JP3178240B2 - デバイスのボンディング装置 - Google Patents

デバイスのボンディング装置

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JP3178240B2 JP09140194A JP9140194A JP3178240B2 JP 3178240 B2 JP3178240 B2 JP 3178240B2 JP 09140194 A JP09140194 A JP 09140194A JP 9140194 A JP9140194 A JP 9140194A JP 3178240 B2 JP3178240 B2 JP 3178240B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デバイスの電極を表示
パネルの電極にボンディングするためのデバイスのボン
ディング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器のディスプレイの表示パネルと
して、液晶パネルなどが用いられる。表示パネルは、ガ
ラス板などから成るパネルの複数の辺部のボンディング
位置に形成された電極にドライバーのアウターリード
(電極)をボンディングして組み立てられる。ドライバ
ーとしては、TAB(Tape Automated
Bonding)法によって製造されるデバイスが一般
に用いられる。TAB法は、フィルムキャリヤの表面に
導電材によりリードを形成し、このリード上にウェハか
ら切り出されたチップをボンディングした後、リードの
アウターリード部分を切断装置で打ち抜いてデバイスを
得るものである。フィルムキャリヤは、ポリイミドなど
の極薄の合成樹脂フィルムにて形成されている。
【0003】デバイスの電極であるアウターリードを表
示パネルの電極にボンディングするデバイスのボンディ
ング装置として、現在、種々のものが提案されている。
例えば特開平3−217033号公報に記載のものは、
実装ヘッドにデバイスを真空吸着して実装位置の近傍へ
搬送し、カメラでデバイスのアウターリードと表示パネ
ルの電極を同一視野内で撮像して両者のずれ量を求め
る。そして基板ステージを移動してこのずれ量を補正し
て位置合わせを行った後、バックアップ機構のバックア
ップで表示パネル下面を下受けし、装着ヘッドを下降さ
せて、デバイスのアウターリードを表示パネルへボンデ
ィングする。ボンディングが終了したらバックアップ機
構をもとの状態に復帰させ、基板ステージを移動させて
次のデバイスのボンディングを上述した動作をくり返し
て行なうようになっている。
【0004】また表示パネルのドライバーとしては、T
AB法で製造されたデバイス以外にも、フリップチップ
も用いられる。フリップチップは、その回路面にバンプ
(電極)を形成したものである。バンプは一般に異方性
導電シート(以下、「ACF」という)を介して表示パ
ネルの電極にボンディングされる。この場合、まずAC
Fを表示パネルの電極にボンディングした後、フリップ
チップのバンプを表示パネルの辺部に形成された電極に
正確に位置合わせしてボンディングするか、若しくはA
CFをフリップチップのバンプに貼着した後、フリップ
チップのバンプを表示パネルの電極に正確に位置合わせ
してボンディングしなければならない。勿論この場合
も、ボンディング作業は出来るだけ高速度で行うことが
望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】デバイスのアウターリ
ードはきわめて細く、且つそのピッチはきわめて小さ
い。このように狭ピッチのアウターリードを表示パネル
の電極にボンディングするにあたっては、アウターリー
ドを電極に正確に位置合せしなければならない。しかも
表示パネルには、多数個のデバイスをボンディングせね
ばならないので、ボンディング作業は出来るだけ高速度
で行うことが望ましい。すなわち、デバイスを表示パネ
ルにボンディングするボンディング装置には、高精度と
高速性が要求される。
【0006】しかしながら従来のボンディング装置で
は、カメラで表示パネルとデバイスを撮像して両者の位
置ずれを求めた後、バックアップ機構で表示パネルを下
受けするので、バックアップの移載の際にバックアップ
が表示パネルに接触して表示パネルの位置をずらしてし
まい、高精度にボンディングできない。また1個のデバ
イスをボンディングする毎にバックアップ装置を作動さ
せる必要があるので、その分ボンディング作業が遅くな
ってしまう。
【0007】また表示パネルは4角形であって、その辺
部にデバイスがボンディングされるが、一方の辺部(長
辺)にボンディングされるデバイスと、他方の辺部(短
辺)にボンディングされるデバイスの品種は異る。した
がってデバイスのボンディング装置は、品種の異る2種
類のデバイスを表示パネルにボンディングできるもので
あることが作業能率上望ましい。また複数の辺部に連続
してボンディング作業ができることが望ましい。
【0008】そこで本発明は、デバイスを高精度・高速
度で表示パネルにボンディングできるデバイスのボンデ
ィング装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、
示パネルを下方から支持する第1の支持部と、表示パネ
ルの辺部を露呈させてデバイスのボンディング位置を下
方から支持する第2の支持部と、この第2の支持部で表
示パネルの辺部を支持した状態で、露呈した表示パネル
の辺部を下方から観察する観察装置と、観察装置により
検出された表示パネルの電極とデバイスのアウターリー
ドの位置ずれに基づいてデバイスのアウターリードと表
示パネルの辺部に形成された電極を位置合わせする位置
合わせ手段と、位置合わせされたアウターリードを電極
に押し付けてボンディングするボンディング手段とを備
え、また観察装置が2個のカラメを備え、これらのカメ
ラの各々の視野により2箇所を同時に観察するようにし
た。
【0010】
【作用】上記構成によれば、第2の支持部材により表示
パネルの辺部に形成された複数箇所のデバイスのボンデ
ィング位置を下方から支持し、この状態で複数箇所への
デバイスのボンディングを連続して行うことにより、デ
バイスを表示パネルの電極に高精度・高速度でボンディ
ングすることができる。
【0011】
【0012】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の第一実施
例を説明する。図1は本発明の第一実施例におけるデバ
イスのボンディング装置の全体斜視図である。また図2
は同デバイスのボンディング装置の表示パネルの移動機
