げブロック内に案内したプルスタットボルト
を引き上げて上型を上型保持体に固定することを特徴と
する金型の固定方法。 - 【請求項２】 上型の上面より上方に突出させて引き上
げ用のプルスタットボルトが取付けられ、プレスラムの
ような上型保持体にプルスタットボルトをその頭部も含
めて案内する案内溝が側部及び下方が開口されて形成さ
れ、案内溝の奥部において案内溝に連通するとともにプ
ルスタットボルトの頭部を抱持する抱持部が形成された
引き上げブロックが昇降自在に配設され、上型保持体に
設けられた回転ハンドルと引き上げブロックとを回転ハ
ンドルの往復回転操作にてカム機構を介して引き上げブ
ロックを昇降させるように連結して成ることを特徴とす
る金型の固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16568891A JP3179798B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 金型の固定方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16568891A JP3179798B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 金型の固定方法とその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058096A JPH058096A (ja) | 1993-01-19 |
| JP3179798B2 true JP3179798B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=15817156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16568891A Expired - Fee Related JP3179798B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 金型の固定方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3179798B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109570366B (zh) * | 2018-11-26 | 2020-04-17 | 武汉宏升鑫汽车部件有限公司 | 一种单点压力机 |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP16568891A patent/JP3179798B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH058096A (ja) | 1993-01-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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