構の斜視図、図3は同デバイスのボンディング装置のボ
ンディングステーションの断面図、図4は同デバイスの
ボンディング装置のポールの昇降機構の断面図、図5は
同デバイスのボンディング装置の第1の供給部の正面
図、図6は同デバイスのボンディング装置の第1のデバ
イスをピックアップ中の断面図、図7は同デバイスのボ
ンディング装置の第1のヘッドの斜視図、図8は同デバ
イスのボンディング装置の第1のヘッドの断面図、図9
は同デバイスのボンディング装置のボンディング中の要
部斜視図、図10は同デバイスのボンディング装置の観
察装置の斜視図、図11は同デバイスのボンディング装
置の観察装置の断面図、図12(a)は同デバイスのボ
ンディング装置による観察中の第1のデバイスの平面
図、図12(b)は同デバイスのボンディング装置の第
1のカメラの視野図、図12(c)は同デバイスのボン
ディング装置の第2のカメラの視野図、図13(a),
(b),(c),(d)は同デバイスのボンディング装
置の表示パネルの位置決め機構の断面図、図14は同デ
バイスのボンディング装置の概略平面図、図15
(a),(b)は同デバイスのボンディング装置の第1
のデバイスを表示パネルにボンディング中の断面図、図
16(a),(b)は同デバイスのボンディング装置の
第1のデバイスを表示パネルにボンディング中の断面
図、図17は同デバイスのボンディング装置の第1のデ
バイスを表示パネルにボンディング中の断面図、図18
は同デバイスのボンディング装置の概略平面図、図19
(a),(b)は同デバイスのボンディング装置の表示
パネルと第3の長板の平面図である。
【0013】図1において、基台5の上面の前部には、
表示パネル10をX方向、Y方向、θ方向に移動させる
移動手段1が設けられている。この移動手段1は、Xテ
ーブル装置2上にYテーブル装置3を載置し、Yテーブ
ル装置3上には、上部に吸引部12を備えたθテーブル
装置4(図2参照)を載置して構成されている(以下単
にXテーブル2、Yテーブル3、θテーブル4とい
う)。このθテーブル4は、表示パネル10の中央部を
下方から支持する第1の支持部である。Xテーブル2と
Yテーブル3は互いに直交して設置されている。Xテー
ブル2はモータMX1を備え、またYテーブル3はモー
タMY1を備えている。図1および図2において、Xテ
ーブル2の上面にはX方向のガイドレール2aが設けら
れている。またYテーブル3の下面にはこのガイドレー
ル2aに嵌合するスライダ3aが設けられている。モー
タMX1が駆動すると、Yテーブル3はガイドレール2
aに沿ってX方向に水平移動する。
【0014】図2において、Yテーブル3上には台板6
が設けられている。Yテーブル3の上面にはY方向のガ
イドレール3bが設けられている。また台板6の下面に
はこのガイドレール3bに嵌合するスライダ6aが設け
られている。モータMY1が駆動すると、台板6はガイ
ドレール3bに沿ってY方向に水平移動する。またモー
タMX1が駆動すると、台板6はYテーブル3と一緒に
X方向に移動する。すなわちXテーブル2とYテーブル
3は、台板6をX方向やY方向に水平移動させる。
【0015】図2において、台板6上にはθテーブル4
が設けられている。θテーブル4は表示パネル10を吸
引孔13で真空吸着して固定する吸引部12と、この吸
引部12を水平回転させるモータMθより構成されてい
る。吸引孔13は、バキューム装置(図示せず)に接続
されている。図9に示すように、表示パネル10はθテ
ーブル4の吸引部12上に配置される。したがってモー
タMX1、MY1が駆動すると表示パネル10はX方向
やY方向に水平移動し、モータMθが駆動すると表示パ
ネル10はθ方向に水平回転する。後述するように、θ
テーブル4で表示パネル10を90°水平回転させるこ
とにより、表示パネル10の直交する長辺と短辺に形成
された電極にデバイスをボンディングする。
【0016】図1および図2に示すように、Xテーブル
2と平行にボックス20が設けられている。図3はデバ
イスのボンディングステーションcを示すものである。
図3において、ボックス20の内部にはプレート21
a,21bが左右に2個配設されている。ボックス20
の底面にはX方向のガイドレール22a,22bが設け
られており、プレート21a,21bの下面に設けられ
たスライダ23a,23bはガイドレール22a,22
bに嵌合している。プレート21a,21bの外端部に
はナット24a,24bが固着されている。ナット24
a,24bにはX方向のボールねじ25a,25bが螺
合している。ボールねじ25a,25bは、ボックス2
0の側面に設けられたモータMXa,MXb(図1、図
2)に駆動されて回転する。モータMXa,MXbが駆
動してボールねじ25a,25bが回転すると、プレー
ト21a,21bはガイドレール22a,22bに沿っ
てX方向に移動する。
【0017】図2および図3において、ボックス20の
両側部の上面にはガイドリング27a,27bが設けら
れており、ガイドリング27a,27bにはポール26
a,26bが昇降自在に挿入されている。一方のポール
26aの上部には、X方向に長尺の第1の長板28が設
けられている。後述するように、この第1の長板28は
ノズル84,85に真空吸着されたデバイスP1,P2
を下方から支持する支持部材となるものである。
【0018】図3において、他方のポール26bの上部
には第2の長板29が設けられている。ポール26a,
26bの下部にはブロック31a,31bが固着されて
おり、このブロック31a,31b上にはコイルスプリ
ング32a,32bが装着されている。コイルスプリン
グ32a,32bのばね力により、ポール26a,26
bは下方へ弾発されている。ブロック31a,31bの
側部にはローラ33a,33bが回転自在に軸着されて
いる。またプレート21a,21bの内端部にはX方向
に長尺の板カム34a,34bが設置されており(図
4)、ローラ33a,33bはこの板カム34a,34
bの傾斜した上面上を転動する。したがってモータMX
a,MXbが駆動してボールねじ25a,25bが回転
すると、板カム34a,34bはX方向に移動する。す
るとローラ33a,33bは板カム34a,34bの傾
斜した上面上を転動し、ポール26a,26bおよび第
1の長板28,第2の長板29は昇降する。
【0019】図2および図3において、第2の長板29
の上方にはスライド板41が設けられている。第2の長
板29の上面にはX方向のガイドレール42が設けられ
ている。またスライド板41の下面に設けられたスライ
ダ43はこのガイドレール42に嵌合している。スライ
ド板41の上部には第3の長板44が設けられている。
第3の長板44には表示パネル10の辺部を真空吸着す
る吸引孔45が形成されている。この吸引孔45はバキ
ューム装置(図示せず)に接続されている。後述するよ
うに、この第3の長板44は、表示パネル10にデバイ
スをボンディングする際に、表示パネル10の辺部を下
方から支持する支持部材となっている。
【0020】図3に示すように、スライド板41の上面
にはスライダ46が設けられている。また第3の長板4
4の下面にはこのスライダ46に嵌合するY方向のガイ
ドレール47が設けられている。図2において、第3の
長板44の側面にはピン51が突設されており、またス
ライド板41の端部にもピン52が突設されている。ピ
ン51とピン52にはコイルばね53で結合されてい
る。またスライド板41の上面にはストッパ50が立設
されている。コイルばね53のばね力により、第3の長
板44は図3において右方へ付勢されており、ストッパ
50に当って停止する(図3鎖線参照)。このように第
3の長板44は、第2の長板29上に水平方向へ移動自
在に取り付けられている。
【0021】図2において、第3の長板44の側面には
カギ型の第1のブラケット61が結合されている。また
台板6の上方にはカギ型の第2のブラケット62が設け
られている。第1のブラケット61の前面に設けられた
Z方向のガイドレール63に、第2のブラケット62の
外面に設けられたスライダ64が嵌合している。また台
板6の上面に設けられたY方向のガイドレール65に、
第2のブラケット62の下面に設けられたスライダ66
が嵌合している。
【0022】図2において、モータMX1が駆動する
と、Yテーブル3と台板6はガイドレール2aに沿って
X方向に移動するが、この時、第1のブラケット61と
第2のブラケット62を介して台板6に結合された第3
の長板44およびスライド板41は、ガイドレール42
に沿ってX方向に移動する。またYテーブル3のモータ
MY1が駆動すると、台板6はガイドレール3bに沿っ
てY方向に移動するが、この時、スライダ66はガイド
レール65上をスライドするので、第3の長板44は停
止したままである。またモータMXbが駆動すると、図
3を参照しながら説明したようにポール26bは昇降
し、第3の長板44はポール26bと一緒に昇降する。
このときガイドレール63(図2)もスライダ64に沿
って昇降する。
【0023】上述したように、図2に示すモータMXb
が駆動すると、図3においてボールねじ25bは回転
し、プレート21bはX方向に移動する。するとローラ
33bは板カム34bの傾斜した上面上を転動し、ポー
ル26bやこのポール26bに支持された第3の長板4
4は昇降する。図3はポール26bおよび第3の長板4
4が上昇して、第3の長板44が表示パネル10の長辺
を下方から支持している状態を示しており、図9に示す
ように、この状態で表示パネル10の長辺のボンディン
グ位置10Lに形成された電極30aに、デバイスP1
の電極であるアウターリードLがボンディングされる。
またボンディングが終了すると、モータMXbは逆方向
に動作してプレート21bは逆方向に移動し、ポール2
6bや第3の長板44は下降して、表示パネル10の長
辺の支持状態を解除する。すなわちポール26b、ロー
ラ33b、板カム34b、プレート21b、ナット24
b,ボールねじ25b,モータMXbは、第3の長板4
4を昇降動作させるための昇降駆動手段となっている。
【0024】図9において、表示パネル10は、下板1
0a上に上板10bを積層して作られており、下板10
aの一方の辺部である長辺には複数のボンディング位置
10Lにそれぞれ多数の電極30aが形成されており、
また他方の辺部である短辺には複数のボンディング位置
10Sにそれぞれ多数電極30bが形成されている。ボ
ンディング位置10Lには、第1のデバイスP1が1個
づつボンディングされ、ボンディング位置10Sには、
第2のデバイスP2(図示せず)が1個づつボンディン
グされる。また図示はしないが各ボンディング位置10
L,10Sには異方性導電シート(ACF)が予め貼着
されている。図3および図8に示すように、第1のデバ
イスP1と第2のデバイスP2は、ウェハから切り出さ
れたチップCと、チップCから前方へ延出するアウター
リードLを有している。後述するように、第1のデバイ
スP1は第1のノズル84にピックアップされて、その
アウターリードLは表示パネル10の長辺の電極30a
にボンディングされる。また第2のデバイスP2は、第
2のノズル85にピックアップされて、そのアウターリ
ードLは表示パネル10の短辺の電極30bにボンディ
ングされる。
【0025】図1において、基台5の背後には第1のフ
ィルムキャリヤ74aを第1の切断装置55aに供給す
る第1の供給部70aと、第2のフィルムキャリヤ74
bを第2の切断装置55bに供給する第2の供給部70
bが設けられている。第1の供給部70aは第1のケー
ス71aを備えている。第1のケース71aの内部には
第1の供給リール72aと第1の巻取りリール73aが
設けられている。第1の供給リール72aには第1のフ
ィルムキャリヤ74aと第1の層間テープ75aが巻回
されている。第1の巻取りリール73aは層間テープ7
5aを巻取る。さらに第1のケース71aの内部には第
1のフィルムキャリヤ74aの走行を案内する第1のガ
イドローラ76aや第1のスプロケット77aが設けら
れている。この第1のフィルムキャリヤ74aには、チ
ップCがピッチをおいてボンディングされている。第1
のフィルムキャリア74aは、第1のケース1aの開口
部78aを通って第1の切断装置55aへ供給される。
この第1のフィルムキャリヤ74aを第1の切断装置5
5aにより打抜いて得られる第1のタブデバイスP1
は、表示パネル10の長辺に形成された電極30aにボ
ンディングされる。
【0026】第2の供給部70bは第1の供給部70b
と同じ構造であって、第2のケース71bを備えてお
り、その内部にも、第2の供給リール72b、第2の巻
取りリール73b、第2のフィルムキャリヤ74b、第
2の層間テープ75b、第2のガイドローラ76b、第
2のスプロケット77bが設けられている。第2のフィ
ルムキャリヤ74bにはチップCがピッチをおいてボン
ディングされている。第2のフィルムキャリヤ74bを
第2の切断装置55bにより打抜いて得られた第2のタ
ブデバイスP2は、表示パネル10の短辺に形成された
電極30bにボンディングされる。
【0027】図1において、第1のケース71aの側方
には第1の切断装置55aが設けられている。この第1
の切断装置55aの主体となる第1のフレーム56a上
には第1のシリンダ57aが設けられている。第1のフ
レーム56aの内部には金型である第1の上型58aが
設けられている。第1のフレーム56aの下方にはY方
向のガイドレール60aが設けられており、このガイド
レール60a上には金型である第1の下型59aが設け
られている。
【0028】図1および図5において、第1のケース7
1aの背後に設けられたモータ(図示せず)に駆動され
て、第1の供給リール72aと第1の巻取りリール73
aとスプロケット87が回転すると、第1の供給リール
72aに巻回された第1のフィルムキャリヤ74aと層
間テープ75aは第1の供給リール72aから導出さ
れ、第1フィルムキャリヤ74aはガイドローラ76a
や第1のスプロケット77aを周回して第1の上型58
aの下方へ導入される。このとき、第1の下型59aは
第1のガイドレール60aをスライドして第1の上型5
8aの直下に位置している。そこで第1のシリンダ57
aのロッド61aが下方へ突出すると、第1の上型58
aは下降し、第1の上型58aと第1の下型59aによ
り第1のフィルムキャリヤ74aは打抜かれ、第1のデ
バイスP1が得られる。次に第1のシリンダ57aのロ
ッド61aが上昇して第1の上型58aが上昇すると、
第1のフィルムキャリア74aから打抜かれた第1のデ
バイスP1は、第1の下型59a上に載置される。69
は、デバイスP1が打抜かれたフィルムキャリヤ74a
の回収ボックスであり、第1の上型58aの下方に設置
されている。
【0029】図6は下型59aの移動手段を示してい
る。下型59a上には、フィルムキャリヤ74aから打
抜かれた第1のデバイスP1が載っている。下型59a
の側面にはカギ型のナット151が装着されている。ナ
ット151にはY方向に水平なボールねじ152が螺合
している。ボールねじ152はフレーム153に支持さ
れている。ボールねじ152は、ベルト154を介して
モータ155に駆動されて回転する。モータ155が駆
動してボールねじ152が回転すると、第1の下型59
aはガイドレール60aに沿って第1のノズル84の直
下のピックアップステーションaと、上型58aの直下
の打抜きステーションbの間をY方向に移動する。
【0030】第1のデバイスP1のピックアップステー
ションaの下方には、第1のデバイスP1の突き上げ手
段160が設置されている。この突き上げ手段160
は、垂直なシリンダ161と、シリンダ161のロッド
162に支持されたフレーム163と、このフレーム1
63に装着されたモータ164と、モータ164の回転
軸に結合された突上げ用のピン165から成っている。
フレーム163の背面にはスライダ166が装着されて
いる。スライダ166は垂直なガイドレール167に嵌
合している。
【0031】図6において、打抜きステーションbで第
1のデバイスP1が第1のフィルムキャリア74aから
打抜かれると、モータ155が駆動してボールねじ15
2は回転し、第1の下型59aは打抜きステーションb
からピックアップステーションaへ移動する。次にシリ
ンダ161のロッド162が突出すると、フレーム16
3はガイドレール167に沿って上昇し、ピン165は
下型59aの内部に進入し、下型59a上の第1のデバ
イスP1を突き上げる(鎖線参照)。すると第1のノズ
ル84は、ピン165に突き上げられた第1のデバイス
P1を真空吸着してピックアップする。あるいはまたピ
ン165が第1のデバイスP1を突き上げた状態で、モ
ータ164を駆動させ、このピン165に支持された第
1のデバイスP1を90°あるいは180°水平回転さ
せてその方向を変更したうえで、第1のノズル84が第
1のデバイスP1をピックアップしてもよい。ノズル8
4がデバイスP1をピックアップしたならば、シリンダ
161のロッド162は下降し、ピン165は下方へ退
去する。
【0032】図1において、第2のケース71bの側方
にも、第2の切断装置55bが設けられている。この第
2の切断装置55bの構造は第1の切断装置55aと同
じであって、第2のフレーム56b、第2のシリンダ5
7b、第2の上型58b、第2の下型59bなどから成
っている。この第2の上型58bと第2の下型59bに
より、第2のフィルムキャリヤ74bから第2のデバイ
スP2が打抜かれる。またこの第2の切断装置55bの
下方にも、上述した突き上げ手段160と同様の突き上
げ手段が設けられている。第2のフィルムキャリヤ74
bから打抜かれて第2の下型59b上に位置する第2の
デバイスP2は、第2のノズル85に真空吸着してピッ
クアップされる。
【0033】図1において、ボックス20とボックス6
9の間には、ターンテーブル80が設けられている。タ
ーンテーブル80は支柱81に支持されている。支柱8
1はX方向の移動テーブル86上に立設されている。移
動テーブル86の内部には、ボールねじやナット(何れ
も図示せず)などが内蔵されており、モータMX2が駆
動すると、ターンテーブル80は移動テーブル86上を
X方向へ移動する。
【0034】ターンテーブル80には第1のアーム82
と第2のアーム83が互いに直交して十字形に保持され
ている。第1のアーム82の先端部には、第1の下型5
9a上の第1のデバイスP1を真空吸着してピックアッ
プする第1のノズル84が設けられている(図6も参
照)。また第2のアーム83の先端部には、第2の下型
59b上の第2のデバイスP2を真空吸着してピックア
ップする第2のノズル85が設けられている。第1のデ
バイスP1と第2のデバイスP2の寸法は異っており、
したがって第1のデバイスP1と第2のデバイスP2を
同一寸法のノズルで真空吸着することはできない。そこ
でターンテーブル80に第1のアーム82と第2のアー
ム83を設け、第1のアーム82と第2のアーム83の
両端部にそれぞれ寸法の異る第1のノズル84と第2の
ノズル85を保持させ、第1のデバイスP1は第1のノ
ズル84でピックアップし、第2のデバイスP2は第2
のノズル85でピックアップするようにしている。図2
に示すように、第1のアーム82の内部には第1のノズ
ル84を水平回転させる回転手段としてのモータ82a
が内蔵されており、デバイスP1の向きを微調整可能な
ようになっている。このような回転手段は、第2のアー
ム83にも内蔵されている。なお本実施例では、回転手
段82aと前述した移動手段1がデバイスの電極(アウ
ターリード)と、表示パネルの電極を位置合わせする位
置合わせ手段として機能する。
【0035】図1において、モータMX2が駆動してタ
ーンテーブル80が左方へスライドすると、第1のノズ
ル84は第1の下型59aの上方へ移動する(図14も
参照)。また図1においてターンテーブル80を90°
水平回転させると、第2のアーム83はY方向となる。
そこでモータMX2が駆動してターンテーブル80が右
方へスライドすると、第2のノズル85は第2の下型5
9bの上方へ移動する(図18も参照)。
【0036】図1において、基台5の側方にはフレーム
90が設置されている。フレーム90には第1のヘッド
91aと第2のヘッド91bが設けられている。この第
1のヘッド91aと第2のヘッド91bは、第1のノズ
ル84と第2のノズル85に真空吸着された第1のデバ
イスP1と第2のデバイスP2のアウターリードLを、
表示パネル10の電極30a,30bに押圧してボンデ
ィングするものである。図7は第1のヘッド91aの斜
視図、図8は同断面図である。第1のヘッド91aは、
ケース92と、ケース92内に設けられた垂直なボール
ねじ93と、ボールねじ93に螺合するナット94を備
えている。ナット94に一体的に形成されたスライダ9
5は、ケース92の内面に設けられた垂直なガイドレー
ル96に沿ってスライドする。
【0037】ボールねじ93にはカギ型のブラケット9
7が嵌合している。ケース92の上面はフレーム90に
取り付けられており、このフレーム90の上面には、ボ
ールねじ93を回転させるモータ99aが設置されてい
る。したがってモータ99aが駆動してボールねじ93
が回転すると、ナット94はボールねじ93に沿って昇
降する。またフレーム90の下面にはシリンダ101が
装着されている。シリンダ101のロッド102は、金
具103を介してブラケット97の肩部に結合されてい
る。
【0038】ブラケット97の内面にはスライダ104
が装着されている。スライダ104はケース92の外面
に設けられたZ方向のガイドレール105に嵌合してい
る。ブラケット97の前面にはフランジ106,107
が突設されている。フランジ106,107にはロッド
108が挿入されている。ロッド108の下端部には長
板形の押圧子109が結合されている。またブラケット
97の外面には熱圧着子111が装着されている。熱圧
着子111の下面の高さは、押圧子109の下面の高さ
よりもやや高い。熱圧着子111の内部にはカートリッ
ジヒータ112が収納されており、熱圧着子111はカ
ートリッジヒータ112により110℃程度に加熱され
る。押圧子109は、熱圧着子111でアウターリード
Lを電極30aにボンディングする際に、アウターリー
ドLを電極30a上に仮押えしたり、デバイスP1,P
2のアウターリードLの変形を矯正したりする。
【0039】また2本のロッド108,108は押圧子
109の下降限度の高さを定めるプレート113で連結
されており、プレート113はロッド108,108に
装着されたコイルスプリング110,110によってフ
ランジ107の上面に押し付けられている。
【0040】シリンダ101はブラケット97を所定の
ボンディング荷重で常時ナット94の上面に押し付けて
いる。すなわちシリンダ101はボンディング荷重の付
与手段である。このボンディング荷重は自由に変えるこ
とができる。またモータ99a,ボールねじ93,ナッ
ト94は、熱圧着子111を昇降させる昇降手段であ
り、熱圧着子111の下降速度や高さを調整する。第2
のヘッド91bは、第1のヘッド91aと同構造であっ
て、フレーム90に設けられており、モータ99bに駆
動されるが、第1のデバイスP1と第2のデバイスP2
の寸法に応じて、第1のヘッド91aと第2のヘッド9
1bの押圧子109と熱圧着子111の寸法は異ってい
る。なお本実施例では、第1のヘッド91aと第2のヘ
ッド91bはフレーム90に固定しているが、第1のヘ
ッド91aと第2のヘッド91bを可動テーブルに設け
て、水平方向に移動可能にしてもよい。
【0041】図2および図3において、ボンディングス
テーションcの下方には、第1のカメラ121と第2の
カメラ122を備えた観察装置が設けられている。これ
らのカメラ121、122は、表示パネル10の電極3
0a,30bやデバイスP1、P2のアウターリードL
の位置を観察する。
【0042】図10はこの観察装置120の斜視図、図
11は断面図である。第1のカメラ121の下部と第2
のカメラ122の下部には第1のナット123と第2の
ナット124が装着されている。第1のナット123と
第2のナット124にはX方向のボールねじ125が挿
入されている。ボールねじ125には右ねじ126と左
ねじ127が形成されており、第1のナット123は右
ねじ126に螺合しており、また第2のナット124は
左ねじ127に螺合している。ボールねじ125は第1
のフレーム128に支持されている。フレーム128の
側部にはボールねじ125を回転させるモータ129が
装着されている。モータ129が駆動するとボールねじ
125は回転し、第1のカメラ121と第2のカメラ1
22はボールねじ125に沿って互いに逆方向に移動
し、第1のカメラ121と第2のカメラ122の間隔が
調整される。すなわち、ナット123,124、ボール
ねじ125、モータ129は第1のカメラ121と第2
のカメラ122の間隔調整手段となっている。
【0043】第1のフレーム128の下部にはスライダ
131が装着されている。このスライダ131は、図2
に示すようにボックス20上に設けられたX方向のガイ
ドレール132に嵌合している。第1のフレーム128
の背後には第2のフレーム133が設けられている。こ
の第2のフレーム133にはX方向のボールねじ134
が支持されている。また第2のフレーム133の側面に
は、ボールねじ134を回転させるモータ135が設け
られている。ボールねじ134は、第1のフレーム12
8の背面に設けられたナット136に螺合している。し
たがってモータ135が駆動してボールねじ134が回
転すると、第1のフレーム128はガイドレール132
に沿ってX方向に移動する。ここでモータ135が正回
転すると、カメラ121,122は図3および図14に
示される第1のヘッド91aの下方へ移動し、第1のノ
ズル84の下端部に真空吸着されて表示パネル10にボ
ンディングされる第1のデバイスP1のアウターリード
Lや表示パネル10の電極30aを観察する。またモー
タ135が逆回転すると、カメラ121,122は図1
8に示される第2のヘッド91bの下方へ移動し、第2
のノズル85の下端部に真空吸着されて表示パネル10
にボンディングされる第2のデバイスP2のアウターリ
ードLや表示パネル10の電極30bを観察する。
【0044】図10、図11において、第1のカメラ1
21と第2のカメラ122の上部には、X方向に長尺の
鏡筒141が設けられている。鏡筒141の内部には、
光源142、ハーフミラー143、ミラー144が設け
られている。ミラー144の上方には窓部145が開孔
されている。この窓部145を通して、表示パネル10
の電極30a,30bやデバイスP1,P2のアウター
リードLを観察する。モータ135を駆動して、第1の
フレーム128をX方向に移動させることにより、2つ
のカメラ121,122をアウターリードLの下方に位
置させる。またアウターリードLの横巾Wは、デバイス
の品種によって異っている。したがってこの横巾Wに応
じて、モータ129を駆動して第1のカメラ121と第
2のカメラ122をボールねじ125に沿って互いに逆
方向に移動させ、窓部145と窓部145がアウターリ
ードLの両端部の下方に位置するようにその間隔Dを調
整する。
【0045】このデバイスのボンディング装置は上記の
ような構成より成り、次に全体の動作を説明する。ま
ず、表示パネル10の長辺の電極30aに第1のデバイ
スP1のアウターリードLをボンディングする場合を説
明する。まず、図13(a),(b),(c)を参照し
ながら、表示パネル10の長辺の電極30aを、第1の
ヘッド91aの熱圧着子111の直下に移動させる方法
を説明する。まず、図示しない移載装置によって表示パ
ネル10がθテーブル4の上面に移載される。次にモー
タMX1,MY1(図1)を駆動して、表示パネル10
をX方向やY方向に移動させ、表示パネル10の辺部を
第3の長板44の上方へ移動させる(図13(a))。
この場合、図19(a)に示すように、表示パネル10
の辺部を所定長さd1だけ第3の長板44から突出させ
て、観察装置120で表示パネル10の電極30aを観
察できるようにしておく。なおこのとき、表示パネル1
0の移動の障害とならないように、第3の長板44は下
方へ退去している。
【0046】次にモータMXb(図1)を駆動して、図
3に示すプレート21bをX方向に移動させる。すると
ローラ33bは板カム34bに押し上げられ、ポール2
6bは上昇して、第3の長板44は表示パネル10の側
部の下面に当接し、吸引孔45により表示パネル10を
真空吸着して固定する(図13(b))。次にモータM
Y1(図1)を再度駆動して表示パネル10を水平移動
させ、その長辺の電極30aを第1のカメラ121と第
2のカメラ122の視野内に位置させる(図13(c)
参照)。このとき、図9に示すようにθテーブル4の吸
引部12と、第3の長板とは、表示パネル10によって
連結されている。このためθテーブル4を矢印N方向へ
移動させると、第3の長板44も表示パネル10と一緒
にN方向へ水平移動する。
【0047】次に、第1のフィルムキャリヤ74aの打
抜き方法を説明する。図1および図5において、第1の
供給リール72a、第1の巻取りリール73a、スプロ
ケット87が矢印方向に回転することにより、第1のフ
ィルムキャリヤ74aは上型58aの下方へ導出され
る。このとき、第1の下型59aはガイドレール60a
に沿ってスライドし、上型58aの直下の打抜きステー
ションbに位置している(図6鎖線参照)。次に第1の
シリンダ57aが作動すると、第1の上型58aは下降
し、第1の上型58aと第1の下型59aによりフィル
ムキャリヤ74aは打抜かれる。
【0048】次に第1のシリンダ57aのロッドは引き
込んで第1の上型58aは上方へ退去し、また第1の供
給リール72aやスプロケット87が回転することによ
り、第1のフィルムキャリヤ74aは1ピッチ送られ
て、ボックス69の内部に回収される。また第1の下型
59aは、フィルムキャリヤ74aから打抜かれた第1
のデバイスP1を載せたまま、ガイドレール60aに沿
って図1および図6において実線に示すピックアップス
テーションaまで移動する。図14はこのときの平面図
を示している。このとき、図1に示すモータMX2が駆
動することにより、ターンテーブル80はX方向に移動
し、第1のアーム82の先端部の第1のノズル84は、
第1の下型59aの上方、すなわち図6および図14に
示す位置で予め待機している。
【0049】次に図6を参照しながら説明したように、
シリンダ161のロッド162が突出することにより、
ピン165は下型59a上の第1のデバイスP1を下方
から突き上げ、第1のノズル84はこの第1のデバイス
P1を真空吸着してピックアップする。
【0050】次に、図14において、ターンテーブル8
0は矢印方向に180°水平回転し、第1のノズル84
に真空吸着した第1のデバイスP1を表示パネル10の
長辺の電極30aの上方へ移動させる(図3参照)。な
お本実施例では、ノズル84,85をターンテーブル8
0に保持させて、ターンテーブル80を回転させること
により、デバイスP1,P2をピックアップステーショ
ンbからボンディングステーションcへ移動させている
が、ターンテーブル80に替えて、ノズル84,85を
直線移動するテーブルに保持させて、ノズル84,85
を直線移動させることにより、デバイスP1,P2をピ
ックアップステーションeからボンディングステーショ
ンcへ移動させてもよい。
【0051】次に、第1のノズル84に真空吸着された
第1のデバイスP1を、表示パネル10の電極30aに
ボンディングする方法を図15、図16、図17を参照
しながら説明する。図15〜図17は一連の動作を示す
ものである。
【0052】図15(a)は、第1の下型59a上の第
1のデバイスP1をピックアップして、第1のアーム8
2が180°回転し、第1のノズル84に真空吸着され
た第1のデバイスP1のアウターリードLが、第1のカ
メラ121と第2のカメラ122の鏡筒141の窓部1
45の直上に位置している状態を示している。ここで,
同図において鎖線で示すように、押圧子109を下降さ
せてアウターリードLを電極30aに押し付け、第1の
カメラ121と第2のカメラ122により、アウターリ
ードLと電極30aを観察する。図12(a)に示すよ
うに、アウターリードLの左端部は第1のカメラ121
の視野Aに取り込まれる。また右端部は第2のカメラ1
22の視野Bに取り込まれる。図12(b),(c)
は、視野A,Bの視野図であり、アウターリードLと電
極30aのX方向、Y方向、θ方向の位置ずれΔX、Δ
Y、Δθが検出される。検出された位置ずれΔX、Δ
Y、Δθは次のようにして補正する。
【0053】図15(b)に示すように、図示しない昇
降手段によりアーム82を上昇させ、アーム82に内蔵
された回転手段としてのモータ82aによりノズル84
をわずかにθ方向に回転させることにより、θ方向の位
置ずれΔθを補正する。またその状態でモータMX1,
MY1(図1)を駆動して表示パネル10をX方向やY
方向に移動させることにより、X方向の位置ずれΔXと
Y方向の位置ずれΔYを補正する。
【0054】このようにして位置ずれΔX、ΔY、Δθ
を補正したならば、第1のノズル84を下降させてアウ
ターリードLを表示パネル10の電極30aに着地さ
せ、続いて押圧子109を下降させて、アウターリード
L1を電極30aに押し付けてアウターリードLの変形
を矯正する(図16(a)参照)。この状態で、アウタ
ーリードLと電極30aが合致しているか否かを第1の
カメラ121と第2のカメラ122により検出する。こ
の検出方法は、図12に示した方法と同じである。そし
てアウターリードLと電極30aの位置ずれが許容値以
内であれば、そのまま熱圧着子111を下降させてアウ
ターリードLを電極30aに押し付けてボンディングす
る(図16(a)鎖線参照)。
【0055】ところで、アウターリードボンディングに
おいては、要求されるX方向(アウターリードLの並列
方向)の精度は、Y方向やθ方向の精度よりもきわめて
厳しい。そこでアウターリードLと電極30aのX方向
の位置ずれΔxが許容値以上の場合は、次のようにして
再度この位置ずれΔxを補正する。すなわち図16
(b)に示すように、モータMXa(図2)を駆動して
図3のプレート21aを押し上げることにより、ポール
26aを上昇させ、第1の長板28でデバイスP1を押
し上げる。そこでモータMX1を駆動して表示パネル1
0をX方向へ移動させ、位置ずれΔxを補正する。次に
第1の長板28を元の高さに下降させてアウターリード
Lと電極30aを重ね、次に熱圧着子111を下降させ
てアウターリードLを電極30aにボンディングする
(図17参照)。このボンディングは次のようにして行
われる。すなわち、モータ99aによりボールねじ93
を回転させてナット94、ブラケット97、熱圧着子1
11を所定の速度パターンに従って下降させる。熱圧着
子111がアウターリードに着地すると、熱圧着子11
1とブラケット97の下降は停止するが、ナット94
は、さらに下降する。この状態でシリンダ101が発生
するボンディング荷重は、ロッド102、ブラケット9
7、熱圧着子111を介してアウターリードLに加えら
れる。このようにして、表示パネル10の長辺の1個目
のボンディング位置10Lに第1のデバイスP1をボン
ディングしたならば、次に図1においてXテーブル2の
モータMX1を駆動することにより、表示パネル10を
ボンディング位置10Lのピッチ分だけX方向に移動さ
せ、先にボンディングされた第1のデバイスP1の隣り
のボンディング位置10Lに次の第1のデバイスP1を
ボンディングする。このように図15〜図17に示す一
連の動作を繰り返すことにより、表示パネル10の長辺
の各ボンディング位置10Lに第1のデバイスP1を次
々にボンディングする。この場合、第3の長板44によ
って表示パネル10の長辺の複数のボンディング位置1
0Lを下方から支持しているので、従来のように1個の
デバイスをボンディングするたびに第3の長板44を下
降させる必要がなく、その分ボンディング作業を連続し
て高速に行なうことができる。
【0056】表示パネル10の長辺の電極30aに第1
のデバイスP1をボンディングしたならば、次に短辺の
電極30bに第2のデバイスP2をボンディングする。
図18は、表示パネル10の短辺の電極30bに第2の
デバイスP2のアウターリードLをボンディングしてい
る様子を示している。この場合、第3の長板44の吸引
孔45による真空吸着状態を解除して、第3の長板44
を下降させ、その後図2に示すθテーブル4で表示パネ
ル10を90°水平回転させて、図19(b)に示すよ
うに表示パネル10の短辺を第3の長板44上方へ移動
させる。またモータMY1を駆動して、短辺を第3の長
板44から所定長さd2だけ突出させ、再度第3の長板
44を上昇させて、吸引孔45により真空吸着して固定
する。またモータMX2を駆動してターンテーブル80
をX方向(右方向)に移動させ、第2のアーム83の先
端部の第2のノズル85を第2の下型59bの上方に位
置させる。図10のモータ129を駆動して、2つの窓
部145をアウターリードLの両側部の下方に位置させ
る。
【0057】第2のデバイスP2を表示パネル10の短
辺にボンディングする方法は、第1のデバイスP1を表
示パネル10の長辺にボンディングする方法と同じであ
るので、その説明は省略する。表示パネル10の長辺と
短辺に第1のデバイスP1と第2のデバイスP2がすべ
てボンディングされたならば、θテーブル4(図2)の
吸引孔13および第3の長板44の吸引孔45による表
示パネル10の真空吸着状態を解除し、図示しない移載
装置によって表示パネル10をθテーブル4から取り除
く。そして次に新たな表示パネル10をθテーブル4上
に載置し、この表示パネル10に上述した方法と同じ方
法により第1のデバイスP1と第2のデバイスP2をボ
ンディングする。
【0058】このように表示パネル10の中央部をθテ
ーブル4で支持すると共に、θテーブル4と第3の長板
44との水平方向の距離をモータMY1にて変更するこ
とにより表示パネルの長辺と短辺上のボンディング位置
へのデバイスP1,P2のボンディング作業を自動的に
行なうことができる。
【0059】次に、本発明の第二実施例について説明す
る。図20は本発明の第二実施例におけるデバイスのボ
ンディング装置のACFをボンディング中の部分断面
図、図21は同デバイスのボンディング装置のフリップ
チップをボンディング中の要部断面図である。まず図2
0に示すように、ノズル200にACF(異方性導電シ
ート)201を真空吸着し、表示パネル10の下板10
a長辺の電極30aに貼着する。このとき、第3の長板
44で下板10aの辺部を下方から支持しておく。次に
θテーブル4を駆動して表示パネル10を90°回転さ
せ、同様にして下板10aの短辺の辺部を第3の長板4
4で下方から支持し、その電極30b上にACF201
を貼着する。
【0060】このようにしてACF201を貼着したな
らば、次にこのACF201上にデバイスとしてのフリ
ップチップをボンディングする。図21はフリップチッ
プをボンディングしている様子を示している。図示する
ようにフリップチップ202をコレット203に真空吸
着し、ACF201上にボンディングする。この場合、
図21に示すように第1のカメラ121または第2のカ
メラ122によりフリップチップ202の下面に形成さ
れたバンプ(電極)と下板10aの長辺の電極30aを
観察し、その観察結果に基づいてバンプと電極30aを
位置合わせしたうえで、フリップチップ202をACF
201にボンディングする。勿論この場合も、第3の長
板44により下板10aの辺部近くを下方から支持して
おく。
【0061】次にθテーブル4を駆動して表示パネル1
0を90°回転させ、同様にして短辺の電極30b上に
貼着されたACF201上にフリップチップをボンディ
ングする。なおフリップチップをボンディングする場合
は、カメラは1台でよく、また図3に示す第1のヘッド
91aや第2のヘッド91bは不要である。このように
TAB法で製造されたデバイスだけでなく、フリップチ
ップをボンディングするボンディング装置にも応用でき
る。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
バイスを表示パネルに高精度・高速度でボンディングす
ることができる。
【0063】
【0064】
【0065】
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例におけるデバイスのボンデ
ィング装置の全体斜視図
【図2】本発明の第一実施例におけるデバイスのボンデ
ィング装置の表示パネルの移動機構の斜視図
【図3】本発明の第一実施例におけるデバイスのボンデ
ィング装置のボンディングステーションの断面図
【図4】本発明の第一実施例におけるデバイスのボンデ
ィング装置のポールの昇降機構の断面図
【図5】本発明の第一実施例におけるデバイスのボンデ
ィング装置の第1の供給部の正面図
【図6】本発明の第一実施例におけるデバイスのボンデ
ィング装置の第1のデバイスをピックアップ中の断面図
【図7】本発明の第一実施例におけるデバイスのボンデ
ィング装置の第1のヘッドの斜視図
【図8】本発明の第一実施例におけるデバイスのボンデ
ィング装置の第1のヘッドの断面図
【図9】本発明の第一実施例におけるデバイスのボンデ
ィング装置のボンディング中の要部斜視図
【図10】本発明の第一実施例におけるデバイスのボン
ディング装置の観察装置の斜視図
【図11】本発明の第一実施例におけるデバイスのボン
ディング装置の観察装置の断面図
【図12】(a)本発明の第一実施例におけるデバイス
のボンディング装置による観察中の第1のデバイスの平
面図 (b)本発明の第一実施例におけるデバイスのボンディ
ング装置の第1のカメラの視野図 (c)本発明の第一実施例におけるデバイスのボンディ
ング装置の第2のカメラの視野図
【図13】(a)本発明の第一実施例におけるデバイス
のボンディング装置の表示パネルの位置決め機構の断面
図 (b)本発明の第一実施例におけるデバイスのボンディ
ング装置の表示パネルの位置決め機構の断面図 (c)本発明の第一実施例におけるデバイスのボンディ
ング装置の表示パネルの位置決め機構の断面図
【図14】本発明の第一実施例におけるデバイスのボン
ディング装置の概略平面図
【図15】(a)本発明の第一実施例におけるデバイス
のボンディング装置の第1のデバイスを表示パネルにボ
ンディング中の断面図 (b)本発明の第一実施例におけるデバイスのボンディ
ング装置の第1のデバイスを表示パネルにボンディング
中の断面図
【図16】(a)本発明の第一実施例におけるデバイス
のボンディング装置の第1のデバイスを表示パネルにボ
ンディング中の断面図 (b)本発明の第一実施例におけるデバイスのボンディ
ング装置の第1のデバイスを表示パネルにボンディング
中の断面図
【図17】本発明の第一実施例におけるデバイスのボン
ディング装置の第1のデバイスを表示パネルにボンディ
ング中の断面図
【図18】本発明の第一実施例におけるデバイスのボン
ディング装置の概略平面図
【図19】(a)本発明の第一実施例におけるデバイス
のボンディング装置の表示パネルと第3の長板の平面図 (b)本発明の第一実施例におけるデバイスのボンディ
ング装置の表示パネルと第3の長板の平面図
【図20】本発明の第二実施例におけるデバイスのボン
ディング装置のACFをボンディング中の部分断面図
【図21】本発明の第二実施例におけるデバイスのボン
ディング装置のフリップチップをボンディング中の要部
断面図
【符号の説明】
1 移動手段 2 Xテーブル装置 3 Yテーブル装置 4 θテーブル装置(第1の支持部) 10 表示パネル 30a 電極 30b 電極 44 第3の長板(第2の支持部) 55a 第1の切断装置 55b 第2の切断装置 58a 第1の上型 58b 第2の上型 59a 第1の下型 59b 第2の下型 70a 第1の供給部 70b 第2の供給部 74a 第1のフィルムキャリヤ 74b 第2のフィルムキャリヤ 80 ターンテーブル 82a モータ(回転手段) 84 第1のノズル 85 第2のノズル 91a 第1のヘッド 91b 第2のヘッド 111 熱圧着子 120 観察装置 201 ACF(デバイス) 202 フリップチップ(デバイス) P1 第1のデバイス P2 第2のデバイス L アウターリード

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示パネルを下方から支持する第1の支持
    部と、前記表示パネルの辺部を露呈させてデバイスのボ
    ンディング位置を下方から支持する第2の支持部と、こ
    の第2の支持部で前記表示パネルの辺部を支持した状態
    で、前記露呈した前記表示パネルの辺部を下方から観察
    する観察装置と、前記観察装置により検出された前記表
    示パネルの電極とデバイスのアウターリードの位置ずれ
    に基づいてデバイスのアウターリードと前記表示パネル
    の辺部に形成された電極を位置合わせする位置合わせ手
    段と、位置合わせされた前記アウターリードを前記電極
    に押し付けてボンディングするボンディング手段とを備
    、また前記観察装置が2個のカラメを備え、これらの
    カメラの各々の視野により2箇所を同時に観察すること
    を特徴とするデバイスのボンディング装置。
  2. 【請求項2】前記視野と視野の間隔の大きさを調整する
    間隔調整手段を備えたことを特徴とする請求項記載の
    デバイスのボンディング装置。
  3. 【請求項3】前記観察装置により検出された前記表示パ
    ネルの電極と前記デバイスのアウターリードの位置ずれ
    を補正するために、前記表示パネルを前記デバイスに対
    して相対的に水平移動させる移動手段と、前記デバイス
    を真空吸着するノズルを水平回転させる回転手段を備え
    たことを特徴とする請求項記載のデバイスのボンディ
    ング装置。
  4. 【請求項4】前記移動手段が、前記表示パネルをX方
    向、Y方向、θ方向に移動させるXテーブル装置、Yテ
    ーブル装置、θテーブル装置であることを特徴とする請
    求項記載のデバイスのボンディング装置。
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